二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


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Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.354 )
日時: 2010/11/20 16:14
名前: 美菜 (ID: k7TBKGCR)

第五十五話 天秤に掛けたような。






「あーあ、有望だったのにな。シナモンチャン♪」

「百蘭様。ご機嫌ですね。」

「え〜そうかな?だって、癒姫チャンとシナモンチャンを本当に・・・。」



ダダッ



「百蘭様!シナモンが生きているとの情報が・・・!!」

「何だって?!そんな・・・・シナモンが生きてる訳・・・・・。まさか、癒姫チャン・・?」

「いえ。情報によれば・・・川平不動産の主の息子です。消息を絶っていたのですが、急に現れたそうです。」

「そうか・・・川平不動産の・・・。分かった。報告ありがとう。」

「はっ。では、私達は・・・。」



ドカッ




「ふふふっ・・・可哀想だね。チェルベッロもさ・・・。」





はぁ・・・はぁ・・・・



「シナモン!大丈夫だった?!」

「ツナ・・・私は・・・良い・・から・・・・。」

「・・・って事は、誰か一緒に居た人が居るのか?」

「うん・・・・・癒姫・・が・・・・。」



キュィィ・・



「分かった。行って来る。」



シュゥゥゥン



「ツナ・・・頑張れ・・・。」





「あれ〜?人が倒れてる気がすんのは気のせいか?獄寺。」

「あ?こんな真っ昼間から喧嘩なんかやる馬鹿居るか?!」

「え〜?でも見間違いじゃ無いと思うんだけどな・・・?」

「・・・・・山本。もしかしてお前が言ってんのってアイツか?」

「あぁ、そうだぜ?」

「・・・確かに人だな。助けに行くか。」



ザシュッ・・・



「な・・・!!」

「何してんだ・・・?!」



二人が驚くのも無理は無い。


何故なら、百蘭が癒姫に何かを振りかけているのだ。



二人が呆気に取られている間に、癒姫は蘇って来たのだ。

そう、生き返ったのだ。


だが、生き返ったばかりの魂ではこの大き過ぎる体は非常に重く感じる物だ。

だからか分からないが、転んで立って・・・また転んで。と繰り返している。


「癒姫チャン♪次は失敗しないでね♪」


「・・・・はい・・・・・百蘭様・・・。」


そうか細く答える彼女の背中は、とても狭いものに感じられた。

『次に失敗したら。』


その言葉だけが、彼女を苦しめているのだった。



キュィィィン



「ツナ!?」

「十代目?!何をしていらっしゃるんだ?」



ガシッ




「癒姫・・・。お前は、魂を抜かれたんだろう?」

「・・・沢田・・綱吉・・・。」

「だったら来るんだ!百蘭はお前を捨て駒としか考えていない!!」



バシッ



「嫌・・・私は・・・百蘭様だけ・・・。」

「良く言ったよ。癒姫チャン♪そうだよ。人のファミリーの人間を勧誘する気かい?君のファミリーはそんなに弱いのかな?」

「いや、違う。」






キュィィィィィン






「俺が決める事だ。それに癒姫は今、ヴィンディチェに囚われている筈だ。だから、これは幻覚の癒姫だ!!」




パリィィィィィン・・・・




癒姫だった物が、炎となって空へ消えていった。

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.355 )
日時: 2010/11/20 16:16
名前: 美菜 (ID: k7TBKGCR)

え?!参照1000突破だと?!

わ〜〜〜!!!遂に参照1000突破した〜〜!!!
何となく願望だったんだよね〜!!1000って!!!

よし、お祝い小説書いてくるか☆

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.356 )
日時: 2010/11/20 18:32
名前: 美菜 (ID: k7TBKGCR)

番外編(シリーズ編?) 幼少期。


最初に

えっと、この編は何かお祝い事がある時には美菜の妄S・・・いや、空想を書いて行きたいと思ってます☆
もしかしたら原作に出てきたのと違ったりするかも知れませんが、その時は原作元でこっちは別の日って思ってください♪←おい

では、おKな方のみ参照1000突破のお祝いから見てってください。
最初はツナで☆

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.357 )
日時: 2010/11/20 18:56
名前: 美菜 (ID: k7TBKGCR)

番外編 ツナの幼少期。




ボッ・・・


九代目が杖に炎を灯す。

俺は一回見ると、九代目から杖を取り直ぐに死ぬ気の炎を灯してみた。

こんな事位出来なくてどうする?


九代目は笑って、先程と比べ物にならない位の死ぬ気の炎を杖の先に灯した。

本当にお爺ちゃんかよ。

ご老体に負担が掛かるぞ〜。


なんて言ってても・・・正直俺でも出来るか心配になってきた。

そんな事は微塵も見せず、堂々と杖を取る俺。


覚悟だ。覚悟。



ボォッ・・・



出来た。



まぁ、あれだな。俺に出来ない事は無い。ってヤツだ。


その時、ザンザスが現れた。

屋敷から急に・・・やっぱりむっすーっとした顔してるな。


ただ、まだ子供だからか可愛げはあったが。


九代目が俺をザンザスに預ける。まぁ何時もの事だ。


それにザンザスも笑って答える。

・・・九代目とザンザスが居なくなった時に散々文句言ってるのを知らずにな。


そして、ザンザスが手を差し伸べて来る。


・・・でも行き先はどうせ決まってる。近くの公園だろ?




そこで・・・何故かふっと途切れている幼い頃の記憶。

あぁ・・・またあの夢見てたのか・・・。


しかも、丑三つ時だな。


毎回そうだ。



何時も、丑三つ時に魘されて起きる。


しかも、毎回そこで記憶は途切れている。


・・・・途切れた後の記憶には何が在ったんだ?

それとも、記憶が元々無いのか・・・?


少年はそんな在りえない考えを消すように頭を振った。


いや、そんな事ある訳無い。

あったとしたら、もっと残酷な今が待っている筈だ・・・・。



でも、信じて良いかな?


途切れた記憶は、楽しかった記憶なのだという事。


それを覚えて居てくれた人が誰か・・・一人でも良いから誰か居る事。


それと・・・運命は優しい事。



神も仏もサンタも信じなくなった俺だけど、その事は何時までも信じて良い?

良い答えを待ち望んで。



それ位・・・許されても良いんじゃないか?





後日・・・その少年が当時と同じ笑みをしていた事は言うまでも無いだろう。

無知で無垢で・・・純粋な子供のような笑みを。



『そうか、途切れた記憶には・・・・———————————だったんだね。』

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.358 )
日時: 2010/11/21 14:16
名前: 美菜 (ID: 0fWfwKh9)

第五十六話 閉ざされた心にある物は・・・?





「じゃあ・・・本当に幻術だったの?ボクの癒姫チャンは・・・。」

《そうよ。私がそんなに簡単に罠に嵌る訳無いじゃない。》

「そうか・・・そういえばそうだね。君は本当に・・・君の通り名『舞姫』のように罠を抜けたんだね・・・?」


《そうよ?当たり前じゃない。》


「・・・・だったら余計・・・・・余計、君が欲しくなるよ。ねぇ、取引しない?」

《取引?・・・言って。》

「ちょっと待て百蘭。癒姫をもっと危険な目に合わせるのか?それだったら俺を倒してからにしろ。」

「嫌だなぁ。別に危険な目に合わせようって訳じゃ無いよ。ただ、ボクの手駒になって欲しいだけ♪」

《それならば嫌だ。》

「・・・そう・・・か。だったら、覚えといてよ。後悔するから・・・。」

《後悔などしない。何故なら過去は過ぎ去った事だけらだ。》

「へぇ・・・本当にしないんだ。分かった。じゃあ代わりに・・・・。」

「百蘭・・・何をする気だ?」

「綱吉クンの守護者であるシナモンチャンを頂戴?」

「嫌だ。」


「だったら、争奪戦で綱吉クンは負けてしまうけど良いの?」


「良くねぇ!!!」



その掛け声と同時に空からダイナマイトが降って来た。

いや、橋の上からばら撒かれた・・・と言った方が正しいだろう。


「十代目はザンザスを倒してボンゴレを継ぐお方だ!!絶対に負けさせはしない!!」

「あぁ、そうなのな☆」


「獄寺くんに山本?!」

「おう、ツナ。大丈夫だったか?」


ダンッ



二人は橋から飛び降り、見事土手に着地した。

ツナは百蘭と癒姫だけだったので、素の自分で居たが、獄寺と山本が来たのでそうは行かない。

すぐさま言葉使いを改めた。


「ねぇ、勇者の真似事のつもりかい?でも、ボクがルールなんだ。・・・邪魔させはしない。」

「いや、絶対に邪魔してみせる。十代目こそがボンゴレを継ぐお方だからな!!」

「へぇ・・・やけに自信たっぷりだね。そんなに尊敬に値する人物かい?綱吉クンは。」

「あぁ・・・お前みてぇなヤローは十代目の良さを分かれねぇんだ。」

「そう?ボクが分かれない人間?・・・それは違うよ、隼人クン?ボクは・・・。」


「何だ?」


「ボクは自分より下の人間の良さなんて、これっぽっちも分かりたく無いのさ。綱吉クンはボクより下だからね。」

「・・・そんな事、ある筈ねぇんだよ!!」



ドカン・・・・



彼のダイナマイトが爆発した刹那・・・。



百蘭の体は・・・宙に浮いていた。


正確に言うと、翼が生えて居た。


つまり、飛んだ訳である。



「な・・・羽根が生えて・・・。」

「どうなってんだ?」


「知りたい?・・・なら教えてあげる。ボクは人間じゃ無い・・・神だからだよ!!」






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