二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


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Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.404 )
日時: 2011/01/01 14:23
名前: 桃香 (ID: ZgrHCz15)

第五十六話 溢れ返った、心の中は・・・・。





「ホントの私は・・・ここよ!!!」


シュッ


目にも見えない程の素早さで移動し、陽炎を惑わす。

それは、客席に居た守護者達ですら見えず、呆然と立ち尽くすばかりである。


「確かに見えないな。この素早さを良くこんな短時間で身に付け、戦闘に生かせたな・・・と、言いたい所だが。」



ドゴッ



「うぅっ・・・どうして・・・当たった・・・の・・・?」

「『どうして』・・・?・・・簡単な話さ。的の範囲を広げれば良い。このグラウンド全体に攻撃すれば良いのさ。」

「そ・・うだったのね・・・納得の行く答えが貰えて良かった。・・・次は、この弱点を克服すれば良いだけなんだから。」

「そう簡単に避けれると思うなよ。・・・当たらなかったら、もっと遠くまで攻撃すりゃ良いだけの話だしな。」

「それは・・・・どうかしら?」




シュッ



「な・・・ッ・・・どこ行きやがった?!まさか・・・・。」




「今、やっと分かったぞ。」

「え?何がですか?リボーンさん」

「・・・死ぬ気丸ってのは、小言弾のちょい死ぬ気度が落ちたバージョンだろ?・・・って事は、ツナで言う超直感みたいなのが目覚める筈だ。」

「沢田殿の・・・超直感みたいな物が・・・ですか?」

「ま、そんなのが目覚めたらこの戦い、一気に勝てるかもな。」

「それが何なのかを考えてたんだ。・・・・やっと分かったぞ。」

「で、でもリボーン殿!シナモン殿はボンゴレじゃ無いですよ?!」

「あぁ、そうだぞ。・・・ただ、ボンゴレよりもちょっと下だが、有名なファミリーの出だと思うぞ。」

「ボンゴレよりもちょっと下・・・ですか?一体何処なんスか?」

「・・・・今は言えねぇ。但しシナモンがその力を使ったら教えてやる。」

「わ・・・分かりました・・・。」


「・・・リボーン殿、単刀直入に聞きます。シナモン殿のさっきの技・・・。いえ、さっきのシナモン殿の、あの動きは一体・・。・・・・その、シナモン殿の力なんでしょうか?」

「あんなのはほんの一部でしかねーぞ。アイツの力はそれだけじゃねー筈だ。・・・・それに、シナモンは・・・・・。」



ザシュッ





陽炎の斧だ。

何時の間にか、何本かに増えている。



「くらえ!」




空間を裂く様な音がしたと思った途端、シナモンは宙に浮かび上がった。



「フン・・・そんなんじゃオレの斧はかわせねーぜ。・・・・今度こそお前の終わりだ。」




そう陽炎が呟いた瞬間。


シナモンが消えたのだ。


いや、正確には宙に浮いたシナモンが『何か』に入ってしまう様に消えたのである。


「あれ・・・?シナモン殿は・・・何を・・・?」


「ん〜?何か分かんねーけどあの穴入ったみてーだぜ?」

「野球バカ・・・確かにそうだとすれば、シナモンは・・・・。」




シュッ



一瞬、穴に消えたと思ったシナモンはまた別の場所から出て来たのである。

一瞬の出来事だった為、ランボ等には見えて無いみたいだったが、それでも・・・だった。



『瞬間移動』する様に、移動したのである。



「・・・貴様、その能力を何処で身に付けた?」

「身に付けたんじゃなくって、元々身に付いてたの。」

「そーかい。だからさっき、完璧に傷一つ付ける事無くかわしたんだな?」

「そう。・・・・貴方はそれだけで疲労しているようね、陽炎。一発撃つごとに貴方はとんでもない程の死ぬ気の炎を消費する・・・って事で良い?」

「・・・・・あぁ、そうだ。しかし、お前みてーな奴にかわされるとはな・・・。」

「残念だった?」

「いいや、寧ろお前を見直した。」

「そう、私はこれだけの瞬間移動を簡単にやってみせた。後十回は簡単に出来る。・・・・負けを認めてくれる?陽炎」


「いいや、お前がオレを倒すまでだ。それは決まりだろ?」

「・・・そうね。」




ドォォォン




「リボーンさんに教えて貰った、帝黎瞑藤流、・・・・一の型。」



シナモンは後ろを振り向かずに言った。

涙を見られないように。

それと、情けを掛けない様に・・・・と。



「これは頂いて行く。・・・・気の、・・・ハーフボンゴレリングは・・・・・。」




チャリ・・・・




「やりました!!シナモン殿!!勝ちましたね!!」

「ありがとう、バジル・・・。」

「如何したんですか?シナモン殿。」

「おい、顔色悪ぃぜ。一回顔洗って来いよ。」

「分かった。・・・・バジル、獄寺さん、ちょっと失礼します・・・・。」

「あぁ・・・・。」




「どうして、獄寺殿は・・・?」

「んなの、目の前で初めて人殺されて、しかも殺したのは自分だぞ?!何回も経験してたら大丈夫だけどな、初めてだろ?・・・・多分だがな。」

「・・・初めてだと思います。シナモン殿は、拙者と会うまで武器も握らず、戦闘など一回もした事が無かったと言ったのです。・・・・・日常で人が目の前で殺されるなどあり得ませんので、多分、初めてでしょう。」

「だったら、泣いたって良いだろーが。・・・・自分に後悔と罪悪感が残ってるだけまだマシだからな。」

「?・・・それは、どういう事ですか・・・?」

「何の躊躇も無く、行き成り大量暗殺とかやる奴らは後悔も罪悪感もねーんだよ。あるのは最高の至福だけだと言いやがる。・・・・ヴァリアーみてーなヤローの事だけどな。」

「そうですね、そう考えたらそうかも知れません。」

「だったら大人しく待ってれば良いじゃねーか。それで気持ちがスッキリしたら、仲間と会って思いっきり笑え。・・・・その為に仲間は居る。」

「獄寺殿・・・。」

「良いか!!これだけは忘れるなよ!10代目やその守護者は、決して私利私欲の為に人殺しはしねぇ。守るべき物や守るべき人や、仲間の為に戦うんだ!!それを忘れた奴はさっき言ったみたいな殺人マシーンだぜ。」


そう言うと、獄寺はタバコに火をつけた。

それは、暗くなってしまった廊下を少し照らし、二人の暗い表情を少し映し出していた。

「っでも勘違いすんじゃねーぞ!!シナモンは人数合わせで、元々はボンゴレ門外顧問なんだからな!!今だけ仲間にしてやるって事だ!!」


そう言い残すと外に出て行った。


バジルは急に寂しくなって窓を見ると、薄く映し出された自分の顔が何だか情けなく思ってしまう。


守れるのか、・・・・これで・・・と。

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.405 )
日時: 2010/12/31 22:10
名前: 涙水 (ID: u9X0wFGj)

こんにちはーっ!

ハロウィン企画の15話まで読み終わりました!
どの話もとっても面白かったです(*^^)v

本編も気になるところですが、私が一番好きな話は闇夜ちゃんと雲雀さんがタッグをくんでる番外編ですね!!
美菜さん改め桃香さんは、いくつものお話を掛け持ちできてすごいと思いますっ。
私ならこんがらがっちゃう……。

まだ最新の話に追い付いていない私ですが、更新頑張ってくださいね!


Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.406 )
日時: 2011/01/02 13:45
名前: 桃香 (ID: zphvk9oo)

五十六話の保留、外しました。
昨日ね。(笑)
ただ、報告?が出来なかったんで・・・。

一応裏話と言っては何ですが、獄寺のあのセリフは、リボーンに言わせようか迷ってましたが、バジルとの会話が書いてて面白くなってしまい、結局獄寺に言わせてしまいました・・・。

コメ返し☆

−涙水さん−

ハロウィン、15話まで行ったんですか?!
何か最新の話にどんどん追いついて来てますね。
ウチも更新急ごう!!とか思ったりします!
面白いですか?!ありがとう御座います!

番外編の方が好きですか?
まぁそれでも、番外編の方がちゃんとストーリー考えてたり・・・。
本編は実は、超簡単にしか考えてませんので・・・。
番外編の方は、ちゃんと考えて、下書きして、パソコンに移してますんで。
幾つもの話ですか・・・・?
そこまで多くは無いと思いますが、・・・まぁ、多いの・・・かな?
・・・・ただ、本編の方が行き詰った時に主にやってるんですけどね。

最新の話まで頑張って下さいね〜!!
ただ、その時までウチが書いてるかどうか・・・かもしれませんけども・・・。

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー【明けましておめでとう☆】 ( No.407 )
日時: 2011/01/02 19:23
名前: 桃香 (ID: A68kpmlz)

第五十七話 悪夢は続き、苦しめる。




「バジル・・・待っててくれたんだ。ありがと。」

「シナモン殿・・・大丈夫ですか?」

「うん、平気。・・・・ただ、陽炎は・・・。」

「陽炎殿は、逃げました。・・・・そう、リボーンさんが仰っておりました。」

「リボーンさんが・・・?・・・・そっか、じゃあ逃げたんだ。」



それは嘘だった。

陽炎は、死んだ訳でも無いが、このままでは死んでしまうだろう。

だから、それを気にしない様に、あえて皆に嘘を付けと言ったのだった。


「だから、心配は無用です。・・・あ、沢田殿が来ましたよ。」

「あ、ツナ!バジルも行こう!」


「シナモン!!大丈夫だった?・・・怪我とかしてない?」

「平気。こんなの修行よりは全然痛くないし、大丈夫。」

「そっか。良かった〜〜!!!」

「沢田殿、ヴァリアーはもう帰ったんですか?」

「うん・・・陽炎とレイピアを置いてさ。」

「「置いて?!」」

「そう、シナモンに負けたからって理由だってさ。全く、ヒドい話だよね〜〜・・・・。」

「あの・・・助けてあげないの?」

「う〜ん・・・そうしたいんだけど、相手はヴァリアーだし・・・シナモンを本気で殺そうとしてたし・・・・」

「私は助けたい。陽炎も、闇夜に出て来て貰って、・・・・過去の事を知りたい。・・・レイピアも、私の修行に協力して貰いたい。」

「そうです!シナモン殿!!闇夜殿に過去を聞いて、早く記憶を取り戻しましょう!!!」

「そっか・・・!闇夜と戦った時に『私と一緒に作った技じゃない!!』言ってたって言ってたもんね。過去の事を今一番知る人じゃない?」

「うん!・・・・でも、・・・・ツナの家は・・・・。」

「えぇ?!オレん家?!・・・いや・・・流石にこれ以上は、母さんも許してくれないと思う・・・。」

「ですよね。・・・今だって拙者にシナモン殿、ビアンキ殿にランボ殿、イーピン殿にリボーンさんがいらっしゃいますし・・・。」

「どう考えても、絶対オレん家、広く無いから!!」

「そっか・・・・じゃあ、どうすれば・・・?」



「10代目!!俺ん家良いですよ!」

「えぇ?!獄寺君家?!」

「そう言えば・・・見た事無い・・・。」

「拙者もです。一体、どんな家に暮らしているんでしょうか・・・?」

「そーいやー俺の家って誰も見た事ねーのか・・・?10代目はありますよね?」

「いや・・・実は俺も・・・無いんだけど・・・・・。」

「そ、そうっスか?!」

「うん・・・。」

「でも、拙者、気になります!!」

「私も!!」

「し、しょうがねーな・・・。」

「ただ、獄寺殿はお金はあるのでしょうか・・・?」

「げ!!・・・・今週、バイトしねーとヤベーんだった・・・。」

「だったらオレん家来いよ。親父も働くんなら良いって言ってくれるんだぜ?」

「そっかぁ!山本ん家は寿司屋だから、手伝えば良いんだ!!」





「まだまだ余裕って感じよね・・・。ただ、ヴァリアーも、・・・・次からは本気でかかって来るんじゃないかしら・・・?」


コツン・・・・



「所詮、大人と子供よ。勝てる訳無いわ・・・。」





Re: 【リボーン!】運命のソーサリー【明けましておめでとう☆】 ( No.408 )
日時: 2011/01/03 14:21
名前: 桃香 (ID: Xj/tkMJo)

第五十八話 キミは、応答くれないですね。




「誰か・・・居た?」


微かな気配を感じ取ったシナモンが呟いた。



「シナモンも感じたか?」

「リボーンさんもですか?・・・じゃあ・・・。」

「あぁ、そうかもな。・・・・・それより、お前、・・・ツナとの修行が終わったらお前の修行も見てやる、裏山に来い。」

「は、はい!・・・でも、どうして・・・?」

「お前、心配なんだろ?自分が誰かを守る為にヴァリアーの前に飛び出すか。・・・・だったら、見なくても良い様にオレが修行させてやる。」

「ありがとう御座います・・・!でも、どうして分かったんですか?」

「オレを誰だと思ってる。読心術も使えるんだぞ。」

「そうなんですか・・・。」





「おはよう、ツナ。」

「あ、おはよう、シナモン。」

「今日も修行?・・・・大丈夫?」

「うん、大丈夫。・・・あの後、今日の守護者戦は晴だって言われたけど・・・聞いてた?」

「あ、そうなんだ。聞いて無かった、・・・ゴメンね」

「ううん、別に謝る事無いよ。ただ、居なかったから聞いてないかな〜って思って。」

「そっか、ありがと。」


「バジルは?」

「リボーンとの準備の為に、裏山に一足先に行ったよ。あ、シナモンも早く来いってさ」

「え?!・・・じゃあ、行って来る!!」

「あれ?ご飯食べたの?」

「え?とっくに食べたけど・・・?」

「・・・じゃあ、オレ、遅かったんだ・・・。」

「じゃあ行って来ま〜す!!!」



バタンッ




「行ってらっしゃ〜い・・・オレも急いで準備しよ。」






「ゴメン!!遅くって!!」

「あ、シナモン殿。大丈夫です。今日は、沢田殿とのスパーリングだそうですから。拙者の。」

「へ〜頑張ってね!・・・でも、何で?」

「気のコントロールですよ、シナモン殿。」

「・・・私、やってるかな・・・?」

「え、え〜っと・・・拙者に聞かれても・・・。」


「シナモンもやってねーぞ」

「リボーンさん?!・・・そっか、じゃあ、昨日のはまぐれって事か・・・。」

「あぁ、すっげぇ偶然が積み重なったまぐれだ」

「リ、リボーンさん!!・・・・シナモン殿は昨日の戦いで疲れていらっしゃいますのに、まだ修行させる気ですか?!」

「あぁ、・・・・大空戦では、どの守護者よりも先ず気の守護者が一番重要なんだぞ。」

「気の守護者が・・・?」


「って事は・・・私、責任重大?!・・・そ、そんな〜〜!!」

「あぁ、お前がどう出るかで勝負・・・いや、大空以外のリングの移動が随分変わるぞ。・・・XANXUSはそれを分かっているのか・・・?」

「さぁ・・・・?」







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