二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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レッドレイヴン 〜Cat End〜
日時: 2012/03/29 16:53
名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)

 初めまして!黒簾香菜と申します。


 ちゃんと書けるかは分かりませんが、頑張ってみます。



 注意

・荒らしはしないでください。
・キャラ崩壊するかもしれません。
・もしも気に入ってくれましたら、感想を貰えると有難いです

  以上です!

 この他にも、「小説家になろう」という所で小説を書いています。そちらも見ていただけると嬉しいです。

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Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.92 )
日時: 2012/06/11 10:39
名前: 黒猫 (ID: 0/Gr9X75)

 すごく綺麗な描写ですね。
 続きが気になります。応援しますので、頑張ってください!

Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.93 )
日時: 2012/06/11 17:27
名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)

 黒猫さん、お褒めの言葉有難うございます!
この描写は色々な意味で苦労しました。後でどうここをからめていこうかな?と・・・
次からはファシンダファミリーの終わりとバジルの話。

Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.94 )
日時: 2012/06/11 22:11
名前: 黒猫 (ID: 0/Gr9X75)

 次が楽しみです!!
 僕、香菜さんのファンなので続き頑張ってもらいたいです!
 明日発売されるガンガン、楽しみですね

Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.95 )
日時: 2012/06/13 04:36
名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)

 黒猫さん、ファンだなんてそんな・・!
嬉しいです♪&私も黒猫さんのファンです!

 お互いに更新がんばりましょう!

 昨日発売されたガンガン、早速買っちゃいました。さすが藤本先生は絵がお上手で。カラーイラストをはじめの十分間くらい凝視してました♪
今から続きが楽しみです!

Re: レッドレイヴン 〜Cat End〜 ( No.96 )
日時: 2012/06/28 05:41
名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)

 忌々しそうに床に倒れこむ人々を侮蔑の眼差しで見て、バジルは視線を二人に移した。

「・・・・“猫”?」

 答えるように、猫は彼を睨みつける。

「・・・と、アンディか。久しぶりだな」

 窓の外にある目的地・倉庫を一瞥し、アンディは武器を構え直す。こんな所でぐずぐずしている暇はない。

「ああ、別に今回はやり合うために来たわけじゃない。取引の交渉に来ただけなんだが・・・・・」

 そう言うと、彼はレッドレイヴンのマークが付いた赤い服を着ている二人を眺めた。

「・・・この分だと、もうここに用は無いな」

   『 何が言いたい? 』

「ファシンダファミリーはもう終末を迎えているってことだ。そんな事も分からないのか?ポンコツ」

 ピクリ と猫は反応した。肩が大きく動き、武器である斧をきつく握りしめる。少し長い黒髪の隙間から覗く目は、捕獲者のように爛々と輝いていた。

   『 ・・・何だと? 』

「力のコントロールも出来ないようなポンコツは、やっぱり頭も悪いんだなって言いたいんだよ」

 そんな猫を、バジルが茶化す。

 窓ガラスが震え、不気味な音を立てた。猫の殺気で建物全体が悲鳴を上げる。

「・・・成程?」

 くっくっと、愉快そうに笑う猫。その口が大きく開き、一瞬のうちに爆笑へと変わっていた。 

「ふ、ふふふふ・・・・あっはははあははあははあははははははははは!!!」

 妖艶な笑みがこぼれた。赤い唇を舐め、相手を小馬鹿にするように髪を掻き上げる。

 それは、猫ではなく。

「“鬼”・・・?」

「そんなことにも気づかないのか?愚か者が」

 大量の殺気をまとった、鬼であった。


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