二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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設定集&小話
日時: 2014/04/22 23:12
名前: MAHOKO ◆lcN4ygzIuM (ID: MHTXF2/b)

作者が取り扱っているキャラ及び世界観の設定集です。一部勝手なオリジナル設定も有ったりします。キャラは勝手に増えたりします。

遊戯王モンスター>>1-5

ポップンキャラ>>6-10

任天堂キャラ>>35-36

パワプロキャラ>>93-94

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Re: 設定集&小話 ( No.140 )
日時: 2014/09/02 19:43
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: woIwgEBx)

〜コメント返し〜

YUMAさん
ピクシブでもコメントありがとうございました。遺跡はようやくデコヒが解禁出来たとこで、今は海神目指してポップンと弍寺を中心にやってると言った感じです。

アユカさん
レンタル許可ありがとうございます。結果的にはあんまり出番がなくて申し訳ありませんが・・・。DVD送りますね。

八雲さん
例のごとく極卒くんが反応して、ジャックに叱られると言うパターンが来ましたね(むしろそれが面白いと言うのは内緒)。短編は見ました。なかなかコメント出来ずにすみません・・・。

桜さん
レンタルの件は感謝します。案の定ユーリ・王ドラ・メタナイトがマジギレしましたね。DVD送るのでそちらのギャグカオス大好物組のメンバー達で見てください。

Re: 設定集&小話 ( No.141 )
日時: 2014/09/02 19:47
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: woIwgEBx)

クロスオーバーでまあるいケーキの歌

うちが扱うジャンルのキャラ達でケーキの歌をやってみました。元ネタはまどマギの叛逆の物語のワンシーンから。元ネタとオリジナル要素(と言うか大部分がオリジナル)が色々と混ざってます。

ある日のおやつの時間、作者世界の多くのキャラ達が秘密道具のグルメテーブルかけの上に座っていた。

その場にいる全員「ケーキ、ケーキ、まあるいケーキ、 まあるいケーキはだあれ?」

ニャミ以外全員「ケーキはニャミ(ちゃん)?」

ニャミ「ちーがーう。あたしは私はラズベリー!まあるいケーキはあ・か・い。ケーキはパワプロくん?」

パワプロくん「ちーがーう。俺はイチゴ。とっても柔くて甘い夢。ケーキは遊戯くん?」

遊戯「ちーがーう。僕はカスタード。ふわふわ膨らむ不思議な夢。ケーキはパステルくん?」

パステルくん「ちーがーう。僕はモンブラン。僕が見るのはキラキラ溢れるそんな夢。ケーキはレイシスちゃん?」

レイシス「違いマス。私はかぼちゃ。まあるいケーキは甘いデス。ケーキは烈サン?」

烈「ちーがーう。俺はレモン。甘くてちょっぴりすっぱい味。ケーキは慶次?」

猛田「ちーがーう。俺はバナナ。ふっくらケーキは夢の味。ケーキはしんのすけ?」

しんのすけ「違うゾ。オラは・・・チョコ。今日はなんだかそんな気分。ケーキはマリオのおじさん?」

マリオ「ちーがーう。俺はさつまいも。食欲そそる秋の味。ケーキはピカチュウ?」

ピカチュウ「違いまチュ。僕はチーズ。まあるいケーキはこーろがる。ケーキはのび太くん?」

のび太「ちーがーう。僕はホットケーキ。それは平べったくて、ふわっふわ。ケーキはしずかちゃん?」

しずかちゃん「ちーがーう。私はカップケーキ。カップの中には素敵が色々詰まってる。ケーキは緋浮美さん?」

緋浮美「違うどす。私は抹茶。私のケーキは苦くて甘いそんな味。ケーキは進さん?」

進「違います。僕はロールケーキ。甘い魅惑が僕を誘う。ケーキはネネちゃん?」

ネネちゃん「ちーがーう。あたしはにんじん。ウサギがぴょんぴょん跳ね回る。ケーキは王ドラ?」

王ドラ「違います。私はオレンジ。ついでに紅茶もいただきましょう。ケーキは銀時さん?」

銀時「あー。違う違う。俺は桃。ピーチパイはお袋の味。ケーキはビュティ?」

ビュティ「ちーがーう。私はりんご。まあるいケーキはべべが好き。ケーキは杏子さん?」

杏子「ちーがーう。あたしは、さくらんぼ。ぎっしり詰まった甘い夢。ケーキはルイージ?」

ルイージ「ちーがーう。僕はメロン。メロンが割れたら甘い夢 。」

全員「今夜のお夢は苦い夢。お皿の上には猫の夢。丸々太って召し上がれー!」

(ボンッ)

突然グルメテーブルかけからメンバー達が歌った通りのケーキが出てきた。

全員「いただきまーす。」

各々が頼んだケーキを食べ、和やかな雰囲気が漂っていた。

バカゴン2匹「はい、はい、(パン!)はい、はい、(パン!)はいはいはいはいはいはいはい!(パン!×7)」←しっぽタンバリンしながら登場

ニャミ「あたし達のスイーツタイムを裸族技で台無しにしないでよ!コスプレ乱舞ー!」

烈「氷は火に弱いんだよな?運命浄化ファイヤー!」

パワプロくん「お前らは空気読めー!クリムゾンサンダー!」

猛田「しんのすけやのび太達がいる前で何やらかしてんだー!メガトンハンマー!」

マリオ「和やかな雰囲気をぶち壊すなー!マリオファイナル!」

ルイージ「君達のせいで気絶した人が続出したんだけど、どうしてくれる?ネガティブゾーン!」

ピカチュウ「氷に相性いい技は・・・アイアンテール!」

王ドラ「覚悟はよろしいですか?アチョー!」

銀時「さーて、洞爺湖で思いっきりこいつら斬り裂いてやろうかー。」

闇遊戯「相棒や杏子を気絶させた罪は重いぜ?オシリス!サンダーフォース!」

バカゴン2匹「ギャー!これだけのために出てきたなんてあんまりじゃー!」

お粗末様でした。

今後書く予定のネタ

『八雲さんとのコラボ依頼』
八雲さんの世界で起こっているHEROモンスター達の暴走を食い止める話。遊戯王メンバーが中心。

『りゅーとさんのコラボ話』
りゅーとさんのWSTに所属する黒バスメンバーがうちのWSTに所属するパワプロメンバーに戦闘コーチをする話。最後は・・・。

『烈と猛田の話』
いつもは仲がいいはずの烈と猛田が大げんかしてしまう話。

『ある殿様からの依頼』
とある国の殿様からお姫様救出の依頼の話。

色んなジャンルの話を書きたいのにどうもパワプロキャラ関連の話ばかり思い浮かぶ現象が・・・。もちろん逃走中の方もちゃんと進めます。ちゃんと進めます。大事な事なので2回言いました。

『クイズ』
元ネタ通りに歌ったキャラは誰でしょう?当たっても何もありませんが暇つぶし程度に。

Re: 設定集&小話 ( No.142 )
日時: 2015/01/23 22:51
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: lU2b9h8R)

遊園地デート

りゅーとさんのつぎドカ!で料理対決の際に優勝特典でもらったチケットで氷海と神高がデートする話です。そのためまずはりゅーとさんの『つぎドカ!で料理対決』シリーズを読んでから見る事をおすすめします。実はこの話描いてた傍、烈と猛田のR-18ネタをこっそり書いていたと言うのは内緒の話。

氷海「もうすぐ待ち合わせの時間ね。」

某日のポップン公園。日中は子供達の笑い声が響いている賑やかな場所だ。そんな中、中央にある噴水広場に氷を司る生徒会長の姿があった。理由はデートの待ち合わせ。その相手は・・・。

神高「お待たせ、氷海。待った?」

氷海「いいえ。私も今来たばかりよ。」

神高「じゃあ、行こうか。」

自称アンドロメダの※伏龍こと神高龍。もちろん擬人化した姿になっている。メンツが揃ったところで早速2人は目的地に向かうのだが、その様子を伺う謎の人物がいた。

※池の中にひそみ昇天の時機を待っている龍、世間に知られていないすぐれた人物の例え。ちなみに本人はその意味を理解していない。

風雅「鈴花・・・本当にやるのか・・・?」

鈴花「何言ってるのよ!熱い恋があるところには真っ先に駆けつける、それが私の人情なんだから!」

烈「だからって俺達まで巻き込まなくていいだろ。」

聖「鈴花の恋話好きには困ったものだな・・・。」

猛田「まさか俺まで連れて来られるなんて思ってもなかったッス。」

東條コジローモード「仕方あるまい。俺自身あいつが何をやらかすか分からない以上、心配だからな。」

覗き見していた人物の正体はデートの様子を心配してやって来た他のつぎドカルテットとそのパートナー。そんな事を知らない氷海と神高の2人は早速遊園地行きのバスに乗る。

鈴花「あっ、バスに乗ってくみたいよ。」

風雅「僕達も後を追わなきゃいけないけど、一緒のバスに乗ったらバレちゃうよ!」

烈「かくなる上は・・・ヘイ!タクシー!」

2人がバスに乗ったのに対して追跡組はバレないようにとタクシーを使う。運転手はこう思っただろう。『ポップン学園の学生3人が変わった形の人形を抱いて乗ってきた。』と。そんな中、デート組はバス内でこんな会話を交わす。

氷海「久しぶりね。こうやって出かけるの。」

神高「そう・・・だね。うちの学校もまた次の大会に向けて練習が厳しくなってきたから。」

氷海「まさか私が優勝するとは思わなかったけど、今日は思いっきり楽しみましょう。」

そうしている内にバスは無事遊園地に到着した。彼らが降りて中に入ったのを見計らい、追跡組3人もタクシーから降りて遊園地に入る。

烈「チケット学生3人お願いしまーす。」

鈴花「えっとー、最近お腹が太り気味で・・・。」

風雅「ただいまダイエット中です。」

受付「はあ・・・。」

猛田達の普段の姿がパワ体で尚且つサイズが小さいのをいい事に3人は彼らを服の中に入れて入場料をごまかした。どうにかチケットを入手し、中に入ると一斉に合図する。

烈「慶次、もういいぜ。」

猛田「ぷはっ!うぅー、苦しかったッス。」

東條コジローモード「こんな手段を取るなら人形のフリをしていた方がまだ良かったですよ。」

聖「良いのか・・・?お金をごまかして・・・。」

烈「ばっ、バレなきゃ犯罪じゃねーんだよ。」

聖「言い訳をする人間に進歩はないぞ。」

烈「・・・!」

風雅「だな。」

鈴花「聖ちゃん、意外と鋭い事言うわね・・・。」

烈「お前らだって乗り気だったんだろうがー!」

最初に2人が向かったのは無料で開放されているスケートリンク。氷海は慣れているようだったが、神高は未経験なようで、彼女は1からコツを教える。

氷海「龍、スケート始めてなの?」

神高「まあね・・・。両親の影響でずっと、野球しかやってなかったから・・・。」

氷海「良かったら私が教えてあげるわ。」

スケート靴すら履いた事がない神高は氷海に支えられながらリンクを滑っていく。

神高「おっと。」

氷海「大丈夫?」

神高「ありがとう///。」

初めのうちはふらつき気味だったが、徐々にコツを掴んで行ったようで、すぐさま上達していた。

氷海「その調子よ。だいぶコツがつかめたみたいね。」

神高「氷海の説明が分かりやすかったからだよ。」

2人が滑る様子は外部からでもはっきり見えていて、見物組は彼らから気づかれない程度の距離で様子を見守る。

烈「すっかりいい雰囲気だな。」

猛田「烈ー。俺にもアメリカンドッグくれッスー。」

烈「わーってるって。」

鈴花「なかなかいい感じじゃない?」

猛田「俺、パワプロ2013の芸農大附属のかけもち部活がアイスホッケー部だからスケートは慣れてるッス。」

烈「ふぅーん、小次郎や聖は何やってんだ?」

東條コジローモード「僕は和太鼓部ですね。」

聖「私は茶道部だ。」

風雅「聖ちゃんは分かるけど、小次郎くんが和太鼓って・・・。人は見かけに寄らないものだね。」

ある程度の時間滑った2人はリンクを後にして、今度はこの遊園地の有名アトラクションである氷の城の方に向かった。

鈴花「またどこかに行くみたいだよ。」

烈「急いで追いかけっぞ!」

(区決まります)

Re: 設定集&小話 ( No.143 )
日時: 2015/01/23 22:56
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: lU2b9h8R)

東條コジローモード「お2人はあのアトラクションに入って行きましたよ。」

風雅「期間限定アトラクション、フローズンキャッスル。氷海が一番楽しみにしてたところだ。」

このアトラクションもまた受付の者がいて、見物組はまた猛田達3人を服の内部に入れて隠す。

烈&風雅&鈴花「いやー、最近太り気味で。」

猛田&東條&聖「いい加減にしろ・・・!」

隠れている間は息苦しいのか、猛田達はどこか不機嫌な様子。一方、デート組の2人は全てが氷で出来た城に魅了されていた。

神高「これが全部、氷で出来てるなんてまるでアナ雪の世界にいるみたい。」

氷海「龍の世界は非現実的要素とは無縁だから驚くのも無理はないわね。」

神高「初めてポップン界に来た時よりは慣れたけどさ。今でも、僕が氷海と同じ力を宿していた事が信じられないよ。」

2人は氷のシャンデリアがある大広間に来ていた。そこで彼らはかつての自分達について少し語る。

氷海「思えば、あなたを初めて見た時、まるで過去の私を見ている気がしたの。昔はなかなか自分の気持ちを表に出せなくて、周りからよく避けられていたわ。でも、烈達と出会って、一緒に絡むようになってから私も少しずつ変わっていけたの。そんな時、龍に会って・・・。感情が乏しい龍の姿を見てたら、あの頃の自分を思い出したの。うまく伝わらないかもしれないけど、今なら言えるわ。あなたに会えて本当によかったって。」

神高「確かに僕も、君に会うまでは恋した事もなかったし、ずっと両親の言いなりで生きていた。だけど、烈達との触れ合いで少しずつ変わっていく氷海の姿を見てたら、僕も自分らしく生きなきゃダメだなって感じたんだ。だから、氷海には感謝してるよ。」

氷海「龍///。」

互いの思いを明かした2人はカップル用のまじないスポットの存在に気づき、そこに行ってみる事にする。

氷海「ねえ、あっちで恋のおまじないのスペースがあるわよ。良かったらやらない?」

神高「いいね。」

そのまじないの内容は、台に置いてある大きめのハート型の氷に2人で触れて祈る事。本来氷を素手で触ると、冷たく感じるのだが、彼らが氷を司る者同士だからかそれを全く感じていなかった。

氷海「不思議・・・。氷は本当なら冷たいはずなのに、私達自身が氷を司る力があるからか、ちっとも冷たく感じないわ。」

神高「本当だ。僕も全然冷たさを感じないよ。」

烈「ハートの氷か・・・。俺も触ってみてーな。」

鈴花「烈くんが触ったら溶けちゃうじゃない!カップルのための大事なまじない道具を台無しにしないの!」

烈「ちぇっ。」

まじないを終えた2人はまたこの場を後にして行った。

聖「アトラクションを出るみたいだぞ。」

風雅「急げ!」

その後も2人はプリクラを撮ったり、UFOキャッチャーでパステルくんの特大ぬいぐるみを取ったり、カップル専用の大盛りパフェを仲良くシェアしたり、多くのアトラクションを周ったりしていた。

※少しの間ダイジェストでお送りします

氷海「パステルくんの特大ぬいぐるみだわ!」

神高「取るかい?」

氷海「本当に?ありがとう!」

神高「プリクラあるけど、やる?」

氷海「ええ。いいわ。」

神高「意外と大きいね、このカップルパフェ・・・。」

氷海「冷たいデザートは大好きだから私は嬉しいわ。」

風雅「鈴花・・・まだいるの・・・?」

鈴花「何よ!風雅くんは氷海ちゃんが心配じゃないの!?」

風雅「確かにそうだけど・・・。」

烈「あいつら、今度は観覧車に向かってったぜ。」

デート組は楽しんでいるのに対して追跡組はアトラクションに乗るつもりもなく、ただ2人の後を追うばかりで、一部はさすがに疲れが溜まっていた。今度は観覧車に向かうらしく、これまで通りに追いかけるのだが、そこにある黒い影が忍び寄っていた・・・。

???「忌々しい・・・。なんだ、この忌々しいムードは・・・。」

そうつぶやきながら謎の人物は遊園地を見渡す。辺りをよく見ると、周りは神高と氷海のみならず、様々なカップル達もまたこの場所を訪れていた。そんな中で、謎の人物は特に幸せそうにしてると解釈した神高と氷海に狙いを定める。

???「あの2人からは特に幸せそうなオーラを感じる・・・。手始めにあいつらを始末するか・・・!」

氷海と神高に謎の影が忍び寄っている事に気が付いた猛田は真っ先に声をあげる。

猛田「烈!大変ッス!変な奴が氷海さんと神高を狙ってるッス!」

烈「何!?」

猛田の忠告を聞いた他の追跡組のメンバー達は皆驚く。すると、風雅が茂みに向かってヨーヨーを投げた。

風雅「そこにいるのは誰だ!」

(ビュン)

ヨーヨーは標的の腕に見事に絡み、謎の人物は正体を現す。

(区切ります)

Re: 設定集&小話 ( No.144 )
日時: 2015/01/23 23:03
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: lU2b9h8R)

???「お初にお目にかかるな。俺はゲルド。ダークスの1人だ。」

東條コジローモード「お前もダークスのメンバーだったのか!?」

その人物とはまた新たに出てきたダークスメンバーの1人だった。追跡組は彼が氷海と神高を狙う理由を問い詰める。

風雅「氷海と龍くんを狙うなんてどういうつもりだ!」

ゲルド「俺はリア充な奴らが大嫌いなんだよ!だから、色んなカップルの中でひときわ幸せそうなオーラ放ってるあいつらを恐怖のどん底に突き落としてやる!」

彼は恋愛に対してどうも否定的な立場を取っているようで、氷海と神高を狙うのも、ただリア充がウザいからと言う何とも言えない理由だった。これに恋話好きな鈴花が真っ向から非難する。

鈴花「恋する乙女の邪魔をするなんて、あなたは全女性の敵よ!」

猛田「WSTの出動ッスか?よっしゃー!」

東條コジローモード「お前は本当に緊張感がない奴だ・・・。」

聖「私には何の事かよく分からないが・・・海水浴のアレと何か関係があるのか・・・?」

このままでは2人の命が危ないとパワプロキャラ3人は戦うために擬人化形態になる。

ゲルド「言っておくが、俺はその辺の雑魚とは違うからな!」

魔物「グオオ!」

ゲルドは魔物を呼び出し、追跡組は戦闘体勢に入る。

烈「バカにすんな!煌!灼熱の裁き!」

風雅「春風ブローインウィンド!」

鈴花「デートの邪魔はさせないんだから!リアライズメイズ!」

猛田「一仕事行くぜ!スイングソニック!」

東條(東條モード)「仕方ない奴だ。シューティングストーム!」

聖「とにかく、今は戦うしかなさそうだな。セントアロー!」

相手は6人が一斉に技を放った技を受けてもなおまだ戦える状態にある。実はこの場に現れる前に多くの来客のエナジーを吸い取っていたため凶暴化しているのだ。

魔物「ググ。」

烈「こいつ、意外とタフだな。」

ゲルド「ふっ、さてと、俺は今のうちにあいつらを。」

鈴花「だめ!氷海ちゃん!龍くん!」

猛田「早くなんとかしねーと、氷海さん達が・・・!」

追跡組の相手を魔物に任せ、ゲルドは先を急ぐ。その頃、観覧車に向かっていたデート組は周りに多くの人々が倒れていた事態に驚く。

神高「これは!人がいっぱい倒れてる!?」

氷海「龍!危ない!」

突然、氷海が何かの気配を察して神高を押し倒した。その瞬間、何やら巨大な腕に掴まれてしまう。

神高「氷海!」

氷海「あなたは一体・・・?」

絶体絶命の危機。一方の追跡組はなかなか敵を倒せず参っていた。

烈「あいつらは大丈夫なのか・・・?」

風雅「・・・!小次郎くん!あの時みたいに僕に力を貸してくれ!」

東條(東條モード)「分かった!」

普通に戦っては時間がかかると判断した風雅は東條に※逃走中の戦闘ミッションの時と同じように力を貸すよう頼む。東條はすぐさま承諾し、2人は翠緑のラピスの輝きの輝きに導かれ、お互い手を握り合って、顔を近づける。

※逃走中〜セブンスパーダ帝国を救え〜の『遺跡で謎解き!』を参照

風雅「ハイパワー・コズミックハリケーン!」

威力が格段に増した風雅の技を受け、魔物は一気に弱った。追跡組は止めを刺す体勢に入る。

風雅「よし、大きなダメージを与えられたみたいだ。」

鈴花「恋する女の子の邪魔した罪は重いわよ!恋閃繚乱!」

烈「鈴花こえー。とにかく、決めるぞ!運命浄化!」

猛田「よっぽど鈴花さんの怒りに触れたんスね・・・。メガトンハンマー!」

聖「無駄口を叩いている場合ではないだろ。セントアロー!」

(ドカーン)

撃退は成功し、パワプロキャラ3人は元の姿に戻る。

猛田「やったッス。」

東條コジローモード「さあ、早く氷海さんを追いかけましょう!」

烈&風雅&鈴花「小次郎くん切り替え早っ!」

道を塞いでいた物はどうにか撤去し、追跡組は2人の安否を確認するために先を急ぐ。

一方、氷海は魔物の重圧に苦しみ、残された神高はどうしたら良いか分からず、呆然としていた。

氷海「あなたはなぜこんな事を・・・。」

ゲルド「俺は恋愛が大っ嫌いだ。特にお前らはむちゃくちゃ幸せそうなオーラ放っててイラつくんだよ!」

氷海「それだけの理由であなたはたくさんの人を苦しめたの・・・!?」

身動きが取れない氷海は言葉を発する事しか出来ない。そんな中、神高は拳をギュッと強く握りしめて軽蔑したような目でゲルドを睨む。

(ギロッ)

ゲルド「お前・・・誰に向かってそんな目をしている?」

神高「僕は・・・氷海に会うまでは、恋なんて一度もした事なかった・・・。ずっと両親の言いなりで育った僕には嬉しいとか、楽しいとか・・・そんなプラスの感情表現がよく分からなかったけど、今は違う。恋をしてみて、僕は自分らしくいる事の良さを知る事が出来た・・・。だから、楽しい時間を自分の好きな人と一緒に過ごす、そんな大切な瞬間を踏みにじった君を・・・僕は絶対に許さない!」

(ピカー)

今まで情動に乏しかった神高は初めて相手に『許せない』と言う感情をぶつける。それに答えるかのように氷海のラピスが強い輝きを放った。

ゲルド「何!?」

氷海「私のラピスが!」

ラピスの眩しさに魔物は掴んでいた手を離す。氷海は胸に手を当てて、今の状態を感じ取った。

氷海「(不思議・・・。龍の力が私の元に流れて来るのを感じるわ・・・。)龍!お願い!私に力を貸して!」

彼女の呼びかけに神高は強く頷き、彼は氷海の手を握りしめる。

(ギュッ)

神高の力を受け取った氷海は渾身の力を振り絞って技を放つ。

氷海「ハイパワー・スノープリズム!」

ゲルド「くっ、覚えていろ!」

(ビュン)

強力な力に恐れをなしたのか、ゲルドは逃げ出した。その様子は後を追いかけて来た追跡組の目にも止まる。

風雅「なんて力だ・・・!」

鈴花「氷海ちゃんもパワーアップ出来たんだ。いいなー。」

聖「東條と神高に出来たと言う事は、私にも鈴花をパワーアップさせる事が可能なのだろうか・・・?」

鈴花「大丈夫、私達もきっと出来るようになれるわ。」

烈「風雅の次は氷海かよ・・・!俺達だって負けてらんねーな、慶次!」

猛田「もちろんッス!俺は絶対に烈をパワーアップさせてみせるッス!」

(区切ります)


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