二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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設定集&小話
日時: 2014/04/22 23:12
名前: MAHOKO ◆lcN4ygzIuM (ID: MHTXF2/b)

作者が取り扱っているキャラ及び世界観の設定集です。一部勝手なオリジナル設定も有ったりします。キャラは勝手に増えたりします。

遊戯王モンスター>>1-5

ポップンキャラ>>6-10

任天堂キャラ>>35-36

パワプロキャラ>>93-94

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Re: 設定集&小話 ( No.185 )
日時: 2015/04/01 08:34
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: /uGlMfie)

パワプロキャラでプリキュアパロ

一旦料理対決を一休みして気分転換にパワプロキャラでプリキュアのパロディです。何気に女装してますので注意。思えば料理対決その1のあの前書きは前触れだったのかなと。最後の質問も良かったらどうぞ。


設定
小波パワプロ/キュアパワフル
パワフル高校に通う高校2年生。偶然出会った喋る犬、ガンダーによって最初に伝説の戦士、パワキュアとして覚醒した。明るく活発で頑張り屋さん。困っている人や動物を見ると放って置けなかったりする優しい性格な一方で、ちょっぴりスケベな一面も。不屈の戦士、キュアパワフルに変身する。属性は光。
「今日も張り切って戦っちゃいますか!」

猛田慶次/キュアメンタル
帝王実業高校に通う高校1年生。細かい事は気にしないお調子者で、豪快な生き方がモットー。実家は工務店を営んでいて、その影響で修理・工作・改造が得意。東條とはライバル関係でありながらお互い信頼しあっている。精神の戦士、キュアメンタルに変身する。属性は炎。
「俺に任せとけって。」

友沢亮/キュアトリニティ
帝王実業に通う高校2年生。家が貧乏暮らしで、母は病気で入院していおり、その影響でいくつものバイトを掛け持ちしながら幼い弟と妹の面倒を見ている。しかし、パワキュアにって以降は一度の任務でバイト数回分の給料をもらえるためパワキュアの活動は割と乗り気。自身が合気道有段者のため肉弾戦にはかなり秀でている。キュアライジングこと守とは何かと張り合っている模様。技術の戦士、キュアトリニティに変身する。属性は雷。
「お前は少しは緊張感を持て。」

東條小次郎/キュアアーチ
パワフル高校の1年生で、パワプロの後輩。彼と出会った当初はあまりいい印象を持てなかったが、パワプロの優しさに触れて行くうちに少しずつ心を許すようになる。猛田とはライバル同士。普段は礼儀正しいが、戦うときは性格が変わる。TOJOインターナショナルの御曹司で、守と共にパワキュアの情報が外部に漏れないよう情報操作も行う。力の戦士、キュアアーチに変身する。属性は風。
「全く、先輩はすぐ無茶をするんですから・・・。」
「こんな程度か?この雑魚が。」

猪狩守/キュアライジング
あかつき大附属高校に通う高校2年生。素質のある人物を見つけては挑発して自分と対等に渡り合えるよう仕掛ける一方で、自身も影では努力を重ねる努力家。なかなか自分の気持ちに素直になれないツンデレ。彼の実家は猪狩コンツェルンと言う大企業で、東條と共にパワキュアの情報が外部に漏れないよう情報操作も行う。向上の戦士、キュアライジングに変身する。ところで、キュアパワフルことパワプロが危機に陥った場合に現れる事が多いのはなんでだろーなー(棒読み)。属性は水。
「これ位、天才の僕にかかれば楽勝だよ。」
「全く君は・・・!つい、助けたくなっちゃうじゃないか・・・!」

???/キュアドラグーン
圧倒的な戦闘能力を所有しており、5人のピンチに駆けつけては颯爽と去って行く正体不明の謎の戦士。キュアトリニティに目を付けているみたいだが・・・?属性は無。
「ようやく会えたね、キュアトリニティ♪」

ガンダー
パワプロ達5人をパワキュアに覚醒させたしゃべる犬。彼らをサポートするのが主な役割なのだが、なぜかキュアドラグーンの存在は知らなかった模様。
「みんな!変身だワン!」

※すでにパロディやってる人のやつと一部名前がかぶってますが、パクってる訳ではなく、キャラの都合上そうしただけです。

(次から本編)

Re: 設定集&小話 ( No.186 )
日時: 2015/04/01 08:37
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: /uGlMfie)

第1話:不屈の戦士、キュアパワフル誕生!

あらすじ:小波パワプロはパワフルタウンに暮らす、ごく普通の高校2年生。そんなある日しゃべる犬、ガンダーに出会って世界の運命を託される事に・・・。

パワプロ「やっべー!朝練に遅れるー!」

いつもの朝、寝坊して遅刻寸前のピンチにトーストを加えて学校に大急ぎで走って行くと言うよくありがちな光景。通学カバンを片手に練習用具を背負って学校に駆けて行く、彼の名は小波パワプロ。パワフル高校に通うごく普通の高校2年生だ。幼い頃から野球一筋で、将来の夢はプロ野球選手。そんな彼がこれから世界の未来を担う重要な任務を迫られる事になるのを誰も知るはずもない・・・。

パワプロ「あっ!犬が!危ない!」

先を急いでいたところ、車に轢かれそうな犬を発見し、パワプロはすぐさま道路に飛び出てその犬を抱いて道路端に即座に移動し、身をかがめる。

(ギュッ)

(キキー)

ぶつかる寸前で車は止まり、運転手は危うく人をはねかけるとこだったので、急に飛び出したパワプロを罵る。

運転手「気をつけろ!馬鹿野郎!轢き殺されたいのか!」

パワプロ「ごめんなさーい!」

一歩間違えば命が危なかったが、幸い助けた犬は無事で、彼は犬を安全なところに放してあげた。

パワプロ「もう大丈夫だよ。車には気をつけてね。じゃあな。」

(ダダダダ)

パワプロ「早くしないと朝練に遅れる!」

犬を助けたパワプロはすぐに学校の練習場に駆け出すが、この時彼は知らなかった。あの犬が後にパワプロに大きな運命を託す事に・・・。

放課後、パワプロはいつもの通り帰り道を歩く。

パワプロ「今日も終わったー!どうにか朝練も無事間に合ったし、帰りにハンバーガーでも食べて行こうかな・・・!って何だ!?あれ!」

突然、猫のような姿をしたモンスターに遭遇した。化け物のような相手にパワプロはただ驚く事しか出来ない。そんな時、朝パワプロが助けたあの犬が彼の元にやって来た。

ガンダー「ワンワン!間に合ったワン!」

パワプロ「お前は今朝の・・・って!犬がしゃべってるし!」

ガンダー「驚いている場合じゃないワン!君は選ばれた戦士なんだワン!これを腕にはめて早く変身するんだワン!」

パワプロ「もー!よく分かんないけど、やるしかねえ!」

目の前には敵、そして急に現れたのはしゃべる犬。更には変身して戦うよう言われ、パワプロはパニック状態に。だが、他にどうしようもないのでしゃべる犬に手渡されたピンク色の宝石が埋め込まれたブレスレットを手にはめ、その途端心に言葉が浮かんだ言葉を叫ぶ。

パワプロ「プレイボール!パワキュア!オペレーション!」

(ピカー)

パワプロの体はまばゆい光に包まれ、制服だった姿はリボンやフリルをあしらったような格好になり、本能のまま決め台詞を言ってポーズを取る。

パワプロ「どんな困難も乗り切る不屈の心!キュアパワフル!今日も張り切って戦っちゃいますか!・・・って、なんじゃこりゃ!この格好ー!」

ガンダー「やったワン!変身出来たワン!」

変身した後の姿に思わず驚いてしまうが、とにかく今は戦うしかないと、パワプロは変身で得た圧倒的な戦闘力を駆使して敵に戦いを挑む。

パワプロ「どりゃー!」

挌闘技である程度ダメージを与えた後は手に力を入れて、脳裏に浮かんだ技を叫ぶ。

パワプロ「パワキュア!フルパワーアタック!」

(ドーン)

敵は元のノラ猫の姿に戻り、今の状況を理解出来ないパワプロは膝から一気に崩れ落ちて、呆然としてしまう。

パワプロ「やったのか?」

ガンダー「大成功だワン!やっぱり、君にはパワキュアの素質があったんだワン!」

パワプロ「パッ・・・パワキュアって何だ?」

ガンダー「僕はガンダー。パワキュアをサポートする犬だワン。パワキュアは世界の平和を守る戦士なんだワン。と言う訳で、これからパワキュアとして世界の平和を守って欲しいんだワン。」

パワプロ「ええー!?」

敵を倒した次に言い渡されたのはパワキュアに変身して世界平和のために戦う事。ちょっとした出来事がきっかけで大きな使命を背負われる事になるとは。パワプロはただ混乱するしかないのだった・・・。

(区切ります)

Re: 設定集&小話 ( No.187 )
日時: 2015/04/01 08:40
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: /uGlMfie)

第2話:恐怖の練習試合!キュアメンタル誕生!

あらすじ:ガンダーによって伝説の戦士、パワキュアに覚醒したパワプロ。ガンダーによると、他に4人の仲間がいるらしい。そんなある日、パワフル高校と帝王実業高校が練習試合をする事になって・・・。

パワプロ「世界を守れと言われても、スケールがでかすぎてついていけないよ・・・。」

ガンダー「でも、大丈夫だワン。君にはあと4人の仲間がいるワン。仲間を早く探すんだワン。」

パワプロ「良かったー、俺1人じゃなくて。でも、一体どこにいるんだろー。」

急に世界の平和を守るための使命を課せられたパワプロ。ガンダーによればあと4人の仲間が存在しているらしく、とりあえず自分1人で戦う訳ではないとホッとする。そんなある日、彼が通うパワフル高校と別の地区にある帝王実業高校が練習試合をする事になった。そこは甲子園出場常連校として有名な学校である。

パワプロ「帝王実業に到着だ・・・。ここに仲間はいるのかな・・・って、仲間探しも大事だけど試合にも集中しなくちゃ・・・!」

東條コジローモード「先輩?さっきから何かぶつぶつ言ってますけど、どうかしたんですか?」

パワプロ「ううん、何でもないよ。」

ついつい試合よりも仲間探しの方を重点的に考えてしまい、何も事情を知らない後輩の東條は今の彼の様子を不思議に思っていた。そこに帝王実業の野球部員の1人、猛田がやって来る。実家の店名である『猛田工務店』と書かれたタオルを常に巻いていて、東條とはライバル同士だ。

猛田「東條!」

東條コジローモード「猛田か・・・。」

猛田「東條!今日の練習試合はぜってー勝つからな!」

東條コジローモード「お前は全く・・・。」

パワプロ「本当、相変わらずだなこの2人(あいつは仲間になってくれるのかな?)。」

出会う度に言い争いをしてしまう2人を微笑ましげに見つめるパワプロは今は仲間探しにも必死だからか、猛田がパワキュアになってくれるかどうかをつい考えてしまう。試合は引き分けに終わり、その後は帝王実業側の生徒が用具の片付けに取り掛かっていたのだがここである問題が起こった。なんと体育倉庫に敵が現れ、そこにある帝王実業の生徒がいたのだ。

猛田「なんだ!?あの化け物!?」

用具倉庫にいたのは猛田。そこにこっそりついてきたガンダーが声を上げる。

ガンダー「パワプロ!大変だワン!敵の気配がするワン!」

パワプロ「何だって!?」

敵の存在を知ったパワプロはすぐさま用具倉庫に駆け出すと、モンスターに襲われかけてる猛田の姿が見えた。

パワプロ「猛田が危ない!早く助けなきゃ!」

急いでキュアパワフルに変身し、猛田を襲おうとしている敵に飛び蹴りをかます。

猛田「・・・!」

パワプロ「猛田ー!」

(ゲシッ)

(スタッ)

間一髪を逃れた猛田は今のパワプロの姿に驚愕する。

猛田「パワプロさん!?その格好は・・・。」

パワプロ「後で説明するから、今はとにかく早く逃げ・・・どわあ!」

ガンダー「パワプロ!逃げてばかりじゃダメだワン!」

パワプロ「んな事言われても全然攻撃出来る隙がないんだよー!」

猛田「俺は一体どうすれば良いんだ?」

助けに来たは良かったものの、今度の敵はバッティングマシーンをモチーフにしていて、次々とボールを撃ってくる。よけるばかりのパワプロを見かねるガンダーだったが、近くにいた猛田を見た途端彼からある物を感じ取った。それはパワキュアの素質。

ガンダー「見つけたワン!君が2人目の仲間だワン!お願いだワン、パワキュアに変身してパワプロを助けるんだワン!」

曰く猛田にもパワキュアの素質があるようで、ガンダーは赤色の宝石がついたブレスレットを渡す。

猛田「よく分かんねーけどやってみるか。」

彼は興味本位で変身して決め台詞とポージングをやる。

猛田「プレイボール!パワキュア!オペレーション!」

(ピカー)

猛田「鋼のごとく硬い精神!キュアメンタル!カッチカチのこの心、砕けるものなら砕いてみやがれ!」

パワプロ「猛田が・・・2人目の仲間・・・?」

猛田「すげー、本当に変身した!」

自らがイメージしていた通りのヒーローに変身し、興奮する猛田。2人は早速息のあったコンビネーションで戦う。

パワプロ「はあー!」

猛田「喰らいやがれ!」

(バン)

ダメージ順調に与えられ、今度は猛田が止めをさす体勢に入る。

猛田「パワキュア!運命浄化の炎!」

(ドーン)

猛田の放った浄化の炎によって敵は元のバッティングマシーンに戻った。

パワプロ「やったー!すごいよ猛田!」

猛田「そんなにすごかったッスか?」

ガンダー「猛田、今日から君もパワキュアの1人だワン。一緒に世界の平和を守るんだワン。」

猛田「俺今日から正義の味方になったんスか!?すげー!今すぐみんなに自慢するッス!」

ガンダー「ダメだワン。パワキュアの正体は誰にも言っちゃダメだワン。」

猛田「ちぇっ、つまんねーの。」

パワプロ「まっ、まあ・・・これからよろしくな、猛田。」

2人目の仲間が見つかり、残りは3人。人数が増えて心強くはなったものの、お調子者な猛田の様子を見てむしろ不安を覚えるパワプロだった・・・。

(区切ります)

Re: 設定集&小話 ( No.188 )
日時: 2015/04/01 08:47
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: /uGlMfie)

第3話:期待の星?キュアトリニティ誕生!

あらすじ:練習試合後の騒動を薄々感ずいてる人物がいた。その人物はスカウトからプロ入りの期待が高まっている友沢亮。試合後に起こった不穏な騒動の正体を突き止めるために彼は後輩の猛田から事情を追求する・・・。

友沢「昨日、用具倉庫の方から何か地響きのような音が聞こえてきたような・・・。」

校舎の中を黙々と歩いているのは猛田と同じ帝王実業の生徒である友沢。彼は昨日の練習試合後の騒動に薄々気が付いているようだった。

友沢「そう言えばあの時、猛田が用具倉庫にいたな。話を聞いてみるか。」

その時、唯一その場にいた猛田に話を聞くために友沢は彼を呼び出した。

猛田「用具倉庫で何があったかッスか?えっと・・・。」

いきなり騒動の事を聞かれてしまい、戸惑う猛田。そこでガンダーの言葉を思い出す。

ガンダー「パワキュアの事は誰にも言っちゃダメだワン。」

パワキュアの事は誰にも知られてはいけない決まりであるためとりあえずごまかそうとする。

猛田「多分、地震かなんかじゃないッスかねー?」

友沢「だが、揺れていたのは用具倉庫付近の範囲だけだったし、数人の部員が不可思議な呻き声や爆発音も聞こえたと言っていた。それに、その時用具倉庫に行っていたのはお前しかいない。正直に答えてくれないか?」

猛田「えっと・・・。」

鋭い推理にごまかしが効かなくなってしまい、これでもかと彼は最終手段を取る。

猛田「ちょっとトイレ行ってくるッスー!」

友沢「おい!」

トイレに行くと言ってその場しのぎをする猛田の様子を見て友沢はある確信をする。

友沢「(絶対に何か隠しているな・・・。)」

その頃パワプロは昨日の騒動が誰かに知られていないかと不安になっていた。

パワプロ「とりあえず、仲間はあと3人いるとして・・・昨日の騒動が誰かに知られていないか不安だ・・・。変な事が起きないと良いんだけどな・・・。」

(めっちゃ中途半端ですが区切ります)

Re: 設定集&小話 ( No.189 )
日時: 2015/04/01 08:51
名前: MAHOKO ◆JnZiCl58gc (ID: /uGlMfie)

一方、猛田の方はパワキュアの情報が漏れそうなピンチに友沢に近づきづらいムードになっていた。

猛田「(ヤバい・・・。友沢さんがパワキュアの秘密を気づきかけてるせいで近づきづらい・・・。)」

友沢「(おかしい・・・。いつもは何かと突っかかってくるが、今日はなぜか避けてるな・・・。)」

授業が終わって練習に向かおうとしてる中、いつもは自分と勝負しろとしつこく突っかかる猛田がなぜか今日は距離をおこうとしている事に違和感を抱いていた。そんな時、猛田が敵の気配を察知し、またその場しのぎの言い訳をする。

友沢「どこに行くんだ?」

猛田「教室に忘れ物したから取りに行って来るッス。」

ごまかしやすい言葉を言い放つと、彼はすぐさま走っていく。すると、学校のランプがモンスターに変貌して暴れていた。

猛田「早く何とかしないとやばっ!」

猛田はすぐさまパワキュアに変身し、敵と戦い始め、ガンダーもそれを察知してパワプロに知らせる。

猛田「プレイボール!パワキュア!オペレーション!鋼のごとく硬い精神!キュアメンタル!カッチカチのこの心、砕けるものなら砕いてみやがれ!」

ガンダー「昨日パワプロが行った学校にまたモンスターが現れたワン!」

パワプロ「帝王実業に!?猛田が!」

ガンダーの知らせを聞いてパワプロもまたパワキュアに変身し、ガンダーと共に飛行能力を用いて帝王実業に向かう。

パワプロ「プレイボール!パワキュア!オペレーション!どんな困難も乗り切る不屈の心、キュアパワフル!今日も張り切って戦っちゃいますか!・・・って決めてる場合じゃねーよ!早くしないと猛田がー!」

その頃、猛田は懸命に敵に立ち向かってはいるものの、1人ではとてもではないが対処が出来ないでおり、ふとした隙を突かれて腕を縛られてしまった。

猛田「なんだよ、これ!全然外れねー!」

どんなに外そうと腕を動かしても、外れる気配はない。そこに変身したパワプロが合流し、彼の拘束を解く。

(ドーン)

パワプロ「猛田、大丈夫か?」

猛田「パワプロさん!来てくれてありがとッス!」

2人になったところでようやく少しは対処出来るようになったかと思いきや、敵はランプを強く光らせて彼らの目を眩ませる。

(ピカー)

パワプロ「眩しい!」

猛田「これじゃ目を開けないッス!」

あまりの眩しさに目を開く事が出来ない隙を狙い、敵は攻撃を仕掛けた。

パワプロ&猛田「わー!」

ガンダー「2人共!危ないワン!」

パワプロ&猛田「うぐぅ!」

ガンダー「キュアパワフル!キュアメンタル!」

最悪な事に怯んで動けないところに魔の手が忍び寄り、まとめて敵に拘束されてしまった。その頃忘れ物を取りに行った(表向き)っきり戻ってこない猛田を心配して友沢は様子を見にいく事を決める。

友沢「あいつ、遅いな。少し様子を見に行くか。」

ひとまず猛田を探す友沢だったが、彼がその道中で見たのは敵に拘束されているパワキュア姿のパワプロと猛田だった。

友沢「これは一体!?」

猛田「ゲッ!友沢さん!」

パワプロ「ヤバッ。」

友沢「お前ら何やってんだ?」

猛田「あのー、これには深い訳がー。」

パワプロ「うわーん!またばれたー!」

自分達のみっともない姿を見られて恥ずかしがるしかないパワプロと猛田。そこに友沢の存在に気付いたガンダーが彼の元にやって来る。

ガンダー「3人目の仲間だワン!」

そう言ってガンダーは黄色の宝石が埋め込まれたブレスレットを友沢に渡して変身するよう懇願した。

ガンダー「お願いだワン!これでパワキュアに変身して2人を助けるんだワン!」

友沢「(もしかして昨日の騒動の正体は・・・!)」

薄々感ずいていた昨日の騒動の正体が何となく分かった友沢。今は言われた通りにするしかないと彼はブレスレットをはめる。そして・・・。

友沢「プレイボール!パワキュア!オペレーション!」

(ピカー)

友沢「攻・走・守の心得!キュアトリニティ!3つの力で、お前の野望を打ち砕く!」

パワプロ「キュアトリニティ!?」

猛田「友沢さんもパワキュアだったんスか!?」

パワキュアに変身した友沢は体術で敵を攻撃する。元々合気道有段者で、武闘経験もあるためか慣れた動きで相手を翻弄し、2人を助け出す事に成功する。

(バーン)

パワプロ&猛田「よっしゃー!」

ガンダー「キュアトリニティ!必殺技で決めるんだワン!」

友沢「パワキュア!トリニティサンダー!」

(ドカーン)

友沢の放った雷は瞬く間に敵を粉砕した。

ガンダー「やったワンー!」

無事に事は収まり、友沢がパワキュアになった事で猛田は彼に今朝から避けていた理由と昨日の騒動の原因を話す。

友沢「なるほど、要するにこの事は誰にも話してはいけない決まりだからずっと隠していたのか。」

猛田「そうッスねー。でも、友沢さんもパワキュアになったから隠す必要はなくなったんスけど。」

パワプロ「バレそうになってたのかよ。まあ結果オーライにはなったか。」

ガンダー「残りはあと2人だワン。」

3人目のパワキュアが見つかり、残りはあと2人。果たして一体どこにいるのか・・・?

(区切ります)


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