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ダンガンロンパF 第1章 〜希望の知識と絶望の運命〜【完結】
日時: 2014/05/06 19:04
名前: ランスロット (ID: QNd6qtAW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=26534

どもです、はじめまして。ランスロットと申します。
この作品は、「ダンガンロンパ」のオリジナルシリーズとなります。
他の作者様方みたいに、「この小説」では超高校級の生徒達は募集いたしません。
この作品と「繋がりのある」シリーズを投稿した際に、募集をかけたいと思います。どうかご了承をお願いいたします。


原作の、スーダン及びゼロのネタバレが出てくるので、ネタバレが嫌な人はブラウザバック推薦です。
なお、原作のキャラは「モノクマ以外は」出てきません。原作キャラを「模したアイテム」は出てくるかもしれません。
ちなみに、作者が好きなキャラは石丸クンと田中クンです。


軽くキャラ紹介を挟み、本編へと参りたいと思います。
小説なんてほとんど書いたことがない初心者なので、文章に矛盾があったり、推理が強引だったり、トリックが雑だったりしますが、温かい目で見てやってください。どうかお願いします。

感想・ご意見などがございましたら、ぜひ書き込んでください。お願いします。

※作者の体調不良が続くため、更新がやや遅くなるかと思われます。ご了承をお願いいたします。


(10/10追記)500参照!!ありがとうございます本当にありがとうございます(土下座)
これからもダンガンロンパFをよろしくお願いします!!

(10/29追記)せ、1,000参照ですか?!ありがとうございます本当にありがとうございます!!
まさか参照数が4桁超えるなんて…。凄すぎますよ本当に!!
これからも、ダンガンロンパFをよろしくお願い申し上げます!

(11/22追記)せ、1,500参照突破しましたよ奥さん!こんな駄文に付き合ってくださっている皆様本当にありがとうございます…orz
これからもどうかよろしくお願いします!

(12/7追記)に…2,000突破…。本当にありがとうございます…orz
ここまで来れたのも皆様のおかげです。これからもよろしくお願いします!

(12/26追記)2,500突破おめでとうございます!ありがとうございます!まさかここまで付き合ってくださっている皆様がいるなんて…!本当に感謝したりないです…。
これからもよろしくお願いいたします!

(1/18追記)3,000突破ありがとうございます…。どれもこれも皆様のおかげでございますアブアブアブ…←
これからもどうかよろしくお願いいたします!

(1/29追記)さ、3,500突破ありがとうございます!!これも皆様のおかげでございます…。
物語も終盤に入ってきましたが、どうかお付き合いくださいませ。
これからもどうかよろしくお願いします!

(2/8追記)ぎ、ぎにゃああああああああああ4,000参照突破ですかああああああ?!本当にありがとうございます!!
これからもよろしくお願いいたします!

(2/16追記)4,500突破しました!!ありがとうございます!!これからもダンガンロンパFをよろしくお願い申し上げます!!
ま、まさかここまで来れるとはなぁ…。しかも間隔短くなってる気がするから…読んでくださる作者様増えていらっしゃるのですよね?う、うれしい…。

(2/23追記)5,000突破しましたウワアアアアアアアアア(泡吹いて気絶)
ほ、本当にありがとうございます!!これからもどうかよろしくお願い申し上げます!!

(3/6追記)5,500…突破です!!!ありがとうございます!!!
これからもよろしくお願いします!!!

(3/17追記)6,000突破…だと…?!おいどういうことだ説明しろ苗木!!← 冗談ですww
まさかここまで読んでくださっている方がいることに驚きの連続でございますwww 本当にありがとうございます!!

(3/26追記)まさかの6,500突破でございます!!ありがとうございます!!
1章は無事完結いたしました。ポップンロンパ、F神崎を通して2章へと進んでいこうと思います。是非そちらもお願いいたします!!


目次になります。
読みたい話数が分からない際にどうぞ。

chapter00 〜絶望職場体験・スタート〜
>>5 >>6 >>7 >>8-12 
>>14-15 >>18-20

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 (非)日常編
>>22 >>23-24 >>26-30 
>>31 >>32-33 >>34-35

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 非日常編
>>36-37 >>40 >>44-45 >>46

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 学級裁判編
>>47-48 >>49-50 >>53 >>56(おしおき編)
>>57-58

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 (非)日常編
>>60 >>61-62 >>63 >>67-68
>>69-71 >>72-73 >>74-75

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 非日常編
>>76-78 >>81

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 学級裁判編
>>83-84 >>85-86 >>87 >>91(おしおき編)
>>95-96

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 (非)日常編
>>100 >>103-104 >>105-106 >>108-109
>>110-111 >>112 >>115-117

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 非日常編
>>118-120 >>122 >>124

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 学級裁判編
>>125 >>128-130 >>131 >>135(おしおき編)
>>138-140

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 (非)日常編
>>142 >>147 >>150-151 >>154-155
>>159-162 >>163

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 非日常編
>>164-166 >>169

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 学級裁判編
>>173-174 >>175-176 >>182 >>183(おしおき編)
>>188 >>191

chapter05 〜キオクのウタ〜 (非)日常編
>>193 >>194 >>195-196 >>199-200
>>203-204 >>211 >>213-214 >>215-216
>>217-218

chapter05 〜キオクのウタ〜 非日常編
>>219-221 >>222

chapter05 〜キオクのウタ〜 学級裁判編
>>224-225 >>226-227 >>228-229 >>232(おしおき編)
>>233-234

chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 非日常編
>>236 >>237-238 >>239-242 >>243-244
>>246-248 >>249

chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 学級裁判編
>>252-255 >>258 >>260-262 >>263-267 >>268

chapter Epilogue 〜サヨナラ、モノクマシティ〜
>>282-283

キャラクター紹介編 〜モノクマの部屋〜
第1回「神谷春子」 >>13
第2回「冥雅雪斗」 >>21
第3回「村上一夜」 >>25
第4回「chapter01被害者」 >>41
第5回「chapter01総評・解説」 >>59
第6回「chapter01クロ・企画お知らせ」 >>64
第7回「chapter02被害者」 >>82
第8回「chapter02総評・解説」 >>99
第9回「chapter02クロ」 >>107
第10回「chapter03被害者その1」 >>121
第11回「chapter03被害者その2・記念企画お知らせ」 >>123
第12回「chapter03総評・解説/予想・人気投票お知らせ」 >>141
第13回「chapter03クロ」 >>156
第14回「chapter04被害者」 >>172
号外「これは凄いことだね!名誉だね!」 >>181
第15回「chapter04総評・解説」 >>192
第16回「chapter04クロ」 >>206
第17回「chapter05被害者」 >>223
第18回「chapter05総評・解説」 >>235
第19回「chapter05クロ」 >>245
第20回「ネタバレ1」 >>256
第21回「chapter06総評・解説」 >>269
第22回「生き残りその1」 >>270
第23回「生き残りその2」 >>271
第24回「生き残りその3」 >>272
第25回「生き残りその4」 >>273
第26回「モニャン/ネタバレ2」 >>274
EXTRA「黒幕」 >>279
第27回「あとがき」 >>284
号外2「超高校級の日常に参加している小説紹介」>>288

※本日より上記URLより外伝小説『僕達委員トリオ!』にジャンプするようになりました。
 読者参加型スレッドです。よかったら参加をお願いします。

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chapter03 非日常編 ( No.119 )
日時: 2013/11/24 21:27
名前: ランスロット (ID: ol9itQdY)

〜ホテル内 食堂〜


食堂に立ち寄ってみると、星野くんと秦野くんが何やら話をしていた。…珍しい組み合わせね。


「2人とも、なにかいい情報は得れた?」
「うーん…犯人に繋がりそうな手掛かりはなかったよ」
「……あの……レイピアが……凶器……なんだろ……?」


どうやら、2人ともあのレイピアが凶器だと思っているらしい。
私はダンスホールで羽柴くんから得た情報を、事細かに2人に話した。
…すると星野くんが「そういえば」と声を漏らす。


「朝食会が終わった後厨房に飲み物を取りに行ったんだよ。その時ふと調理台の方を見たんだけど、包丁が1本無くなっていたんだ」
「包丁が…?」
「うん。昨日はあったから、今日の朝以降に無くなったと考えるのが普通だよね」
「……モニャンが……持ち去った……とか……」
「それはありませんよ。私は包丁を持ち去るなんてことはしません」


声の方向を向いてみると、そこにはモニャンがやって来ていた。どうやら、昼食の皿洗いに来ていたようだ。
…モニャンの言っていることが嘘でなければ、包丁は犯人が持ち去ったことになる。


『星野の証言』朝食会後、包丁が一本なくなっていた。犯人が持ち去った可能性が高い。


「……だったら……これも……伝えておいた方が……いいかな……」
「秦野くん?」


秦野くんは何かを思い出したように私に向かって喋り始めた。


「……朝食会が終わった後……花岸と……豊島が……話し合っているのを……見かけたんだ……。……そこには……神埼と……白戸も……残っていたけど……2人は……別々に……行動していた……」
「…今回の事件と、何か関係性がありそうね?」
「……分からない……。……でも……覚えておいて……」


『秦野の証言』朝食会後、花岸と豊島が何かを話し合っていた。神埼と白戸もその場にいたが、別々に行動していた。


…そろそろ、神崎くんや冥雅くんにも話を聞いておいたほうがいいわね。
私は彼らのいる場所を、星野くん達に聞いてみた。


「神崎くんか冥雅くんの場所、知らないかな?」
「神崎くんならモノクマを探しに行ったよ。『死体アナウンス』について聞きたいことがあるんだって。モノクマは…今の時間なら、シアタールームで映画を見ているんじゃないかなぁ」
「分かった。ありがとう」
「……学級裁判……乗り越えような……」


星野くんと秦野くん、それぞれと互いに顔を見合わせうなずいた後、私はシアタールームへと急ぐ。
…神崎くんが聞きたいこと…。一体なんなのかしら。

chapter03 非日常編 ( No.120 )
日時: 2013/11/25 18:16
名前: ランスロット (ID: tXtJgBFl)

〜ホテル内 シアタールーム〜


「…神崎くん」
「神谷。どうした?」
「おやおやぁ?恋人のお出ましですかい?」
「それは冥雅に言ってやってくれ…」


シアタールームに行ってみると、星野くんの言った通りそこにはモノクマと神崎くんがいた。モノクマはゆったりと椅子に座って映画(恐らく白戸さんの作品だろう…)を見ており、神崎くんはそれを何も言わずに見ていた。
私は神崎くんに近付き、疑問に持っていたことをぶつけてみる。


「神崎くん、さっき星野くんに聞いたんだけど…。モノクマに聞きたいことって?」
「あぁ。『死体アナウンス』のことだよ。安西が犯人だと仮定した時、あの場にいたのは…確か、神谷と佐藤が一緒にいた。
 死体アナウンスは『死体を3人以上の人間が見た時』発生されるんだったよな」
「えぇ」


そう言うと、彼は真剣な表情になって私に語り始める。


「その死体を見た人間が『クロ』だった場合、『そいつはカウントされる』のかな、って思ってさ。こいつを探していたんだ」
「それで…何がわかるの?」
「今回一番疑われているのは、幕を上げるボタンを押した安西なんだろ?
 もし、死体を見た人間にクロがカウントされない場合、『安西は必然的にクロ候補から外れる』。同じように、佐藤と神谷もな」
「…神崎くん…」
「俺も、今回の犯人は安西じゃないと思うんだ。今回殺されたのが長月だけならともかく、『超高校級の弓道部』である花岸も殺されてるんだ。いくら油断していたとはいえ、黙ってワイヤーに縛られるような意識は持ってないはずだ」
「…それで、モノクマ?神崎くんの疑問には答えたの?」


神崎くんの推理を聞いた後、私はモノクマへを視線を移す。モノクマは一息ため息をついた後、のらりくらりとした口調でこう答えた。


「はいはい、その答えですがッ…。
 なんとっ!!『クロは死体発見のアナウンスの人数に含まれません』!!
 だから、安西さんは犯人じゃないよ〜」


その言葉を聞いた瞬間、私の中に何か光るものが現れたような気がした。安西さんが犯人ではない…絶対的な証拠を手に入れたのだ。
モノクマは人一倍ルールにうるさい。だから、嘘をつくことは絶対にない(と私が思っているだけかもしれないが…)。


『死体アナウンス』クロは死体を発見した人数に含まれない。


「…分かった。ありがとな、モノクマ」
「うぷぷ、オマエラを惑わすことはあってもボクは嘘が大嫌いなので、嘘は言わないよ〜!!
 オマエラの学級裁判が楽しみ、楽しみ♪」
「神谷。もう一つ確認したいことがある。一緒にゴミ捨て場まで来てほしいんだ」
「…え?」
「凶器だよ。恐らく犯人は普通の状態じゃない。恐らく、凶器がどこかにそのままの状態で置かれている可能性が高い」
「…で、なんでゴミ捨て場なの?」
「そこが一番凶器が見つからないと踏んだ。普段はモニャンが管理しているから誰も近づかないと俺は思ってる。
 …ダメか?」


ダメなもんですか。神崎くんは学級裁判でも、日常でもかなり助けてもらっている。
彼の選択は、いつも正しい方向を向いている。私はそう感じた。
私は「もちろん、付き合うわ」と答え、モノクマの方を一瞬見てからシアタールームを出て行った。


もし、ゴミ捨て場に凶器があるのだとしたら…。犯人が安西さんではないという根拠が出来上がることになる。
…でも、どうして犯人はあんな手口を使ったのかしら…。

緊急開催! 〜モノクマの部屋〜 第10回 ( No.121 )
日時: 2013/11/26 20:27
名前: ランスロット (ID: d.VkFY9X)

モノクマ「はいど〜も、モノクマです。え?本編をさっさと書け?いやぁ〜、作者には『書かないとおしおきだよ!』って脅してあるから大丈夫。そこは心配しないでね!」
モニャン「…そもそも、ちゃんと物語を把握している読者様はいらっしゃるのでしょうか?ただでさえ駄文なのに、話がごちゃごちゃしてそうで怖いです」
モノクマ「だよねぇ。ま、作者にこれからは『話を分かりやすく書け』とも脅す予定だから、そこも心配しなくていいよ」
モニャン「(結局脅すんですか…)」
モノクマ「それではモノクマの部屋開始ですよ!今回のゲストは、『超高校級の弓道部』花岸美那子さんで〜す!!」




ガチャ




花岸「っ…ここは…確かにわたくしは刺されたはず…」
モノクマ「ようこそ花岸さん。さぁ、そこに座って」
花岸「モノクマっ…?!…いいえ、ここでいうべき問題ではありませんね」
モノクマ「え?何のこと?…まぁいいや。それじゃあ、いつものお願いします!」



【花岸 美那子】(カギシ ミナコ)
身長:169cm
体重:55kg
胸囲:89cm
性別:女
血液型:A
誕生日:11月8日
好きなもの:甘さが控えめの和菓子
嫌いなもの:マナーのなっていない輩
能力:超高校級の弓道部
CVイメージ:西村ちなみ(ポケットモンスターシリーズ/ジュンサー
            スマイルプリキュア!/青木れいか)



モノクマ「そういえば、花岸さんには元になるキャラクターがいるんだよね?確か」
花岸「そうですね…。そうかもしれませんね。イメージ声優でもお分かりになっていると思いますが、わたくしのモデルは「スマイルプリキュア!」の「青木れいか」というキャラクターです。
   作者が元々石丸さんのことが好きだったことから、この小説にも『石丸枠』を設けようとしたのです。それで、上記のキャラクターを参考にして生まれたのが、わたくしです」
モノクマ「退場のタイミングもぴったり原作の石丸クンと一緒だしね…」
花岸「それほどまでに愛していたのでしょう…」



モノクマ「じゃあ、見た目なんかも青木れいかと似てたりするの?」
花岸「作者のラフ画を見てみた限り…。所々面影は残していますね。まぁ、載せるつもりはさらさらないようですが」
モノクマ「ちぇ、見てみたかったのにな〜。作者の駄目絵」



モノクマ「じゃあこれが最後ね。性格はまるっと女性版石丸クンって感じだけど、口調はセレスさんっぽいところあるよね。一人称が『わたくし』とか」
花岸「作者がわたくしを考えるときに、『礼儀正しいキャラクター』としてイメージしていったそうです。その結果、セレスさんの口調をもっと丁寧に日本女子みたいに、と変えていった結果、今のわたくしの口調になったそうです」



モノクマ「はい、花岸さんお疲れ様でした!」
花岸「あら、身体が薄くなってます…」
モノクマ「花岸さんは今回の犯人に殺されて、ここにお呼ばれしたからね…。
     最後に神谷さん達にいうことがあれば、どうぞ?」
花岸「いえ…何もありません」
モノクマ「ありゃ〜?花岸さんなら絶対激励すると思ってたのに。珍しいの」
花岸「…どうでも…よくなってしまいましたから…」



そう言葉を残して、花岸の姿は完全に消え去った…。



モノクマ「花岸さんいったいどうしちゃったんだろうねぇ?まぁ、いいや。それじゃ、次回もお楽しみにね〜!!」

chapter03 非日常編 ( No.122 )
日時: 2013/11/27 21:16
名前: ランスロット (ID: ZpTcs73J)

〜イチノマチ内 ゴミ捨て場〜


「…本当にここにあるのかしら…」
「探してみなけりゃ分からないさ。さ、行こう」


神崎くんの提案だから乗ってみたけど、本当にゴミ捨て場に凶器があるのかしら…。
いくら犯人が普通の状態じゃないとはいっても…。裁判に不利になる証拠を残したりはしないだろう。
もし本当に凶器がここにあるのだとしたら…。犯人は私が思っている以上に狂ってしまった可能性が高い。そうではないことは願いたいわ…。
こうして、しばらくゴミ捨て場を見て回っていた時である。神崎くんがふと、声を漏らした。
…自信たっぷりな余裕な音色だったことから、目的のものが見つかったのかしら…。


「あった。恐らくこれが凶器だろう」


そう言って彼は私に「凶器」を見せてくれた。凶器は…包丁?
包丁といえば、星野くんが見つけたあの「なくなった包丁」なのかしら…。
それに、包丁には血がべっとりついている。手を怪我しただけならこんなにつかないし、羽柴くんの検死の条件にも合う。


『包丁』ゴミ捨て場で発見。花岸、長月を殺した真の凶器。


「…これの血がついた時間が分かれば、長月と花岸のどちらが『先に殺された』のかが分かるかもしれないな。早速羽柴のところまで持って行こう」
「でも羽柴くん、安西さんを励ますので精一杯かもしれない。無理に仕事を押し付けちゃダメだと思うわ」
「…そっか。じゃあどうすれば…」
「どうかしましたか?」


神崎くんとは明らかに違う、高い声がしたのでそれに振り向いてみる。そこには、不思議そうに私達を見つめるモニャンがいた。


「どうしたの?」
「いえ、その包丁ですが…。凶器に使われてしまったのですか」
「あぁ。羽柴に血のついた時間を調べてもらおうとしたんだけど、神谷に止められてさ。困ってたんだ」
「…それなら、私でもできそうですね」
「何?!」


…モニャンも検死ができるの…?意外だわ…。


「いえ、検死は出来ませんが…。血が誰のものか、くらいなら分かりますよ」
「…本当に、分かるんだな…」
「えぇ。これを使うんです」


そう言うと、モニャンは懐から怪しい液体の入った小瓶を差し出す。…というか、どこから出してきてるのかしら。
…違う違う、今はそんなことを考えている暇はない。モニャンにこの血液の正体を調べてもらわないと。
私は何も言わずに、モニャンに包丁を差し出した。


「…………」
「……わぁ」
「……すげぇ」


思わず、驚嘆のため息が出る。
モニャンが包丁に液体を一滴たらすと、血がどんどん変色していく。
…最終的には、青い血の上に紫色の血が被さっている、という光景になった。


「この液体は、見ていただいた通り血に液体が触れると血が変色する効果を持っています。
 A型色素があると紫、B型色素があると青、両方の色素があるとピンク、色素がないと色は変わりません。
 …つまり、B型の方が先に殺された、ということでしょうね」
「B型が先…か。神谷、殺された2人のうち、どっちがB型だった?」


B型の人…?確か、花岸さんはA型のはず。じゃあ…


「…先に殺されたのは、長月さんってことね…」
「あぁ。…これで分かった。犯人が、花岸と共犯関係にあったことがさ」
「…え?」


『殺された順番』血の重なりから、先に殺されたのは長月。


ん?神崎くん、今「犯人と花岸さんは共犯関係」だって言わなかった?でも…共犯関係にあって得をすることなんかないのに…。
確かに今日の朝の花岸さんの様子はおかしかった。でも、何よりも殺し合いを止めようとしていた花岸さんが…。何よりも仲間を大切にしていた花岸さんが…。
殺人に加担していたなんて、信じられる光景ではなかった。


「…どういうこと?」
「それは学級裁判で話すよ。今ここで話せばモノクマに聞かれる恐れがある」
「分かったわ」


私の胸の中に疑問が残ったまま、神崎くんとの会話を終える。
と、その時だった。


「神谷ーーー!!!神崎ーーー!!!」


向こうから一人の人影が。声からして、冥雅くんだろう。
…一体なんなのかしら?


「モノクマのアナウンス聞いてなかったのかよ!!もう学級裁判始まるぞ?!」
「えぇっ?!」
「捜査に集中しすぎてアナウンスが聞こえてなかったらしいな…」
「…すみません、私が捜査に加担したばかりに」
「いや、モニャンのおかげで事件の真相が暴けそうだ。感謝してるよ」
「…必ず、生きて戻ってきてくださいませね」
「出来れば犯人も一緒に戻ってほしいけど…。無理なのよね」
「そうです、ね…。ですが、皆様の無事をお祈り申し上げます」


そう言ってモニャンは軽くお辞儀をする。
…今回はやけに早いアナウンスね…。と思ったけど、冥雅くんに聞いた限りだとそうでもないらしい。
私はモニャンにお礼を言って、いつもの赤い扉に向かって走り始めた。


…これで、3回目。
一体いつまで、こんな悲しいことを続けなければならないのかしら…。

緊急開催! 〜モノクマの部屋〜 第11回 ( No.123 )
日時: 2013/11/28 18:09
名前: ランスロット (ID: C/uisxMB)

モノクマ「モノクマでございます〜。え?間隔が近すぎる?やだなぁ〜、この小説を見てくれているオマエラなら分かるよね?今回は被害者が一人ではないということが」
モニャン「それに、作者がやっと1,500突破記念作品の案が出来たそうで。モノクマの部屋をやるなら今しかないと判断したそうですね」
モノクマ「そそ!それじゃあ、今回のゲストを呼んじゃうからね!『超高校級の図書委員』長月舞子さん、どうぞ〜!!」





ガチャ





長月「あら…ここは?」
モニャン「ようこそ長月さんっ。さぁ、座って座って」
長月「私はダンスホールにいたんじゃ…」
モノクマ「それは追々分かるから、とにかく座って。モニャン、いつものお願いします!!」




【長月 舞子】(ナガツキ マイコ)
身長:166cm
体重:50kg
胸囲:82cm
性別:女
血液型:B
誕生日:4月30日
好きなもの:文学書、小説
嫌いなもの:雷
能力:超高校級の図書委員
CVイメージ:水原薫(ひなビタ♪/霜月凛)



モノクマ「元になるキャラクターは長月さんにもいるんだよね」
長月「そうね。私の他にも花岸さん(第10回参照)や冥雅くん(言わずもがな狛枝)なんかがいるわ。
   それで、私は『ひなビタ♪』という企画の『霜月凛』というキャラクターがモチーフになっているの。BEMANIを知っている人なら、わかるはずよね?『霜月凛』。
   それ以外にも、作者はBEMANIシリーズのパロディをあちこちに隠してるわ。探してみてね」
モノクマ「うまくはぐらかされちゃったなぁ」


モノクマ「じゃあ次。肩書が図書委員になった理由は?」
長月「特に深い理由はないわ。作者が好きなキャラクターが揃いも揃って『〜委員』という肩書なの。だから、この小説にも委員系をだそうかなーと思ったらしいわ」
モノクマ「でも本系だと腐川さんと被るよね?色々」
長月「そこは苦労したみたいね、作者…。腐川さんが『書く』能力だったから、私は『読む』能力になったらしいわ」


モノクマ「最後ね。真面目そうなのに血液型がB型なのには何か理由があるの?」
長月「学級裁判で分かるはずよ。私が誰に殺されたのかも…」
モノクマ「う、うん。」




モノクマ「…というわけで、今回の部屋は終了!」
長月「…あら、薄くなってるわ」
モノクマ「長月さん殺されちゃったからね。天界に行く前の儀式ってやつ」
長月「そう…。神谷さん、みんな。絶対に逃げ切って。絶望なんかに…負けちゃだめよ」



そう言葉を残し、長月の姿は完全に消え去った…。



モノクマ「あ、あとお知らせだよ!」


☆1,500参照突破記念企画!☆

①なりきり掲示板で近々『ダンガンロンパ なりきりリレー小説』を立ち上げようと思っています。
 URLはスレッドが出来次第、11回のスレに貼り付けますので、興味がありましたらぜひ参加してください。
 みんなでつくるダンガンロンパです。

②近々こちらの掲示板にて『戦乱のダンガンロンパ』と『BEMANIロンパ』を立ち上げる予定です。更新はいつも通り亀です。

 『戦乱のダンガンロンパ』
 BEMANIシリーズのとあるイベントが元です。でも原作ぶっ壊します。分かった方は作者と握手!
 恐らく厨二病患者のお二人がメインを張るかも。もちろん愛しの石丸クンも出します。

 『BEMANIロンパ』
 BEMANIシリーズのキャラクターでダンガンロンパをします。もちろん原作総無視です。ごめんなさい。
 出てくるキャラクターが分かったら作者と握手!

 こちらも興味がある方はどうぞ。

③Chapter03が終わり次第『ダンガンロンパF』のキャラクター人気投票を開始します。
 見事1位に輝いたキャラクターには、そのキャラが主役のサイドストーリー作成が待っていますのでぜひご参加ください。
 詳細はChapter03総評回にてお話します。


モノクマ「いつもみたいに捨てゲーしないといいけど。それじゃあみんな、コメント待ってるからね〜!!まったね〜!!」


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