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ダンガンロンパF 第1章 〜希望の知識と絶望の運命〜【完結】
日時: 2014/05/06 19:04
名前: ランスロット (ID: QNd6qtAW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=26534

どもです、はじめまして。ランスロットと申します。
この作品は、「ダンガンロンパ」のオリジナルシリーズとなります。
他の作者様方みたいに、「この小説」では超高校級の生徒達は募集いたしません。
この作品と「繋がりのある」シリーズを投稿した際に、募集をかけたいと思います。どうかご了承をお願いいたします。


原作の、スーダン及びゼロのネタバレが出てくるので、ネタバレが嫌な人はブラウザバック推薦です。
なお、原作のキャラは「モノクマ以外は」出てきません。原作キャラを「模したアイテム」は出てくるかもしれません。
ちなみに、作者が好きなキャラは石丸クンと田中クンです。


軽くキャラ紹介を挟み、本編へと参りたいと思います。
小説なんてほとんど書いたことがない初心者なので、文章に矛盾があったり、推理が強引だったり、トリックが雑だったりしますが、温かい目で見てやってください。どうかお願いします。

感想・ご意見などがございましたら、ぜひ書き込んでください。お願いします。

※作者の体調不良が続くため、更新がやや遅くなるかと思われます。ご了承をお願いいたします。


(10/10追記)500参照!!ありがとうございます本当にありがとうございます(土下座)
これからもダンガンロンパFをよろしくお願いします!!

(10/29追記)せ、1,000参照ですか?!ありがとうございます本当にありがとうございます!!
まさか参照数が4桁超えるなんて…。凄すぎますよ本当に!!
これからも、ダンガンロンパFをよろしくお願い申し上げます!

(11/22追記)せ、1,500参照突破しましたよ奥さん!こんな駄文に付き合ってくださっている皆様本当にありがとうございます…orz
これからもどうかよろしくお願いします!

(12/7追記)に…2,000突破…。本当にありがとうございます…orz
ここまで来れたのも皆様のおかげです。これからもよろしくお願いします!

(12/26追記)2,500突破おめでとうございます!ありがとうございます!まさかここまで付き合ってくださっている皆様がいるなんて…!本当に感謝したりないです…。
これからもよろしくお願いいたします!

(1/18追記)3,000突破ありがとうございます…。どれもこれも皆様のおかげでございますアブアブアブ…←
これからもどうかよろしくお願いいたします!

(1/29追記)さ、3,500突破ありがとうございます!!これも皆様のおかげでございます…。
物語も終盤に入ってきましたが、どうかお付き合いくださいませ。
これからもどうかよろしくお願いします!

(2/8追記)ぎ、ぎにゃああああああああああ4,000参照突破ですかああああああ?!本当にありがとうございます!!
これからもよろしくお願いいたします!

(2/16追記)4,500突破しました!!ありがとうございます!!これからもダンガンロンパFをよろしくお願い申し上げます!!
ま、まさかここまで来れるとはなぁ…。しかも間隔短くなってる気がするから…読んでくださる作者様増えていらっしゃるのですよね?う、うれしい…。

(2/23追記)5,000突破しましたウワアアアアアアアアア(泡吹いて気絶)
ほ、本当にありがとうございます!!これからもどうかよろしくお願い申し上げます!!

(3/6追記)5,500…突破です!!!ありがとうございます!!!
これからもよろしくお願いします!!!

(3/17追記)6,000突破…だと…?!おいどういうことだ説明しろ苗木!!← 冗談ですww
まさかここまで読んでくださっている方がいることに驚きの連続でございますwww 本当にありがとうございます!!

(3/26追記)まさかの6,500突破でございます!!ありがとうございます!!
1章は無事完結いたしました。ポップンロンパ、F神崎を通して2章へと進んでいこうと思います。是非そちらもお願いいたします!!


目次になります。
読みたい話数が分からない際にどうぞ。

chapter00 〜絶望職場体験・スタート〜
>>5 >>6 >>7 >>8-12 
>>14-15 >>18-20

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 (非)日常編
>>22 >>23-24 >>26-30 
>>31 >>32-33 >>34-35

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 非日常編
>>36-37 >>40 >>44-45 >>46

chapter01 〜!ロエコリノヲシ〜 学級裁判編
>>47-48 >>49-50 >>53 >>56(おしおき編)
>>57-58

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 (非)日常編
>>60 >>61-62 >>63 >>67-68
>>69-71 >>72-73 >>74-75

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 非日常編
>>76-78 >>81

chapter02 〜モウ一度俺ニ愛ヲ下サイ〜 学級裁判編
>>83-84 >>85-86 >>87 >>91(おしおき編)
>>95-96

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 (非)日常編
>>100 >>103-104 >>105-106 >>108-109
>>110-111 >>112 >>115-117

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 非日常編
>>118-120 >>122 >>124

chapter03 〜We are so Zetsubou〜 学級裁判編
>>125 >>128-130 >>131 >>135(おしおき編)
>>138-140

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 (非)日常編
>>142 >>147 >>150-151 >>154-155
>>159-162 >>163

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 非日常編
>>164-166 >>169

chapter04 〜大モノクマ帝国倶楽部〜 学級裁判編
>>173-174 >>175-176 >>182 >>183(おしおき編)
>>188 >>191

chapter05 〜キオクのウタ〜 (非)日常編
>>193 >>194 >>195-196 >>199-200
>>203-204 >>211 >>213-214 >>215-216
>>217-218

chapter05 〜キオクのウタ〜 非日常編
>>219-221 >>222

chapter05 〜キオクのウタ〜 学級裁判編
>>224-225 >>226-227 >>228-229 >>232(おしおき編)
>>233-234

chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 非日常編
>>236 >>237-238 >>239-242 >>243-244
>>246-248 >>249

chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 学級裁判編
>>252-255 >>258 >>260-262 >>263-267 >>268

chapter Epilogue 〜サヨナラ、モノクマシティ〜
>>282-283

キャラクター紹介編 〜モノクマの部屋〜
第1回「神谷春子」 >>13
第2回「冥雅雪斗」 >>21
第3回「村上一夜」 >>25
第4回「chapter01被害者」 >>41
第5回「chapter01総評・解説」 >>59
第6回「chapter01クロ・企画お知らせ」 >>64
第7回「chapter02被害者」 >>82
第8回「chapter02総評・解説」 >>99
第9回「chapter02クロ」 >>107
第10回「chapter03被害者その1」 >>121
第11回「chapter03被害者その2・記念企画お知らせ」 >>123
第12回「chapter03総評・解説/予想・人気投票お知らせ」 >>141
第13回「chapter03クロ」 >>156
第14回「chapter04被害者」 >>172
号外「これは凄いことだね!名誉だね!」 >>181
第15回「chapter04総評・解説」 >>192
第16回「chapter04クロ」 >>206
第17回「chapter05被害者」 >>223
第18回「chapter05総評・解説」 >>235
第19回「chapter05クロ」 >>245
第20回「ネタバレ1」 >>256
第21回「chapter06総評・解説」 >>269
第22回「生き残りその1」 >>270
第23回「生き残りその2」 >>271
第24回「生き残りその3」 >>272
第25回「生き残りその4」 >>273
第26回「モニャン/ネタバレ2」 >>274
EXTRA「黒幕」 >>279
第27回「あとがき」 >>284
号外2「超高校級の日常に参加している小説紹介」>>288

※本日より上記URLより外伝小説『僕達委員トリオ!』にジャンプするようになりました。
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chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 学級裁判編 ( No.254 )
日時: 2014/03/01 11:02
名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: 9/uwdCta)

冥雅「待てよ!!まだ決着はついてない!!」

モノクマ「はにゃにゃ〜?クラスメイトでもない冥雅クンが何をしゃしゃり出ているのですか?オマエには関係ないんだから引っ込んでなよ」

冥雅「関係ないわけないさ。オレだってここに閉じ込められた一人なんだっ!!だから…お前を倒す権利だってあるはずだ!!」

神谷「冥雅くん…」

冥雅「神谷、思い出してみてよ。79期生のデータベース…。あそこには、79期生として入学した神谷達のデータが入ってる。だけど…『ある人物』の項目だけなかったんだよな」

神谷「(冥雅くんが言っている『ある人物』っていうのは2人いるはず。まずは…)」











怪しい人物指定





→【メイガ ユキト】








冥雅「そう、まずはオレ。オレは絶望によって蘇らされた『ゾンビ』みたいな存在だから、神谷達のクラスメイトとして過ごすことはなかったんだ」

神谷「(もう一人は…さっきも話題に出てた、あの人よね…)」











怪しい人物指定





→【ムラカミ イズヨ】








神谷「…村上さん。彼女のデータベースも無かったわ」

モノクマ「オマエラが見落としてるだけなんじゃないの?それと黒幕に何の関係があるのさ?」

秦野「……隠されたデータも漁ってみたけど……村上のデータなんて無かった……」

白戸「…そっか!私達は『自分達のクラスメイト』が黒幕だって『思い込まされていた』のかも…」

星野「どういうこと?」

白戸「あのね…。これは可能性の問題なんだけど…黒幕は『クラスメイトじゃない』のかも…」

モノクマ「は?クラスメイトじゃない??だったらなんだ、【冥雅クンが黒幕】だとでもいうのかい?」





『それは違うわ!!』
【冥雅クンが黒幕】←『羽柴殺しの真犯人』






B R E A K ! !











神谷「そんなはずないわ。冥雅くんは羽柴くんが襲われた夜、『私と一緒に行動していた』んだから」

モノクマ「じゃあ、『冥雅クンと神谷さんはグルだった』んだね!!ふひー、これで万事解決ってやつだね!!」

秦野「……解決するわけない……。……黒幕なら……もっと黒幕らしい行動するだろ……。……神谷は……明らかに正反対の行動をしていた……」

安西「そうだよ!!…でも、黒幕が『クラスメイトじゃなくて』、『データベースにも載っていない』人物なんていたっけ…?」

冥雅「いるよ。たぶん、それがオレ達の求めていた…【黒幕の正体】だよ。
   神谷、落ち着いて考えてみて。答えの終着点は…恐らくそこにあるはずだから」

神谷「(安西さんの言っている条件…それから、村上さん…もとい東雲さんと接点のある人物…。たぶん、本物である『彼女』しかいないでしょうね)」











モノクマの正体を暴け!!





→【ムラカミ イズヨ】








神谷「何の目的かは知らないけど…私達をここに閉じ込めてコロシアイをさせた犯人…そして、『処刑』という名目で村上さん…もとい、東雲スミレさんを殺した。そして、羽柴くんをも死に追いやった犯人…。【黒幕の正体】…。














——————キミしかいないの。本物の……『村上一夜』さん」









モノクマ「…………全く。オマエラには呆れるよ。正に最近体調不良が続いてまともに更新も出来なかったこの小説の作者のようにね」

安西「だから作者って誰?!」

Re: ダンガンロンパF 第1章 〜希望の知識と絶望の運命〜 ( No.255 )
日時: 2014/03/01 11:58
名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: 9/uwdCta)

モノクマ「ボクの正体が『村上一夜』?!確かにあれは偽物だって結論はついたけど、それだけでボクが本物の村上さんだって確証づけるの?…馬鹿馬鹿しい。反吐が出るよ!!」

白戸「ち、違うのかな…?」

神谷「…いや、黒幕は本物の村上さんで間違いないはず。白戸さん…。これは、『生死がかかった学級裁判』。黒幕も負けるわけにはいかないのよ。だから…『嘘』を塗り固めて真実にしてしまう」

星野「でも、その『嘘』は脆いんだよね…。だから、『矛盾点』を指摘すれば、その壁はいともたやすく破壊できる。だよね、みんな」

安西「今までだってそうやって…裁判を乗り越えてきたんだもん。今更モノクマの嘘には惑わされないよ!」

秦野「……信じるって決めたんだ……。……今更後悔なんてするものか……!!」

冥雅「モノクマの『嘘』を、オレ達の『真実』で打ち破る。そして、未来は見えてくる」

モノクマ「なにラスボス前のパーティ会話みたいなテンションで繰り広げちゃってるの?!何?!ボクは悪者を倒す勇者じゃなくて『悪者』の方なわけ?!」

神谷「すでに7人殺してるあんたが、『勇者』なわけないじゃない」

モノクマ「でもさぁ、よく考えてみてよ神谷さん。ゲームの中の勇者って、結局は敵となる障害を全部倒して、もとい殺して世界の平和を守ってるんだよ?魔物側からしてみれば、家族を殺されたり友人を犠牲にされたり。今の状況と同じじゃない」

冥雅「…お前は何が言いたいんだよ!」

モノクマ「認めないって言ってんの。ボクを納得させたかったら、『納得させられる証拠』を出すんだね!!」
















モノクマ『偽物報道、はんた〜い!!!』






【反論ショーダウン】 〜ver.モノクマ〜



神谷「往生際が悪いわね…!」

モノクマ「あったりまえじゃん。全部嘘なんだから」

神谷「今更そんなハッタリかまされても、動じないわよ!!」







反論ショーダウン START



モノクマ「ボクの正体が『村上一夜』……?


     そんな証拠、どこにあるんだよ!!!


     ボクを納得させられない答えだったら、認めないからね!!」


神谷「相変わらず往生際が悪いわね…。


   でも、あんたが村上一夜でなければ矛盾が大量に発生するのよ!!」



モノクマ「うるさいうるさいうるさーーーい!!!条件だったら冥雅クンだって同じくらい満たしてるじゃないか!!


     あいつだってクラスメイトじゃないし、そもそもここにいるんだよ?



     【あいつの正体だって嘘】かもしれないじゃないか!!!」




『その言葉、斬らせてもらうわ!!!』
【あいつの正体だって嘘】←『冥雅雪斗の正体』









神谷「冥雅くんの正体はあんたもよく分かってるでしょう?あんた直々に『真実をほめのかす文章』まで書いてるんですからね!!」

モノクマ「ウザい。今の神谷さん最高にウザいよ!!!ボクは認めない、絶対に認めないからね!!!
     ボクの真実を受け入れられないなら、仲良しごっこの末に死んじゃえばいいよ!!!」

神谷「(もう少しで、あいつの本音を出せる…!!ここが、正念場、ね)」








モノクマ「黒幕は冥雅雪斗だ!!」
神谷「まだあがくつもり?その推理はすでに終わってるはずよ!!」



モノクマ「だったら黒幕は何のためにオマエラを閉じ込めたんだよ!!!」
神谷「それは分からない。だけど……理由が何であれ、あんたが『村上一夜』という存在であることは揺るがないわ!!」



モノクマ「【オマエラの過去】が関係してるとでもいうの?!そんなことないよね!!!だって、オマエラはただの79期生なんだもん!!!」
神谷「過去…そうだ、村上一夜さんは…もしかしたら……!!」







『これで、認めさせる!!!』
【オマエラの過去】←『カムクライズル』











神谷「……『カムクライズル』。村上一夜さんの正体は…『超高校級の希望』だったのかもしれない」

冥雅「えぇ?!」

神谷「一体何を望んでカムクラへと変貌したのかは分からないけど…それなら、あの書類の掠れ文字にも納得がいくわ」

秦野「……そうか……。……もしかしなくても……こんな状況で……名前を隠して得できるのは……『黒幕だけ』……」

モノクマ「ふぐぅ!!」

安西「それにそれに、黒幕が『カムクライズル』なら、あのDVDに共通点を持たせることも可能だよね!!だって…確か、カムクライズルって『あらゆる超高校級の才能を持っている』はずだもんね!」

星野「あの身長の大きい羽柴くんを襲って動かすことが出来たのも納得がいくよね!!」

白戸「過去の1年間の記憶についても…私たちのクラスメイトじゃなくても…『記憶』していれば私たちを惑わせられるよね…」

冥雅「オレの正体についてを絶妙なタイミングで提示したのも…。ある種の『才能』ってやつだったのかな」

モノクマ「ふぁざなどぅ!!!」






神谷『いい加減認めなさい。キミの正体…そして私達にコロシアイをさせた張本人……。正体を現しなさい!!!








   『村上一夜』さん!!!』






モノクマ「ぷぷ、うぷぷ、うぷぷぷぷ………」

冥雅「何笑ってんだ…?!」

モノクマ「ぷひゃ、ぷひゃひゃ、ぷひゃはははははははは!!!!!!アーーーハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

白戸「狂っちゃったの…?」

星野「モノクマは元から狂ってるでしょ…?」

モノクマ「アーハッハッハッハッハッハッハ、あーーーはっはっはっはっはっはっは!!!」

秦野「……煙が……!!」

神谷「お出ましのようね…!!」





———モノクマから白い煙がもくもくと立ち上る。
しばらくそれを見ていると、次第に人影が浮かび上がってきた。煙がすべて取り払われ、その方向を見てみると……。
確かに、私達の指摘はあっていた。目の前には、滑稽に笑みを浮かべながら腕組をしている……。






本物の『村上一夜』さんの姿があったのだから。

緊急開催! 〜モノクマの部屋〜 第20回 ( No.256 )
日時: 2014/03/02 16:15
名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: OmiQv8gT)

ランス「はいはいどもですこんにちは、ランスロット氏です。黒幕を暴いたその瞬間っ、やって来たのは番外編なのであった。あ、別に本編のネタが思いついていないとかそんなんじゃないからね?
    ちゃんとオチは考えてますからね?トリアエズメインノコロシカタエグイ」
モニャン「神崎様のおしおきと、そう大差はないように思えますがねぇ」
ランス「…ってかぎゃあああああああああああ?!?!?!モニャンがなんでここに?!世紀末?!?!今度こそ幽霊?!あんたスペアなかったよね?!?!うわあああああああああああ末代まで呪われるんだうわあああああああああああ」
モニャン「落ち着いてくださいまし。所々に火傷の跡はありますが…死んではおりません。そもそも書き手である貴方が把握していないとはどういうことですか?」
ランス「ネタバレ厳禁」
モニャン「そうですか…」
ランス「というわけで気を取り直してモノクマの部屋、開催いたしましょう!!モノクマ正体表しちゃったけど!!
    ではでは今回のゲスト、『超高校級の女番長』、東雲スミレさんです!!どうぞ!!」







ガチャ







東雲「…また、来たんだね。って変装してない?!どういうことか説明しやがれゴルァ!!」
ランス「諸事情により衣装を元に戻させていただきました」
モニャン「ご了承くださいませ」
東雲「あー、そういうこと…。あたしもここに来るの2回目だし、さっさとプロフィール出してくれると嬉しいんだけど」
ランス「イェッス!!それではモニャン、いつものあれお願いします!」




【東雲 スミレ】(シノノメ スミレ)
身長:165cm
体重:50kg
胸囲:82cm
性別:女
血液型:B
誕生日:6月16日
好きなもの:真夜中
嫌いなもの:眩しい日差し、マスク
能力:超高校級の女番長
CVイメージ:世戸さおり(ファイアーエムブレム覚醒/アンナ)





ランス「ちゃんと中身まで読んでくださっている皆様ならわかると思いますけれど、東雲さんと偽村上さんのプロフィールはほぼ同じものですね。まぁ、好きなものや嫌いなものなんかは流石に差し替えないと正体がバレますのであれですけど」
東雲「ってかさ、みんなもよくあたしのことを偽物だと思わなかったわけだよな。記憶奪われてたんだからしゃーないけどさ…」
モニャン「『残姉枠』ってことで、記憶を奪われずに活動されていたわけですよね?」
東雲「そう。あたしは『超高校級の女番長』であって『超高校級の絶望』ってやつだね。元ネタになった『絶望シスターズ』のように姉妹設定はないけれど…黒幕と接点を持つキャラとして書かれてるよ」
ランス「最初に殺しちゃってごめんね。でも、そうでもしなきゃキミの存在がチートになると思って…」
東雲「だからって集められた初日に殺すなんて酷過ぎるでしょ…」
ランス「すいません」






モニャン「恐らく今後も語られないと思うのでここで聞いておきますね。『超高校級の絶望』となってしまった理由とは何なのでしょうか?」
東雲「そうだなー…。ダイアモンド兄弟が爆走レースして、ダイアさんが死んじゃった事件あるじゃない?あの時、あたしは当時の絶望だった『江ノ島盾子』にレースの真実を伝えられて、絶望落ちしたんだ。信じていたやつが、真実を隠していたなんて信じられずにね…」
ランス「好き…だったんだもんね。大和田クンのこと」
東雲「そ…そう…だね…。って何いわせんだゴルァ!!!」
ランス「ちょっとからかっただけじゃないですか!!」






モニャン「もしあの場で殺されてなかった場合、どのような行動をする予定でいたんですか?」
東雲「みんなの行動を監視しながら、黒幕…つまり村上の邪魔になる存在を最初に殺して、学級裁判を起こす予定でいたんだ。
   だから、最初におしおきされるのは立花じゃなくて、あたしだったんだよ。だけど…やっぱり頭にきちまって…こうして最初に殺されちまったってわけ」
ランス「彼女が生きていれば、立花さんは死ななかったかもしれない、ということなのですね」
モニャン「悲しき運命ですね…」




ランス「はい、お疲れ様でした。今回は『村上一夜』という存在じゃなくて『東雲スミレ』っていう存在で質問したから…割とリラックスして答えられたんじゃないかな」
東雲「あたしも、あの場で出会ったみんなと会話した時、本当は迷ってたんだ。絶望って何なんだろうって。あの時、神谷の言うことを聞いていれば…モノクマをひねりつぶすチャンスが生まれていたかもしれない」
モニャン「後悔が出来るほどにまで成長したのですね。…いや、元の感情が戻った、といってもよろしいかもしれません」
ランス「キミ結構他の作者様にすかれてるからもしかしたら、出してもらえるかもね?」
東雲「ちょっと?!それここじゃもう出さないってフラグたててんじゃ?!」
ランス「さぁ?」
東雲「笑顔で答えんじゃねーよ!!!」





東雲は怒りながらも、笑顔でモノクマの部屋を立ち去った。…もう、大丈夫だろう。





ランス「次は…cha06が終わってからですね」
モニャン「総集編を挟み、生き残りメンバーの紹介と参るのですね。了解いたしました」
ランス「それでは皆様次回をお楽しみに〜!!!」

Re: ダンガンロンパF 第1章 〜希望の知識と絶望の運命〜 ( No.257 )
日時: 2014/03/03 19:22
名前: 菜葉 ◆x6qC3rNp8w (ID: .pdYDMor)

スミレさんのモノクマの部屋、面白いですね!

黒幕は村上でしたか・・・

悩んでたのに、もうでちゃった・・・

神谷達が村上さんに「論破」するのが楽しみです。



体調大丈夫ですか?

お大事に・・・

chapter06 〜叫べ!希望の彼方へ〜 学級裁判編 ( No.258 )
日時: 2014/03/03 19:38
名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: g7gck1Ss)

「大正解大正解だいせいか〜い!!!モノクマの正体かつ、みんなをここに閉じ込めてコロシアイを仕掛けたのはこのアタシ、本物の『村上一夜』ちゃんなのでした〜〜〜!!!」


目の覚めるような青いサスペンダースカート。最初に出会った頃よりも明らかに不自然に伸びているドリルのポニーテール。青かったはずの赤いネクタイ。そして———彼女が見据える、この世界を嘲笑うような感触を味わう、絶望的な目。
一瞬で分かった。彼女が黒幕なのだと。彼女が———私を、みんなを、閉じ込めたのだと。
やっと正体を暴くことができたのに、私はただたじろいでいた。その圧倒的なオーラに。その圧倒的な『絶望』に——————


「あのね、本当は東雲もそのまんまの姿でコロシアイに参加してもらうはずだったの。だ・け・ど〜、あいつって『超高校級の女番長』って糞コロシアイ起こしやすそうなネーミングじゃん?絶対怖がって近づかないじゃん?
 だから、アタシに変装して近づいてもらったのよ」
「だったらなんで殺したのよ…!!彼女は殺人を犯してもいないし、あの時は校則だって知らされてなかったわ!!」


ありったけの声でそう叫ぶ。だけど、帰ってきたのは滑稽な笑い声と、冷たい一言。





『ツマラナイから』





その、一言だけだった。
…これが、絶望。これが、『カムクライズル』。これが………………。
常識を覆す事実の連続に私の脳ははちきれんばかりに限界を訴えていた。もういい、もういいと脳内で繰り返してきた。
……でも、まだ聞くことがある。『どうして私達を閉じ込めたのか』。まずはこれを聞かないと。
そう思い、私は意を決して彼女に向き直る。


「どうして私達を閉じ込めたの…?」
「そ、そうだ!!どうしてオレ達をここに閉じ込めたんだよ!オレの記憶もでっち上げて!!」
「そうだな〜…。どこから話せばいいんだろう。実はね、これも未来に起こる『新たな超絶望的な事件』の礎の一つになる予定なの」
「礎?」
「江ノ島盾子が暴走した事件。そして予備学科が暴走した事件。これが、今までに起こった希望ヶ峰学園の大きな2つの事件だわ。
 それに、新たな絶望は3つ目の事件を組み込もうとしているの」
「……3つ目の事件……」
「それが、『新たな超絶望的な事件』。事件を引き起こすために、新しい絶望を生み出させて行動させたわ。『コロシアイ』というエサを無数にまき、生み出された『死体』に『絶望』を与えることで『生きる屍』として使用する方法を使ってね。
 そして、それはこのコロシアイ体験職業で終わりを迎えるの。アンタ達18人の屍と共にね!!!」


…つまり、黒幕の目的は『死体をたくさん作ること』。そのために、私達にコロシアイを命じたのね。
だったら、どうして最初に閉じ込められた際にみんなを皆殺しにしなかったのかしら。


「な、なぁ。だったら一つ聞きたいんだけど」
「な・に?」
「だったらどうして閉じ込められた初日に皆殺しにしなかったんだよ?」
「初日に皆殺しにするって、随分メンドクサイしツマラナイこと言ってくるのね。人々が絶望しながら仲間割れして死んでいくのを見物していったほうがはるかに面白いじゃない。
 しかも、今までだって同じ方法で屍を集めてきたの。今更方法を変えるつもりはないわ」
「狂ってるよぉ…!」
「お褒め言葉をあ・り・が・と・ね☆ 白戸!」


話を切り替えるようにして彼女は白戸さんにウィンクをかます。その姿はハッキリ言って今するものではないと感じた。
当のウィンクされた彼女は涙ながらに身体を震わせている。


「…でもね〜?神崎のファインプレーと神谷のいらない知識欲がいい感じに混ざり合ってアタシの邪魔してくるからほんっとあの時はイライラ来ちゃって。
 マジふざけんなって感じ。だから、邪魔だった神崎を始末した」
「…………ふざけてるのはどっちだよ!!」
「あっれれ〜?ふざけてるのはアタシじゃなくて『本科生』であるアンタ達のことなんだからね?言葉遣いには気をつけなきゃダメなんだから!!」
「『本科生』?あんたは『本科生』じゃないの?」


ふと、違和感に思ったことをぶつけてみる。
すると、彼女は深いため息をついた後こう答えた。


「…アタシね、『予備学科』所属の生徒なの。だってそうでないと『カムクライズル』になる意味ないもんね?」
「『予備学科』…?」


彼女から出てきた『予備学科』という言葉。
確か…予備学科って、大量のお金を払って入る『一般人用』の希望ヶ峰学園の門…だったはずよね。
でも確か、彼女は絶望だということを抜いても『超高校級のリポーター』だったはず。
……まさか、その事実すら『カムクライズル』の能力の一つなの…?!
次々に襲い掛かる常識ではあり得ない事実。でも…受け入れるしかなかった。
だって、彼女が言っているんだもの。目の前で滑稽に笑う、『絶望』が。


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