二次創作小説(新・総合)
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- クロスでカオスな日常ものがたりっ!
- 日時: 2020/07/25 12:36
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です
※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います
※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます(場合によっては所謂『ギャグカオス大好物組、純粋組』などのラベリング、裸族も出てくる可能性があります)
※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください
※天悪(作者)も出てきます
※設定がガバになる可能性もございます
※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします
※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません
これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…
取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケモンシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music(随時増える可能性あり)
※2020年3月13日頃デビュー
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.239 )
- 日時: 2020/09/18 22:13
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
ぴーーーんぽーーーんぱーーーんぽーーーん
テンテン『サイコが発見されました(ノ∀`)一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!諸君、図書室に集まれ!!』
その時、前も鳴ったサイコ発見アナウンス?が鳴り響いた。そのことで、この学園内にいる全員が集まったみたいで、今はもう別人となってしまったサタンさま(表)の周りに人が集っていく。これから捜査と学級裁判が待っている……でも、私は………あまりのショックに、体を動かすことができなかった。
ブラウン(表)「仁花さん(表)っ!」
谷地(表)「………、ブラウン(表)………どうして?どうして………私達のために、一生懸命取り仕切って、頑張っていたサタンさま(表)が………こんな目に遭ってしまったの………?」
ブラウン(表)「それは……今から、暴くしかないです。だって………そうしないとぼくたちも大変な目にあいますし………こうなったからには、サタンさん(表)の意志を、受け継ぐしかないです!」
ブラウン(表)は、真剣な表情でそう語る……サタンさま(表)がこうなった真相を知って、私がサタンさま(表)の意志を継がないと、天悪さんに立ち向かえない……
谷地(表)「うん……立ち止まって、いられないよね……私も……村人Bも戦えるんだから!魔王様の意志を、村人Bだって継ぎたい…!だから、見ててください。サタンさま(表)、みんな……絶対、この事件も解決させますから!」
私達は改めて、捜査時間に励むことになった…
捜査開始!
谷地(表)「ええと、今回もテンテンファイルはあるんだよね……その内容って………」
【テンテンファイルⅡ】
被害者:【超サイコ級の魔王】サタン(表)
発動条件:××××を握ったこと
現場:図書室
事件発生時刻:本日午後1時頃
備考:クロとサタン(表)が大きな動きをした様子はない
谷地(表)「……あれ?」
ブラウン(表)「どうしたんですか?仁花さん(表)」
谷地(表)「今回は備考のところは情報がちゃんとあるけど…発動条件のところ……何を握ったのかが伏せられてる……?」
ブラウン(表)「あ!本当ですね!もしかしてバグか何かかなぁ」
テンテン「えー!そんな訳はないよー!それは仕様さ!」
谷地(表)「うわわっっ!??……て、天悪さん!仕様って……どうしてよりによって発動条件のところを伏せる必要が!」
テンテン「天悪じゃなくてテンテンなんだよなぁ( ´•௰•`) それはね、クロに重大に関わる情報は載せられないからなんだよ♪」
ブラウン(表)「え?重大に関わるって………ええと?」
テンテン「それ以降は自分たちで考えることね!」
谷地(表)「………ということは、伏せられているところが、今回の犯人に繋がる決定的な証拠になるってことだね……」
ブラウン(表)「そっか……!じゃあ、ここがわかれば、今回の事件が解決できるんですね…!」
【言弾『テンテンファイルⅡ』ゲット!!】
谷地(表)「現場の図書室は……荒れた様子も、何か物が特段変化しているとかはないね……」
ブラウン(表)「テンテンファイルにも犯人とサタンさん(表)は大きな動きはしてないってありましたからね……」
谷地(表)「うーん……サタンさま(表)が握ったものがわかれば、少しでも真相に近づける気がするんだけど……」
【言弾『図書室』ゲット!!】
谷地(表)「あ……そうだ!今回サタンさま(表)と入れ替わった人!!ええと、その人は……」
朝日奈(裏)「どうやらルルーさん(表)みたいだよ……」
ブラウン(表)「葵さん(裏)っ!喋り方からしてそんな気はしてましたね💦」
サタン(表)「事情はまだ飲み込みきれないけれど……サタン様(表)を狙うだなんて……三人とも!!絶対犯人を突き止めてよっ!!」
谷地(表)「はい!それはもちろん…!その為にも、ルルーさん(表)!ちょっとだけ手を見せてくれませんか?」
サタン(表)「え?いいけれど……この体はサタン様(表)のものなんだから、変なことはしないでよ?」
谷地(表)(………サタンさま(表)の手に、何かの跡も匂いもない……何かを握ったのなら、何か跡が残ってもいいと思うけど……もしかして、握っても特に影響がないものを握ったのかな?)
【言弾『サタン(表)の手』ゲット!!】
サタン(表)「そうだ!!ねえ聞いてよ、私、さっきあの扉の向こうでゴキブリ見たのよ!!一瞬だけだったけど、フワッて飛んでたの!!」
朝日奈(裏)「そういえば、そう言ってたっすね……でも、それいつ見たんすか?」
サタン(表)「ええとね……目が覚めてすぐよ。意識を覚醒させてすぐに、人一人分くらいの物音を聞いたのと同時に、大きめの、ゴキブリが……」
ブラウン(表)「えええええーーーー……!?ほ、本当にそんなのがいるんですかーーーー……!?」
【言弾『ルルー(表)の証言』ゲット!!】
サタン(表)「私の他にも、誰か一人物音立てるほど動揺してたみたいだから絶対いるわよ!ねえ、あれからどうなったの?」
朱美(裏)「そうは言われても……そこまで大きなゴキブリなんて、私見たことありませんよ?」
東条(表)「私が学園内を掃除していた間にも、ルルーさん(表)が仰られているような虫は見られませんでしたわ」
桜(裏)「他のみんなも見てないみたいだし……もしかして、気のせいじゃないんですか?」
サタン(表)「みんな見てないの!?じゃあ、あのフワッて飛んでた虫みたいなものはなんだったのよ…!」
谷地(表)「事件には関係ないかもしれないけど、一応覚えておいた方がいいよね…」
【言弾『目撃情報のないゴキブリ』ゲット!!】
シャミ子(裏)「谷地さん(表)にブラウン君(表)、捜査頑張ってますか?」
谷地(表)「シャミ子さん(裏)!うん!ボチボチね……」
ブラウン(表)「シャミ子さん(裏)は……あれ?シャミ子さん(裏)、ヒザをケガしたんですか?」
シャミ子(裏)「はい、お恥ずかしながら……でも、いつものことなので、引っかからなくていいですよ」
ブラウン(表)「そんな、ケガしてるんですから、いつもの事でも気にしちゃいますよ💦」
谷地(表)「後で改めて手当するけど、お大事にね💦」
【言弾『シャミ子(裏)のケガ』ゲット!!】
三治郎(裏)「うー……いたたたたーー……」
兵太夫(裏)「三治郎(裏)ってば、無茶しないでよもー……」
谷地(表)「あれ?三治郎君(裏)に兵太夫君(裏)……三治郎君(裏)は頭を痛めてるみたいだけど、どこで怪我したの!?」
兵太夫(裏)「それがですねー……娯楽室で改造しがいのあるからくりを見つけたみたいで……」
三治郎(裏)「背伸びしてでも取ろうとしてたら、頭に直撃しちゃってー!しかも、そのからくり、その衝撃で壊れちゃうし、天悪に相談しようとしたら、事件が起きちゃうしでもう最悪ですよ!!」
兵太夫(裏)「それで、手も少し突き指したんだよねー…」
ブラウン(表)「珍しく不運だね……💦どうしよう、三治郎(裏)の手当の為にも、学級裁判の参加を免除できないのかな?」
谷地(表)「残念だけど、学級裁判の欠席も校則違反に関わる以上は無理かもね…」
ブラウン(表)「そんな……」
【言弾『三治郎(裏)のケガ』ゲット!!】
兵太夫(裏)「それにしても、あんな事言ってすぐにこんな事になるなんて……僕、もしかしてフラグ立てちゃったのかなぁ」
ブラウン(表)「え?あんな事って……どういうこと?」
三治郎(裏)「兵ちゃん(裏)、もしかして今日、サタンさん(表)と話したの?」
兵太夫(裏)「うーん、疑われることになりそうだけど、そうだよー。事件発生から少し前のことだけど、図書室でアレな本を探してたら、サタンさん(表)が来てアレな本をくれたんだよ!それやるから部屋に戻れって言ってたね。その時にサタンさん(表)に『隠し事……特に、親しい人相手にはなるべくそういうことしない方がいいですよ?後で拗れることになるかもしれませんからね?』って言ったんだよー…」
谷地(表)(………ん?じゃあ、サタンさま(表)はもしかしたら、事件発生までずっと図書室にいたのかな?)
【言弾『兵太夫(裏)の証言』ゲット!!】
ラグナス(表)「あれ?父さん(表)、兵太夫(裏)がいた時も一人で図書室にいたがったのか?」
谷地(表)「あっ!ラグナス君(表)……え?その言い方だと、ラグナス君(表)も図書室にいて、その時にサタンさま(表)と話したの?」
ラグナス(表)「ああ!テンテンから教わったことを学ぼうとしてたら、父さん(表)がおれを図書室から出そうとしようとしてな?その時チョコチップジャーキーをくれたから、お返しのプレゼントもして帰ったぞ!」
兵太夫(裏)「へー!僕の時と同じようなことしてるね!」
三治郎(裏)「ねえ、チョコチップジャーキーおいしかったの?」
ラグナス(表)「?ああ!とてもうまかったぞ!!」
三治郎(裏)「ええ……(;´Д`)」
ブラウン(表)「ねえ!ラグナス(表)、サタンさん(表)と図書室で会った時間っていつなの!?」
ラグナス(表)「え?きのうの話だぞ?父さん(表)、きのうから図書室に行きたがってたんだよなー」
谷地(表)「サタンさま(表)、どうして図書室に何度も行っているの……?」
【言弾『ラグナス(表)の証言』ゲット!!】
谷地(表)「まだ捜査時間はあるよね……どこかに何か証拠は……ん?なんだろう、この本棚……他の本棚と違って上に本が積まれてないし、下は何か引きずった跡があるような……」
テンテン「そるぇは動く本棚だよぉぉフグ田くぅぅぅん」
谷地(表)「ひえええっ!??ま、また天悪さん……?いや、これが、動くんですか?」
テンテン「すぉのとぅおりさぁ……この隙間に手を入れればぁ、本棚が動いて扉が現れる寸法すぁ…このことむぁだサタンくん(表)しか知らないから、今はまだ黙った方がいいよぉぉ」
谷地(表)「え、ええ?なんで……?みんなに知らせておいた方がいい重要なものだと思うけどな……でも、わざわざ言いに来てくれるなら……」
【言弾『動く本棚』ゲット!!】
きーーーんこーーーんかーーーんこーーーん
テンテン『ぶるああああああああ……すぉろすぉろボクも飽きちゃったから、学級裁判行こうじゃないか☆前も行った体育館のエレベーター前に集合ぬぇ?』
ここで捜査時間が終わっちゃった……未だに事件の全容が掴めてないから不安だけど……サタンさま(表)の仇は、絶対に討ちたい。
ブラウン(表)「仁花さん(表)……」
谷地(表)「うん……行こうブラウン(表)。私達は立ち止まれないから……」
私達、今も残っている生徒は、今のアナウンスの指示通りに体育館へと向かった……今回も天悪さんがエレベーターを出して、そこに乗るように言う……人が更に2人いなくなったエレベーターの中……サタンさま(表)は、前はどんな気持ちでここに立っていたのかな…でも、そんな事を考えている間に、学級裁判場へと着いた。
やっちゃん(表)主人公で進行する学級裁判!感想OK!今回に限ったことじゃないけど、「こいつこの展開ガバだなwwww」ってとこがあったらごめんなさい(´;ω;`)
- Re: クロスでカオスな日常ものがたりっ! ( No.240 )
- 日時: 2020/09/18 22:21
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: L1jL6eOs)
こんにちわ!桜木霊歌です!
霊歌「あー、V3であった主役交代系ね理解理解」
ソニック「でも、主人公が狙われるなんて、想像できねぇよ」
優衣「どうなるんでしょうか?」
次回も楽しみに待ってます!
- Re: クロスでカオスな日常ものがたりっ! ( No.241 )
- 日時: 2020/09/19 08:00
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
お久しぶりです。
小狼「だ、大丈夫なのか? サタンは」
犠牲になった、つまり大丈夫じゃないかも。
急に場所変更だから、きっと何かあったと思います。
次回作に、そのネタ持って行きましょうか。
あの、私の描く次回作に出して欲しいキャラですが。
こちらのまぐろくん(表)とシグ(表)、お借りしても構いませんか?
次のお話も、楽しみにしています!
それでは。
- Re: クロスでカオスな感想返信 ( No.242 )
- 日時: 2020/09/22 21:23
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
天悪「感想返信でござる」
>桜木霊歌さん
テンテン「本家様とは形式が異なりますが、主人公交代となりました…!まさか本当に主人公交代してしまうとは…!」
ブラウン(表)「そうなんですよね……ぼくが見た限りでも、サタンさん(表)はぼくたちのことも思って、一生懸命にテンテンに立ち向かっていたはずなのに、どうしてこんなことになっちゃったのかな……」
テンテン「まぁこちらとしては好都合だけどね?にゃっふっふ」
ブラウン(表)「くっ…!この事件も、解決してみせるからな!」
>謎の女剣士さん
テンテン「お久しぶりです!女剣士さん!コメントありがとうございます!」
谷地(表)「これまでハートスワップに巻き込まれたみんながそうなんだけど、入れ替わったことで、学園の外に出たサタンさま(表)のことが気になるんだよね……無事であってほしいし、滅多なことは起きてないといいけど……」
テンテン「おっと!?女剣士さんのところでもこのロンパパロみたいなことをするんですか!?なんと嬉しい…(ジーン)借りてヨシ!(ビシッ!)詳細載せときますか!」
ささきまぐろ(表)(ぷよぷよシリーズ)
原作準拠のまぐろくんと思ってもらえればだいたい伝わると思います。裸族等カオス展開に関しては常識人。りんごちゃん(表)とはとても仲が良いが、今のところ恋愛に至るまでにはなってない。☆5のメシウマ勢の一人であり、原作でもそうだったが、大体のことはこなせる。
シグ(表)(ぷよぷよシリーズ)
原作準拠のシグと思って貰えれば((ry 裸族等カオス展開に関しては動じないタイプであり、ぼんやりした姿勢は余程のことがない限り崩れない。アミティ(表)やシグ(裏)のことを気に入っている。しかしアミティ(表)に恋してるという訳では現在はないらしい。
テンテン「もしもっと補足が欲しい場合は何なりとお申し付けください…!それでは学級裁判パートもお楽しみください!」
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.243 )
- 日時: 2020/09/22 21:32
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
私達がエレベーターに乗って着いた先の学級裁判場は、前も見た通りサイケデリックな構造とデザインになってた……円卓の席に着くところも変わってないけれど、変わったことが一つ……前回のクロであるシトロン(裏)と、今回の被害者であるサタンさま(表)の席に、本人たちのぬいぐるみが乗ってあったこと……私は思わず顔をしかめてしまった……
テンテン「さーさーみんな!自分の席に座ってね!あっ、それとね。みんなに伝えるべきことを伝えるよ」
シグ(裏)「伝えるべきこと?いったいなんなのさ?」
テンテン「ワイプの人数も増えてきたし、今回から雑音が出てくると思うけど、雑音をサイレンサーで撃ち落として論破していってね!」
※というわけで今後から小説が見にくくなる可能性がありますが、それでもよろしければ…!
谷地(表)「………え、いや…小説でそんなことできるかなぁ!?」
桜(裏)「何かと思ったらメタなお知らせか……この人は置いといて、早く議論を始めようか」
谷地(表)「あ、そ、そうだね!今回の事件の真相も突き止めないと…!」
こうして私達は改めて証言台に立つ…私の右隣にはラグナス君(表)が、左隣にはここにはもういない白澤さん(表)のぬいぐるみがいる。今回の事件は、何としてでも……どんな狂気が待っていたとしても、突き止めないといけない……!
学級裁判
開 廷 ! !
テンテン「えー、今回も学級裁判のルールのおさらいをしまーす。オマエラにはハートスワップを引き起こしたクロを議論し、投票によってクロを当てていただきます!その時に正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき!正しいクロを指摘できなければ、クロ以外の全員がおしおきされまーす!以上が学級裁判のルールだから!議論始めるのですよ!!」
東条(表)「それじゃあ、早速今回の事件の議論を進めていきたいところだけど……」
シャミ子(裏)「私が捜査した限りですけど、物的証拠…と言えるものがろくにありませんでした…恐らく、今回の議論は難航すると思います」
朝日奈(裏)「それに、今回はテンテンファイルでも、発動条件のところで伏せられてるところがあるから……前回の事件より難しい事件と言えるかもね……」
しんベヱ(表)「犯人像を浮かび上がらせるための議論材料が見つからないし、発動条件もわからない……うーん、どうやって議論すればいいのかな?」
三治郎(裏)「そうだね…ここまで情報量が少ないと、議論する以前にお手上げになるけど……」
朱美(裏)「あ、じゃあ!今回は被害者であるサタンさん(表)の今日の行動を推理して議論を進めてみない?サタンさん(表)のことで何か知っている人は積極的に言ってほしいの!もしかしたら、事件の概要も浮かび上がってくるはずよ!」
春奈(裏)「議題がそれしかありませんもんねー、そうするしかないでしょ」
谷地(表)(サタンさま(表)が今日取っていた行動か……確かに、その事について考えてみれば、犯人の手がかりについて何かわかるかもしれない…!私も、積極的に推理しなきゃ!少しでもサタンさま(表)の代わりに、みんなを真実へと導くために…!)
【ノンストップ議論開始!】
【テンテンファイルⅡ】>
【ルルー(表)の証言】>
【動く本棚】>
朱美(裏)「まず、どうしてサタンさん(表)は図書室にいたのかしら?そこが疑問よね」
シグ(裏)「うーん、あの人は図書室に行くイメージがそこまでないもんねー」
ジーナ(表)「『この中にもしょっちゅう図書室に行く人はいない』ものねー」
朝日奈(裏)「わかった、現場が図書室だったのはたまたまだったんだよ」
朝日奈(裏)「サタンさん(表)は犯人に狙われて、『追いかけられてたんだ』」
もしそうならもっとルルーさん(表)が怒るんじゃねーかなぁ……
朝日奈(裏)「そして図書室で捕まって、犯人にそのまま……だと思うんだけど、どうかな?」
なんで図書室なんかに行ったんだろうな!
谷地(表)(あの人の推理……この証拠から考えると、違うと思われるけど………)
谷地(表)「それは違います!」論破!
『追いかけられてたんだ』←<【テンテンファイルⅡ】≡
Break!
谷地(表)「いえ、サタンさま(表)は犯人に追われていたわけじゃないと思います。そうじゃないと、テンテンファイルの備考も違った表記になるはずですから…」
朝日奈(裏)「テンテンファイルの備考って……あっ……」
兵太夫(裏)「そういえば、今回はマトモでしたねー!えーと、『クロとサタン(表)が大きな動きをした様子はない』でしたっけー?」
谷地(表)「うん。追跡も、それから逃れるのも、大きな動きに該当するから、図書室に逃げ込んだって推理は当てはまらないかと……」
朝日奈(裏)「それもそうだね……じゃあ、サタンさん(表)は図書室で過ごしてて、その時に犯人にハートスワップされたんだ……」
桜(裏)「うーん……なんでサタンさん(表)も犯人も、図書室に行ってたんだろう?それがわかれば、少しでも犯人像に近づけるかな?」
朱美(裏)「確かに、お互い図書室に行った理由から、事件の全容が明らかになっていく気がするわね!じゃあ、次はその理由を考えてみましょうか!」
谷地(表)(犯人はともかくとして…サタンさま(表)が図書室に行った時の状況は、あの人の証言からわかるはずだけどなぁ……)
【ノンストップ議論開始!】
【図書室】>
【目撃情報のないゴキブリ】>
【兵太夫(裏)の証言】>
俺は美術品関係で行くけどな〜
桜(裏)「サタンさん(表)と犯人が図書室へ行った理由……どんな風に推理できるかな?」
朱美(裏)「うーん…もしかしたら、『犯人の方から呼び出してきた』んじゃない!?」
それもルルーさん(表)が怒るだろ💦
ブラウン(表)「朱美さん(裏)、そう思う根拠があるんですかぁ?」
朱美(裏)「だって、普通なら犯人が被害者を呼び寄せて、そこで事件を起こすってやり方が自然じゃない!」
朱美(裏)「『サタンさん(表)に動機がない』以上、犯人の方から呼び寄せたと考えられるわ!」
ラグナス(表)「うーん、本当にそうなのか?他にも何か別のすいりもできそうだけど……」
谷地(表)(犯人が呼び出した…とは、ラグナス君(表)の言う通り、考えられないかな……だって、この証拠があるから……)
谷地(表)「それは違います!」論破!
『サタンさん(表)に動機がない』←<【兵太夫(裏)の証言】≡
Break!
谷地(表)「いいえ、朱美さん(裏)…サタンさま(表)の動機はまだわかりませんけどないことはないと思います!」
朱美(裏)「えっ!?どうして!?まさか、サタンさん(表)が自ら図書室に行ってたというの?」
谷地(表)「はい!事件発生の少し前に、サタンさま(表)と図書室で会った人がいるんです!そうだよね、兵太夫君(裏)?」
兵太夫(裏)「あ、そうだった!谷地さん(表)の言う通り、僕が図書室で本を探してたら、サタンさん(表)が来て、探してた本を渡してくれたんです!それで、部屋に戻るように言ってたので言われた通りに戻りましたねー」
朱美(裏)「えっ、それもっと早く言ってよ!?サタンさん(表)のことで何か知ってる人は積極的に言ってって言ったのに!」
しんベヱ(表)「あれ?でも待ってよ?その部分だけ聞いてみると、まるでサタンさん(表)の方が図書室で何かやりたいみたいじゃない」
春奈(裏)「そうね、もしかしたら……被害者と犯人が逆転したパターンで、サタンさん(表)の方が犯行を企ててたんじゃない?」
谷地(表)「え…………!??」
シャミ子(裏)「………もし犯人の方には図書室に行く動機がなかったら、その可能性は高そうですね……信じたくないですけど……」
ラグナス(表)「そんなっ!父さん(表)はそんなやつじゃないぞ!?」
東条(表)「ラグナス君(表)……厳しいことを言うけれど、どんな真相であったとしても、それを突き止めなければ私達の身に危険が及ぶのよ。どんな可能性も視野に入れなければならないわ」
ラグナス(表)「うぅ、でも……!」
谷地(表)「…………私から見たら、ラグナス君(表)と同じで、サタンさま(表)がそんな事考えるようには思えない……だからこそ、真相は知っておかないといけないよ……」
谷地(表)(サタンさま(表)が図書室に行く動機をより裏付けるものといえば……)
【ラグナス(表)の証言】> ←
谷地(表)「これだね!」解!
谷地(表)「ラグナス君(表)、きみも昨日、図書室でサタンさま(表)に会ったんだよね?」
ラグナス(表)「あ、あぁ……おれがテンテンから教わった通りにきょーよーをつけようとしてたら、父さん(表)が一人で図書室にいたがって……チョコチップジャーキーまでくれたんだ」
ブラウン(表)「え!?サタンさん(表)、昨日も今日と同じようなことやってたの!?」
春奈(裏)「サタンさん(表)が計画的に犯行を練っていたのか……はたまた、別の意図があったのか……どっちにせよ、サタンさん(表)の方に何かしらの動機があることは間違いなさそうですね……」
ラグナス(表)「うぅ、父さん(表)の無実、しょーめーできるかな……」
三治郎(裏)「それも大事だけどさー、この事件、結局のところは犯人は他の人でしょ?そろそろ犯人に関する議論について話そうよ!」
朝日奈(裏)「うん…サタンさん(表)のことについてわかってきたから、犯人のことだって、みんなから話を聞けば、きっとわかるはず……」
谷地(表)(今はサタンさん(表)の無実は証明できないけど……犯人のことがわかれば、真相が解明できるはず!ただ、今回は発動条件が一部伏せられてるからね……どうにかしてヒントが得られるといいんだけど……!)
【ノンストップ議論開始!】
【テンテンファイルⅡ】>
【サタン(表)の手】>
【シャミ子(裏)のケガ】>
三治郎(裏)「そろそろ犯人について何か話し合いましょうよー!」
シャミ子(裏)「とは言っても、現場の【図書室に何も異常はありません】でしたよ?」
ブラウン(表)「違和感があるといったら、【ルルーさん(表)のリアクション】の方でしたよね…」
そういやなんであんな悲鳴挙げたんだ?
まるで格闘技してたみたいだな!
ジーナ(表)「そもそも犯人がサタンさん(表)に何を握らせたかよね…備考のこと考えると、【手とか何か】かしら」
ラグナス(表)「はんにんの方にも、どーきはあったのか?あったなら【だれかが知っててもおかしくない】と思うけど…」
しんベヱ(表)「あーん!どの話から話し合えばいいのー!?」
谷地(表)(あの人の話してたところから、賛成できるし議論の幅が広がるかもしれない!少し賛同してみようかな!?)
谷地(表)「それに賛成します!」同意!
【手とか何か】←<【サタン(表)の手】≡
同 意
谷地(表)「ジーナさん(表)の言う通り、サタンさま(表)は犯人の手か何かを握ってハートスワップに巻き込まれたと思われます!サタンさま(表)の手には、何か特定の物体を握ったことによる跡も匂いも残っていませんでした……となると、匂いや跡のつきにくい人体……特に手といったものを握ったのかもしれません!」
シグ(裏)「あっ、なるほど!手を握るくらいなら大きな動きなんていらないし!」
しんベヱ(表)「怪しまれず自然にハートスワップができますねー!」
朝日奈(裏)「それなら、犯人が大きな準備をしなくても、サタンさん(表)に簡単に近づいて犯行に及ぶことができるね…」
三治郎(裏)「………でもさー、それだと犯人を特定する証拠がまだないことになりません?」
ブラウン(表)「あっ…!そういえば確かに!これじゃあ犯人に繋がる証拠が見つかってないよ!」
東条(表)「となると……あとはみんなの証言から犯人を見つけ出すしかないかもしれないわね……」
谷地(表)(くっ、言われた通り、これじゃあ犯人の発動条件に近づけただけで、まだ犯人がわかったとは言えないよね…でも、まだ何かできるはず!私にもできる、犯人を見つけ出す方法が……)
谷地(表)(こうなったら例えみんなに嘘をついてでも、犯人を見つけ出すしかない…!緊張するけど、方法はこれしかないんだから!)
一区切り。次で犯人がわかるか…?
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