二次創作小説(新・総合)
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- クロスでカオスな日常ものがたりっ!
- 日時: 2020/07/25 12:36
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です
※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います
※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます(場合によっては所謂『ギャグカオス大好物組、純粋組』などのラベリング、裸族も出てくる可能性があります)
※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください
※天悪(作者)も出てきます
※設定がガバになる可能性もございます
※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします
※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません
これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…
取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケモンシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music(随時増える可能性あり)
※2020年3月13日頃デビュー
- Re: めちゃコワ肝試し! ( No.229 )
- 日時: 2020/09/06 21:37
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: s26dq553)
ここはメリーディストピアにある、テンアス社のオフィス内。そこで天悪はパソコンの動画に釘付けになっていた。ちなみにテンアス社とは、知る人ぞ知る、天悪が逃走中をやる時に運営として活動する会社のことである。今回はパソコンを使うためだけにテンアス社を訪れた天悪が見ていた動画。それは…フリーホラーゲームの一つ、「ゆめにっき」である。元々ゆめにっきの動画にハマっていた天悪だが、久しぶりに動画を見て没頭していた。以前はゆめにっきの動画を見る際には音をミュートにしていた天悪だが、勇気を出して音を出すも、怖さが倍増しており、特にウボァ降臨の際には心臓が飛び出るかと思った。
天悪「ふぉぉぉぉぉぉぉ………怖っ!!ゆめにっきは相変わらずかわいいのに怖いな……いや、前は音をろくに聞いてなかったから、これが本来のゆめにっきの魅力というところか……にしてもキョアーオ悲しい…」
心臓を落ち着けるべく冷たいお茶を飲んだ天悪。しばらく気を落ち着かせていると、そういや天悪サイドで夏らしいイベント、逃走中の他にはやれてなかったかもと思い返す。改めて、見ていたゆめにっきの動画を一部最初から見返してみる。
天悪「びえ………(´;ω;`)改めて見ても怖い……でも、こんな感じで納涼するのもいいかも。よし!天悪サイドでもやってみるか!……ただ、天悪だけじゃ自信ないし、先輩作者さんの桜木霊歌さんにアドバイスもらおう!それに、柊さんサイドのみんなもご招待したいな〜」
なんと天悪、ゆめにっきからヒントを得て、納涼企画として肝試しをやるようだ!しかし、天悪主催とはいえ、こういったことをするのは初めてといえるので、実際肝試しを行った桜木霊歌さんに助力をもらいながら、桜木霊歌サイドのみんなと柊サイドのみんなも招待して運営するらしい。
天悪「それじゃあ早速霊歌さんにTELを……」プルルルル
桜木霊歌『(ピッ)もしもし?天悪さん、どうしたんですか?』
天悪「あっ!霊歌さん!せっかくですしそちらのサイドのみんなとも一緒に肝試しやってみたいと思ってるんですけど、そのために天悪に御協力していただくことは……」
桜木霊歌『え!!天悪さんとこも肝試しやるんですか!!します!!私も脅かし役として参加したいですし、こっちからも参加者や同じ脅かし役連れてきますよ!!』
天悪「ありがとうございます!!」
桜木霊歌さん、秒で天悪に全面協力する💦
桜木霊歌さんも面白いことが好きで、猪突猛進のため、天悪の趣向に乗ってくれたようだ。
天悪「天悪サイドからも脅かし役や参加者をこちらで呼びますし、柊さんサイドのみんなも誘おうと思ってまして!」
桜木霊歌『わぁ!とても楽しみです!こっちの参加者と脅かし役は、こちらで呼び出しますよ!』
天悪「ありがたいです…!では、参加者の子には『私達天悪サイドと面白いことをする』と抽象的に、脅かし役の子には肝試しのこと全部言って、メリーディストピアの森の麓まで来るように頼んでもらっても大丈夫ですか?」
桜木霊歌『そこが肝試しの集合場所ですね!わかりました!必ずそう伝えますね!』
天悪「お願いしますね〜!」
天悪と桜木霊歌さんとの通話はそこで終わった。そして次は、柊サイドの誰かに通話すべく、ひとまず電話ではなく、天悪特有の能力、"テレパシー"で柊サイドの面々に呼びかけてみる。そうして意識が通じたのは。
天悪(あっ、もしもし?えーときみはー……明石ちゃんか!こんにちは!)
明石(柊)(にゃ?もしかして、指揮官がいつもお世話になってる、天悪さんにゃ?んー?どういう原理で明石に頭の中で話しかけてるのにゃ?)
工作船のKan-sen、明石だ。彼女も柊さんに従うKan-senなのだが、さすがにこの体験はした事がないため、疑問を抱いているようだ。
天悪(ちょっとこういう能力使えてね!と、それよりもいい話あるんだよ。桜木霊歌さんの協力もあって、これから天悪サイドと桜木霊歌サイドで肝試しやるんだけど、柊サイドのみんなも誘いたくて!どうかな?)
明石(柊)(脅 か し 役 は 任 せ る に ゃ)
なんと明石もあっさり了承。明石もイタズラ好きであり工作船さながらのメカニックの技量も非常に高いため、肝試しは彼女の実力を発揮するに相応しいものだったようだ。
天悪(柊さんは……必ずいてほしいとして、ある程度参加者募ってもらっていいかなー?場所はメリーディストピアの森の麓で、『面白い企画やる』って言って呼んできてほしいな!)
明石(柊)(おー、そういう事なら適役がいるから、そいつも連れてくるにゃ。んじゃ、また打ち合わせやるなら明石に能力使ってきてにゃー)
天悪(頼んだよー!)
こうして、明石とのテレパシー通話も終える。こうして二つのサイドからの許可と協力を貰った天悪は自分もと、料理対決で挑戦者を選抜するように、ランダムに手紙を4通送り、参加者を募る。もちろん肝試しの内容は伏せて。そうして桜木霊歌さんや桜木霊歌サイドの脅かし役、フランドール・スカーレットや明石と脅かす内容の打ち合わせをした後は…
天悪「さて!これで後は本番に備えるだけ!…おっと、そういえばこっちは誰を呼んだっけ?」
改めて手紙を送った参加者を確認する。そのメンバーは………
福富しんベヱ(表)、ラグナス・ビシャシ(表)、ブラウン(裏)、風丸一郎太(裏)の4人だ。
天悪「………………ん???待って??半数純粋組じゃね???………いやいや。まだ、まだ脅かす内容はそこまで過激じゃ……(フランちゃんの脅かし内容を見る)orz」
なんと、誘った参加者の半数が純粋組に当たってしまったのだーーーー!??いや、まだそこまでお化けに恐怖を持つような人選とは言えないのが救いだが、これは配慮をしないといけない。天悪はそう心に決め、改めて脅かし役を務める面々と要相談したのだった……
そして、ついに肝試しの夜が訪れた!
感想まーだ
- Re: めちゃコワ肝試し! ( No.230 )
- 日時: 2020/09/06 21:47
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: s26dq553)
天悪「はーいというわけで、集まってくださった参加者のみなさんと!肝試しをやりたいと思いまーす!」
ブラウン(裏)「えっ!?肝試しって……そんな話してなかったじゃないですか!!」
天悪「いや、言ったらボイコットしかねないから言わなかったもん」
風丸(裏)「いやいや、ただでさえ心臓が弱い奴もいるかもしれないんだし、そんなことしなくても💦」
しんベヱ(表)「え〜!?そんな、なんで怖いことやるんですか〜!?」
ラグナス(表)「だ、だいじょーぶだしんベヱ(表)!お、おれは勇者だし、ぜったい守るからな!」gkbr
そうして集まったメンバーに、主催者天悪は肝試し開催の旨を伝える。当然、まさか肝試しをやるとは知らされてなかったメンバーは驚愕のリアクションを見せる。
マリオ(霊歌)「うわー…💦霊歌からは『天悪さんサイドのみんなと面白いことをする』って言われたんだけど、肝試しかぁ……どうりであれだけしか言わなかったわけだ💦って!?ルイージ!」
ルイージ(霊歌)「霊歌は『天悪さんサイドのみんなと面白いことをする』って言ってたのに……。・゚・(ノД`)・゚・。 なんで天悪さんのところまで肝試しするの……もう帰りたいよ!?」
柊「肝試し……って………すみません急に用事を思い出したので失礼しまぁぁぁぁぁあああああああす!!!!!!」
長曽祢(柊)「おい、主!?落ち着け、焦りながら走ると危ないぞ!?」
それはもちろん、桜木霊歌サイドから来たマリオやルイージ、柊さんと柊サイドの刀剣男士、長曽祢虎徹も同様だった……というより、極度の怖がりであるルイージと柊さんの方が恐怖に怯えているようだ。
天悪「いやほんとすみません……たまにはこういう納涼も必要だと思って……ここに来たからには、みなさんにそれぞれ4つのルートの奥に置かれている花瓶に、花を供えてもらいます!今回は二人一組で4つの別々のコースを行ってもらいます。この森は別にいわく付きの何かがある訳でもないですし、いたとしても動物しかいませんからね!あと、モノクマ達から協力してもらって、森の至る所に監視カメラがありますから、ズルは通用しません!わかりましたか!」
柊「そそそそ、そんなこと、言われても……(´;ω;`)」
長曽祢(柊)「よしよし、大丈夫だ主…おれがついてるからな」
天悪が改めて肝試しのルールを説明するも、柊さんはそれどころではない模様…それを長曽祢が優しく宥める。そして、どこかから安心したような視線も感じる。明石よ、柊さんと長曽祢さんの仲の進展のために、長曽祢を呼んだな。
天悪「さてさて!その二人一組のチームはこちら!」
Aチーム
ブラウン(裏)&柊
Bチーム
福富しんベヱ(表)&マリオ(霊歌)
Cチーム
ラグナス・ビシャシ(表)&長曽祢虎徹(柊)
Dチーム
風丸一郎太(裏)&ルイージ(霊歌)
天悪「あ、ごめん!!ごめんって明石ちゃん!!申し訳ないけど話し合ったことだし、ごめんけど納得して!!」
柊「どうしたんでしょう天悪さん……?」
長曽祢(柊)「さぁ…?」
明石からの納得のいってない視線に襲われる主催者天悪だが、純粋組の配慮もあるししょうがない。こうして、突貫だが恐怖に溢れている、肝試しが始まることとなった……!
柊「うええええん……なんでこんなことしなきゃいけないの、帰りたいぃ……ひっぐ」
ブラウン(裏)「柊さん、しっかりしてくださいよ…」
暗い森の中のルートの一つを歩くのは、既に幼児退行に陥り始めてる柊さんと、ブラウン(裏)だ。
ブラウン(裏)「柊さん一人だけじゃないんですから、あまり怖がらないでください!ぼくは離れませんし、戻ってきたら長曽祢さんもいますから!」
柊「ほんとう……?置いてったりしない……?」ぐすっ
男らしく柊さんを励ますブラウン(裏)と、すっかり涙で目を潤ませている柊さん。柊さんが大人でブラウン(裏)が子どものはずだが、完全に立場が逆転している。しかし、このまま会話だけで終わるはずがない。ブラウン(裏)と柊さんは、一つの立て札を見つけた。そこにはお題が書かれてあり、お題は必ず遂行しなければならない。赤く染まった字で書かれていた内容は……
【1から10まで小さな声で数えろ】
柊「いやだあああああ……数えたくないよぉ……」ぐすぐす
ブラウン(裏)「もう、数えないと終わりませんよ!このまま森の中を彷徨い続けるなんて嫌でしょ!」
柊「うん……ブラウンくん(裏)も数えてくれ……」
ブラウン(裏)「それはもちろんです」
柊さんはか細い声で、ブラウン(裏)は小さな…というより普通の声で数を数え始める。近くに一つの気配があることに気づけずに。
柊「1……2………3……………4…………5…………………」
ブラウン(裏)「6…7…8…9……10!」
ガササッ!
柊「きゃあっ!?」
ブラウン(裏)「なっ!なんだ!!」
数を数え終わった二人に、草むらから飛び出してきたものは……
テケテケマシン「オオオオオオオオオ」テケテケ
ブラウン(裏)「テケテケ……のマシン!?」
なんと今は懐かしい、テケテケ……のマシンであった!そのテケテケマシンは呻き声を挙げながら、ブラウン(裏)と柊さんを追いかけ回す…!
柊「きゃああああああああああっ!!!!!!」
ブラウン(裏)「あっ!!柊さん!!!」
しかし、柊さんは恐怖のあまり、森の木々の方へと逃げ(ルートから外れる道)、姿を消してしまった!
明石(柊)「え、ええっ!?指揮官!?いくらなんでも驚き過ぎにゃ💦」
ブラウン(裏)「あっ、あなたは、明石さん!もしかして、操縦は明石さんが?」
明石(柊)「そうだにゃ。このテケテケマシンを作ったのも明石だにゃ」
柊さんのあまりの驚きように、脅かし役の明石本人が出てきてしまった💦明石は柊さんが極度の怖がりであることを知らなかったため、この反応も無理ないだろう💦しかし……
明石(柊)「指揮官を驚かせたのはいいけど、まさかルートから外れちゃうとは思わなかったにゃ…もしかしたらのこともあるにゃ。明石が指揮官を探すから、ブラウン(裏)は花を供えて、この事天悪さんに話すにゃ」
ブラウン(裏)「はい!頼みますよ!」
柊さんがはぐれてしまったため、監視カメラもあるが、明石は柊さんを探すようだ…!ブラウン(裏)も明石から頼まれ、まず花瓶に花を供えた後、急いで天悪にこの事を知らせに行った…!
感想まだまだ
- Re: めちゃコワ肝試し! ( No.231 )
- 日時: 2020/09/06 22:10
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: s26dq553)
しんベヱ(表)「うううー……ここ怖いですよぉ……」
マリオ(霊歌)「そうだね…ルイージ、大丈夫かな……」
一方、こちらはBチーム専用ルートを歩くしんベヱ(表)にマリオ。しんベヱ(表)もやはり10歳の子ども相応の恐怖心を抱いており、マリオも怖がりな弟のルイージが心配なようだ。
しんベヱ(表)「マリオさん、やっぱりルイージさんのことが心配ですか?」
マリオ(霊歌)「うん、それはもちろん…ルイージは大事な弟だし、ルイージはとても怖がりで、お化けの話を聞くと、気絶するくらいだから💦」
しんベヱ(表)「だから始まる前にあんなに怖がってたんですね💦ぼくにも妹のカメ子(表)がいるけど、カメ子(表)はぼくと違ってとってもしっかり者だから…今頃家でマリオさんと同じく、ぼくのこと心配してると思います💦」
マリオ(霊歌)「そっか、しんベヱ(表)にも妹がいるんだね…僕達、きっと気が合うかも……って、お題だ!」
しんベヱ(表)「ええ!?まだ心の準備できてないのにー!!」
お兄ちゃんトークもそこまでに、お題を遂行する時が来たようだ……しんベヱ(表)とマリオに課されたお題は……
【この皿の内の1枚を隠せ】
しんベヱ(表)「ええーー!!お皿が10枚もあるよぉ……これ隠して何か怖いこと起こらない…?」
マリオ(霊歌)「起きる可能性が高いだろうけど…💦やるしかないよ、皿1枚は僕が隠す!」
マリオ、しんベヱ(表)に恐怖の魔の手が忍び寄らないように、自分が皿を隠すことにしたようだ……すると、皿の近くにあった井戸から、声が……
???「1枚……2枚………3枚…………」
しんベヱ(表)「ひぃぃぃ〜〜〜!!」
その声を聞いたしんベヱ(表)は思わずマリオに抱きついた。マリオの方はしんベヱ(表)を受け入れ、井戸を見せないように胸に顔をうずめさせる。
???「4枚…5枚……6枚………7枚…………8枚……………9枚………………」
その井戸から聞こえる声は、9枚目を最後に一度途切れた。しんベヱ(表)もマリオも何事か、と顔を上げると……
お菊さん「あと1枚……足りないぃ!!」
マリオ(霊歌)「うわぁっ!?」
しんベヱ(表)「ひいいいいいいいいいいっ!!!!!!!」
井戸からこれも懐かしい、お菊さんが出てきたのだあああああ!???本格的なメイクをしてきたのか、恐ろしいお菊さんを見て驚くマリオと、その場から逃げ出し、ルートから外れた道へと姿を消したしんベヱ(表)…!
マリオ(霊歌)「ああっ!?しんベヱ(表)!!そっちは行っちゃダメだよ!!」
お菊さん→桜木霊歌「ああっ!しんベヱ(表)!?驚いてくれるのは嬉しいけど、ルートから外れるのは危ないよ!」
しんベヱ(表)がルートの道から外れたことにより、お菊さんに扮していた桜木霊歌さんも素になってしまう。
マリオ(霊歌)「なんとなく面影はあるけど…霊歌だったんだ、比較的ショックが大きくない仕掛けで助かったけど、しんベヱ(表)が……!」
桜木霊歌「うん、わかってる!いくら監視カメラがあるからといって、夜の森ではぐれると危ないから、マリオはまず花を供えてから天悪さんにこの事伝えて!私も、しんベヱ(表)を探してみるよ!」
マリオ(霊歌)「わかった!僕も天悪さんから許可もらってから探すよ!」
桜木霊歌さんも道を逸れたしんベヱ(表)を探しに行き、マリオは花を供えた後、急いで天悪にこの事を知らせに行き、自身もしんベヱ(表)を探しに行ったのだった…!
長曽祢(柊)「ラグナス殿(表)、大丈夫か?あまり前に進みすぎないようにな。いきなり怪異に襲われたら、一溜りもないだろうから……」
ラグナス(表)「ありがとう、ながそねお兄さん…でも、だ、だいじょーぶ、だ!おれは、勇者、だから……」gkbr
一方、こちらはCチーム専用ルートを歩く長曽祢虎徹とラグナス・ビシャシ(表)。ラグナス(表)は大人の姿の時は10歳の精神であるため、今は強がって前を進んでいるが、その姿勢は震えがちであり、長曽祢も心配している。
長曽祢(柊)「怖い時は素直に怖いと言っていい。その気持ちは何も恥じることはないし、おれが守ってやるからな」
ラグナス(表)「ううう……ながそねお兄さん………」
???『せーーーーんぱい………』
ラグナス(表)「!????」
長曽祢(柊)「ん、ラグナス殿(表)?どうした?」
ラグナス(表)「い、い、今………!!」
突如ラグナス(表)の耳に、いや。頭の中に響いてきた女の声。ただし、長曽祢には聞こえてなかったのか、ラグナス(表)の様子を確認してきた。ラグナス(表)は早速、今の声の事を話そうとするも…
【聞こえた声のことを誰にも話すな】
先程の長曽祢の言葉の後にこのお題。これは残酷といえるだろう。しかし、お題に背くわけにもいかない。ラグナス(表)は恐怖を何とか抑え、長曽祢に嘘をつくことにした。
ラグナス(表)「な、なんでも、ない……空耳みたいだ」
長曽祢(柊)「そうなのか…?……っ!??」
ラグナス(表)「え、ながそねお兄さん?」
一方で、長曽祢も何かを見て、体を強ばらせる。長曽祢の視線の先。そこにはあるはずのない者が映っていた。
???「………」
そこにいたのは目は黒く塗りつぶされ、口は三日月の形で吊り上がった、見るからに人とは違う存在。それは明らかにこちらを覗いていた。しかし、ラグナス(表)にはあれが見えていないようで、長曽祢の方を心配している。
ラグナス(表)「どうしたんだ、ながそねお兄さん?急に、あっち見て止まっちゃって……」
長曽祢(柊)「いや、ラグナス殿(表)は………!!」
【見えたそれを誰にも話すな】
長曽祢の目に止まったお題は、何故か長曽祢用であるかのように変化を遂げていた。ただ、ラグナス(表)はその変化に気づいていない。そう、長曽祢には今幻覚が見えるように、精神を作用させているのだが、それにお互い気づいていないのだ。しかし、長曽祢の方も、お題は守らないといけないと思っているからには…
長曽祢(柊)「………いや。なんでもない。気のせいのようだ」
ラグナス(表)「そ、そっかぁ……」
???『せんぱい……会いたいよ、せんぱい………』
ラグナス(表)「う、うう……!!」
長曽祢(柊)「ラグナス殿(表)、何故頭を……!!」
???「………」
長曽祢(柊)(あいつ、こちらに近づいて……!!)
ラグナス(表)は幻聴に、長曽祢は幻覚に襲われている…しかし、その異変をお互いに言うことができない。言ったら肝試しをクリアできないからだ。お互いを思うあまり、自分達がジワジワと追い詰められていく……やがて、ラグナス(表)の背後から、そいつはラグナス(表)の目を覆った。
少女「せんぱい、みーつけた……」
ラグナス(表)「………っ!???うわぁぁぁぁぁああああああああああああっっっっっっ!!!!!!」
ラグナス(表)は目を覆ってきた少女から勢いよく逃げ出し、そのまま道を外れてしまった…!その瞬間、ラグナス(表)と長曽祢にかけられた催眠は解かれたものの、それどころではなくなってしまった!
少女→天悪「え?あっ!!あちゃー……これくらいなら何とかギリギリ大丈夫かと思ったけど…まずかったかぁ、ごめん!!ラグナス(表)!!」
長曽祢(柊)「天悪殿!?天悪殿の仕掛けだったのか…それにしても、どうしてこのような事が……いや、それよりラグナス殿(表)が!!」
天悪「うん、こうなったからには、何とかしてラグナス(表)を見つけなきゃ!!長曽祢くん、手伝ってくれるかい!?」
長曽祢(柊)「当然だ、そちらの大事な仲間なのだから…!」
さすがの天悪も焦りを見せ、そっと花瓶に花を供えた長曽祢と共にラグナス(表)の捜索へ向かう…!ただし、ラグナス(表)は一向に見つからず、監視カメラの確認の為、麓に戻るしかなくなった…!
まだ続くよ
- Re: めちゃコワ肝試し! ( No.232 )
- 日時: 2020/09/06 22:39
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: s26dq553)
ルイージ(霊歌)「はぁ…はぁ……(カサッ)ひゃああっ!??お、お化け通ってなかった!?」
風丸(裏)「大丈夫ですよルイージさん、ただ木が揺れただけですから💦」
一方、こちらはDチーム専用ルートを歩くルイージと風丸一郎太(裏)。ルイージも極度のホラー嫌いであり、今もお化けの類にはトラウマ満載であるため、ただの風にも霊が通ったと錯覚してしまう。その様子を見て、普段は重度のギャグカオス大好物組である風丸(裏)も気を遣う他なくなったようだ。
ルイージ(霊歌)「うぅ……霊歌ってば、なんで僕まで呼ぶんだろう……僕はテイルスと同じで、怖いものダメなのに……」
風丸(裏)(怖いものダメだからこそじゃないのか?💦)
肝試しは怖がりがやってこそなんぼであるが、さすがにトラウマを植え付けるほどの事はしない……
のだが、例外は必ずあるのである。ルイージと風丸(裏)が行き着いた先はトンネルであり、中は夜であることもあり、相当の暗がりであることがわかる。トンネルの横には、立て札が……
【誰か一人を決めて、その一人がトンネルに10分間入れ】
ルイージ(霊歌)「えっ!?中に!?トンネルの中に入るの!??やだ、怖い怖い怖い!!お化けがいるかもしれないのに!!」
ルイージは恐怖のあまり、風丸(裏)に勢いよく抱きつき始めてしまった…💦それも無理はないだろうと風丸(裏)もそのまま抱かれ続けていたが、これでは話が進まない。
風丸(裏)「ではルイージさん、俺がトンネルに入りますよ!外ならまだ仕掛けられても対処のしようがあるので大丈夫だと思います!それに、10分経ったらすぐに駆けつけますから!」
ルイージ(霊歌)「あ、ありがとう……風丸(裏)、気をつけて……!」
風丸(裏)が自らトンネルの中に入ると立候補し、そのままトンネルの中へと向かった…その瞬間に、結界が張られ、ルイージも続けて入ることができなくなる。
ルイージ(霊歌)「うぅ、風丸(裏)が配慮してトンネルの中に行ってくれたからといって、もしかしたら風丸(裏)が大変なことになるかもしれないんだよね……それに、僕の方だって、何が来るかわからな……」
ズズズズズ……
ルイージ(霊歌)「ヒッ!!!!!!」ビクゥッ
ルイージの耳にはっきりと聞こえてきた、大剣を引きずる音……そのお世辞にも耳に優しいとは言えない鉄が擦れる音を聞き、ルイージはギギギ、とぎこちなく背後を見た。そこにいたのは……
▲様「…………」
ルイージ(霊歌)「」
なんと、サイレントヒルシリーズで多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた、▲様が大剣を持ってルイージの後ろに立っていたーーー!??▲様は、見た目がおぞましいのはもちろんだけど、持ってる代物もヤバいから、検索の際には注意しよう!←
その▲様は、ルイージが自分を見たのと同時にルイージを追いかけ始める!
▲様「………!!」ダダダダダ
ルイージ(霊歌)「いやだああああああああああ!!!!!!来ないでええええええええええ!!!!!!!!」
▲様の素早さもかなりのものだが、ルイージの方も怖さから逃れたい一心からかめちゃくちゃ速い。やがて、ルイージは▲様と共に、ルートから外れ始める…!
風丸(裏)「え!?外でルイージさんの悲鳴が聞こえる!まさか……くそっ!!外にいた方がまずかったのか!!」
一方、自らトンネルの中に入った風丸(裏)は、外でルイージが▲様に襲われている事を理解し、後悔の念に苛まれていた…
風丸(裏)「ルイージさんを助けないと…!!くっ!!結界のせいで外に出られない…!!」
しかし、まだ10分経っていないため、風丸(裏)は外に出ることができない!
風丸(裏)「このままじゃあ、ルイージさんの精神が限界を向かえるかもしれないのに(カランッ)ん?何かが転がったよう……な………」
そんな時、何かが転がったらしく、風丸(裏)は暗いトンネルの中を、目を凝らして地面の方を注視してみる……すると………
骸骨×100「」
風丸(裏)「」
そこにはざっと100体ほどの骸骨が……
風丸(裏)「っっっぎゃああああああああああ!!!!!!!!」
これにはさすがの風丸(裏)も渾身の絶叫を挙げる他なくなってしまった…!ちなみに、この骸骨はもちろん人形であり、桜木霊歌さんサイドのゼペットが精巧に作ったものなのだ。そのクオリティはあまりに高すぎて、暗がりのトンネルの中では、判別が不可能…!
風丸(裏)「早く!!早くここから出してくれ!?怖い、骸骨から逃げないと、ルイージさんを助けないと、骸骨を助けないと!??」
そのため、風丸(裏)の情緒が乱れ、おかしな発言が飛び出してしまったが…その瞬間、結界が破れ、トンネルに新たに入ってきたのは……
▲様「………」
風丸(裏)「うわああああああああああああ!??????」
▲様→フラン(霊歌)「ごめん一郎太(裏)!!お願い、ルイージを一緒に探して!!」
風丸(裏)「えっ、え………あ、フランか!あービックリした……!」
▲様に扮していたフランであった。しかし、フランの表情は焦っているかつ心配そうなものになっていたため、風丸(裏)も少しは冷静さを取り戻せたようだ。
フラン(霊歌)「あのね、フランが▲様になって、ルイージを追っかけてたんだけど…ルイージを見失っちゃったの。それでね、最後にルイージを見たところが、ルートとは違う道へ行くところで……」
風丸(裏)「そっか、ルイージさんが道から外れちゃったんだな……」
戦闘時こそ戦闘狂のフランであるが、そうでない時は明るく無邪気な吸血鬼であるため、途中ではぐれてしまったルイージの事を心配しているのだ。その様子を見て、風丸(裏)も放っておくことができず……
風丸(裏)「わかった。花は今供えるとして、早く天悪に相談して、ルイージさんを探そう!少なくとも、監視カメラからなんとか居場所はわかるはずだ!」
フラン(霊歌)「うん…!フランも手伝う!」
こうして、風丸(裏)も肝試しをクリアし、フランと共に天悪の元へ向かう……
天悪「おーい!?みんな!四人は見つかった!?」
マリオ(霊歌)「いや、誰か一人も見つけられないよ…!いったいどこに行ったんだろう…」
柊さん、しんベヱ(表)、ラグナス(表)、ルイージの捜索に励んでいた肝試しに参加している者達は、誰一人見つけられずにいた…監視カメラの映像から見ても、そこまで大幅に道から外れているとは思えないのだが、どうして見つからないのか…
フラン(霊歌)「フラン、驚かせすぎちゃったのかな…」
長曽祢(柊)「主、ラグナス殿(表)、みんな……」
ブラウン(裏)「みなさん……まだ探してないところはあるはずです。ちょうど一つ……そこにいるかもしれません。みんなで向かいましょう!」
明石(柊)「探してない場所って……ここかにゃ?」
風丸(裏)「確かに、ここでみんな休んでる可能性もあるだろうな……よし、急いで向かおう!」
桜木霊歌「4人共…大丈夫、もう怖くないからね!」
天悪達はまだ探していない箇所に向かって、急いで走り出す……迷子になった4人は、いったいどうしているのか…!?
次でラスト?かな??
- Re: めちゃコワ肝試し! ( No.233 )
- 日時: 2020/09/07 00:00
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: s26dq553)
※ここから解釈違いになり得るかもしれない描写あり。ご指摘あれば遠慮なくお申し付けください
ルイージ(霊歌)「わああああああああああっ!!!!!!!」
ルイージは、▲様扮するフランに追いかけられ、精神が限界になりながらもひたすらに駆けていた。駆けていた事で……気づいた時には………
ルイージ(霊歌)「え、あれ!?ここ……どこ!?」
ルートとは全く異なる道へと来てしまったのだ……当然、普段怖がりの彼にはその場から動き回る勇気などない。さっきまで▲様に追いかけられ、体力も削られていたのならなおさらだ。
ルイージ(霊歌)「ここ……説明がなかったところだ……ど、どうしよう……!!」
ルイージが怯えながらその場で佇んでいると……
ガサッ
ルイージ(霊歌)「ひっ!!!だ、だ……」
ラグナス(表)「うぅ……ながそねお兄さん……あ!ルイージお兄さんだっ!」
ルイージ(霊歌)「あ、よかった……ラグナス(表)だったんだ……!」
同じくルートの道から逸れてしまった、ラグナス(表)が来たのだ。お化けが来た訳ではないことに、ルイージは心から安堵する。それはラグナス(表)も一緒であるようだ。
ラグナス(表)「おれ、さっきお化けに会ってにげちゃったんだけど、ようやくだれかに会えたから、安心したぞ……」
しんベヱ(表)「あれ?その声って…あー!ラグナス(表)にルイージさんだ!」
ラグナス(表)「あー!しんベヱ(表)も来た!……ってことは…?」
ルイージ(霊歌)「もしかして、しんベヱ(表)も途中で、迷子になったの…?」
しんベヱ(表)「そうなんです💦井戸から怖い女の人が出てきて、そこから逃げちゃって……マリオさん、ぼくのこと探してますよね……」
ルイージ(霊歌)「あっ……そうだ!!風丸(裏)!!どうしよう、僕風丸(裏)を置いてっちゃった!!」
ラグナス(表)「おれも、ながそねお兄さんとはぐれちゃったから、今は……」
ガサッ
ラグナス(表)「え!?だれだ!?」
柊「うぅ……あれ!?ラグナスくん(表)にしんベヱくん(表)にルイージさんがいる!?なんで…?」
しんベヱ(表)「あー!柊さん!……もしかして、柊さんも仕掛けで逃げて、迷子に?」
柊「うっ!!……そうみたいだ。あのお化けに遭遇してから、逃げることしか頭になくて、気づいたら……」
ルイージ(霊歌)「全く知らない場所に来たんですね💦僕達もそうなんですよ…」
柊「えっ!?三人も同じことに!?」
そして、しんベヱ(表)と柊さんも合流、どうやら4人全員が、恐怖のあまりこの場に集まってしまったようだ。もしかしなくても周囲の者がみんな自分たちを探していることだろう。ならばここは動かない方がいい。そう思っていたのだが……
???「……」
柊・しんベヱ(表)・ラグナス(表)・ルイージ(霊歌)「ひっ………!!」
目の前にぼうっと浮かぶ、子どもの影……当然、こんな風丸(裏)ともブラウン(裏)とも違う影はいなかった……では、この影はまさか、幽霊……!?
???「…………………………」
MZD(表)「あれ?あそこに人がいるな!おーい!お前ら、ちょっといいかー!」
柊「え?あれ?幽霊じゃない…?」
ルイージ(霊歌)「えぇっ!?あそこにいるのって……MZD!?でも、あの様子からして、もしかして…!?」
しんベヱ(表)「え?誰なのかなあの子?」
ラグナス(表)「さぁ……もしかして!新しい友だちなのか!?」
いや、影の正体は、ポップンワールドの神である永遠の少年、MZDであった!そう、新しくポップンから新キャラ出ました!← しかし、MZDはどうしてこんな所にいるのか?というか、この状況は理解できるのだろうか?MZDが次に出した言葉は……
MZD(表)「おっ、そうだ!この世界に来るのは初めてだから、自己紹介がいるな。よーっす!俺はMZD!まっ、ポップンワールドの神ってとこかな。みんなとポップンやんのが好きなんだ。んで、俺の後ろにいんのがハテナ!まっ、?っていうんだけどさ、俺や?のことは気軽に『えむぜ』とか『ハテナ』って呼んでやってくれよな!って、お前らはこんなところで何してんだ?」
ルイージ(霊歌)「へ?あっ!実は、僕達肝試しをやってたんだけど、恐怖のあまり……」
しんベヱ(表)「みんなとはぐれちゃったんです!だから、帰り道を探してて……」
MZD(表)「オーケーオーケー!肝試しってクールでホラーなもんだからいいよな!日本でのジャパニーズホラーも世界に轟くもんだしな。よし、それなら天悪に語りかけて、こっちに来るように頼むよ!そしたら、こいつの願いも叶えてもらえるかもしれないし!」
ラグナス(表)「ほんとか!ありがとうえむぜお兄さん(表)!」
柊「ん?こいつの願いって……ハテナくん?のか?」
MZD(表)「いや。ハテナじゃなくて、ここにいる精霊?かな?」
MZD(表)が手を広げて見せているところにいるのは……確かに、綺麗な女の子の精霊だ。
ラグナス(表)「わっ!きれいなお姉さんのせいれーだ…!」
しんベヱ(表)「うんうん!この子、どんなお願いがあるんですかー?」
柊「え?いや、そこに精霊がいんのか?私には見えないけどな……」
ルイージ(霊歌)「僕だってそうだよ?僕の世界でも魔法や妖精とかありふれてるから、見えてもおかしくないはずだけど……」
MZD(表)「えっ!?そんな、なんでだよ?おかしいなー、ハテナも見えないみたいだし、どうなってんだ?」
MZD(表)は柊さん達の居場所を天悪達に教えてくれるようだが…精霊の願いも叶えてあげたいらしい。しかし、肝心の精霊は、ルイージ(霊歌)や柊さん、ハテナ(表)には見えないようだ…いったいどうなっているのか?
桜木霊歌「おーい!ルイージ!みんなー!!……あっ!いた!良かったー!!無事みたいで……!」
マリオ(霊歌)「ルイージ!!しんベヱ(表)!!探したんだよ……!怪我がなくて良かった……!」
ルイージ(霊歌)「あっ!兄さん!霊歌にみんな!」
しんベヱ(表)「みんな!来てくれたんですね!心配かけちゃってごめんなさい!」
MZD(表)「おっ!なんだ、俺がやるまでもなかったみたいだな!」
そこに、柊さん達を捜索していた、天悪達がやってきたのだ!当然、仲間や一緒にいた者の事を心配していた者達は、すぐに4人に駆け寄る!4人も全体に心配をかけてしまったことに謝罪し、ようやく安心できたようだ。
明石(柊)「にしても……ここにいる5人目の子どもは誰なんだにゃ?」
天悪「ああ、天悪サイドのMZDだよ。ポップンワールドの神で、マジでポップンの頂点に立ってるんだ!」
MZD(表)「ようやく仕事も片付いて、この世界に来られたんだ!仲良くしてくれよな!……って、もう一つ用があんだよ!お前らはこの精霊が見えるか?」
天悪「え???………ごめん、えむぜさん(表)が何言ってるのか全然わかんない」
風丸(裏)「俺も……どこに精霊がいるんだ?」
ブラウン(裏)「ちょっと嘘ついてません?」
長曽祢(柊)「おかしいな……おれも付喪神であるのだから、見えてもおかしくはないはずだが……」
MZD(表)「えーーーーー!!!!!なんでなんでなんでだよーーーーーー!!!!!見えてくれねーと、この精霊の願いが叶わねーかもしれねーんだぞーーーーー!!!!!」
ハテナ(表)(まあまあ)(・∀・;)
フラン(霊歌)「え?その精霊の願いって、なんなの?」
MZD(表)「それがさー、この精霊、らぞく?ってののファンみたいでさ!一目でいいかららぞくに会いたいんだってさ」
マリオ(霊歌)「はっ!?????」
精霊『私、本物の裸族の方にお会いしたいんです…!どうやら、ここにはいないみたいなのですけど、本物の裸族技を拝見してみたい…!どうか、裸族に会わせてくださいっ!お願いしますっ!』
MZD(表)「ほら!こいつもこう言ってる!」
しんベヱ(表)「ほんとだ!……でも、らぞくってなんだろう?」
MZD(表)「さぁな?俺も初めて聞いたぜ?でもハテナ(表)は知ってるっぽいけどなー」
ハテナ(表)(そこはひっかからなくていい)ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノ
MZD(表)「だからお前は心配しすぎだってー!」
柊「あー……💦えむぜくん(表)、ハテナくん(表)の言う通り、それは気にしなくていいぞ」
MZD(表)「なんで??」
桜木霊歌「……天悪さんとこのMZDって、もしかして純粋組?中々見ないタイプだね💦」
天悪「いやー、身も心も少年って感じですねー💦にしても、裸族ファンの精霊どうしよう💦」
さて、天悪サイドMZDが、まさかの純粋組であることが判明し、驚いたはいいものの、この困った精霊をどうするか…天悪の苦肉の策は、この精霊を裸族の世界に送り、実際に裸族に会わせ、願いを叶えてもらうということだった…こうして、肝試しは無事に終わったものの……後日、天悪が精霊が帰れるようにと境界の環を放置したことで、裸族がメリーディストピアに進出し、あわや大惨事となりかけたのは別の話。
[後書き]
というわけで!本当なら8月15日にやりたかった肝試し!天悪のモチベが上がらなかったせいで9月に行われました!!ごめんなさい!!あとせっかくMZD初登場回なのにラストのオチ甘い気がする。参加してくれたみなさんのこと上手く描写できなくてごめんなさい…苦情は受け付けます……(´;ω;`) そろそろキャラ表も書きたいところ。
(純粋組の能力)
純粋組には他の属性には見えない何かが見えます。それは精霊とか通常では見えない神秘的なもの…なのですが、メリーディストピアにいると、純粋組以外の属性は、そういった類が見えない、または見えにくくなる恐れがあります…ただし、絆が強い場合は別なのですが…
感想OK!
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