二次創作小説(新・総合)
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- クロスでカオスな日常ものがたりっ!
- 日時: 2020/07/25 12:36
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です
※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います
※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます(場合によっては所謂『ギャグカオス大好物組、純粋組』などのラベリング、裸族も出てくる可能性があります)
※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください
※天悪(作者)も出てきます
※設定がガバになる可能性もございます
※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします
※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません
これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…
取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケモンシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music(随時増える可能性あり)
※2020年3月13日頃デビュー
- Re: クロスでカオスな日常ものがたりっ! ( No.234 )
- 日時: 2020/09/07 06:22
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: L1jL6eOs)
こんにちわ!桜木霊歌です!
霊歌「結構派手にやったね!」
フラン「ねー!」
ソニック「お前ら2人はやりすぎだ。結構ノリノリだったろ」
優衣「まあまあ。皆様も無事でしたし、良しとしましょうよ」
次回も楽しみに待ってます!
- Re: クロスでカオスな感想返信 ( No.235 )
- 日時: 2020/09/18 20:59
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
テンテン「感想返信なのじゃ」
>桜木霊歌さん
しんベヱ(表)「桜木霊歌さんが変装してたお菊さん、とても怖かったよ……」
風丸(裏)「フランの仕掛けも怖すぎたからな……ルイージさん達、とても大変だったんだろうな💦」
天悪「まさか怖すぎてルートを外れる、なんてことになるとは思わなかったけど、みんな見つかってよかったよ…」
ブラウン(裏)「ですね!みんな、怪我もしてないようで一安心ですよ…」
次回はロンパパロのChapter2やります!乞うご期待!
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.236 )
- 日時: 2020/09/18 21:34
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
Chapter2 「メタトロンドロップアウト」
最初と言える学級裁判が終わった後。私もシトロン(裏)が担ぎ込まれた保健室に来ていた…時間はさほど掛からず、今はシトロン(裏)である人物が目を覚ました。ずっと看護をしていた者達はすぐさまそいつの意識確認をする。
朝日奈(裏)「シトロン(裏)!大丈夫、意識ははっきりしてる?自分の名前、言える…?」
シトロン(裏)「ん………あれ、ここどこだ……?」
東条(表)「事情は詳細まで説明するわ。だからこそ、あなたの名前を教えてちょうだい」
シトロン(裏)「え?名前?俺は"唐瓜(裏)"だよ!えーと…この状況はいったい?」
春奈(裏)「唐瓜君(裏)ね……となると、茄子君(表)が喜ぶと思うけど……」
シトロン(裏)「え、なんだなんだ?このメンバーで何するんだ?」
やはりこの状況を飲み込めてはいない唐瓜(裏)に、私達はすかさず説明をする……
我々は天悪扮する【シャーロット・テンテン】により、この【宙猫劇髪学園】に閉じ込められ、ここから出るには現状【ハートスワップを用いた卒業ルール】を満たすしかないことを……そして、その卒業ルール及び校則により、既にシトロン(裏)含め3人が犠牲になったことを。
シトロン(裏)「へー!じゃあ白澤さん(表)が茄子(表)になってんだな!じゃあさ、茄子(表)に会いに行っていい?」
三治郎(裏)「まぁ、それくらいはいいですよ?むしろ、そうした方がいいのかも」
シトロン(裏)「サンキュ!んじゃ、行ってくる!」
軽やかに…行こうとするもつまづいてしまった(シトロン(裏)は腰を痛めていたからな…)唐瓜(裏)を仁花(表)がすぐに介抱し、ようやくその場は解散となった…もう二度と変な事件が起きないためにも、早くここから出る出口を見つけねばならないのだが……
サタン(表)「………これが、どうこの学園生活の真相に繋がるのか……」
私は、シトロン(裏)のオシオキの直後に落ちていたモノクロのカードキーを拾っていた。どうやら図書室の隠し部屋に通用するらしいこのカードキー…そもそも図書室に隠し部屋があったのかというのも疑問だが……もしかしたら、このカードキーを用いて隠し部屋の中に入れれば、手がかりの一つは掴めるかもしれん。そう思い、作者に勘づかれる前に持ち出していたのだ。
サタン(表)「奴に気づかれるのも時間の問題だ。早いうちに、まずは隠し部屋の在処を見つけねばな…」
しかし、さすがに自分の落し物を紛失して、違和感を持たないことはないだろう。時間はかなり限られている…だからこそ、私は隠し部屋を調べねばならない。その決意を胸に、私は図書室へと向かうことに決めた……
シャミ子(裏)「お兄(表)?どうしたんですか、浮かない顔をしながら散策して」
すると、すぐにシャミ子(裏)が私の元に駆け寄ってきた。それほど深刻な表情をしていたからか、シャミ子(裏)は心配そうに私を見ている。……シャミ子(裏)も誘うか誘うまいか……
サタン(表)「………いや、先程の学級裁判で疲れてだな……あの行為を下手すれば何回も繰り返さなければならないとなると……」
いや、やめておこう。私は咄嗟にシャミ子(裏)に嘘をつく。隠し部屋に隠されていた証拠次第では、何か罠か危険な事態が引き起こされることもありうる。だからこそ、言うにしてもまずそれらを排除してからでも遅くはない。
シャミ子(裏)「ですね、それに、ハートスワップの被害に遭っている人達のためにも、この学園生活を、どうにかしないと……」
サタン(表)「ああ。被害はこれから増える一方だろうからな…作者をとっちめねば」
シャミ子(裏)「ですね……作者をどうにかして止める必要があります。……だからこそ、お兄(表)も無理しないでくださいね?もし、天悪と戦うことになった時に、余裕がなくなったりすると…きっと、お兄(表)にとって後悔したりする事態が起きるかもしれませんから」
シャミ子(裏)は改めて私に心配そうな眼差しを向ける……シャミ子(裏)なりにこの学園生活で思うところがあるのだろう。だが……私は大丈夫だ。まだくたばる訳にはいかんからな。
サタン(表)「案ずるな。この私を誰だと思っている?天悪ごときが私を追い詰めるなどありえんからな。少なくとも天悪にやられもそそのかれもせん!だから、お前も安心するがいい」
私はそう言ってシャミ子(裏)の頭を撫でる。これで落ち着いてくれると良いのだが……
シャミ子(裏)「はい…私、お兄(表)は負けないって、信じてます。お兄(表)は誰よりも強い人だから……だから、私、応援してます」
サタン(表)「うむ!応援が多くいると私のモチベーションも上がるからな!積極的に応援してくれていいのだぞ!」
シャミ子(裏)「はい。暇があれば、他の人も誘ってみようと思います」
シャミ子(裏)が応援すると意気込んだところで、私達は別れた…応援か。私一人でも十分戦えるが…仲間がそばにいるのも、悪くないかもしれんな…だからこそ、その仲間に危害は加えられんのだが。
ラグナス(表)「あっ!父さん(表)だっ!父さん(表)も本読みにきたんだな!」
サタン(表)「ラグナス(表)!?なぜ珍しくここにいる!?」
ついに図書室に着いたものの、中にはラグナス(表)もいた。しかも珍しく本を読んでいるらしい。……ラグナス(表)も天悪の悪意に巻き込む訳にはいかん。だからこそ、ここはいったん図書室から退いてもらわねばな…
ラグナス(表)「あのな、テンテンが言ってたんだ!『本を読んでいると、きょーよーがつく』って!きょーよーがつくと、勇者としてレベルアップできるらしいぞ!」
サタン(表)「たしかに本を読むと教養を得られるが、別に借りることもできるし、今は図書室から退室してくれ!私も野暮用があるのでな」
ラグナス(表)「えー!なんでだよー!おれが出てってまで、父さん(表)は何するんだ?」
サタン(表)「そ、それはー、そのー………」
しまった、言い訳とか何も考えてなかったな……ラグナス(表)も納得できなければ退いてくれないだろうし、だからといって巻き込む訳にもな……仕方がない。
サタン(表)「ほらラグナス(表)。アクアクマシーンで出てきたチョコチップジャーキーをやるから、向こうで食べてこい」
ラグナス(表)「ジャーキー!!食べる食べる!!」
ちょうどアクアクマシーンで手に入れることのできた、チョコチップジャーキーをラグナス(表)に渡した事が幸をそうし、ラグナス(表)は大人しく図書室から出ようとしてくれた。偶然これを引き当ててよかった……だが、ラグナス(表)は出る前にもう一度、私の方を向く。
ラグナス(表)「あ、待ってくれ!おれもお返し!アクアクマシーンから出てきたんだ。これあげるぞ!」
そう言ってラグナス(表)は私にお返しのプレゼントを渡す。渡された代物は……宇宙のたまご。見る角度によって模様が変わるといわれる、神秘的な代物だ。こんな物も入ってたのかと驚いたし、ラグナス(表)が私に貢物をするのは恐らく、これが初めてだと思われる。……ひょっとしたら、今後何かの役に立つこともあるかもしれん。大事に貰っておこう。
サタン(表)「ふふ、お前もいい貢物をくれるな……ありがとうラグナス(表)。ありがたく頂くぞ」
ラグナス(表)「ああ!おれも、おいしいものくれてありがとな!それじゃまたなー!」
ラグナス(表)は元気に図書室から駆けていく……私もラグナス(表)を見送った後に、改めて決意をするのだ。これ以上天悪の好きにはさせんと。
続ーく
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.237 )
- 日時: 2020/09/18 21:51
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
図書室にいる人物は、私一人だけとなった。今のうちにやることは、まずこのカードキーにも書いてある、図書室の隠し部屋を探すことだ。…とはいえ、やや広めで奥行きのあるこの図書室中を回るのは少し時間がかかるな……と思ったが。私はとあることに気づいた。
サタン(表)「あの本棚だけ……本が上に積まれていない?」
そう、他の本棚は、無造作に多く本が積まれているのに対し、奥の一つの本棚だけは本が全く積まれていなかった。これが意味することといったら、まさか…?私はすかさず該当する本棚へ駆け寄る。そして、調べてみると……その時は訪れた。
カチッ!ゴゴゴゴゴ……!!
サタン(表)「なっ!?これは、隠し扉……だよな!?」
本棚の隙間に手を挟んだ瞬間、本棚が動く音がし、その中からカードキーと同じ、モノクロの扉が出現した。更に確信をつくことに、カードキーの挿入口が扉の横に存在している。恐らく、このカードキーを挿入すれば、あの扉の中へと入れるのだろう。
モイモイ(表)「あれ!?おーい!!なんか図書室からすげー音がしたぞ!!」
三治郎(裏)「そうですねぇ、何かからくりが動いたのかな?」
はっ!!しまった、人が来てしまう!?確かに音はかなり大きかったが……まだろくに調べられていないのに、この事がバレる訳にはいかん!私は慌てて、先程と同じ方法で本棚を戻し、急いで図書室を後にしたのだった…
サタン(表)「うむ……やはりこのカードキーは本物だとわかったものの……何か引っかかる…」
あれから次の日…私は昼食を食べながら、例のカードキーを見つめて考え事をしていた。確かにこのカードキーが本当に使われるような場所が存在することはわかった。しかし……天悪は本当にこれを使っているのだろうか?もし天悪自身がこれを使うとするなら、あのような本棚の奥に隠さずとも、堂々と入っていいはずだ。だが、奴はこの場ではぬいぐるみとして登場しているから…まさか、本体の方が出入りしているのか?
ジーナ(表)「あら!サタンさん(表)!どうしたのよ!浮かない顔して!」
サタン(表)「のわああっ!??………じ、ジーナ(表)か……脅かすな!?」
考え事をしている最中に……ジーナ(表)が話しかけてきたため、私としたことが、激しく動揺してしまった……
ジーナ(表)「えっ、脅かすほど大きな声じゃなかったはずよね?でもごめんなさいね!何か思い詰めてるみたいだけど、やっぱりここにずっといるのキツいかしら?」
サタン(表)「まぁ、それはな…!アルル(表)やカーバンクルちゃん(表)にずっと会えんのだし…お前だって会えない人物がいて辛いだろう?」
ジーナ(表)「それはもちろん!ひびき(表)達のところに早く戻りたいわ!だからって、早まった真似ができないのが痛いのよね…モイモイ(表)のこともあるから……」
ジーナ(表)はあの時のことを思い出したのか、ジーナ(表)も表情に憂いを見せる…私も、目の前で校則違反によって、烈(表)とハートスワップされてしまったモイモイ(表)を止められなくて、だいぶ後悔していたからな……
ジーナ(表)「私が無理やりにでも止めていたら……モイモイ(表)は無事でいられたのかしら……」
サタン(表)「………起きてしまったことは変えられない。変えられないからこそ……これ以上の犠牲を出さないように、我々は奮闘するしかない。安心しろ、私も作者の野望を食い止めるのに協力してやるから…!」
ジーナ(表)「サタンさん(表)……頼もしいわ!私だって、非力ってわけじゃないもの。私も戦力に入れてよ!」
元気を取り戻し、拳をガツン!と重ねながら、私に意気込むジーナ(表)。私は「必要な時に手を貸してもらおう」と快く受け入れ、昼食を食べ、また図書室へ向かった…ジーナ(表)や他の者達を無事に帰す為にも。私も貢献しなければならん。
兵太夫(裏)「あれー?サタンさん(表)じゃないですかー!珍しく図書室にきてどうしたんですかー?」
図書室へ改めて来てみると、今度は兵太夫(裏)が佇んでいた……兵太夫(裏)は図書室というより、倉庫へ向かうタイプのはずだが……
兵太夫(裏)「ああ、僕はですね?ちょっとここでは言いにくい、えっちな本を探してたんです!ちゃんとギリギリ全年齢用の!」
サタン(表)「おまっ……!?10歳ながら何を探してるんだよ!?えっちな本に全年齢も何もあるか!?」
兵太夫(裏)「いやいやー、設定は特に僕達の場合は変わらないものなんですし、別に見ていいかなーって!」
サタン(表)「メタいことまで言うんじゃない!?まったく……」
どうやらいかがわしいことをしようとしている兵太夫(裏)……このままえっちな本を探し続けてしまわれては調査ができん。兵太夫(裏)もまだ子どもなのだしな……私はなるべくギリギリセーフなえっちな本を探して見つけ、それを兵太夫(裏)に渡した。
サタン(表)「ほら、お前がえっちな本を探していたことは誰にも言わんでやるし、これをくれてやるから部屋に戻るんだ」
兵太夫(裏)「えー!これをくれるんですかー!?ひゅー!さっすがー!……でもですね、サタンさん(表)」
サタン(表)「む?なんだ」
兵太夫(裏)「隠し事……特に、親しい人相手にはなるべくそういうことしない方がいいですよ?後で拗れることになるかもしれませんからね?」
そう言って笑顔で図書室から去っていく兵太夫(裏)…今の言葉は、何故か妙に引っかかった。まるで兵太夫(裏)が私に警告しに来たかのような物言い……いや、ここまで来たら引き返すことはできん。それに、絶対内緒にする訳でもないからな。生徒全員に有益なものであれば、すぐさま共有すべきことだ……だからこそ。それをハッキリさせるためにも、私は動く本棚の方へと向かった。
まだ続ーく……次回、ついに事件か……?
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.238 )
- 日時: 2020/09/18 22:00
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
動く本棚の隙間に手を通し、本棚を開放しモノクロの扉を出現させたところで、意を決してずっと持っていたモノクロのカードキーを隣の挿入口へと通す。すると……その扉は無音で開放された。私はスッとその中へ入っていく……そして、そこで見たものは……
サタン(表)「ここは………会議室?」
まるでオフィスにある会議室であるかのような光景が広がる。ただし、席は3人分であるようだ……3人分?
サタン(表)「ここに来ているのは、作者だけではないというのか……?」
作者の部屋といえるこの場所に3人分の椅子がある……ということは、人が少なくとも作者の他に2人来ているのか……?私はひとまず、一つの席の机の中を調べてみた。そして、書類の一つを見つけた……そこに書かれていた内容は………
『ハートスワップ学園生活での内通者としての潜入調査報告書』
・ハートスワップ学園生活は、現状特段大きな問題もなく運営できている
・モイモイ(表)が校則違反を犯し、オシオキとして烈(表)とハートスワップ
・白澤(表)がシトロン(裏)によるハートスワップにより、茄子(表)とハートスワップ
・シトロン(裏)がクロとして指名され、オシオキとして唐瓜(裏)とハートスワップ
サタン(表)「内通者………!?」
それは、この学園の中に、内通者がいるとはっきり記されている代物だった。それはつまり、作者に協力する者がいるということ。そんな奴が、まさかあのメンバーの中に……?私は思わず、ボードの方を見た。そこにはハッキリと、『マスコット:1名、内通者:1名、黒幕:1名、生徒:16名』と記されていた。
サタン(表)「黒幕………嘘、だろう?この学園生活を企てた黒幕……首謀者までいるのか!?マスコットは作者のことだとして……じゃあ、黒幕は……!」
私達の中に、2人も作者と手を組んだ奴がいる……?本当にこれが事実であれば……今後は、味方同士で疑いあうことになるかもしれんのか……もしこの事実を全体に伝えたとすれば、争いが起きることは確実………だからといって、一人か二人だけに、この事実を伝えるとしても……………………………………
………………………………………………
………………ちゃ………ち…………やち………ちゃん…………?
朝日奈(裏)「谷地ちゃん(表)、聞いてる?」
谷地(表)「えっ!?はっ!!ひゃい!!すみません!!聞いてませんでしたっ!!!」
朝日奈(裏)「谷地ちゃん(表)、もしかしたら疲れてるのかも。ずっと探索頑張ってたもん……」
谷地(表)「そうでしょうか……?自分は、まだ頑張れるはず、ですけど……」
私、谷地仁花(表)は食堂で朝日奈さん(裏)と談笑してたんだ。といっても、少し眠くなって、ついうたた寝しちゃったから、朝日奈さん(裏)に謝ったけど……でも、みんなが無事に帰れるようになるためにも、挫けてはいられないよね!ただでさえ、今も3人被害に遭ってるんだし……
朝日奈(裏)「谷地ちゃん(表)、無理はしちゃダメだよ?もしその隙をあいつにつけ込まれたら……」
谷地(表)「あっ!そうですね、天悪さん、ただでさえ何してくるかわからないですから…!」
でも、もし自分が事件に巻き込まれるとなると、少しは心に余裕持った方がいいのかな…?なら、お言葉に甘えて、今日はゆっくり休もうか。そう思ってた、次の瞬間。
「きゃあああああああああああああっ!!!!!」
谷地(表)「ひ………!?」
朝日奈(裏)「誰かの悲鳴!?そこまで遠い位置じゃない……?行ってみよう、谷地ちゃん(表)!」
谷地(表)「はい!………………………」
朝日奈(裏)「…?どうしたの…?」
今聞こえた悲鳴……つい最近、距離の縮まった、あの人の声だ…………まさか、そんな。もし、そうなら…………
谷地(表)「いえ……早く行きましょう、悲鳴の場所に……!!」
私は嫌な予感を一生懸命振り切りながら、朝日奈さん(裏)と一緒に悲鳴の元へと来た。よほど大きな悲鳴だったから当然だけど、続々と人が集まっていく。
私が変わり果てたその人を見つけたのは、図書室。そこで、その人は余裕をなくしていたんだ。ややパニックに陥ってるその人を、朝日奈さん(裏)がなんとか宥める。
朝日奈(裏)「しっかりしてください……何があったんですか……!」
サタン(表)「葵(裏)っ!!いま、今…ゴキブリが……!!って、この状況なんなのよっ!!どうして私が……"サタン様(表)になってる"わけ!??」
………その光景を見た途端に、ガツーン。と、首と胴体が生き別れになるかのような感覚が過ぎった気がした。
まさかの主人公交代……捜査パート故感想まだ
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