..盆踊り。 作者/桃花

-第4話- アクマ―



「ねぇーー葵ちゃんおいしい~~???」


「え…。うん…。おいしいけど・・?」


「いいなぁーーー。私もそんなの食べてみたい世よぉ!!!」


完璧に、私にも分けてアピールしてる・・・。


「分かった。ちょっとだけね。凪もいる?」


「ん?うん!!!!いるー」


仕方ないなぁと思いつつも、ちょっと可愛かったカモ。


さっそく、食べてるよ。


「さて、凪,彩香,感想は・・・・?」


「・・・・オゥェェェェェェ・・・・」


『彩香!?』


「ちょっとトイレに行ってくるネェ・・・ゼェーゼェ


ー・・・。」


「う・・・・うん。」


キャビアって別にそんなに悪いものではないと思いま


すがねぇ・・・


「で、凪はどう・・・?」


なんだか凪の顔色が悪い・・・。


「・・・トイ・・・レ・・・」


「凪も!?」


どうもおかしいなぁ??おいしいんだけど・・・



キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコー


ンとチャイムが学校に鳴り響く。



「ふう・・・そろそろかえろっか。」


今日は、葵は日直で1番さいごまで残っていた。


「よっ・・・と!!」


もうすぐ日がくれる。


最後の夕日がギラギラと照りつける細道をとぼとぼと


帰っていた・・・・



「ただいまーーー!」


「おかえりなさいませ,葵お嬢様」


この人は私のお世話役の水面 有紗(ミナモ アリサ)。


だいぶしたしいので、勝手にミナモと呼んでいる。


「ミナモが今日のお弁当つくったんだよね・・・?」


今日の出来事に何か関係するのだろうか?すこしドキ


ドキと鼓動を立て、返事をまっていた。


以外な返事が返ってきた。


「ええ・・・。それでしたら優希恵様がこのとうりに


つくりなさい。といわれたので、そのとうりに作った


だけですが・・・・。」


     オ  カ  ア  サ  ン 


それはあまりにも以外だった。ミナモに言って、すぐ


にお弁当に使った調味料を教えてもらった。


「ええっとたしか、マリモストリベスと、アルスル


と、スネーク・・・」


「スネーク・アンドリーのこと!?」


「お嬢様はものしりなんですね。そうだったとおもい


ます。それを大量に付けろと・・・」


「お母さん・・・・。うっ・・・お母さん・・・・


うっ・・・うっ・・・・・私を....


私を殺そうとしていたの・・・?」


「えっ!!!それはどういうことですか!お嬢


様!!」


ミナモにスネーク・アンドリーを教えてあげた。


「世界でも有名なコブラの毒・・・・?」


「お嬢様ァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」


ミナモは泣きくずれた。


「うっ・・・もういいの・・・・・・・。


私・・どうせ明日には死ぬんだし。」


「お嬢様・・・・お嬢様・・・・。」


ミナモはまるで、友達のようで・・・親友のよう


で・・・お母さんのような存在だった。


「もういいから・・・」


そういいのこすと私は晩御飯の食べずに寝た。


やっぱり私は・・・もういいよと強気でいても


悲しかったんだ。


お母さんはお金のせいで人が変わってしまったけども


私のオカアサンだったんだよ―――――――