二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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キングダムハーツ ホープソングプリンセス
日時: 2012/02/19 21:25
名前: 時雨似桜 (ID: qToThS8B)

こんにちは&初めましてっ!
時雨似桜(しぐれにお)といいます。
ここでは初めての小説です (ドキドキ
よろしくお願いしますっ!
この話は私のオリキャラとKHのキャラが、
本編を交えながら進んでいきます (大丈夫かなぁ・・・
まずは、登場人物と重要人物から・・・

登場人物
名前:ホシナ(14歳)
性別:女
使う武器:キーブレード(スプラッシュスターとサンムーン)
〜特徴〜
黄色に近い薄い茶色の髪にしゅいろのひもを二つ結びでリボンのように結んでいて、目は黄緑の女の子
プラミス・アゲイン(再会の約束)に住んでいたのだが、
あることがきっかけでソラたちと出会うことになる
性格は見た目天然のようだが、結構しっかりしていて行動派
一人で悩むと抱え込んでしまうタイプ
彼女には『世界の記憶』や未来予知などの記憶など、
『再生』(リプレイ)するを持っている

長くなってしまいましたが書きます

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Re: キングダムハーツ ホープソングプリンセス ( No.158 )
日時: 2013/06/07 17:34
名前: 時雨似桜 ◆dRwnnMDWyQ (ID: QCq09XZU)

黒コートはホシナに近づきつつ、

「お前は今ここにいる必要はない。」

と冷たくいい放つ。

「どういう意味・・・?」

ホシナはしっかりとした目で黒コートを睨む。

「そのままの意味さ。『今』お前がこの世界に留まっている必要はないはずだ。」

ホシナは黒コートと距離を取りつつ

「私の意志は私が決めるわ。・・・それに私には留まる理由があるもの。」

ネクたちを見ながらしっかりと声を張り上げる。

「本当にそれは留まるための理由か?」

「僕が彼女に頼んだことだからね。」

黒コートの言葉を続かせないというようにヨシュアがホシナの方に歩み寄る。

「それに今、僕と彼女はパートナーだからね。いなくなられると困るんだよ。」

怒りをちらつかせながらヨシュアは話す。

「ふん・・・所詮戯れ言だ。口約束ほど不確かなものはない。」

黒コートは冷静に、しかしつまらないという雰囲気を漂わせながらそう言った。
そしてホシナに向き直り何事もなかったかのように

「お前は『通り道』を開けるだろう。それを使えば元の場所に・・・。」

と言い続けるが

「私はまだこの世界から離れるつもりはないわ。」

とホシナに遮られてしまう。
ネクは何か起きそうな予感を抱えていた。
たとえば、興味があるのはホシナではなく・・・。

「っ!」

どうやら目的は・・・

「「ネク(君)!」」

そう・・・予感を感じたネク本人。

「ほぼ全てのサイキックを使えると聞けば・・・。」

面白そうだ、と黒コートが言うのより早く

「ちょっと!ネクをどうするつもり?!」

シキの声が響く。
ネクはいつのまにかハートレスに黒コートの横に連れていかれており、回りはハートレスだらけだ。

「さぁ・・・な。」

不敵な笑みを称えているのか、面白がっているようだ。
・・・しかし、それもすぐ苦いものと変わった。

「・・・聖なる癒しよ。わが調べにのせ、彼の闇を包みこめ!ホープソング!!」

ホシナが光属性の大技魔法・・・『ホープソング』を発動させ、
ハートレスたちを一瞬にして全滅させたのだ。

「すっげ・・・。」

ホープソングの効果はハートレスを全滅するのと同時に自分と仲間を回復させるものだ。
効果は絶大であり、調べにのせての攻撃なので防ぐことはまず難しい。
ビイトが感嘆の声をあげるのも仕方ないことなのだ。

「ちっ・・・。」

黒コートはネクを諦めたらしく、ホシナに間合いを詰める。

「そうはさせないよ。」

ヨシュアが道をふさぎ、黒コートは足を止める。

「仕方ない、か。」

そして黒コートはフードをとり顔をさらした。

Re: キングダムハーツ ホープソングプリンセス ( No.159 )
日時: 2013/06/06 19:51
名前: 時雨似桜 ◆dRwnnMDWyQ (ID: QCq09XZU)


場所は変わりかつてのホロウバスティオン・・・否レイディアントガーデン。
ヴァニタスは黒コートを脱ぎ捨て、高いところから街のようすを伺っていた。

「(まずはホシナを探さないとな・・・あいつよりも先に。)」

ヴァニタスにとってホシナを探すのはかなり困難だ。
理由は二つ。
一つはヴァニタスは大体は闇の存在だ。不用意に動くと目立つだろう。
そして今世界の移動の手段が闇の回廊だけしかない。
つまり、下手をして別の世界に移動すれば未知の世界に行きかねない。
余計にホシナを見つけにくくなるだろう。
幸いこの世界には来たことがあり、ホシナも行き着く可能性がある。
最善策はこの世界に留まることといえる。
どうやらハートレスは警備システムによって片付けられているようだが、
地味に残っているようだ。しかも少し強めのようである。

「退屈はしなくてすみそうだな。」

ヴァニタスはいつしかの不敵な笑みで若干の憂いを帯びた目を揺らしていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なんだったんだ、あいつ・・・。」

ネクは先程起きたことについて、思考を巡らせていた。

「とりあえず、ネク君が無事で良かったよ・・・。」

ヨシュアはやれやれというように、ため息をついている。

「ホシナさん、大丈夫・・・?」

「う、うん・・・。」

ライムに顔をのぞきこまれながら、ホシナは覇気のない笑みを浮かべた。

「(まさか、操られたタイヨウだったなんて・・・。)」

ホシナはそんなことを思いながら、先程のことを思い出す。


黒コートは黒い目をしたタイヨウであり、ホシナに

「お前の『夜空』はかつての闇の地にいる。・・・『あいつ』は真実を知ったぞ。」

とつげ、闇の回廊に消えてしまったのだ。

「(『夜空』って・・・誰の事なんだろう・・・?それに『かつての闇の地』?)」

二つのキーワードに思考を持っていきつつ、ホシナは目を伏せた。







すみません、前半の茶番をはしょりましたww

ヴァニ「お前、帰りの電車の中で書き始めただろ。」

はい、そうですが。

ヴァニ「部誌はどうしたんだよ。」

ホシナ「物凄く細かいけど大丈夫?」

大丈夫。・・・だと思う。←

ヴァニ「・・・(呆」

やめてよ!冷めた目でみないで・・・!(泣

予告です。
あれから何事もなく過ごして別の世界へ行けることになったホシナ。
服はもとに戻り、いざ他の世界へ・・・と、その時に!?

次回もお楽しみに〜!!

あっぶない!
>>157見れば分かるんですが、『小説内容補足編!質問に答えられるだけ答えちゃおう!!』
の質問を募集してます。
ネタバレにならないほどの回答をしますんで、良ければ質問をください!
よろしくお願いします!!

それでは、失礼しました〜

Re: キングダムハーツ ホープソングプリンセス ( No.160 )
日時: 2013/06/06 19:57
名前: レイ (ID: k9gW7qbg)

ども!来ました!

セイ『あれがヴァニタスか。俺の元になったキャラで、俺の憧れだ。』

そう言えばそうだ。でもお前とヴァニタスは違う。お前はディアって言う名前もあって、少しだけど光が芽生え始めてるからさ。

セイ『もしかして、ヴァニタスにも光が?』

あるんじゃない?

セイ『と言うわけで、ヴァニタスの心に光が芽生えているか、教えてほしい。』

だそうです。では。

Re: キングダムハーツ ホープソングプリンセス ( No.161 )
日時: 2013/06/07 17:23
名前: 時雨似桜 ◆dRwnnMDWyQ (ID: QCq09XZU)



いい質問してくる人がいたぁ!!(パァアア)

ヴァニ「(まだ回答日じゃねぇのになんだこの答えたそうなオーラは!)」

しないよ?テンションは上がりまくってるけど。

レイさん

いい質問ありがとうございます!
『ヴァニタスの心に光が芽生えているか』ですね・・・(メモメモ)
回答日に解説みたいなのも含め、答えさせていただきますっ。
これからもホープソングプリンセスをよろしくお願いします!!


ではでは、茶番、やっていこうか!

ホシナ「テーマは?」

前回と同じです。細かいこと話そうかな、なんて。

ヴァニ「質問に答えるだけじゃないのかよ・・・。」

裏話とか本編関係ないこととかやりたいんだよ!
(本当は自分が内容把握しておきたい)←

ヴァニ「心の声駄々漏れだぞ。」

なっ・・・!
まぁこれ(茶番)事態、関係ないことなんだけどね。

まず、随分前に言ったことのあることから。

時間軸はKH3Dのあと。
ソラとリクが無事何事もなく帰ってこれたものになってます。

ホシナ「『何事もなく』?」

あ、うん。
黒コートに遭遇したのはトラヴァースタウンのみで、
あとは何もなかった・・・ってことです。

ヴァニ「ちょっと待て。それだとソラが試験落ちた理由が・・・。」

イェンシッドが企みに気づいて、
ちょこちょこ修正効かせられるように、
スピリットに動いてもらったからだと思えばいいよ。←

ホシナ「それは無理あるんじゃ・・・。」

細かいことは気にしない!

ヴァニ「おい。」

だからソラは真の力を手には入れてるけど、マスターにはなってません。以上!

ヴァニ「理由がなんであれ、あまり原作崩壊はないか。」

なんかひどいな。
あとは・・・ヴァニタスを登場させて主要キャラにした理由とか。

ヴァニ「(嫌な予感がする・・・。)」

私、ヴァニタスがKHキャラの中で一番好きなんですよ。

ホシナ「それはランキングで分かったね。」

でもヴェンと戦って消えたというか帰ったじゃないですか。

ヴァニ「・・・。」

それが納得できないっていうよりも、
ヴェンの半身ならヴァニタスも傷ついた者の一人じゃないの?
という思いが強くなってしまってね。

『ヴァニタス救済』みたいな小説あってもいいんじゃないか。

という考えに行き着きまして。
当時カキコでのKH小説はⅩⅢ機関が中心で、
ヴァニタスは基本悪役側にいたので自分で書くしかないか・・・ということになったわけです。

ホシナ「つまり、ヴァニタスはこの小説を始める為に必要不可欠だったから?」

そういうことです。
救済だけどさすがに敵側から・・・は難しいから、色々とホシナの方に色んな設定してなんとか、ね。

ホシナ「私の設定・・・正直複雑だよね。」

うん、複雑難解。ヴァニタスによって成り立った感じになったw

ヴァニ「そのままだと質問してくる項目、減るぞ。」

・・・すみません、脱線しましたね。

回答の仕方の参考になればいいなと思ったのだけど、
要らんこと喋り過ぎたかも知れませんね。すみません。

>>157を見ていただけると分かりやすいと思いますが、
6/28回答するまで小説の質問を募集してます。
ネタバレにならない程度に回答するつもりですので、
良ければ参加してください。
よろしくお願いします!!

ヴァニ「更新。」

ごめん、今日は・・・。

ホシナ「ゆっくり休んでね。」

ありがとう。
それでは失礼しました〜!

Re: キングダムハーツ ホープソングプリンセス ( No.162 )
日時: 2013/06/19 19:25
名前: 時雨似桜 ◆dRwnnMDWyQ (ID: AdHCgzqg)



はいはーい!お久しぶりです、似桜です☆

ホシナ「あれ?今日はPCから?」

うん。なぜかこのページに接続できないという事態ww

ヴァニ「いいのか。」

いいのさ。こっち(PC)まだ使えそうだし。
さて、更新をしていきましょうか〜!

ヴァニ「(珍しく、更新に精を出す・・・だと!?)」←

おい、ヴァニタス今すぐつぶしても「すいませんでした。」ではやっていこうか。




—————————————————————————————————



あれからしばらくたち、ホシナはノイズを倒し終えていた。
操られたタイヨウが来た後のノイズたちはそれなりに弱く、
ネクたちもシブヤのRGに存在を戻せそうだった。
ヨシュアはそのことに安堵しつつ、ホシナのことを

「(彼女は・・・世界の『過去』に苦しめられる存在・・・か。)」

と思っていた。ただ、同時に

「(けれど、彼女によって影響された世界は『いい再生』という方向で修復されてる。)」

とホシナのことを認めていた。
ホシナにとってこの世界が安息の地になりそうだ、とヨシュアはホシナとネクたちを見て

「ネク君たちはもうRGに戻れそうだよ。」

と声をかけに行く。
ホシナはもう服は元のものに戻っているが、シキにコーデされたものは大事にすると残してあるらしい。

「・・・それなら、次の世界に行こうかな。」

そうホシナが言った時・・・どこからか歪みが起き・・・何かが出てくる。
それは・・・ホシナの使っていたグミシップだった。

「グミシップ!?どうして・・・?あの島に置いてきちゃったはずなのに・・・。」

予想外なことにホシナは驚きつつ、グミシップがある世界を示していることに気づく。
今のところ、その世界以外には行けそうにない。

「大丈夫・・・なのか?」

ネクが心配そうに(素っ気なくしようとしていたようだが隠しきれていない)そう言う。

「罠かも・・・しれないけど、行ってみるよ。」

ホシナは慎重にそう返すと、ビイトが

「わざわざそんなこと気にする必要があんのか?」

と言うのに対してライムが

「考えなきゃダメだと思うよ。ほら、転ばぬ先の杖って言うでしょ?」

と返している。
ヨシュアはそれなら気を付けて、と言いつつ

「君はこれから、今まで以上に苦しむかもしれないけど・・・あきらめないで。」

と続ける。そして

「危険なときはここ、UGに来るといいよ。UGはいつでも君を歓迎するよ。・・・コンポーザーとしてね。」

と付け足す。ホシナはこくんとうなずきながら

「うん、そうする。」

と微笑んだ。
シキがしっかりとホシナの手を握って

「私、ホシナちゃんとまた会えるって信じてるから!・・・またね。」

と言った。



ホシナが去った後、ヨシュアは

「(・・・君は『過去』に苦しめられて、『過去』に消されてしまうかもしれないんだね・・・。)」

と目を伏せる。

「だけど、君『自身』ではなく君の『元になった者』が消えてしまうんだ。君は『君』で『元になった者』じゃない。」

語りかける口調でつぶやいて空を見上げる。
ネクがそんなヨシュアに

「ヨシュア。・・・また、会えるよな?」

と声をかけた。

「・・・どうだろうね。僕はコンポーザーだから。」

「それは関係ない。・・・必要なとき、絶対呼べよ。力になる。」

「フフ・・・頼もしいよ。」

ネクとそんな会話をしたヨシュアはさみしそうに笑って3人が日常に戻っていくのを見守った。
 


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