二次創作小説(紙ほか)
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- 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ☆番外編☆
- 日時: 2013/06/11 21:53
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24538
【読者の皆様へ レッドからの挨拶】
初めまして、レッドです!
ダンボール戦機Wシリーズの小説を描いております。
本来ならば、【バン×ヒロと怨炎の幻想】の番外編を執筆する予定でした。
スレが1000になり、過去ログに入ってしまいました。というわけで、新シリーズとしてリニューアルさせることにいたしました。
上記の参照に【バン×ヒロと怨炎の幻想】の小説のアドレスを載せておきましたので、興味のある方はクリックして読んでくださいね♪
新シリーズはバンハルを中心にして取り巻く展開になります。
ハルはオリジナルキャラクターとして考えたのですが、ヒロインとして演じていただくことになります。
第2部として記念すべき第1作は!!
【バン×ハルと失われた過去】です。
前作の番外編で登場させることができなかったキャラクターとのコラボもこちらで登場させる予定です。
番外編では登場させることができず、申し訳ありませんでした。
そこで、番外編を描く代わりに新シリーズとしてスタートさせることにいたしました。
ダンボール戦機Wの主人公・山野バン、幼馴染の人見晴香を中心にして取り巻くオリジナルストーリーを展開させていけたらと思います。もちろん、ヒロたちも登場させる予定です!!
前作の本編で登場した山野健太&直太の兄弟も出演予定です。
今作では初登場となる山野リンという姉が物語の重要なキャラになるかと思われます。
【本編:ストーリー原案・構成】
第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第9章:廃墟ビル探検編
第10章〜第16章:謎かけ編
第17章〜第30章:オリキャラ登場編
第31章〜第60章:謎解き編(完結)
【番外編:ストーリー原案・構成】
第1章〜第5章:
第6章〜 :
ストーリーの進行具合によっては変更する可能性がありますので、ご了承ください。
【原作:完結した作品】
第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊
本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!
第2作:バン×ヒロと過去の追憶
前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。
第3作:バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)
前作の【過去の追憶】の続編となった待望の新作!
本編は第40章で完結しました。番外編は第4章まで進んだが、完結できませんでした。
なので、番外編は新シリーズの小説でリニューアルに伴い、執筆させることにいたしました。
全40章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:バンの弟・山野健太&直太の兄弟が初登場していることだけではなく、2人の過去に共通点を持つところがある。
バンが兄としての役割を担うことで、2人の弟をどうやってサポートしていくかというところも見逃せない!!
バンを支える仲間たちとの絆を深めながら、友情と感動を送るという感じになるストーリーも手掛ける。
健太と直太に対するバンの強い思いにも注目してください!!
【お客様】
凛々(雪桜奇):私の小説に初コメしてくれた人です。凛と呼ばせてもらってるぜ…この子はイナイレの小説を書いておりまする!
この前、もう1つの小説に遊びに来てくれました。亜夢たん、なかなか可愛いぜ!!♪
タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪
シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君とヒュウさん、カッコイイ!! そして、メイちゃんもかわいい!!
赤獅子エンザ:この人はイナイレの小説を描いてますぜ♪ 友達だけど、イナイレ&ダン戦が好きで仲良くさせていただいてます♪
yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪
姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!
茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、黒バスとサトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ! オリキャラの水連ちゃんを出させていただいてます!!
聖:この小説に初めて来てくれた人だけど、ダン戦好きで気の合う親友です。友達として仲良くさせていただいてます♪
剣:姫佳の小説で知り合った友達。絵の才能があって凄い! バンハル漫画を描かせていただきました。文才がありすぎる…という言葉をいただき、凄く嬉しいです♪
凛那:剣の小説で知り合って仲良くなった友達。イナギャラの小説を書いておりますが、オリキャラがクールすぎてヤバい!(殴
【漫画】
バンハル >>604
【本編:キャラクター原案・構成】
本編の登場人物設定 >>1
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。
青峰太陽の登場人物設定 >>11
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽と大輝のコンビに注目してください。
登場予定:第18章で登場します。
キョウヘイの登場人物設定 >>12
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では本編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください。
登場予定;第21章で登場します。
ヒュウ&メイの登場人物設定 >>13
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!
登場予定:第21章で登場します。
優騎那のオリキャラについての登場人物設定 >>14
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、本編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしました。
登場予定:第24章で登場しました。
無類シント&星目テツヤ&武闘フジ、3つのLBXについての登場人物設定 >>15
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
3つのLBXについても一緒に載せてありますので、ゆっくりご覧下さい。
本編の登場人物設定2 >>42
早間綺羅、カレン・キャベルン、望月幸介&優、樋田優雅について載せています。
使用LBXは綺羅のみになりますので、ご了承ください。
富士本 優実の登場人物設定 >>57
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、ユウミがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。
登場予定:第26章に登場します。
恵珠の登場人物設定 >>58
冬(冬ノ華 神ノ音)が出してくれたオリキャラです。
バンたちと共演したいという理由で応募してくださいました。
しかもメカニックという設定をつけていただき、私としても上手く描けるか分かりません。
やるからには頑張って描いていきたいと思いますので、彼の登場に期待してくだされば幸いです。
登場予定:第26章で優実と一緒に登場させる予定でしたが、恵寿はバンたちと合流した後に出させることになりました。
長月レオンの登場人物設定 >>59
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたい理由で応募してくれました。
イカロス・ライトというLBXに関する設定も載っております。アスペルガー症候群を患っておりますが、LBXの腕は果たして?
これからもレオンの活躍に期待してください。登場予定は第26章で出します。
橘 美咲の登場人物設定 >>60
伊莉寿が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
短編を描く前に美咲ちゃんのイメージを見た上で本編に登場させたいと思っています。
美咲ちゃんが輝姫や太陽たちと共演するのかも注目してくだされば幸いです♪
美咲ちゃんが登場する予定は早ければ、第27章あたりになります。
また、バンたちと共演させるのも楽しみにしてください!!
イナイレGO(天馬・太陽・マサキ・信助)の登場人物設定 >>61
天馬たち4人の登場人物設定が載っています。今作の本編でやっと登場することになりました。
4人の化身や必殺技も載せているので、それも含めてご覧ください。
第18章で登場しました。そこでサッカーバトルが展開されることになりそうです(笑)
サッカーバトルもできるだけ表現して描いていきたいので、よろしくお願いします!!
輝姫&ティアラ、一ノ瀬心愛(いちのせ ここな)の登場人物設定 >>62
白炎輝姫&ティアラ・クルーガー&一ノ瀬心愛(通称ここ)の登場人物設定です。
輝姫とティアラは前作の【怨炎の幻想】では本編で登場いたしました。今作も引き続き、本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪
ここちゃんの活躍にも期待してくだされば幸いです。
登場予定:まだ未定です。めどが立ったら載せます。
輝姫&ティアラ、ここちゃんの活躍に期待してください!!
一ノ瀬心愛(通称ここ)が働いているカフェの設定 >>63
ここちゃんが働いているカフェのイメージです。私自身、上手く描けるかどうか分かりません。
でも、やるからには頑張って描きますぜ!!
黄瀬 水連の登場人物設定 >>64
茅が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
水連ちゃん、マジで可愛すぎる! 黄瀬の妹ですが、水連の活躍に期待してください♪
第48章以降に出る可能性が高いので、しばらくお待ちください。
キョウヘイ・ヒュウ・メイVSシント・フジ・テツヤのLBXバトル設定 >>442
第60章のLBXバトルでお馴染みのオリキャラが出ます。
はたして、どのような展開を見せてくれるのか楽しみにしていてください!
人見 晴香の新型LBXについて >>495
ハルの新型LBXとなるブルーグリーンライトの設定が載っております。
ある人の形見となっていますが、その理由は…>>493のストーリーで明かされました。
この後、バンたちとのLBXバトルで使用する予定です。ハルがどんな思いを込めて、バトルを展開していくのか?
ハルの実力が気になる人もいますが、それまでお楽しみに!!
山野バン・大空ヒロ・長月レオン・人見晴香のLBXについて >>509
LBXバトルする前にまとめて描きました。レオンとハルのLBXは新型なので、どのように活躍するかは更新してからのお楽しみに!
バンヒロのコンビもなかなか見逃せないので、2人の息が合ったコンビネーション
によるバトルも見せ付けます。それでは、クライマックス直前のバトルスタート!!
番外編の登場人物設定 >>561
お馴染みのバンたちの他、新キャラクターも出ます。
リンの兄・小海諒平についても描かれているので、ストーリーを読む前にクリックして下さい。
【本編:目次(ストーリー進行具合)】
第1章 1人の少女・リンとの出会い >>3-4
第2章 居酒屋で行われるLBXバトル大会とは? >>5-7
第3章 LBXバトル大会Ⅰ ついに開幕!! >>8-10
第4章 LBXバトル大会Ⅱ 決勝戦での決着! >>16
第5章 LBXバトル大会Ⅲ 優勝は誰の手に? >>17-18
第6章 由美が語る、25年前におきた惨劇とは?>>19-20
第2部:廃墟ビル探検編(第7章〜第9章)
第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは? >>21-22
第8章 廃墟ビル探検Ⅱ 秒殺の皇帝・海道ジン登場! >>24 >>26-29
第9章 リンの様子に違和感を感じたバン・・・その複雑な心境とは? >>35 >>37-41
第3部:謎かけ編(第10章〜第16章)
第10章 リンに忍び寄る影、その正体は? >>43
第11章 リンの幼馴染・早間綺羅、登場! >>44
第12章 ハルが河川敷で見つけたものとは? >>45-46 >>48
第13章 バンの幼馴染・樋田優雅、登場! 彼がついに発見したものとは? >>50-51
第14章 キラード団という謎の組織だと名乗る男から託された謎のメッセージと1つのヒントとは? >>52
第15章 ますます深まりつつある最大の謎・・・そこで掴んだ重要な手掛かりとは? >>53-55
第16章 囚われの身になったリンたちの安否は? >>56
第4部:オリキャラ登場編(第17章〜第30章)
第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場! >>65-66
第18章 西園信助・松風天馬・雨宮太陽・狩屋マサキの4人組、ただいま参上! >>67
第19章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(前編)・・・青峰兄弟&黄瀬、登場! >>68
第20章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(後編)・・・決着! >>69
第21章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(前編)・・・彼らが見たものとは? >>70-71
第22章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(中編)・・・LBXバトルで待ち受ける罠とは? >>72
第23章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(後編)・・・バン、ただいま参上!! >>73
第24章 オリビア&シュリの姉妹、ついに登場! 4年ぶりの再会 >>74
第25章 無類シント&星目テツヤ&武闘フジの小5コンビ、登場! >>75
第26章 富士本優実&長月レオン、登場! >>76
第27章 橘美咲、登場!(前編)・・・初の幽霊屋敷探検! >>77
第28章 橘美咲、登場!(中編)・・・地下室で見たものとは? >>78
第29章 橘美咲、登場!(後編)・・・ヒロ&レオン、ただいま参上! >>79
第30章 輝姫&ティアラ&一ノ瀬心愛の3人組、登場! >>80-81
第5部:謎解き編(第31章〜)
第31章 再会Ⅰ ハルに忍び寄る魔の手、その正体は? >>98
第32章 再会Ⅱ カレン・キャベルン登場、その目的とは? >>99
第33章 再会Ⅲ バンVSカレンの因縁対決 >>100-103
第34章 バンの様子に異変を感じた直紀、その違和感とは? >>104-105
第35章 バン&ハルの幼馴染・鶴見ナナミ、登場! >>106-107
第36章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(前編)・・・【Detective bar】に隠された秘密とは? >>108
第37章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(後編)・・・知り合った経緯とは? >>109-111
第38章 バンの様子に異変を察したハル・・・その真意とは? >>112-113
第39章 リン、望月兄弟&優雅の4人が誘拐されたことを知ったハル・・・バンの複雑な心境とは? >>114
第40章 ついに明かされる、リンの本当の過去・・・壮絶な出来事とは? >>115-117
第41章 キラード団のアジトに関する場所の謎を解明せよ! >>125 >>127-129
第42章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(前編)・・・キラード団のアジトの位置を掴め!>>130
第43章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(後編)・・・廃墟ビルで見つけた仕掛けとは? >>131-132
第44章 キラード団のアジトに乗り込んだバンたち、そこで待ち受ける展開とは? >>133
第45章 立向居直毅・青峰兄弟・黄瀬、ただいま参上! >>134-136
第46章 キラード団のアジトⅠ 催眠の部屋で待ち受ける罠とは? >>137
第47章 キラード団のアジトⅡ 謎の催眠術師・高遠遥一、登場! >>138
第48章 キラード団のアジトⅢ 1つの部屋に隠された謎を解き明かせ! >>155 >>163 >>189
第49章 蘇る過去の記憶Ⅰ ハルが絡んでいたという1つの事件とは? >>200 >>208
第50章 蘇る過去の記憶Ⅱ 奈良警部が言う、厄介な事件とは? >>226 >>230
第51章 囚われの身になったリンたちの居場所を掴め! >>246 >>258
第52章 バンたちがそこで見たものとはいったい・・・リンたちとの再会、そして----------- >>265
第53章 バンVSカレンの推理対決Ⅰ リンたちが誘拐された事件の謎を解き明かせ! >>278 >>281
第54章 バンVSカレンの推理対決Ⅱ 5年前に起きた誘拐事件の謎を解き明かせ! >>289 >>299
第55章 バンVSカレンの推理対決Ⅲ 最後の仕上げとなる誘拐事件の謎とは? >>304
第56章 ついに姿を現した真の黒幕・直野健一、真の目的とは? >>318
第57章 ついに記憶が戻った健太たち、その真実とは? >>335
第58章 黄瀬水蓮&富士本優実、ついに登場! >>361 >>387
第59章 決着、リンに対するバンの思いとは? >>390
第60章 再び平和を取り戻した日常、リンたちを揺るがす想い…それは何か? >>411 >>413 >>428 >>443 >>452 >>459 >>463 >>472 >>484 >>493 >>508 >>522
【番外編:目次(ストーリー進行具合)】
第1章 誘拐事件から1年後…リンの複雑な思い >>567
第2章 幽霊屋敷探検Ⅰ リンと優が気になりだしたものとは? >>572
第3章 幽霊屋敷探検Ⅱ 駅前で起きた出来事とは…ハル・ヒロ・ナオ参上! >>576
第4章 リンの様子に異変を感じたバン…その違和感とは? >>587-588
第5章 6年ぶりの再会(前編)…諒平の幼馴染・加藤未来、登場! >>593
第6章 6年ぶりの再会(中編)…諒平に対するリンの複雑な思いとは? >>598-599 >>610-611
これからも応援よろしくお願いします!
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.19 )
- 日時: 2012/12/15 21:14
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
第6章 由美が語る、25年前に起きた惨劇とは?
(ストーリーモード:バン)
警視庁の応接室で由美さんと話していたときにカレン・キャベルンに関する話を聞かされて驚いた。
「25年前の・・・・・・惨劇?」
25年前に何があったのか知りたい。
カレンはある事件で何か繋がりがあると見て、日本にやってきたということが分かってきた。
「ええ、イタリアのミラノで起きた事件ね」
「イタリアのミラノで起きたんですか、その事件?」
ハルが突っ込みながら言い切ったが、そこで何が起きたのか気になる。
由美さんは俺たちを見据えながら話してくれた。
「ええ、イタリアのマフィアが組織として動いている場所でカレンの父親が殺されて亡くなったの」
「亡くなったって・・・・・・じゃあ、その父親を殺した犯人を追いかけているってことになるんですか?」
「そうとも言えるわね・・・・・・ただ、その殺した犯人がちょっと厄介なのよ」
殺した犯人がちょっと厄介なのは分かるけれど、いったい何が起きたのか。
由美さんの話によると、犯人は爆弾を仕掛けるといったものに関して強いらしい。
つまり、犯人は爆弾を仕掛けることしか考えていないという人物だということが判明した。
「ば、爆弾!?」
「ええ、しかも難易度が高い爆弾を仕掛けていたの。その爆弾がマフィアの組織として動いている場所に仕掛けられていたことが判明して、イタリア警察が掴んだ手掛かりは父親の手に残されていたのよ」
難易度が高い爆弾を仕掛け、その父親の手に残されていたのが黒く焦げた電池だったという。
「ちょっと待って、由美さん」
話を聞いていて、ちょっと引っかかったことがある。
その爆弾が高度なものだとして、父親の手に残されていたというものは黒く漕げていた電池だった。
「もしかして、その爆弾は懐中電灯に入れておいたものじゃないんですか?」
「何で分かるの、バン君?」
由美さんが目を丸くして驚きを隠せなかった。
俺の推理が正しいのだとしたら、犯人は懐中電灯に爆弾を仕込んだのではないかと思っていたのだ。
「何となくだけど・・・・・・その犯人は、あらかじめ用意しておいた懐中電灯に電池を入れて起動させようとしたんじゃないかな」
そう考えれば、何もかも辻褄が合う。
犯人がもし、起動させるスイッチを仕掛けたとしてもおかしくない。
つまり、手の込んだ仕掛けを仕組んだことになるのだろうか。
「その父親が懐中電灯を見つけて、つけた瞬間に爆発が起きた。それで、その仕掛けに気付くことができなかったかもしれない・・・・・・だから、死ぬ前に黒い電池を掴んで握った可能性がある」
そこで起きた惨劇、つまりマフィアを巡る騒動によるものではないか。
イタリアではマフィアという組織がいくつもの存在しているのだから、騒ぎが起きてもおかしくないはずだ。
「つまり、イタリアで起きた惨劇はマフィアの組織の者による事件だった・・・・・・そういうことでしょ、由美さん?」
あんぐりと口を開いていた由美さんは呆然と見つめていた。
ハルも開いた口が塞がらなくて、ジッと見つめながらビックリしている。
「え、どうしたの?」
「バン、そこまで分かるなんて・・・・・・凄いじゃん!」
ハルは感嘆したように、俺の背中をバシッと叩く。
叩き方が相変わらず強いし、背中が痛くなってくる。
「いってぇ・・・・・・そんなことないって」
「バン君、そこまで分かるとは凄いね! その通りよ」
由美さんも満足そうに頷きながら、腕を組んだ。何か気になることでもあるのだろうか。
首を傾げながら見ていたその時、ガチャッと応接室のドアが開いた。そこに現れたのは、捜査一課で働いている刑事の直井健太だった。
「直井さん!?」
「あ、バンじゃないか。久しぶりだな、ハルちゃんまで来てたんだ」
ドアを閉め、由美さんの隣の席に座った。
直井さんはちょうど会議が終わったらしく、由美さんを探しに来たそうだ。
「そしたら、応接室にいるって言ってたからさ」
「直井くん、この人のこと知ってる?」
由美さんがハルのCCMに載っている写真を見せる。
その写真を見た瞬間、直井さんはビックリした。
「この写真、どこで撮ったの?」
「LBXバトル大会の会場にいたときに撮りました。俺たち、たまたま来てて・・・・・・」
「もしかして、ヒロが言ってた居酒屋か?」
直井さんはCCMに写っている女性を見て、顔を顰める。
「まさか、ヴィーナスがいたとはね」
「直井さんも知ってるの?」
ハルが直井さんに聞きながら質問する。どうやら、直井の方が詳しいと見ていいだろう。
さっそく、話を聞いてみた方が良いかもしれない。
「直井さん、何か知ってることがあるなら教えてください」
「うん、彼女はヴィーナスと呼ばれていたんだ」
直井の話によると、カレンは日本にやってきてすぐに事件を起こした。
その時に爆弾が仕掛けられ、高度なものを使った爆弾を爆発させたらしい。
これは復讐による狂気に駆られて、爆弾を仕掛けたと考えるのが妥当だろう。
「カレンはいつの間にか知らない間に高度な仕掛けを身につけるようになっていった。父親を殺した犯人に対しての復讐を募らせている可能性が高い」
高度な仕掛けを解除させるには、相当の技術をもっていないとできないそうだ。
警察ですら、少しだけでも解除しない限りは不可能だと見て考える。
「でも、連続爆弾事件を起こしてはまずい状況になっている。つまり、連続爆弾事件を食い止めないといけないからだ」
「じゃあ、その連続爆弾事件を食い止めるしかないんじゃないですか?」
連続爆弾事件で国際指名手配されているカレンのことを考えれば、危うくなるのは間違いない。
リンたちの身に何かあったら、絶対に困るかもしれない。
「食い止められたら・・・の話だけど、奈良警部はイタリア警察からの要望に応えて捜査しながら追っていたんだ」
「じゃあ、LBXバトル大会の会場にいたのはそういうことだったんですか?」
「ああ、奈良警部からバンに会ったと聞いて驚いたよ」
確かにそこで会ったら、本当にビックリしちゃうよな。
でも、連続爆弾事件を食い止めないといけないのは分かる。
どこまで追い詰めることができるかどうかも気になるくらいだから、何か事件を起こそうとしているのは間違いない。
「まあ、その事件の捜査も兼ねて手伝いますよ?」
「え、でも・・・・・・」
直井さんは焦りながら、苦笑しつつも溜息をつく。
その時、聞きなれた声が聞こえた。
「あれ、バンたちじゃないか」
そこに現れたのは、奈良警部だった。その様子を見る限り、会議は終わったらしい。
「こんにちは、奈良警部」
そう言って挨拶すると、奈良警部はコクリと頷いた。
直井の隣に座り、捜査資料の中に入っている写真を見せた。
「この男に見覚えはないか?」
写真に写っていたのは、1人の男だった。
身体がガッチリしていて、細身に近いといったところだろうか。
服装は黒ずくめになっていて、全体的に不気味な姿で行動しているように見える。
「いや、この男は見てないけど・・・・・・なあ?」
ハルに聞きながら質問して話しかけると、彼女は無言で頷いた。
奈良警部はそうかと言いながら、顔を顰めた。
「そうか、君たちも見てないか」
「はい。この男がどうかしたんですか?」
「カレンが追っているらしいんだ。その男の行方が日本のどこかに潜んでいる可能性が高いという情報を掴んだそうだ」
日本のどこかに潜んでいる可能性が高い。
つまり、日本といえば・・・・・・東京のミソラタウンしかない。
「もしかして、東京のどこかに潜んでいるってことですか?」
「ああ。カレンを追っていたんだが、もうちょっとで逃げられた」
奈良警部は昨夜のことを思い出しながら、顔を顰めて言う。
確かに言われてみれば、その場所で会うとは思っていなかった。
よく考えたら、そこで再会できなければ捕まえることができたかもしれない。
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.20 )
- 日時: 2012/12/15 21:21
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
奈良警部は悔しがっていたので、捕まえることができないことに対して不満を持っていたのだろう。
「奈良警部、辛いのは分かるけど・・・・・・」
「まあ、犯人を掴まらない限りは無理かもしれないな」
それほどでも良いならと思って考える。
奈良警部たちにとって、なす術はないかもしれないが・・・俺たちもできることがあるなら捜査に協力するつもりだ。
「まあ、そこは仕方ないかもしれないけど・・・・・・俺たちも手伝いますよ」
「いや、大学生はレポートとかで忙しいんだろう。そこまで無理しなくていいぞ」
警部は苦笑しながら、俺たちに気遣って遠慮しておくと言って応えた。
直井さんたちも同感だったようで、ヒマな時は警視庁に来てもらうからと言ってくれた。
「ごめんね、私たちだけで捜査に集中したいのよ。できることなら、協力してほしいけどね」
「由美さん・・・・・・」
警視庁の捜査一課で仕事しているのだから、忙しいのは当然かもしれない。
それでも良いなら、ヒマな時に遊びに行くだけでも大丈夫だろう。
「まあ、そっちの都合もあるしね・・・・・・そこは仕方ないんじゃないですか」
「確かにそうね・・・・・・奈良警部もこの任務にかけてるから苦労してるわ」
由美さんのからかいを受けた警部はすかさず、突っ込んだ。
「大谷、余計なことを言ったら承知しないぞ!」
「はいはい、すみませんねぇー」
由美さんと奈良警部のツッコミやボケを聞いていると、何だか和やかな雰囲気に変わった。
警視庁に遊びに来ると、意外と落ち着くものなんだろうか。
「まあ、由美さんや警部には頑張ってもらわないとね」
直井さんは苦笑しながら、溜息をついた。
やがて、時間が経った頃には夜になっていた。
警視庁からの帰り道、ハルと一緒に肩を並べながら歩いた。
「奈良警部に会えて良かったね」
「ああ、そうだな」
「由美さんも、直井さんも元気そうだね。でも、リンちゃんのことは話さなくて良いの?」
山野リンのことを思い出す。
そういえば、家に来てから慣れてないこともあるだろう。
健太と直太の姉だからと言って、気遣うところがあるようだ。
「ああ。まだ話さないほうが良いかもしれないな。リンのこともあるだろうし、俺も気遣うことしかできないだろうけど」
リンはいつも元気な姿を見せては、俺に甘えてきて話しかけてくれる。
兄という存在が身近にいないというのもあるため、いきなり素直に甘えてくることが多くなった。
健太や直太はリンのことを覚えていないかもしれないだろうが、いつか記憶が戻ると思って信じるしかない。
「そうなんだ。リンは空手やってるもんね」
「ああ。結構、たくましいよな・・・あいつ、人懐っこそうには見えないけどさ」
苦笑しながら思い出してしまうが、リンは家族の一員だと思って可愛がっているつもりだ。
ハルに似てるところといえば、俺に突っかかってくるところかな。
「そうかな? でも、リンはバンのことをお兄さんだと思ってるかもよ?」
ハルは俺を見てからかいながら、ニヤリと笑う。
その笑い方を見て、ちょっと嫌な予感がした。
「なんだよ、ハル・・・・・・」
「リンも可愛いから許しちゃうけどね、バンはイケメンなくせにカッコいいんだから!!」
ハルは両手をブンブンと振り回しながら、俺を見て歩きながら笑った。
イケメンなのは相変わらずだけど、俺は別に気にしていないから大丈夫だ。
「バーカ、そんなこと言ってる暇があったらデコピンでもしてやろうか?」
そう言ってからかいながら、ハルのおでこにデコピンを食らわせてやった。
そのダメージを受けたハルはプウーッと顔を膨らませながら顰めた。
「いでっ、何すんのよ!」
「だって、おまえが余計なこと言うかもしれないだろォ?」
そう言いながら笑って、先を歩く。
俺を見て、ハルはその後を追いかける。
「ちょっと待ってよ、バン!」
俺の後を追いかけながら走り出す。
苦笑しつつも、ハルを見守る。
「ハハハ・・・・・・」
俺は幼馴染のハルと一緒にミソラタウンへと帰っていった。
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.21 )
- 日時: 2012/12/15 21:25
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは?
(ストーリーモード:リン)
2週間経ったある日、ミソラ学園高校で部活を終えた。
気付けば、もうすでに夜になっていたが・・・・・・空手部のチームメイトであり、親友の望月優に誘われる。
「リン、帰る前に例の場所を探検しない!?」
「--------------探検?」
いったい、何を言い出すかと思えば、いきなり探検か。
優の考えていることは何となく理解できたので、物凄く分かりやすい。
性格からして、いつも明るく天真爛漫なところもあるのに、なぜか好奇心旺盛だ。
「うん、トキオシティの裏通りにある廃墟ビルよ!」
「と、トキオシティ!?」
トキオシティの裏通りといえば、夜になると不気味になるっていう噂が流れている。
そこに行って、何をしようというのかと思いきや、優はバックからあるものを取り出した。
「これを使って探検すんのよ!!」
優が出したものは懐中電灯だった。
私の分も買っておいたのだろう、もう1つの懐中電灯も用意しておいてあった。
(優のヤツ、何を企んでるんだか・・・・・・)
そこまで言うなら、帰る前に立ち寄るのも悪くないか。
「しょうがないな、もう・・・・・・どうなっても知らないからね?」
「ニシシ、そうこなくっちゃ!!」
ニヤリと笑いながら、優は懐中電灯をバックに入れた。
仕方なく、私も懐中電灯を入れておくことにした。
(バン兄さんには何か言ったらいいかな・・・・・・)
とりあえず、自力で帰った後が問題だなぁーと思いながら考える。
兄のバンはたまに自宅の2階にある部屋で酒を飲んで寝ていることが多いので、起こすわけにはいかない。
弟の健太や直太はキャッキャッと2人でふざけ合いながら仲良く遊んでいる。
(そうとなれば、叱られるのも時間の問題だわ)
優に誘われたから、探検しに行ったと言えば呆れられるだろう。
それでも、兄のバンには知られたくなかったから行くしかないと思ったのだ。
「よし、行こうか!」
「え、リン・・・・・・」
「優、今回の探検には特別に付き合ってやるわ」
優の手を引っ張りながら、ミソラタウン駅に向かって歩き出そうとしたその時だった。
「あれ、リンじゃないの」
後ろを振り返ると、バン兄さんの幼馴染・人見晴香さんが立っていた。
隣には、見知らぬ男性が一緒に立っている。ハルの知り合いだろう。
特徴は黒と白を半分にした髪型を整いながら、両目が赤い瞳になっている。
「こ、こんばんは・・・・・・」
「こんなところで何してんの、あんたたち」
ハルさんが私と優のところまで歩み寄ってくる。
その様子を見かねた青年がハルに話しかけた。
「ハル、知り合いか?」
「うん。私の後輩でバンの妹がいるのよ」
「へぇーバン君の妹か・・・・・・ってあれ?」
青年はハルの前にいた2人の少女がいないことに気付く。
「消えた!?」
ハルは隙を突かれて、すぐに逃げ出したのだと推測できた。
「バン君に知らせたほうが良いんじゃないか?」
「よし、じゃあバンの家に行こう!」
ハルは青年と一緒に駆け出して、バンの家に向かった。
その頃、リンと優はミソラタウン駅に着いて電車に乗ったところだった。
「ハァハァ・・・・・・」
「間に合ったね!」
ハルさんにバレてしまいそうになりかけたが、その場所については何も言えないでいたのだ。
もし、バン兄さんに知られたら怒られてしまうのは間違いない。
「どうなることかと思ったけど、廃墟ビルを探検しちゃおうよ!!」
「良いけど、今回はあんたに付き合うだけだからね!!」
優に付き合うことにしたので、バン兄さんたちに心配かけてしまうのは確かだった。
それでも、私はCCMを持ってるから連絡できると思うんだけど・・・・・・まあ、みんなに知られたくないからっていうのもあるのだ。
「そうこなきゃね!!」
優はくぅーと背伸びしながら、ワクワクしている。
これから自由な夜の時間が始まると言っていいだろう。
トキオシティ駅に到着したのと同時に優の案内で廃墟ビルに続く道を通りながら、慎重に歩いていく。
裏通りに通じるかと思われる場所を特定し、廃墟ビルの場所について調べておいたのだ。
「あ、見えてきた!」
一番奥に佇む、不気味な姿を現した建物が建っている。
しかも、そのビルを見る限り・・・・・・廃墟を思わせる風格な感じが漂う。
「何か怖いけど・・・・・・」
「とりあえず、入ってみようか!!」
懐中電灯を取り出した瞬間、ライトをつけた。
周りを見る限り、何もない状態になっているようだ。
流石に長居はできないかもしれないが、できるだけ捜索しながら探検することにした。
「んー・・・・・・何か不気味だな、怖いけどね」
「あら、リン・・・・・・幽霊が出るとは限らないんじゃないの?」
「何をっ! そんなこと言ってる場合があったら・・・・・・」
そう言いかけた瞬間、ヒュッと風が靡くかのように吹いた。
どこからか風が来ているように感じてしまうのは、気のせいだろうか。
「さっき、風が吹いてきたよね?」
「これは何かあるかもよ!!」
優がワクワクしながら、腕を振り回して言う。
いや、何か嫌な予感がしそうでならない・・・・・・それどころか、物音が聞こえてくる。
「ちょっと待って、優・・・・・・」
シッと人差し指を立てながら、声を出さないようにして指示する。
どこからか、不気味な物音が聞こえてきた。
『カツーン、コツーン・・・・・・』
物音を聞いたのと同時に顔を青ざめながら、ゆっくり聞きたてる。
何かが迫ってきそうな予感・・・・・・それを感じるのに、時間はかからなかった。
「逃げよう!!」
ダダダダッと走り出しながら、通路を駆け抜ける。
開いている部屋を見つけ、その場所に入って閉めた。
『バタンッ!』
ドアが閉まったのと同時に背を預けて、様子を伺う。
誰かが来そうな予感はしていたけど、何か嫌な予感が的中しそうだ。
「あ、あんなところに頑丈そうなドアがある!」
優が指差した方向を見ると、1つの大きなドアが存在していたことに気付いた。
見るからに頑丈そうなので、試しにドアを押して開けてみることにした。
『ギギギーッ・・・・・・・』
大きな音がしたかと思いきや、目の前に現れたのは地下室に通じるかと思われる階段。
この先に何が待っているか分からないので、慎重に踏み入れた。
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.22 )
- 日時: 2012/12/15 21:29
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
数分後、地下室のドアの前に到着した。
ドアの前に突っ立っている瞬間、この先に何があるか分からない。
「じゃあ、行くよ」
「うん!」
慎重に地下室のドアを開けて入ると、目の前に現れた光景は神秘的な場所だった。
まるで、ダイヤモンドダストみたいな感じになっていて、まさに魅惑というよりも幻惑を惑わせるかのようだ。
「凄い、こんなところに神秘的な場所があったなんて・・・・・・」
「本当に綺麗・・・・・・なんていうか、凄すぎるよね!!」
優も満足そうに頷きながら、笑顔を見せて納得していたその時だった。
私たちの背後に迫る影がスウッと現れ、後ろを振り返ると怪しげな人物が立っていた。
「山野リンだな?」
男はニヤリと不気味な笑みを浮かべながら、私に向けてナイフを突き出す。
どうして、私の名前を知っているのか分からなかった。
「何で私の名前を知っている?」
「問答無用だ、その前に邪魔なヤツを殺してやるよ」
男はニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
まさに絶体絶命のピンチとしか言いようがない。
こんな時に限って、とんでもないことに巻き込まれてしまうとは想像していなかった。
「くっ・・・・・・」
「どうする、リン?」
優があたふたと焦りながら、目の前にいる相手を見て呟く。
この状況で打破できるところではないが、このままでは殺されてしまう。
(どうすれば良いんだろうか)
バン兄さんなら、ブレイズキックで叩きのめせるはずだ。
でも、私の場合は強烈な回し蹴りを食らわせるしかなかった。
「一か八かやってみるしかないね!」
ハァァァァ------------------------と気合を入れてから、相手の男に向かって強烈な蹴りをぶちかました。
すると、そいつはいきなりジャンプして攻撃をかわした。
「お---------------こわー」
いきなり攻撃をかわした・・・・・・しかもジャンプしてかわされたというより、運動神経が良いかもしれない。
男は私を見据えながら、驚いた顔で話しかけてきた。
「女の蹴りじゃねーぞ、そりゃ」
「なんだとっ!?」
カッとなりながらキレかけたその時、男の顔がいきなり豹変した。
まるで野生児のような感じになって、暴力を否定させないかのようなオーラを漂わせた。
「うっ・・・・・・」
「だったら、俺のパンチをくらいな!!」
パンチが私に向かって放たれた瞬間、思わず目を閉じてしまった。
優もビクビク怯えながら、泣きそうな顔をしていた。
(やられる----------------)
そう思いながら、目を閉じていたその時・・・シーンと静まり返った。
私たちは首を傾げながら、閉じていた目をゆっくり開ける。
「・・・えっ!?」
誰かが男の左腕を握っている。
しかも強い力で握りながら守ろうとしてくれた。
「なっ・・・」
「-----------そこまでだ」
聞き覚えのある声を聞いて、後ろにいる人物を見て驚愕する。
ハルさんと一緒に居た青年が目の前にいたことに驚いた。
しかも冷たく放たれる、少し低い声を出しながら呟く。
「リンちゃんたちに手を出すんじゃないぞ」
「おっ、おまえは-----------------------」
男は動揺を隠せないかのような目つきをして、その青年を捉えた。
すると、意外な言葉を聞いて知ることになる。
「まさか、【秒殺の皇帝】と呼ばれた海道ジン!?」
両目の赤い瞳が男を見据えながら睨みつける。
そのオーラを感じさせないかのような目つきでキッと見据えた。
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.23 )
- 日時: 2012/12/15 21:31
- 名前: 凛々 (ID: IGAMlEcf)
こんばんは〜♪でお久しぶり〜♪か〜ら〜の凛ちゃんです!
亞「うざいから黙れ」
酷い!
新スレを建てたんだね!頑張って!応援してるよ!
亞「頑張ってください。応援しています」
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