二次創作小説(紙ほか)
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- 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ☆番外編☆
- 日時: 2013/06/11 21:53
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=past&no=24538
【読者の皆様へ レッドからの挨拶】
初めまして、レッドです!
ダンボール戦機Wシリーズの小説を描いております。
本来ならば、【バン×ヒロと怨炎の幻想】の番外編を執筆する予定でした。
スレが1000になり、過去ログに入ってしまいました。というわけで、新シリーズとしてリニューアルさせることにいたしました。
上記の参照に【バン×ヒロと怨炎の幻想】の小説のアドレスを載せておきましたので、興味のある方はクリックして読んでくださいね♪
新シリーズはバンハルを中心にして取り巻く展開になります。
ハルはオリジナルキャラクターとして考えたのですが、ヒロインとして演じていただくことになります。
第2部として記念すべき第1作は!!
【バン×ハルと失われた過去】です。
前作の番外編で登場させることができなかったキャラクターとのコラボもこちらで登場させる予定です。
番外編では登場させることができず、申し訳ありませんでした。
そこで、番外編を描く代わりに新シリーズとしてスタートさせることにいたしました。
ダンボール戦機Wの主人公・山野バン、幼馴染の人見晴香を中心にして取り巻くオリジナルストーリーを展開させていけたらと思います。もちろん、ヒロたちも登場させる予定です!!
前作の本編で登場した山野健太&直太の兄弟も出演予定です。
今作では初登場となる山野リンという姉が物語の重要なキャラになるかと思われます。
【本編:ストーリー原案・構成】
第1章〜第5章:LBXバトル編
第6章〜第9章:廃墟ビル探検編
第10章〜第16章:謎かけ編
第17章〜第30章:オリキャラ登場編
第31章〜第60章:謎解き編(完結)
【番外編:ストーリー原案・構成】
第1章〜第5章:
第6章〜 :
ストーリーの進行具合によっては変更する可能性がありますので、ご了承ください。
【原作:完結した作品】
第1作:バン×ヒロと黒影の亡霊
本編は全20章で完結、番外編は全16章で完結しているぞ!
ダンボール戦機Wの小説を描くにあたり、記念すべき第1作はホラー×ミステリーを交えた本格的な謎解きアクションアドベンチャー!!
第2作:バン×ヒロと過去の追憶
前作の【黒影の亡霊】の続編となった待望の第2作!
本編は全30章で完結、番外編は第25章で完結しました。
全30章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:ナオが記憶喪失していることだけではなく、ハルの過去に隠されたエピソードも収録している。
番外編では初登場した聴覚障害を持つ少年・船津直紀を取り巻く展開を中心にストーリーを進めていく。
これまでにないオリジナルストーリーを展開させることで前にも増して、文章力を上げることでクオリティをパワーアップさせた。
第3作:バン×ヒロと怨炎の幻想(ミラージュ)
前作の【過去の追憶】の続編となった待望の新作!
本編は第40章で完結しました。番外編は第4章まで進んだが、完結できませんでした。
なので、番外編は新シリーズの小説でリニューアルに伴い、執筆させることにいたしました。
全40章にわたる大長編オリジナルストーリーを展開させることで感動あり、迫力ありの描写を表現しながら、展開が読めないようなオリジナルストーリーを手掛ける。
ポイント:バンの弟・山野健太&直太の兄弟が初登場していることだけではなく、2人の過去に共通点を持つところがある。
バンが兄としての役割を担うことで、2人の弟をどうやってサポートしていくかというところも見逃せない!!
バンを支える仲間たちとの絆を深めながら、友情と感動を送るという感じになるストーリーも手掛ける。
健太と直太に対するバンの強い思いにも注目してください!!
【お客様】
凛々(雪桜奇):私の小説に初コメしてくれた人です。凛と呼ばせてもらってるぜ…この子はイナイレの小説を書いておりまする!
この前、もう1つの小説に遊びに来てくれました。亜夢たん、なかなか可愛いぜ!!♪
タク:私の小説に初コメしてくれた人です。ダン戦シリーズの小説を読んでいて、凄く面白いと言ってくれました。本当にありがたいです♪ デュエマの小説を描いておりますぜ♪
シグレ:この小説に初コメしてくれた人です。友達だけど、ダン戦好きな人で気が合う! 2次(映像)でポケモン小説を描いておりますぜ♪ キョウヘイ君とヒュウさん、カッコイイ!! そして、メイちゃんもかわいい!!
赤獅子エンザ:この人はイナイレの小説を描いてますぜ♪ 友達だけど、イナイレ&ダン戦が好きで仲良くさせていただいてます♪
yumi:シエルが描いているポケモン小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、この小説に初めて来た人で仲良くさせていただいています♪
姫佳:この小説の展開が読めなくて、ハラハラドキドキしていると言った人・・・この子もイナゴの小説を書いてて、結構面白い! ティアラ&ラティア、ここちゃん、輝姫の主役4人・・・かわいいぜ!!
茅:楓が描いている黒子のバスケ小説で知り合って仲良くなった人です。友達だけど、黒バスとサトミちゃんに関する小説を描いておりますぜ♪ 凛太君カッコイイ! オリキャラの水連ちゃんを出させていただいてます!!
聖:この小説に初めて来てくれた人だけど、ダン戦好きで気の合う親友です。友達として仲良くさせていただいてます♪
剣:姫佳の小説で知り合った友達。絵の才能があって凄い! バンハル漫画を描かせていただきました。文才がありすぎる…という言葉をいただき、凄く嬉しいです♪
凛那:剣の小説で知り合って仲良くなった友達。イナギャラの小説を書いておりますが、オリキャラがクールすぎてヤバい!(殴
【漫画】
バンハル >>604
【本編:キャラクター原案・構成】
本編の登場人物設定 >>1
バンたちの登場人物が設定されているぞ!
この小説に初めて来た人は読む前に目を通しておいてください。
健太&直太、姉のリン、イナイレの登場人物設定も収録されているので、それも含めて確認しておいてください。
青峰太陽の登場人物設定 >>11
茅が描いている黒子のバスケ小説で出ている青峰大輝の兄・太陽の登場人物設定が載っているぞ!
太陽と大輝のコンビに注目してください。
登場予定:第18章で登場します。
キョウヘイの登場人物設定 >>12
シグレが出してくれたオリキャラです。今作では本編に登場させることにしました。
キョウヘイの運動神経、バンたちとの共演に注目してくだされば幸いです。
ポケモンBW2主人公・キョウヘイの活躍に期待してください。
登場予定;第21章で登場します。
ヒュウ&メイの登場人物設定 >>13
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいという理由でキャラ応募してくれました。
キョウヘイとのコンビネーションを披露するので、大迫力のLBXバトルにも注目してください!
登場予定:第21章で登場します。
優騎那のオリキャラについての登場人物設定 >>14
オリビア&シュリの姉妹コンビが前作の【過去の追憶】に続き、本編で再登場決定!!
急遽、2人を起用することにしました。
登場予定:第24章で登場しました。
無類シント&星目テツヤ&武闘フジ、3つのLBXについての登場人物設定 >>15
タクが出してくれたオリキャラです。番外編でバンたちと共演させたいという理由でキャラ応募してくれました。
シントたちの活躍に期待してください。タクのイメージに近づけるよう頑張って描いていきたいと思います。
3つのLBXについても一緒に載せてありますので、ゆっくりご覧下さい。
本編の登場人物設定2 >>42
早間綺羅、カレン・キャベルン、望月幸介&優、樋田優雅について載せています。
使用LBXは綺羅のみになりますので、ご了承ください。
富士本 優実の登場人物設定 >>57
yumiが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演したいとのことでキャラ応募してくださいました。
今作では初登場となりますが、ユウミがどのようにして演じていくのかというところに注目してくだされば幸いです。
登場予定:第26章に登場します。
恵珠の登場人物設定 >>58
冬(冬ノ華 神ノ音)が出してくれたオリキャラです。
バンたちと共演したいという理由で応募してくださいました。
しかもメカニックという設定をつけていただき、私としても上手く描けるか分かりません。
やるからには頑張って描いていきたいと思いますので、彼の登場に期待してくだされば幸いです。
登場予定:第26章で優実と一緒に登場させる予定でしたが、恵寿はバンたちと合流した後に出させることになりました。
長月レオンの登場人物設定 >>59
シグレが出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたい理由で応募してくれました。
イカロス・ライトというLBXに関する設定も載っております。アスペルガー症候群を患っておりますが、LBXの腕は果たして?
これからもレオンの活躍に期待してください。登場予定は第26章で出します。
橘 美咲の登場人物設定 >>60
伊莉寿が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
短編を描く前に美咲ちゃんのイメージを見た上で本編に登場させたいと思っています。
美咲ちゃんが輝姫や太陽たちと共演するのかも注目してくだされば幸いです♪
美咲ちゃんが登場する予定は早ければ、第27章あたりになります。
また、バンたちと共演させるのも楽しみにしてください!!
イナイレGO(天馬・太陽・マサキ・信助)の登場人物設定 >>61
天馬たち4人の登場人物設定が載っています。今作の本編でやっと登場することになりました。
4人の化身や必殺技も載せているので、それも含めてご覧ください。
第18章で登場しました。そこでサッカーバトルが展開されることになりそうです(笑)
サッカーバトルもできるだけ表現して描いていきたいので、よろしくお願いします!!
輝姫&ティアラ、一ノ瀬心愛(いちのせ ここな)の登場人物設定 >>62
白炎輝姫&ティアラ・クルーガー&一ノ瀬心愛(通称ここ)の登場人物設定です。
輝姫とティアラは前作の【怨炎の幻想】では本編で登場いたしました。今作も引き続き、本編で登場させる予定です。
輝姫&ティアラの従姉妹コンビによる追いかけっこシーンにも注目してください♪
ここちゃんの活躍にも期待してくだされば幸いです。
登場予定:まだ未定です。めどが立ったら載せます。
輝姫&ティアラ、ここちゃんの活躍に期待してください!!
一ノ瀬心愛(通称ここ)が働いているカフェの設定 >>63
ここちゃんが働いているカフェのイメージです。私自身、上手く描けるかどうか分かりません。
でも、やるからには頑張って描きますぜ!!
黄瀬 水連の登場人物設定 >>64
茅が出してくれたオリキャラです。バンたちと共演させたいという理由で応募してくださいました。
水連ちゃん、マジで可愛すぎる! 黄瀬の妹ですが、水連の活躍に期待してください♪
第48章以降に出る可能性が高いので、しばらくお待ちください。
キョウヘイ・ヒュウ・メイVSシント・フジ・テツヤのLBXバトル設定 >>442
第60章のLBXバトルでお馴染みのオリキャラが出ます。
はたして、どのような展開を見せてくれるのか楽しみにしていてください!
人見 晴香の新型LBXについて >>495
ハルの新型LBXとなるブルーグリーンライトの設定が載っております。
ある人の形見となっていますが、その理由は…>>493のストーリーで明かされました。
この後、バンたちとのLBXバトルで使用する予定です。ハルがどんな思いを込めて、バトルを展開していくのか?
ハルの実力が気になる人もいますが、それまでお楽しみに!!
山野バン・大空ヒロ・長月レオン・人見晴香のLBXについて >>509
LBXバトルする前にまとめて描きました。レオンとハルのLBXは新型なので、どのように活躍するかは更新してからのお楽しみに!
バンヒロのコンビもなかなか見逃せないので、2人の息が合ったコンビネーション
によるバトルも見せ付けます。それでは、クライマックス直前のバトルスタート!!
番外編の登場人物設定 >>561
お馴染みのバンたちの他、新キャラクターも出ます。
リンの兄・小海諒平についても描かれているので、ストーリーを読む前にクリックして下さい。
【本編:目次(ストーリー進行具合)】
第1章 1人の少女・リンとの出会い >>3-4
第2章 居酒屋で行われるLBXバトル大会とは? >>5-7
第3章 LBXバトル大会Ⅰ ついに開幕!! >>8-10
第4章 LBXバトル大会Ⅱ 決勝戦での決着! >>16
第5章 LBXバトル大会Ⅲ 優勝は誰の手に? >>17-18
第6章 由美が語る、25年前におきた惨劇とは?>>19-20
第2部:廃墟ビル探検編(第7章〜第9章)
第7章 廃墟ビル探検Ⅰ リン&優の空手部コンビが見たものとは? >>21-22
第8章 廃墟ビル探検Ⅱ 秒殺の皇帝・海道ジン登場! >>24 >>26-29
第9章 リンの様子に違和感を感じたバン・・・その複雑な心境とは? >>35 >>37-41
第3部:謎かけ編(第10章〜第16章)
第10章 リンに忍び寄る影、その正体は? >>43
第11章 リンの幼馴染・早間綺羅、登場! >>44
第12章 ハルが河川敷で見つけたものとは? >>45-46 >>48
第13章 バンの幼馴染・樋田優雅、登場! 彼がついに発見したものとは? >>50-51
第14章 キラード団という謎の組織だと名乗る男から託された謎のメッセージと1つのヒントとは? >>52
第15章 ますます深まりつつある最大の謎・・・そこで掴んだ重要な手掛かりとは? >>53-55
第16章 囚われの身になったリンたちの安否は? >>56
第4部:オリキャラ登場編(第17章〜第30章)
第17章 立向居勇気&月島楓の幼馴染コンビ登場! >>65-66
第18章 西園信助・松風天馬・雨宮太陽・狩屋マサキの4人組、ただいま参上! >>67
第19章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(前編)・・・青峰兄弟&黄瀬、登場! >>68
第20章 立向居チームVS信助チームのサッカーバトル(後編)・・・決着! >>69
第21章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(前編)・・・彼らが見たものとは? >>70-71
第22章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(中編)・・・LBXバトルで待ち受ける罠とは? >>72
第23章 キョウヘイ&メイ&ヒュウの3人組、登場!(後編)・・・バン、ただいま参上!! >>73
第24章 オリビア&シュリの姉妹、ついに登場! 4年ぶりの再会 >>74
第25章 無類シント&星目テツヤ&武闘フジの小5コンビ、登場! >>75
第26章 富士本優実&長月レオン、登場! >>76
第27章 橘美咲、登場!(前編)・・・初の幽霊屋敷探検! >>77
第28章 橘美咲、登場!(中編)・・・地下室で見たものとは? >>78
第29章 橘美咲、登場!(後編)・・・ヒロ&レオン、ただいま参上! >>79
第30章 輝姫&ティアラ&一ノ瀬心愛の3人組、登場! >>80-81
第5部:謎解き編(第31章〜)
第31章 再会Ⅰ ハルに忍び寄る魔の手、その正体は? >>98
第32章 再会Ⅱ カレン・キャベルン登場、その目的とは? >>99
第33章 再会Ⅲ バンVSカレンの因縁対決 >>100-103
第34章 バンの様子に異変を感じた直紀、その違和感とは? >>104-105
第35章 バン&ハルの幼馴染・鶴見ナナミ、登場! >>106-107
第36章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(前編)・・・【Detective bar】に隠された秘密とは? >>108
第37章 リン&キラの幼馴染・宇津野志穂、登場!(後編)・・・知り合った経緯とは? >>109-111
第38章 バンの様子に異変を察したハル・・・その真意とは? >>112-113
第39章 リン、望月兄弟&優雅の4人が誘拐されたことを知ったハル・・・バンの複雑な心境とは? >>114
第40章 ついに明かされる、リンの本当の過去・・・壮絶な出来事とは? >>115-117
第41章 キラード団のアジトに関する場所の謎を解明せよ! >>125 >>127-129
第42章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(前編)・・・キラード団のアジトの位置を掴め!>>130
第43章 謎の青年・恵寿、ついに登場!(後編)・・・廃墟ビルで見つけた仕掛けとは? >>131-132
第44章 キラード団のアジトに乗り込んだバンたち、そこで待ち受ける展開とは? >>133
第45章 立向居直毅・青峰兄弟・黄瀬、ただいま参上! >>134-136
第46章 キラード団のアジトⅠ 催眠の部屋で待ち受ける罠とは? >>137
第47章 キラード団のアジトⅡ 謎の催眠術師・高遠遥一、登場! >>138
第48章 キラード団のアジトⅢ 1つの部屋に隠された謎を解き明かせ! >>155 >>163 >>189
第49章 蘇る過去の記憶Ⅰ ハルが絡んでいたという1つの事件とは? >>200 >>208
第50章 蘇る過去の記憶Ⅱ 奈良警部が言う、厄介な事件とは? >>226 >>230
第51章 囚われの身になったリンたちの居場所を掴め! >>246 >>258
第52章 バンたちがそこで見たものとはいったい・・・リンたちとの再会、そして----------- >>265
第53章 バンVSカレンの推理対決Ⅰ リンたちが誘拐された事件の謎を解き明かせ! >>278 >>281
第54章 バンVSカレンの推理対決Ⅱ 5年前に起きた誘拐事件の謎を解き明かせ! >>289 >>299
第55章 バンVSカレンの推理対決Ⅲ 最後の仕上げとなる誘拐事件の謎とは? >>304
第56章 ついに姿を現した真の黒幕・直野健一、真の目的とは? >>318
第57章 ついに記憶が戻った健太たち、その真実とは? >>335
第58章 黄瀬水蓮&富士本優実、ついに登場! >>361 >>387
第59章 決着、リンに対するバンの思いとは? >>390
第60章 再び平和を取り戻した日常、リンたちを揺るがす想い…それは何か? >>411 >>413 >>428 >>443 >>452 >>459 >>463 >>472 >>484 >>493 >>508 >>522
【番外編:目次(ストーリー進行具合)】
第1章 誘拐事件から1年後…リンの複雑な思い >>567
第2章 幽霊屋敷探検Ⅰ リンと優が気になりだしたものとは? >>572
第3章 幽霊屋敷探検Ⅱ 駅前で起きた出来事とは…ハル・ヒロ・ナオ参上! >>576
第4章 リンの様子に異変を感じたバン…その違和感とは? >>587-588
第5章 6年ぶりの再会(前編)…諒平の幼馴染・加藤未来、登場! >>593
第6章 6年ぶりの再会(中編)…諒平に対するリンの複雑な思いとは? >>598-599 >>610-611
これからも応援よろしくお願いします!
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.409 )
- 日時: 2013/02/24 10:02
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: CzRhDmzb)
yumi&シグレ
おはよう。って、ちょっと何やってんの!?
ここは歌うところじゃないんだぞ……それくらいは分かってるよね?
歌うどころか、その気になってやがるな……。
しょうがないか、さっさと放っといて進めることにするか(苦笑)
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.410 )
- 日時: 2013/02/24 10:55
- 名前: シグレ (ID: DWz/vbtf)
- プロフ: 茨艦でミクのストラップを手に入れた!!
ゆみ
あ……ごめんなさいorz
ついつい……。やってしまった……。
ミレイ「レッドさん、この人をスルーしちゃって下さい」
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.411 )
- 日時: 2013/02/24 11:48
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: CzRhDmzb)
第60章 再び平和を取り戻した日常、リンたちを揺るがす想い…それは何か?
(ストーリーモード:リン)
兄のバンから連絡を受け、警察が駆けつけた。キラード団のボスである直野を含む犯行グループはついに逮捕された。
私と綺羅は救急車で運ばれ、ミソラ総合病院に入院していた…意識が戻った頃は綺羅が目の前に居る。
「綺羅…?」
「リン、今まで心配かけてごめん……僕のせいで、こんなことになっちゃって…」
綺羅は本来の優しさを取り戻したが、笑顔はまったく見られない。
催眠術によるダメージが残っている可能性が高いため、リハビリが必要だそうだ。
幼馴染であることを否めないわけにはいかず、やっとの思いで動く右手を上げて、綺羅の頬を触る。
「綺羅……いつも心配してたんだよ、あんなことになってたとは思わなかった」
「ああ……僕が誘拐されたことはニュースで見てたんだろう?」
「うん……見てた。でも、無事で良かった…」
全身にダメージを負ったせいで、動くことができない。完治するのに、1ヶ月くらいはかかると言っていた。
その話を聞いていた兄のバンはいつも優しく、頭を撫でてくれた。綺羅と話しながら、自然に打ち解けているようで仲良くしてくれる。
「リン……」
「直登兄さんのこと覚えてる?」
「ああ、直登くんか。バンさんから聞いたよ…亡くなったって?」
「うん……諒平兄さんがいるだけでも嬉しいけどね……」
もう1人の兄・小海諒平は酒を飲むことが好きで、遊びまくっていた。
いつも優しい諒平は私のことを気遣ってくれて、時には遊び相手してくれた。
直登が居ない現在(いま)、本来の明るさを取り戻した綺羅は感情を取り戻すことが精一杯だという。
リハビリも兼ねて、幼馴染である私と会話することで表現しようと試みているのだが……なかなか、上手くいかない。
「そっか……」
「でも、綺羅が少しだけでも元気になってくれれば……私も嬉しいんだけどなぁ」
「……ああ、そうだな」
傷ついた心を癒そうと思っていても、自分の存在を認めてくれる人なんていない。
そう思っていた……でも、自分の周りには大切な家族や仲間たちが居るから。
辛くても頑張れるんだということを見せてあげたい…数年前に亡くなった実の両親に報告したいというのもあった。
「ねえ、綺羅……」
「なんだよ……」
「今度、退院したらさ……2人でお墓参りに行かない?」
提案を受け入れたのか、綺羅は思わず苦笑しつつも分かっていて頷いた。
「うん、その時に行こうか。まぁ、僕もリンの両親に報告したい」
綺羅は照れながら笑って、私の頭を優しく撫でた。心優しい幼馴染が居て当たり前だと思ってしまう。
彼の感情が豊かになるまで回復を待ちたいというのもあったし、心を開くのに時間がかかることも承知の上で覚悟するつもりだ。
「綺羅、感情が豊かになるまで回復できると良いね」
「……そうだな、リンのために頑張らないとなぁ……」
リハビリを頑張りながら、催眠術からの脱却を目指す綺羅。回復の進み具合によっては、早く退院できる可能性も否めない。
***
1ヵ月後、全身に負った傷も癒えてきて回復できるほどまでに元気を取り戻した。
右手の動きもようやく良くなってきて、回復できたというところを見せてやりたい。
バンの父親・山野淳一郎が学校帰りの健太と直太を連れてきて、迎えに来た。
「姉貴、もう大丈夫なの?」
「うん、だいぶ回復したよ。やっと動けるようになったからね」
健太の問いに答えながら笑う。心の蟠りはないものの、まだ癒える状態ではないことを物語っていた。
直太は私に歩み寄ってきて、人懐っこい笑顔を見せた。私の回復を待ちわびていたのだろう。
「良かった、あまり無理しなくていいからね」
「直太……ありがとね、バン兄さんは?」
兄のバンの姿が見えないことに気付くと、淳一郎が代わりに説明してくれた。
「バンは夜に帰ってくるそうだよ。今日はどうしても抜けられない用事があるって言うからな」
「そっか……用事があるなら、しょうがないね」
バンがどうしても抜けられない用事っていうのは何なのか…夜に帰ってくる可能性が高い。
夜になるのを待つか、自宅の部屋で健太たちと話して待つのもありだ。淳一郎・健太・直太の3人と一緒に自宅まで歩きながら帰ることにした。
「本当に心配かけてごめんね……」
「何言ってんだ、俺らは元気になってくれると思って待ってたんだからよ」
「健太……」
健太の言うことも何となく分かる。いつも部屋で喋りながら、優しく接してくれた。
綺羅のことも気遣ってくれていて、人懐っこく話しかけている健太と直太の姿を見てきた。
「綺羅も前より元気になってきてるから良いんじゃね?」
「そうだね……」
「あいつは確か、催眠術で操られてたんだろ?」
「うん……」
ちょっと複雑な気分になってきて、不安を抱えていた。バンと顔を合わせるのが恥ずかしい。
兄にどんな顔して会えば良いのか分からなかった。それでも、心を開いてくれたバンには本当に感謝している。
「姉貴?」
「ごめん……大したことないから大丈夫よ」
夜になるまで待って、バンに自分の想いをハッキリ伝えたい。その反応が気になって、仕方がない。
帰ってきたら、どんな風に話しかけようか……普通で良いかということで、夜になるまで待つことにした。
***
夜11時ちょうど、自宅の2階にあるバンの部屋でLマガを読みながら待っていた。
(帰るの遅いなぁ……)
CCMは既に用意してあるから、すぐに連絡が取れていてもおかしくない。
それどころか、抜けられずに居ることも有り得るんじゃないか。すぐに連絡しようかと考え込んでいた矢先、部屋のドアが開く音がした。
「あっ……」
見覚えのあるクセ毛の青年を見て、誰であるのか分かった。そこにいたのは、山野バンだった。
顔が赤いところを見ると、酔っ払っていることが伺えた。その右手に持っているのは、お土産のようなものだろうか。
「ただいまぁ……リン、待っていてくれたのかぁ?」
「お帰り……遅かったね、何してたの?」
「飲み会に行ってたんだよ。どうしても抜けられなくてさぁ、あいつらに無理やり連れ込まれたんだよ」
どうしても抜けられない用事って……飲み会だったのか。でも、無理やり連れて行かれたってどういうことだ?
「無理やり連れて行かれたって……何かあったの?」
「望月たちが一緒に飲みに行こうって言い出すから、抜けられなかったんだよ」
「へぇ……じゃあ、強制的に参加させられたってこと?」
「うん、そういうことになるな……迎えに来れなくてごめんな」
バンは思わず苦笑しながら、ポンと私の頭を撫でた。どう見ても、明らかに酔っている。
心配だけど、水を用意して持っていくことにしようかと思って気遣った。
「兄さん、水を持ってこようか?」
「ああ、さっき飲んだから良い。母さんが用意してくれたから」
「そっか……なら良かった。ところで、その袋は……何?」
さっきから気になっていた袋の存在を見て思い出しながら、バンに聞く。
ようやく思い出したのか、ベッドに座り込んでいたバンは無言で手招きする。
(ベッドに来いってこと……?)
頭の中で『?』を浮かべながら、首を傾げて向かった。ベッドの前までやってきた途端、グイッと引っ張られた。
突然の行動に目を見張って、何するつもりなのか分からなかった。バンは呆然と見つめている私を見て笑う。
「いつも思ってたんだけどさぁ、お前……本当に無茶してるよね?」
「えっ……」
「なんだぁ、俺が気付いてないと思ってた?」
何のことだか分からない……怒ってなさそうだけど、ちょっと気になる。
バンの話を聞いてみるのもいいか……気遣ってあげないとダメな気がするのは気のせいか。
「この前、リンを見てたら……何か思いつめてるような顔してたから気になってさ」
「えっ……私が?」
その事に思い当たる節があったのか、バンを見て納得する。病院にお見舞いに来てくれたことは覚えていた。
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.412 )
- 日時: 2013/02/24 13:42
- 名前: シグレ (ID: xJkvVriN)
- プロフ: 茨艦でミクのストラップを手に入れた!!
おっ、なんか書き方変わった気がする!!
リンちゃん、気遣いは良いけどしすぎも駄目だよ!!たまには甘えなきゃ!!
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去(改) ( No.413 )
- 日時: 2013/02/24 14:50
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: CzRhDmzb)
第60章の続き
(ストーリーモード:リン)
でも、なぜ思い出したのかも気になる…バンのことだ、答えてくれても良いのに…。
バンは私を抱きしめて、うとうとしながらも微笑んで言う。
「本当に無事でよかった…でも、何で思いつめてたんだ?」
「兄さん…いつも明るく振舞ってるのかなって思うんだよ」
「お前が?」
「うん…綺羅のこと思って見てたのに、何だろう…この劣等感」
今頃になって感じる劣等感…兄のことが大好きだった昔の自分に対して、何を想っているのか。
私自身、幼い頃からずっと育ってきた生まれ故郷に戻りたいと想っていた…兄の諒平と直登は心の蟠りを癒してくれる、唯一の存在だった。
「劣等感?」
「うん……なんていうか、ちょっと複雑かな。バン兄さんがいるのに、言っても分からないよ…」
「いや、想ったままに言ってみな。そうすれば、何かが変わると思うぜ」
バンに宥められ、思うが侭に言ってみる。きっと、何かが変わると信じて…。
「うん、諒平兄さんと直登兄さんがいて当たり前の日常を過ごしてきたのに……虐待されて傷ついた心を開くのに、どれだけ時間がかかったんだろう」
幼い頃、2人の兄が居て当たり前の日常を過ごしてきた。しかし、心の蟠りを揺らぐ出来事が起きた。
それは…叔父の小海修一による虐待。その虐待は平和な日常を凌ぐものとなり、暴力による虐待を受けてしまうほどになった。
心の傷を負ったのと同時に心を閉ざしてしまった私は誰にも相談できずに居たから……その記憶を思い出すのが辛かったりする。
「でも、バン兄さんのところで暮らすのも良いかなって思ったし……誰よりも面倒を見てくれる人は兄さんしかいないんだもの」
山野家に引き取られたことで、バンと出会えたことが嬉しかった。実の弟である健太と直太のことも気遣っていたからだ。
心優しい兄のところで育って、少しずつ癒えたら良いと思っていた…心の支えは、大切な兄のバンたちだった。
「うん、確かにそうだな……でも、それは違うな」
「違うって……何が?」
バンが否定したことに驚きを隠せずに居たが、その考え方は違った。
「いつも思ってたのは、リンが強がってるところだよ」
「つ、強がってる……?」
「そう……最初にやってきた頃は物凄く怯えてたよね、俺の父さんや母さんが暴力するかもって思い込んでたろ?」
「うっ……どうして、それを……」
健太たちのことを気遣って言うのもありだと思っていたけど、バンの言うことは最も素直なところだ。
心を閉ざしていたことに気付いていたのだろうか……たまには怖くて耐えられない時もあった。
「お前は心を閉ざしていた……それは虐待があったから、誰にも言えないでいたんだろう?」
「えっ……どうして知ってるの?」
バンが気付いていたとは知らずに居たので、相談できなかったのを思い出す。
今まで虐待のことを言えずに居たのに、何で受け入れてくれたのかも分からなかった。
「あぁ、警察に呼ばれてな……その時、お前の過去を聞いて知ったんだよ」
「それで知ってたのね……」
「まぁ……俺が言うのもなんだけど、あの時のこと覚えてるか?」
「あの時……?」
「そう、優ちゃんと一緒に廃墟ビル探検しに行ったことがあったよね」
そういえば、優と一緒に廃墟ビルを探検した……その帰りにバンと話して歩いたことは覚えている。
なぜ、今頃になって話すのか……いったい、どういうことなのかも知りたい。
「あっ……そういえば、探検しに行ったなぁ……」
「うん、帰りがけに歩いていた時さ……リンの首辺りに虐待の痕がくっきり残ってたから気になってな」
バンの話を聞いて、ようやく納得することができた。どうりで虐待について気付いていたわけだ。
最初から気付いていれば、すぐに話せたかもしれない……思えば、バンに言うのが怖かった。
誰にも話せず、心を閉ざしていた……それで気になっていたのだろう。辛い思いをさせたくなかったから、バンたちに話したくなかった。
「えっ……」
「うん、それで警察に事情を話して説明しといたんだ…その時に虐待があったと言う話を聞いて驚いたぞ」
「ごめん……っ、どうしても言えなくて……」
「別に良いんだ…そんなことで強がってないで、お前らしく生きていけば良いさ」
今まで溜まった涙が溢れてきて、我慢ならずに思いっきり流した。辛いことがあっても、バンがいたから生きてこれたのだと気付く。
「兄さん……ありがとォ……」
バンは嗚咽しながら泣きじゃくる私の背中を優しく擦った。
本当に辛い思いをさせたかもしれないという悔しさがあってこそ、生きる証を掴んだ。
「いつでも俺に頼ってくれれば良いから……たまには甘えてな?」
「うん……」
「ほら、いつものリンらしくないぞォ……」
バンは親指で私が流した涙を拭き取って言う。大好きな兄を受け入れておきたいと思った瞬間だった。
ふと思い出したのか、バンはゆっくり起き上がった。ベットの下に置いてある袋を取って渡す。
「これなぁ……お前に渡そうと思ってたんだ」
「えっ、これを……私にくれるの?」
「ああ……遅くなったけど、退院おめでとう」
退院祝いに買ってきてくれたプレゼントを受け取り、慎重に紙を開ける。
そこに現れたのは、可愛らしいクッションだった。私が座りやすいように気遣って買ったらしい。
「ほら、身体の傷も癒えてきたけど……座る時、辛いかもしれないだろう。それで、クッションにしたんだ」
「ありがと、兄さん!」
思いっきり抱きついた私をガッチリ受け止めた。バンの優しさが奏したのか、ついに心を開いたのだ。
山野家の一員であることを誇りに思ったその瞬間、バンは苦笑しながらも優しく抱きしめた。
「俺の大切な妹だから……お前は強がらなくても良い、辛くても俺たちがいることを忘れるんじゃないぞ」
「うん、そうだね……ありがとね、バン兄さん。何か吹っ切れたかも!」
心の蟠りが解放されたのと同時に強がらなくても良いって思えたのは、この時が初めてだった。
何より生きる証をくれたバンには本当に感謝しきれないと思っていいほど、心を開くことができたのだ。
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