複雑・ファジー小説
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- Quiet Down!!
- 日時: 2011/06/25 15:16
- 名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=form
皆さん、こんにちは。私、水瀬うらら(みなせうらら)と申します。
本日から不定期に小説を書かせて頂こうと思います。
この物語を書くきっかけになったのは、ずばり、小説を書くことを趣味の一環としていた私に、友人がリクエストをしてくれたからです。
いつかこの小説が、彼女に届く日が来ることを願います。
また、読者様からの感想やアドバイスなど、心よりお待ちにしております!
はちゃめちゃだったり、ぶっとんだ面も多々あるかと存じますが、
何卒、宜しくお願い致します!
- Quiet Down!! お返事を書きました!→@美凪様 ( No.75 )
- 日時: 2011/07/22 09:32
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
こんにちは!@美凪様!読みにいらしてくださり、誠に有り難うございます!
やりましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ひゃっふぅです!
燈兎、『かわぇえ』出ました!嬉しいです!
蓮と柚子の性格がマッチ……!お褒めの言葉、有り難うございます!
慎は……ちょっと、自分で読んでいて、『イタイ人だなー』と思う時があります。(笑)
学園モノ、お好きなのですか!私もです!
『うまうま』……!おぉ……凄い感動が心を満たしております!
二話まで読んで下さったのですか……!コメント、感謝です!
コメディが多めな部分があります。どうぞ宜しくお願い致します!
はい!全力で執筆させていただきます!
良ければ、@美凪様!時間の空いていらっしゃるときに、また、読みにいらしてくださいね!
そのときは、No.7の人気投票に参加して下さると、有難いです!
- 第十五話『見かけからは感じられない事情がある』 ( No.76 )
- 日時: 2011/08/13 21:53
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
「吾妻廻だよ」
柊先生は、ケラケラと笑いながら切り出した。
「吾妻……って」
俺は心当たりがある。あの、俺に告白してきた、女の子、或の兄だ。
「どうして、或ちゃんのオニイサンが!」
「蓮、そのイントネーションは、不気味だ、やめろ」
両手に手を当てて、オーバーリアクションをする蓮を見て、俺は思わず、げんなりした。
「廻は心臓が弱いんだ」
「だからぁ、あんなに走り回るのは、本来、駄目なんだよねー」
柊先生と水野さんがタッグを組んで説明する。
……廻、あんなに、元気なのに……。全然、気づかなかった。
「———吾妻ちゃんに、心配掛けたくないんだろうね」
俺は、言葉が出なかった。
心配掛けたくない。
この気持ち……。
————草太、お前もそうだったのか?
「こーゆー、湿気った雰囲気は苦手だ!ほら、根暗ども、とっとと、出て——」
保健室の扉が静かに開いた。
「——祢音先輩、これはどういうことですか」
「————けって、あれ?珍しいね、忍ちゃん。まさか、このあたしと密会を……」
「———冗談は程々にしてください。私はただ、祢烏先輩が、きちんと自身の仕事を行っているか、見回りに来ただけです。」
「残念だなぁ、お姉さん。」
柊さんの爆弾発言はともかく、そう、現れたのは、他でもない、忍先生であった。
今日は紅い、洋風な服を着ている。下は、薄い生地の、歩きやすいスーツ的なズボンを履いている。三センチほどの高さのヒール付きのサンダルを装着。
知的美人と、改めて実感した。
「相変わらずクールだねぇ。そんなんじゃ、男にモテないよ?忍ちゃんてばさぁ」
柊先生は、面白そうに、ニヤッと笑った。
「お爺様ではなく校長先生のことで、手一杯なのです。」
「あぁ。あのジジイ、確かに手ぇつけらんないね」
「侮辱しないでください。許しませんよ」
このままでは、忍先生の手により、保健室に血の雨が降りそうだったので、
「鴻知お爺さん……ということは、もしや、お知合いなのですか?」
霧島さんは慌てて、話を摩り替えた。ファインプレイ!
「良い質問だね、霧島ちゃん。あたしと忍ちゃんは、従姉妹の関係なのさー」
……従姉妹、にしては、仲は随分と険悪そうである。
忍先生は、話を戻そうと、咳払いをした。
「話が逸れました。つまり、私は校長先生のサポートが最優先ですから、男性とのお付き合いは視野に入れていません」
「食えないねぇ」
「えええええええええええええええええええええええええええええええええ」
蓮の叫びで、鼓膜が破れそうになった。
- 第十六話『スピーカーの恐ろしさを、未だ君は知らない』 ( No.77 )
- 日時: 2011/08/13 22:01
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
「そんなあああああああああああああああああああああああああああ」
「一年二組、八番、宮城蓮さん。ここは保健室です。断末魔のような叫びは止めてください。」
「……すみません」
そりゃ、言われるだろう。
「宮城ってばー、この世は残酷だ的な泣きの手前はよしなって。男だろう?」
「みっちょーん……俺、今、鬱かもしんない」
鬱になっている全国の皆さんに謝れ、お前。忍先生にフラれたからって、鬱になるな!
「何で鬱になるのか、分かりません」
「人には誰しも、理解してもらえない時ってあるんだな……」
床に突っ伏した蓮は、ぼんやりと呟いた。
突然、なにかスイッチを入れる音が響く。一斉に音のした方向を見ると、そこには金属製の校内スピーカーであった。
「なんだなんだ?」
柊先生は、言葉の割に、大して驚いた素振りを見せず、ただ、眉を釣り上げていた。
耳を澄ますと、ノイズの中に微かに物音がする。
『——ちょっ、なにするんですか!先生!』
『まーまーいいでしょう?すでにスイッチは入っているんですし。』
『でも、バレたら、俺、多伎谷とあの先生に、ぶっ殺されるんですけど!』
『面倒臭いですが、骨は拾ってあげましょー』
「……この人達の話題から校内放送が逸れて言っているのは気のせいですか?」
俺は、顔を引き攣らせる。水野さんは、それが放送の醍醐味だよと、うんうん横で頷いていた。霧島さんに至っては、目が点のようになっている。状況が把握できていないのだろう。まぁ、俺も例外ではないが。
『さて、えーと、全校生徒の人に連絡です』
聞きなれた声だ。これは……。
「白井先生、どうなされたのでしょうか?」
霧島さんは、首をかしげた。
『えー本日、体育の授業中に倒れた……』
直感が働く。これは、不吉の前兆だ。
『篠原君のことですがー、皆さん、温かい目で見守ってくださいねー』
「白井先生いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
俺は両手に拳を作り、雄叫びをあげた。
温かい目なんていりません!名指しはやめてくださいいいいいいいいいいいいいいい!
目立つのは嫌だあああああああああああああああああ。
だが、白井先生に、俺の悲痛な想いが、届くはずも、ない。
『皆さんー篠原君に逢ったら、送ってあげてくださいねー』
終わった。
俺は茫然と、膝から崩れ落ちた。嗚呼、生気が抜けていく……。
——ピーンポーンパーンポーン
無機質な電子音が、俺の耳を通り過ぎていった。
- Re: Quiet Down!! ( No.78 )
- 日時: 2011/07/23 00:06
- 名前: @美凪 (ID: zf6fCyE2)
こんばんわ!
ついに最後まで読んでしまいましたw
おもしろすぎです。慎くんの過去がきになりまする(
では、投票の方をw
——————記入用紙——————
一番好きな登場人物の名前【霧島燈兎】
その登場人物を好きになった理由【かわええから。それはもうめっさかわええから← tk、いあされるw】
好きなセリフ【私、霧島燈兎と申します。どうぞよろひく噛みましたよろしくお願いいたします】
その登場人物に、一言!【嫁にこい!! 嫌なら婿に行ってもいいよ!! 百合ばちこi←】
☆本編の感想【おもしろすぎですb かなりハマりました。こんなにハマった小説久しぶりです!! 応援しとりまするw】
————————————————
オリキャラ募集とかしないんですかね?←ぁ
オリキャラ募集激しく所望^p^←
すみませんすみませんすみませんきかなかったことにしてくださいあああああ(
- Re: Quiet Down!! ( No.79 )
- 日時: 2011/07/23 09:17
- 名前: 王翔 (ID: H0NgZNVT)
はい、王翔です!
更新されてますね。
蓮かわいいです!
女の子も魅力的で、みんな大好きです!
慎はどうなっていくんでしょうか?
続きが気になります!
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