複雑・ファジー小説

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Quiet Down!!
日時: 2011/06/25 15:16
名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=form

皆さん、こんにちは。私、水瀬うらら(みなせうらら)と申します。
本日から不定期に小説を書かせて頂こうと思います。
この物語を書くきっかけになったのは、ずばり、小説を書くことを趣味の一環としていた私に、友人がリクエストをしてくれたからです。
いつかこの小説が、彼女に届く日が来ることを願います。
また、読者様からの感想やアドバイスなど、心よりお待ちにしております!

はちゃめちゃだったり、ぶっとんだ面も多々あるかと存じますが、
何卒、宜しくお願い致します!

第七話 『神様は、時々、驚きの一言を口ずさむ』 ( No.30 )
日時: 2011/08/17 14:07
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

 痛む鳩尾を、労わるように優しく左手で擦りながら、ゆっくり目を開けると、
 少年が、いた。
 中学生位の年齢なのにネクタイをきっちりと締めた、スーツ姿の少年は、俺とぶつかった反動でよろけていた。
 黒いスーツに埃はいっさいついていない。
 靴は学生用と思われる、黒い革靴。片手に、ビジネスマンが普段、手に下げているような、鞄。
 だが、珍しいことに、その鞄の手持ち部分とは別に、肩掛け専用に長い革紐が、丁寧にまとめられ、鞄の中にきっちりと収納されていた。
 先週のニュース番組でやっていた、カジュアルミディと呼ばれる、ヘアスタイル(パーマなし)を兼ね備えた、その顔は、世間では珍しいとされている、童顔であった。数年経てば、かなりのイケているメンズになること、請け合いだろう。
「け、怪我はないか?」
 一瞬、痛みも忘れ、そう尋ねると、少年は、真っ直ぐ俺を見つめながら、抑揚のない声で、
「はい」
 と頷いた。そして、ふとその場にしゃがみ込み、ぶつかって落ちたのだろう、ある物に手を伸ばした。
「あ」
 思わず声が出る。それは、俺の生徒手帳だった。
「落としましたよ」
 少年は俺に渡そうと、立ち上がり、こちらに向かって腕を伸ばしてきた。
「あ、ありがとう」
 多少、困惑しながらも、受け取る。
「…………篠原さん」
 行き成り、自分の名前を呼ばれ、体がビクついた。わ、なんで、俺の名前を知っているんだ?……あぁ、なるほど!きっと、生徒手帳を拾った際に、名前が見えたんだな。
「なにかな?」
「好きです」
 思考回路が停止した。
「……はい?」
 聞き間違えだろうか、今、この子、『好きです』って言ったよう——
「ですから、好きです」
 間違えてなかったぞ、おい!
 あれ……ちょっと待て、俺、今……

 男に、告られた!

 どうリアクションをすればいいのか、分かったものではない。何故なら、俺は今、人生において、初めての告白を受けたのである。しかも、その対象が男とは、考えたことすらなかった。ま、誰だってそうだろうが。
 少年は、至って真剣な顔で、恐らく、本気なのだろう。
 ……どうすればいいんだよ!
 沈黙に耐えきれず、叫びそうになった瞬間、

「おい、アル!」

 地獄に仏が現れた。
 少年の気が俺から、声がした方向へと逸れるのを感じ、心から安堵した。良かった、あと少し、少年の気がこっちに向いていたら、精神が壊れるかと思った。
 俺の背後から声が聞こえたので、振り返る。
 そこには、襟付きの白いワイシャツを着て、黒い半ズボンを穿いた、先程の少年と顔の酷似した少年の姿。双子なのだろうか。だが、こちらのラフな格好の少年の方が、どこか大人びた雰囲気を持っているように感じる。
「……めぐる、そっちに、いたんですね」
「なに澄まし顔かましてんだ、お前!先生がなぁ、『早く見つけろ早く見つけろ』って、どれほどやかましかったか、知ってんのかよ!」
「…………知りません。」
 アルと呼ばれた少年のあまりのポーカーフェイスぶりに驚く。これだけ怒られても、顔色一つ変えないとは、ある意味、凄いな。
 ………………二人の少年の丁度、度真ん中に立っていて、明らかに話の邪魔であろう、俺が言えることではないのかもしれない。
「ほら、いくぞ!」
 廻と呼ばれた少年がどすどすとアル君に歩み寄って、アル君の腕を掴んだ。
 その行動を見てアル君は、悟ったのだろう。
「では、これで失礼させていただきます。」
 俺に深く礼をしながら、簡潔に別れを告げた。
「ま、またな」
 それしか言えない。
 廻君達は、先程、俺が歩いてきた昇降口へと走っていく。が、
「おい、なにしてんだよ!アル!」
 アル君が、急に立ち止った。そして、俺をまた真っ直ぐ見つめて、呟く。
「……何故、お間違えになったのですか」
「え?」
 アル君の言った言葉の意味を呑み込めずにいると、
「早く行かないと、俺たち先生に殺されんぞ!」
「…………それは不味いです。では、今度こそ本当に失礼させていただきます。」
 廻君達は、昇降口へと消えていった。
 ……どういう意味だよ、アル君。
 一人、そう言葉に出しても、答えてくれる者は誰もいなかった。

Re: Quiet Down!! ( No.31 )
日時: 2011/07/03 20:57
名前: コーダ (ID: W4Fe.vPq)

 どうも〜!私、コーダと申します!

 ふむふむ……なんか、おかしな展開になってきましたねぇ〜……男の人に告白された篠原君……そして、告白したアル君……えっ?どうなっちゃうんですか!?

 さて……篠原君の運命はいかに!?続きを楽しみに待っていますね!

 そして、どうやら人気投票を行われているようですね!早速答えたいと思います!


——————記入用紙——————

一番好きな登場人物の名前【宮城蓮】

その登場人物を好きになった理由【なんか、私と似ているからでしょうか?とても、感情移入できたキャラクターです。ええ、変態男は大好きですよ!】

好きなセリフ【「そりゃオレは女の子が大大大大好きだからね!当たり前さ!」】

その登場人物に、一言!【ちょっとこれから、私と変態話をしましょうか?お互い、どういう女の子が好きなのか……ええ、100%オレンジジュースもつけますよ?(笑)】

☆本編の感想【はちゃめちゃな学園生活……とても、楽しいですよ!キャラクターも個性的で本当に楽しいですよ!】

————————————————

 それでは、これからも執筆頑張ってください!応援しております!

お返事を書きました!→コーダ様 ( No.32 )
日時: 2011/07/04 05:13
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

こんにちは、コーダ様!
毎回、来て下さって誠に有り難うございます!
……告白された慎と告白してきたアル君は、次回、話の中心となっていきます。
楽しみに、待っていてくださいね!
なるべく早めに更新させていただきますから!

おおお、コーダ様は蓮のことがお好きでいらっしゃるんですね!
誘いのセリフに『100%オレンジジュース』が入っていることで、見事なインパクトがあります!か、可愛らしいです……!

感想についても、お褒めの言葉が満載で、もう、言葉では言い表すことの出来ない感謝がとめどなく、心の中で溢れんばかりとなっております!
はい、頑張ります!(笑)

第八話『人は、他人に指摘され初めて気づく』 ( No.33 )
日時: 2011/07/05 17:38
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

「あはははは!いやぁ、これは、ヤバいなあ!」
「ちょ、ちょっと柚子、何してるの?」
「見ての通り、事実確認だねっ。みっちょん、オレも混ぜて!」
「宮城君、貴方には聞いてないから」

 俺が、教室のドアに手をかけようとした時、ふと中から水野さん達の話声が聞こえてきた。
 一体、何の話をしているんだろう。
 そう疑問に思った俺は、
 例え、今のタイミングで教室に入っていったとしても、気まずい雰囲気をもたらしてしまうだけだと察し、
 ドアを開けようとしていた手を下し

「何って?このシノっちの点数、見てごらん!」

 たが、思いがけない一言を耳にした俺の手は、反射的に教室のドアを開けていた。涼しい風に、俺の身体が包まれる。
 教室には、水野さん達の他にも数人、生徒がいたが、俺が入ってきたことにも気づいていない様子で、自身の話に盛り上がっていた。
「……あ、篠原君。私……」
「おんやまぁ、話の中心となる、主人公の華麗なる登場だ!」
 霧島さんは、自身の席で本に詩織を挟もうとする手を止め、俺を凝視してきた。このタイミングでの俺の登場は予想だにしていなかったと思っているのが、見て取れた。
 そんな霧島さんとは逆に、水野さんは、霧島さんの隣の席の、椅子の上で上履きを履いたまま、しゃがみ込みながら、、「そろそろ来る頃だと思ってた」と軽く笑って、この場の雰囲気を取り繕った。
 だからこそ、この雰囲気を壊してはいけないのだ。そう頭では分かっていても、
 俺はに聞かなければならない、真実がある。
 口を開く。
「そのテストについて、詳しく聞かせてほしいんだけ」
「シノおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 いきなり、どこからともなく現れた蓮が背後からヘッドロックを仕掛けてきた。く、苦しい。
「なな、なんだよっ急に」
 息も絶え絶えに聞いたが、蓮は俺のリアクションを完全無視と決め込んだらしく、攻撃態勢を解き、ある物を俺に「問答無用!」と、突き付けてきた。って、それ!
「……これはっ、俺のテストじゃないか!なに勝手に見てんだ!」
「あのなあ、お前っ、なんで九十八点なんだよおおおおおおおおおおおおお!」
 鬼のような形相で叫んだ蓮に対して、俺は心底、嫌な顔をすることしか出来ない。
「耳元で、叫ぶな。五月蠅いから。そしてもう少し落ちつけ。別に大したことじゃないだろ?」
 半目になりながら腕を組み出す、俺の素っ気ない態度に、蓮の怒りは倍増していき、叫びは、もはや獣と化している。
「まあまあ、宮城も冷静に、冷静に!人生、こう前向きに行けやしないのかね」
「でも、柚子。知り合いが学年主席だったら、嫉妬する馬鹿の一人である宮城君も、あながち、人間味に溢れているかもしれないじゃない」
「フォローしているようでしてないね、燈兎さん」
「え?霧島さん、今、何て言った?」
 蓮の嘆きをスルーしながら、俺は眉根を寄せた。
 おかしいな、今、霧島さんの発言の中に、聞こえてくるはずのない言葉が混じっていたような。
 霧島さんは、「知らないんですか?」と驚愕を露わにした。
「篠原君、入試のテスト、学年トップだったんですよ」
「んな……それは間違いですって、だって、俺、ちゃんと一問、間違えましたし」
 自分を指指して、信じられないという素振りを見せていると、
「まるで、シノっち、わざと間違えたかのような、言い草だね」
「シノおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!お前、絶対、わざと間違えやがっただろおおおおおおおおおおお」
「目立ちたくないしさ、当然だろ」
「結局、目立ってるんだよ!」
「え」
 蓮は窓に向かって走っていき、大声で空に吠えた。数分後、ようやく落ち着いたのか、蓮はゆっくりと、語り出す。蓮の右手がぷるぷると小刻みに震えているのを横目に、俺は蓮の話に耳を傾けた。

「あのなぁ……。テストで百点をとるような天才は、最初から、気づかないうちに女の子達に線引きされてるんだよ。『この人とは生きている世界が違う』ってな。だけど、九十八点をとったお前の場合、少なからず、間違えたことによる、人間性を感じるだろう?そうするとなぁ、女子たちの考えは軽蔑から、羨望へと変わるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「つまり何が言いたい?」
「お前を成敗することが、この世のためであり、俺が幸せを掴むための使命なんだ!うぅ、俺の夢のナンパライフがあああああああああああああ」
「『嗚呼、こうしてまた一つ、少年たちの夢が儚く散っていった』」
「その台詞じみたところは、どこで学んできだの?」
「ん?趣味だよ趣味」
 くくくと笑う水野さん。
 それよりも、俺は、また一つ、目立ちの階段を上がってしまったのだろうか。
 俺は落胆する。
 それを見ていた、水野さんは、にやっと危険な笑みをする。そして、水野さんは、自身の腕を霧島さんの肩に回して、こんなことを言い出した。
「なぁ、燈兎よ。面白いネタでも教えて進ぜようか?」

Re: Quiet Down!! ( No.34 )
日時: 2011/07/06 18:07
名前: 雅 ◆xi9CqIOvBg (ID: Hv9tLdWu)
参照: 旧名:nataです。雅と書いてミヤビだよ〜´・ω)b

時間を持て余すnata参上です。
あ、名前変えました。雅です。
ややこしくてスミマセン´v`;)ノへ


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