複雑・ファジー小説

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Quiet Down!!
日時: 2011/06/25 15:16
名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=form

皆さん、こんにちは。私、水瀬うらら(みなせうらら)と申します。
本日から不定期に小説を書かせて頂こうと思います。
この物語を書くきっかけになったのは、ずばり、小説を書くことを趣味の一環としていた私に、友人がリクエストをしてくれたからです。
いつかこの小説が、彼女に届く日が来ることを願います。
また、読者様からの感想やアドバイスなど、心よりお待ちにしております!

はちゃめちゃだったり、ぶっとんだ面も多々あるかと存じますが、
何卒、宜しくお願い致します!

第十四話『もう一人の患者』 ( No.65 )
日時: 2011/08/13 21:43
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

「「「「…………………………」」」」
 ドン引きである。初めて会った人に、青春をしてるか否かを問われるとは……。大した度胸のあるお方のようだ。
「……えっと、どちら様ですか?」
 俺が取り敢えず聞いてみたら、蓮が目にもとまらぬ速さで、走ってきた。
 そして俺を「知らないのかよ!お前」と、顔を引き攣らせながら、叫ぶ。
柊祢烏ひいらぎねおんだよ!この学校の保険医!男子に超人気なんだぞ!」
 ………………すみません、知りませんでした。
 だから、その見下すような視線は止めてください。辛いです。
「そこのチャラ男、嬉しいよー先生」
「チャラ男……ショック」
 打ちひしがれた蓮は、もう見慣れている。
「ねぇ、青春してるかい?」
「蓮、仕方ない。お前のヘアースタイルは確かに奇抜だ」
「ねぇ、そこの根暗!」
「え、俺ですか!」
 指差され、額から汗が伝う。
 艶めかしい雰囲気を醸し出している柊先生は、頷いた。
「そうだよ、お前だよ。そこの根暗!青春してんのかどうか聞いてんの」
「…………いや、してませんけど」
 ていうか、根暗……って。
 地味に凹む。
「してない、だって?」
 柊さんはそんなことなどお構いなしのように、溜め息をついた。
「んなら、とっとと出てけ」
「仮にも保険医ですよね!?」
 思わず、悲鳴じみた声をあげてしまう。
 しっしっと手で追いやる、その行動は、動物に対してやるものでしょう?
「は?キミー何言ってんのさ?分かってないねぇ」
 やれやれと首を横に振られた。
「保険医であれ、なんであれ、ここはあたしの領地なんだ。いいかい?決めるのは、あ、た、し」
「滅茶苦茶な!」
 ウィンクはよしてください!まるで、物分かりの悪い子供に、熱心に物事を教えている、先生みたいじゃないですか!
「祢烏せんせーい。一応、言っとくけど、シノっちは病人だぜ?」
 水野さんが手を挙げた。
「だから?」
 問いを問いで返されるって、何なのだろうか。
「柊先生、私が倒れたときにはそんなこと、言わなかったじゃないですか。」
 霧島さんは俯いた。
 そうか。確か霧島さんは以前、ぶっ倒れたことがあるから、柊先生と面識があるんだった。
「良いんだよ、霧島ちゃんは」
「え」
「あたしは、全国の女子の味方だ。安心しな。お望みなら、そこのチャラ男だって、断罪してみせるよ」
 いかにも、キラーンと効果音が出そうな、一言である。ついでに言うと、どうやら、蓮は処刑対象にあるらしい。
 え、っと。こういう、女の子を大切に扱う人。
 なんて言うのだか。忘れてしまった。
 俺は顎に手を当て考え込む。ベッドの上で、かがむのって、結構、腰にくるんだな。
「フェミニスト的なポジションは宮城と同じだけど、敵同士だねー。見てて、面白いわー」
「そうそう、フェミニスト」
 水野さん、既に観戦モードに入っているのは、どうかと思う。
「——たくぅ、もうぅ」
 柊さんは、心底嫌そうに顔を歪めた。
「一学期早々、三人も患者が出るとはねー。ほんと、ツイてないわぁ。いっちょ、お祓いでもしてもらおうかなー」
「三人?」
 俺は眉を寄せた。患者が出たことに対して、お祓いをしてもらおうとしている柊先生の爆弾発言は、敢えて無視する。

「一人は燈兎だよね、んでもう一人は、シノっち。じゃぁ、後は誰でしょう?問題です、シノっち」

「なんで水野さんに問題を出されているんだろう」
 普通、この展開では、柊先生が出題するはずだ。
「いいからいいからー」
「分からないわ、柚子」
「……燈兎は答えなくていいんだよ」
 霧島さん、いつでも真面目……。顎に手を当てて考える姿は、絵になっていて綺麗だった。
 それにしても、後の一人は、誰なんだろうか。

Re: Quiet Down!! ( No.66 )
日時: 2011/07/21 14:48
名前: ゆきりん (ID: fTO0suYI)

うららさんっ!おもしろいですっ!
こせいがひかってみえるぅっ!
……ごめん、おかしくなってました。
はじめまして、ですか?
あたしは、なんどか、いろいろなところで、うららさんを見かけてるけど…
…。
水野さん、サイコーですっ!
というわけで、 
——————記入用紙——————
一番好きな登場人物の名前【水野柚子】
その登場人物を好きになった理由【パワフルすぎだよっ!もうさいこうっ!っていう単純思考。】
好きなセリフ【「あたしはね、ドラマ的、衝撃な展開がリアルで行われているところを、激写せずにはいられないんだよ」】
その登場人物に、一言!【ちょっと、お話、しよっ!この学校の衝撃的事実についてを!近くのカフェでもいって、さ。(一言じゃねぇっ!)】
☆本編の感想【最高の小説だぁっ!もっと暴走してね、皆様。うららさん、がんばってくださいっ!】
————————————————

Re: Quiet Down!! ( No.67 )
日時: 2011/07/21 15:24
名前: 王翔 (ID: pv8FHGjY)

はい、王翔です。
蓮、好きです。私、変わったキャラ大好きなんです!
校長、二頭身ですか!度肝を抜かれました。
更新、頑張ってください!




  ——————記入用紙——————
   一番好きな登場人物の名前【宮城 蓮】
   その登場人物を好きになった理由【おもしろいから】
   好きなセリフ【「俺は宮城蓮!全国の女子たちは二十四時間、いつでも気軽にオレに話しかけてね!でもおしとやかでシャイな女の子の場合は、こっそりでも全然いいから!とにかく待ってるよ!」

   その登場人物に、一言!【ちょっと表へ出てくれ】
   ☆本編の感想【やばいくらい、面白い!】
  ————————————————

お返事を書きました!→ゆきりん様 ( No.68 )
日時: 2011/07/21 15:52
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

ゆきりん様!読んで下さり、有り難うございます!
『個性が光って見える』!?うわぁ、感激です!
私もゆきりん様の名前を度々、拝見しています!
どんな人なのでしょう?と考えていた時もありました!
改めて、こうして正式な形でお会いすることができ、大変嬉しく思っています!

柚子がお好きなのですか!おぉ!
パワフルな子を書きたかったので、ゆきりん様に褒めてもらって、めちゃくちゃテンションが上がっております!

「あたしはね、ドラマ的、衝撃な展開がリアルで行われているところを、激写せずにはいられないんだよ」
この台詞は、悩みに悩んだ結果、誕生したものなので、嬉しいです!人気投票を始めて以来、初の『水野柚子』投票です!ひゃっふぅ!
(良かった……柚子、投票されたよ……!初めてだよ!)

ゆきりん様と柚子が語り合ったら、凄い話になりそうですね。(笑)
もちろん、良い意味で!
一言じゃなくても、力強い想いが伝わってきます!

『最高の小説』!?きゃあああああああああああああ!!
ああ……涙が出そうです。そう言っていただけて何よりです!
はい!一生懸命、頑張ります!

よろしければ、ゆきりん様!時間の空いていらっしゃるときに、また、読みにいらして下さいね!

お返事を書きました!→王翔様 ( No.69 )
日時: 2011/07/21 16:05
名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)

王翔様!またいらして下さり、有り難うございます!
蓮がお好きなのですか!
(良かったね!蓮!『変わったキャラ』が報われたよ!)
校長……度肝抜かれますよね。(笑)
執筆している自分自身、そう感じました。
意外性を狙ったのですが……!
はい!一生懸命、頑張ります!

あの(私の中での名)台詞……!
やりました!嬉しいです!
読者様が、思わず、ドン引きしてしまうような一言(?)を書いたので!

『ちょっと表に出てくれ』
おぉ……これは……どうなるのでしょう?バトル?腹を割っての話し合い?き、気になります!

やややややややばいぐらい面白い!?
動揺が隠しきれません!(というか全然、隠れていない)
有り難うございます!ひゃっふうなのです!

全力で執筆しなければ……!


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