複雑・ファジー小説
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- Quiet Down!!
- 日時: 2011/06/25 15:16
- 名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=form
皆さん、こんにちは。私、水瀬うらら(みなせうらら)と申します。
本日から不定期に小説を書かせて頂こうと思います。
この物語を書くきっかけになったのは、ずばり、小説を書くことを趣味の一環としていた私に、友人がリクエストをしてくれたからです。
いつかこの小説が、彼女に届く日が来ることを願います。
また、読者様からの感想やアドバイスなど、心よりお待ちにしております!
はちゃめちゃだったり、ぶっとんだ面も多々あるかと存じますが、
何卒、宜しくお願い致します!
- お返事を書きました!→nata様 ( No.145 )
- 日時: 2011/08/13 18:25
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
こんばんは!nata先輩!また、読みにいらしてくださり、誠に有り難うございます!
お久しぶりです。(笑)
今年はどこの地方も気温が高いので、大変ですね。熱中症に気をつけなければ……。
nata先輩。お身体にお気をつけて下さいね!
『更新ぱねぇー……』
確かに、自分でも早すぎるかなと思う時があります。おかげで、これからのストーリー構成のストックが無くなってしまいました……。
前は、真面目に十話程、先を考えていたのですが。
恐らく、更新速度は、落ちると思います。
私的に、更新スピードは一定の速さを保ちたいので、なんとか執筆していきたいと思います。
全部、読んで下さるのですか!有り難うございます!嬉しいです!
これからも、どうぞ宜しくお願い致します!nata先輩!
追記
実は、第一回人気投票の結果発表が番外編として、登場しています。宜しければ、ご覧ください。
第二回人気投票も、参加して下さると、有り難いです!
- お返事を書きました!→夏空様 ( No.146 )
- 日時: 2011/08/13 18:40
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
こんばんは!夏空様!読みにいらしてくださり、誠に有り難うございます!
いえいえ、気にしないでください。
コメントは、したくてしたんです。(笑)
アドバイス。……と言えるほど、凄いものではありません。私が書かせていただいたのは。
ですが、少しでも夏空様のお役に立つことが出来たのだとしたら、光栄です。
細かく、アドバイス。ですか。
……っ!
新参者の私で良ければ……!出来る限り、協力させていただきます!
『水瀬さんの小説すごすぎです。』
!
『とても面白いです。』
わわわわわ!
『水瀬先輩ってかんじです。
(先輩って読んでいいですかね?)』
夏空様……!
私、今、嬉しすぎて、軽く、放心、状態、です。
有り難うございます!
『先輩』……!
はい!喜んで!
宜しければ、夏空様。
お時間の空いていらっしゃる時に、また読みにいらしてくださいね!
お待ちしております!
追記
第二回人気投票を開催しております。また、いらしてくださった際に、是非、参加していただけると、有り難いです。
目次は諸事情により、No.7に載せております。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
- Re: Quiet Down!! ( No.147 )
- 日時: 2011/08/14 11:12
- 名前: 夏空 (ID: 6ARtc3ZP)
夏空です!また来てしまいました。
水瀬先輩に,お願いがあります。
夏空様とか,堅苦しい感じじゃなくて,もっとラフな,感じでお願いします。
それと,第2回人気投票参加させてもらいます。
——投票——
一番好きな登場人物の名前【宮城蓮】
その登場人物を好きになった理由【面白くて,チャライ感じとスピード(笑)です。】
その登場人物のイメージカラー 【黄色・オレンジなど明るい色です。】
好きなセリフ【お前を,成敗することが,この世のためであり,俺が幸せを掴むための使命なんだ!うぅ,俺の夢のナンパライフがあああああああああああああ】
その登場人物に、一言!【これからも,明るくどんどん慎を困らせちゃえ!】
☆本編の感想【キャラクター1人1人に,個性があって面白いです。しかも,読みやすいです。】
こんな感じでどうですか?何か間違いがあったらごめんなさい。
これから,たびたび,来ます。(ウザイくらいは,こないように・・・。)
- お返事を書きました!→夏空様 ( No.148 )
- 日時: 2011/08/14 12:15
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
こんにちは!また、読みにいらしてくださり、誠に有り難うございます!
お願いですか。なんでしょう?
『夏空様とか,堅苦しい感じじゃなくて,もっとラフな,感じでお願いします。』
あ……。
すみません。堅苦しいですか。
ですが、敬語を外してしまうのもどうかと思うので、
『夏空さん』という敬称に変えさせていただきます。
おぉ!夏空さんは蓮がお好きなのですね!
チャラい感じ。黄色。オレンジ。
輝いていそうですよね。暗闇でも。
『キャラクター一人一人に個性がある』
個性が出せましたか!わぁ!感激です!有り難うございます!
読みやすい……!お褒めの言葉!やりました!嬉しいです!
こんなに細かく感想を書いてくださり、有り難うございます!凄く良いです!間違いは全然、ございません!
ウザいなんて思ったこと、ありません!
どうぞ、お気軽にまた、いらしてください!
- 第三十三話『ママチャリにビーチサンダルって……』 ( No.149 )
- 日時: 2011/08/14 21:26
- 名前: 水瀬 うらら (ID: JNIclIHJ)
七月の中旬。太陽が自身の存在感を激しく誇張し始め、アスファルトを容赦なく照りつけている。そういえば、以前、百円ショップで購入した、パキラという観葉植物に水をあげるのを忘れていた。この暑さじゃ、萎れていること、間違いなしだろう。最悪、枯れているかもしれない。
「にしても、この暑さは、さすがにきついな」
俺は学校用の鞄を手に提げながら、重い足を、必死に前へ出した。
右側のブロック塀越しに見える、とある民家に植えられた松の木は、既に、生気を失っているようだった。
「くっ……」
残った力を振り絞り、左手で、自身の胸倉付近の服を掴み、パタパタと前後に振った。だが、入ってくるのは、生温かくて気持ち悪い風ばかり。
さらに、気分が悪くなった。
ふと、額から頬へ、そして顎へと伝った、汗が、アスファルトへと落ちる。
途端、なにかが蒸発したような、不気味な音がした。
意識を朦朧とさせながら、下を見ると、太陽の光が反射していて眩しいアスファルトの一部分から、小さく、煙が上がっていた。
汗が、一瞬にして、煙に。
熱中症という恐怖が、俺を襲う。
「と、登校途中に、死んでたま、るか!」
ぶっ倒れるだろう瞬間。
「よう!シノ!」
後ろの遠くから声がかかる。
呼吸を保ちながら、振り返ると、そこには、俺の良く知っている奴の顔があった。
奴を上から下まで、確認する。
そして、俺は、回れ右をして、先を急いだ。。
「なんだよっ、機嫌悪りぃな!」
すぐさま、引き留められたのは、言うまでもない。
「なんで、平気なんだよ。おま、え」
「そんなんじゃ、お前。一生、モテないぜ?ま、オレとしては嬉しい限りだけどっ」
俺はげんなりとした。コイツって、いつも女の子のことばっかりだな。
「だって、汗をかいたら、女の子に嫌われちゃうだろ?」
しかも、見事に話が噛み合っていない。
その、しゅんとへこんだ姿を、俺に見せないでほしい。
「うー。早く、寮に入れるようにならねぇーかな?そしたら、涼しいのにさ」
「寮?」
ふと前に踏み出していた足が止まる。蓮は、目を丸くしていた。
「お前、ほんとに何も知らないんだなぁ」
「悪かったなっ」
図星を指され、そっぱを向く、俺。
自分でも思うが、俺って時々、子供だな……。そう、内心、自分で自分に呆れた。
「実はな——」
蓮は、そんな俺に気づくことなく、説明しだした。
どうやら、蓮の話によると、物月学園は特別で、一年生の二学期から、寮に入る許可が下りるらしい。理由は、『特に面白かった奴を見つけ出すための時間じゃあ』とかどうとかこうとか。
「へぇ」
俺は、投げやりになった。恨めしげに空を見上げ、また、歩き出した。あそこに見える、桜の木の辺りに、学園が……。
「げ、根暗じゃないか」
後ろから風が吹く。うぅ、生温かい風がまたもや。
あからさまに嫌な顔を浮かべながら、対象を見た。
「柊先生ぃぃぃぃぃ!うぉおおおおおおおおおおおおおおお」
「柊先生……。げ、ってなんですか」
そこには、俺と同じように、嫌そうな顔の柊先生。白のビーチサンダルに、ママチャリ。どんだけ、自由気ままな人なんだ。
「どんだけ、あたしって運ないのかな、ってね」
数メートル、俺たちを通り越した後、ブレーキを踏んだのか、ママチャリは止まった。そして、よいしょよいしょと後ろ向きで、こちらまでやってきた。よく見ると、
「先生、そのベル、壊れてませんか?」
「んぁ?良いんだよ、これで」
「それで事故起こしても、運がないとかの問題じゃないですからね」
一応、釘をさす。
「白衣姿、最高だぁああああああああああああああああああああああああ」
「そこのチャラ男、殺してもいいか?」
「どうぞどうぞ」
蓮は、その会話に衝撃を受けたのか、しばし、固まっていた。いや、お前が悪いんだからな?
「にしてもさぁ、根暗」
「篠原です」
「にしてもさぁ、根暗」
「……」
根暗という一言で傷つく人もいるんですからね!俺は内心、毒づいた。
すると、柊先生は、ママチャリのハンドルに頬杖をついて、こちらを見つめてきた。
「お前————」
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