複雑・ファジー小説

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Quiet Down!!
日時: 2011/06/25 15:16
名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=form

皆さん、こんにちは。私、水瀬うらら(みなせうらら)と申します。
本日から不定期に小説を書かせて頂こうと思います。
この物語を書くきっかけになったのは、ずばり、小説を書くことを趣味の一環としていた私に、友人がリクエストをしてくれたからです。
いつかこの小説が、彼女に届く日が来ることを願います。
また、読者様からの感想やアドバイスなど、心よりお待ちにしております!

はちゃめちゃだったり、ぶっとんだ面も多々あるかと存じますが、
何卒、宜しくお願い致します!

第六話 『神様は、ふと悪戯を仕掛け始めた』 ( No.20 )
日時: 2011/07/02 12:14
名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)

 俺は、いつもよりも遅めの時間に、物月学園の昇降口を抜けた。
 何故、遅くなってしまったのかと言えば。
 つい数日前に校長室に呼び出され、そのときに衝撃事実を目の当たりにしたからだ。
 おかげで俺は一睡も出来ないまま、朝を迎えてしまうことになり、現在、俺の目には、ものの見事に隈が出来ている。
 でも、一睡も出来なかった、本当の理由はそれではないのかもしれない。
 教室へと続く曲がり廊下の手前で、ふと立ち止まる。
 本当の理由は……校長室で見かけた、あの樹のことだ。
 若葉の生い茂った、楓。
 …………まったく。なんでこの学園に、楓が植えられているんだよ……。
 俺は苦笑を漏らした。
 神様というものは、忘れようとしていた人のトラウマをわざと思い出させて、リアクションを楽しむのが趣味なのだろうか?
だとしたら、最悪、この上な

 ————————『慎君、僕は大丈夫だよ。大丈夫だから』————

「!」
 突如、頭の中で響き渡る、記憶が創り出した、小さく、けれど、どこか強調された声に、俺の顔は強張った。
 そして、やがて心は後悔という名の暗い色で塗り潰されていく。
 記憶が色鮮やかに映し出すのは、
 屈託のない笑顔と、語りかける者に安心感を与える、穏やかな声。
 ……草太……
 強く目を瞑る。怒りや悲しみで心がごちゃ混ぜになりそうになった、 その時、
「ぐはっ」
 俺の鳩尾に、鈍い痛みが走った。

Re: Quiet Down!! ( No.21 )
日時: 2011/07/02 10:29
名前: 美涼 ◆2RH0Vevwi. (ID: 3P/76RIf)

おぉ、とてもおもしろいですね!

みならいたいですねぇ〜

Re: Quiet Down!! ( No.22 )
日時: 2011/07/02 10:32
名前: 美涼 ◆2RH0Vevwi. (ID: 3P/76RIf)

まず題名からいいなと思いました!Quiet Down!! いいですね!英語かっこい〜

変人が集う高校〜 入学してみたかったりして♪

Quiet Down!! 返事を書かさせて頂きました→美涼様 ( No.23 )
日時: 2011/07/02 10:57
名前: 水瀬 うらら (ID: 5iKNjYYF)

読みにいらしてくださり、誠に有り難うございます!
題名は実は、この小説をリクエストしてくれた友人が考えたものなんです。私も、このタイトルを心底、気に入っております。

入学希望者がどんどん増えていきますね。
トラブルに、毎日、巻き込まれてしまいますよ……?(笑)
良ければ、美涼様の時間の空いているときに、またいらしてくださいね!

Re: Quiet Down!! ( No.24 )
日時: 2011/07/02 11:36
名前: 龍宮ココロ (ID: 6xS.mLQu)
参照: http://yaplog.jp/yukimura1827/

どうも、この小説では初めましてですね !
いつも、コメントありがとうございます♪
龍宮ココロです。

やっぱり、うららさんは上手いです !
憧れます…本当に。


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