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提督「艦娘達との日常」【艦これSS】
日時: 2018/07/26 17:13
名前: エボルト (ID: x40/.lqv)

某年某月某日。
『今日の日記は特に何も書くことはないのだが……些か困っている。
というのも、こうして何もない日常にありがたみを感じるのもまた人の性なのだが、むしろ自分は非日常の権化のような存在に囲まれ生活している。こんなにのほほんとしていていいのだろうか。
深海との戦いも終わりは見えないが、少し艦娘との暮らしにも目を向けていきたいと思う。』

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Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.19 )
日時: 2018/08/09 11:15
名前: ペッパー3世 (ID: /48JlrDe)

竹田「ナナナナ〜、ナナナナ〜。」
山本「それはジョイ○ンのネタじゃねえか!」
石川「ナナナナ〜。」
山本「お前もか!」

Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.20 )
日時: 2018/08/09 20:07
名前: エボルト (ID: x40/.lqv)

【一狩り行こうぜ?】

望月「……」カチャカチャ
弥生「……もっち、真剣……」
長月「その本気、普段も出せないものか……」
望月「……っし! やったぜー」
睦月「それ何てゲームにゃしぃ?」
望月「モン〇ン」
如月「聞いたことあるわ。有名よね〜」
皐月「あ、北上さんもやってるって聞いたことあるよ!」
望月「北上さん? あー……やってそう」
文月「一緒にやってきたらぁ〜?」
望月「あの人で大丈夫かな……ま、そうするわ」ヨイショ

————

北上「……」カチャカチャ
初雪「……」カチャカチャ
望月「北上さー……」ガチャ
初雪「あ……いらっしゃい」
北上「ん……望月じゃん。どったの?」
望月「やー、北上さんがモン〇ンやってるって聞いたからさ、一緒にやろうと思って」
北上「あーなるほどね。初雪はいいしょ?」
初雪「OK」
北上「だってさー。やろやろー」
初雪「望月は何使うの……?」
望月「双剣かなー」
北上「武闘派だねー意外と。あたしは結構雑食だよ……基本はチャージアックスかな」
初雪「北上さん、結構強い……私はハンマー」
北上「望月は何か行きたいのある?」
望月「ん……あ、じゃあこれ」
北上「ほいほいー」

————

望月「開始……あ、目の前じゃん……ペイントしとく」
北上「了解ー。すぐ行くわ」
初雪「……」
北上「初雪は秘境漁りを始めると」
初雪「なるべく……早く行く……」
望月「体高いから双剣ちょっと相性悪くて」
北上「あたしは斧にすればそんなでもないからなー」
望月「頭斬ってると捕食されそうで」
北上「でも足割と柔いからそっちやるといいよ」
望月「了解」
初雪「頭は私に空けておいて……スタン、取る」
北上「ガンガンスタン取るからねー、初雪」

————

北上「こいつさ」
望月「何?」
北上「赤城さんみたいじゃない?」
初雪「大食いの所しか……似てない……」
望月「ゴーヤって言うと別の意味になるしね」
北上「望月さっきからこやし玉の消費激しいよね。もしかして苦手?」
望月「うん。イビルはちょっち苦手かなー」
初雪「スタン……取った」
北上「おっナイスー」
北上「尻尾切ったよー」
望月「ナイスカット」
初雪「宝玉宝玉……出なかった」
北上「戦闘中に剥ぎ取りに行くなし」

————

望月「っし終わったー。二人ともありがとー」
北上「いやー三人でやるのも良いね」
初雪「あと一人くらい……欲しい」
北上「提督とかー? な訳ないかー」ハハハ

————

提督「……」ヌスミギキ
提督「……はあ」
提督「言い出し辛い……俺もモン〇ンやってるって……」

————

Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.21 )
日時: 2018/08/10 20:01
名前: エボルト (ID: x40/.lqv)

【鎮守府の犬】

夕立「提督さん! 夕立頑張ったっぽい! 誉めて誉めてー!」
提督「よしよし、よくやってくれた」ナデナデ
夕立「ぽい〜」
夕立「それじゃ夕立、お風呂行ってくるっぽい」
提督「おう、お疲れ」
提督「……」
提督「夕立は狂犬だな。言わずもがなだが」
提督「しかしその実愛らしい。主人や仲間には噛みつかない。犬が人間になったらあんなだろうな」
時雨「じゃあ僕は何だい?」ヒョコ
提督「おわっ……いつからいたんだよ」
時雨「夕立頑張ったっぽい、くらいからかな」
提督「最初じゃねえか」
時雨「それはそうと提督、僕も犬なんでしょ?」
提督「その言い方には違和感を禁じ得ないが……そういうことになるな」
時雨「じゃあ僕は何犬なんだい? 狂犬ではないよね?」
提督「時雨は……そう、忠犬だな」
時雨「忠犬? それは朝潮じゃないのかい?」
提督「誤解を招く言い方はやめような」
時雨「僕のどこが忠犬なんだい? それは気になるよ」
提督「『僕に興味があるのかい? いいよ、何でも聞いてよ』とかだな。決してべったりする訳ではないが、程よく懐いて心を開いてくれてるっていう所かな」
時雨「随分具体的だね……もしかしてこの癖っ毛のせいもある?」
提督「それは夕立もだな。まあその前から犬っぽいとは思ってたが」
時雨「そう……でもさ」
提督「ん?」
時雨「忠犬だって……たまにはべったりしたいんだよ?」
提督「知ってるよ、だからこうするんだろ」ナデナデ
時雨「うん……いいね……癖になる」
提督「犬と言えばさ」
時雨「何だい?」
提督「時津風とかは完全に犬だろ」
時雨「あれは……仔犬、でいいのかな」
提督「間違いない……あの時なんかはな……」

————

提督「……」スピースピー
時津風「しれー、しれー!」
提督「……」スピースピー
時津風「しれーってばー! ねー!」
提督「……」スピースピー
時津風「おーい、聞こえてないのー?」
提督「……」スピースピー
時津風「ぅおーい!!」
提督「うるせえええ!」ガバッ

————

提督「……あれは凄かった」
時雨「何て言うか……大変だったね」
提督「全くだ……ちなみに時津風は遊んで欲しかったらしい」
時雨「可愛らしいじゃないか」
提督「まあな。耳元で叫ばれさえしなければ」
時雨「あ、耳元だったんだ……」
コンコン
提督「入っていいよ」
朝潮「失礼します。司令官、演習の報告書をお持ちしました!」ピシッ
時雨「あれもまた」
提督「犬だな」
朝潮「……司令官? その、どういう意味でしょうか?」
提督「朝潮は可愛いってことだよ」

————

Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.22 )
日時: 2018/08/12 20:44
名前: エボルト (ID: x40/.lqv)

【夜食】

提督「熱っ」ズルズル
大淀「提督、夜分に失礼します。報告書に関して幾つか……って」
提督「おう大淀、食うか」
大淀「不健康ですよ、こんな夜中にカップ麺だなんて」
提督「いいじゃないか、夜は腹が減るんだ」
大淀「全く……言って下されば作るのですよ?」
提督「え、大淀って料理できたの?」
大淀「まあ、それなりには」
提督「じゃあ適当でいい、何か作ってきてくれ」
大淀「分かりました……!」ガチャ

————

大淀「失礼します提督。夜食、お持ちしましたよ」ガチャ
提督「おお、こりゃ旨そうだ……ん? 後ろにいるのは瑞鳳か」
瑞鳳「えへへ、ばれちゃった」
瑞鳳「あのね、玉子焼きも持ってきたんだけど……食べりゅ?」
提督「ああ、じゃあ大淀のと一緒に頂くよ」

————

提督「……大淀、本当に料理できたんだな」
大淀「もう、私を何だと思ってらっしゃるんですか?」
瑞鳳「鳳翔さんにも教えてもらってるしねー」
大淀「ちょっ、それは……!」
提督「鳳翔なら安心だ。今後もお願いするよ、大淀」
大淀「は、はい……」

————

大淀「瑞鳳さん!」ボソボソ
瑞鳳「?」
大淀「いきなり人の秘密をカミングアウトするのはやめてください!」
瑞鳳「でも、鼻歌混じりで夜食作ってたよね?」
大淀「うっ……」
瑞鳳「……玉子焼き、教える?」
大淀「お願いします……」

————

Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.23 )
日時: 2018/08/13 18:58
名前: エボルト (ID: x40/.lqv)

【秋月にたらふく食わせたい】

提督「秋月、いるか? 出撃の予定を……」コンコン
秋月「はい」ガチャ
提督「おっと、飯だったか。すまないな」
秋月「いえ……出撃ですか?」
提督「ああ。次の出撃が……って、お前それが飯か?」
秋月「そうですが、何か?」
提督「白飯に牛缶……だけか。少なすぎるだろ、いくらなんでも」
秋月「ええっと……奮発したんですが……」
提督「まじかよ……食堂は使わないのか?」
秋月「お金が……」
提督「艦娘って給料良いはずなんだけどな……まあ、他人の懐事情を詮索するもんでもない」
提督「明日の晩飯は執務室に来てくれ」
秋月「え? でも、その、提督に申し訳が……」
提督「俺がやりたいだけだ。旨いものを食わせてやる」

————

秋月「えっと、その……これは何ですか?」
提督「ステーキだな」
秋月「何のお肉ですか……?」
提督「牛だな」
秋月「うっ、うう……」ポロポロ
提督「ちょっ、何で泣くんだ!? そんなに食いたくないのか!?」
秋月「いえ……こんなに良いものを食べたら、私……」
提督「……」
秋月「解体されちゃうのかなって……」
提督「深刻だな……とりあえず食え。良い肉を見繕ってきたから、旨いはずだ」
秋月「は、はい……いただきます」カチャ
秋月「もぐ……」
提督「……」
秋月「……提督」
提督「……何だ」
秋月「秋月は幸せでした」
提督「何で過去形なんだよ。生きろ、そなたは美しい」
赤城「ステーキと聞いて」ガチャ
提督「お前のはねえよ」
秋月「こんな……この世に牛缶より美味しいものがあるなんて……」
提督「食事が貧困になると価値観まで貧困になるんだな……」

————

提督「秋月が寝込んだ」
提督「今まで粗食だった所にいきなり旨いものを食わせたのがまずかったらしい」
提督「徐々に普通の食事に慣らしていくしかないか」
提督「……瑞鳳」
瑞鳳「はーい」ガチャ
提督「秋月用に調整した玉子焼きは作れるか」
瑞鳳「ふふーん、玉子焼きなら鎮守府一よ? そのくらい朝飯前よ」
提督「じゃあ頼んだ」
瑞鳳「ついでに私の玉子焼き、食べりゅ?」
提督「食べりゅ」

————


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