二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】
- 日時: 2018/07/26 17:13
- 名前: エボルト (ID: x40/.lqv)
某年某月某日。
『今日の日記は特に何も書くことはないのだが……些か困っている。
というのも、こうして何もない日常にありがたみを感じるのもまた人の性なのだが、むしろ自分は非日常の権化のような存在に囲まれ生活している。こんなにのほほんとしていていいのだろうか。
深海との戦いも終わりは見えないが、少し艦娘との暮らしにも目を向けていきたいと思う。』
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- Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.99 )
- 日時: 2018/10/31 22:43
- 名前: エボルト (ID: s9PJfNZh)
【Trick or Treat!】
金剛「Hey提督ー! Trick or Treat!」ガチャ
提督「Trickと言ったら?」
金剛「一日中提督と一緒にいちゃいマース!」
提督「……冷蔵庫に色々入ってる。持ってけ」
金剛「Yes! 妹達の分もいいデスカー?」
提督「ああ」
金剛「ありがとうございマース! 提督大好きデース!」
————
島風「おっそーい!」ガチャ
ガチャッ バタン
ガチャ
提督「……? 入ってすぐ出ていった……?」
提督「ってあいつ、一瞬で冷蔵庫の中身持ってきやがったな」
提督「個数から察するに……雪風と天津風と時津風の分もか」
提督「……楽しく過ごせよ」
————
暁「司令官!」
雷「Trick or Treat!」
電「なのです!」
響「ハラショー」
提督「冷蔵庫に入ってるから好きなもん持ってけ」
暁「れ、レディーはどんな時でもお淑やかに……」
響「暁、よだれよだれ」
雷「もー、世話が焼けるんだから」フキフキ
電「ほんとに貰ってもいいのです?」
提督「何言ってんだ、その為のハロウィンだろ。遠慮はするな」
————
長門「提督」ガチャ
提督「ハロウィンだからって何で鬼の仮装なんだよ。節分と間違えてねえか」
長門「むう。だから駆逐艦がさっきから私に寄り付かない訳か」
長門「それに大和め……ここぞとばかりに御貸しで気を引きおって」
提督「努力の方向性を間違わないでくれ」
————
赤城「食べ物が貰えると聞いて」ガチャ
加賀「流石に気分が高揚します」ガチャ
提督「カエレ!」
————
提督「……」ムシャムシャ
時雨「提督」ガチャ
提督「ん、時雨か。冷蔵庫に色々入ってるぞ。夕立の好きなやつも入ってるから持ってくといい」
時雨「それはありがたいんだけど……何で一人で食べてるんだい?」
提督「余分に買いすぎたからな」ムシャムシャ
時雨「そう……」
————
吹雪「……」ジー
提督「言わないと分からんぞ」
吹雪「え、私には何も無いんですか?」
提督「ハロウィンはクリスマスじゃねえからな。安心しろ、お前の分もちゃんとある」
吹雪「流石司令官! 準備がいいですね!」
提督「……何かテンション高くない?」
吹雪「いえ、甘いものが好きなので……」
提督「そうか。甘いものしかないから好きなの取ってけ」
吹雪「ありがとうございます!」
————
- Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.100 )
- 日時: 2018/11/01 23:47
- 名前: エボルト (ID: s9PJfNZh)
【威厳】
夕立「提督さん! 夕立MVP取ったっぽいー!」ガチャ
提督「おお、よくやった。偉いぞ」ナデナデ
夕立「ぽいー……」
提督「……そういえば、時雨はどうした? 一緒に行っていただろう?」
夕立「時雨は先に部屋に戻ってるっぽい」
提督「そうか。何も無いならそれでいい」
夕立「何も無いに決まってるっぽい。時雨は強くて何でもできるっぽい!」
提督「どういうことだ?」
夕立「前、提督さんがちょっと鎮守府を空けたことがあったでしょ?」
提督「ああ。細かいことはお前達に任せたな。軽い出向だけだったし」
夕立「その時、気が向いて時雨とタイマンで演習したっぽい」
提督「どうだったんだ?」
夕立「何でか魚雷は逸れるし、すばしっこいしで互角だったっぽい」
————
時雨「僕の力なんて大したことないよ。運もあるしね」
時雨「後は……相手が夕立だからかもしれないけど」
————
夕立「こんなことも言ってたっぽい」
提督「なるほど、流石は夕立の姉なだけあるな」
夕立「じゃあ夕立と時雨で二人なら最強っぽい?」
提督「まあ、そうなるな」
————
提督「ただな……何となくあいつは危うい感じがするからな。万が一が無いとも言えないから、出撃の時は夕立と一緒に行かせてるんだ」ナデナデ
夕立「最近は山城とも一緒にいるっぽい」
提督「ああ。確かに時雨は強いが、誰かにすがらないといずれ崩れる。その時はお前も支えてやってくれ、夕立」
夕立「ぽい! 夕立、もっともっと強くなるっぽい!」
————
- Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.101 )
- 日時: 2018/11/04 19:22
- 名前: エボルト (ID: s9PJfNZh)
【何を書くか】
提督「オムライスってあるだろう」
曙「どうしたのよいきなり」
提督「まあ聞け。オムライスにかけるものと言えばケチャップだろう」
曙「まあ、そうね」
提督「オムライスにケチャップで何事か書くのってお決まりだよな?」
曙「もしかして期待してるの? このクソ提督」
提督「ならば俺はクソ提督で構わん」
曙「はあ……全くしょうがないわね」
————
漣「ご主人様! 今北産業!」ガチャ
提督「オムライスに、文字、書いてくれ」
曙「乗り気だったから呼んだわよ。朧と潮は夕張さんとアニメ見てたわ」
提督「ちなみに何?」
曙「ファーストガン〇ムよ」
漣「あれは早い内に制覇しとくべきですぞ」
提督「まあいいや。さて、曙と漣は何と書いてくれるのかな」
————
漣「ご主人様! チャーハン……じゃねえや、オムライス出来たよ!」
曙「ま、これくらいはね」
提督「二人とも料理出来たんだな」
曙「失礼ね」
漣「ふふん、とってもメシウマな皿が作れますぞ?」
提督「メシウマって使い方間違ってるからな」
漣「え、そうなの?」
提督「……うん、説明すると長くなるからとりあえず何か書いて?」
————
『ご主人さま(はあと)』
漣「さあ、おあがりよ!」
提督「自分を食うとはまた面妖な」
漣「まあまあ、ぼのたんが素直じゃないから漣が代わりに書いてあげただけで」
曙「うるさいわよいちごパンツ」
漣「さらっとバラすなし!?」
————
曙「……」
提督「どうした? クソ提督とでも書くのか? 文字通りクソ食らえだな」
曙「何よ、やって欲しいの?」
提督「いいえ」
曙「はあ……まあ、文字ではないけれど……」
『(´・ω・`)』
漣「ありゃ、ぼのたんこんな趣味が?」
曙「あんたがしょっちゅう使うからでしょうが。覚えちゃったじゃない」
提督「まあ、可愛くていいんじゃないか?」
曙「……!」
漣「んふー、ご主人様も罪な男ですねえ」
提督「どういうことだ?」
漣「邪魔者は失礼しますよ! サラダバー!」
曙「あっ、ちょ……」
————
提督「……」モグモグ
曙「……ど、どう?」
提督「旨いぞ」グッ
曙「そ、そう。ならいいのよ」
————
- Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.102 )
- 日時: 2018/11/03 22:42
- 名前: エボルト (ID: s9PJfNZh)
【尊】
霞「ちょっと、もう少し良い遠征装備あるでしょ?」
提督「む、そうか。それはすまない」
大淀「用意しましょうか?」
提督「いや、いい。次の遠征はまだしばらくあるからな」
霞「はあ……ほんとにどうしようもないわね」
サッ
朝潮「霞! あなたまた司令官に無礼なことを!」ガシッ
提督「どっから湧いた」
霞「あっ、朝潮ね……ちょ、ちょっと! 腋に手入れないでったら!」
朝潮「司令官、今霞に言って聞かせますので……」
霞「どう見ても体に教える気じゃない! ちょっと! あっ、あははははは!」
大淀「……」タラー
提督「大淀、鼻血鼻血」
大淀「……あっ、申し訳ありません……」フキフキ
提督「……率直に感想を」
大淀「尊い」
提督「ですよね」
朝潮「さあ、司令官に誠心誠意謝罪しなさい!」コチョコチョ
霞「わ、分かったから! 分かったからぁははははは!」
大淀「」ブバッ
提督「大淀ぉぉぉぉ!」
————
大淀「はあ……はあ……面目ありません……」
提督「霞のことになるとキャラ崩壊するよなお前」
大淀「私に言わせればあの娘は妹のようなものです。一部の方は母親と捉えているようですが」
提督「俺は違うぞ」
大淀「ええ知っています。素直になれずについついキツい口を利いてしまう反抗期の娘のように思っているんですよね?」
提督「落ち着け」
大淀「あれ、でもそうしたら私も提督の娘ということに?」
提督「ダメだこいつ」
————
- Re: 提督「艦娘達との日常」【艦これSS】 ( No.103 )
- 日時: 2018/11/04 19:35
- 名前: エボルト (ID: s9PJfNZh)
【庶民提督】
提督「……はあ、久々にこんな時間まで仕事したなあ」チラ
提督「飯食ってないけど……もう遅いしなあ。かといって食わない訳にもいかん」
提督「何か食い物ねえかなあ……」ガサゴソ
提督「……む、これは」キュピーン
————
提督「この前のオムライスで使わなかった卵」
提督「冷凍してあったご飯」
提督「後は分かるな?」
提督「ご飯をレンジでチンしてだ」
チーン
提督「お椀によそう」
提督「そして卵をかける! Foo!」カパー
————
提督「完成だ、卵かけご飯」
提督「最近食ってなかったが……たまに食いたいんだよなあ」モグモグ
提督「普通に飯食うよりもちょっと贅沢してる感じがしてな」モグモグ
提督「納豆があればそれも合わせたい所だが……」モグモグ
提督「……たまには一人の飯もいいものだな」モグモグ
提督「皆で食べる飯も楽しくていいが……」モグモグ
提督「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ」モグモグ
提督「独りで静かで豊かで……」モグモグ
————
提督「……少し考えてみたが」
提督「立場の割に庶民的なんだな、俺って」
提督「提督職も一応何不自由は無いが」
提督「染み付いた暮らしは中々抜けないな」
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