二次創作小説(新・総合)
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- クロスでカオスな日常ものがたりっ!
- 日時: 2020/07/25 12:36
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です
※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います
※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます(場合によっては所謂『ギャグカオス大好物組、純粋組』などのラベリング、裸族も出てくる可能性があります)
※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください
※天悪(作者)も出てきます
※設定がガバになる可能性もございます
※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします
※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません
これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…
取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケモンシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music(随時増える可能性あり)
※2020年3月13日頃デビュー
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.244 )
- 日時: 2020/09/22 21:45
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
【ノンストップ議論開始!】
【図書室】>
【ルルー(表)の証言】>
【動く本棚】>
ラグナス(表)「みんなっ!まだあきらめるには早いんじゃないか?まだ何かしょーこがあるはずだぞ!」
俺全然わかんないもんなー
兵太夫(裏)「いやー、そうはいっても限界があるってー」
俺達捜査できないしなー
東条(表)「犯人の凶器と取れるものが『自らの手』である以上、凶器はないとみていいでしょうね…」
春奈(裏)「現場の『図書室に異変はありません』でしたしねー。争いが起きたならまだ簡単でしたけどー」
朱美(裏)「そもそもサタンさん(表)は『一人でいた』ものね…目撃情報もろくにない以上は、アリバイ証明しか方法がなさそうよ?」
桜(裏)「じゃあ、ここからはみんなのアリバイを聞いていこうか……」
谷地(表)(みんなを騙すことになるけれど、物的証拠がない以上、この方法を取るしかない…!私にできることを、最大限に発揮しないと!)
谷地(表)「この嘘を真実に!」偽証!
『図書室に異変はありません』←<【図書室】≡
"Break"
谷地(表)「ううん春奈ちゃん(裏)!図書室の中で変化している物はあるよ!」
春奈(裏)「はっ?何を言ってるんですか?谷地さん(表)も捜査してたでしょ?図書室の中で、特に物が移動してるとかそんなことは……」
谷地(表)「ううん。一つだけあるよ……図書室の中に一際大きな本棚に変化がね……」
ブラウン(表)「………え?本棚、ですか?」
ジーナ(表)「いやー、さすがに犯人が本棚にぶつかったとも、本棚を利用したとも考えられないんじゃない?だってどっちも備考の記載とは異なるじゃない!」
谷地(表)「……私が捜査した限りで、あの大きな本棚がこの事件の大きな鍵を握ってるんです。お願いします!どうか、今はあの本棚について議論させてくれませんか!?」
ブラウン(表)「!!………わかりました!みなさん、ここは仁花さん(表)の言う通りにしましょう!もしかしたら本当にこの議論で犯人がわかるかも!」
シグ(裏)「えぇっ!?ブラウン(表)まで……うーん、仕方ないなー。ぼくはろくに見てなかったけど、話せる人で話そうか」
谷地(表)(よかった…!みんな乗ってくれてるみたい。多分、ブラウン(表)には私の意図がわかったみたいだし……ここからは誰の言葉も聞き逃すことは許されない……みんなの言葉を、一言一句聞き続けるんだ!)
【ノンストップ議論開始!】
【目撃情報のないゴキブリ】>
【三治郎(裏)のケガ】>
【動く本棚】>
ブラウン(表)「みなさん!仁花さん(表)の言ってる大きな本棚を見て、何か違和感はありませんか!?」
朱美(裏)「そうは言われてもね……『事件前と後で変わったことはない』と思うけど……」
シグ(裏)「だよね?そこに『ゴキブリが潜んでる』わけじゃないんでしょ?」
朝日奈(裏)「………もしかして、そこで『サタンさん(表)か犯人が調査してた』の?」
茄子(表)、唐瓜(裏)、違和感わかるか?
シャミ子(裏)「お兄(表)は『本棚に隠された扉の中を調べていた』ので、その事を言いたいんでしょうか……」
いやー、俺も唐瓜(裏)も全然?
兵太夫(裏)「え?じゃあ、僕とラグナス(表)を図書室から出したのって、その隠し扉を調べるためだったんですかねー?」
谷地(表)(!!見つけた……犯人が出したぼろを!!天悪さんから話を聞いた私とサタンさま(表)しか知らない情報を知ってるってことは……!!)
谷地(表)「それは違います!」論破!
『本棚に隠された扉の中を調べていた』←<【動く本棚】≡
Break!
シャミ子(裏)「ん?谷地さん(表)、何か違うところでもありました?」
谷地(表)「ううん……シャミ子さん(裏)の言ってることは合ってるよ。これは私も捜査時間に天悪さんに教わったことだけど、私が指していた本棚は、実は隙間に手を入れることで動く仕組みになっていて、その中には隠し扉があるんだ」
兵太夫(裏)「へー!そんな興味深いからくりになってたんですね!なんで気づかなかったんだろう!」
三治郎(裏)「ぼくは昨日大きな音がしたから来てみたけど……あー!そういうからくりだったんだぁ!」
谷地(表)「……でも、みんなの様子から見てわかるけど、動く本棚と隠し扉のことはサタンさま(表)と天悪さんと、天悪さんから話を聞いた私しか知らない……シャミ子さん(裏)、どこからこの事を知れたの?」
テンテン「およよ、確かにシャミ子さん(裏)には一度もこのこと言ってないはずだけど……あれれぇぇ?なーんで知ってるんだいフグ田くぅん??」
シャミ子(裏)「!?………」
ブラウン(表)「仁花さん(表)……やっぱり動く?本棚のことを言ったのは、ブラフ……ってやつですか!?」
谷地(表)「えへへ、そうなんだ……みんなを一度騙すような形になるから、投票を覚悟して言ったけど、ただでさえ物的証拠が全く存在しない事件だから、犯人を炙り出すにはこの方法しかないと思って……」
春奈(裏)「じゃあ、本棚に変化があるっていうのは、嘘だったんですか!?」
朱美(裏)「いやーでも、間違ってはないのかも?私達はあの本棚が動くなんて知らなかったし…」
谷地(表)「私も、捜査してみて違和感は持ってましたけど、まさか仕掛けになっていたとは思わなかったデス……!!…じゃなくて!事件発生までサタンさま(表)しか動く本棚のことを知らなかったはずなのに、シャミ子さん(裏)が知ってるってことは……シャミ子さん(裏)は事件の時にサタンさま(表)と図書室で会っていたんじゃないかな?そこで、サタンさま(表)が動く本棚の中の扉の向こうに行っていたことを知ったからこそ、あの言葉が出た……」
ジーナ(表)「う、嘘でしょう!?ねえ、シャミ子(裏)!あなた、事件の時に図書室に行って、サタンさん(表)にハートスワップしたの!?どうなのよ!?」
シャミ子(裏)「……………仮にそうでも、私は犯人と言えるのでしょうか」
谷地(表)「えっ!?」
ブラウン(表)「ど、どういうことですか!」
桜(裏)「わたしも……シャミ子さん(裏)は犯人じゃないと思う……だって、昨日シャミ子さん(裏)が転んだ時にわたしが駆け寄って手を取ったけれど……その時にハートスワップは起きなかったもん」
ラグナス(表)「え!!そうなのか、さくらお姉さん(裏)!?」
桜(裏)「うん……今までの議論だと、犯人の発動条件って『手を握る』になるんだけど、それなら、わたしが手を握った時に何も起きなかったから、シャミ子さん(裏)は犯人から外れるはずだよ」
朝日奈(裏)「じゃあ、シャミ子ちゃん(裏)が例えサタンさん(表)と会ってたとしても、犯人とは言えないんだね……」
三治郎(裏)「そうなりますねー!あーあ、これだとまた議論が振り出しに戻っちゃいますよー?」
谷地(表)(そっか……例えブラフでぼろが出たとしても、こうしてさくらちゃん(裏)から証言が出てる以上、犯人の線は追えないんだ……)
谷地(表)(ということは……議論で導き出した発動条件は、間違ってるってことかな……手の他に何か握れるものがあるってことなんだけど……!!)
【ノンストップ議論開始!】
【ルルー(表)の証言】>
【シャミ子(裏)のケガ】>
【三治郎(裏)のケガ】>
俺も世話してもらったもんな!
桜(裏)「もしシャミ子さん(裏)が犯人なら、『わたしが手を取った時に事件が起きる』はず…」
桜(裏)「だから、シャミ子さん(裏)は犯人じゃないはずだよ」
ジーナ(表)「じゃあ、仁花(表)の『ブラフは意味がなかった』ってこと!?」
東条(表)「残念ながら、そういうことになってしまうわね……」
惜しかったな、やっちゃん(表)…
シャミ子(裏)「さくらちゃん(裏)の証言もあるんです。『手を握っても問題がない』なら犯人とは言えません…」
シャミ子(裏)「『私が関わる情報があるわけでもありません』。だから、私は犯人じゃないんです。お願いします、信じてください……」
谷地(表)(シャミ子さん(裏)の言う通り、手を握ることが発動条件じゃないのなら、別の方法があるんだと思う…!……あれ、この証拠が、もしかしたら重要な証拠になるんじゃないのかな…!?)
谷地(表)「私だって、戦えます!」論破!
『私が関わる情報があるわけでもありません』←<【ルルー(表)の証言】≡
Break!
谷地(表)「確かに、さくらちゃん(裏)の証言もあるから、そう考えるとシャミ子さん(裏)が犯人には見えないよ…」
桜(裏)「そうだよね?だから、犯人は他の人がそうかなって……」
谷地(表)「でも、シャミ子さん(裏)を事件の時に見た人がいるんだよ……ハートスワップ直後のルルーさん(表)が、そうなんだ」
シャミ子(裏)「え………!?」
しんベヱ(表)「えー?ルルーさん(表)がー?でも、ルルーさん(表)が見たのは……」
シグ(裏)「ゴキブリじゃなかったっけ?ぼくも見てみたかったけどさ!」
朱美(裏)「いやそう思うのはシグ君(裏)ぐらいだから!?」
三治郎(裏)「ということはー……まさか、ゴキブリがシャミ子さん(裏)だって言いたいんですかー?」
谷地(表)「い!!いやいやいや!!!そんな!!そんな無礼なことは言ってないし、思うわけないよ!??私が言いたいのは……ルルーさん(表)がゴキブリに見えたものは、シャミ子さん(裏)の体のどこかが、一瞬だけ過ぎったからそう見えただけなんだ」
ブラウン(表)「え!!それっていったい……どの部分なんですか!?」
谷地(表)(シャミ子さん(裏)の見た目の特徴の中で、一瞬だけ見れば虫に見間違えるものといえば……一つだけあるんだよね……それは………)
【閃きアナグラム開始!】
ぽ し っ
↓
し っ ぽ
谷地(表)「そっか、わかりました!」解!
谷地(表)「一瞬だけ動くのを見たら、虫だと見間違うものとなると……シャミ子さん(裏)の場合は、しっぽの先端がそのはずなんだ。意識がぼんやりしたままの状態で、一瞬動いているのを見れば……」
ブラウン(表)「虫だと勘違いするのも無理はない…!ということは、ルルーさん(表)が言ってた虫の正体は、シャミ子さん(裏)のしっぽだったんですね!」
春奈(裏)「タイムラグの計算からしても、ギリギリしっぽの先端が見えるくらいかもしれませんね…特にルルーさん(表)は何も事情がわからないんですし」
シャミ子(裏)「………いえ、まだ私のしっぽだと決まってないじゃないですか。ルルーさん(表)の言っていた虫が、本物だって可能性は……」
谷地(表)「ううん…残念だけど、その可能性は限りなくないよ……」
シャミ子(裏)「………理由を聞かせてください」
谷地(表)「だって……ゴキブリがどこにもいない証明は………」
【目撃情報のないゴキブリ】> ←
谷地(表)「これだね!」解!
谷地(表)「みんなにもう話は聞いたと思うけど、ルルーさん(表)の言ってたゴキブリを、学園内で見た人は誰もいなかったよね?」
シグ(裏)「うん……いるんだったらぼくが保護したかったんだけどな〜」
東条(表)「私が学園内の掃除に勤しんでいる間に、そのような虫は全く見られなかったわ……」
谷地(表)「私達の他にも、大の虫好きのシグ君(裏)や、メイドとしてこの学園の掃除も欠かさずやってた東条さん(表)にも見つけられなかったとなると、初めから存在しなかったとしか考えられない……だから、たまたまゴキブリがルルーさん(表)の目の前に現れたという推理は、あまりに考えにくいんだよ……」
シャミ子(裏)「………じゃあ、発動条件は?お兄(表)の手に跡も匂いも残らないようなもの……即ち手を握ったとするなら、私は当てはまらないですよ…?」
桜(裏)「そうだよ?発動条件からしてシャミ子さん(裏)は違うはずなのに……」
谷地(表)「……手を握ることで事件が起きないとするなら、他に発動条件があるってことなんだ……シャミ子さん(裏)の場合には、もう一つ……手と同じような役目を果たすものがあるんだよ」
しんベヱ(表)「え?手と似たようなものって………もしかして!?」
谷地(表)「しんベヱ(表)も思ってる通りだよ……シャミ子さん(裏)、キミの発動条件は……」
角を握られる
手を握られる
しっぽを握られる ←
谷地(表)「これだね!」解!
谷地(表)「シャミ子さん(裏)にとっては、手足と同じような身体の一部で、感触も手と同じでなめらかで温かい、しっぽを握られることがそうだと思うんだ」
朱美(裏)「ああ!!そうね……!シャミ子(裏)のしっぽも握っても手を握るようなものだものね!」
ラグナス(表)「それに、長いしっぽがついてるのは、シャミ子お姉さん(裏)しかいないもんな……だから、テンテンファイルにも書かれなかったんだな?」
朝日奈(裏)「……ルルーさん(表)が聞いた物音も、シャミ子ちゃん(裏)はよく転ぶことが多いから…シャミ子ちゃん(裏)が図書室から出る時に、しっぽだけルルーさん(表)から見える状態で転んだからだと考えると、ルルーさん(表)の証言も説明がつくね……」
ブラウン(表)「じゃあ、そのヒザのケガも…現場から逃げる時にできたものだったんですね……」
兵太夫(裏)「シャミ子さん(裏)、一気に犯行が明らかになったと思いますけどー……」
シャミ子(裏)「………………」
シャミ子(裏)「すみません、協力はできません!」反論!
シャミ子(裏)「いえ、私に投票するには、まだ早いと思います!だって、他に疑わしい人はいるんですから!」
三治郎(裏)「えー?うそ!まだ抵抗するんですかー?ここまで谷地さん(表)に推理されちゃあ、反論の余地は……」
シャミ子(裏)「私と別に、ケガをしている三治郎君(裏)にも……犯行はできると思います」
三治郎(裏)「………え!?えええーーー!??ぼくがーーーー!????」
谷地(表)「シャミ子さん(裏)…どうして三治郎君(裏)が犯人だと思うのか、聞かせてもらえないかな?」
シャミ子(裏)「もちろんです。私が疑われてるんですから……」
【反論ショーダウン開始!】
<【図書室】+
<【シャミ子(裏)のケガ】+
<【三治郎(裏)のケガ】+
シャミ子(裏)「三治郎君(裏)が犯人だとすると、隠し扉のことは昨日図書室から物音がした時点で知ったはずです」
シャミ子(裏)「そして、次の日に図書室に行って、そこでお兄(表)と手を握った…」
シャミ子(裏)「タイムラグの間に逃げようとするも、足の速い三治郎君(裏)は、勢いよく転んで、物音を立ててしまった……と考えても、辻褄が合うと思います」
ーー発展!ーー
谷地(表)「いや、三治郎君(裏)は娯楽室に行ってたんだよ!図書室に行ける暇はないはずだよ!」
シャミ子(裏)「その証言は偽証……図書室に行っていた事実を隠すためについた嘘だと思います」
シャミ子(裏)「転んだことで物音を立ててしまったことに気づいた三治郎君(裏)は、アリバイを作るために、『わざと物を壊した』と考えられます」
谷地(表)(三治郎君(裏)の言っている事に嘘はないはず……だから、三治郎君(裏)は犯人じゃないんだ!それを証明するには、この証拠を出すしかない…!)
谷地(表)「その言葉、斬らせてください!」論破!
『わざと物を壊した』←<【三治郎(裏)のケガ】+≡
Break!
谷地(表)「……確かに、シャミ子さん(裏)の推理も考えられるし、納得出来るよ」
三治郎(裏)「えー!?そんなー!!谷地さーん(表)!?」
シャミ子(裏)「そうですよね。ですから、まだ私に投票することは……」
谷地(表)「でも、三治郎君(裏)の実際の怪我は、少量の突き指と頭上にからくりを落としたことによる打撲傷……突き指はまだしも、頭の上の打撲傷に関しては、それこそ大きな動きに該当するほどの転び方をしないとできないと思うよ」
シャミ子(裏)「………」
東条(表)「夢前君(裏)の怪我とこれまでの議論……ルルーさん(表)の証言とテンテンファイルといった、様々な情報のことを考えると、谷地さん(表)の推理の方が成立しているわね」
ジーナ(表)「じゃ、じゃあ……本当の本当に、シャミ子(裏)が、犯人……!?」
シャミ子(裏)「…………投票の前に、言いたいことを言わせてください。………私が犯人だとするなら、その動機はなんなのか……言ってみてください」
谷地(表)「へ………動機?………それは……」
桜(裏)「あ………確かにそうだよ……!シャミ子さん(裏)には、サタンさん(表)を狙う動機なんてない!だって、シャミ子さん(裏)はサタンさん(表)のことが大好きだもん!」
朝日奈(裏)「議論の結論から言ったら、シャミ子ちゃん(裏)が犯人といえるけど……その動機はないもんね、私もそこは納得できてないし……」
兵太夫(裏)「むしろ、動機がわからないと、そもそも事件なんて起こさないはずですもんね……でも、本当に考えつきませんよ?」
谷地(表)(……私も、シャミ子さん(裏)があんなに慕ってたサタンさま(表)を狙った理由なんて、全然わからない……!でも、シャミ子さん(裏)は、その理由を言ってもらいたいって顔をしてる……言ってもらわないと終われないって顔をしてるから……考えないといけないんだ。シャミ子さん(裏)が犯人になった原因を……!)
【理論武装開始!】
シャミ子(裏)「私にはお兄(表)を狙う動機なんてありません……」
シャミ子(裏)「いくら義兄とはいえ、大切なお兄(表)なんですよ?」
シャミ子(裏)「私は、大切な人に、変なことをする気なんて、ありません……」
シャミ子(裏)「谷地さん(表)もブラウン君(表)もみんなも、わかるでしょう?」
シャミ子(裏)「お兄(表)がいかにみんなのために頑張ってたか……」
シャミ子(裏)「お兄(表)はあの人の方についたりしないって、思いたい……!」
『トドメを指せ!』
シャミ子(裏)「『どうか言ってください。私がお兄(表)を狙う動機を……』」
△テン
□ロット 〇シャー
✕・テン
→【シャーロット・テンテン】
谷地(表)「もう、終わりにしましょう……!」解!
Break!!!
谷地(表)「……シャミ子さん(裏)の心の中は、私には覗けないよ……私は魔王でもまぞくでもないし、シャミ子さん(裏)自身じゃないから……でも、この状況下の中で、考えられる原因は一つ思い当たるよ」
谷地(表)「天悪さん……いや、シャーロット・テンテンさん………シャミ子さん(裏)だけに、動機を与えたか何かしたんじゃないのかな……?この事件を引き起こすためだけかどうかはわからない。でも……キミが引き金としか思えないよ……!」
テンテン「はにゃ?」
桜(裏)「そんな………天悪さん!!シャミ子さん(裏)だけに、そんなことを……もしそうなら、余計許せないよ……!!」
三治郎(裏)「ゲームマスターがそんな汚いことするなんてねぇ。でもまぁ、真相はシャミ子さん(裏)から聞くしかないんじゃないですか?」
シャミ子(裏)「………谷地さん(表)。私から……最後のお願い、いいですか?今回の事件のまとめを初めから……みんなに向けて話してほしいんです。その後に、私に投票してください」
桜(裏)「シャミ子、さん………」
谷地(表)「うん……わかったよ。私も、みんなも納得するために……私が、今回の事件を振り返らせてもらうよ……」
【クライマックス推理開始!】
谷地(表)「これが私の描きだした、真相です!」
Act.1
「まず話すべきことは、サタンさま(表)のことからかな……昨日、シトロン(裏)の学級裁判が終わった後の夕方、サタンさま(表)が図書室に来たんだ。でも、図書室にはもうラグナス君(表)がいたけど……サタンさま(表)はラグナス君(表)にチョコチップジャーキーを与えて、図書室から退室してもらった……そして、そこでおそらく、動く本棚を動かしたんだと思う。その物音で、人が寄ってこようとしていたから、その日はすぐに動く本棚を元に戻して、離れたんだと思うな……」
Act.2
「そして今日の昼……サタンさま(表)はもう一度図書室に来て……その時も兵太夫君(裏)がいたんだけど、ラグナス君(表)の時と同じように、兵太夫君(裏)の探していた本を渡して、図書室から退室してもらった……そして、動く本棚を動かして、その中にある隠し扉の中へと入っていったんだ……」
Act.3
「でも、サタンさま(表)が隠し扉の中に行っていることを知っている人物がいた。それが犯人なんだ。犯人は、事前なのかはたまた犯人も事件を起こす直前に知らされたのかは推理しきれないけれど…テンテンさんによって、動機を与えられたのと同時に、サタンさま(表)の居場所を教えてもらったことで、犯人は隠し扉から出たサタンさま(表)と対峙することができた……」
Act.4
「そして、犯人は自身のハートスワップの発動条件に関係している自分のしっぽを、サタンさま(表)に握らせた……そして、ハートスワップに成功した犯人は、タイムラグの間にその場を去ろうとしたけど……犯人は普段から転びやすい人だったから、その時も例外じゃなく、うっかり転んでしまったんだ……」
Act.5
「そして、犯人にとっての誤算はそれだけじゃなかった。サタンさま(表)と入れ替わったルルーさん(表)が起きてしまったことで、自分のしっぽの先端だけを、ルルーさん(表)に見られてしまったんだ。ルルーさん(表)は目を覚ましたばかりだし、見られたのは一瞬だけだったから正体はわからなかったものの、犯人のしっぽを虫だと勘違いしたルルーさん(表)は、大きな悲鳴を挙げてしまったんだ……」
谷地(表)「この推理で満足してくれるかはわからないけれど、私にできることは全部できたよ…!だから、今度はキミの事情も聞かせてほしいの!シャミ子さん(裏)……【超サイコ級の魔族】、『吉田優子さん(裏)』!」
Complete!!!
シャミ子(裏)「………谷地さん(表)。ありがとうございます……私の勝手なお願いを、最後まで聞いてくれて……みんな、お騒がせしました。私から言うことは何もありません。どうか、みんな私に投票してください。私も……自分に投票しますから」
桜(裏)「シャミ子さん(裏)………うう………!!」
ラグナス(表)「シャミ子お姉さん(裏)……どうしてなんだよ………」
谷地(表)「シャミ子さん(裏)………」
テンテン「えー、本人もこう言ってることだしぃ?議論しないなら投票タイムに入りましょうか!オマエラ、お手元のスイッチでクロだと思う人に投票してねーっ!さぁ!投票の結果、クロとなるのは誰なのか!果たしてそれは、正解か!?不正解か!?」
シャミ子(裏)│シャミ子(裏)│シャミ子(裏)
【Guilty!】
シャミ子(裏)の動機とは…!?まだ続く
- Re: ロンパパロとは到底言えないロンパパロ ( No.245 )
- 日時: 2020/09/22 21:57
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
テンテン「はーい!今回のオマエラの投票の結果はーーーー……おおおーー!!今回も大正解ーー!!今回サタンくん(表)をハートスワップさせたクロは!なんと!?【超サイコ級の魔族】、吉田優子さん(裏)なのでしたーー!!いやー、今回の投票に関しては、クロも含め満場一致だったなぁ!シャミ子さん(裏)が宣言通り自分に入れたおかげだね!」
谷地(表)「……………」
今回で二度目になる学級裁判の投票タイムの結果を聞いて、私は様々な感情に襲われていた……自分の力で初めて突き止めた推理が合っていたことが信じられないこと、本当にシャミ子さん(裏)が犯人だということがもっと信じられないこと、こんな状況にいても私達を茶化していられる天悪さんに対して怒っていること、シャミ子さん(裏)の真意が知りたいこと……やがて、シャミ子さん(裏)が再び、しおらしく口を開いた。
シャミ子(裏)「良かったです…みんなが、真相を突き止めてくれて。これで心置き無く、みんなに後を託せます」
朱美(裏)「よ……良くない!!全然良くないわよ!?それに、私達に後を託すってなによ、いったいどうしてサタンさん(表)にハートスワップなんてしようと思ったのよ!?」
谷地(表)「そ、そうだよ!!シャミ子さん(裏)、いったい天悪さんに何を言われたの?どうか話してよ!サタンさま(表)と、何があったの…!?」
朱美さん(裏)が反応するようにシャミ子さん(裏)に問い詰めたのを見て、私もシャミ子さん(裏)に事情を聞こうとする。他のみんなも、シャミ子さん(裏)から話を聞きたいのは同じみたいだった。やがて……シャミ子さん(裏)は、真剣な表情で、驚きの一言を口にする。
シャミ子(裏)「私がお兄(表)を狙った理由、それは………お兄(表)が、天悪さんと繋がっている、内通者だからです」
テンテン「おっ……」
谷地(表)「え……………内通、者……!?」
シグ(裏)「え!?待ってよ、どういうこと!?内通者って……そんなのが、まさか、ぼくたちの中にいて……サタンさん(表)がそうだっていうの!?」
シャミ子(裏)「……事の発端は、今日の昼食ほどに、天悪さんが私のところに来たことでした。天悪さんは、私にこっそり言ったんです。『お兄(表)が図書室の奥の本棚で怪しい動きをしている』と。動く本棚の仕組みについては、その時聞きました……私は、それを聞いて何か嫌な感じを胸に抱いたからこそ…お兄(表)のところに行って、様子を見に来たんです。そしたら……お兄(表)が、私達には配られていなかったはずのカードキーを使って、隠し扉を出入りしていたんです」
ブラウン(表)「え!?カードキーなんて、一度ももらったことないですよ!?……これじゃあ、本当にシャミ子さん(裏)の言う通り、サタンさん(表)は……!!」
シャミ子(裏)「私だって、信じたくなかったです……私は、隠し扉から出てきたお兄(表)にすぐ駆け寄りました。お兄(表)は驚いてましたが、私はお兄(表)に、そこで何をしていたのか言ってほしいとお願いしました………でも、お兄(表)は、何も話してくれませんでした……悲しかったです。本当にお兄(表)が、天悪さんと繋がってたなんて……だからこそ、私は、みんなのためにも、天悪さんやお兄(表)を止めるためにも、お兄(表)にハートスワップを………」
シャミ子さん(裏)は、後になっていくに従って、声が震えていきながらも、私達に動機を話す。それを聞いても、まったく現実味がなかった。サタンさま(表)が天悪さんと一緒になっていたなんて……私も、信じたくなんかない。でも………辛いのはきっと、実際にその事実を目の当たりにして、自分の手で犯行を行ったシャミ子さん(裏)の方だ。
ラグナス(表)「何を、言っているんだよ……そんなわけ、ないじゃないか!!」
ブラウン(表)「あ、ラグナス(表)……」
シャミ子さん(裏)の話を、怒り混じりに否定したのはラグナス君(表)だ。それも無理はないよね……ラグナス君(表)にとって、サタンさま(表)は大事なお父さんのような存在なんだから……
ラグナス(表)「父さん(表)がテンテンと組んでたなんて……そんなわけないじゃないか。だって、前のさいばんの時だって、父さん(表)おれたちのためにがんばってたんだぞ……たんさくだってがんばってたんだ!!いつもおれたちのことを思ってた父さん(表)が内通者だなんて……おれはみとめなくないぞ!!」
テンテン「うんうん、ラグナスくん(表)正解!そう、サタンくん(表)はボクの仲間なんかじゃないんだよ!関係ない人を内通者扱いするのはやめたげてよぉ!」
ラグナス(表)「ほら!!テンテンだってこう言って………え?」
シャミ子(裏)「はっ………?お兄(表)が、内通者じゃない、って………?」
天悪さんの、シャミ子さん(裏)の動機を否定するような発言に、誰よりも信じられない表情をしたのは他でもない、シャミ子さん(裏)だ。この時、天悪さんの表情が、ぬいぐるみながらに邪悪に嗤っていたような気がした。
テンテン「シャミ子さん(裏)さぁ、なーんか勘違いしてない?テンテン確かに『サタンくん(表)が図書室の奥の本棚で怪しい動きをしている』って言ったけど、【サタンくん(表)は内通者とか黒幕です】とは一言も言ってないよね?」
シャミ子(裏)「………!??」
テンテン「サタンくん(表)はねぇ、テンテンが『わざと落とした』カードキーを拾って、調査してただけなんだよね!みんなやシャミ子さん(裏)に事情言わなかったのは、ほら…この中に内通者や黒幕がいるってみんなが知ったら修羅場になるから……みんなのことを考えて、それを避けたかったんじゃない?シャミ子さん(裏)てば、サタンくん(表)が何も話してくれなかったからって、過大解釈しすぎよww」
東条(表)「!?………待ちなさい。今のあなたの発言からしたら、今回の事件は、初めからサタン様(表)と吉田さん(裏)を陥れるためにあなたが仕組んだことと言えるわよね……!?」
テンテン「知ってるか?シャミ子さん(裏)が少しでももっとサタンくん(表)のこと信じてれば、この事件起きなかったんやでwwwwwwwwwwww」
ラグナス(表)「お前………お前!!!」
サタンさま(表)は、内通者なんかじゃなかった……私達の事を導いてくれたサタンさま(表)は、本当だったんだ……でも、喜んでいる場合じゃない。私達を無事に帰そうと奮闘してくれたサタンさま(表)と、サタンさま(表)のことを慕っていたシャミ子さん(裏)を罠に嵌めるなんて……!!
シャミ子(裏)「……………はは、は……………そっか、私は、勘違いしてただけなんですね………その勘違いで、お兄(表)を、お兄(表)を………それに、みんなにも、迷惑かけちゃいました………」
朝日奈(裏)「シャミ子ちゃん(裏)……!?しっかり………!!」
その残酷な事実を知ったシャミ子さん(裏)の表情は、絶望一色だった。天悪さんが望んでいたものかどうかはわからない。でも、シャミ子さん(裏)は口元を引きつらせながら泣いていた。目もかなりグルグルとしてしまっていた。そんなシャミ子さん(裏)に、私達は何も言うことができなかった。
テンテン「さっ!事件の謎が全部解決したところで!クロへのおしおき!張り切って参りましょうかwwww!」
シャミ子(裏)「………ごめんなさい、みんな……」
テンテン「超サイコ級の魔族のシャミ子さん(裏)のために!スペシャルなおしおきを!用意しました〜!」
シャミ子(裏)「ごめんなさい、お兄(表)。私、みんなの役に立つどころか……」
テンテン「それでは張り切っていきましょ〜!おしおきタ〜イム!!!」
シャミ子(裏)「お兄(表)の足を、引っ張ってしまいました………………」
『ピコンッ☆』
【ヨシダさんカッコウラがクロにきまりました。 おしおきをかいしします。】
天悪さんがスイッチを押したのと同時に、上空から鎖が勢いよく、絶望のどん底に堕ちているシャミ子さん(裏)の首元目掛けて飛び込んできた。私は止めようとするけれど、あまりに素早く飛んできた鎖に触ることさえできなかった。そのまま、シャミ子さん(裏)は項垂れたまま、おしおき会場へと連れ去られていく……そして、また学級裁判場が変化を遂げる。私達が見た光景は、綺麗で黒い夜空が、床にも反映されている幻想的で非現実的な光景。そこはまるで公園のようだった。そこらかしこに私達メリーディストピアの住民を象ったキャラもいる……もちろん、今回おしおきを受けるシャミ子さん(裏)も、向こう側にいた。
『グッナイミッナイオヤスミナサイ
超サイコ級の魔族 吉田優子(裏) くぁwせdrftgyふじこlp執行』
シャミ子さん(裏)はひとまずその夢であるかのような空間をさまよい続ける。でも、急に様子が変わった。急にフォークを持って暴れ始めたんだ。でも、表情は本人も予想外だと物語っている……まさか。よく見ると、シャミ子さん(裏)の近くに、パソコンで遊んでいる天悪さんがいた。もしかして、シャミ子さん(裏)をPCとして操ってるってこと…?操られたシャミ子さん(裏)がフォークを住民に向けると、悲鳴を挙げながらキャラが消えていく……シャミ子さん(裏)は必死に抵抗する。でも……勢いは止まらずに、その上サタンさま(表)のようなキャラにもフォークを振るってしまった。その瞬間……
シャミ子さん(裏)は消えた。
私達が消えたシャミ子さん(裏)を探すと、ふいにモニターのように空間が映し出された。そこには暗い迷路……しかも、出口がないものの中にシャミ子さん(裏)がいて、シャミ子さん(裏)もうろつくしかないようだった。そんな時に……めだまの模様がついたばくだんが、シャミ子さん(裏)のいる迷路の中に一つ降ってきた。そのばくだんは、もうすぐ爆発するようだった。シャミ子さん(裏)は、覚悟を決めたように唾を飲んだ瞬間に……ばくだんが爆発、迷路ごと空間は吹き飛んだ………
テンテン「いやっほう!エクストリィィィィム!!!!アドレナリンが染み渡るぅぅーーーーー!!!!!」
ジーナ(表)「しゃ、シャミ子(裏)おおおおおお!!!!!!」
しんベヱ(表)「ねえ!!シャミ子さん(裏)、大丈夫なんですかぁ!?迷路ごと吹き飛びましたよぉ!??」
テンテン「あ、大丈夫大丈夫☆あれ全体で見た夢みたいなものだから、生身に問題なし☆」
前回とはまた違った衝撃的なおしおきに、私もみんなも悲鳴を挙げてしまった……天悪さんの言う通り、横たわった無事なシャミ子さん(裏)が寝ていて、東条さん(表)を初めとした人がすぐに介抱に向かっていた……でも、一人だけ、天悪さんに怒りの声を向けた人が出たんだ。
ブラウン(表)「何を、笑ってるんだ」
テンテン「にゃおーん?」( 'ω')?
ブラウン(表)「サタンさん(表)とシャミ子さん(裏)にひどいことしておいて、なんで笑っていられるんだ。確かに、シャミ子さん(裏)がもっとサタンさん(表)のことを信じられていたら、こんなこと起きなかったかもしれないよ。でも……シャミ子さん(裏)に疑うように仕向けたのも、事件を起こすためにサタンさん(表)を罠に嵌めたのも!!お前のせいじゃないかーーーーーーーっ!!!!!!」
谷地(表)「あ……!!ダメ!!ブラウン(表)!!ここは耐えて……!!サタンさま(表)やシャミ子さん(裏)やみんなの仇を討つには……ここは、耐えないといけない……!!」
天悪さんに思い切り殴りかかろうとしたブラウン(表)を、急いで止める……もちろん、ブラウン(表)の力は凄くて、とても暴れていたけれど……二人の仇を討つには、ここで手を挙げるわけにはいかないんだ。
テンテン「ひえぇ…ww危なかったですにゃーwwそんじゃ、オマエラもうお疲れでしょう?今はシャミ子さん(裏)だった人の介護に急いでおくんなましwwww」
そう言って文字通り嗤いながら天悪さんは学級裁判場を去っていく……天悪さんは許せないけれど、シャミ子さん(裏)の介抱もしないといけない。私もブラウン(表)も、保健室へと急いで向かったんだ……
保健室ではもうみんなが集まっていて、シャミ子さん(裏)が目覚める時を待っていたようだった。そして、時間はそこまでかからないで、シャミ子さん(裏)が目を覚ました。私はすぐさまシャミ子さん(裏)の意識確認に入る。
谷地(表)「シャミ子さん(裏)っ!よかった、目の前のことはわから……ないかな?体は動かせる!?」
シャミ子(裏)「…………?谷地さん(表)?え、なにこれ、なんで俺寝てるの?」
モイモイ(表)「この様子だと……」
白澤(表)「また男子みたいだなー」
シャミ子(裏)「は?また男子…って、何の話ですか。どういう状況なんですか?」
朝日奈(裏)「だよね、そりゃあ目の前のこの光景は、よくわかんないよね……今から説明するよ」
こうして私達は、目の前の子にこれまでのことを説明する……話を聞くに、どうやらシャミ子さん(裏)と入れ替わったのは山口君(裏)みたいで、まさか別世界のチームメイトまでここに来てしまうとは思わなくて、また暗い気持ちになったけど……
シャミ子(裏)「……谷地さん(表)が気にすることないじゃん。話を聞くに、諸悪の根源と、今日の事件の元凶は天悪なんだから、天悪を倒すために戦えばいい話だよ。それに、吉田さん(裏)は谷地さん(表)に感謝してたんだよね?なら、吉田さん(裏)とサタンさん(表)の気持ちを受け継いでもいいじゃん」
谷地(表)「そう、かな……ただ、これからどうしよう……私はサタンさま(表)のようにみんなを導ききれないけど、それでも……少しでも代わりになれるように頑張らないとだよね?」
シャミ子(裏)「………何も、サタンさん(表)の代わりとして振る舞う必要ないじゃん」
谷地(表)「え?」
シャミ子(裏)「谷地さん(表)は谷地さん(表)なんだから、谷地さん(表)なりにみんなを助けていけばいいんだよ…だから、今のうちに休んでおいた方がいいと思うよ」
谷地(表)「………うん!ありがとう、山口君(裏)!また話にくるよ、だから山口君(裏)もゆっくり休んでね!」
私は山口君(裏)に励まされ、お言葉に甘えて今度こそ休むことにした……私なりにみんなを助けるかぁ……上手くできるかどうかはわからないけど、もし今日のようにみんなのことを助けられたら……私は、みんなのために、戦いたい。だからこそ……今は休んでいなきゃ。
テンテン「オマエラさぁ、どうだい?願い通りの成果は出てるかい?」
黒幕「………」
内通者「………」
テンテン「ふーんふん、黒幕っぴは満足そう、内通者っぴはご不満そうだね?なんでなんで??」
内通者「………」
黒幕「………」
テンテン「おーっと!?なんで不機嫌な顔してんの!?テンテンそんなにクソ野郎だった!?……まぁいいか。これから動機づくり!始めようぜ?」
Chapter2 「メタトロンドロップアウト」
End
To Be Continued…
はい!これにてロンパパロChapter2完結です!………はい、見てわかる通り天悪やらかしてます。胸糞悪すぎたらごめんなさい……この章のモチーフは無印2章と無印4章です。そして様々な作者さんの2章も参考にしてます。どうしてこうなった。まだまだ大運動会と交互にやっていきますが、こんなペースでもよければよろしくお願いします!
感想OK!クレームは受け付けます!
- Re: クロスでカオスな日常ものがたりっ! ( No.246 )
- 日時: 2020/09/22 22:25
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xMxTbxuA)
こんにちは!桜木霊歌です!
霊歌「ヤバイテンテン役が天悪さんってことを忘れて、テンテンを三途の川送りにしたいって思っちゃった」
ソニック(・・・優衣・・・)
優衣(ソニック、何ですか?)
ソニック(霊歌が『三途の川送りにしていい?』なんて聞くの、ぶちギレた時だけだよな?)
優衣(ええ・・・)
ソニック(霊歌、平静を保ってるけど、怒りが収まってなさそうだ・・・)
次回も楽しみに待ってます!
- Re: クロスでカオスな日常ものがたりっ! ( No.247 )
- 日時: 2020/10/01 08:59
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: A7M9EupD)
どうも、柊です!
柊「肝試しの後にコメントできず申し訳ないです…!」
明石(アズレン)←首から『私がやりすぎました』というプレートを下げて正座している
青江「明石(アズレン)さんはちょっと反省してもらっているよ。本丸では基本的にストッパーがいるから主が巻き込まれることはないけれど…まあでも、知らなかったからね。こちらも反省して初めて来た刀剣男士には主が怖がりだということを周知しておくことにしたんだ」
明石(アズレン)(それだと他のところでは絶対連絡漏れが出るフラグにゃ…)
浦島「主さんだけじゃなくて、しんべヱ(表)、ラグナス(表)、霊歌さんのところのルイージさんがはぐれちゃったのは驚いたぜ…」
柊「びぇええん▲様はしゅきぃ…」
浦島「(あっそうだった、主さん何故か▲様とふれでぃ?って夢の殺人鬼は好きなんだった…映画は見てないけど)」
柊「第五人格のハスター様とルキノさんも好きだからね私…」
浦島「思考を読まないで!? でもはぐれた先でえむぜ(表)さんと合流できて何とかなったなー! 精霊さんは裸族さんたちが好きなの…???(困惑)」
柊「次にロンパパロですね! 今回の被害者はサタン(表)、そしてクロは…!!」
水心子「…悲しい、すれ違いだったのだな。シャミ子(裏)殿の気持ちもよく分かる。…サタン(表)殿の気持ちも。何の情報もない以上、むやみやたらにそれを言いふらすわけにもいかない。
あのようなところにあったのだから、おそらく罠ということはないだろう。下手に内通者や黒幕の耳に入ればサタン(表)殿どころか全員に危険が及びかねないからな。まあ、その、天悪殿に限ってそのようなことはないと思うが…。
お互いに、もう少し相手を信頼できる状況と心の余裕があれば起こらなかった。
テンテン? とやらの言い分も分かるが、私はそれだけで片付けたくはない」
柊「だね…。次回、どうなるのか…」
次回も楽しみにしております、それでは!
- Re: クロスでカオスなお知らせ ( No.248 )
- 日時: 2020/10/26 08:45
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: uxsgsRz2)
天悪「感想返信です( ◜௰◝ )」
>桜木霊歌さん
東条(表)「私達のところでの本編でも、モノクマが全ての元凶であることもあって、外道行為や言動が目立っていて、それによる被害者が多数出ているけれど……今回のテンテンさんの言動もモノクマに匹敵するほどの胸糞悪さだったものね……桜木霊歌さんがそう思うのも無理はないわ」
テンテン「うええええん!!桜木霊歌さんにも敵意向けられてる…」(´;ω;`)
ブラウン(表)「ぼくたちはお前に同情なんかしないからな!!あの時も言ったけど、サタンさん(表)やシャミ子さん(裏)にあんなひどいことをしたのはお前なんだから!!」
谷地(表)「私達も囚われてる時点で被害者だし…モノクマ役やってる以上は覚悟しててほしいな……」
テンテン「えーー」( ´•௰•`)
>柊さん
天悪「うおおおおお……こちらこそ柊さんが怖いもの極度にダメなのに肝試しやってもらってすみません!!テケテケマシンもあそこまで怯えるほどって予想してなかったからなぁ……柊さん、どのくらいなら大丈夫というか、肝試しで普通に驚くんだろう…こんにゃく?」
風丸(裏)「多分それも難しいんじゃないか💦」
天悪「でも、当肝試し一番のホラーな仕掛けである▲様はいいの!??天悪が人のこと言えたことじゃないけど、極端ではないですか……??」
風丸(裏)「柊さん、しんベヱ(表)、ラグナス(表)、ルイージさんが飛び出した時は焦って心配したけど……MZDさんが来てくれたおかげでみんな無事だったから良かったよ……」
MZD「結局、らぞくってなんなのかの謎は解けなかったなー。何故かオレは関わらせてくれなかったし」
ハテナ(ε-(´∀`*))
谷地(表)「私達が囚われているロンパパロ?では、サタンさま(表)の思いとシャミ子さん(裏)の思いが通じ会えなかったから起きてしまったことなんだ…サタンさま(表)も、シャミ子さん(裏)もみんなを無事に帰すために頑張ってきたその気持ちを、利用して踏みにじったテンテンだけは、どうしても許せそうにないよ…だからこそ、私達が戦わないと」
ブラウン(表)「ぼくも!仁花さん(表)たちのお手伝いだけでも、頑張りたいです!」
さて、感想返信を終えましたが、皆さんに重大なお知らせがあります。
みなさん(作者さんも読者さんも)は私の作品で感動してくれていますか?感動してくれたのなら作者冥利に尽きます。私の他にも、様々な作者さんや、これまでこのカキコを盛り上げて下さった先人様方の作品で感動し、とても感銘を受け、「私もやってみよう」と思ったことがありますか?恐らく、ほとんどの方がそうなのだと思います。私も含めて。
そこまではいいのです。感動して二次創作を始めるその純粋な気持ちが創作には大事なものです。ですが、その気持ちがだんだんと「自分を売り出そう」になってしまい、周りのことを考えられなくなってしまってないでしょうか。
もちろん全ての作者さんがそうとは思いません。純粋に二次創作を楽しむ作者さんもいるのはわかります。ただ、私はこれまで好き勝手やってきて、「先人様がやっていてその先人様が基礎だと思ってる」や「自分らが幸せになれればそれでいい」という気持ちに原作やそのキャラクター達を巻き込み、キャラクターが『生き物』である事を忘れ、そのキャラを愛する人達を未来で絶望させ、ヘイトを生み出してしまってるのでは、と思ってしまったのです。
キャラクターは実在するかしないかの違いがあるだけで「生き物に変わりはありません」。そのキャラを生み出した原作者や公式様の描くキャラが全ての基礎であり、尊敬し、忘れてはならないものです。しかし、私は、私達はそのことを忘れて、「キャラを自分流にアレンジした結果、キャラの未来を破壊している」んじゃないかと怖くなってしまいました。
なので、私が今書いている物語がもし誰かにとってもそのキャラにとっても、未来を悪い方向に歪めてしまうことになるのなら、いっそ思い切って全て仕切り直した方が、私のためにも皆さんのためにもいいと思い、「本日をもって今スレを閉じ、また新たに出直す形で設定を一新したスレを立てる」ことにいたしました。皆さんのご期待を裏切る結末となり、大変申し訳なく思っています。しかし、二次創作は「キャラの魅力と夢想"だけ"を伝える、簡単なようで難しいことだ」と気づいたので、ご了承ください。そして、もしよければ新スレの方でも仲良くして頂けると幸いです。
この投稿の直後にスレをロックいたします。それではまた、新スレの方でお会いしましょう!
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