ダーク・ファンタジー小説
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- スキルワールド
- 日時: 2019/02/24 17:59
- 名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=1029
どうも、マシュ&マロです
この小説は『スキル』と呼ばれる能力を持つ者が存在する世界を題材にしたファンタジー作品です。
{自分の文才はかなり低いですが、諦めずに書こうと思っています}
※注意書き※
・オリキャラの募集はリクエスト掲示板でやっています。
・小説への意見や指摘は、リクエスト掲示板にあるスレットへお願いします
・作者は投稿が遅かったりしますので、ご了承下さい
・スキルワールドの説明などはリクエスト掲示板にありますので興味のある方はお読み下さい
それでは小説スタートッ!!
第一幕『黒奈友間という少年』
>>64
第二幕『一人の裏切り者』
(前半)>>102
- Re: スキルワールド ( No.121 )
- 日時: 2019/07/15 00:59
- 名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)
監獄内で大きな揺れが起こり、ジャッキーが不満の込められた声をあげる
「何なのよ全く!、地震じゃあるまいし不穏な空気しか感じないわね」
すると側にいた友間は、何かが自分たちのいる方へ突っ込んでくるという事を直感とも呼べる域で感じ取り、周りにいた皆に伏せるよう声を張り上げた。
すると、その直後に監獄の壁を突き破って現れた“何かが”漂っている土煙の中から姿を現した。
「久しぶりだね諸君、まさか此処で会えるとは幸運としか言いようがない」
そう言って立ち込める煙の中から現れたのは不敵なオーラを纏っているノア、そしてその後ろからドルスを含めた複数の人物の姿が見受けられた。
「それと土神、お前の顔を見るのも珍しくだな」
「言っておくが、今更お前らの元へは戻らないぞ」
そう言ってノア達一行を威圧した土神、しかしノアは臆することもなく土神の目の前まで来ると掠め取るように土神の顔面を鷲掴みにし監獄の床に叩きつけた。
「あぁそうだ。言い忘れていたのだが、最近になるまで貴様のような役立たずの存在など把握すらしていなかったという事をな」
土神は気絶したのか動かない、友間はこの様子にガラスの奥で佇んでいるノアを見たあと横にいるジャッキーに話し掛けた。
「ここは逃げようっ!、シセラも連れて早く!」
だがジャッキーからの返事はなく、友間の目には青ざめ震えているジャッキーとシセラの姿だけが目に映り込んできた。
「ねぇジャッキー!、シセラもどうしたのっ!?」
「二人とも良い子ねぇ、やっぱり“ママ”には逆らえないみたいね」
そう友間の背後から女性の声がし振り向く間もなく謎の女性が真横を通りすぎていった。
「ねぇジャッキー?、もう私から逃げたりしないわよねぇ?」
「そんなの守るわけな・・・・・」
「出来るわよねぇ?、私から二度とシセラを奪ったりもしないのでしょう?」
ジャッキーからは大粒の汗が垂れ落ちており呼吸がかなり荒れている。
だが女性からの言葉は止まる事はない・・・・・・。
「シセラは返して貰うからね、それで貴方も良いでしょう?」
「いい、・・・・・わけないでしょ!」
催眠が解けたかのように憤怒するジャッキー、怒りを表したかのように背後から赤いオーラが噴き出しジャッキーは女性へと飛びかかった。
「もー本当に落ち着きのない子ねぇ、出番よベーシンちゃん」
そう呼ばれた女性の背後に待機していたベーシンという巨漢の男、一瞬姿が消えたかと思うと主人とジャッキーを隔てるかのように姿を現した。
「退きなさいよデカブツ!」
「それは出来ない相談だな」
そう言うとベーシンは拳を構えて襲いかかるジャッキーの顔を殴打する。一瞬よろめいたジャッキーだったが怯む様子はなくベーシンに反撃の一打を喰らわせ少し後ろに後退させた。
「ハァ、ハァ、ハァ、思ったより中々やるじゃないのよ」
「そういうお前は息が上がっているな」
「私の本領はこれからなんだから!、それにシセラのためなら何十倍にだって強くなれるのよ」
「そのシセラが私の手元にいるのだけれど?」
弾かれたように振り向いたジャッキー、気絶したシセラを抱える義母の姿を目で捉えると迷うことなく飛び出していった。
「ジャッキー!、そのままじゃ相手の思うツボになっちゃうよ!....もー・・・・『性質<炎>』ッ!」
暴走しかけているジャッキーを止めるためスキルを発動した友間、視界の隅にノアやドルスの姿を捉えたが今は無視する他ない。
「ジャッキー!、落ち着い・・・・・・」
「主人の計画の邪魔する者は許さない」
ベーシンの万力とも呼べる力で片腕を掴まれた友間、握られた痛みで少し顔を強ばらせた友間だったが直ぐに炎の拳で反撃した。
「その程度の威力じゃ、俺には勝てん」
異常とも言えるタフネスを発揮したベーシンは、友間にそんな事を告げると監獄の壁に体ごと投げつけた。
- Re: スキルワールド ( No.122 )
- 日時: 2019/07/02 06:46
- 名前: 綾音ニコラ@MRK (ID: hQNiL0LO)
上げます!
- Re: スキルワールド ( No.123 )
- 日時: 2019/07/03 21:50
- 名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)
友間はおさまる事のない勢いにのって壁へと激突する。すると強打した背を擦りながらベーシンの姿を視界におさめた。
(今のジャッキーは聞く耳がないし、シセラと土神さんは気絶してて状況的にかなりヤバイな.....)
そう心で呟いた友間は額から垂れてきた冷や汗を手で拭うと、覚悟を決めたのか何やら少し肩を落とすような仕草を見せた。
「このままじゃ絶対に負ける!、だから今この瞬間に全力を尽くす!」
“性質ノ解放”ッ!!
部屋全体が一瞬にして強烈な光に包まれたかと思うと、全身から炎が噴き出すように燃え盛っている友間の姿が現れた。
「チッ!。面倒なこと思いだしちまったな」
そうドルスは言うと機嫌を損ねたように眉を細めた。それはこの状態の友間にあと一歩で負けそうになった苦い思い出があるからだろう。
「おいノア!、こいつの相手は俺はパスからな」
「ふむ、そうか? だがベーシンだけでは勝敗が不鮮明だな、ならば私が引き受けようではないか」
そう言って一歩踏み出したノア、その漠然としたオーラは以前よりも更に大きく感じられた。
(制限時間は10分。ノアとベーシンが相手じゃ少し時間を稼げるかどうかぐらいか)
そう心で呟くと迷いもなく身構えた友間、ジャッキーの様子も気になるが今はそれどころではない。
「ベーシン。どちらから先に行く?」
「無用な手助けを......そんなもの早い者勝ちだ」
そう言って飛び出したベーシン、それに友間は右手に意識を集めて構えるとベーシンの放った拳を回避し脇腹に最初の一撃を放った。
「うぐっ!?」
拳がベーシンの脇腹に触れたと同時に蓄積させていた力が解放され拳を中心に爆発が起こった。
それに対して少しよろめいた様子のベーシンだったが目立つほどの外傷はなく脇腹を押さえつつ少し後ろへ後退する。
(あんまり手応えなしか....、なら何段階か威力を上げていくか)
友間は拳をさらに固く締めた、だがベーシンだけに注意していたのが仇となり視界の端でノアの蹴りをとらえた。
「余所見しすぎだ」
蹴りを受ける寸前に両腕で受け止めたが、あまりの威力に体が少しのけぞり思わず腕が痺れてしまった。
(ヤバイ....、予想はしていたけど“性質ノ解放”でも二人と競り合うのが精一杯だ.....)
「何をボサッとしている?」
再び放たれたノアの蹴りに対応が遅れた友間、まともに蹴りが胸部に当たった影響で肺から空気が全て押し出され嘔吐にも似た声を挙げながら友間は部屋の壁際へと吹き飛ばされた。
_____ドンッ!
「ハァ ハァ ハァ ハァ、これは流石にキツいかな」
壁に叩きつけられ床へ崩れ落ちる友間、周りの音が少し聞き取りづらく感じ、視界も徐々に暗くなっていくような気がした。
「終わりだ友間、もう少し骨のある奴だと思っていたがな.....」
「....それは、過大評価しすぎですよ」
最後の力を振り絞って言った友間、するとノアの足裏が友間の頬を力強く踏みつける。
「これが最後の言葉とは、何とも儚いものだな」
ノアのそんな声が耳を通して聞こえてきた、だが友間の視線はノアではなくノアの奥にいるジャッキーに向けられていた。
ジャッキーは、義母の目の前で見えない何かに潰されたかのように地面に突っ伏している。そのジャッキーの目には冷める事のない憤怒の感情が籠っていた。
「ぐっ......アンタの“その妙な力”、私達と同じアビリティアでしょ!」
「そうよジャッキー、私は『私に対しての恐怖が植え付けられた者達を奴隷として扱える』スキルよ」
「そういう事....、私は昔と全然変わってないのね」
「それじゃあジャッキー、私はそろそろ失礼させてもらうわ、シセラを連れてね♪」
「そんな事はさせいわッ!!」
その瞬間、ジャッキーの周辺にかけて床に大きな亀裂が入る。ジャッキーの体からは赤々としたオーラが噴き出し義母のスキルを強引に退ける。
「私からシセラを奪うなァーーッ!!」
そう叫んだと同時。ジャッキーの足元が割れ、殺気に満ちたジャッキーは義母へと飛び出しいく。
「あらあら、.....『おすわり』」
「きゃっ!?」
今度は先程と比べようもない重みがジャッキーを襲う。胸骨が重みにより圧迫され肺の空気が押し出されるとともに体が耐えられず床へと吐血する。
「ふん....、アンタとの生活の日々を比べれば今のこの状況も霞んでみえるわ」
「そう、じゃあ『追加』ね」
今まで体験した事のない重みが加わり、それは直ぐに痛みへと変わりジャッキーの体が絶叫する。
「ァ......ァ...」
ジャッキーは悲鳴すら挙げることが出来なかった。意識はほとんど飛び、残された意識も働くこと段々と薄れていく。
「じゃあねジャッキー、殺さないだけ“母の愛”よ」
もう既に意識の途切れてしまっていたジャッキー、その言葉は届くはずもなく何もない空間に消え去った。
「行くわよノア、私の目的は達成されたわ」
「まだ私の用が済んでいないが、まぁ良しとしよう」
そう言って友間の顔から自身の足を退けたノア、そして自身のスキルを発動し電脳への扉を開こうとした時だった。
_____ガシッ!
疲労困憊である筈の友間にノアは片足を掴まれたのだった。少し間があき機嫌を損ねた様子の声を発した。
「邪魔だ....、貴様はもう寝ていろ」
ノアの蹴りが雷が落ちるよりも速く放たれ、スキルの解けた友間の腹に叩き込まれた。
「私の歩みを止めるなど、神を敵にまわすほどに甚だしい」
- Re: スキルワールド ( No.124 )
- 日時: 2019/07/13 21:11
- 名前: 綾音ニコラ@MRK (ID: 3pCve.u0)
上げます!
- Re: スキルワールド ( No.125 )
- 日時: 2019/07/20 17:22
- 名前: マシュ&マロ (ID: R9GAA8IU)
MRKさん、ありがとうございますね!
(最近、機械の調子が悪く小説を書いている途中で電源が切れたりなどよく起こるようになってきましたので、出来る範囲内で多く小説の投稿ができるように頑張ります!)
※ここからが本編となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノアの蹴りを腹部に受け、友間の意識は揺らぎ、最後に振り絞って伸ばした手は遠ざかっていくノアに届くことはなく力尽きたように床へと落下する。
「戦力はまだ充分に集まっていないが、ストラングに恨みのある囚人どもだ。少なからず役には立つだろう」
「・・・・・・あらノア、いいの? 折角こんな場所に来たのに探検は無しなのかしら?」
ノアの真横でそんな声がし、少し面倒臭そうに振り向いた目線の先にはビジネスパートナーである彼女が不満そうな目でこちらを見つめてきていた。
「我々の目的は囚人共の奪取だ。それに監獄をのうのうと散歩してなどいたら面倒な輩に出会すからな」
そう言って話を立ちきり電脳への扉を開こうとした瞬間、ノアの背後から彼女とは別の声が聞こえ、その声に弾かれたかのようにノアが深く屈むと頭上を誰かの蹴りが空を切って壁を粉砕する。
「その面倒な輩とは、わしも含まれていると考えてよいかな?」
「チッ!....マーヤ・エシファル、貴様のような老いぼれが出る幕ではないぞ!」
「ははは!、やはり若いというのは素晴らしいな。わしがもう少し若ければお前のような若造の首など簡単に蹴り崩せたというのにな」
「おかげで命拾いした....と言うべきか、まさか貴様が此処にいたとは風の噂程度には聞いていたが、まさか本当にいたとはな......」
「まぁ小僧、悪いことは言わない。脱獄させた囚人を返してもらおうか」
「それは無理という話だな。第一に、ピークを過ぎた今の貴様に負ける筈がなかろう」
ノアは床を強く踏み込み、一筋の弧を描くように強烈な蹴りを放った。マーヤはそれを寸前で受け止めると後ろに吹き飛ばされると共に額から汗が垂れ落ちる。
「ぐっ!、このヤンチャ者め」
「ヤンチャで悪いが、貴様の目の前にいるのは正真正銘の悪党なんでな」
二人の攻撃が幾度とわたり衝突し合い、それらが肌で感じられる程の衝撃波を生じさせていた。
「悪いが、貴様にこの世は似合わない。だから“あの世”での再開できる時まで死んでいてもらおうか」
「ハァ ハァ ハァ ハァ、この程度で殺られていてわストラングで顔が立たないのでね。待つのならお前に順番を譲ろうじゃないか」
ぶつかる一撃一撃が双方の拳を痺れさせ、徐々に二人の体力を奪って動きを鈍らせていく。
その様子に、決着は近そうであった。
_____メキッ!
双方の放った拳は交差するようにそれぞれの腹部を捉え、二人の体は互いに磁石が反発し合うように部屋の端々へと飛ばされ、ノアは悪態を吐きながら遠くに倒れているマーヤを睨みつける。
「くっ、わしも年だな....。おい小僧、まだ起きておるか? 確か友間と言ったな」
「な、んとか......」
「よし、意識があるのなら十分だ。これからお前に全てを託すから覚悟を決めておいてくれ」
「・・・・・・・?」
床に力尽きて倒れている友間、疲弊と疑問を含んだように眉を捻ってみせるとマーヤの反応を待った。
「わしのスキルは自分以外の者を強化、または弱体化させる代物でな。ノアを弱体化させようにも中々隙を見せんしな」
チラッと敵のいる方を伺ったマーヤ、そして友間に向き直った時には友間の返事を聞く暇もなしにマーヤはスキルを発動される。
「この者を強者へと変えろ!、スキル『炎獄の裁判』ッ!!」
その瞬間、ぼやけていた視界が冴えわたり友間の全身を大きな力が駆け巡ったかと思うと弾けるように友間は立ち上がった。
「『性質<炎>』ッ!!、そして“性質ノ解放”っ!!」
今までだと信じられない程の力が沸き上がり部屋の温度を上昇させていく、すると友間の背後でマーヤの忠告する声が聞こえてきた。
「その力は元気の前借りといった状態にしか過ぎん、借りてしまったのなら後々の返済がキツいぞ」
「人に断りもなくそうしたのはマーヤさんの方じゃないですか!」
「状況が状況なのだ、わしに代わって世界平和のために働いてくれ」
「分かりましたよ、今はそれだけに集中すること事にしときますよ」
そう言って溜め息をついた友間、だがその瞳にはノアの姿しか映っていない。
軽く準備運動を挟むと弾みをつけて床を蹴る、すると信じられない衝撃が床を伝わって部屋全体にほとばしり、友間は流星の如く勢いで正面に立ち構えているノアへと突っ込んでいった。
「生意気だぞ、小僧」
友間の放った拳を躊躇なく受け止めるノア。だがその瞬間、その場の空気が破裂したかのように震え、ノアの両腕が軋むような音を立てて弾き飛ばされる。
「ぐっ!、調子に乗るなよ!」
そうノアは言い放つと友間の胸部に踵を返し捻りを加えた回し蹴りを叩き込んだ。しかし今回は少し怯んだだけで友間自身は然程のダメージは受けずに済んだ。
「すみませんが、シセラは返してもらいますからね」
そうシセラを抱いている彼女を見て言う友間、ここで一旦ジャッキーの様子を確認するため視線を反らしたが、側にマーヤが付き添っているのが見えて視線を元に戻した。
「視線が気に入らないわね。ベーシンちゃん、殺って頂戴」
「はい、分かりまし・・・・・。」
「待て!。今のコイツに手を出すな、退却だ!」
「させるかッ!」
ノアは電脳の扉を開いて言う、次の瞬間に友間の追撃を受けるがドルスが割って入りそれを妨害する。
「悪いが、俺らは暇じゃねぇんでな」
ドルスから黒々としたオーラが噴き出したかと思うと友間の拳を受け止めて頬に反撃の一撃を喰らわせる。
だがその一撃は以前のものより威力が数段増しており自身の視界が揺れる中、友間の脳内は混乱していた。
「俺もお前と戦った後に成長したんだ。前みたいな運任せの勝敗なんかにさせてたまるかよ!」
もう一撃が間髪入れずに叩き込まれる、それに対して床に倒れそうになるも両脚で何とか踏ん張りお返しの頭突きを喰らわした。
「ぐおっ!?」
(ノア達が逃げる!、マズイっ!?)
友間の視線が電脳へと消え行こうとしているノア達の姿を捉えた、すると怯んだ隙を突いてドルスを押し退けるとノア達に向かって飛び出そうと床を強く踏みしめる。
だが飛び出そうとした瞬間、友間の背後に禍々しい何かが現れ、その場にいた全員が冷や汗を垂らした。
「シセラを....、返セッッ!!!」
そうジャッキーが叫んだ直後、禍々とした雰囲気の赤黒いオーラが部屋を飲み込むかのように噴き出し、その場を深い暗闇へと塗り替えてしまった。
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