二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】
日時: 2011/10/25 19:37
名前: アニホとミシン (ID: Qh0QXHw.)

夢小説好きの友人に「銀魂の夢小説書いて!」と頼まれて書いた作品です。
初めての夢小説なので可笑しいところも多々あると思いますが、よろしくお願いしたします!


〜目次〜


>>1 プロローグ
>>2->>9 第一話(1)『魔法の国からやって来た少女』
>>10->>20 第一話(2)『とある使い魔の奔走』
>>21->>23 第一話(3)『オーガVS万事屋銀ちゃん』
>>24->>31 第一話(4)『魔法使いもヒーローも遅れてやって来る』
>>32->>57 第二話(1)『武装警察真選組』
>>58->>62 第三話(1)『その男の名は』
>>63->>72 第三話(2)『花よりも団子よりも』
>>73->>82 第四話(1)『リーフレット・キルケゴール』
>>83->>93 第四話(2)『下着泥棒って懲役何年くらいなのかな』
>>96->>100 第五話(1)『和の祭に洋の姫』
>>101->>120 第五話(2)『かくして祭がやって来る』
>>121- 第五話(3)『眠れる姫君は夢を見る』

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Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.149 )
日時: 2011/11/07 14:00
名前: アニホとミシン ◆rWjtunSpWU (ID: Qh0QXHw.)



     *     *     *


「斑鳩桔梗。出身地不明、血液型不明、生年月日不明、目測年齢十三歳。魔女だとの噂あり、ねぇ——」

 ぶつぶつと呟きながら来島また子は資料のページをめくりつつ歩く。
 スイートルームばかりの最上階。
 ここの一番奥にある部屋で、気を失った斑鳩桔梗は眠っているらしい。
 やはりスイートルームなだけにベッドもキングサイズだったりするのだろうか。

「ああくそ、羨ましいッス!」

 がちゃりと目的の部屋の扉を開き、ふかふかの絨毯を土足のまま踏み荒らして進む。
 天上には豪華なシャンデリアまで用意してあった。

「なんでガキ一人ごときにここまで金かけてるんッスか……」

 愚痴をこぼしつつ、中央にある大きな天蓋つきのベッドに近寄る。
 しかし、そっと天蓋を除けてそこに眠る少女を見た瞬間、また子はその美しさに息を呑んだ。
 写真で顔は知っていたが、実際に目の当たりにすると、その美貌は神がかって見えた。

 カーテンが閉められた薄暗い部屋に、わずかに外の明かりが差し込み、その光で柔肌が青白く、まるで夜の月のようにぼうっと輝いて見える。
 髪は月光を紡いだような純銀で、それが白い肌とシーツにレースのようにかかっており、強いグラデーションを生み出している。
 写真で見た海よりも深い濃青は、今は閉じられていて見えないが、すっと伸びた鼻筋も、白に引かれた桃色も、なにもかもが綺麗だった。

「綺麗ッス……」

 いつもであればすぐ拳銃の手入れに移るだろうに、今回ばかりはまた子はほぅと見惚れた。
 この美しい少女が、斑鳩桔梗。
 きっとおとぎ話の魔女の呪いで眠るお姫様はこういう顔なのだろう。
 否、ベッドに身じろぎ一つせずに眠る姿は人というよりも、どちらかといえばいつか海外の宮殿で見掛けたアンティークドールが等身大になったようで、また子はそっと手を伸ばす。
 髪に触れれば、まるで最上質のシルクのようにつるりと滑って指の間からさらさらと落ちていき、肌に触れればしっとりと指に吸い付くようになめらかできめ細かい。
 しかし低体温なのか、触れた肌はひんやりと冷たく、触れてもなおピクリと瞼さえ震えない様子は生気が感じられず、本当に人形かと錯覚させた。
 表情もなく眠っているその姿は磁器というよりも薄いガラスでできた脆い人形のようで、自分が触れれば割れてしまうのではないかと怖くなり、また子は慌てて手を引いた。
 瞳を開いたらどうなるのだろう。
 写真の彼女は生き生きしていた……とは言わないが、困ったように顔をしかめる様子は、なんとか生き物に見えた。
 あの恐ろしく深い濃青が開かれれば、生き物になるのだろうか。
 また子は触れた手を握りしめながらじっと寝顔を見つめる。
 けれどいくら見つめても、眠りが深いのか、まったく瞼が開く兆候は見られない。
 触れた時でさえピクリとも反応しなかった様子から、まだとうぶん目覚めないだろうとまた子は溜息を吐いた。

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.150 )
日時: 2011/11/07 16:47
名前: なぎこ (ID: 8wbSPhF3)

アニホとミシン様>
こちらではなぎこですぎこぎこ!(「・ω・)「ギーコギーコ

>大変申し訳なく〜
だとすればちゃんと彼方で謝罪をするというのが筋ではありませんでしょうか…
それとこちらは本気で貴方の分を弁えない発言が嫌でこうしてコンタクトを取っている故にマゾヒストだの何だのとふざけられても困ります。
氷のような美少女?それって自分のキャラってことですか?とか思いますし。だってエスペランサさん見てると「氷のような美少女」ですもんね…と

こちらこそ失礼しました(´・ω・`)
沢山の読者やファンを抱える人間として、自分の発言がどんな影響力を持つのかを理解していただけると幸いです。


あっちなみにおらリーフレット君好きですだ!←

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.151 )
日時: 2011/11/07 17:26
名前: くろね子 (ID: kDmOxrMt)  

な、なんだか物騒な雰囲気ですけど・・・お二人ともお知り合いなんですか?

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.152 )
日時: 2011/11/08 16:29
名前: 月羽 ◆/tAwKh9e/w (ID: EcIJT88K)

>>147アニホとミシン様>
いやいや、不安しかありませn((
分かります、楽しいですよね!
初めて小説書いたのが恐らく小3、4ぐらいだったのですがその時に書いていたのがありきたりな恋愛小説でしたw

美玲ぐらいにしか分からない美味しさです←
黒髪美人いいですよね(・ω・´)
九ちゃんとか大好きです!

本当にわずかな希望しかないのですが、頑張ります←
頭も悪いくせして運動神経も悪い私はどうすればいいんですかね((

そうですよね、モデルさんだからですよね!←←
筋肉質な体に密かに憧れていたりしますw
以前腹筋が割れる為には何をすればいいか、みたいな事をやっている番組があったのですが絶対私には無理でした(・ω・`)

アニホとミシン様は頼りがいがありまs((ry
でも美玲は自分でどんどん相手を殴りにいきそうですw

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.153 )
日時: 2011/11/10 13:18
名前: くろね子 (ID: nF4l3yrg)  

上げておきますねー。

リーフレット君ってギャルファッションが似合うと思います←

小説も勉強も頑張って下さい!


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