二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】
日時: 2011/10/25 19:37
名前: アニホとミシン (ID: Qh0QXHw.)

夢小説好きの友人に「銀魂の夢小説書いて!」と頼まれて書いた作品です。
初めての夢小説なので可笑しいところも多々あると思いますが、よろしくお願いしたします!


〜目次〜


>>1 プロローグ
>>2->>9 第一話(1)『魔法の国からやって来た少女』
>>10->>20 第一話(2)『とある使い魔の奔走』
>>21->>23 第一話(3)『オーガVS万事屋銀ちゃん』
>>24->>31 第一話(4)『魔法使いもヒーローも遅れてやって来る』
>>32->>57 第二話(1)『武装警察真選組』
>>58->>62 第三話(1)『その男の名は』
>>63->>72 第三話(2)『花よりも団子よりも』
>>73->>82 第四話(1)『リーフレット・キルケゴール』
>>83->>93 第四話(2)『下着泥棒って懲役何年くらいなのかな』
>>96->>100 第五話(1)『和の祭に洋の姫』
>>101->>120 第五話(2)『かくして祭がやって来る』
>>121- 第五話(3)『眠れる姫君は夢を見る』

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34



Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.144 )
日時: 2011/11/06 22:21
名前: くろね子 (ID: cASJvb5A)  

「ほざいてた」なんて言葉使いは良くないですよ!
荒らしと間違われちゃいますから。

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.145 )
日時: 2011/11/06 22:30
名前: なぎこ (ID: uHvuoXS8)

くろね子様>
あわわ、これは失礼しました><;
ご忠告有り難う御座います;これからは気を付けます

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.146 )
日時: 2011/11/07 11:33
名前: くろね子 (ID: 5SQt.OF5)  

なぎこ様>
いえ、こちらも上から目線ですみません。
アニホとミシン様が好きなのでついつい口出しちゃいました><

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.147 )
日時: 2011/11/07 12:09
名前: アニホとミシン ◆rWjtunSpWU (ID: Qh0QXHw.)

>>140 月羽様

そんな悲しい状態にはなりませんよ月羽様なら大丈夫です!←
でも昔書いてたイラストとか小説って、改めて読み直すと楽しかったりしますよね(笑)

なんですかその甘いのか辛いのか分からない食物ww
黒髪美人は大好物ですハァハァ(( いつまでも待ってるよ三人ともー!←

はい!
次の第四回実力テストでもう私立の併願校は決めないといけないので、偏差値もう少し上げていこうと思います。
月羽様も頑張って下さいね!

仕方ないよ、だってモデルさんだもn((ry
私も部活を引退してからはちょっと白くなってきましたけど、それでも筋肉質な体型は相変わらずです←筋トレ止めてないせいだろ

私も美玲ちゃんに何かやらかした奴がいたら鉄パイプと共に駆けつけますのでご心配なく!←

>>141->>142 くろね子様

連投問題ありませぬ(キリッ

王位継承権は主張すればあるんでしょうが、ぶっちゃけエスペランサは皇女って柄でもないですしね(笑)
なりたいと思ってない子がなっても国の存続が危くなるだけですからww
よって残念だが姫姉様をエスペランサ皇女とは呼べないのだよ!←誰だお前

>>143 なぎこ様

はっ、もしやレッドでダークなあのお方ですか!?
間違っていたらすいません、正解だったらお久しぶりです!(*^ω^*)

諸々の発言で貴方様のご気分を害してしまったことは大変申し訳なく思っておりますが、前の掲示板の話題をこっちにまで持ってこられるとさすがの私も困惑してしまいますので、ご遠慮して下さると嬉しかったりします(´・ω・)
でもでも女性限定マゾヒストな私には棘のある言葉が嬉しかったりぐへへ^p^←

こほんっ、失礼しました。
貴方様の作品も貴方様も相変わらず尊敬していますので、もしここで書き始めたりしたら教えて下さい!
マッハ5のスピードで駆けつけますので((

コメントありがとうございました!!

Re: 【銀魂】魔法の国からやって来た【夢小説】 ( No.148 )
日時: 2011/11/07 13:32
名前: アニホとミシン ◆rWjtunSpWU (ID: Qh0QXHw.)


「エスペランサ、ユリウスとマリアンヌを見ませんでしたか!?」

 ドレスの両端をつまみ上げて駆け寄ってくるお母様。
 その顔の蒼白具合から見るに、どうやらユリウスとマリアンヌの姿が見えないらしい。
 少し離れた場所ではお父様が人の波に逆らって二人の名前を呼んでいる。
 知りません、と首を振ればお母様はなおさら焦ったような表情になった。

「お母様、エスペランサも探してきます!」

 お母様からの制止がかかる前に走り出す。
 フレアが足にまとわりつく走りにくいドレスも、当時から着慣れていた私にとっては極めて活動的な衣装だった。
 窓が割れたような音は断続的に響き続ける。
 それが実際に窓が割れている音ではないと気付いたのは、人通りの少ない廊下に出た瞬間だった。

「我が手に燦然と輝きたる孤高の太陽よ! その神々しき光の矢を以ってして我に仇名す者に制裁を!」

 皇族に仕える老齢の魔法使いが、長い白髪と杖を振り乱して呪文を唱える。
 その眼前にいる真っ黒なローブの集団——恐らくあれが魔術師なのだろう——は、放たれる光を俊敏な動きで避ける。

「——割れろ」

 爪先で大理石の床を叩き、低い声で魔術師が呟く。
 すると何の変哲もないはずの床には巨大な魔法陣が浮かび上がり、呪文を唱えていた魔法使いの身体が突如としてガラスのように割れた。
 パリンッ。と効果音をたてて、破片となった魔法使いの身体は床にパラパラと散らばり落ちていく。

「ひっ——……!」

 その光景に思わず小さな悲鳴を上げた。
 魔術師の視線がこちらを向く。
 それと同時に、私に視線を向けてきたものがもう二つあった。

「おねーさま……!」
「あねうえっ……?」

 今にも泣き出しそうな声のマリアンヌとユリウスだ。
 彼女らは部屋の隅で縛られていて、ピンクのドレスとブラックのタキシードには鎖が喰い込んでいた。
 その鎖に斑点のようにびっしりと魔法陣が書き込まれているのを見て、あれは魔力を封じる効果のある鎖だと分かった。
 魔術師が、一歩、こちらに近寄ってくる。

「わ——私の弟と妹に、何をなさるつもりですか」

 ドレスがしわになるほど握り締める。
 震える唇でそう話しかければ、魔術師の口元が三日月の形に歪んだ。

「このガキ二人でも大層な収穫だと思ったが、どうやら運は俺に向いているらしい。まさかあのベアトリーチェ故皇女の孫娘まで寄越してくれるとはな」

 魔術師は私の質問には答えず、愉快そうに笑う。

「な、にを言って……」
「まあ、まだ俺に捕まって良かったと思えよ。キルケゴールとかに捕まってたらもっと酷かっただろうぜ。俺はあそこら辺の有名所とはなんの関わりもないただの魔術師だ」

 さっきまで魔法使いだったガラスの破片を踏みしめて。
 魔術師は、怯える私の額に指先を押し付けた。

「ようこそ地獄へ。エスペランサ・アーノルド」

 ニィ、と男の口端が歪むのを見ながら——私の意識は遠のいていった。
 目覚めたときには地獄だと知らぬままに。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34



この掲示板は過去ログ化されています。