二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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レッドレイヴン  —からっぽの人形—
日時: 2012/05/11 17:40
名前: 黒猫 (ID: okEdKXH3)
参照: http://www,kuroneko.cc/novel

 小説、書きまーす。
 

  

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Re: レッドレイヴン ( No.13 )
日時: 2011/12/28 12:30
名前: 黒猫 (ID: lDBcW9py)

 しまったーーーー!アンディのことを「アンディー」って書いていた!レッドレイヴン好きの人、すみません!

Re: レッドレイヴン ( No.14 )
日時: 2011/12/28 12:47
名前: 睦月&霜月 (ID: WK165lPD)

睦月です。

えっと、ここで「絶園のテンペスト」というものを書いています。下手なんですけど、もしよかったら…。つい最近始めました。

Re: レッドレイヴン 夢 ( No.15 )
日時: 2012/01/06 14:29
名前: 黒猫 (ID: lDBcW9py)

 視覚共有を使うと使う対象とした人の目を痛めることがわかった。
 それでも、暇なものだから目を閉じて母に使った。とたん母に殴られた。私が目をつぶると、自分の目が痛くなることに気付いたのだ。
 あまりの痛さに泣いていると、
 『どうして…どうしてこんな子供が生まれたのよ!』
 母はそう怒鳴ると近くにあった私の本をつかんんだ。そして、バラバラに引き裂いた。
 『××、今度変な事したり泣いたりしたら大切なもの、壊すわよ!』
 母が部屋から出ていくのを見て、元は本だった紙くずに手を伸ばした。
 
 外に出たことのない私にとって、この部屋が私の世界だった。その1つがあっけなく壊された。
 その日から、私は泣かなくなった。否、泣けなかった。自分の大切なものを守るために泣くという動作を忘れたから。

Re: レッドレイヴン ( No.16 )
日時: 2011/12/28 13:17
名前: 黒猫 (ID: lDBcW9py)

 シャルルはアンディのフードから出ると肩に乗った。
 「安心しろ。ある程度の目星はついているからな」
 「目星?」
 アンディは首をかしげた。
 「ここ最近、スキャッグス狩りが行われた所で目撃情報があった。なんでも顔に仮面をつけていて髪は黒で、黒いコートを着ている少年らしいぞ」
 「ずいぶんと怪しい格好だな」
 ウォルターが眉をひそめた。
 「そうだ、そして夜にしか目撃されていない」
 シャルルは低く飛び始めた。
 「油断するなよ。相手はぎゃあああああ!」
 突然シャルルに黒い影が襲い掛かった。

Re: レッドレイヴン ( No.17 )
日時: 2011/12/28 13:46
名前: 黒猫 (ID: lDBcW9py)

 黒い影の正体は黒猫だった。猫はシャルルをくわえたまま、走り出す。
 「…ウォルター、シャルル助けるのは後に」
 「するなよ!」
 シャルルが怒鳴る。どうやら聞こえていたみたいだ。
 「面倒なカラスだ!」
 しかたなく2人は猫を追いかける。幸い、シャルルが叫びまくっているため見失うことはなかった。
 猫が角を曲がったので、アンディも曲がろうとした。しかし、ウォルターが止めた。
 「アンディ、誰かいるぞ」
 確かに誰かいる。黒いコートを着た少年のようだ。少年(?)の所に猫が駆け寄り、シャルルを渡した。
 「…何これ」
 ボーイソプラノのような声が淡々と響く。すると、子どもの甲高い声も聞こえてきた。
 「カラスだよ」
 「それはわかる。これをどうしろと?」
 「人語をしゃべっていたから気になって」
 「人語?」
 「うん。赤い髪をして棺桶を持った人と、金髪で片目隠している赤コートを着た人と会話してたよ」
 少年はこちらを向いた。不自然なまでに黒い髪、顔には灰色の仮面をつけている。
 「ノア、その人たちはおそらくレッドレイヴンだ」
 「ヘ〜、なら始まるんだ」
 ノアと呼ばれた猫は少年のコートによじ登り、肩にぶら下がる。
 「ばれているみたいだし、仕事でもするか」
 ウォルターが棺桶を背負いなおす。アンディも手に持っているケースを持ち直した。
 


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