社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ (ID: uOIKSYv5)

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

1.>>1    2.>>2    3.>>3    4.>>4
5.>>5    6.>>6    7.>>7    8.>>10
9.>>11   10.>>12     11.>>16    12.>>19
13.>>20   14.>>21     15.>>22   16.>>23
17.>>24  18.>>25    19.>>26   20.>>27
21.>>28   22.>>29   23.>>30   24.>>31 
25.>>34   26.>>35   27.>>36   28.>>37
29.>>38   30.>>39   31.>>40   32.>>41
33.>>42   34.>>43   35.>>44   36.>>47
37.>>48   38.>>51   39.>>52   40.>>53
41.>>54   42.>>55   43.>>56   44.>>57
45.>>58  46.>>61   47.>>62  48.>>63
49.>>64   50.>>65  51.>>66   52.>>67




2012.0219

Re: Re:愛してる ( No.103 )
日時: 2012/12/07 21:06
名前: おかゆ (ID: BzoWjzxG)



「なぁーんかさぁ」

いつものように資料室でのミニ会議。

「今日の、なんだったんだろうな」
「知らないよ、私に聞かないで」

伊藤はカバンの中から飴を取り出し、口に入れた。

「まぁ非常勤とかそんな感じの人だろ。今日一日だけって言ってたし・・もう俺らがかかわることなんてないと思う」

伊藤が安心したように笑った。

「市川にあんな噂流したやつも許せんけどあいつのせいでもっと市川が目立つのもきついものがあると思うぞ俺は」

それは私も同意見だった。


「てかビックリした。あんなキャラの濃そうな先生がこの学校にいたなんてさー。普通噂なり何なり聞くと思うのに」

「まぁたまたまなんじゃないの?」

「たまたまねぇ・・俺この学校の先生はほとんど知ってるつもりだったのになぁ」

「ほとんどでしょ?どっか漏れるところはある・・・・・・て・・・」

「ん?どうした市、川・・・・・・・・・」




二人がしゃべるのをやめる。


伊藤も私も多分、今同じ気持ちだろう。






なんで、こんな所に、あいつが。






そこには、今朝と同じ。

白衣をまとっていて。


「・・・・あ・・えと、」


黒縁メガネ。



「・・・なんでいるんすか・・・」

そして。











「お前ら。なーに話してんの?」






独特な、しゃべり方。






Re: Re:愛してる ( No.104 )
日時: 2012/12/15 09:58
名前: 美久里 (ID: MK64GlZa)  

どーも、おひさでーす。
美久里参上!ドヤァァ

めちゃ楽しんで読ませて頂きました〜(^ω^*)
白衣の先生何者(笑)
ヤバイですね、この先生…。
てか何か怖いです!(笑)

ところで、この先生の方言?て、どこのですか?

Re: Re:愛してる ( No.105 )
日時: 2012/12/29 12:10
名前: おかゆ (ID: yetRgKNB)


美久里様>>お久しぶりです!!先生は個人的にいたらいいなという私得すぎる容姿を盛り込んでみました(笑)
先生の方言は特に決まっておらず、これはアニメのキャラクターの口調を真似したものです。
アニメキャラの口調も毎回変わったりしますが・・
今まで出てきた中での口調はなんとなく関西弁に似てるけど関西弁じゃないしゃべり方ですかね・・もともと関西の人じゃないのでww
でも瑠璃たちはわからなかったから『独特なしゃべり方』と表してるわけです。

説明下手ですみませんorz

Re: Re:愛してる ( No.106 )
日時: 2012/12/29 12:41
名前: おかゆ (ID: yetRgKNB)



「なんだお前らなんか楽しそうな話してたなー」

でももう下校時間じゃないのか?なんて笑いかける先生は目が笑ってなかった。

「え・・あの、先生・・?」
「今の話・・」
「おん。ばっちり聞いてた」

そして一瞬呼吸が止まる。

「俺の話なんかしよってー俺も人気やな」

なんて冗談が言えるのは今は一人しかいない。

「先生部活はいいんですか?」

伊藤の声がかすかに震えていた。

なんでだろう、悪口を言っていたわけじゃないのにすごい——・・


「・・(威圧感が・・)」


「俺はいいんだよー。だって俺の担当漫研だし?めったに顔ださんでいーもん」

そう言って無邪気に笑った。

「何してるん?」
「先生には関係ないですよ」
「お。それまたなんで」
「非常勤だから」

われながら強気で言ったと思う。

「市川お前意外に生意気な口きくなー。それに伊藤と仲良しだなんてびっくりだわ。ぜんぜん接点なさそうなのにな」

「あぁ、俺ら友達なんで」
「・・・・・とにかくまぁ、出て行ってくれませんか?」

少し語気を強めた。

「またそうやってー寂しいじゃんかー」
「先生やることないなら早く帰ればいいじゃないですか」
「そーゆーわけにはいかないだよねぇ。お前らはなにやってんの?てか付き合ってんの?」
「んなわけないでしょう」
「あれか?いちゃいちゃしたいか?俺邪魔かー」
「言って良いことと悪いことがありますよ先生」

何なんだこの先生。


「俺ら今会議中なんで。これも立派な部活だということにしときませんか」

「帰宅部か。帰宅部ならどっちかの家でしろよ」

「えっと・・あ、俺ら『居残り隊』なんで!!」


これには吹き出してしまった。

「ちょっと伊藤何その居残り隊って!!」
「居場所が欲しいんす」
「・・・居場所?」
「まぁようは落ち着ける場所ってことですかね。で、たまたま行き着いた二人です俺らは」

伊藤は軽く笑いながら言った。


「居残り部ってことで・・・・・まぁ生徒会に部活申請出してないからこの部活は認められてないと思いますけど」

「・・ふーん」


そして先生は近くに山済みされていた漫画をちらりと見てから。








「じゃぁ俺が顧問になったろか」











こんなことを言い出した。

Re: Re:愛してる ( No.107 )
日時: 2012/12/30 23:10
名前: 美久里 ◆gZYpD2nS.I (ID: bwnA48pc)  

あ、そうなんですか(゜∀゜)
説明ありがとうございますっ。

先生の考えてることは分かりませんねー…
底が知れないと言うか。
悪い人なのか良い人なのか分からない、不思議なお方ですね(笑)


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。