社会問題小説・評論板

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Re:愛してる
日時: 2012/07/26 14:34
名前: おかゆ (ID: uOIKSYv5)

   『非常識だとしても皆が常識といえばそれは常識になるんだ』



こんにちわ。

名前を変えて他の所でもちょくちょくやってますが、社会系が一番書きやすいと思ってまた書いてみることにしました。
どうぞ生暖かい目で見守ってください。

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2012.0219

Re: Re:愛してる ( No.88 )
日時: 2012/09/28 21:32
名前: おかゆ (ID: 5O6eY17n)



美久里様>>コメントありがとうございます!!すごく嬉しくてしばらく放心状態でした(笑)

好きで書いていたのでこういう言葉を貰えるのはすごく嬉しいです本当に!!

これからも頑張っていきたいので応援よろしくお願いします!!

Re: Re:愛してる ( No.89 )
日時: 2012/09/28 21:55
名前: おかゆ (ID: 5O6eY17n)




あぁ、嫌だなぁ。



*    *    *    *


「ねぇ、市川じゃね?あれ」
「本当だ・・退学したって聞いてたけど違ったんだ」
「ばっか、停学だよ停学。えっと、なんちゃら麗華って子に暴力振るったりしたらしいよ?」
「えー?何それいじめ?」
「じゃないかな」


朝久しぶりに教室に入ってみるとすぐこれだ。


みんなの見る目が変わってなくて。

でもそんなのいちいち気にしてるなんて馬鹿らしいからさっさと自分の席に着こうと思う。



「おはよ、市川」
「・・あぁ、伊藤。おはよ」


唯一伊藤だけは私に挨拶をしてくれた。


机の中には大量のプリント類。
その中にほんのわずかだけど、悪口の書かれている紙なんかがあった。


「・・・よくやるなぁ」


『死ね』 『人殺し』 『学校辞めろ』


まさかこんな漫画やドラマに出てくるようなことが実際、しかも今私の目の前で起こってるなんて考えると少し笑えてきた。



きっと、麗華だろう。


麗華が、一人で・・もしかしたらほかの子たちにも何か言ってみんなでこの紙を中に入れたのかもしれない。


でもこれはまだ軽いほうだ。


想像してたよりもずっと、軽い。



「まじ早くいなくなってほしいわーっ」


教室のすみで女子のグループが大きな声で言った。

私に対してだろうな。その中に麗華もいた。
絶対心の中で笑っている。


そして覚悟しなくちゃいけないのはこの先もっといじめがエスカレートしていくってこと。
もうほかのクラスに広まってるからまず私とかかわりたい人間は物好き以外いないってこと。



私は、理紗が無事ならそれでいいのだけれど。




麗華には絶対負けたくないから。




今できることは何だろうと考えたら。









(毎日学校通ってやる)












ここからはもう、面倒くさいはなしだ。

Re: Re:愛してる ( No.90 )
日時: 2012/09/28 22:37
名前: おかゆ (ID: 5O6eY17n)



ちょっと番外編・・?
『名前で呼んでみよう』

*    *    *    *


「——・・と、言うわけだ」
「え?何が」


伊藤が満面の笑みで私に語りかける。

ことの始まりは数十分前にさかのぼるらしい。


————
————————
—————————————


「ねぇ由美、これありがとー!」
「あぁ!!はいはい、どうだった?」
「すごくよかった!!また今度かしてー」
「いいよー!飛鳥もあれかしてよー」


休み時間中に女子たちが話していた内容。内容的には何かの貸し借りの様子だったけど、俺が気になったのはそういうことじゃなく。


「・・・・・なぁ」
「ん?何、伊藤」



「お前ら女子ってさ、仲良くなると名前で呼び合ったりすんだよなやっぱ」



そして二人が黙って顔を見合わせて。あれ、俺今そんな変なこと言った?


「・・・・何それ。逆に苗字で呼び合うってのがあんまないよねー」

そう笑いながら言ってまた二人で笑いあう。


「・・・・あのさ、仮に、仲良くなりたい子がいたとして、まだお互い苗字呼びってのは・・その、やっぱ進展とかあんまないよな・・・?」

そしてまた二人が黙った。


「・・・伊藤、好きな人できたの?」
「ばっ・・違うから。友達になりたいんだけど、そいつ自分の殻に閉じこもっちゃうってゆーか・・まぁ一種の人見知りみたいなもんなんだけど・・俺、そいつと仲良くなるためにはどうすればいい?」


そういうと飛鳥が軽く笑った。



「なんか伊藤って誰とでも仲良く話せちゃうイメージがあったのに不思議。てか実際誰とでも気軽に話せてるのにねー?珍しい」

「・・・・、」


確かに、そういうのは結構自覚していた。
誰とでも気軽に話せる自信はあった。


「・・・・・・それが裏目に出たのかもな」
「え?」
「うん、まぁいいや、なんでもない・・で、どうすればいいと思う?」

「交換ノートとかは?」

「「え?」」

「ほら、仲良くなるには交換ノート使ってさ、普段あまり言えないようなこととか、素直に言えたりするんじゃないかな」


交換ノートか。なるほど。


「あ、でも伊藤男子だもんなー」
「どういう意味だそれ」
「いや、なんか男子って交換ノートとかしなさそう・・てかしないよね?」


確かにそうだ。それに・・


「・・・・・あいつ絶対面倒くさいとかいいそう・・」


「じゃぁここはちょっと攻めてみたら?」
「ん?」
「名前でお互い呼び合ってみるってこと。それだけでもかなり仲は縮まると思うよ?」
「・・・・・そうか」


こうして女子二名から的確なアドバイスを貰い、俺はいざ、その『仲良くなりたい友達』の所へ向うのだった。



Re: Re:愛してる ( No.91 )
日時: 2012/10/10 20:05
名前: 来依夢 (ID: BgBE1Y9A)



お———かー——ゆー——さ———ん



小説サイコー!!!!!!!!!!!!!!


今度私のも読んでください!!!

来依夢

Re: Re:愛してる ( No.92 )
日時: 2012/10/19 20:44
名前: おかゆ (ID: FbaZhPAX)




来依夢様>>またコメントありがとうございます!!
時間があれば遊びに行きたいと思います♪


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