ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

人食い病(ゾンビもの)
日時: 2016/09/13 14:25
名前: 斎藤メロン (ID: k7pNoPCO)

はじめまして、メロンです。
ゾンビもの投稿します。グロ描写などがあるので、苦手な方はご遠慮くださいね。
あ、ちなみに作品に登場する地域、団体名等はすべてフィクションであり、現実に存在しません!

——————プロローグ——————

北海道某所。大晦日の前々日私たちは実家で年を越そうとある町に向かっていた。

周りを山々に囲まれた町の名前は「布浸町」(ふしみちょう)。人口2万人、高齢者はその20%を占めている錆びれた町である。

夫の実家である布浸に行く旅路、彼女は不機嫌だった。
都会生まれの彼女にとって田舎へ向かうことは苦痛でしかなかったのだ。
そしてもうひとつ…。

彼女は何か嫌な予感をしていた。

彼女の名前は小田真由美(おだまゆみ)。本作の主人公である。

>>1


Re: 人食い病(ゾンビもの) ( No.31 )
日時: 2012/10/03 19:31
名前: 叶 夜時 (ID: hpvIgKEu)

はじめまして、叶 夜時といいます。
グロオモロ、とでもいうのでしょうか。
私は、こういうお話、大好物です。
むしろ、好きすぎて変人になりかけるほどに…。
時々、お邪魔させていただきます。

それから、もしよろしければ私の書く、チャンネルにも来てみてください。
しばらく進まないんですけど…。

Re: 人食い病(ゾンビもの) ( No.32 )
日時: 2012/10/04 00:02
名前: 斎藤メロン (ID: qUgMea5w)

叶さんありがとうございます。
自分結構叶さんの名前拝見してますよ(^^)v

グロオモロとは、一言でどんな意味か分かってしまうすごい言葉を(・_・;
でもありがとうございます!最高の褒め言葉です!

自分こそ亀なんですよね(^o^;)
サボりがちですが頑張っていくので見守って下さい!

叶さんの作品も見に行きますね!

Re: 人食い病(ゾンビもの) ( No.33 )
日時: 2012/10/08 11:27
名前: 叶 夜時 (ID: hpvIgKEu)

お久しぶりです、メロンさん。
私なんかの言葉を褒め言葉に取っていただけるなんて、うれしいかぎりです。
続き、待ってますね。

Re: 人食い病(ゾンビもの) ( No.34 )
日時: 2013/01/19 11:24
名前: 斎藤メロン (ID: /GGwJ7ib)

武志は目の前で家族を失ったと語った。

真由美は、振り返り武志を見る。
彼の眉がキュッっ顔の真ん中に寄り、口を紡いでいる彼に老人はスッと頭を撫でた。

「疑うのも無理ありませんが、武志の言った事は全て本当の話しです。武志の両親の話しも。…貴方の旦那さんの事も」

「そ、そんなっ…、…、」

真由美の声は震えていた。

「なぁ、あんた。」武志が真由美に問いかける。

「あんたは、どうしたいんだ?今外に出て、旦那を助ける為に子どもと一緒に心中するか?それとも助かる為に全力を尽くすか。」

「俺はどっちでも、構わないんだぜ。…だけど良く考えろ。子どもの事を…。もう一度なにが大切か。」


その言葉には重みがあった。
真由美はこんなにも年の下な子に説教をされ、苛立ちやら悲しみやら、感情が惜しみなく溢れてきた。
結局真由美は涙を流すだけだった。

きっと彼は私よりもずっと大人なんだろう。と真由美は思った。


それから、しばらく真由美は涙を流し一言も発しなかったが、その間に武志はどこかに消え、老人は目の前のテーブルにすっとハンカチを置いた。

ハンカチは泥臭く、なんだか薄汚いが真由美はそれを鼻水を拭った。









これが一時間前の話だ。

彼には何か考えがあるのか?

Re: 人食い病(ゾンビもの) ( No.35 )
日時: 2013/01/19 21:51
名前: 叶 夜時 ◆aU3vVmOEhs (ID: 7.F5HCJo)

お久しぶりです、メロンさん。
文章力、半端ないですね。
・・・いいなー私もこんなすごい小説書きたいですー。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。