二次創作小説(紙ほか)

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FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー!
日時: 2017/05/12 06:28
名前: 妖音ミユ(音願) (ID: MGNiK3vE)

うも!こんにちは〜(*`・ω・´*)ノ
妖音です!

3のスレがロックかけられてしまったらしく、書けないので、燐さんと相談し「4」をつくることにしました。

さて、このスレの説明でもしますか!
このスレは基本リレー小説を書いています。
まあ、たまにこのバカが番外編とか書きますがww

あ、感想よろしくおねがいします!ヨロ(`・ω・´)スク!
では、お願いします!!ヽ(*´∀`)ノ

あと、ここが設立するまで、アニメのほうでやっていたので、そちらの方も後で載せます。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.145 )
日時: 2016/10/29 23:48
名前: ほたる (ID: nLPrrFyW)

メグミside



メグミ(カノ)「メグミ!!俺に力を貸せ!!!!」


カノ(メグミ)「うん…ッッ!!」



いつもと違うカノさんの口調。それがどことなくひーくんに似てる気がして思わずワタシまで話し方が変わってしまう。
それについては心の中でひたすら謝っておく。



カノ(メグミ)「あぁっ!」

必死にカノさんに手を伸ばす。
…が…、
目に見えない壁というやつだろうか?
カノさんに伸ばした手は跳ね返されてしまう。


カンナ「アハハっ!無駄よ無駄。
お伽話のようには行かないわよ。」

カンナ「貴女にも同じものをかけてあげましょうか?
ねぇ、星音…え、まって…これなんて読むのよ…。」


今日ほど自分の名前の読みにくさに感謝した日はないだろう…。



カノ(メグミ)「カノさんッッ!!」


メグミ(カノ)「メグミッッ!!」



その瞬間、ワタシ達の手は重なった。

壁を通り抜けて。


それと共にワタシの視界は紅く染まる。
多分これはカノさんの能力によるものじゃない…。



カノ(メグミ)「あ。」


しかし視界の変化はすぐに戻る。
目の前には言霊から逃れたカノさんもいる。
何故逃れられたのかは不明だが、考え出すとキリがないので、ラッキーということにしておこう。


カンナ「え!?ちょ、なんで!?
障壁も消えてるし!?なんでなんで!?
魔法じゃ霊力には叶わないんじゃ…!」


この現象はほんとのほんとにイレギュラーなのだろう。
イレギュラー中のイレギュラー。
ここで起こってくれてありがとう。
もし起こらなかったらここで死んでいたのだから、感謝しか生まれない。


メグミ(カノ)「メグミはオレの後ろにいて。」

カノ(メグミ)「え!でもカノさん、魔法…。」

メグミ(カノ)「今なら出来る気がする。」


酷く曖昧で酷く信用し難いけどなんだかんだで一番信頼できるもの…それは勘。
彼同様、ワタシの勘も告げているのだ。大丈夫だと。


それに…


逃げ道もない狭い通路。
それを視界が変化した時の疲労感が未だ拭えない中、全速力で走り抜けるのは厳しいだろう。


かけてみようじゃないか。
ワタシ達は今までいくつもの賭けを無意識下、勝ってきたのだから。
今回だって勝てる。

根拠のない自信。
それでもなぜだがいける気がしてならないのだ。


カノ(メグミ)「…いっ…!」


ワタシの目が痛み出すと同時に辺りに風が生まれる。

カノさんの足元、魔法陣から生まれる風だ。


何かが対になっているのだろうか?
大きくなっていく風と比例して目は痛みを伴う。


カノ(メグミ)「いけぇぇぇぇ!!!」




Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.146 )
日時: 2016/11/17 22:37
名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)

カノside

カノ(メグミ)「いけぇぇぇぇ!!!」


徐々に大きくなりつつある風の中心部分で俺はメグミのそんな声を聞いた。

さてと、と乾ききった唇をぺろりと舐めて俺は深く息を吸い込んで少し驚く。
いくつかの部屋を回ってきたけど、ここの屋敷はもう何十年も使われていないせいかどの部屋も埃まみれだった。なのに空気は全然埃っぽくなくてむしろ美味しいぐらいだ。
日当たりが悪い森の奥深くという立地条件だからこその自然たっぷりの冷たい空気を体いっぱいに詰め込んで詰め込んで。めいいっぱい空気を吸い込んで、カチリという自分のリミッター音が聞こえたらぐっと息を止めて空気が零れないように口をきゅっと引き締めた。
冬の朝のような、鼻がつんとした感覚につられてゆっくりと目を開くと、目の前には焦っているクリーム色の彼女。

俺は少し長い前髪をかきあげて目の前の標的をじっくりと見据える。さぁ準備は整った。あとは頼んだぜ、相棒____


メグミ(カノ)「ッ………………」


あぁそうだった、と俺は開いた口を閉じて言いかけた言葉を飲み込んだ。
あいつは3年間俺を待っていた。でも俺はその約6倍近く、あいつを待っていた。
そりゃあ寂しいさ。俺の大事な相棒だから。早く会っていろんな話をしたい。向こうの世界のこと、FAIRYTAILの仲間達のこと。
それでも。それでも、今の俺には皆がいる。この強風にも関わらず、僅か数mの近さには彼女もいる。
今は彼らのために、彼女のために、恩を返す時間だ。
さぁ、今度こそ決めよう。大丈夫、あいつが今いなくても、俺の今には皆がいる。

俺は、独りじゃない。


メグミ(カノ)「音竜のぉーッ咆哮!!!!」

カンナ『え、なんで、なんで!!ああああああぁぁぁ!!!!』


いくら広い屋敷だといえども、ここはある家の廊下。こんな強風に耐えれるはずもなく、いくつかの部屋の扉や壁が剥がれていった。
そして、その桜色の風の中でカンナが笑っているように見えたのは俺だけだろうか。
激しい風が通り過ぎた後にはカンナはおらず、剥がれた扉などが積もっている残骸と俺とメグミだけが残っていた。
きちんと成仏してくれていればいいのだが。まぁ、さっき見た笑顔が幻覚でなければ成仏はしていそうだ。


メグミ(カノ)「いやぁー、派手にやったなぁ!」

カノ(メグミ)「…あ、はい!」

メグミ(カノ)「あれ、メグミどうした?」


ぱっと振り返って勝利のVサインをすると、メグミは少し顔を顰めて目を何度か擦っていた。ゴミでも入ったのか?


カノ(メグミ)「いえ、なんでもないです!…ただ、ちょっと目が痛いなーって」

メグミ(カノ)「ふーん……ちょっと見せて」

カノ(メグミ)「はい!…え?」


俺はずんずんと距離を縮め、自分より少し背の高いメグミの顔__正確には俺の顔だけど__をのぞき込んだ。


カノ(メグミ)「ふぇ、か、カノさん!?」

メグミ(カノ)「んー、なにー?いやぁ、でもゴミでもまつ毛でもなさそうだけど?」

カノ(メグミ)「あ、あのっ、その、えっと……あ!」


ん?と呟いて俺は背伸びするのをやめた。意外と俺って背高いのな。
メグミは何か思い出したようにカノさんって、と切り出した。


カノ(メグミ)「カノさんって、実はそっちが素だったりします?」

メグミ(カノ)「そっち?え、俺別に猫かぶって、ねー…けど……」


やってしまった。盛大にやらかしてしまった。
なんか女の子1人守れないのか、なんて思ったら頭にきちゃって“俺”に戻ってたのすっかり忘れてた…。


メグミ(カノ)「い、いやぁ、素っていうか…どっちも僕っていうか……」


しどろもどろになりながらも話すが何となく意味は伝わっていないようで。
僕は覚悟を決めて、バレないようにギリギリのラインを見極めて話をすることにした。


メグミ(カノ)「…今のはなんていうか、昔の僕っていうのかな…。うん、今のは昔の僕だ」

カノ(メグミ)「昔の、カノさんですか?」

メグミ(カノ)「そう。よくあるじゃん、性格変わったねーとか、キャラ変わったねーとか。そんな感じ。ただ、僕すらもいつ変わったのかわかんないんだよねー」


うん、嘘は吐いていない。昔の僕は今よりももっとこう、やんちゃだったと言いますか。でも転生後は僕だったし、こっちに戻ってきて記憶が戻るつい最近までずっとそれで生きていたし。
メグちゃんはどこかよくわかってないような不服そうな顔をしていたけど、そうですか!と納得してくれた。


メグミ(カノ)「まぁ、どっちも本当の僕(俺)だってこと!」

カノ(メグミ)「ですね!」






.

.





拝啓、鹿野修哉様

届いていますか、この声は。

メーデー。メーデー、メーデー。

メーデー、修哉。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.147 )
日時: 2016/11/19 22:46
名前: ほたる (ID: nLPrrFyW)

メグミside


カノさんのキャラ変は、
ワタシとグミみたいなものなのか…
と、勝手に自己解釈をしてみる。
自分と同じような性質の人を見つけられて、少し嬉しかったりする。


『ちぇ〜時間終了かぁ…皆さん外に集まってくださぁーい。』


残念そうな少女の声と共に告げられる鬼ごっこの終わり。

その声を聞きすぐ様外に駆けつけると、どうやらワタシ達が最後だったようで既にみんな集まっていた。


ナツ(リオ)「よかった、アンタらが1番危なっかしいから…。」


ルーシィ(エルザ)「あぁ。全員無事で何よりだ。」



そんな何気ない2人の言葉や行動…その他諸々が"まだ終わっていない"ことを示していた。
そう…ワタシ達にかけられた呪いはまだ…ッッ










『お見事だった、ギルドの皆さん。』

パチパチパチ、そんな拍手の音ともに現れたのは幽体化しているのか、若干体の透けている1人の綺麗な女の人であった。


『私の名はティー。』


『ごめんなさいね、私の妹達がご迷惑をかけて…。
あの子達は少しやんちゃすぎるだけなの許してあげて?』

どうやらこの美人な方は先程勝負を持ちかけてきた少女達のお姉さんのようだ。
確かによーくみるとどことなく似ている気もしなくない。


『今、呪いを解くわね。』


ティーさんはそう言うとパチンッと指を鳴らす。
それと共に光り出す屋敷と己の体たち。
それらは眩い光を放って、ワタシ達の意識を…

『もしも光の中で嫌なものが見えたらごめんなさい…。術を解く副作用なの…。』


ティーさんの申し訳なさそうな声を最後にワタシの意識は途切れた。
指ぱっちんなんかで呪いって溶けるものなんだ…。
















___メグミ!


暖かい夢を見た。

もといた世界の夢を…。

そこにはリオさんがいて…アイリアさんがいて…カノさんがいて…。
皆で赤い屋根の洋風で綺麗なお家に住んでいる夢。
隣にはひーくんが住んでて毎日一緒に学校にいって…。
学校にいけば親友の羽久ちゃんがいて…未来先輩がいて…。

そんなありもしないような幸せな日々…。





でもそんな幸せな日々は続かないの…。



突然、月が真っ赤に染まって人間が化け物になって…

学校の友達も、近所のおばさんも…皆皆殺されていっちゃうの…。


『あああア゛ア゛ァッッ!!!』


痛い、痛い…目の奥が痛いんだ…。


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。



『それが人間のエゴの塊、エゴが溢れ出た結果だ。』


『それが"穢れ"の末路だ。』


叫び、悲鳴、助けを求める悲痛な声たちが頭の中に響く…。
耳を塞いでも、目を瞑って縮こまっても聞こえてくる。







メグミ「いやぁぁぁぁ!!!!!」




















Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.148 )
日時: 2016/11/23 21:48
名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)

カノside

アイラちゃんの姉であるティーと名乗った彼女が指をぱちんと鳴らすと、僕の頭はぐらりと回って意識を手放した。


謎の浮遊感、そして走馬灯のような記憶の連鎖に目の奥がチカチカと輝く。


この屋敷に入った僕ら。
ガネシュダと戦った僕ら。
突然のリオちゃんの失踪。

僕らがこの世界に来た日。

僕ら4人が初めて会った日。
メカクシ団に新しい仲間が入った日。
大して面白くもない学校に通い続けた日々。
父さんと母さんの元に産まれた日。

最後に見た泣きそうな樹の顔。
2人でギルドマスターになった日。

そして、ゼレフ書の悪魔を初めて見た日。


「母さん!!」
「やめろって!!やめろよおおお!!!!」
「やめてくれ……樹だけはッ…!!」


僕はあの時の感覚を一生忘れることはないだろう。

怖くて動けなくなった小さな“俺”の胸に、爪が長く伸びた手をそっと押し当てて、そのまま俺の体内に手をグッと差し込んだ。突然の感覚に俺は為す術もなく、ただ叫んだ。
痛いとはまた違う、目の前には花火がぱちぱちと弾けるような、俺にとって初めての刺激だった。今思えば、そこには少しの快感があったのかもしれない。
体がビクビクと震え、口の端からはみっともなく涎が零れ落ち、脳が溶けてしまいそうなほどに熱かった。
必死に耐えている俺になんか目もくれず、悪魔はただぐちゃぐちゃと俺の体の中を掻き回して、俺はその度に情けない声を上げて膝を折り曲げた。

目当てのものが見つかった悪魔は俺の体の中から手をズルリと引き出し、支えのなくなった俺の体は地面に倒れ込んだ。
全く力の入らない俺は樹に支えられながら、悪魔の手に握られているドクドクと脈打つある臓器を見た。それが俺の心臓だということはすぐに気がついたし、何よりも悲しかった。

そして悪魔はこう言った。これはゲームだと。
俺はこの先どんな目に合おうと、あの心臓が握り潰されるまで死なない。例え首と体が離れていようがどんな毒薬を飲み干そうが、俺は死なない体になった。
でもそれは心臓が形を保っている体での話であって、どんなに元気に生きようとも心臓が握り潰されれば俺は死ぬのだ。それは1秒先かもしれないし、明日かもしれないし、もっと先かもしれない。

俺はぼーっとしたまま悪魔の手に握られた、紅く美しい自分の心臓にみとれていたのだった。


.

.


カノ「……ん…んぅー……」


ぼやける目で辺りを見回すと、大きいシャンデリアがひとつ。あーあー、と自分の声を聞く限り体は元に戻っていそうだ。
まだ眠っていたいという体に喝を入れてのそりと起き上がると、もう皆ほとんど起きているらしくカノおっせーぞ!と大きな声で僕を呼んだ。


リオ「おはようカノ、気分はどうだ?」

カノ「……あ、おはようリオちゃん。んーまだちょっと眠いかなぁ」


そういうとリオちゃんはきょとんとして、そっちのことではないんだけどと笑った。
そんな彼女の顔に少し翳りが見えたのは気のせいだろうか。……やっぱり少ししんどそうだ。


カノ「リオちゃんどうしたの、しんどい?」

リオ「あ、いやそういうわけじゃなくて…。カノも見ただろ?昔の自分」


昔の自分、その言葉がいやにはっきりと聞こえるものだから、もしかしたら重症なのかもしれないなと少し苦笑した。


カノ「うん見たよー。まぁ、気分のいいもんじゃなかったけどね」


んーと腕を伸ばしながらそう言うと、そうだなと少し寂しそうに彼女は呟いた。
どうしたものか。僕は一応ケジメはつけてるし、あまり過去を見てどうこうするという性格でもない。まぁたまに堕ちるときもあるけど。
彼女に気の利いた言葉のひとつやふたつかけてあげようと思った矢先、メグちゃんの声が大きな広間に響き渡った。


メグミ「いやぁぁぁぁ!!!!!」

カノ「え、なにデジャヴ!?」


不幸中の幸いというのか、皆は外に出払っていて、大広間には僕とリオちゃんしかいない状況のことであった。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.149 )
日時: 2016/11/25 21:53
名前: ほたる (ID: nLPrrFyW)

メグミside



『さあ早く目を覚まさして、"平行世界のお姫様"?』




意識が戻る直前に聞こえたその言葉。
その真意はわからない…。
わかってはいけないことのようにも感じる。



リオ「メグミ?」



『メグミ?』



二つの声か重なって聞こえる。
一つは信頼する仲間の声。
一つは大好きだった"ママ"の声…。
もう死んでしまったママの声…。


メグミ「ママ…。」


【ねぇママ…ねりぃね、怖い夢見たの。
皆皆死んじゃう夢。】



みんな燃えて死んじゃった。命の価値さえ分からなくなるほど死んで…死んで…死んで…!
人か瓦礫かもわからないほど何もかもが混ざりあっている。何が正義、何が悪かさえもわからなくなって人は皆神をこう。神なんてものこの杯を前にしてしまったら無意味で無価値なものなのに…。人はそれでも祈りをこうんだ。それしか方法を知らないから…自ら打破しようなんて希望の欠片もない。穢だらけ…穢だらけ…。



Noside



メグミ「ママ…パパ…。」

何か…助けをこうような悲しげな声。
弱虫で泣き虫な彼女だけど助けをこうような…そんな声を聞かせるのは初めてだろう。
幼い頃に両親が他界し、親戚もいなかった彼女に本当の意味で甘えられる人などいなかったのだから…。

メグミはカタカタと震える方を抱き、ただただ…「助けて」と呟き続けていた。
その顔は不健康な程に真っ白に染まり、息は浅く乱れていた。


リオ「メグミ?」


心配したリオがメグミの元へ近寄る…がメグミはリオが一歩近寄る事に逃げるように後ろ足で一歩下がる。
その為、一向に距離は縮まらない。



メグミ「あ…ああアアアアアア!」


突然の叫び声に驚く2人。
メグミは痛みからか、目を抑えこんでいる。











『真っ赤なお月様が見える夜に…みぃーんな…死んじゃったの…。バイバイしちゃったの…。』


そう言った"少女"の瞳は深い深い紅を宿していた。
甘酸っぱいクランベリーのような…。



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