二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー!
- 日時: 2017/05/12 06:28
- 名前: 妖音ミユ(音願) (ID: MGNiK3vE)
うも!こんにちは〜(*`・ω・´*)ノ
妖音です!
3のスレがロックかけられてしまったらしく、書けないので、燐さんと相談し「4」をつくることにしました。
さて、このスレの説明でもしますか!
このスレは基本リレー小説を書いています。
まあ、たまにこのバカが番外編とか書きますがww
あ、感想よろしくおねがいします!ヨロ(`・ω・´)スク!
では、お願いします!!ヽ(*´∀`)ノ
あと、ここが設立するまで、アニメのほうでやっていたので、そちらの方も後で載せます。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.110 )
- 日時: 2016/07/29 14:45
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
カノside
エルザ「騎士!!(ザ・ナイト)循環の剣」
リオ「【七に霆、八の氷炎、今此処に具現の意を示せ!!】フリーズテンペスト!!」
リオちゃんが創り出した氷のような冷たい嵐に、エルザちゃんの真っ白い天使のような剣が突き刺さる。
リオちゃんとエルザちゃんの本質的な部分が似ているなと思ったのは、かなり前だったような気がする。それこそ、初めて2人が顔を合わせた時から。他人を思いやり、自分をもしっかりと守ることのできる芯の強い人。でも、人並みに、いや、それ以上に弱い人。この2人が似ていると思っているのは僕だけじゃないはずだ。
その2人のコラボというのだから、何というか…そうだなぁ、綺麗だった。そりゃあもう、見惚れちゃうぐらいには。
僕とメグちゃんは後ろの方で横に並び、どこか客観的に2人の攻撃を見ていた。いや、魅せられていた、という方が正しいかな。
これが、僕らの最大限の実力だっただろう。
2人の攻撃が終わって辺りを見回すと、地面という地面は見当たらず、デコボコと凹凸ばかりのひび割れた地面があった。
あぁ、やりすぎたかな?いや、でも世界を救ったのだからよしとしようじゃないか。
ピクリとも動かなくなったガネシュダを見ながら、エルザちゃんが小さく息を吐いた。
エルザ「…やったか…?」
安堵の溜息をつこうとした瞬間、突然、何の前触れもなくガネシュダの体が消え始めた。
僕は一瞬は、と固まり、呆然とガネシュダの最期を見届けていた。
まさか消えるなんて思ってもみなかったし、もう半分程消えかかっているその謎を解き明かす気もなかった。
ナツ「…?なんだ!?」
周りの状況をいち早く察したナツが驚いたような、少し高めの声で叫んだ。
僕はその言葉の意味を見ることもなく、ただ、強く白い光に包まれた。目を開けることもままならない程の強い光に僕は為す術もなく、ただ光に目が慣れるまでじっと待った。
『お主まさか…』
誰か、僕ら以外の声が聞こえた気がしたが、その姿をこの目に捉えることはできなかった。ただ、誰宛てへのメッセージかは断片的な言葉で何となくわかった。
目、伝承の生き残り、そして朔月。
一見僕宛のメッセージのようにも聞こえるが、生憎思い当たる節がない。
目の色が変わるのは僕とメグちゃんとアイリアちゃん。そして伝承の生き残りとして当てはまるのは僕とメグちゃん。そして最後に、朔月という言葉、そしてその言葉の意味を僕は知らない。
つまり、あれはメグちゃんに関すること。
と、ここまで考えたところで強い光がなくなっていることに気づいた僕は、思い切って目をぱちんと開ける。
少しぼやけている目を擦りながら辺りをキョロキョロと見回した。全員無事だとわかり、少し安心する。
そして肝心のガネシュダは、跡形もなく消え去っていた。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.111 )
- 日時: 2016/07/29 21:00
- 名前: ほたる (ID: RWarW6Jx)
メグミside
終わったんだ…すべて…。
まだ謎は残ったままだけど…。
ジャンポーレさんはいつの間にかいなくなっていた。
…多分逃げたんだろう…。
何も聞けないまま終わっちゃったなぁ…。
ジャンポーレさんなら先程の声や意味を知っているのではないかという淡い期待は消え去った。
グミなら知ってるだろうか…?
いや…グミは今眠っているのだから起こしてはいけない。
今まで頑張ってくれた分…弱いワタシの代わりに頑張ってくれた分…しっかり休んでもらわないと!
弱いワタシの自己防衛心が生んだ人格…。
そんな彼女にだって心がないわけではないのだから…。
とりあえず目的ははたしたので、
ワタシ達は一先ずギルドに帰ることにした。
ナツ「なあなあメグミ!音って上手いのか!?」
メグミ「へっ!?…えと…ワ…タシは…"食べる"という感覚よ…り…ッ!…吸収…?…という感じで…え…と…。」
ナツさんの問いに相変わらず言葉を紡ぐ事が精一杯…。
うぅ…。
日常会話もまともにできないとか今までよく生きていけたな…。
○o。..:*・・*:..。o○○o。..:*・・*:..。o○○o。..:*・・*:..。o○
時は流れナツさんが大嫌いな列車の時間だ。
実はワタシも昔から乗り物酔いが多少あったりする。
流石にナツさんほどではないが…。
ナツ「おぇぇ…。」
リオ「相変わらずひどいね…。」
リオさんもアイリアさんも苦笑い、カノさんに至ってはお腹を抱えて笑っている。
アイリア「あ、そろそろ着きますよ。」
アイリアさんのその一言にナツさんが救われたような表情を見せる。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.112 )
- 日時: 2016/08/01 00:31
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
カノside
ナツ「おぇぇ…」
リオ「相変わらずひどいね…」
カノ「あははははっ!!やっばいほんっとツボだよ〜!ww」
ガタガタとせわしなく揺れる列車に揺られて早30分、僕ら以外の人が乗っていないこの車両はとても騒がしい。
ドラゴンスレイヤーというものは何故か乗り物に弱いらしく、ナツは顔面蒼白もいいところで僕の浅いツボを容赦なく攻撃してきた。
いやだって、吐きそうなのを我慢したぱんぱんの頬袋に真っ青を通り越して白い顔、そしてそれにらに不釣り合いな鮮やかな桜色の髪。……何か面白くない?…何かよくわからないけど、とにかく面白くない?
リオ「…人の不幸は蜜の味とは良く言ったもんだねー」
アイリア「もう、リオさん!カノさんも!」
笑いの止まらない僕に、これ以上はかわいそう…とアイリアちゃんのstopがかかる。そして相変わらずの何とも言えないリオちゃんの視線が突き刺さる。あれ、僕何かしたっけ?
いやぁそれにしても、面白いねw
ルーシィ「えー、何このカオス…」
メグミ「…本当、どうしたらいいんでしょう…」
カノ「まぁ、気にしたら負けでしょw」
アイリア「あ、そろそろ着きますよ」
アイリアちゃんの一言にナツの目がキラキラと輝いた。もう少しこのままでもよかったんだけどなぁ。
カノ「ねぇねぇ、僕らって今どこに向かってるの?」
エルザ「あぁ、言っていなかったか?」
僕と同意見の人が多く、知っているのはエルザちゃんとグレイとアイリアちゃんだけだった。
アイリアちゃん曰く、昨日話していたらしいのだが、皆別のことに夢中になっていたらしい。
僕は昨日ギルドにいなかったしねー。
アイリア「この辺りで有名な、幽霊館に行くんですよ。なんでも、幽霊を払って欲しいとか」
ルーシィ「それ私達の専門じゃなくない!?」
リオ「祓魔師にでも依頼しろ!」
…僕、幽霊とか信じてない派なんだけどなー。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.113 )
- 日時: 2016/08/01 08:04
- 名前: ほたる (ID: ai5/g0Y4)
メグミside
幽霊館とか…お化けは専門外だよぉぉ…!
実は小さい頃…み、み、…見ちゃったことあって…それ以来本当に苦手なんだよね…。
暗いところも未だに苦手だし…拷問だとしか思えません…。
幽霊館への道はいかにもって感じの森。
不気味なカラスの声とか…
あああ!!もうガタガタ震えが止まらない。
リオ「あ…橋だ。」
アイリア「今にも落ちそうですね…。」
橋の先には大きな…この森の中でも一際不気味さを放つ屋敷があった。
辺を見ると、この橋以外に道はないようだった。
ハッピー達につれていってもらうこともできるが、万が一を考えると…。
カノ「それじゃあ行こうか。」
リオ「そうだね。」
どうやら踏み出す度胸がないのはワタシだけみたいで、カノさんやリオさんに続きどんどん橋を渡っていく。
ルーシィ「皆よく渡れるわねぇ…。」
メグミ「うぅ…。」
気づくと周りにはルーシィさんしかいなく、他の皆はもう既に渡り終えていた。
メグミ「…ひっ…。」
一歩足を入れると、それだけでギシッと嫌な音がする…。
も、もしかして太った…?
確かに最近ちょっとぷにってしてきた気もする…。
ルーシィ「…やっと半分…。」
まだ半分しか進んでないことに気づく。
待たせちゃってるし、急がないと…!
3分の1程渡り終えた方だろうか…?
カラッという音と共に橋が落ちてきていた。
ルーシィ「嘘でしょぉ!?」
怖さも忘れ、顔を真っ青にして走り出す。
メグミ「ひぃやぁ!」
情けない声を上げるとともに橋を渡り終える。
本当にギリギリだったようで後ろを振り返ると綺麗に何も無い。
それを見てへにゃっと腰が抜けてしまう。
帰ったら…絶対ダイエットします…
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.114 )
- 日時: 2016/08/02 22:33
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
カノside
『『『あ゛ああああああぁぁぁぁッッ!!!?』』』
薄暗くどことなく不気味な雰囲気を醸し出している廊下をドタドタと駆け抜ける僕らの顔は、良くて顔面蒼白、所々の者は死人、という状況。
ナツの炎とルーシィの精霊であるレオの光だけを頼りにどんどんと奥へと突き進む。
メグミ「いやあぁぁぁぁ!!グミ変わってぇぇぇッ!!!」
グレイ「うぉっ!?メグミひっつくな!!」
カノ「ちょっ、本物出るとか聞いてないぃ!!」
阿鼻叫喚、地獄絵図などの言葉がお似合いの取り乱しっぷり。でも走る足は止めないままで。
あれだよ、グレイなんかメグちゃん腰に巻きながら走ってるよ?まぁメグちゃんが手離してないだけだけど。
リオ「…あれだよね、周りの人が自分よりテンパってたら逆に冷静になる法則」
エルザ「…だな。」
アイリアちゃんのそろそろ止まりませんか?という声に、皆は加速を緩めてぱたぱたと走るのを止めた。
驚きと全速力により乱れた呼吸を落ち着かせていると、ナツとメグちゃんが何かに気づいたように声を震わせた。
ナツ「な、なぁエルザ…」
エルザ「?なんだ?」
僕とは正反対に、呼吸の乱れを感じないエルザちゃんにナツは声をかけた。いつもより高めの声で。
メグミ「あ、あの…ルーシィさんとアイリアさんは…?」
カノ「え?アイリアちゃんならここ、…に…」
何言ってんの?と僕の後ろを見ると、先程までいたはずのアイリアちゃんはいなかった。
……あれ?僕らアイリアちゃんの声で走るの止めたよね…?え、ちょっと待ってよ……え、誰の、声?
僕は全身から血がサァっと引いていくのがわかり、冷や汗が滲んだ。
カノ「えぇ、嘘ぉ…」
メグミ「うぅっ、もう帰りたいぃー!!(泣)」
なぜこんなことになったのか。
それはこの町についた約20分前まで遡る。
.
.
目的の地に着いた僕らは、依頼主の村に向かった。
話の内容的には、町の奥、森の近くにある大きな洋館の幽霊を退治して欲しい、というものだった。
何でも、200〜300年前からある館らしく、昔からその森では神隠しが多かったとか。噂では、子供は神隠しに合ったのではなく、誘拐されて館の地下に監禁され、そのまま死んでいっていたらしい。
そしてその子供の霊が館に憑いてるのか、あの洋館では今でも度々ポルターガイスト現象が起こっているらしい。
そしてそのポルターガイスト現象が最近酷くなり、少し離れたこの村でもそういった現象がおこるようになったらしい。それをみかねた村人達が祓魔師に依頼しようとしたのだが、依頼者が多く早くても2ヶ月後にしかこの場に来れないらしく、ならばとFAIRY TAILに依頼した、というわけだった。
村人は何度も館を壊そうとしたが、その度に事故やら流行病が流行したりして、結果あの館に近づく者はいなくなったそうだ。
最悪の場合館を壊してもいいが、歴史ある建物なのでできれば原型は留めて欲しい、とのことだった。
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