二次創作小説(紙ほか)

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FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー!
日時: 2017/05/12 06:28
名前: 妖音ミユ(音願) (ID: MGNiK3vE)

うも!こんにちは〜(*`・ω・´*)ノ
妖音です!

3のスレがロックかけられてしまったらしく、書けないので、燐さんと相談し「4」をつくることにしました。

さて、このスレの説明でもしますか!
このスレは基本リレー小説を書いています。
まあ、たまにこのバカが番外編とか書きますがww

あ、感想よろしくおねがいします!ヨロ(`・ω・´)スク!
では、お願いします!!ヽ(*´∀`)ノ

あと、ここが設立するまで、アニメのほうでやっていたので、そちらの方も後で載せます。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.105 )
日時: 2016/07/22 21:50
名前: ほたる (ID: RWarW6Jx)

メグミside



ジャンポーレ「…ぼ、僕は…何も知らない!!」

本当に怯えきったようにそう告げる…
…でもそれはどこか不自然で…どこか違和感もあった。


リオ/カノ「嘘でしょ?/だね」


これはきっと皆が気づいていることだろう…。


ジャンポーレ「…くっ…そうだよ…知っていたよ…。
やつは…、
あいつを…ガネシュダを倒した後、"稀に"封印が解かれる…。
ぜレフ書の悪魔と同等…いやそれ以上かもしれない力をもつ…。」



『『!!?』』




"ほぼ"全員が驚いた顔を見せる。
ただこれは"ほぼ"であり、全員ではない。
ワタシは驚きすぎて気づいていなかったが、カノさんがそれに値する。

驚くどころかにやにやと笑っている。



メグミ「…倒す方法とかって…な、ないん…ですか…?」


僅かな可能性をかけ、ワタシは問う。


ジャンポーレ「…これと言う方法は…"ない"ね…。
昔やつの封印を解いてしまったものは…その命を使い封じたそうだ…。」


僅かな希望すら…たたれてしまった…。
ワタシ達はいったいどうすれば…。


ジャンポーレ「…ただ…」



『ただ…?』



ジャンポーレ「…君達それぞれの…全力の攻撃をすれば…もしかしたら…!」



少し…ほんの少しだけど…

暗闇に光が照らされたきがした…。



リオ「よし、それじゃあメンバーを選ぶよ。」

ナツ「全員でやんないのか?」

リオ「全員でやったら確かに威力は高いと思うけど、魔法にも相性とかあるしね、一つの魔法が他の魔法に消されちゃう恐れがあるから。
それじゃあ結局プラマイゼロでしょう?」



リオ「火力としてナツは必要不可欠。
足りない分はメグミ、よろしく。
後はカノ、アイリア、ふたりはどんな魔法とも相性がいい。どんな魔法にも"合わせられる"って言った方がいいかな?
後は私、エルザで補う。」




Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.106 )
日時: 2016/07/24 11:17
名前: 燐 (ID: vpptpcF/)

カノside

ジャンポーレ君の言動からして、何も知らない、ということがすぐに嘘だということは見抜けた。それは僕だけに限らず、皆気づいていただろう。
ただ、それを確信を持って嘘だと言ったのは、僕とリオちゃんだけだった。何というか…リオちゃんってほんと、末恐ろしいよねー。もっとも敵に回したくない人物No.1だよ。
僕みたいに日頃からいけしゃあしゃあと嘘を吐いていると、他人の嘘に敏感になり、大抵の嘘は見抜ける。リオちゃんは至極真っ当に人生を歩んでいる筈なのに、本当に何処でそんな技磨くのさ。


ジャンポーレ「…くっ…そうだよ…知っていたよ…。
やつは…、あいつを…ガネシュダを倒した後、"稀に"封印が解かれる…。
ぜレフ書の悪魔と同等…いやそれ以上かもしれない力をもつ…。」

『『!!?』』


“ゼレフ書の悪魔”、その言葉に皆は驚く。僕はというと、あぁやっぱりなという感じだった。
何となくは気がついていたのだ。あんなに包み隠さず殺気を振りまいている馬鹿な怪物野郎はだいたいそんな奴だ。ゼレフ書の悪魔然り、理不尽な事を宣う竜然り。本当に碌な奴がいないよ。


メグミ「…倒す方法とかって…な、ないん…ですか…?」


ジャンポーレ君は少し濁した言い方だったが、結論としては倒す確率はあるらしい。皆はその一筋の光に縋るようにしてリオちゃんを中心に作戦を立てる。

<__もう、いっそのことこのまま死にたいな__>

ふとそんな考えが頭をよぎる。あぁまたかと僕は顰めっ面になり、そして苦笑する。最近はあまりなかったので、不運なことに対処方法忘れてしまった。この感情だけはどうにも上手くコントロールできないから、いつも悩まされるのだ。

<__殺せるものなら、僕を殺して__>



リオ「よし、それじゃあメンバーを選ぶよ。」


リオちゃんの指示により、前線にはナツとメグちゃん、その後に僕とアイリアちゃん。そしてリオちゃんとエルザちゃんがサポートに回ることになった。
……というのは憶測で、本当はリオちゃんの話なんて全く耳に入っていない。ノイズなどで聞こえにくいわけではない。ただ単に、どこかぼーっとして、自分が自分じゃなくなる感覚に溺れていた。

<__あぁ死にたい。…いや、死にたくはないかなぁ。痛いのも嫌だなぁ。でも、お願いだから誰か僕を殺して__>

我慢して、我慢して。
頭の中に響く、他でもない自分の声。時々こんなふうに出てくる、死にたがりの自分。
“彼”という人格ができてからどのくらい経っただろうか。僕の指示通りに動いてくれないから、僕は彼があまり好きではないのだ。だからといって切り離すこともできない残酷さが僕は嫌いだった。

<__不老不死ならばどれだけよかっただろう。やりたいことも全てできる。それに比べ僕は、いつ死ぬかもいつ死ねるかもわからない。ならいっそ、幸せな今、僕を殺してよ__>



カノ「はぁ…煩いよ、引っ込め」

アイリア「!?…カノさん、顔真っ青ですよ!?」


隣にいたアイリアちゃんが全く喋らなかった僕がいきなり煩い、などと喋ったのでびっくりしたのだろう。悪いことをした。
そしてアイリアちゃんは、僕の顔が真っ青と言っていたなと思い出す。おっと、これは思ったより精神的にキテるようだ。あまり喋りすぎるとボロが出るのが目に見えてわかる。


カノ「え、いやぁ、勝てるかなーとか…思っちゃったり…?」

アイリア「えー、らしくないですね?…体調、悪くないですか?」


皆にバレないようにコソッと耳元で喋るアイリアちゃんに感謝しつつ、キョトンとした顔をする。


カノ「え、何が?」

アイリア「いや、何もないなら…いいんですけど…」


アイリアちゃんは難しそうな顔をして暫く唸ると、よしっ、と言って気持ちを整理させていた。
そうだ、とりあえず今はこいつをどう潰すか考えよう。楽しいことを、考えよう。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.107 )
日時: 2016/07/24 14:19
名前: ほたる (ID: joMfcOas)

メグミside



『片目の蝶』



ワタシはまだ、未完成なその力の名を呟く。
いつも通り…といってもほとんど使ったことは無いのだけど…左目しか開くことは出来ない。

右目に少し力を入れてみる。
だが、視界が少しぼやけるだけで一向に右目が開く気配はない。

目に神経が集中しているせいか、周りの音はかなり遮断されてしまう。
しかし、ワタシはそれを"音の使い手"という点で補うことが出来ている。

だからなんとなく…なんとなくだけどカノさんがおかしい事にも気づいていた…。
うまく言えないけど…なんていうか…『グミに取り憑かれていた時のワタシみたい』。

でもまずは…この状況をなんとかしないと…!


ナツ「燃えてきたァァッ!!」


ナツさんは既に準備を終えているようだ。
ワタシはペンダントを握るとすぅ…っと深呼吸をする。


メグミ「いきます!!」


ナツさんとアイコンタクトをとると、同時に敵に向かい走り出す。




『火竜の咆哮ッッ!!』




『桜音竜の咆哮ーッッ!!』



攻撃を放つとともにワタシ達は後ろに下がる。

カノさんやアイリアさん、そしてリオさんエルザさんとバトンタッチをするためだ。


ワタシはただ…成功することだけを祈り、考えていた。


Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.108 )
日時: 2016/07/26 12:45
名前: 燐 (ID: yOB.1d3z)

カノside

ナツ「燃えてきたァァッ!!」


さっきより幾分かマシになった気分を向上させるかのように、悪人のような顔つきでナツがにやりと笑う。


カノ「そうそう、アイリアちゃん、お願いしてもいい?」

アイリア「…はぁ、照準合わせですか?」

カノ「おぉ、わかってるじゃん!それじゃあ話が早いね」


仕方ないなぁと溜息をつきながらも、頼られて嬉しいのか、こころなしか頬が少し赤くなっている。おぉ、デレたと感心しながら要件を思いつく限り言ってみる。


カノ「そうだなぁ…ひとつめは“増殖”、ふたつめは“零距離射撃”でいこうかなー」

アイリア「はいはい、わかりましたー」


ブツブツと文句を言っているが、まぁやってくれるだろう。
ごめんってー!と手を合わせてウィンクをしながら謝ると、今までに見たことのないぐらいの冷めきった表情では?と牽制された。解せぬ。

そしてナツとメグちゃんの方の様子を伺うと、準備を終えたようで、メグちゃんはペンダントをぎゅっと握りしめていた。メグちゃんとナツがアイコンタクトをとり、皆に聞こえるようにと大きな声で、行きます!!と叫んだ。
掛け声を合図に2人が軽快な足取りでガネシュダに近づいている最中に、僕は目を欺いてコノハ君になる。横目に見ていたアイリアちゃんは意図を察し、“底上げ”しときますか、と聞いてきたので短くお願い、と返しておいた。

…リオちゃんも敵に回したくないが、アイリアちゃんも同等に敵に回したくない内の1人だ。判断力と観察力に長けていて、まさに土台としての役割をこれでもかという程果たしている。厄介な魔法だねぇホントに。


ナツ「火竜の咆哮ッッ!!」
メグミ「桜竜の咆哮ーッッ!!」


業火の如く燃え盛る紅蓮の炎と、それに負けず劣らず全てを包み込むような淡い薄いピンクの風が混ざり合い、ガネシュダに見事命中する。
2人はその衝撃波を逆手に取り、僕らとバトンタッチをする為に後方へと下がった。
2人でどちらかというと体重の重いナツが先に地面に着地するのと同時に、コノハ君の目を醒ます能力を使い大きいガネシュダよりも更に5、6m上__アイリアちゃんの底上げおかげでもあるのだが__の上空まで跳躍する。
すぐに能力を解くと、自身の体にかかる重力を身を以て感じ、黒いパーカーのフードが頭に被さる。


カノ「主演劇場、『王様の剣』よりアイテム(武器)【エクスカリバー】」

アイリア「プレイスデータ…【増殖】」


アイリアちゃんの目を青が鮮やかに彩ると、僕の目の前で宙に浮いていた剣がみるみるうちに数を増やしていった。それにはリオちゃんも予想していなかったらしく、感嘆の声を上げた。
…実を言うと、僕もここまでとは思っていなかった。増やせてせいぜい10本〜20本が妥当だろう、アイリアちゃんはそんな予想を綺麗に裏切ってくれたのだ。僕の予想を遥かに上回り、恐らく50本はあるだろう聖騎士の剣、エクスカリバー。もうここまでくると伝説の剣感が全くないよね。
そんな余計な雑念を払い、目をスッと細める。


カノ「せーのッ!」


振り上げた手を真っ直ぐ下に下ろすと、目の位置にあった剣が一斉にガネシュダへと降り注ぐ。
多大な量の剣がガネシュダの体に突き刺さる前に、次の手を打つべくもう一度分厚い本を開く。


カノ「からのぉー!主演劇場、『青髭』よりヴィランズ【青髭】。主演、鹿野修哉」


詠唱が終わると同時にパーカーのポケットに手を突っ込み、到底パーカーのポケットから出るはずもない大きなライフル銃をふたつ取り出す。アイリアちゃんの口から零れる、え…!?、という言葉を僕の耳は拾っていた。
そう、どんなポケットでもライフル銃等という大型の散弾銃が出てくるはずがない。ましてや某アニメキャラクターのポケットでもない限り。世間一般には有り得ないのだが、青髭であれば出来てしまうのだ。とまぁ、この話はまた今度にしよう、今は時間がない。


アイリア「…プレイスデータ…【照準】」


僕の右目に青い電脳世界が広がり、すぐさまライフル銃の照準が合わさる。

<銃口固定、…2、1、零点到達、撃!!>

アイリアちゃんの声に合わせて引金を引くと、銃弾が放たれた振動で腕がブルルッと震えた。1発目の銃弾が放たれていくのを見つめながら引金を引き続け、一瞬の隙も与えるものかと間髪入れずに銃弾を叩き込む。

<5、4、3、2、1…終了>

タンっと地面に足が着くと両手のライフル銃の銃弾が全て撃ち終わった。


カノ「…いやぁ、鼓膜破れそう(笑)」


そして足がじーんと痺れて涙目になってます。高い位置からの着地は駄目だね、うん。日頃の運動不足が目にしみるよ。

Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.109 )
日時: 2016/07/26 20:09
名前: ほたる (ID: RWarW6Jx)

メグミside





『主演劇場、『王様の剣』よりアイテム(武器)【エクスカリバー】』


『プレイスデータ…【増殖】』





『からのぉー!主演劇場、『青髭』よりヴィランズ【青髭】。主演、鹿野修哉』



『…プレイスデータ…【照準】』



カノさんとアイリアさんの攻撃が放たれる。
カノさんは高い位置から着地した為痛そうに足を抑えている。

カノさんたちの攻撃が終わったら今度はリオさんとエルザさんだ。




エルザ「騎士!!(ザ・ナイト)
循環のサークルソード。」




リオ「 【七に霆、八の氷炎、今此処に具現の意を示せ!!】
    フリーズテンペスト!!」



リオさんの冷たく、青い炎を巻き上げた嵐にエルザさんの無数の剣が突き刺さる。

まっすぐ、研ぎ覚まされた強さ…でもどこか美しく、綺麗だ。



これがワタシ達の最大と言える魔法だろう。

魔法の威力でワタシ達の周りの地面はぼこぼこしている。



エルザ「…やったか…?」



エルザさんがそう呟くと同時にガネシュダは足元から徐々に薄れていった。
なんだか蒸発している…みたいだ。


ナツ「なんだ!?」


体の半分くらいが消えていったとき突如、ガネシュダの体が強く光出した。

あまりの光の強さに皆目を瞑る程だ。




『お主まさか…』




何が起こっているのか…薄目で光を確認しようとしたら、何処からか声が聞こえてきた。




メグミ「え…?」




『…その目…あの伝承の生き残り…朔月さかつきのものか…?』



朔月…そんなもの聞いたこともない。
それに…ワタシの目って何…?
今のワタシの目は普通の目で、カノさんみたく赤くなるわけでもない…。

『メグの目は時々クランベリーのように真紅になるんだよ。』

お姉ちゃんの言葉を思い出す
まさか…!!?
いや…でもそんなはずはない…。



リオ「…グミ……メグミ!………メグミ!?」


メグミ「…ひゃい!?」


リオさんの声でワタシは一気に現実に戻された。

気づけばガネシュダはもう跡形もなく消えていて、皆1箇所に集まっていた。

一応確認してみたが、リオさんの瞳に映るワタシの瞳はちゃんといつも通りの色をしていた。
一体先程の声は何だったのだろう…。
もしかしたら人違いだったのかも…ワタシはそう考えることでさっきの事を忘れることにした。

とにかく今は勝てたのだ。
それならそれでいいじゃないか…。


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