二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー!
- 日時: 2017/05/12 06:28
- 名前: 妖音ミユ(音願) (ID: MGNiK3vE)
うも!こんにちは〜(*`・ω・´*)ノ
妖音です!
3のスレがロックかけられてしまったらしく、書けないので、燐さんと相談し「4」をつくることにしました。
さて、このスレの説明でもしますか!
このスレは基本リレー小説を書いています。
まあ、たまにこのバカが番外編とか書きますがww
あ、感想よろしくおねがいします!ヨロ(`・ω・´)スク!
では、お願いします!!ヽ(*´∀`)ノ
あと、ここが設立するまで、アニメのほうでやっていたので、そちらの方も後で載せます。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.140 )
- 日時: 2016/10/02 08:54
- 名前: シオリ (ID: xxFx3C/2)
ラインは、やってない。
メアドはうん、送れるか怪しいけど恐らく変わったと思う。
ライン登録して来ます。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.141 )
- 日時: 2016/10/24 19:28
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
カノside
メグミ(カノ)「そっか」
僕はあえて素っ気ない形で返事を返した。
幼なじみがどんな人だったのか、メグちゃんとどんな関係だったのか。聞きたい事は山ほどあるけどそれはまた今度、じっくり聞くとしよう。今はただ休息が最優先だ。
メグミ(カノ)「…げ、まだ20分しか経ってないじゃん…」
カノ(メグミ)「え、あ本当ですね」
アイラ達から出された条件の元、僕ら自身の命を賭けた恐怖の鬼ごっこが始まってから約20分。タイムリミットまで残り40分弱、これからどうするか…。
メグミ(カノ)「てかさ、僕らかなり見つけられてない?何、僕こんな悪運強かったっけ?」
カノ(メグミ)「……いえ、カノさん多分それワタシのせいですぅー…うぅっ」
自分で言って悲しくなったのか、メグちゃんはまたメソメソと泣き出してしまう。
先程よりはマシになった涙の量だけど、それでもどこからそんな水分出てくんの?もう出し切ったくない?って思うほどさっきから泣いている。
メグミ(カノ)「ほらもうすぐ泣かない!」
カノ(メグミ)「う゛うぅぅ、だ、だっでぇ、こわッ、怖かっだあ゛ぁぁぁ!!!!」
そうだね、怖かったね、なんてしゃがみ込んで言いながら、またポンポンと一定のリズムで頭を撫でる。ぐずぐずと鼻水を啜っている姿を見て、思わず笑ってしまったのは許してほしい。
グミ《あぁもうベタベタしすぎ!!ちょっと離れて!》
体の内側から聞こえてきた声に、僕は少し苦笑いをする。また出てきたの、どんだけメグちゃんのこと好きなんだよw
メグミ(カノ)「ちょっと部屋見てくるから、メグちゃんはここにいてね」
カノ(メグミ)「…はい゛……」
僕ははいはいとグミちゃんに答えて、きちんと話をするために少しこの場を離れた。メグちゃんが少し悲しそうな顔をしていたけど仕方ない。グミちゃんと話したいこともあるしね。
メグミ(カノ)「(それで、何か用ですか?)」
グミ《あぁもう腹立つっ!!……そうだ、カノだっけ?あんた早く魔法使えるようになってよ》
メグミ(カノ)「(え、むりむり!!普通人の魔法使うとか無理な話なんだから!メグちゃんがちょっと特殊なだけで僕ら一般人は使えないから!)」
なんと無茶振りな。
そうだよ、そもそも何でメグちゃんは僕の体で魔法が使えたんだろう。しかも僕の魔法じゃなくて、メグちゃん自身の魔法を。
無い知恵を振り絞ってもわからないものはわからないままで。うん、もうこれはメグちゃんが凄いからってことにしておこう。
メグミ(カノ)「(…まぁ、善処はするけどさ…)」
グミ《善処じゃなくて使えるようになれって!あんたが魔法を使えなかったら…!!……使えなかったら、メグミの体が壊れちゃうよ…》
グミside
メグミ(カノ)「(メグちゃんがちょっと特殊なだけで僕ら一般人は使えないから!)」
何が一般人だよ、なんて思うけどそれは言わないでおいた。
カノが一般人じゃないことは何となくわかる。ボクと同じ匂いがするから。あ、別に匂いって意味じゃなくて雰囲気って意味だから!
別にもう何でもいいんだけどさ、メグミのことは守ってもらわないといけない。ボクは当然無理だし、今のメグミじゃとてもじゃないけど自分の身は守れない。だからこいつしかいないんだよ。
グミ《あんたが魔法を使えなかったら…!!……使えなかったら、メグミの体が壊れちゃうよ…》
お願いだからあの子を、メグミをこれ以上壊さないで…。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.142 )
- 日時: 2016/10/24 19:30
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
了解です!
また登録できたら言ってください!!
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.143 )
- 日時: 2016/10/24 21:26
- 名前: ほたる (ID: nLPrrFyW)
グミside
グミ『あーもう!とりあえず1つ約束。
メグミにあまり魔法を使わせすぎないこと!』
『いいね!?』そう、強く言うと共に彼との回線を断つ。
…神様どうか…彼女までをもまた鉄格子の中に戻さないで…。
これ以上状況を悪くしないで…?
そんな願望も叶えられたらいいのに…。
なんてね___。
メグミside
『お化けがもし透けてここを通ってきたらどうしよう。』
そんな…最悪なシュチュエーションが容易に思いつくあたり、ここにも長居はできないだろう。
精一杯、冷静な考えで頭をうめようとしても、ワタシの中の恐怖はうまることを知らないようだ。
涙も次から次へと溢れます。
涙の数だけ、強くなれる。
その言葉がもし本当ならワタシは果たしてどれだけ強いのだろう。
もうマッチョレベルだろう。人類最強になれる自信がある。
涙で強くなれるなら早く強くしてよ…。
メグミ(カノ)「メグちゃんただいま〜。」
カノ(メグミ)「おかえりなさいです…。」
そういったワタシの声は(正確にはカノさんの声)かなり疲れきった声をしているだろう。
正直、今にも寝れそうなくらい眠い。
恐怖と全力のダッシュでかなりの疲れが溜まったようだ…。
…というか、そもそも今は何時なのだろう?…現実的な時間で…。
近くにあった明らかに年期の入った柱時計を見ると、鬼ごっこの始まった時間から30分とちょっとたったくらいの時間が示されていた。
どうしよ…何か嫌な予感するよ…
あの幽霊さんたちの性格上、何かする気がするよ…。
『はーいはーい!聞こえてますか〜!?』
やっぱり…。
テレパシーだろうか?頭に響く可愛らしい声。
それは紛れもなくあの幽霊さんのものだ。
『今からお部屋の中に隠れるの禁止しまーす!
五分後までにでないと〜部屋にある全てのトラップが作動し、皆様の命を狙いまーす!
じゃ、がんばってくださ〜い!』
はぁ…さようなら…ワタシ達の安地…。
- Re: 【見てくださ】FAIRYTAILの小説書きましょう♪ふぉー! ( No.144 )
- 日時: 2016/10/29 22:43
- 名前: 燐 (ID: PZX6sAnA)
カノside
メグミ(カノ)「あららー、こっちの情報筒抜けって感じかな?」
カノ(メグミ)「…ですね……」
何、監視カメラでもついてんの?僕こういうプライバシーも糞もないの嫌いなんだけどなぁ。
とか言ってる暇もないんだった。
メグミ(カノ)「メグちゃんとりあえず出よっか」
カノ(メグミ)「そうですね!ここにいたら逆に死んじゃいそうですし」
だね、と軽く笑ってドアノブに手を掛けると、ふとメグちゃんが少し引き攣った笑みを浮かべながらぼそりと呟いた。
カノ(メグミ)「…もしかしたらもう扉の前にゆ、幽霊がいるかも…!!」
メグミ(カノ)「……メグちゃん、そういうの死亡フラグって言うんだよ」
そう言ってあげると、彼女ははっ!!と口を抑えてカタカタとバイブレーションを始めた。
いやまぁね?普通漫画とかならそういう展開がベタだけど一応ここは現実。そう簡単に幽霊なんかいてたまるか。
……でもさぁ、そんなこと言われたら嫌でも意識しちゃうじゃん!?
メグミ(カノ)「…あ、あけるよ」
そう言ってごくりと唾を飲む音を聞いてからきっかり10秒。ようやく扉を開く決心がつき、くるならどこからでもこい!!とヤケになって、目を瞑りながら勢いよく扉を開ける。
メグミ(カノ)「……ん?…あれ」
バタンッと大きな音を出したにも関わらず、扉を開けた先の廊下には誰もいなかった。いやいなくてよかったけどさ。
ほら、だからああいうのは漫画とか限定のお約束であって、決して僕らのいる現実のお約束ではないのだ。
恐る恐る廊下へと足を踏み出せば、もう先程の恐怖はどこへやら。急に安心感が溢れ出し、小さく溜息を吐いた。
カノ(メグミ)「はぁー、よかったですね」
メグミ(カノ)「絶対出ると思って覚悟してたのにねw」
『ですよねー、でると思いますよねー』
メグミ(カノ)「でも出なくてよかっ、た…え?」
『どうしたんですか、鹿野修哉さん?』
高いソプラノの、語尾が少し上がったような声に背筋がぞぞっとした不快感を覚え、勢いよく後ろを振り返った____のだが。
メグミ(カノ)「ッなんで…!?」
カノ(メグミ)「カノさん!!」
僕より少し離れたところにいるメグちゃんは何ともないのだけど、僕はと言うと体が動かなくなっていた。
金縛りなんてもんじゃない。見えない糸が体中に巻き付いて一切動かず、それでいて無理に動こうとすれば首が飛んでしまうような、そんな感覚。
『それね、言霊って言うんですよ?呼んだ相手の自由を奪う簡単な霊力』
声の高い幽霊は僕の前まで回り込み、顔をぐいっとこちらに近づける。
クリーム色のセミロングの髪でおん眉がかわいらしい、これもまた10歳くらいの女の子。大きい目をぱちぱちと瞬かせてにっこりと微笑むその姿は、恐ろしいほどに美しく僕の脳内を刺激した。
カンナ『私の名前はカンナ。私ね、ここもう飽きちゃったの』
メグミ(カノ)「…はぁ……飽きたって、何が飽きたの?」
今の僕じゃこの技から逃れることができないと悟り、僕は相手を刺激しないようにゆっくりとしたペースで話を進めた。
カンナ『そのままよ。ここの生活が飽きたの。ここは陽の光もまともに当たらないし、お母様も迎えにこない。もう疲れたの』
メグミ(カノ)「……そっか、辛かったんだね…。それで君は…カンナちゃんは、お母さんのところに帰るの?」
ゆっくりと言葉を選んで、なるべく慎重に緊張感を纏いながら話す。
カンナ『帰らないわ。だってお母様、もうとっくに死んでいるもの。…それは私もなんですけどね』
そう言って寂しそうに静かに笑ったカンナちゃんは、すぐにまた違う笑みを浮かべてだから、と続けた。
カンナ『私は貴方とそこにいる彼女を連れてここを出ていくことにしたの!ここはもう嫌、でも私1人じゃ寂しいの。着いてきてくれるでしょう?』
カノ(メグミ)「ひえっ……う゛ぅぅ」
なんてサイコパスな答えなんだ。こういうやばい霊はさっさと成仏してほしいものだ。
彼女の細く白い指が僕の顔に触れると、思わず肩が跳ねて目を見開いた。冷たい。凄く、冷たいのだ。
それと同時にもの凄い倦怠感が体中を襲い、眩暈によく似た感覚に陥る。目の前が一瞬ブラックアウトして意識が飛びそうだったが何とか持ちこたえた。
やばい、早くこの手を退けないと僕は多分死ぬ。彼女もそれをわかっているのだろう。
僕の生気を抜きながら、死にたくなければ一緒にこいという脅迫じみた行動。答えはyesしか受け付けないという、何とも理不尽極まりない状況。
カノ(メグミ)「カノさん!!」
《メグミの体が壊れちゃうよ…!!》
そう叫んだメグちゃんによく似た人物を思い出す。
そうだ、こんなとこで足踏みなんかしていられない。彼女を守らないと。これは、彼女の体なのだから。
叫べ。心の底から思いを叫べ。
メグミ(カノ)「ッ誰がyes何か言うか!!こんなとこで死んでられねぇんだよ俺は!!!」
願え。神でも仏でも何でもいい。願え、願え、願え!!!!
メグミ(カノ)「メグミ!!俺に力を貸せ!!!!」
さすれば願い叶わん____
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