複雑・ファジー小説
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- 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜
- 日時： 2013/04/11 16:07
- 名前： 結縁 ◆hj52W3ifAU （ID: .M49B5Sc）
- 参照： http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7239
此方の小説は自由参加型のスレです。
参加希望の方が居ましたら、URLから行ったスレにて登録お願いします。
※注意※
・URLにて参加用紙に登録したか
・作者同士の喧嘩はＮＧ
・抜ける場合には自キャラの扱いと一言を必ず言うこと
・荒らしはお断り
・感想は大歓迎
※書き順は誰からでもOKです
それでは上記がOKだった皆様、聖ロブン学園での日常をお楽しみ下さい。
姫城・結視点
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一之瀬 茜視点
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紀崎 舞架目線
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丘野 栄二目線
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月宮紀視点
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烏丸千冬視点
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行橋夕映視点
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*参加者一覧*
結縁
碧
朔良
ゆにゃ
涙
ミケ猫
みなみ
戻木
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.315 )
- 日時： 2013/05/08 11:00
- 名前： 戻木 （ID: Zx/QFw1y）
烏丸千冬視点
廊下が長いことが幸いして、同室の人がエレベーターに乗ったところで何とか追いついた。
「あ、待って。乗り」
私に気付いてくれた同室の人がこちらを見る。そのまま小走りにエレベーターに乗り込もうとしたけど・・・エレベーターの溝の部分に躓き転んだ。
「ましゅ！」
そして・・・そのままエレベーターが閉まり、静かに降下を始めた。
「・・・・・・」
エレベーターに沈黙が流れた。
『うわ・・・なんで何もないところで転ぶんだろう・・・。この気まずさ、どうしよう』
絶対変な人だと思ってるよね・・・
※※※
ミケ猫さん
どうしようもない娘ですがどうぞよろしくお願いします
最近皆さんお忙しいですかね・・・
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.316 )
- 日時： 2013/05/08 21:40
- 名前： 結縁 （ID: w1PAg8ZW）
水無月・神流視点
技術室につくと適当な席に座る。持ってきた鞄から筆記用具を取り出して授業が始まるのを待ってると、行橋さんが授業内容について聞いてきた。
まあ、気になるのも仕方ないと思う。授業内容から察しがつくと思うけど、技術は選択科目の中でもかなり過激な方だ。
「そうね…普段の授業から外で実際に行うことが多い。キスは……まぁ、実際にすることはないけど、筆記テストなんかで課題として出されたりする」
そこまで答えると技術室に他の生徒も入ってくる。授業が始まるまでには、後、何分かある。
* * *
戻木さん
そうですねー。
学年は関係なく同じ内容の授業ですが、部屋は人数が多かったりすると、二部屋に別れたりもします。
後は、先生の気まぐれと、テストの時は、毎回色々と内容が違いますね。
皆様へ
何日間か来られずすみません。
これからは、また、来られると思うので宜しくお願いします。
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.317 )
- 日時： 2013/05/08 21:44
- 名前： 結縁 （ID: s5c4A2FH）
朝明之・灯夜視点
友達にならない？ そんなことを言われるとは夢にも思わなかった俺は持っていた箸を落としてしまった。
「……俺などが友になってもいいのか？」
落とした箸を拾った後、聞いてみた。
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.318 )
- 日時： 2013/05/09 00:53
- 名前： 戻木 （ID: Zx/QFw1y）
行橋夕映視点
神流さんの話を聞く限りそこまでアレな授業ではなさそうですね。
『キス・・・ないのかぁ』
いきなり知らない他人とするのは嫌ですけど、たとえば少し知った人とか・・・神流さんだとかだったら別にキスしてもいいんですけどね・・・
ちらりと神流さんの唇を見る。リップとか塗ってなさそうなのに・・・ほどよく艶やかで健康的な色をしてますね、羨ましい。
それにしても・・・段々と人が集まりだした教室を見る限り、多くが私と同じネクタイを付けている。新入生の割合多いですね。たぶん私と同じように興味本位で最初にこれを選んだのでしょう。
そんな感じで教室の座席が満席になろうかというくらいに一時間目の始まりの鐘が鳴り
「・・・・・・・・」
朝からやる気のなさそうな先生が入ってきた。
「えっと、では授業を始めます。」
山吹色のボサボサのロングヘアーで、ぼんやりとクマがある目、服の上からでもわかるナイスプロポーション、首からは指輪にチェーンを通したものを提げている。
『あれが・・・技術の先生ですか？』
どうにも実技を教えるような人には見えませんね。でも、結構美人です・・・ちゃんとすればもっと綺麗だと思うんですけど
「まず、おそらく新入生のみんなが思っていることについて答えますね。」
目を細めて薄く微笑みながら
「新入生の皆さんには初めまして。私は大宮真琴といいます。ここにいることからわかる通り、技術の担当です。おそらく私が本当に技術を教えられるのか不安な人もいるみたいですが、ちゃんと授業はしますのでよろしくお願いしますね。」
そういって教室を見回す。一瞬ですが私と目があいましたね、見透かされてます？
「そうですね・・・まずは一応技術担当としての実力をお見せします。えっと、そこの黒い髪の貴女」
そういうと一直線に私を指す。
「こちらへ来ていただけますか？」
さっきのはフリだったんですか？
しょうがないので前へ出る。大宮先生はほかの人たちに見えるように私を立たせ
「では、失礼します」
抱き寄せるように背中に手を回し、もう一方の手で私の頬に触れて私の目を見つめた。クマがあっても綺麗な顔ですねぇ
なんて思っていたら次の瞬間、何とも言えない感覚が全身を駆け巡った。なんか・・・いい気持ちです
「・・・っ！」
次の瞬間には力が抜け、危うく膝をつきそうになった。今なにが・・・
「今のは背中のツボと頬のツボを同時に軽く触り、眼を見つめただけです。このようにただ相手に触れるということでも、よい触れ方と相手に嫌がられる触り方がありますね。相手に心地よさを与えることはそれだけで一緒にいたいと思わせることができ、恋愛の大事な技術だと思います。そういう一つ一つが好感度アップにつながっていくんですね」
やっと解放してもらえた。なんか離れたのが少し惜しい気がしてきちゃいました・・・。ただ触れられただけだったのに。
「さすがに最初からこれはできませんが、これからそういったテクニックや動作、判断力や感性を学んでいきます。」
席に戻るように促されて席に戻った。さっきの感覚がまだ残っていて・・・むず痒い。
「今日は最初ですし・・・そんなに難しいことをしてもしょうがないです。今日の授業はペアを組んでもらって『学園内で気になる人とお昼ご飯を食べる場合にベストだと思われるポジション』を探してきてください。」
それって結構難しいような・・・感性が試されますしね。
「探せた人からこの教室に戻ってきて報告してください。そしたら後は自由時間でいいですよ」
ようするに、学園をペアの人とお散歩デートしながらいいシチュエーションを探して来いと？
私はもちろん、神流さんと組むつもりですけどね。
※※※
結縁さん
どうにも技術の授業をうまく表現できなくてすみません。こういう時に自分の文才のなさが憎いっ！
たぶん大宮先生は性感帯を知り尽くしていることでしょう・・・。
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.319 )
- 日時： 2013/05/09 02:33
- 名前： 結縁 （ID: l0i1WlFj）
水無月・神流視点
教室が満席になる頃、鐘が鳴り、先生が入ってくる。私は授業を受けるのが初めてではないから、驚きもなかったけど…ああ見えて実力のある先生だと分かっていたから、此方に視線を送られたとき僅かに焦った。 だが、指名されたのは隣に座っていた行橋さんで、安堵と同時に何をする気かと気が気ではなかった。
そして、先生は徐に行橋さんを抱き寄せると己の技術を見せつけた。行橋さんは、すっかり力が抜けていたように見えた。
そうした説明があった後、今日の授業内容が発表される。内容はペアで行うもので、ため息が出た。
「……これは、早いとこ見つけないと」
面倒な内容だったけど、まぁ、時間に制限がないだけマシだろう。そう考えてペアの心配よりも、どの場所が適切かを考えることにした。
* * *
戻木さん
いえいえ、充分、素敵な内容だったと思います！
先生のキャラもそれっぽくて良いですね♪
なるほど…。
それだと神流は敵視してるかもしれません。
結構、プライドの高い子なので…。
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