複雑・ファジー小説
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- 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜
- 日時: 2013/04/11 16:07
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: .M49B5Sc)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7239
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姫城・結視点
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一之瀬 茜視点
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紀崎 舞架目線
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月宮晶視点
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丘野 栄二目線
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月宮紀視点
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千夏視点
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神楽・零視点
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桜木悠視点
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日之影 葵目線
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菊那 美夢視点
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行橋夕映視点
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*参加者一覧*
結縁
碧
朔良
ゆにゃ
涙
ミケ猫
みなみ
戻木
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.33 )
- 日時: 2013/03/30 20:40
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: 70vEHkeO)
姫城・結視点
エレベーターに乗り、食堂に着いた所までは良かったと思う。だけど、此処まで人が多いとは正直考えていなかった…。
「まだ、夕食まで時間があるのに……」
そう食堂の入り口で呟く。が、その声はガヤガヤと騒がしい音に掻き消されて、いつの間にか自身も人の波に押し流されていた。
「……っ……」
慣れない人込みに酔ったのか、気分が悪くなる。とてもじゃないが、何かを食べれるような気分じゃなくなってきていた。……早く、此処から離れたい…。そんな意思とは反対に、どんどん奥へ奥へと流されてしまう。
「や……っ……」
声も擦れて上手く出せない。人込みが人の声が大きくみえて、とても怖く感じた。そうして、もう、駄目だと思ったとき、グイっと誰かに力強く腕を引っ張られた気がした。
* * *
朔良さん
有難うございます//
私も茜ちゃんの少し素直になれない所が可愛くて大好きです♪
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.34 )
- 日時: 2013/03/30 21:08
- 名前: 朔良 (ID: 2IhC5/Vi)
一之瀬茜 視点
「な、なにこれ……」
食堂には想像もしていなかったほどの人がいた。
まだ夕食の時間には早い気がするか、こんなにも人が集まるものなのか。
「はやく……姫城さんを見つけなきゃ。人酔いしそう……」
覚悟を決めて、人込みの中に飛び込む。
何度も何度も押しつぶされそうになる。
食堂では食べられそうにない。部屋に戻らなきゃ。
そう考え必死で姫城さんを探す。
「姫城さん……!」
こんな人込みじゃ、どう頑張っても声は届かない。やはり、探すしかないだろう。
その時、姫城さんらしき人が見えた。あまり見えないが、顔色が悪そうだ。
手を伸ばすが、人込みに流されてしまう。
だんだんと気分が悪くなってくる。
流れが変わり、姫城さんに近づく。一瞬だけ腕を引っ張ることができた。でも、すぐに離れてしまった。
「あっ……」
こんなことなら、携帯番号を聞いていれば良かった。それなら、待ち合わせ場所を決めて、どこかで落ち合うこともできたかもしれない。
誰かに押され、床に座り込むような体制になる。その瞬間、思い切り手首を踏まれた。
「痛っ……?!」
人が多すぎて、痛めた右手をかばうこともできない。利き手じゃないだけましだろうか?
ここから少しだけ姫城さんが見える。どうにか気付いてくれれば……!
結縁さん
こちらこそ嬉しいです、ありがとうございます(*^_^*)
ここから誰が助けるんでしょう?ww
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.35 )
- 日時: 2013/03/30 22:46
- 名前: ミケ猫 ◆v/rTh0HxaQ (ID: k9gW7qbg)
紀崎 舞架視点
「いやー、ここはつくづくいい所デスネー! 楽しいデス!!」
「はぁ…呑気でなによりだぜ」
栄二サンはベッドに倒れこんでいる。ナゼか知らないけど疲れているヨウス。
「楽しくないんデスカ?」
「そりゃそうだよ…俺が自分でこの恋愛を学ぶとか下らん学校入るか。こちとら彼女なんて出来る訳なく、留年の危機晒されてんだ」
「じゃあカノジョ作ればいいじゃないでショーカ?」
「それが出来ないんだよあほ。」
そう言い栄二サンは扉を開け部屋から出ていった。
恋人作るって、そんなに難しい事ですカネ…………?
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.36 )
- 日時: 2013/03/30 22:49
- 名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)
【月宮ツインズ・月宮紀視点】
「…うーん、」
「さっきからどうしたの?紀」
「いや、何て言ってたのかなーって」
食堂に向かいながら、またさっきの彼女を思い出す。
ずっと見ててくれてたから、記憶にはあるんだけど…
何か言ってくれたのまでは分かったけど、言葉までは分からなくて。
「…ってすげぇ人だな、こりゃ」
「ごった返してるねぇ…」
どこから湧いてきたのか分からないくらいの人数が食堂に集まっている。
これは部屋で食べるほうが正解なのかもしれないな…。
頼むだけ頼んで、部屋に戻るか…。
とりあえずこの人混みをかき分けていかないと、夕飯にはありつけないらしい。
「終わったら5階集合な」
「了解」
ここは個人行動にした方が、楽な気がして再び晶と上階で会う約束をして人混みへと入った。
入ってみれば、それなりに背が高いから何とかなっているけれど…
身動き一つ取るのも一苦労。
「これ…女の子絶対厳しいだろ…っ」
少しずつ人をかき分けながら、前へと進んでいく。
すると、少し先に見覚えのある女の子を見かけた。
赤茶色の髪をした女の子。先に帰っちゃったあの子…みたいだ。
*****
結縁さん
紀くんが見かけました…!
朔良さんの茜ちゃんにしようか凄く迷ったのですが…(笑)
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.37 )
- 日時: 2013/03/30 23:26
- 名前: 朔良 (ID: 6tDnREag)
一之瀬茜 視点
姫城さんを見つめた時、月宮紀さんの姿が見えた。姫城さんの方へと近付いて行く。
あの時、先に帰ったのは姫城さんだけだった。もしかしたら印象に残っているのかもしれない。
彼が姫城さんを連れて行ってくれるなら、ここも抜け出せるだろう。
一安心し、私はゆっくりと立ち上がる。
右手も負傷しているし、はやく出て診てもらわないといけない。
「……っ。踏まれただけなのに……。どれだけの怪人に踏まれたらこんなに痛むのよ……」
やはり、抜け出すのはかなり辛いかもしれない。
「……仕方がない。無謀だけど私と姫城さんの夕食を頼んで部屋に持って行くか……」
私は方向転換して、奥へと進むことにした。
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