複雑・ファジー小説
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- 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜
- 日時： 2013/04/11 16:07
- 名前： 結縁 ◆hj52W3ifAU （ID: .M49B5Sc）
- 参照： http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7239
此方の小説は自由参加型のスレです。
参加希望の方が居ましたら、URLから行ったスレにて登録お願いします。
※注意※
・URLにて参加用紙に登録したか
・作者同士の喧嘩はＮＧ
・抜ける場合には自キャラの扱いと一言を必ず言うこと
・荒らしはお断り
・感想は大歓迎
※書き順は誰からでもOKです
それでは上記がOKだった皆様、聖ロブン学園での日常をお楽しみ下さい。
姫城・結視点
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一之瀬 茜視点
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紀崎 舞架目線
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月宮晶視点
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丘野 栄二目線
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月宮紀視点
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烏丸千冬視点
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千夏視点
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神楽・零視点
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桜木悠視点
>>20
日之影 葵目線
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柊・一縷
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水無月・神流視点
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藤本優愛 視点
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坂本一斗目線
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菊那 美夢視点
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行橋夕映視点
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*参加者一覧*
結縁
碧
朔良
ゆにゃ
涙
ミケ猫
みなみ
戻木
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.185 )
- 日時： 2013/04/11 21:16
- 名前： 結縁 ◆hj52W3ifAU （ID: L2UPJZLQ）
柊・一縷視点
ピピピッ……
「ん……」
カチッ……
「ああ、そっか、もう朝か」
朝と言ってもまだ、五時半なんだけど。何でこんな時間に目覚ましが鳴ったのか、それはまぁ、今日は学園長に呼び出されたのだ。生徒会の副会長として。
「今ので、優愛は起きてない……よな？」
そう思い、確認してみるが身動き一つしないところをみると寝ているようだった。
「フフッ、可愛いな……」
そんな風に呟いて、なるべく音を立てないように制服に着替える。学園長、直々の呼び出しだ。また何か企んでいるに違いない。気合を入れないと……。
「それじゃあ、お先に行ってきます」
そう言い、部屋の鍵を閉めた。
* * *
朔良さん
一縷は呼び出しをくらったようです。
……学園長の新たな企みが動き出しますｗ
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.186 )
- 日時： 2013/04/11 21:35
- 名前： 朔良 （ID: 2IhC5/Vi）
藤本優愛 視点
「……！」
私はカーテンの隙間から当たる日の光で目が覚めた。
「六時、か……」
小さく欠伸をしながら私は起き上がる。
ふと横に目線をむけると、ベットが空になっていたことを知る。
「……柊さん？ いないんですか？」
声を出してみるが反応はどこからもしない。
こんな時間からどこへ行くっていうのだろう。
まあ、一応あの人も生徒会の人間だし、色々とあるのかもしれない。
考えているうちに昨日のことを思い出す。
頭から柊さんの顔が離れなかった。
結縁さん
え？！
企み……かなり気になりますｗｗ
結縁さんは参加者のハートをきゅんきゅんさせることを考えますからねえ。
感謝＋要注意ですｗ
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.187 )
- 日時： 2013/04/11 21:43
- 名前： 戻木 （ID: Zx/QFw1y）
- 参照： 超シリアス展開・・・
千冬視点
とりあえずいきなり抱きついたことを謝ろう、そう思い口を開こうとしたのだが
「烏丸さん…でいいのよね。一つ聞きたいんだけど、貴女も私の体目当て？」
謝罪の言葉を探しているうちにそう言われてしまった。えっと、体・・・目当て？一瞬冗談だと思ったけど、とても冗談で言っている雰囲気ではない。声も先ほどよりもトーンが低いように感じられる。たぶん人に触れられることに何か嫌なことがあったのかな・・・
そして体が離れ、目が合い、視線が交差する。何も言葉が出てこない。
「もし、そうなら貴女と一緒は遠慮させて頂くわ」
私を見る女の子の目はとても冷たく怖かった。そして、私を見ているようで遠い遠い何かを見ているようだった。
そういえば、久しぶりに他人に強い感情を向けられたような気がする。他人とそれほど深い付き合いをしているほうではない私だ、友達はそこそこいるけど親友と呼べる人間がいない。いつも八方美人で表面上の付き合いしかしていなかった。喧嘩も、家族やお姉ちゃんと以外したことがないかもしれない。たぶん普通に生活していればこういう機会は何度もあるはずなのに。本当に・・・人と深く関わってこなかったんだなぁ。
こんな時にすぐに謝れない自分の情けなさに涙が出そうだ。いやいや、ここで泣いたら目の前の女の子が加害者で私が被害者みたいじゃないか・・・。逆なのに、たとえ悪意がなくても私はこの子を深く傷つけてしまったのだろう、触れちゃいけないトラウマに触れてしまったのだろう。それは謝るべきことだし、ちゃんと自分の心を、気持ちを伝えるべきだ。そして、できればこの子と仲良くなりたい、この子のことをもっと知りたい。
生まれて初めてのその気持ちに、逸らしかけていた女の子の目を見据え、小さく深呼吸をする
「えっと、ごめんなさい。シャンプーの空き容器に躓いてしまって・・・悪気があったわけじゃないんです、本当に。でも、知らなかったこととはいえ貴女が嫌がることをしてしまったのは事実です。本当にごめんなさい。」
精一杯の気持ちを込めて頭を下げる。別に許してほしいわけじゃない。許してくれなくてもいい・・・ただ、変な目的があったり悪意があったわけじゃないとわかってほしいだけだから。
たとえ、このまま帰ってしまっても私には何も言えない。
そして、女の子の返事を待った。
※※※
結縁さん
千冬ちゃんにも神流さんもいい子だっていうのは伝わっているはず。勘違いしてしまうのも仕方がないですね、それだけ傷が深いのでしょうから。
そして、自分の中身のなさに気付く千冬ちゃん。きっとこの二人なら分かり合えるはず・・・
そのうち今度は夕映さんと衝突しそうですねー、男性に諦めている部分は同じような感じですけど
そんなぶつかり合いもまた青春ってやつですね。
校長・・・何をする気なんだ・・・
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.188 )
- 日時： 2013/04/11 22:03
- 名前： 結縁 ◆hj52W3ifAU （ID: L2UPJZLQ）
如月・愛姫視点
入学式の挨拶を終えた後、ふと思いついたようにお風呂を改装することを理由に閉鎖した。青春だもの、これくらいの刺激をあたえたって罰は当たらないわよね♪
そう思いながら寮の最上階にある学園長室にエレベーターで向かった。
「でも、せっかく新入生も迎えたんだし、もっと派手にやりたいわよね〜」
エレベーターの中、そう言い思わずニヤリとした笑みが浮かんだ。
「そうよ、春と言えば……体育祭があるわね」
ふふっ意外と普通そうだと思った人は大ハズレね。この学園の体育祭が意味するのは体力の競い合いは勿論だけど、もう一つ、精神力の競い合いでもあるの。その理由としては……男女混合の競技が多数あることと、この学園ならではのルール。各競技で一位をとってポイントを稼ぐとご褒美があるわけ。他にも団体でポイント一位を獲得しても褒美はでるわ。……でも最下位は逆にペナルティを受けることになるけど。
「今年のチーム分けは…そうね〜学年でいいかしらね♪」
せっかく、学年ごとにネクタイの色を変えているわけだし。
明日、このことを知った生徒の顔が楽しみだわ〜♪ 開催は、急だけど三日後。それまではチームで練習もよし、一人で特訓もよしね。
「そして、問題のペナルティと褒美は……当日発表に致しましょう」
その方がスリルもありますし。そうと決まれば、生徒会に連絡ね。……呼び出しは柊君でいいでしょう。
「ロブン学園体育祭……開催が楽しみですわ♪」
——こうして学園長の企みは動きだした
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.189 )
- 日時： 2013/04/11 22:19
- 名前： 結縁 ◆hj52W3ifAU （ID: L2UPJZLQ）
柊・一縷視点
「はい？ ……今、なんと？」
朝早くから呼び出され、何事かと覚悟を決めてきたはずだった。
だけど、それすらも無意味なことを学園長はまたも、やらかしたのだ。
「ですから、体育祭を開催しますわ。三日後に。もうすぐ校内放送が流れるはずですから取り消しは不可能ですわよ？」
「…………」
混浴の件だけに限らず、この人は…！ しかも校内放送だと！！
本当に、手際が良すぎるんだ！ しかも三日後で褒美ありの罰ありだとか…。
「貴方を呼んだ理由は一つですわ。校内新聞を作成して、今日中に学園の生徒に自分のチームを発表してほしいんですの。今回は学年で決めてますから簡単でしょう？ そうそう、それが済んだら、競技を載せるプリントもお願いしますわ」
ああ、もうそこまで決まってるのか。これは、今更何言ったって止める気はないだろうな…。
「はぁ、分かりました。どうせ、僕に拒否権はないでしょう？ 次は絶対阻止しますからね！」
それだけ告げて学園長室を出た。そしてエレベーターに乗りこんですぐに、例の校内放送が流れ始めた。
『皆さん、おはようですわ。昨晩はよく眠れまして？ 私からお知らせがありまして、校内に放送してますの。そのお知らせは……三日後に体育祭を開催することが決定しましたわ〜♪ 褒美とペナルティ、どちらも有りにしましたの。詳細については、今日中に生徒会から新聞が配布されますから、そちらを確認下さいませ。それでは、よい一日を〜』
長い、放送が終わる頃には目的の部屋についていて、溜息を着きながら、部屋の鍵を開けた。
「今の、優愛も聞いたよな…」
放心してなければ、いいけれど。
* * *
朔良さん
学園長が、やらかしましたｗ
詳しいことは、本編中かリク板の方で説明しますので確認して下さいね。
戻木さん
学園長の企みは大規模ですからね…。
今後も要注意です。
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