二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- とある彼らの逃走中2!〜天使の歌、悪魔の旋律〜
- 日時: 2016/04/02 23:11
- 名前: ユリカ (ID: vEgGwqGr)
サユリ「タイトルコールだよ!」
トキヤ「今回は逃走中第2作目となり、さらに作者さんが逃走者となります。彼らの活躍にも期待がかかりますね」
レン「舞台は音楽と水の都『アトランティス』。この神秘的で美しい街で彼らは逃げ回るよ」
ユリ「逃走者は既存メンバーは勿論、新ジャンルの皆も参加だよ!人気のスマブラファイターや学生、アーティストに加え作者さんとたーくさん!これだけでもワクワクするのさ!」
アイコ「黒くて怖ーいハンターから逃げ切って賞金を手に入れるのは果たして誰なのか!?ううっ、あたしドキドキしちゃうよ!」
ラクーナ「そろそろ始まるわね。ふふっ、楽しみね!」
凛「それでは、どうぞ…!」(緊張する…!)
皆さん、お久しぶりです。そして初めましての方は初めまして!ユリカです!いよいよ第2回逃走中始動です!今回もどうぞよろしくお願いします!そして本格的な執筆は4月後半からとなりますので、お楽しみに!
タグ:逃走中、クロスオーバー、アニメ、漫画、ゲーム、スマブラ、ぷよぷよ、ダンガンロンパ、ストライクウィッチーズ、世界樹の迷宮、ポップン、うたプリ、SB69、QMA、オリジナルキャラクター、キャラ崩壊要注意、オリジナル設定あり、カオス、裸族、NL、ゲストあり
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- ドラマパートとミッション1 ( No.85 )
- 日時: 2016/04/07 13:12
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
左右田が確保されてから逃走者たちは各エリアに散らばった。今回の逃走中の舞台は4つのエリアに分かれており、それぞれのエリアに69人の逃走者がいる。
ゆめひめ「久々の逃走中参加だけど、こうなったらたくさんのミッションに貢献して逃走成功してやるわ!うちの子たちにも良い土産話を持って帰りたいしねー♪」
南のエリアであるビーチ「ピアチェーレ」では希望の作者ゆめひめが白い砂浜を歩いていた。このエリアはその名の通り美しいビーチであり、その美しい煌めく海は多くの注目と人気を集めているのだ。泳ぎに来る観光客は勿論、その光景の撮影やヨット体験などもあるため、夏だけでなく1年中観光客が絶えない場所となっている。
ゆめひめ「白い海!エメラルドグリーンの澄んだ海!カラフルで可愛い貝殻!うーん、これだけでもここに来て良かったと思えるわ!ここ、絶対デートスポットとしても有名よね?うちのブレディやノワールにも紹介したいんだけど…」(あいつら超がつくほど奥手な上にブレディがヘタレだからなー…)
カムイ「…あんた、ゆめひめさんだよな?FEを扱っている作者さんの…」
ゆめひめ「そうだよー!あたしはゆめひめ…嘘!カムイじゃん!!!」
海を見ながら自分のキャラのことを考えていると、竜の血を継ぎし王子であるカムイが声を掛けてきた。自分の好きなジャンルのキャラの登場にゆめひめは喜ぶ。
ゆめひめ「カムイとは話したいと思ってたの!あたしもFEifを扱ってるし…!前回はアシスタントだったけど、今回は逃走者としての参加なのよね?」
カムイ「まあな。それと、スマブラ参加記念もある。前回はルフレとルフリがそこそこ良い成績と活躍をしたみたいだが、俺も負けてられるか!新入りでも名を馳せられることを証明してやる!!!」
ゆめひめ「その調子!…あ、そっちのカムイ♀…カグラだよね?は元気?」
カムイ「姉貴は元気だし、こういう機会は滅多にないから全力を尽くして来いと言ってた。アクアもフェリシアもジョーカーもリョウマ兄貴もマークス兄貴もヒノカ姉貴もカミラ姉貴もタクミもレオン(FEifのキャラで暗夜王国の王子)もサクラもエリーゼもうるさくてな…。さすがに皆で垂れ幕作ってアトランティスに行くと言い出した時はやめさせた;」
ゆめひめ「ぶはwwwマジでwww…でもそれだけカムイが皆に愛されてるってことじゃない!絶対負けられないよね。頑張れー!!!」
カムイ「まあな…(照)。ところでさ、そっちの俺と姉貴…そっちは妹なんだっけ?そいつらが国を滅ぼしかねないレベルで大ゲンカを繰り広げて立ってクロスオーバーニュースで流れてた時は白夜・暗夜共々唖然としてたんだけど…;こっちの評判にもかかわるからやめさせろよ…;」
ゆめひめ「うーん、説得してみるけど…。だってあの子たちマジで仲悪いから難しいかも…;」(うちのもカムイとカグラみたく仲良ければいいのに;まあそう設定したのはあたしだけどねwww)
FEを扱う希望の作者と最終的には2つの王国を結ぶ架け橋となった王子。彼らはどのような活躍を繰り広げるのだろうか?
(※)うちのカムイは♀カムイ(カグラ)の弟ですがゆめひめサイドは兄と妹です。あと、カムイとカグラは仲良しかつカムイはややシスコンですが、あっちはガチで仲悪い&よく乱闘してます;
浜千鳥「久々の戦闘ミッションありの逃走中は緊張するッスね…!でも、絶対諦めないッス!」
北のエリアである港町「ヴァッセル」では手練れの作者浜千鳥が海に通ずる港町を歩いていた。このエリアはその名の通り活気ある港町であり、多くの人々や漁師たちが集う。市場には外国からの珍しい品物などが並び、観光客も目を引くものとなっている。ちなみにこのエリアの外れには唯一自首用の電話ボックスがある。
浜千鳥「石畳の赤レンガがオシャレッスねー。…自首用電話があるみたいだけど、相当のことがない限り自首は考えないッスよ!私は多くの逃走中に参加してきたプライドがあるし、ギリギリまで粘りたい「ぎにゃああああああああああー!!!!!」叫び声!?どうしたの!?」
決意を新たにしていたその時、空気を劈く叫び声がした。逃走者の者であろうと判断した浜千鳥は驚き、放っておけない性格をしている彼は声のする方へと向かう。と…。
セシル「ぎにゃああああああああああー!!!!!!さ、サカナあああああああああああー!!!!!」
漁師「おいおい兄ちゃん、そんなに怯えなくてもいいだろ;大体ここは港町なんだから魚なんてたくさんいるぜ?」
セシル「サカナは怖いです!サカナ、サカナああああああああああー!!!!!」
浜千鳥「君は…確かうたプリチームのセシル君ッスか!?そんなに怯えてどうしたの!?」
そこにはST☆RISHのアグナパレスの王子である愛島セシルが大きなマグロとマダイを見て腰を抜かしていた…。それを見た浜千鳥は彼の手を取って起こし上げ、落ち着かせるように場を離れさせる。
セシル「アナタは…。作者の浜千鳥さん!?ありがとうございました!」
浜千鳥「大丈夫ッスよ。でも、どうしてあんなに怖がってたんスか?魚なんて別に…?」
セシル「ワタシはアグナパレスという日本とは違う国の生まれなのです。そこは砂漠が多く水はあまり見られず、サカナもとても恐ろしいものだと伝えられてきました…。だからワタシはサカナがキライ…。水も苦手で、泳げないのです…」
浜千鳥「ああ、文化の違いッスか…;そういや君、他の子と違って片言気味だし…。でも大丈夫なの?今回の逃走中は水の都が舞台ッスよね?」
セシル「イエス…。だから招待状が来たときはとても驚きました。でもオトヤや仲間たちから励まされ、少しでもそれをこうふく…?『克服』しようと参加したのです!水やサカナは怖いけど、でも頑張ります!」
浜千鳥「そうなんスか。仲間か…。いいッスね!頑張るんだよ!」
セシル「はい!…でも浜千鳥さん、カミュには気を付けてください!」
浜千鳥「カミュ?…って前回のドラマに出てた人ッスよね?どうして気を付けるんスか?あの人そんな悪い人には見えなかったけど?」
セシル「カミュはワタシのちょくれつ…『直属』の先輩なのですが、とてもイジワルでオウボウなのです!この間は休みでゆっくり寝ていたワタシを無理やり呼び出し、長い行列の並んでいるロールケーキを買いに行かせました!カミュは確かに仕事やアイドルの活動は素晴らしく非の打ちどころはないのですが、それでもやっぱりとてもイジワルです!なのでカミュには気を付けてください!!!」
浜千鳥「わ、分かったッス…;せっかくだし、しばらく一緒に行動する?」
セシル「イエス!ワタシの仲間の話もします!特にオトヤはワタシの兄のような人なのです!」
末っ子キャラのセシルを放っておけず、しばらく一緒に行動することにした手練れの作者。ベテラン逃走者である彼はどんな活躍を見せるのか?
うちのカムイは過去のこともあってシスコン気味です。セシルちゃんはあざとい。
- ドラマパートとミッション1 ( No.86 )
- 日時: 2016/04/07 14:11
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
残りのエリアも!
カミュ「今回は逃走者としての参加となったが…。ふっ、この俺に死角はない。シルクパレスの伯爵であり『QUARTET NIGHT』のメンバーである俺が高貴な逃走を見せ、ファンである愚民共を魅了しようではないか」
凜音「今回のエリアもとても綺麗だね…。赤レンガの石畳と白い建物のコントラストがとっても素敵!…ねえねえカミュさん、噴水だよ!前のドラマパートを思い出すね!」
カミュ「噴水?…ああ、あれか。牢獄はあそこにあるのだな」
一方その頃、後輩に噂されていたQUARTET NIGHTの伯爵と探究する少女は共に東のエリアである首都「アリア」の一角を歩いていた。ここはアトランティスの中心部分であり、街中には水上通路も備わっていると風流だ。民家や建物が多く集まるほか、目玉は多くの人が収容&食事を楽しむことのできるバイキングレストランだろう…。ちなみに確保された逃走者が転送される牢獄は噴水広場にある。
凜音「最初の方で確保はされたくないよね;さっき左右田君が20秒で確保された時は驚いちゃったよ…;逃げる時間はたくさんあったのに…;」
カミュ「愚民めが。日頃人事を尽くしていないからそうなるのだ。…ところで、お前は何故俺の側にいる?仲の良い矢島や田名部らではなく何故俺といる?」
凜音「うーん、1人より誰かといた方が楽しいし…。それにカミュさんとも…きゃあっ!?」
カミュ「相変わらず何もないところで転ぶな!…全く、気を付けろ!楽しいだけで逃走成功は出来ぬぞ」
凜音「ごめんなさい;…ねえねえカミュさん、改めて一緒に行動してもいい?」
カミュ「…勝手にしろ」
凜音「ありがとう!一緒に頑張ろうね!それと、この前はありがとう!たまごロールって行列が出来るくらい美味しいロールケーキだったんだね…!口当たりが滑らかでふわ〜っとしてて、今まで食べた中で1番美味しいロールケーキだった!!!」
カミュ「この俺が選ぶスイーツにハズレはない。愛島に並ばせた甲斐はあったか…。それと、勘違いするな。あのロールケーキはドラマ共演者とスタッフへの礼として買ったものだからな?」
凜音「はーい!…次はあっちに行った方がいいと思う。ハンターが来ない気がするのよね…」
何だかんだで息は合っている様子の凸凹コンビ。初参戦となる彼らは一体どのような活躍を見せるのか?ちなみにたまごロールというロールケーキは実際あります&滅茶苦茶美味しいですがすぐなくなってしまうので中々食べる機会のないスイーツです。
マヤ「ハンターはこっちにはいないのね…。さっき姿を見たけど、とても怖かったわ…;」
QMAの巻き込まれ委員長気質は西のエリアである首都「アリア」の外れを歩いていた。このエリアは協会や神殿、塔といった建築物が多く、明るく陽気ながら信仰深い一面を持つ住人たちの姿を現しているともとれる。そこに…。
リック(QMA)「…マヤ!無事だったのか!」
マヤ「ええ、そっちこそ!それとさっきはごめんなさい!武器の調整に手間取ってて…;」
リック(QMA)「気にしてないし大丈夫だ。…だけど行った先で作者さんと初めて会う人に遭遇してな、いつもの癖で思わず変な風に自己紹介をしてしまった…;奇妙に思われていないか、不安だ…;」
マヤ「あらあら…;でも皆や作者さんもちゃんとあなたの良さを分かってくれるわよ!それにまだまだ時間はたくさんあるんだし、これから挽回していけばいいの!」
リック(QMA)「そう…だよな」
仲の良い人物と再会。彼らが無事を確かめ合うのと報告をする中…。
のりは「アトランティスってとても綺麗な街だし、さっき住人を捕まえて聞いたんだけど、ここってデートスポットや新婚旅行の行先にもよく利用されてるみたいじゃない!ゲームが終わった後はここでシェアルやナエギリやヒナナミとがデートかな?きゃー!!!」
恋愛やNLが好きな樹木の作者・のりははかなり盛り上がっていた。この逃走中にはカップルがいるのでデートコースは見えている。いいシチュエーションににやける彼女は前方にマヤたちを見つけた。
のりは「噂をすればあそこにもからかい甲斐のある2人が!…おーい!!!」
リック(QMA)「さ、作者さん!?…あなたは確か、セブンスドラゴンやパンチアウトを扱う…?」
のりは「その通り!ホンドーさん大好き!球体で有名なのりのりのりーはだよ!よろしくねー!」
マヤ「ええ、よろしくお願いします。…球体って、あの…;」
リック(QMA)「ああ…;今回は来ないことを祈ろうか…;」
のりは「ちょwww早速新しい子たちにも球体が有名になってるwww…ねえねえ、2人はいつになったら付き合うのー?教えてよー?」(ニヤニヤ
2人「○×△□#$%&ω〒Д♪@*ー!?」
のりははある逃走中で多くの者を苦しめた「裏切り者」を暴いた功績がある。それで多くの逃走者たちから注目されているが、今回彼女はどのような活躍を見せるのか?
今回多いから状況書くのも大変&のりはさんのは気合入れましたwww
- ドラマパートとミッション1 ( No.87 )
- 日時: 2016/04/07 14:47
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
作者さんと新キャラが多いけど既存も
日向「…お!リーダーじゃんか!おーい!!!」
ミシェル「創!…こっちは大丈夫よ、問題ないわ」
日向「良かった!俺はヴァッセルの方を見てきたけど、何も異常はなかったぞ」
首都「アリア」のある通路ではスーパーダンガンロンパ2主人公と北国の戦乙女が落ち合っていた。逃走者の中心的存在である彼らはWSTメンバーの重要役職としてエリアの監視と巡回にも励んでいる。彼らのほかにも今回出場していないメンバーやバックアップの監視もあるため、不正や悪事は一切出来ない。連絡は取り合っているものの、やはりこうして直接顔を合わせると落ち着く部分がある。が、彼らも結局は逃走者の1人だ。普通にしていれば怪しまれない。
ミシェル「あの『悪夢の逃走中事件』のような残酷な出来事や『ロード事件』のようにたくさんの人が巻き込まれる真似はごめんだわ。だからこそ私たちWSTの存在がある…。それにしても、今回のエリアってやっぱり『水と音楽』がテーマなのね」
日向「…ん?なあリーダー、それってどういうことだ?」
ミシェル「エリアの名前よ。アトランティスはかつて水上都市として栄えた伝説の大陸の名前を模しているの。各エリアもそうね。アリアとピアチェーレは音楽用語、ヴァッセルはどこかの国の言語で『水』を表す言葉だから…」
日向「へえ、やっぱり詳しいな。俺そんなこと考えてなかった…あ!」
抜間さん「おー、噂をすればミシェルさんと日向じゃん!」
晴哉「この2ショットは珍しいな。お前ら、どうしてたんだ?」
そこに絵描きの作者である抜間さんと晴天の作者である晴哉がやって来た。WSTの情報はあまり公開していないこともあり、ギルドの出来事のことは伏せておく。
ミシェル「ええ、ちょっと…。お2人は何を?」
抜間さん「うちは隠れ場所を探しがてらスケッチをね?この街ってとっても綺麗じゃん!だから少しでも絵に収めておこうと思ってね」
晴哉「俺は色々なエリアを見たいからただ今探索中だぜ!…日向、七海のためにも頑張れよー!」
日向「おう、当たり前ですよ!」
抜間さん「うんうん、頑張りなよー!ミシェルさんを見るとうちのファーエやソエルを思い出すなあ…。そういや知ってる?この街面白いんだよ!」
ミシェル「ファーエさんやソエルさんとは私もお近づきになりたいわ。…はい?面白いって、一体何が…?」
晴哉「この街の建物って白を基調にしてある奴が多いんだけどさ、すっごくカラフルなミニ神殿があったんだよ!きらきらしてて綺麗だったけどな」
日向「ミニ神殿…?あっ!もしかしてあんな感じか?」
見るとちょうど深みのある濃い青色を基調にした神殿があった。気になった4人は中に入ってみたが、特に何もなかったためすぐに神殿を後にする。
抜間さん「関係なさそうだけどね…?」
ミシェル「ええ…」
シェゾ「前回はアレだったからな…。100体ハンターに追われての確保はもうゴメンだ…;」
闇の魔導師であるシェゾは西のエリアであるアリア外れを探索中。多くの建物があることに驚くも、途中で緑色の煌めく神殿を見つけ、不思議に思う。と、彼が見つけたのは…。
シェゾ「図書館か!しかし大きくて広そうだな…。魔導に関する書籍も置いてありそうだ」
司書(凜)「そこの方、本日図書館は閉館となっております」
シェゾ「そうなのか;残念だ…ってお前はひなビタの凜!?」
司書(凜)「凜?ひなビタ?それは何ですか?」
白いローブに身を包んだ司書を名乗る少女にシェゾは驚く。知り合いではあるものの、現在なりきっているので何を言っても無駄だろう…。
シェゾ「役になりきってるんだな;…なら聞いていいか?何で今日は閉館なんだ?」
司書(凜)「1年に1度の祭典があるからです。住人や観光客は皆アリアの広場へ向かっていますよ。そちらへ行ってみてはどうですか?」
シェゾ「祭典?1年に1度…?」
リック「楽器を運んでいる人がいるな…。アコーディオンにアコースティックギターにタンバリンに…」
ハイ・ラガートのガンナーは首都「アリア」のある広場で住人たちの様子を見ていた。彼らは気合いの入った民族衣装に身を包み、何やら楽器を運んで楽しそうに準備をしていた。気になった彼は声を掛ける。
リック「あの、すみません。今日は何かあるんですか?」
住人「何だあんた、観光客なのに知らないのか?この水と音楽の祭典を見に来たんじゃないのか?」
リック「ごめんなさい、俺知り合いに引っ張ってこられたのとあまりこの土地に詳しくなくて;良かったら教えてもらえませんか?」
住人「今日はこのアトランティスで1年に1度の祭りの日だ!俺たちにいつも恵みを与えてくれる海や水に感謝し、演奏で喜びを現すのさ!そうすれば天使様や海の女神様がお喜びになり、悪魔を追い払い、かつていなくなった人魚族が戻ってくると皆信じているのさ!!!」
リック「ありがとうございました。…祭りなのか。これって、まさか逃走中に関係してくるのか…?それに天使と悪魔って…?」
様子は一旦おしまい&次レスはドラマパート
- Re: とある彼らの逃走中2!〜天使の歌、悪魔の旋律〜 ( No.88 )
- 日時: 2016/04/07 15:37
- 名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)
ドラマパート
町娘(アイコ)「シレーヌ、いつもありがとう!シレーヌちゃんの売るお花や果物はいつも綺麗で美味しいよ!」
町娘(ユリ)「それにシレーヌの歌はとても綺麗だしね!とっても澄んでて、まるで人魚のハミングみたい!」
シレーヌ(サユリ)「2人共やめてよ!そんなこと言われると私照れちゃう…///」
ヴァッサ(トキヤ)「シレーヌ、もう行きますよ?…皆さん、いつもシレーヌと仲良くしてくださりありがとうございます」
シレーヌ(サユリ)「うん!皆、また明日ね!」
アトランティス。そこは音楽と水の都であり多くの明るく陽気な住人が集う都。そんな街にある2人の兄妹が支えあって住んでいた。兄の名はヴァッサ、妹の名はシレーヌ。彼らは街でも名の知れた兄妹だった。何故ならヴァッサとシレーヌの歌はアトランティスの住人の中でも特別美しく澄んでいたから。そして…。
シレーヌ(サユリ)「お兄ちゃん、今日はお父さんとお母さんにブリオッシュをあげてきたの。私たちも好きだから、お父さんとお母さんも好きだったのかなって」
ヴァッサ(トキヤ)「そうでしょうね…。さあ、食事にしましょう」
彼らは幼い頃に両親を亡くしていた。ヴァッサとシレーヌの父はアトランティスでも凄腕の漁師であり、母はアトランティス中で知られた歌姫だった。ある日、母は一生を保証するから海を渡った大きな街で歌わないかと誘われた。それを嬉しく思った父は母と子供たちを連れ、アトランティスを離れて向かおうとした。が、幼かった兄妹は風邪をひいてしまい、どうしても街へ向かうため海を渡らなければいけなくなった両親は祖父母に兄妹を託し、海を渡る。その直後巨大な嵐が海を襲い、父と母は行方不明になった…。
生前彼らが残した財産をうまく使い、歌を歌ったり市場で仕入れたものを売ったりとして生計を立て、兄妹は寄り添って互いを支えてきた。たまにその才能と歌声に目を付けた悪い大人もいたが、彼らは決してひるまなかった。
ヴァッサ(トキヤ)「そういえばシレーヌ、聞きましたか?今度の祭典では私とシレーヌが海に祈りを捧げる者として選ばれたのですよ!」
シレーヌ(サユリ)「お兄ちゃん、それ本当!?とっても名誉あることじゃない!お父さんもお母さんも喜ぶわ…!」
1年に1度の祭典の日、彼らは街の代表として歌を披露する者に選ばれた。これに彼らは喜び、海で自分たちを見守ってくれている両親にも届くかもしれないと期待を寄せる…。そんな思いに包まれ、彼らは眠った。
だが、彼らは知らなかった。この祭典で兄妹は自分たちは愚か、街そのものを揺るがす騒動に巻き込まれることに…!
男「よおよお姉ちゃん、中々可愛らしい顔をしてるじゃねえか?よかったら一杯飲まないかい?」
シレーヌ(サユリ)「放してください!!!」
祭典前日のある夜、シレーヌは柄の悪い男に絡まれていた。母譲りの美貌と美しく甘い歌声を持つシレーヌはよく柄の悪い男たちから狙われ、それを兄は心配していた。いつもなら兄がこのような輩を追い払うのだが、今日は祭典のことで町長から呼ばれており、いない…!
男「いいじゃねえかちょっとくらい。ほらほら姉ちゃん、俺の酌をしてくれよぉ」
シレーヌ(サユリ)(嫌…!誰か助けて…!!!)
カルマ(ユーリ)「やめろ、この下衆が!嫌がっている女性の手を無理やり引くなど何事だ!」
ウォーレン(レン)「そうそう、レディにそんな真似をするなんて感心しないよ?」
アグニ(烈)「おい放せよおっさん!人を呼ぶぞ!」
男「チッ!」
突然現れた3人の男。彼らは強い口調で非難し、それに懲りたのか柄の悪い男は逃げて行った…。助かったことを確認すると、シレーヌは彼らに頭を下げる。
シレーヌ(サユリ)「あの…。ありがとうございました!」
カルマ(ユーリ)「大したことはしていない。だが、この夜遅くに女性が1人で歩くのは感心しないな。気を付けろ」
シレーヌ(サユリ)「はい…!でも、仕事が長引いたのと歌の練習をしなくちゃいけなかったので遅れていたんです。私、今度の祭典で選ばれたから…」
ウォーレン(レン)「…君が、かい?祭典で歌う者に?」
シレーヌ(サユリ)「はい…あっ!ごめんなさい!私事を…」
アグニ(烈)「…そっか。じゃあお前が…」
ヴァッサ(トキヤ)「シレーヌ!」
その時、妹を心配した兄が戻ってきた。3人の男に囲まれる妹に驚くも、事情を聴いて頭を下げる。男たちはそれぞれカルマ、ウォーレン、アグニと名乗り、3兄弟でこの街にやって来たと語る。
ヴァッサ(トキヤ)「そうだったのですか…。そういえばあなたたち、ここではあまり見ない顔ですね。観光にいらしたのですか?」
カルマ(ユーリ)「そう…といいたいところだが事情が変わった。ヴァッサにシレーヌ、お前たちに用があってきたからな」
シレーヌ(サユリ)「私とお兄ちゃんに?どうしてですか?」
カルマ(ユーリ)「…お前たちには、私たちの真の姿を見せてもいいな」
そう小声で呟くと、突然3人の姿が紅い光に包まれる。何事かと驚く兄妹の目の前で「人間」だった彼らの姿が変化していく…。頭には角が生え、爪は鋭く長く伸び、背からは大きな黒い翼がはためく…!その変貌ぶりとそれから導き出される姿に兄妹は震え、それと同時に自分たちが最も恐れる存在に後ずさりする…!
シレーヌ(サユリ)「あ…。あ…!!!」
ヴァッサ(トキヤ)「あなたたちは…。まさか…!!!」
カルマ(ユーリ)「我らが名は『悪魔』を総べる王の子息。第1王子の名はカルマ、第2王子の名はウォーレン、第3王子の名はアグニ。そう…」
カルマ(ユーリ)「お前たちアトランティスの民が最も恐れるといわれている『悪魔』の一族だ」
ドラマパート終わり
- ドラマパートとミッション1 ( No.89 )
- 日時: 2016/04/07 18:40
- 名前: ユリカ (ID: DYDcOtQz)
最後
ドラマがある程度進んだことを確認したゲームマスターのユリカ。彼女はミニノートを操作し、ミッションを発動させる。
ユリカ「まずはこのミッションで軽く腕ならしよ!作者さんたちと新しく加わった子の実力を見せてもらうからね?」
ピピピピピ!
羽清「メールが来た?何だろう…」
ティ「最初のミッションだな。『ミッション1』」
硝子「『君たちに配布した携帯端末に発信器を設置した。解除するには違うジャンルのキャラで写真撮影をせよ。』シンプルに協力系みたいね」
アーサー「違うジャンル…ってことは、俺は世界樹チーム以外とか?」
マック「ちょっと待ってくれッス!これ、人数の多いチームは不利じゃないッスか!?」
風雅「何回でも出来るとは書いてあるけど、多いチームはちょっと厄介かもね…;」
「ミッション1」発信器を解除せよ!
残り180分になると逃走者に配布された携帯端末に設置した発信機が起動し、ハンターに位置情報が伝えられてしまう。阻止するには違うジャンル同士のキャラで写真撮影をし、撮影した写真を運営へ送信する必要がある。ちなみに何度でも撮影が可能だ。
最初のミッションは他の逃走者の協力が必要なミッション。時間内に逃走者はクリアできるのか…!?
「残っている逃走者」
作者チーム:のりは、ユウキ、トーチ、ゆめひめ、羽清、葉月、浜千鳥、晴哉、八雲、抜間さん
スマブラチーム:マリオ、リンク、ワリオ、フォックス、ゲッコウガ、マック、ルフリ、カムイ
ぷよぷよチーム:アルル、シェゾ、アミティ、りんご、ウィッチ、ティ
ロンパチーム:苗木、日向、霧切、十神、狛枝、舞園
ストパンチーム:宮藤、サーニャ
世界樹チーム:ロッシュ、ミシェル、ケン、リック、アーサー、ルナ
ポップンチーム:ナカジ、タロー、風雅、硝子、寿々姫、獄卒
うたプリチーム:音也、真斗、那月、翔、セシル、蘭丸、カミュ
SB69チーム:シアン、クロウ、シュウ☆ゾー、ロージア、阿、コリエンテ、まりまり
QMAチーム:レオン、ルキア、シャロン、セリオス、リック、マヤ
オリキャラチーム:矢島、真理子、美園、凜音、奏
捕捉:悪魔3兄弟は悪い人ではないです&ミッションの文をよく読んでくださいね?
人数多い;兄妹と悪魔3兄弟が出会い、物語が動き出す…!このミッションを逃走者はクリア出来るのか!?
感想どうぞ!
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