二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- イッシュにて。
- 日時: 2018/04/29 11:26
- 名前: りゅーっち (ID: dfKYMG8n)
スプラと同時並行で進めていきます。
そして、なにしろ大分前に考えてた話なので曖昧です。おかしいです。
忘れてました。
※それなりに、重たいお話になることがあります
設定をば。
[トウヤ] セッカシティ出身。この作品で旅にでる少年。元引きこもり。なのに、メチャクチャ頭がいい。チェレン、ベルと幼馴染み。ポケモンの心を読むことができる。なにか秘密持ち…?
一人称→オレ 二人称→オマエ、あんた
[ベル][チェレン]原作と同じ感じ。
[ハチク]この話の意外なキーパーソン。トウヤの過去を知る。結構若い…?(´・ω・)
設定、古いな…変更少しかけました。
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- Re: イッシュにて。 ( No.130 )
- 日時: 2017/02/07 06:47
- 名前: りゅーっち (ID: NlHa02Hm)
プラジット「…!」
いきなりプラジットの動きが止まった。
プラジット「……いま、楽しいところなのに」トウヤ「…?」
そう言うと、ポケモンたちをボールにしまい、またふわりと宙に飛び上がる。
トウヤ「!待てっ!」プラジット「残念…次の指示が出たから行かないと。ただ、安心して」
プラジット「トウヤ…あなたは私が倒すから」
ユニランのサイコキネシスで力を増したのだろう。プラジットの姿はすぐにみえなくなった。
トキ「…っ」レイト「……」
チェレン「トウヤ…」アイリス「おにーちゃん……」
誰もが呆然とする中、ふとベルが口を開いた。
ベル「トウヤくん…大丈夫だよ。取り戻せば、大丈夫。だから…」
ベル「そんなに…くらい顔しないでよぉ」
気付けば、少し苦笑いをしたかのような顔で、ベルがトウヤの顔をのぞき込んでいた。
- Re: イッシュにて。 ( No.131 )
- 日時: 2017/02/08 23:13
- 名前: りゅーっち (ID: qbtrVkiA)
トキ「…っ!?おい、トウヤ!どこ行くんだよ?!」レイト「あ、待ってよ!」
トウヤ「……チェレン、ベル」
ベル「?」チェレン「…?」
トウヤ「街に戻ってくる。先に勝手に進んでて構わない。負けっぱなしでいる訳には行かないんだ」
チェレン「…そう、でも、僕は進まない。しばらくヒウンをぶらついているさ」ベル「…私もそうするよぉ」
トウヤ「……なんで…?」
確かな気持ちで言ったはずなのに、2人の言葉に心が揺らぐ。
トウヤ「ここにいたって、意味は無いだろ……?」
チェレン「…最初の1歩はみんなで、だっただろう?それなら最後まで一緒じゃなくちゃ。途中で置いていくような真似はしたくないんだ」
ベル「うんうん、2人で行っても面白くないもん!3人で、最初のみんなで、進むから旅は楽しいんだよぉ!だから……
早く、戻ってきてね?」
2人が笑いかける。
反射的なのか、トウヤは顔を帽子の鍔で隠した。
トキ「…レイト」レイト「うん、行こう!」
トキ「……おうっ!」
トウヤ「忘れてた……」
チェレンたちと別れて数分。トウヤはスカイアローブリッジの麓に立っていた。
トウヤ「絶対渡りきれない…」トキ「うげ、今疲れてんのに…」レイト「ちょ、2人とも?」
トウヤ「……しのごの言ってられない。進もう」
- Re: イッシュにて。ーmessenger,レイトー ( No.132 )
- 日時: 2017/02/08 23:24
- 名前: りゅーっち (ID: qbtrVkiA)
橋の袂につく頃に、トウヤが倒れた。
どうやら風邪をひいたようで、森に入る頃に、トキも寝込んでしまった。
現状動けるのは、僕1人。
レイト「…っ…疲れ、た……」
小川のほとり、誰も人のこなさそうな場所。ここなら2人を休ませられる。
まだ昼間のはずなのに、森は薄暗く、少しーー不気味だ。
ここにいてはいけない。本能でそう分かってはいても、体は動かないし、2人も歩けない。仕方なく僕はこの場所でしばらく過ごすことにした。
「……あなた、1人?どうしてこんな場所に?」レイト「え…?」
気がつけば、人がのぞき込んでいる。緑色の綺麗な髪に、首元の赤と緑のスカーフ。いかにも森の人、って感じの。
レイト「いえ、仲間が倒れてしまっていて…」「……あなた」レイト「……?」
首を傾げると、いきなり首元に、とても鋭くて何でも切れるんじゃないかってくらいの草(?)が当てられていた。
ジオ「私はジオ…あなたの本当の姿を見せなさい」レイト「…っ……」
唾を飲み込む。それが分かるくらい、僕は焦ってる。だって……
レイト「なんで、なんで……
……ナンデ?」
あぁ、マスターとの契約が、あの人の作戦が、崩れてしまっては、ダメ、なのに……
ジオ「正義は悪に勝つの…そこまで信用出来ないのなら、私から姿を見せましょう」
そういった瞬間、ジオの体が真っ白な光に覆われていく。
光が消えた時、そこにたっていたのは、伝承でしか聞いたことのない、迷信だと思われていたポケモンーービリジオンの姿があった。
- Re: イッシュにて。ーmessenger,レイトーact2 ( No.133 )
- 日時: 2017/02/08 23:35
- 名前: りゅーっち (ID: KVMT5Kt8)
レイト「…………」
ビリジオン「さぁ、早く!」
いを決した。見せるしか……ない。
さもなくば、きっと、トキやトウヤに手を出すに違いない。伝承によれば、彼女らはニンゲンを信用していないのだから。
レイト「…」
僕が化けていたものが消えていく。あるべき姿に戻っていく。ありのままの姿に。
この姿に戻るのは、いつぶりだろうか…
もう、覚えていない。
実験されたの、いつだったっけ……助けられたのは?ここに来たのは?トキに…
マスターに、あったのは?
ーー僕はゾロアーク。マスターのために、忠実に動く。
ーー僕はレイト。これはもう演技じゃない。本心から、トキ達との旅を楽しんでいる。
ーーボクは、ナニモノ……?
ーーー…オレは、レイトだ。なぁ、ゾロアーク。オレに化けてみてくれないか?
…あぁ、そっくりだ。まるで鏡を見てるかのように。そうだな…その姿で、オレの代わりに、いろいろなものを見てきてくれ。あいにく、オレはここから出ることを許されていない。旅にもいけないし、動くことさえも許されない。……なに、ちょっとしたお遊びだし、やりたくなければやらなくても…やってくれるのか、ありがたいな。
ゾロアーク「……」ビリジオン「やはり、ね……」
ゾロアーク「…マスター。ーー」
僕はどこか、間違えたのでしょうか。守りたいのは、おかしいのですか?僕は……
ゾロアーク「僕は…仲間を守りたい…、もう、構わないで」
- Re: イッシュにて。 ( No.134 )
- 日時: 2017/02/11 20:54
- 名前: りゅーっち (ID: Iohw8dVU)
ーーー
トキ「……ぅあ…」
視界が開ける。……森の中なのだろうか。あたりはひどく薄暗い。
まだ頭がぼうっとする…考えだって上手くまとまらない。
頭痛のする中、周りを見回す。……暗がりにいるのは…レイトだろうか。
トキ「…れーと?」レイト「あ、起きたんだ。調子はどう?」
まだ頭痛がするので、正直にレイトに訴える。
レイト「そっか……」
ふと、トキはレイトの首元に、小さな傷があることに気づいた。
トキ「レイトッ!それ、どーしたんだよ?!」
かなり驚いたので、思わず飛び上がり、途端に頭痛に苛まれる。
トキ「〜〜!!」
レイト「ちょ、ちょっと、無理しないでよー!」
トキは思わず痛みにうずくまる。
レイト「ほらほら、休んで起きなよ…まだトウヤも起きてないから」トキ「ぐぅ…」
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