二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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イッシュにて。
日時: 2018/04/29 11:26
名前: りゅーっち (ID: dfKYMG8n)

スプラと同時並行で進めていきます。
そして、なにしろ大分前に考えてた話なので曖昧です。おかしいです。

忘れてました。

※それなりに、重たいお話になることがあります

設定をば。

[トウヤ] セッカシティ出身。この作品で旅にでる少年。元引きこもり。なのに、メチャクチャ頭がいい。チェレン、ベルと幼馴染み。ポケモンの心を読むことができる。なにか秘密持ち…?
一人称→オレ 二人称→オマエ、あんた

[ベル][チェレン]原作と同じ感じ。

[ハチク]この話の意外なキーパーソン。トウヤの過去を知る。結構若い…?(´・ω・)

設定、古いな…変更少しかけました。

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Re: イッシュにて。(2次) ( No.95 )
日時: 2017/01/06 21:05
名前: りゅーっち (ID: LpTTulAV)

トキ「は?じゃねーよ!」トウヤ「…、いや…」
突然すぎる。しかも態度が悪い。
トウヤ「……」レイト「あ、ごめん…ボクが説明するよ……」



レイトが話し終わり、「……ふぅ」チラーミィの入れた紅茶に口をつける。
そこにワシボンも茶菓子を持ってきた。本当にトウヤのポケモンたちは気が利く。
トウヤ「あぁ、ありがとな…で、話は今ので終わりか?」レイト「……うん」
話によると、やはり彼らはNとは思想が違うらしい。それに、ドロドロした関係であるからか、やはりNを苦手としているようだった。
レイト「で、旅に連れて行って欲しいわけは、ボクはどうせ抜けるならやりたいことやってやろうと思ってね。学者希望だし」
トキ「オレは…特にやることねーから……でもアイツらの言いなりにはなりたくねー」
2人の事情を聞き終わると、トウヤはバックからモンスターボールを取り出した。
トウヤ「…なら、こいつに謝ってくれ。そこまでの誠意がないと、俺だって、こいつらだって、反対するし、追い出すだろうな」
ボールが開き、眩い光の中に、ここ最近見慣れてきたシルエットがある。
レイト「……ユニラン…」トキ「ポケモンに謝罪?コイツが許すかなんてわかんねーじゃん」
トウヤ「俺には分かる。…ユニランが許すかは分からないがな」
しばらく沈黙が当たりを包む。
レイト「……ユニラン、あの時の行為、素直に謝る。ごめんね。僕らにはお金が必要だったんだ…もちろん、今はプラズマ団にあった支給を使ってるから大丈夫。それに君は強かった。そこに立ってる君の主さんは君をきっと見たことない世界に連れていくと思う。だから、あの時は、ごめんね」
トキ「…無理に捕まえよーとして、悪かった。理由はレイトと同じだよ。…オレは売れなければ自分のにしよーと思ってたけど…お前にはそこのぶっきらぼうのが向いてんじゃん。あれは適わねーって思ったし……だから謝る。悪かった」
トウヤ「……」ユニラン【……ねー】
ユニラン【ユニランねー、みんなと仲良くしたいの】
トウヤ「…それは、許す、と言うことか?」ユニラン【うん!旅はみんなでするのが楽しいってチャオ言ってたもん!!】
結論はでた。
トウヤ「……許すそうだ。俺はポケモンたちが許すなら別に構わない。ただ、あまり期待してくれなければいいから」

Re: イッシュにて。(2次) ( No.96 )
日時: 2017/01/08 18:41
名前: りゅーっち (ID: v8ApgZI3)

トキ「よっしゃ!やりぃ!!」レイト「ごめん…ありがとう」
二人から礼の言葉を受け取る。
ユニランはもちろん、心なしかトウヤも笑顔になっている。
と、突然トウヤが立ち上がった。部屋の外へ出ようとする。
トキ「?どこいくんだよ?」
トウヤ「…今日はもう移動しない。あまり動くと、いつどうなるか分からないからな…動きたいなら動いてきていい。どうせなら外で情報を取ってきて欲しいくらいだ……もちろん、悪事は働かないのだろ?」トキ「ったりめーだろ!!」
レイト「じゃあ少し出てくるよ。ヒウンのジムリーダーの情報でも取ってくるよ。トキの散歩も兼ねてね」トキ「レイト!オレは犬じゃねーんだぞ!」
ぎゃあぎゃあ喚くトキの襟首をレイトは引っ張っていく。
それを見送って、トウヤも動き出す。

ポケモンセンターに顔を出し、ジョーイさんに事情を説明して今日の分の支払いを済ませ(延長するとこうなる)、さらにトキたちの追加分も一緒に支払っておく。
帰ってきたら驚くだろうな…とか想いながら。
トウヤの意識はフェードアウトしていった。

イッシュにて。番外編 ( No.97 )
日時: 2017/01/08 20:47
名前: りゅーっち (ID: 0otapX/G)

《研究所にて。》
「……あー、アララギ博士さん?」
突然の、見知らぬ番号からの電話。ライブキャスターを繋ぐも、やはり顔に見覚えはない。
アララギ「えぇ、そうだけど……どちら様?」
「まぁ、名前はあとでこちらの博士にでも聞いてください…ウツギ博士は、ご存知で?」
よく見ると、その少女の部屋だろうか。少女の後ろには、イッシュには生息しないとされるポケモンの姿が多く見られた。
アララギ「えぇ、知ってるわ。……彼の紹介?」
「ま、そんなとこです。私もやはり強いトレーナーに興味がありますし。ジョウトもカントーも回ってしまったので、今イッシュに目をつけてます☆」
画面の中の少女が可愛らしくウインクをする。その場に星が見えそうなくらいだ。
アララギ「目をつけるって…名前くらいは、教えて欲しいわ…見ず知らずの人にうちのトレーナーの事情は出せないし、ウツギくんに聞くのも違うから」
少女がおののく。
「うっ、やっぱ鋭いなー……まぁ、名乗りましょうか」
そういえば、この顔どこかで……
「私はコトネ。現在ジョウト及びカントーのセカンドチャンピオンやってます。」
アララギ「セカンド、チャンピオン…?」
コトネ「アララギ博士、私をトウヤに合わせてください」

Re: イッシュにて。(2次) ( No.98 )
日時: 2017/01/09 14:39
名前: りゅーっち (ID: 0otapX/G)

トウヤ「……?」トキ「お、起きたか」レイト「ほんとに無茶して…」
トウヤが目を覚ますとトキとレイトが顔を覗かせていた。
部屋は南面に接しているようで、現在夕刻。外からは紅色をした光が差し込んでいる。
トウヤ「……倒れたのか?」レイト「ご名答」
体を起こすが、途端咳き込み、再びベッドに倒れ込む。
トキ「お、おい!大丈夫かよっ?!」
するとトウヤのバッグが光だし、ポケモンたちが出てくる。
チラーミィはあわあわ焦りだし、ワシボンはまたかと言わんばかりにため息をつき、チャオブーとユニランはチラーミィの指示を乞っていた。
ポケモンたち総動員の事態に元プラズマ団の2人はただただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
先に気を取り直したのはレイトだった。
ポケモンたちの邪魔にならないよう、未だ唖然としているトキの襟首を引っ張ってすみへいく。
……とそのとき、ドアをノックする音が聞こえた。
幸か不幸か、いまこの部屋を借りてる主はこの状態。トキとレイトは顔を見合わせ、開けるか躊躇した。
意を決したレイトがドアを開けた。そこに立つのは見知らぬ少女。
「お、開いたあいたー……って、いまダメな感じかな?」
ズカズカ入ってきて何を抜かすか…
トキ「誰だよあんた。いま忙しいんだけど?」
レイト「…どちら様で?部屋の借主はいまこんな状態なんだけど」
「らしいねー…じゃあまた日を改めて来るかなー……あ、私のことはアララギ博士にでも聞いててね。それじゃ」
そう言って少女は慌ただしく走り去っていった。

Re: イッシュにて。(2次) ( No.99 )
日時: 2017/01/12 21:58
名前: りゅーっち (ID: EmbmWiOV)

トキ「あ、起きた」
レイト「あんた、何回倒れるのさ…」
1日に2度も見るとは思わなかった光景。しかも心なしか、額が冷たい気がした。
レイト「ポケモンたち、一生懸命看病してたよ?僕たち、何も出来なかったけど」
レイトが顔を逸らす。その目線の先には、くたびれ果てて眠り込んでいる4匹の姿があった。
トウヤ「…すまなかったな。あ、トキ。ジムの情報ある?」
トウヤは先ほど聞き忘れていたことを改めてトキに聞く。
トキ「おうよ!何のために俺が出てきたとでも?」
トキ「ここのジム、ヒウンジムはちょっとした美術館みたいな感じだ。ジムリーダーはアーティ。お前が俺らを捕まえる時に一緒にいたやつな。…こいつがいて深くまでは見れなかったけど。あいつのつかうタイプは恐らく虫だな」
トウヤ「むし…」
レイト「…ちなみにー、僕はショッピング。言ってた通り。あ、でも。食事は買ってきたから。そろそろ出れそうだろう?」
レイトは意外と気が利くようだ。次からは彼が料理をするという。
レイトもさながら、トウヤが驚いたのはトキの観察眼だった。あまりじっくりと調べてそうな見た目ではないが、物事をしっかり見極めるようだ。
トウヤ「…あぁ、明日にはここを出る。……安心しろ、お前達に迷惑はかけないから」
そう言って、トウヤはトキたちを部屋から追い出した。


トウヤ「……」

トウヤ「…歯車を狂わせるわけには行かない、か…」
涙ひとしずく。
トウヤ「あいつらは、俺が“護らないと”……」


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