二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
- 日時: 2018/01/27 19:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。
あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!
《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム
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- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.164 )
- 日時: 2017/06/19 20:06
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
>>162
すると、画面は真っ暗になり耳元では、ザァーと雨音が聞こえる。
暫くすると、誰かがごそごそと動く音がして、カチッと電気をつける音が。それとともに、画面が明るくなりマップが見えた。基本的にピンク系統で揃えられた、女の子らしい部屋だ。
可愛くて「可愛い…」とつい呟いてしまった。
すると…
『は〜ぁ〜、雨なんて最悪だよ〜』
「…え!?」
耳に響く可愛らしい女の子の声。そこに映る女の子のイラストは、ショートで前髪を黄色の飾りピンで留めている。洋服は、セーラー服だ。少し活発そうに見える彼女は、このピンクの部屋は少し不釣り合いな気がした。
どうやら、このゲームボイスつきのようだ。
よかった…これで、少しは安心できる。
誰かがいるという安心感と、1人じゃない(本当は1人だけど…)という安堵感が自分を包み、ほっと肩を撫で下ろした。
とりあえず、これのおかげで少しは怖さが半減しそうだ。
カチリとマウスを押す。
『結構濡れちゃったじゃん。明日までに乾くかな〜』
「ふふ…」
間延びした呑気そうな声が、なんだかメカクシ団団長じゃない時のキドのようで、少しだけ和んでしまった。
キドも団員のために力を入れてはいるが、実際は女の子だ。気が抜けると、この子みたいな感じになる。まぁ、そこが可愛いんだけどね♪
カチリとマウスを押す。
『まぁ、いっか。どうせ休みだし〜』
そうやって、マップ内で小さな人形みたいな女の子が、ドアの前から移動をする。なんか、この雰囲気はモモちゃんぽい。
なんだか、この女の子…モモちゃんとかキドみたいで少し安心する。
カチリとマウスを押す。
『じゃ、寝よっかな〜』
ぴょんっという効果音がなり、女の子がベットに飛び乗った。
なんか面倒くさがりなところ…モモちゃんみたい。それ濡れてるよ?しかも制服だし、着替えようよ…。
なんか、本当にモモちゃんみたい。少しだけ、呆れてしまった。
カチリとマウスを押す。
『おやすみなさぁ〜い』
そうやって、マップ内の女の子が目を瞑り、『ZZZ』という文字が頭に浮かんできた。
ここまでみると…いっけん普通のほんわかコメディゲームに見える。
でも、油断は禁物。こう見えて、これはホラーゲームだ。カノのことだから、油断させるようなものにしたんだろう…引っかからないもん!
そう思いまたマウスを押すと、画面が暗くなった。
ちりん…
鈴の音がなった。
『……………』
「…ん?」
何にも入ってないように聞こえるが、奥の方から微かに聞こえてくるような、そんなか細い声が聞こえる。でも、なんて言っているか聞き取れないし、まず大体言っているのかどうか……
もっと耳をすませる。
『…出して。お願い…』
「…っ!!」
急にはっきりと小さな女の子の声が聞こえる。
怖いけど、もっと耳を澄ませる。よく聞くと、扉を叩くような「ドンドンッ」という音が聞こえる。
どこかに閉じ込められてるのかな…?
『…ねぇ』
「…?」
『気づいてるんでしょ?』
「『きゃあああああああああっ!!!』」
暗闇の画面から、血だらけの長髪で着物を着た女の子が映った。
見えた瞬間に叫んだら、ゲーム内の女の子と意気投合してしまった。
…やっぱりこの女の子、私たちと似ているとこあるなぁ…。少し、感心しつつも叫んだおかげで、イガイガしている喉を摩りながら、またマウスを押した。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.165 )
- 日時: 2017/06/21 17:59
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
『い…いったい何なの!?』
「…本当だよね…」
ボイス付きなおかげで、近くにいるような気がしてつい答えてしまった。少し恥ずかしくなって、口を手で覆う。
画面は暗いが、薄っすらと、女の子のグラフィックが見える。
その女の子はキョロキョロと辺りを見回していて、落ち着きがない。
…因みに、私は怖くて振り向くこともできないけどね…。
よく勇気あるよ…、モモちゃんみたい。
女の子のグラフィックが動いたと思ったら、カチリという音がして、画面が明るくなる。急な光に目が対応できず、チカチカする。
『ほんとなんなのよ…、ここに居るんだったら出できなさい!!』
「うわぁ…まずいよ、それは…」
この子の大胆不敵な態度に、私は何故があたふたとした。
確かにこの画面内の出来事だし、私には関係ないことだけど、何だかその世界にいるような気がするのだ。ボイス付きな事もあると思う。でも、やはり、そういう何かがあるのだ。
分からないから、説明できないけど…
あ〜あ…、シンタローみたいな頭があったら多分、説明できだだろうな…
何とも言えない消沈した気持ちが体を蝕み、しょんぼりとなってしまう。
しかし、向こうは知りもしない。自分の世界で生きているのだから。
『…結局なにも出ないわね…気のせいかしら』
「……よかった」
なにも出てこなかったことに、安心して私も胸を撫で下ろした。
女の子のイラストも、張り詰めた表情から緩んだ表情へと変わった。しかし、まだ警戒の色は抜けきっていない。
まあ、私もそうだけど…なにもないことには安心し…
【おるぞ】
『「…ひっ!!」』
と思ったのもつかの間、すぐに小さな女の子の声が聞こえた。
あの子の夢の中での声と、多分一緒だと思う。またもや、ゲーム内の女の子とシンクロしてしまった。
女の子の顔が驚きに変わり、後ろには小さな女の子のグラフィックが見える。
しばらくすると、その小さな女の子のイラストが現れた。
腰まである長髪の髪。それをまとめるかのようにハーフポニーテールに結んだ大きな赤いリボン。そして、青い松牡丹と白い蝶の刺繍が施された黒色の着物。大人っぽい、色合いの割には、顔には幼さが目立った。
【お前は、妾を呼んだだろう?一体、何用だ】
『それはこっちよ!あんたこそ何者!?』
【相手に名乗って欲しいのなら、自分から言いなされば良いではないか】
『はぁ!?なによ!偉そうに!!』
【それが、礼儀というものだ。教わらんかったのか?】
『はぁっ!?』
「……はぁ」
何だか、キドとカノの意味のない口喧嘩を見ているみたい。
どちらも、五分五分だというのに、それを認めないで相手側に認めさせようとするその態度が2人そのものだ。
因みに、『』の会話文の子がキドで【】の会話文の子がカノに似ている。 テンションとか、雰囲気とか。
なんか、呆れてしまいため息が出た。
これからなにが起こるか少しだけ心配になってしまった。
* * *
《お知らせ》
今日からテスト期間なのです。
来週の金曜あたりまでいませんし、更新も出来ません。
すみませんでした。早く復活するように心がけます。
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.166 )
- 日時: 2017/06/30 22:09
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
【………】
【……コホン。……とりあえず…妾から名乗ればいいのだな?】
『…え、…うん』
急に和風の女の子が黙ったと思えば、急に大人しくなった。その声からは、とんだ醜態を晒したという恥じらいがあった。
急なことに戸惑った、セーラー女子は、面食らいながらも肯定した。
やっと名前がわかる…。
なんだか、この瞬間はドキドキする。分かるかな?なんか、こういう、緊迫した感じ…。
…わからないか。
カチリとマウスを押す。
【妾は、紫苑魏 鍾愛(しおんぎ しょうあ)じゃ。さて、お主の名前は?】
『えっと…柴白 佳衣(しばしら かえ)…です。』
「可愛い名前だなぁ…」
先程の和風女子は紫苑魏 鍾愛ちゃん。セーラー女子は柴白 佳衣ちゃんというらしい。可愛らしい名前で、この二人にぴったりだと思った。
それにしても…私は小桜 茉莉…。ちょっと平凡過ぎるかな…。
小桜っていう苗字は気に入ってる。だって、桜ってピンクでふわふわしてて可愛いから!でも…茉莉って…響き自体があんまり好きじゃない…。
佳衣ちゃんと交換して欲しい…。
柴白 茉莉…小桜 佳衣…。
…やっぱりないな。
頭を振ってそんな考えを追い出してから、もう一度カチリ。
【佳衣…か、いい名じゃな…】
『あ、ありがとう…』
「だよね!鍾愛ちゃん、さすが〜」
ゲーム内のキャラであろうと、自分と共感出来る人がいると、なんだか嬉しい。よく知らないくせに、さすがって…なんかおかしいかな…?
鍾愛ちゃんは、一瞬目を伏せ何かを考えていたが、すぐに顔を上げて褒めた。突然褒められた、佳衣ちゃんは顔を軽く赤面セサながらも、素直に受け取っていた。
そこも、可愛らしい…。
というか、これって本当にホラーゲーム?←
本当に可愛いらしいゲームにしか見えないんだけど…
『…っていうか、あんた…あの夢見せたんでしょー!!』
【妾はあんたではない。鍾愛じゃ】
『もう!なんでもいいじゃない!!』
急に本題に入り、さっきの事がフラッシュバックする。
耳に残ったあの忘れかけていた声が、鮮明に蘇ってきた。
すると、また急にゾゾゾッ!と何かが背中を走る。カタカタと体が小刻みに震え、目の前の視界が涙で滲む。
やっぱり…怖いよぉ〜……
でも、またカチリと押す。
そんな自分の神経すら疑い始めていた。
* * *
お久です!皆さん!
しばらく留守にしていました!すみませんでした!
今日でテストは終わったので、バンバン更新します!
…と言いたいのですが、部活関連でまたもや更新がまばらになる可能性が……
頑張って更新しますが、文章が少なくなるかもです!
すみません!!
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.167 )
- 日時: 2017/07/01 08:09
- 名前: ルイージ (ID: eH196KQL)
オリキャラのリクエストも受け付けてますか?
まあストーリーもリクエストしますが
温泉旅館編やってください
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.168 )
- 日時: 2017/08/02 18:15
- 名前: ボーカルロイド (ID: BEaTCLec)
>>167
ルイージさん
リクエストありがとうございます!
温泉旅館編ですね!分かりました!
オリキャラって…なんのことですか?(理解力よ来い。)
すみませんが、もうちょっと具体的におねがいします…。
返信遅れてすみません!
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