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メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
日時: 2018/01/27 19:47
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。

あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!




《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム

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Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.12 )
日時: 2017/03/28 18:46
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

俺は携帯を取り出し、セトとカノに知らせようとした。
すると、ちょうどのタイミングでメールの着信音が鳴った。

見てみると《こっちにもなっかったよー!そっちはどう?》というカノからのメールだった。
丁度いい!!

《こっちにあった!すぐに買い込むから、手伝ってくれ!》

そう返信すると、《了解!》とすぐに返ってきた。
よし!買い込むぞー!

俺はパックとトングを持つと、せっせっと詰め込み始めた。
1パックねぎま5本入る。これだとかなり時間がかかりそうだ。

3パックほど入れた頃、セトとカノが到着した。

「後何パックぐらいなの?」

カノがトングを持ちながら聞いてきた。

「分からない。とりあえず、ある分だけ持って行くぞ!」
「「ラジャー!」」

カノがトングでねぎまをパックに入れ、俺が輪ゴムでパックを縛り、セトが手持ちの袋に詰め込んで行った。

3人になった事で、作業のスピードが大幅に上がった。
そして5分もしないうちに、そこあったねぎまを全て取った。

「セト、今ので何パックだ?」
「30パックっす!」
「150本か…」

足りるかどうかだな…

「流石に150あれば、足りるよね」
「いや、微妙だな」
「ええ!?うそぉ!」
「いや、本当だ…」

食べ物じゃないものに食らいつくくらいだから、かなりお腹が空いているんだと思う。
だったら、こんな150ぽっちじゃ足りない。

カノは、どうしようかとキョロキョロと辺りを見回している。
すると、セトがうーんと唸り、ああ!と大きな声を出した。

「そういえばさっき、こんなもの貰ったっす!」

そう言ってセトは、可愛らしい編み込みのカゴを出した。
…なにこれ。

「セト、それどしたの?まさか、盗んだとか…」
「物騒な事言わないでくださいっす!カノ!これは、お姉さんたちに、あげるって貰ったものなんす!」
「え…?なんで」
「知らないっすけど、なんか…可愛いとか、かっこいいとか言われてたのは覚えているっす…」
「「……あっそ」」

イケメン爆ぜろ。多分カノも思っているだろう
流石イケメンだ。いるだけで、いろんなものもらえるなんて…お前相当だな!
しかし、セトは嬉しそうに微笑んで、「これだけあれば大丈夫っすかね?」と呑気に言っている。

「で、それなにが入ってるの?」
「さっき確認したっすけど、マカロンとかケーキとかマシュマロとかクッキーだとかが入ってたっすよ」
「「…チッ」」
「へ!?どうしたんすか?カノにシンタローさん!顔が怖いっすよ!」
「「なんでもないよ…」」

かの時が合うなんて、珍しい事もあるもんだな…
多分考え方も一緒なんだろう…

ま、でも今はそんな暇はない。
早くアジトに戻らなければならない。

「じゃ、早くアジトに戻r(((『ビビビビビビビビビビッ!!!!』…忘れてた」

変なタイミングで、タイマーの音が鳴り響いた。
なんてタイミングだよ…
いろんな人の目が俺らに向けられて、頬が熱くなってくる。

「ぷぷ…、は、はやく…いこうよ…くふっw」

カノは必死に笑いを堪えている。
恥ずかしい…

* * *

ここで切ります!
次が、最後です!

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.13 )
日時: 2017/03/28 21:46
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

いろんな人から、変な目で見られながら俺らはアジトに急いだ。
荷物は全部セトが持って、俺とカノは持つことはしなかった。
だって、あいつが得しすぎるから、少しでも損をさせてやろうとしていた。それはカノも同じで、セトに ちょっと持ってもらってもいいっすか? と頼まれても、見事に2人スルーだからな。

セトは少ししゅんとした様子で、下を向いた。
はっとカノと俺で、鼻で笑うところまでタイミングがあった。
イケメン爆ぜた…(嘲笑)みたいな。

しばらく走っていたら、アジトの扉が見えてきた。
走ってる途中で、携帯を取り出し時間を確認してみる。時間は恐竜図鑑を渡して、2時間も経つ。
これはちょっとやばいかもな…

「シンタローさん時間大丈夫っすかね?」
「あ〜…、少しやばいかも…」
「うそぉ!?急ごうよ!」

あんなにセトをバカにしていたというのに、今のカノは率先して扉を開けようとしている。
なんだよ…この高速手のひら返しは…

「ただいま〜!」
「ただいまっすぅ!」
「コノハ!気は確かか!?」

アジトに入るなり、俺たち3人は焦りから叫んでしまっていた。
するとキドからうるさいと言われ、カノが殴られた。←

コノハは未だに恐竜図鑑を見つめたままだった。でも、あと少しで終わりに近づいていたため、本当にギリギリだった。

俺とセトとカノとで準備しようと思ったが、カノは倒れていたのでほっといた。←
ということで、かわりにマリーとキドが手伝ってくれた。

コノハが読み終わる前にねぎま全てをパックから出し、皿に盛らなければならない。そして、ケーキとかマカロンとかもだ。
ねぎまを俺とキドで。ケーキとかマカロンをセトとマリーで分担して盛り付け始めた。
急いで来たおかげで、ねぎまはまだ湯気が出るほど暖かかった。
すべて盛り付け終わり、コノハを見てみると、もうあと2、3ページで読み終わるところだった。
ヒビヤは終わったのを確認すると、コノハの肩を叩いた。
コノハは首を傾げつつ、頭をあげた。

「わぁっ!!」

コノハは目を見開いた。と思ったら、いつの間にかねぎまの前にいた。
はやっ!
ねぎま…とコノハは呟くと、1つ2つと口に含んで行った。にしても、1本食べるのに、たったの5秒なんだけど…恐ろしや…

コノハはたったの12分程度でねぎまを全て完食…
そしてスイーツも5分で完食。
俺らの努力の結晶が…、たったの20分で消えた…ああ…

もう化け物じゃねーか!
満足そうな顔でコノハは笑うと、俺の方を見た。

「シンタロー…」
「なに?」
「ありがとう…」

コノハはへにゃりと笑った。
なんか、嬉しくなった。

「どういたしまして!」

コノハの好物enb

《おまけ》

カ「そういえばさ、みんなも気になってるんじゃない?ねぎま150本で何円だったかさ」
セ「そうっすよねー…。かなりの額だったすね〜」
カ「うんうん。1本確か300円だよー」
セ「全部で、4万5000円っすよ」
エ『なのに、ニートのご主人は、1円も払わなかったんですよ!酷いですねー!』
シ「おい…」
カ「そうだよねー。シンタロー君も10円ぐらいでも払えばよかったのに〜」
シ「おい…」
セ「しょうがないじゃないすか!無一文なんすから!」
カ「ブフォッ!」
エ「あーはははははははっ!!』
シ「もう、ヤメテ…」
セ「え?!え!?どうしたんすか!?」
キ「続きが思いつかないからここで、強制終了だ!」

すみませんでした(土下座)
明日、新しいものを投稿します!

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.14 )
日時: 2017/03/29 07:36
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

3,猫耳が生える病!?

「うわあああぁぁぁぁああっ!!」

静かなアジトの中、それを切り裂くキドの声が聞こえた。
団員全員は驚き、どうしたと周りを見渡している。
すると、ダダダダダダッ!と走る音が聞こえ、キドが現れた。
いつになく、表情が険しい。ゼェハァと肩で息をしながら、俺らを見つめた。

「メカクシ団最悪の事態だ…」
「えっ!?キド、厨二拗らせすぎ〜」

カノは本気にしてないらしく、ひらひらと手を振っている。
いや、お前を聞いただろう?あの声を。

「冗談ではないぞ!ちょっと、シンタローとエネ!こっちに来い!」
「え?…分かった」
『了解です!」

俺とエネはキドに呼ばれて、みんなの見えない位置に移動した。
キドはキョロキョロと辺りを確認し、ふぅ〜と安心したように息を吐いた。
そして、小声で俺たちに向かって言った。

「あのな、…ね、猫耳って人間に生えるものなのか…?」
「は…?」
『え…?』

冗談を言っているのか…?俺とエネは顔を合わせた。
しかし、キドの顔は真剣そのもので、冗談を言うような表情ではなかった。

俺とエネが呼ばれた理由がなんとなく分かった気がした。
俺は、自慢じゃないがIQ168だ。
エネは電脳だから、いろいろ知っているはずだ。
だからこそ、この2人に頼んだんだろう。

俺とエネはうーんと声が出るほど、考えてみたが…やっぱり結論上そんなことはないと思う。

「ないと思うな…。突然変異とかで足の数が増えたりってのは聞いたことあるけどよ、猫耳は…生えないな」
『ご主人と同じです。もしかして、団長さん猫耳でも生えたんですか?』
「な訳あるか!エネ!」
『ですよねー!』

2人で、あははと声を上げて笑った。
そしたらキドにしーっ!と注意された。俺らは口を塞ぎ、笑うのをやめた。
まさか…な?

「じ、実はそのまさかなんだ。ほら、こんな風にさ…」

キドは深く被っていた、フードをとった。
すると、ピョコンッと見覚えのないものが、出てきた。
それは明らかに猫の耳だった。

「は、生えてきたんだよ…」

キドは恥ずかしさから、顔を赤らめながら言った。
え…?うそ…

これ、カチューシャとかじゃないよな?動いてるし…
あ、血管まで通ってるじゃん。これ完全に、本物じゃん

『ご主人これ…』
「そうだな…」
「『かなり、ヤバイ』」

キドの頭に猫耳が生えてしまいました。

* * *

ここできります!

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.15 )
日時: 2017/03/29 19:54
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

「なになにー?どうしたのー?」

ビクッと肩が揺れた。
さっき俺とエネが笑っていたのが原因だろうか、カノが笑いながらひょこっと出て来た。

ま、まずい!

そう思った俺は、カノとキドの間に割って入り、キドの姿を隠した。
ギリギリで隠せたらしく、カノはなになにー?なんかあるのー?と後ろ見ようとしている。

俺はそのたび右へ左へと移動して、見せないようにした。

「ちょっと〜、シンタロー君邪魔なんだけど〜?」
「いや、ちょっと事情があってさ…」
『そ、そうですよ!吊り目さん!これは海よりも深〜い事情が…!」
「へー?キドになんかあったのー?」
「『ぎくっ!』」

図星を突かれて固まっていると、カノのニヤニヤが増した。
そして先程まで、あっちこっちに移動していたのに、急に動きを止めた。

俺とエネがあれ…?と首を傾げた途端…

「すきありっ!」
「な…っ!?」
『うそっ!』

油断してしまったのがいけなかった。
カノはスルリと、俺の右側をすり抜け後ろに行った。

ま、まずい!
こいつにばれたら!非常にまずい!

ばっと後ろを向くと、キドはイヤホンを耳に当てて、iPodの音楽を聴いているところだった。フードはいつも通り被っている。
カノはあれ?と首を傾げた。

「キド、なにがあったの?」
「ん?いや、イヤホンの聞こえが悪くてさ…シンタローとエネに相談していたんだよ」
「へぇ〜」

納得したような顔で、カノは頷いた。
え…?それで納得するの?

あれ…?なんかニヤニヤましたような…?
キドが安心で、ホッと息を吐き下を向いた。

「にしても〜…」

カノが口を開き、キドのフードをばっと脱がした。

「なんで、猫耳が生えてんの?」

キドはボボッと耳まで真っ赤になり、カノは面白そうにニヤニヤと笑っていた。

* * *

ここできります!

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.16 )
日時: 2017/03/30 06:24
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

「な、なんで知って…っ!!」

ん〜?とカノは面白そうにキドを見ている。
照れているのを見て、更に楽しそうだ。

「いやぁ、聞こえたんだよねー」

カノは俺の後ろの方を指差した。
丁度その向かい側は、人1人が隠れることが出来るスペースがある。
え…?

「此処に隠れていたんだけど、全然気づかないんだもん。面白かったぁ!」

人を馬鹿にしたようにケラケラと笑うカノ。
それで怒りが増したのか、キドの顔がみるみる険しくなっていった。

「カノ…、歯ぁ食い縛れ…」
「へ?」

カノが未だに堪えきれない笑いを、隠さないままキドの方を振り返った。
すると、キドのキックがカノのみぞおちにヒットし、カノは向こう側まで飛んでいった。
みぞおちだったのがいけなかったのか、カノは蹴られる時声の1つもあげなかった。しかも、蹴られた直後意識を無くし、ダランと力無く倒れている。

痛そ〜…

俺とエネは、苦笑いで顔を合わせた。

「なんなんすか?一体」
「キド〜、なんかあったの〜?」

えー!?
次はこっちにマリーとセトが来てるー!!
早くキドを隠さなきゃ!

そう思って、前に行こうとしたらキドに前を越され、逆に俺を隠す体制となった。
キドはもうフードを被っており、いつになく真剣そうだ。

え…?

「キド、お前逆じゃねぇの?」
「なにを言う!お前も頭に手を当ててみろ!エネもだ!」
『わっ、私もですか!?』

俺とエネは、半信半疑ながらも、手を頭に乗っけてみた。
すると髪の毛とは違う、ふわふわとした感触が…

え…!?

俺は、スマホのカメラ機能で自分の姿を確認した。
そこには、ダランと下がった垂れ耳のウサギの耳が付いていた。

『ご主人!私にはなんの耳が生えてますか!?』
「え?…えーと」

エネの頭には、ぴょこんと猫に似た耳がついている。でも、丸っこいから多分ネコ科の動物だ。耳の先は黒く、あとは黒のシマシマがズラ〜っと並んでいる。

これは…

「お前は、トラだな」
『とらぁ!?』

俺らがわーわーと言ってる間にも、セトとマリーは近づいており…

「なんかあるんすか?」
「どうしたのー?」

ついには顔を出してしまった。
ま、まずい…!!


* * *


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