二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
- 日時: 2018/01/27 19:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。
あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!
《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム
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- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.37 )
- 日時: 2017/04/15 11:58
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「クロハが残りたいと言っているんだ。こんな事は初めてだからな…メカクシ団の奴らはこいつをどう思うか、聞きたいんだ」
薊は、まるで自分の子供のように、わしゃわしゃとクロハの頭を撫でた。
少しだけくすぐったそうにしながらも、物凄く嬉しそうだ。
これだけ見ると、仲良しの親子にしか見えない…黒いし。
薊は、おれらをじっと見つめた。
「どうだ?まだ、貴様らに、クロハをメカクシ団No.10として引き入れることは出来るか?」
薊の問いかけにみんながうんと頷いた。
もう、みんなの目には悲しみの涙はない。みんなの目には歓喜の涙が光っていた。
薊は、笑った。
俺らが、まるで愛おしそうに優しく…
薊は、固まってしまっているクロハの背中を押した。
そして、驚くクロハに向かってこう言った。
「明日までにシオンに謝らないと、そろそろ限界が来るぞ?」
…?!
今までの感動の雰囲気はぶち壊された。
嬉しそうに笑っていたのではなく、あれは殺意に満ちて笑っていた表情だったのだ。
薊は、恐ろしい黒い笑みで微笑んだまま続けた。
「お前は、私の目から逃れるがために、メカクシ団に入り、いい子ちゃんのふりをして滞在するなんて、よくもまあそんな手を思いついたな?」
クロハの目には、嬉し涙….いや、最初から怯えていての涙なんだろう…
薊は、腕を組み始めた。
「こんな事をして謝らないとは、そんなことは言わないよな?それに、メカクシ団を見事に自分の味方につけて…まあ、成長したもんだねぇ?」
薊はガタガタと震えるクロハをよそに、淡々と毒を吐き続けた。
しかも、笑顔のままってどんなに怖いんだよ…
俺まで強くなってきた…
薊は、クロハからマリーに目を移した。
「茉莉、こんな奴を匿うと…お前にも来るからな?」
「ひ、ひぇっ!」
「分かったな?」
念を押して言うと、薊はやっと笑顔を解いた。
鋭い目つきで一人一人をギロリと睨みつけると、ふぅと息を吐いた。
「そういう事だ…肝に銘じとけ」
薊はそれだけ言うと、消えてしまっていた。
…え?どういう事?
メカクシ団に入ったのは、逃げるためだったのか?!
これは…クロハに聞かなきゃな…
みんなの考えは嬉しさより、疑いの方が色濃くなっていくばかりだった。
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.38 )
- 日時: 2017/04/16 15:23
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「どういう事?1から説明してくれるよね」
「はい…」
衝撃の事実に激おこなマリーさん。腕を組み仁王立ちでクロハを見下している。に対して、クロハは小さく縮こまり、床に正座をしている。
俺らも、怒りが湧いたがこの状況だと、苦笑いになるのも仕方ない。
なんだこれ。立場がまるで逆だよ…面白い。
マリーは苛立ったように、貧乏ゆすりをしてチッと舌打ちをした。
「あのさあ、私のお母さんに何したの?」
「いや…その、えっと…悪戯を…」
「はっきり言え!聞こえない!!」
「は、はいぃぃい〜!!!」
マリーが叫ぶと、クロハはビクッと反応した。
みんなの中でクスクスと笑いが起きた。しかし、それがまたマリーの苛立ちを増したらしく、ぐるりと後ろを向いて「うるさいよ…」と言った。
これには、キドも少し怖気づいてしまった。
「マ、マリー?ちょっと…加減を」
「セト、黙っててくれる?」
「……はいっす」
セトが止めに入ったが、すぐ退場させられた。
これは…かなりマズイな…
セトさえとめられないのだったら、一体誰が止めればいいのだろう?
セトはしゅん…としぼんだ様子で、ソファに座った。
まずは様子を見てから、判断しようか…
みんなで黙って頷くと、じっとマリーを見つめた。
マリーは苛立ちが最高潮なのか、能力が発動してないのに、髪の毛がうようよと怪しげに動き始めている。
クロハの表情にも焦りが出てきている。
「早く言って?…そろそろ、石にするよ?」
「わ、分かった!!」
クロハは目を伏せながら、そのマリーの母にやったという、悪戯をぼちぼちと語り出した。
説明が下手だったから、簡単にまとめたものがこちら▼
・アザミがシオン(ていうらしい)を溺愛している
・ちょっと困らせようとシオンを隠した
・そしたら激おこ
・逃げても逃げてもめっちゃ追いかけてくる
・なのでメカクシ団へ逃亡
・そして現在に至る
という訳らしい。
うん。正直、最初メカクシ団に来た時よりも、めっちゃくだらねえ!!
ていうか、素直に謝ればいいものを…
マリーもそう思ったらしく、はぁー…と困ったように息を吐き出した。
「早く謝りに行って。2人にちゃんと頭下げてね、そうしないと…」
マリーはクロハのネックウォーマーらしきをのを掴み、ぐいっと自分に引き寄せた。
「どうなるんだろうね?」
「今すぐ謝りに行ってきます!!」
クロハはそう叫ぶと、電光石火のごとく、アジトから出て行った。
マリーは、くるりと後ろを振り返った。でも、もう表情はいつも通りに戻っていた。
「えへへ、ちょっと怖かったでしょ?ごめんね…」
そう言って、照れたように笑った。
俺らは、「いや…いいよ」と言いつつも、心の中では密かに思っていた。
(マリーの家族みんな怖ぇ…)
みんなは笑っていたけど、どれも引きつったものばかり並んでいた。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.39 )
- 日時: 2017/04/18 20:27
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
シ「えーと、皆様こんにちは。今回はシンタローと」
エ『エネでお送りしています。つなぎさんとつり目さんは諸事情です。察してください』
シ「ま、とりあえず。今日はお知らせに来ました」
エ『えと、このスレなんですが…2日ぶりなんですよね…』
シ「そうなんだ。ちょっと、作者がリアルタイムで忙しいんだ」
エ『まあ、やっと先輩ですからね〜…。そりゃ疲れますよ』
シ「だから、投稿スペースが激減すると思う…」
エ『ま、まばらになると思います』
シ「ちなみに作者は、たぶん週に3回が、限界だと…」
エ『かなり忙しいですね〜…』
シ「ま、だからこの俺。シンタローと」
エ『エネが代わって謝りします』
シ・エ『「本日は本当にすみませんでしたあああぁぁあぁぁあぁぁあ!!!!!!!!!!」』
本当にすみません…
この小説を楽しみにしている方(いないけどね…)には、本当に申し訳ないです…。
この場をお借りして2人が謝ってくれました。
まばらになってしまうので、かなりペース落ちます…
本当に…すみませんでした…
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.40 )
- 日時: 2017/04/19 05:03
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ーガチャリ
暫くしてから、控えめに扉が開く音がした。
みんなの視線が一斉に扉に注がれる。マリーなんか、謝ってなかったらすぐにでも、石にする気満々だ。
カツン、カツンと誰かがゆっくりと近付いてくる。
クロハと分かっていても、こうもゆっくりと来られたら、なんだか疑いたくもなる。みんな、固唾を飲んで見つめ続けた。
カツンと、俺らの視線に映るとこに来た時、その人物は止まった。
やはりクロハだった。少しだけ、顔が晴れていない気がする。やっぱり許してもらえなかったのだろうか?
マリーは立ち上がって、クロハに寄って行った。
「謝ったの?」
「…はい」
「許してもらえた?」
「…はい」
「そっか…」
どちらともいいことだというのに、やっぱりクロハの顔は晴れない。
すると、ボロボロと目からどんどん涙が溢れて、零れ床に落ちていった。
みんなは慌ててどうしたの?とクロハにどんどん近づいていった。
クロハは泣き止まないまま、話し始めた。
「アザッ…み、様にぃ…酷いコトォ…され、たぁ…!も、…も、やだぁ!!」
それだけ言うと、うずくまった。
どういう事だ?あの、薊ってやつになんかされたのか?みんなが視線を交差していると、ただ1人、マリーだけは落ち着いていた。
クロハと同じようにしゃがみ、肩にポンと手を置いた。
「もしかして…やられちゃった?」
「…はい」
「うわ〜…かわいそう」
マリーは暫く大丈夫大丈夫と頭を撫でて、ソファに座らせた。
マリーは、俺らをクロハから遠いところに呼び、話し始めた。
「マリー、やられたって…何がっすか?」
「おばあちゃんのお仕置きなの。これ、やられると暫くはクロハみたいに誰でもなる」
セトの問いにマリーが、冷静にこたえた。
「は?!い、いったいどんなものなんだ?マリー!!」
キドが焦ったように聞いてきた。
その答えもマリーは、冷静にこたえた。
「拷問。酷い時は精神的拷問と尋問まで付いてくる」
「「「「「「「『…は!?』」」」」」」」
マリーも青い顔で、カタカタと震え始めている。
びっくりしすぎて、みんな大きな声を出した。
ご、拷問!?
ひ、酷すぎる。
マリーははあっと溜息をついた。
「おばあちゃん、かなり怒るといつもこうなの。だから、クロハにも来るとは思ってたけど…まさか、最高潮のとはね…」
「そ、それって…拷問に精神的拷問に尋問…か?」
俺は、聞いた俺の内容にマリーが頷かない事を願った。
だって、そうなったらクロハをどうケアすればいいのだろう…
でも、そんな思いも届くはずなく…
「うん。そうだよ?」
…
一瞬の沈黙の後、マリー以外のみんながドサっと倒れこんだ。
みんなの思っている事は同じ。
(やっぱり、マリー家は怖ぇ〜…!!)
そんな事を思い、クロハの事は一時忘れていましたとさ。
そして、暫くはクロハのケアに手を焼いていましたが、メカクシ団御一行の努力によって、回復しましたとさ。
めでたしめでたし…
新しい団員!?end
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.41 )
- 日時: 2017/04/22 05:35
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
《おまけ》
シ「どうも、シンタローです」
エ『やっほ〜!エネちゃんで〜す!』
マ「はっ、初めまして。マリーです」
ク「クロハです…」
シ「今回は、このメンバーでやっていくぞ」
エ『つり目さんと、つなぎさんは今回はいません!!あちゃー、残念!!』
マ「セト…いないんだ…」
ク「まぁ、女王頑張りましょう」
マ「うん…」
シ「本題入るぞ?にしても、クロハお前大丈夫か?」
エ『そーですよ〜、よく帰ってこられましたね?』
マ「おばあちゃんは、いつも倒れないぐらいでやるから多分、健康には問題ないよ?」
シ「いや、そういう問題じゃねーよ!!もっと…、精神的な面でだ」
マ「…?別に、精神も深い傷を負わさない程度だから大丈夫だよ?」
エ『あーー!!もうっ!話していても意味がありません!!もう、ここでこの話は終了!終了でーーーす!!!』
ク「いや、女王のいう通りだし。俺、全然平気だよ?」
シ・エ「『……………ソウデスカ』」
エ『…はっ!!そういえば、黒ニセさんを立直らさせるのに、費やした時間は……なんと、1ヶ月です!!』
シ「すげー、立ち直りの早さな…。俺も驚いたよ」
ク「いやあ、蛇ですし?人間ではないですし?そんな感情あるわけないでしょう?」
エ・シ・マ「「『じゃあ、あの涙はなんだ(なに・なんなの)?』」」
ク「あ…えと、そう…演技です!演技!!」
エ『クソがつくほど嘘が下手ですね…黒ニセさん…。ご主人だって、もっとマシな嘘付きますよ?』
シ「いや、俺あんまし嘘つかねえし…」
エ『ほら!今みたい!!』
シ「これは嘘じゃねえよ!!」
マ・ク「「本当に?」」
シ「…、あ…いえ。…少し嘘です」
エ『素直でよろしいですよ。ご主人。では、ここら辺にしましょう!!』
マ「そーだね、もういい頃合いかな?」
ク「もう少し喋りたかったなあ…」
シ「ま、これでおしまいだ…また、次な!」
マ「バイバーイ、また会う日まで」
ク「またな」
シ「ここまで読んで頂だき、ありがとうございます。また、来てくれよな?」
* * *
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