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メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
日時: 2018/01/27 19:47
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。

あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!




《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム

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Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.199 )
日時: 2017/10/16 16:52
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

初めまして〜←
こんにちは(*゜▽゜)ノ

雑談掲示板にて、アンケートの回答ありがとうございましたm(*_ _)m
(瀬尾颯水です←)

色々と参考にさせて頂きます!


まだ先になるとは思いますが、今後自分がもし書くとしたらどんなものを書こうかと迷っていたので……笑(‾▽‾;)


カゲプロの作品書かれているんですね!(* ॑꒳ ॑* )
すごいカゲプロ好きなので、すぐにお邪魔しました!

まだ内容まで見れてないのですが、これから読ませて頂きますねー(*´▽`*)


私はセトが好きです笑(`•ω•´)
女子キャラは……貴音です( ᐛ )و

更新頑張ってください!
いきなり失礼しました(*・ω・)*_ _)

byてるてる522

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.200 )
日時: 2017/10/21 23:58
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

>>184

「あ、貴音さーん!」

文乃ちゃんはにこやかに笑い、手を振りながらこっちに小走りで駆けてきた。マフラーとサラサラのストレートヘアーが、風でふわりと揺れた。
……私は、どうせ癖毛ですよ。
そんな綺麗な絵面になるわけないじゃない。

遥は、文乃ちゃん奇遇だね〜と笑っている。

って!あんた!
この状況下で分かんないの?!
あの二人が後から、しかも私たちのすぐ後に出てきたってことは……、みっ、見られて……!

「そーいえば貴音さん。」
「ひゃ、ひゃいっ!?」

文乃ちゃんが急にこちらを振り返り声をかけたので、素っ頓狂な声が出てしまった。
口元を手で覆い、少しだけ目を逸らす。

「遥さんと、手!繋いでましたよね?」
「へ、ふぇっ?!きっ、気のせいだよー……あはは。」

ストレートに直できやがったか。
戸惑いながらも、なんとか誤魔化す。……自分の中ではそうでも、多分相手には挙動不審に映ってるだろうけど。

文乃ちゃんが、あれ?でも確かに見たんですよー、可笑しいなぁ。と言うのを、半分聞きながら、目はいろんな方向にあっちこっち移動させていた。もう、誤魔化しきれない気が。
すると、ぽんっと肩に手を置かれる感触。

「ひぇっ!」
「いやいや、してたじゃねーか。榎本と遥先輩、仲良く恋人繋ぎをさぁ。」
「うわあぁっ!」

後ろを振り返ると、ニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべる、生意気な奴。伸太郎。
完全に遊んでやがる。
カチンっときたが、人の多いここで喚くのは正直気がひけるもので。そこをうまく使いながら、私を崖っぷちに追いやっていく。

「入る直前、急にイチャイチャしだしたと思ったら手を繋ぐ。しかも、恋人繋ぎ。」
「うぐ……っ!」
「そして、アトラクションに興じる時も、手をつなぎ、一時も離れない。」
「はぅ……っ!」
「そして、お化けが出るたびに握る力がギュッと篭っていた。ここまできて、言い逃れできるのか?」
「ぐあぁ……っ!」

こいつ……ッ!
なんで、私の記憶になあ部分まで、綺麗に記憶しちゃってんのよ!
伸太郎は、苦しむ私を嘲笑っていた。
あぁ、もう……我慢の限界が〜……!

「コラ!伸太郎!」
「あてっ!」

と思ったら、文乃ちゃんが伸太郎の頭をげんこつで軽くコツンと叩いた。伸太郎は不満げに文乃ちゃんを睨む。
しかし、文乃ちゃんは怯むこともせず、こう言い放った。

「伸太郎だって、お化け屋敷の中にいる時私の後ろにずーっといたじゃない。しかも、マフラーをギュッと握っていたせいで、少し苦しかったんだから。」

もうっ!と怒る文乃ちゃんに、呆然とする伸太郎。

……はは〜ん。
さては、あいつ……

「何?お化け屋敷、怖いの?」
「にっ、苦手なだけだ!」
「嘘ばっかり!お化けが出るたんび「うわあぁっ!」って叫んだ挙句「怖い怖い怖い怖い怖い」って小さな声で言ってたじゃん!」
「……」
「ぷはっ!」

私はたまらず笑い出す。伸太郎は、涙目でこちらをキッと睨むが、もう反論することもしないようだ。私はあはははっ!と馬鹿にされた分、馬鹿にした笑い方であいつを無様に笑ってやった。
結局、顔を赤くしながら文乃、行くぞっ!って文乃ちゃんの手を引いてどっかに行ってしまった。

はぁ〜……、面白かったー。

「じゃ、遥。次、どこ行く?」
「ん〜、じゃあ、あれ!」
「何々?」

遥が指差したもの。
それは……






フリーフォール。
しかも、少し振り回し機内付き。





……は?



* * *



みなさん、お久しぶりです!ボーカルロイドです!
最近、部活やら文化祭練習やらテストやらでいろんなことが重なり忙しくて書けませんでした。
すみません……

まだまだ忙しいので、次の更新も遅くなるかもしれません……
本当にごめんなさいっ!

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.201 )
日時: 2017/10/21 23:57
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

>>199

てるてる522さん

お久しぶりです。

いえいえ、アンケートってやつ、以外と好きなので。楽しかったですよ!←

参考になったのなら、嬉しい限りです!

いつか、執筆しましたら、ぜひご報告お願いします。楽しみにしています♪

カゲプロ好きなんですか…っ!
マジですか、今の文見てテンション上がりました。ありがとうございます。

こんなクソ小説でよければ、感想までお願いします!
いろいろと、参考になるので……。

私は、貴音が好きです!貴音廃です!
貴音ぇ〜(*´꒳`*)

ありがとうございます!頑張ります!
また、機会があればわいつでもウェルカムですよ!では、またいつか。

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.202 )
日時: 2017/11/13 22:02
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

››200

「はぁ……。」
「貴音、大丈夫?!ちょっと、飲み物買ってくるね!」

そう言って何処かへと駆けていく遥。
あのフリーフォール見た目以上に振り回しが激しくて、一瞬意識が飛んだし。しかも、その大きな揺れのせいで、酔ってしまって気持ち悪いぃ……。
なにこの有り様、無様だな自分。こういうアニメのシーンとかゲームのヤツとか笑い飛ばしてたけど、今じゃもうバカに出来ないな。てか、本当にこの場に、伸太郎がいなくてよかったわ。いたら、どんだけバカにされんのか、気が気じゃないわ。
机に突っ伏しながらボーッとしてると、トンッという軽い音と少し揺れる机。

ゆっくりとその音の方に視線を向けると、遥がお茶とジュース二種類くらいを買ってきていた。そして、慌てた顔で貴音はどれがいい?!って言ってくる。まぁ、遥には申し訳ないけど、正直雑音としか捉えられないんだけども。煩いから、黙って欲しい……。

「遥…。」
「なに?」
「……お茶ちょうだい。あと、なんかチョコ以外で甘いものも欲しい…」
「お茶ね。じゃあ買ってくるから待ってて!」

遥は私にお茶を手渡すと、また何処かへと駆けていった。
申し訳ないけど、私はやっと静かになった、とふと思っていた。少しだけ体を起こすと、ペットボトルキャップを開け、中のお茶を口のなかに流し込んだ。冷たいお茶が喉を通り幾分か気持ち悪さも取れた。
遥がお菓子の入った袋を手にもって帰って来たときは、大分楽になっていときだった。

「貴音、もう大丈夫なの?」
「おかげさまで、もう大丈夫。」
「でも、まだ分かんないから休んどこ。ほら、飴買ったから食べて。」
「うん…ありがと。」

遥から受け取った飴はイチゴ味で、甘酸っぱいイチゴの味が口一杯に広がる。美味しい。
暫く二人で、飴を食べながら道行く人を眺めていた。

飴の袋がほぼ空になった頃に、私たちは立ち上がり次のアトラクションへ。
次のは私のリクエストでカーレース!
ゲームとは違い、本物……なのか分かんないけど、取り敢えず違う感覚が楽しめそうだからやってみたかった。

まぁ、私の好みどんぴしゃで何回も何回も繰り返し乗った。
風が頬を撫でる感覚、バサバサと音をたててなびく髪、きゅるきゅるというタイヤの音が耳を掠め、どれをどうとらえても最高で飽きることはなかった。気がつけば、大分時間がたち、少しだけ日が昇ってしまっていた。

途中から抜けていた遥に急いで駆け寄ると、遥が袋を差し出した。
その中身はお弁当。お弁当の包みは青と黒のチェックだった

「前は貴音が作ったから、次は僕が作ったんだ。口に合うかわかんないけど…。」
「えっ、遥が作ったの?!」
「うん。前につくってくれたお礼。ほら、遠慮しないで食べて!」
「じゃあ、いただきます。」

お弁当のおかずは、ウィンナー、卵焼き、ベーコンのアスパラ巻き、きんぴらごぼう…と定番のおかずだった。
まずは卵焼きから箸にとり、口に入れる。時間がたっているのにしっとりとしていて、砂糖のほんのりとした甘さが広がった。甘すぎもなく丁度良いくらいでとても美味しかった。

「美味しい…」
「ほんと?!良かった〜、卵焼き味付け失敗してないか不安だったんだ。ほら、他のも食べて食べて!」
「う、うん…。」

次にきんぴらごぼうに箸をつける。
口に含むと、ごぼうとニンジンのしゃきしゃきとした歯応えと、醤油風味の味付けが良くて、ご飯がほしくなった。
ご飯も口に含む。柔らかすぎず固すぎず、丁度いい固さでご飯の甘味が美味しい。

なにこれ、女子力高いな。
というか、めっちゃ美味しいんだけど。レベル高いな。
私が作ったのより、美味しいかもな。

なんて考えながら食べてたら、食べきってしまった。量も私の腹八分目ぐらいで丁度よかった。
量まで完璧なんて、なにこれ。

「どう?口にあった?」
「うん、めっちゃ美味しかった。ごちそうさま。」
「お世辞でも、嬉しいよ。ありがとう。」

そうやってふわりと笑う遥。
その幼さを感じさせる、人懐っこい笑顔に一瞬ドキッとした。

暫く固まっていると、遥があ。と上を指差した。

「貴音、あれ乗らない?」
「あれ?」

遥の指差している方向に目を向ける。
それはこの遊園地の目玉である大きな観覧車。1往復30分ぐらいの長いやつ。まだ、昼になったばかりだから人は疎らだ。

でも、遥の目はキラキラと輝いている。
まあ、いっか…。私も乗りたいし。

「いいよ。行こうか」
「うん!」


* * *


かなりお久しぶりですね、どもボーカルロイドです。
今、やっと部活も勉強も一段落つきました。

気づけばもう11月。あと少しで平成終わるやんけ。やだな〜

これからまたテストもあるので、更新はするけど遅くなる可能性大です。スミマセン……
では、またつぎの機会に。(キャラが変わっているような気がするのは気のせいかな?)

Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.203 )
日時: 2017/11/19 10:36
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

>>201-202

「わぁ!ほら、貴音!見て見て!きれいだよー!!」
「ちょっ…!あんまり動かないで、揺れるから…」
「あ、ごめんね。」

乗るのは初めてだったらしく、ちょっとしたことでも声をあげてはしゃぐ遥。勿論、景色もきれいだし遊園地全体が見れて、次は何乗ろっかな?とか考えられるけどさ…。
何でこんなことになるのよ……。
私も観覧車に乗るのは初めてだけど、こんなに揺れるもんなの?!遥がちょっとでも動くと、それに反響してゴンドラがゆらりと揺れる。しかも、乗ってみてから気づいたけど、…私、高所恐怖症だ。めっちゃ足がぞわぞわするんだけど…っ!
観覧車って見た目より、高く上がるから、もう身体中ぞわぞわしてくる…。怖い〜…。
何で、遥は平気なのよ。憎いわ〜…。

「あ!貴音!見て見て!」
「うぇっ?!」

遥が指を指しながら私の方へ向かい、私の座っている椅子に足をかけると、遠くをキラキラとした瞳で見る。
と、同時にゴンドラもギギギ…と片方に傾いていき…。

「見てよ!ここに、こんなきれいな花畑が有るんだね!」
「ああぁぁ…っ!ヤバイヤバイヤバイヤバイ…」
「ねぇ、貴音〜…見ないの?」
「見るから見るからっ!!とりあえず、もとの席に座って!傾いてるんだけど!!」
「あ、ごめん。」

短い間向こうを見つめ、惜しそうにゆっくりと席に戻っていった。
それと同時に、ゴンドラの傾きもなおり、ほっと胸を撫で下ろす。

遥って何をしでかすか分からないから、ちょっと怖いわね〜…
そんなことを思っていた矢先…

— ガコンッ!

そんな音と共に、大きく揺れゴンドラが止まった。急なことで、私も遥も顔を見合わせ首を捻る。
すると、ゴンドラの上のスピーカーから、雑音混じりの声が聞こえてきた。

『……ただいま、運転…見合わせちゅ……す。……お…くさまには、た…へんご…いわくを、おかけ…ます。』

雑音のせいで、多少聞き取れなかったけど、分かったのは…今、何故か観覧車が止まって運転見合せ中。しかも、止まった位置が一番上…っ!!ヤバイヤバイヤバイ…。

取り合えず、遥が動くのを阻止しなきゃ…!そうしないと、私が死ぬ!…精神的に。

「はっ、遥…」
「ん、なぁに?」
「絶対に動かないでね。そうしないと、…私が死ぬ。」
「えっ、貴音死ぬの…っ?!」
「あああっ!いやっ、…その、まあ、…動かないで!!」

遥にだけは高いところが怖いなんて知られたくない。だから、さらっと出てしまった言葉に驚いたけど、取り合えず大丈夫だろう。
遥も心配そうな顔つきはしているけど、こっちによろうとはしないからよかった。

まぁ、このまま早く動いてくれ。
…しかし、そんな願いは神様は聞いてくれなかったようだ。

ざわざわと木が大きく揺れるほどの、風が吹く。
勿論、ゴンドラも木と同様に大きく揺れ始めた。


* * *


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