二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
- 日時: 2018/01/27 19:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。
あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!
《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム
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- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.22 )
- 日時: 2017/04/03 19:39
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「えっと…羊の性格は、仲間意識が強く、みんなと一緒にいるのが好きです。しかし、仲間とはぐれてしまうと、パニックを起こしてしまう事があります…だそうだ」
チラリとマリーの顔を見てみると、耳まで真っ赤になっていた。
えっ!?俺なんかいけないこと言っちゃた感じ?!
モモとエネから、俺に冷たい視線が浴びせられた。
別にわざとじゃないんだって!!そんな目で俺を見るな!!
他のみんなを見てみると、なんだか嬉しそうだ。
特に、キドとかセトとかカノのあたりだ。
物凄く嬉しそうににやけてる。
ああ…なるほど。
みんなと一緒にいるのが好きっていうのが嬉しのか。
それがばれてマリーは、恥ずかしいのか。
ちょっとこの空気なんとかしよう。
このままじゃモモとエネの、無言の圧力でなんとかなっちまいそうだし…!!
「マリーはみんなのこと好きなのか?」
尋ねると、無言で頷いた。
「そっか。俺、嬉しぞ。好かれていて。他のみんなも、そうだろ?」
俺がみんなの方に問いかけると、嬉しそうにみんなうんうんと頷いた。
今、みんなは嬉しそうにマリーの近くによって、いろいろと楽しそうに話している。
…よ、よかったあああああ!!
これで悪化したら、次はモモからキックが俺の腹に炸裂するところだった…
マリーも心なしか嬉しそうだ。照れてはいるものの、笑っている。
本当によかった。
『ご主人!次は私でお願いします!!』
「はいはい」
他のみんなに、次のを調べるというと、みんなさっきの場所に座った。
みんな名残おしそうに、戻るもんだから、少しだけうっ…!ってきた。
「次はエネのトラだ」
トラ性格と打って、てきとうなサイトを開いた。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.23 )
- 日時: 2017/04/03 20:24
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「えーっと?…トラは天敵がいないと言われるほど強く、失敗を恐れません。また、グループで活動することは少なく、殆どは単独行動です…だってさ」
まんまエネだな…
俺と同じことをみんなも思ったのか、何人か苦笑いしていた。
エネは画面の上で、眉をひそめて不機嫌そうだ。
どうしたんだ?
『…なんか、まんま私過ぎて、なんも言えませんね』
あ、それ自分も思ってたんだ。
『でも、天敵がいないのは、なんか違いますね…』
「へぇ〜、お前なんかにも天敵がいたんだな」
『なんかって失礼ですね!私だって天敵が1人いてもおかしくないでしょう?!』
「ちなみに誰だよ」
『それ、は…』
エネはこちらの様子を伺うように、チラチラとこちらを見てくる。
…?なんなんだ。一体…
『秘密です。それに、今はもう居ませんし』
「なんだよ。教えないなんてケチだな」
『ケチとかなんてっていうって失礼ですよ!もういいです!今すぐ謝らないなら、この秘蔵フォルダのデータをを根こそぎ消しますよ!!』
「ごめんなさい!!エネ様!度が過ぎました!」
『分かればいいんですよ、ご主人♪』
エネはペロッと舌を出して、悪戯に微笑んだ。
なんで、ご主人がお前に謝るなんておかしいぞ。普通。
他のみんなは大爆笑だったけど、カノ1人だけなんだか寂しげに微笑んでいた。
なんか、2人とも変だな…
いつものカノならば、笑いながら俺を弄りだすのに。ま、こっちの方がおとなしいし、うるさくないし、うざくないからいいんだけどよ。
なんか、気にかかるなぁ…
あ、じゃあ次カノのを調べてやろう。
「じゃ、次はカノにしよう」
「え?僕!?」
「何?別に問題ないだろ?じゃ、調べるぞ〜」
「ま、待って!」
止めようとするカノを無視して、俺は「狐 性格」と検索をかけた。
カノが俺の手元を覗きこんだ時には、もう検索結果が表示されていたところだった。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.24 )
- 日時: 2017/04/04 14:02
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「ダメ!読まないで!!」
カノは俺から携帯を取り上げ、高々と高く掲げた。その顔にはふざけてるようではなく、本気で読まれたくないのが分かる。
でも、これは無駄な抵抗だ。
幸運なことに、カノは俺より背が低い。だから、軽く手を伸ばしさえすれば、携帯に手は届くのだ。
俺は取り返すために、ソファから立ち上がった。
散々人を馬鹿にしてきたというのに、それはないだろう。自分もしっかりと痴態を晒されるべきだ!
「ほら、返せ」
「やだ!!」
「あ、コラ!卑怯だぞ!」
「やぁ〜だぁ〜!!」
カノは携帯を持っている手を、右に左に動かして俺から逃れようとしている。
予想もしていない行動に驚いた俺は、突飛なことに対応しきれず、すぐに疲れてへばってしまった。
しかし、カノは全然平気そうだ。
もはや、今は得意げに笑っているくらいだしな。
くっ…、もうあの手を使うしかないのか…っ!!
俺はしゃがんでいた体を起こし、立ち上がった。
カノは余裕の笑みをかましていたが、念のためと対応できるよう構えの体制を作った。
「これだけは使いたくなかった…」
「ふーん、どんなの?」
カノは面白そうに見ている。
ま、そんなにすごいものだと思っていないんだろう。
ふっ…、甘いな!
俺はニヤリと笑った。
「エネ!その検索結果を読み上げろ!!」
『ラジャー!!』
「え!?うそぉ!」
カノは急に焦りだした。
ボリュームを下げようとボタンを押しているが、それは無駄な行動だ。
エネは自分でボリュームを調節できるからな。
『え〜とぉ?狐は、物静かで賢く、単独行動をする事が多いです。また、日本古来から、狐は人を化かし悪戯すると恐れられていました。…って感じですね』
「あぁ…」
カノは顔を耳まで真っ赤にして、倒れこんだ。
そんなに恥ずかしい内容か?というか、全然カノに合ってない気がするんだけど…
今まで、ずっと見ていたキドとセトがぶっ!と吹き出した。
「あはは、カノ結局負けてしまったな」
「うるさいよ…」
「いやぁ、なかなかいい勝負だったすよ!」
「もう、いいよ…」
キドとセトは何か分かっているようだが、俺らには理解できなくて、みんな首を傾げている。
キドはまだ出てくる笑いを堪えて、カノに変わって説明してくれた。
「俺らはカノの幼馴染だからな、その狐の性格はまんまカノだよ」
「でも、おじさんぽくないよ。もはや、正反対じゃん」
ヒビヤはスパッと容赦なく言った。
うわぁ、最近の小学生こわ〜…
「そう思うのも仕方ないっす。これは、カノの素顔っすからね。みんなに見せているのは仮面で、俺らには素顔見せる事が多いっす。実際のカノは、結構大人しいっすよ」
「まぁ、ただこいつにはそれが、みんなに知られたくなかったんだよ。ま、結局ばれたけどな」
セトとキドはまた顔を見合わせて、面白そうにくくくっと笑った。
なるほどそういうことか…
俺はカノの傍に落ちている、携帯を取ると、次はコノハの耳に生えている動物を調べ始めた。
丸い耳から、クマなのはすぐに分かった。
「じゃ、次コノハな」
俺はそう言って、「くま 性格」と調べた。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.25 )
- 日時: 2017/04/04 22:22
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「お、でた。えっと?くまは、凶暴で食欲旺盛。たまに、人を襲ったりします…」
俺がこれを読み上げると、みんなの中でなんだか気まずい空気が流れ始めた。
しかし、そんなこと気づかないコノハは、「?」と不思議そうに首を傾げている。
「ぼく…、凶暴じゃないよ?人襲わないよ?おかしいね」
「な訳あるかぁっ!!」
俺はコノハに思い切りツッコんだ。でも、コノハは何にも気づいていないらしく、戸惑っている。
おいおいおいおい…
忘れちゃったのかよ、あの時のこと…!!
女子組からはぁっ…とため息が聞こえた。
「コノハ、以前俺のズボンをネギと言って食ったろう?」
「そうだっけ?」
「私の髪の毛も、豆腐って言って食べたよね?!」
「え…そうなの?」
「私の服も、確かガムって言って食らいつきましたよ」
「え…、え…?」
コノハはものすごく焦りはじめた。体があたふたと動き、謎の言葉まで呟いている。一旦ここは、ヒビヤがコノハをなだめた。
少し落ち着いたらしく、動きは止まった。
でも、なんだかへこんでしまっている。
真面目に記憶がないのか…恐ろしいやつめ…
ま、でもこの結果、みんなの性格がこの耳の動物と合っているな。でも、ただそれだけだからどうしろって言うんだろう…?
「性格があっている…てだけで、特になんもないな…」
「そうだな…」
キドは苦い顔で頷いた。
一体どうやったらこの耳が生えてくるのだろう…、しかも取り除き方もわからない。もういっそ、病院行って除去手術でもうけようかな…←
「なあ、キド」
「なんだ?」
「その耳が生える前に、なんか…前兆とかなかったか?」
「いや、ないな」
「じゃ、変なもの食ったとか…」
「それもない。自分で作ってるんだ…」
1番最初に発症した人物から、感染する感じで広がっているから、感染方が分かれば、除去方もわかると思ったけどな…
そんな簡単にはわからないか…どうすればいいだろう…
『もういっそ、寝てみてはどうでしょう?』
「は?なんで」
エネがほぼほぼやけくそに行ってきた。
なんだよこいつ…
エネは画面の中で、面倒くさそうにあくびをした。
そして、だらだらと説明をし始めた。
『こんなありえないことは、すべて夢なんですよ。だから、夢オチにするためにまずは眠るんです。よく言うでしょ?夢の中で眠ったら、本当の世界で目がさめるって』
「いや、これは夢じゃなくて…現じt(((『もう、とりあえず寝ましょう!何にも起きなかった時にあれこれ言いましょうよ。ほら、おやすみなさーい』…おいおい」
「それもそうだな…。みんな、団長命令だ!今すぐに寝ろ!」
「えー…」
キドがそういうと、みんな怪訝そうにしながらも、その場で寝始めた。
結果俺以外のみんなは、目をつぶってしまった。
…まあ、寝るしかないな。
俺も目を閉じて、自分を眠りの世界でへ誘った。
* * *
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.26 )
- 日時: 2017/04/05 00:26
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「ふぁ…」
「あ、やっと起きた」
どうやらだいぶ寝てしまっていたらしい、アジト全体が朱色に染まっていた。
あくびをして目を開けてみると、モモが目の前にいて、俺の顔を覗き込んでいた。
モモには、なんの変哲もなくていつも通りだった。
…いつも通り?
俺ガバッと起きて、モモの顔をじーっと見つめた。
モモは不思議そうに首を傾げつつも、何か気遣って動かないでいてくれた。
モモの頭には、なんにも生えていない。
もしかして…ほんとうに俺だけが見ていた夢とか…
「それにしても、耳が全員消えたな!いやあ、よかった」
「本当にね〜、僕焦っちゃったよ」
…な訳ないか。
キドとカノが嬉しそうに話している。他のみんなも嬉しそうだ。
エネが言った、てきとうなことがどうやら、功を成したらしい。変な方向に転がらなくて、よかった…
俺も自分の頭に手をやってみると、耳なんかついていなかった。
ああ…よかったぁ…
急に脱力した。
『ご主人!ご主人!』
「なんだよ…」
エネはニカッと清々しい笑顔で言った。
『なんだかんだ言って、楽しかったですね!』
エネは面白そうに笑っている。
俺は、ふっと笑った。
「そうだな…楽しかったな」
『ですよね!』
こんな変なことが起きてしまったのはビックリだったけど、まあ、楽しかったからよしとしよう。
ま、2度とは起きてほしくないけどな…
猫耳か生える病!?end
* * *
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