二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》
- 日時: 2018/01/27 19:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ここは、パロディとネタを詰め合わせた、面白い短編集にするつもりです!
キャラは、メカクシ団とは書いていますができれば全キャラ出すつもりです。
あ、あとリクエストやコメントはいつでもお待ちしております!
気軽にお声掛けください!
《リクエスト》
シンタローとアヤノの恋愛【完結】
マリーちゃんが主人公のお話【完結】
メカクシ団の温泉旅行(ライバル団>>172も登場)【制作中】
キドの妹(木戸 琴美)が、ライバル団のNo.3とデート。
メカクシ団ボルカノ団>>172ドリマーズ団>>212で王様ゲーム
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- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.7 )
- 日時: 2017/03/27 21:05
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「もしかして、食べ物…?」
「違う!食べちゃダメ!」
コノハが食らいつこうとすると、ヒビヤはギリギリでかわして、次は距離をとってコノハに見せた。
コノハは虚ろな目で、それを捉えた。
しばらくの間コノハの動きが静止し、ヒビヤの手元を凝視している。
ど、どうだ…?
みんなが固唾を飲んで見つめた。
「わぁ、トリケラトプスだぁ」
コノハはふにゃあと笑うと、ヒビヤの手元のトリケラトプスの絵をとった。
そして、ソファに座ると、光に透かしたりじーっと眺めたりしていた。
どうやら…成功のようだ…
みんなホッとしたように息を吐いた。
特にマリーなんか、安心でへたり込んだほどだしな。
「流石シンタロー君。本当に大人しくなったね」
「ま、でも一時だけだよ。しばらくしたらまた暴れだすよ」
「大体何分くらい?」
「もって30分かな?」
「長っ!!」
「長くて1時間くらいかもな」
「えー…うそー…」
先ほどの尊敬した眼差しはどこに行ったのか。
カノはコノハを呆れた目で見ていた。
誰だってそうなるもんだろ?
俺だって秘蔵フォルダの中の1枚見るだけでも、10分ぐらい軽くいくもんな。
カノはふーと息を吐くと、困ったようにこっちを見つめた。
「で?好物はなんなの?30分で用意できる?」
「一応出来るけど、量が足りないかもな…」
「ちなみになんなんの?」
「ねぎま」
「は?」
「ねぎまだよ」
「わー、おっさnげふん。いがーい…」
今、おっさんって言おうとしただろカノ!
確かに俺も最初は思ったけどさ!←
それはないわー←
「ほんと、どうしよう…時間って延ばせないの?」
「恐竜図鑑があれb(((「恐竜図鑑あったっすよー!」…あったみたいだな」
ちょうどのタイミングで、セトが恐竜図鑑を持ってきた。
セトは今のコノハを見ると、あれ?と首を傾げた。
「もう大人しいっすね。これ、必要ないっすかね?」
「いや、必要だよ。貸して」
「あ、はいっす!」
セトから手渡された恐竜図鑑を、コノハのそばに持って行ってやった。
コノハは恐竜図鑑を見つけると、頬を紅潮させながら、嬉しそうにページをめくり始めた。
カノはチラリとコノハを見ると、俺の方に目を向けた。
「で?あれで、何分くらい伸びるの?」
「確か、3時間」
「長〜…」
「ま、とりあえずこの時間で用意できるだろ?」
「そうだね、早くしよっか」
「あ!俺も行くっす!」
おれとセトとカノはアジトをあとにすると、ねぎまを買うため、店を探しに行った。
* * *
ここで切ります!
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.8 )
- 日時: 2017/03/28 08:22
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
今日はセトくんの誕生日!!
セトくんHPB記念として、今回はセトくん視点での番外編セト誕小説を書きます!!
ではどうぞ↓
《俺の誕生日》
みなさん今日はなんの日でしょうか?
答えは俺の誕生日っす!!
1年に1回ある一大行事っす!!
みんなに祝ってもらうのは、俺嫌いじゃないんす!だから、ものすごく楽しみっす〜!
ガチャリと自分の部屋から出て、いつものアジトへと向かう。
「お、起きたかセトおはよー」
「おはようっすキド!」
俺はワクワクして、キドをじーっと見つめた。
早く言ってくれないっすかね?
しかし、キドは不思議そうに首を傾げただけだった。
「なんだ?まぁ、起きたばかりで悪いが、カノを起こしてくれ」
気づいてくれなかった!!
ちょっと悲しいっす…幼馴染が覚えてないなんて…
「分かったっす…」
「?頼んだぞ」
カノの部屋に行くと、カノはスヨスヨと気持ちよさそうに寝ていた。
カノの体を揺さぶり、朝っすよーと声をかけた。
するともぞもぞと動き、俺を見るとおはよーと声をかけてくれた。
「何?もう朝?…ふわぁ」
「キドに頼まれたんすよ」
カノは、チラリと時計を見ると、盛大にあくびをした。
そして、ゆっくりと起き上がると、いつものパーカーに袖を通し、部屋を出て行った。
んん…?
カノも覚えてないんすか…!?
ひ、ひどいっす…
アジトに戻ると、キドとカノ以外の団員がいつの間にか集まっていた。
まさかみんな忘れているとか…アハハ…そんな訳…
「セト、早く座れ。今日の任務について話し合うぞ」
「…はい」
俺はソファに腰を下ろすと、机に広げているマップを見つめた。
キドがある一点を指差し、説明し始めたが俺の耳には入ってこなかった。
なんで…みんな…
俺の誕生日しらないんすかああぁっ!
いや、シンタローさんや、ヒビヤくんはまだ、分かるっすよ!
でもなんでキドと、カノが覚えてないんすかっ!
いつも祝ってたじゃないっすかああっ!
はあ…はぁ…
あ、バイトの時間だ…
時計に目を向けると、バイトの時間まであと10分だった。
「俺、バイトなんで抜けるっすね」
「そうか、行ってらっしゃい」
キドは笑って見送ってくれたが、俺にとってはもっとずきんっときた。
他のみんなも行ってらっしゃいと言ってくれたが、他にかけて欲しい言葉があるんすよ…
「い、いってきます…」
憂鬱な気分で、バイトに向かった。
* * *
ここで切ります!
次で最後にしたいと思います!
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.9 )
- 日時: 2017/03/28 09:35
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「はぁ〜…」
アジトへの帰り道。
俺は我慢が出来なくて、大きな溜息をついた。
憂鬱な気分で行ったせいで、バイトでいつもはしないミスしちゃって、バイト時間延長されちゃったんす…疲れた…
決してキド達が悪いわけじゃないっすけど…
なんか…
原因とはなっているっすよね…
「あ…、アジトっす」
いつの間にか、アジトの扉の目の前についていた。
ああ…多分、みんな任務に行っちゃって、誰もいないんでしょうね…
ーガチャ…
「ただいま〜っす…」
暗闇の中、俺1人の声が響いた。
やっぱり誰もいないみたいだ…
電気をつけようと、後ろを振り返ったその時…
ーパチッ
ーパーンパーン
『お誕生日おめでとう!!』
「…え?」
電気がついたかと思うと、クラッカーの音が鳴り響き、みんなの声が一斉に聞こえた。
俺が混乱して、突っ立っているとキドがニィッとわらった。
「みんな、任務開始だ!」
『おうっ!』
「うわっ!」
キドの一声で、シンタローさんが手で目を隠し、カノとマリーが俺の手を掴みこっちだよーと案内してくる。
いったい何が起こっているのか、俺にはさっぱりっすけど…
誕生日…覚えてたんすね…
それだけで、俺は嬉しかった。
「よし、ここでいいよね」
「うん!セト、ここにいて」
カノとマリーが離れ、俺はその場に突っ立った。
いったい何が起きるのだろう。
ガサゴソと音がする。
「じゃ、どうぞ!」
シンタローさんがパッと手を外した。
急に差し込んできた光に目を細めながら、前を凝視してみた。
そこには《お誕生日おめでとう!》と書いてある垂れ幕がかかっており、机にはとっても豪華な料理が並んでいる。
「わぁ…」
「何ぼーっと突っ立ってるんだ?セト。まだまだあるぞ」
キドは面白そうに笑うと、俺の手に何かを握らせた。
「ほら、プレゼントだ」
キドに続いてみんなもわらわらと集まりだした。
「僕も!どうぞ〜!」
「私もあるよ!はいどーぞ!」
「セトさん、どうぞ!」
『エネちゃんもありますよー!ご主人!!』
「分かったよ…、これ俺とエネからな」
「はい、おめでとうおじさん」
「これ、あげる」
俺の手には抱えきれないほどの、8つのプレゼントがあった。
「みんな…っ!!」
『セト(さん・おじさん・つなぎさん)』
みんなが一斉に手を合わせた。
『誕生日おめでとー!!』
「ありがとうっす!みんな!」
この日、アジトはいつも以上に騒がしくなった。
でも、みんな本当にありがとうっす!
番外編end
* * *
セトくん本当に誕生日おめでとおおお!!!!
今日は宴じゃ!宴!!
ひゃっほいっ!
本当におめでとう!!
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.10 )
- 日時: 2017/03/28 13:05
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
No.7の続きだよ!(2,コノハの好物ってやつ!)
どうぞ↓
* * *
「わぁお…」
「うわ…」
「うげ…」
3人の口から、感嘆とも嫌悪とも言い難い声が漏れた。
今俺らが立っているのは、デパートの中。
ここは、かなり大きいショッピングモールで、全部合わせて10階もある。
で、その食品コーナーっていうものは、3階から5階までで、そこにかけてを探すしかないのだが、1フロアが広すぎる。
ここまで種類が豊富なのは、多分奥様がたには便利だけど、俺らにとっては地獄でしかない。
「う〜わぁ〜…、どうすんの?シンタロー君」
「知るか…、とりあえず探すしかない。おれは、4階」
「そうっすね!じゃ、おれは5階っす!」
「…強制的に僕、3階かぁ…」
今ちょうど4階にいたので、おれはあんまり移動したくなくて、4階にした。
カノとセトは、昇り降り用のエスカレーターの方向へ走って行った。
…まぁでも。このフロアを1人は流石にキツいわ…
1時間たったら、あいつらに連絡しよう…
俺のいるこの食品コーナーは、バイキング形式で商品が並べてある。
小さめにカットしたものから、元々の大きさまでいろいろである。
まずは、アラームをセットして…
そうしようとすると、ピリリリリリッと携帯が鳴った。メールだ。
メールを開くと、どうやらカノからだった。
《これ見てよー!これ少し無理ゲーじゃない!?》
そういう本文とともに送られた画像は、いろんな人がわらわらと集まっている画像だった。
チラリと見える、甲板には『半額+30%OFFセール!!』と書いてあった。
ああ、なるほど。
今日がたまたまセール日で、人が多いのか。
だから俺のいる階、あんまり人がいないのか…
すると続けざまにまたメールがきた。
次はセトからだった。
《カノも大変そうっすね!でも、俺は入りたくないっすよぉ〜!》
そう言って送られてきた画像は、なんだかピンクとか白とか淡い色合いで纏められた場所だ。
どうやら、女子専用というものらしい。
世の中はそんな甘くないんだな…
とりあえず返信しよ。
カノには《出来るだけ頑張れ》と返信し、セトには《なんとかして、入れ》と返信してやった。
よし。
俺も探そうか…
* * *
ここで切ります!
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.11 )
- 日時: 2017/03/28 16:33
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
俺は、返信した後すぐに1時間にタイマーをセットした。
とりあえずしらみ潰しやって行くしかねぇ…!!
俺は一列ずつ見て行くことにした。
ざっと数えたが多分、30近くあるだろう。
しかも、1列が物凄く長い。見たところ、軽く30メートルはいってそうだ。
これを全部、しかも1時間は無理そうだな…
どっちかが終わったら、手伝ってもらおう。
1列目の最初に立ち、スッと目を通してみる。
ここら辺は野菜系の食べ物がずらりと並んでいる。
横の方に目を移すと、後2、3列は同じコーナーぽい。
じゃ、ここはスルーで良さそうだな…
次のコーナーに移り、目を通してみる。
ここは、魚系かな…?
お寿司とかが多いな。
ここも2、3列は同じか。じゃ、スルーで。
そして、ずっとそんな感じに判断していたら、半分ぐらいに達していた。
この列は…肉系だな。
ここの列は結構多いのな…4、5列は同じコーナーだ。
じゃあ、ここのどっかにあるかも知れないんだな…
やっと見つけたよ…
するとピリリリリリッと携帯が鳴った。
セトからのメールだ。
《こっちはなかったっすよ!どっちを手伝えばいいっすか?》
俺はもう見つかりそうだし、カノの方は1人じゃ大変そうだしな…
カノの方に行ってくれと打とうとすると、その前にカノから届いた。
《僕の方を手伝って!こっちはもう人に埋もれて、動けないんだけど!》
どうやら、カノも大変そうだな…
セトから、分かったっす!と返事が届いた。
ま、関係なさそうだし。探そうか。
じーっとまたお肉コーナーを見てみる。
1列目は生肉だ。
2列目以降から、全て調理されている。
探すのなら、2列目以降かもな…
じゃ、ぼちぼち探していきますか…
じーっとお肉をみていくと、とてもお腹が減ってくる。
ジュワジュワと美味しそうな音と香り。そして、肉の間からは溢れんばかりの肉汁。そして、ちょうどいい焦げ目までが付いている…
そんなものを見てたら、グゥ〜と腹が鳴ってしまった。
イカンイカン…
しばらく見ていたら、途中から焼き鳥になっていった。
お、後少しで見つかるかもな…
じーっと見て行く…
こちらもすごく美味しそうだ。
焼き鳥のタレが光に反射されてつやつやと光っており、タレの甘いような酸っぱいような匂いが鼻腔をくすぐる。
これは早く見つけないと、俺が腹減りすぎて倒れる…
あんま見ないでおこう。
さっと目を通すと俺はすぐに逸らし、次の方へ足早に向かった。
中間あたりに来た時、見覚えのあるものが見えた。
「あ…!あった!」
やっと待ち望んでいたねぎまがその目の前にあった。
まだ出来立てなのか、湯気がもくもくとたっている。
* * *
ここで切ります!
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