二次創作小説(新・総合)

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ニチジョウクンポケット:天悪サクセス
日時: 2024/06/16 21:01
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: slzqu/cu)

※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です。というか、前スレ『クロスでカオスな日常ものがたりっ!』のリニューアルバージョンです

※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います。それ故原作作品のネタバレや、原作に派生した捏造設定も多く含まれる可能性があります

※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます

※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください

※天悪(作者)も出てきます

※設定がガバになる可能性もございます

※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします

※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません。また、『天悪オリジナルの小説のネタや描写の無断転載を禁止』しております。ご了承ください

これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…

【以下、目次】

「(第一話なのに)こんなゆるくて大丈夫か? 」
>>2
「アンケートで唯一票がなかった選択をやるよ(クズ作者)」
>>3
「超次元スゴロク ヴィエルジュ」
※骨眼鏡さんとkonakun.さんとのコラボ回!
>>7-12 >>15-17 >>20 >>24
「第二回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅱ〜 」
※琴葉姫さんとのコラボ回!
>>27-31 >>34-36 >>39-42 >>46-48 >>54-56 >>61-63 >>66-67 >>71-76 >>80-88
「特別責務を受け入れた少年少女の後日譚」
>>91-93
「南国という名の天国に行こう」
>>97-98
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん」
>>101-106
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー」
>>107-111
「自由研究カッコチョウジゲン」
>>114-115 >>120-124
「幼児退行してる文録(裏)とシャミ子(裏)の夢想旅行」
※幼児退行ネタが含まれますので注意!
>>125-126
「天悪サイド昔話&童話パロ:はらはらコース」
>>127-128
「琴葉姫さんの誕生日をカキコでも祝い隊」
>>129
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーすりー」
>>132-136
「大晦日なので天悪サイドでもコピペネタをやる」
>>137
「そういやそろそろバレンタインっすね」
>>142
「弊サイドいち兄(表)は女子力が高いようです」
>>143-144
「桜並木前線〜柊サイドのクロスカプの皆さんと一緒〜 」
※柊さんとのコラボ回!
>>145-146 >>149-153
「第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜」
※柊さんとウィオさんとのコラボ回!
>>154-159 >>166-168 >>171-172 >>175-176 >>179-180 >>183-184 >>187-188 >>191-192 >>198-199 >>202-203 >>206-207 >>213-214 >>217-223
「夏風邪さんの誕生日をカキコで祝い隊」
>>210
「メリーディストピア長編・四月馬鹿編予告」
>>226
「天悪サイド版99人の壁パロ〜忍たま編〜」
>>227-228
「天悪サイド版99人の壁パロ〜文豪とアルケミスト編」
>>229-230
「琴葉姫サイドの文アル太宰治先生の誕生日を祝い隊」
>>234
「そういや今までジュンブラネタやってなかったのでやる」
>>238
「天悪サイド版99人の壁パロ〜琴葉姫サイド編〜」
※琴葉姫さんとのコラボ回!
>>239-241
「コピペネタ第二弾が出た……だと……!?」
>>244-245
「ナナカマドちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>246-248
「天悪サイド版99人の壁パロ〜フラワーナイトガール編〜」
>>249-252
「ツワブキちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>253-255
「またまた!コピペネタss大混戦」
>>259-260
「スイートピーちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>261-263
「ジュンブラサクランボちゃん(表)のキャラクエ風ss」
>>264-266
「第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜」
>>267-268 >>274-276 >>281-283 >>286-287 >>292-293 >>298-299 >>305-307 >>319-321 >>324-326
「妖怪 つづかな僧(裏) verメリーディストピア」
>>303-304
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーふぉー」
※たけジアンさん、琴葉姫さんとのコラボ回!
>>312-318



取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケットモンスターシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music/東方見文録/刀剣乱舞/艦隊これくしょん-艦これ-/文豪とアルケミスト/妖怪ウォッチシリーズ/フラワーナイトガール(随時増える可能性あり)

※2020年11月26日頃再スタート

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.218 )
日時: 2023/01/30 21:17
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

小豆(柊)「それでは、つぎにわたしから、こんかいのりょうりたいけつで、ほしよんひょうかをいただいたものたちをはっぴょうしよう。こんかいはごにん、このひょうかをもらっているぞ。こんかいのほしよんひょうかしゃは………」












小豆(柊)「さんばんにろくばん、じゅうばんにじゅうよんばんにじゅうごばんだ。いまよばれたものたちは、ぷらすあるふぁしんさいんから、ひょうかようしをもらってほしいな」

ジーグブルート(柊)「フン、こんなもんか」

厚(表)「おーっ! 結構良い評価じゃんか! へへん、どんなもんだい!」

りんご(ウィオ)「えぇっ!? 私も☆4評価って………本当ですか!? やった……!!」

燭台切(柊)「あー……☆四なんだなー……! ☆五評価を取ってみせたかったぜ……じゃなくて! みせたかったな……」

ラグナス(表)「やった! おれも☆4だー! ……わぁ! あつし兄さん(表)も同じ評価だ! とってもうれしいぞ!」

☆5評価には届かなかったものの、それでも絶品料理として相応しい料理を提供した、☆4評価者はこの5人! この評価に満足いかない者、驚きが大きいが喜びも大きい者、自身の仲間と同じ評価なのもあって和気あいあいとしている者とで分かれるが、そんな彼らの元にも+α審査員達が駆け寄る……まずは作るのはアップルパイの予定だったものの、テーマ上アップルリングを作ったジーグブルートから。





ジーグブルート(柊)「んだよ、お前らが俺の作ったアップルリング食ったのかよ。……味の感想は」

スプリングフィールド(柊R)「はい。リンゴの味わいがとても芳ばしくて……とっても美味しかったです。ありがとうございます、ジグさん」

うるおいちゃん(裏)「あたしみたいな女の子には少しカロリー面で厳しいかもしれないけど、同じ貴銃士の皆さんにはとっても喜んで食べてもらえると思うわ! スプリングフィールドさん(R)も喜んでくれてるし!」

トゥイーク(ウィオ)「えっと、その………キャラメルフラペチーノと合わせて食べてもおいしかったよ………」

ジーグブルート(柊)「カロリーが高えのは、アップルリングの性質上そうなりやすいが、そこも考えて作るべきだったか……ん、リンゴよりパンの主張が強めなのも課題か。そこも練習する」

トゥイーク(ウィオ)「アッ!! 僕の評価も目を通してくれてる……!? あわわわわ……!! 嬉しいけど、緊張しちゃうよ!!」

スプリングフィールド(柊R)「ジグさんはとても真面目な人ですから。課題点はしっかり見つめ直しますし、評価されたところは喜んで伸ばしてくれるんですよ」

ジーグブルート(柊)「おい、別に俺はそんな真面目ちゃんじゃねえからな?」

うるおいちゃん(裏)「うふふ、でもあたし達のためにもあのアップルリングを作ってくれて嬉しかったわ! そうだわ! ジーグブルートさん、スプリングフィールドさん(R)の分のアップルパイ、後で作ってあげて? 本当はアップルパイを作ってみたかったのよね?」

ジーグブルート(柊)「はっ!? ………別に構わねえが、アップルパイでもアップルリングでもどっちでもいいんだがな……」

スプリングフィールド(柊R)「ふふふ。ジグさんの作ってくれるアップルパイ、楽しみに待ってますね」

ジーグブルートは素直じゃないながらも、素直に自分に好意を向けてくれるうるおいちゃん(裏)や、自分の事を怖気ながらもしっかり評価しているトゥイーク、そして誰よりも美味しそうにアップルリングを食べてくれたスプリングフィールド(R)に感謝をしているようだ。その証拠に、トゥイークや審査員達の評価に真面目に目を通していたり、うるおいちゃん(裏)の頼みを受け入れている。素直じゃないながらも優しいジーグブルートの姿勢を、特にスプリングフィールド(R)が微笑ましく見ていたのであった……次に、女子力の高いポピュラーな弁当を作った厚(表)。





厚(表)「………あのなー。オレの弁当に最高評価つけてくれるんなら、もう少し素直に褒めろよなー」

漣(裏)「いや、だってあなたがここまでおいしくてかわいいお弁当作るとは思わなかったし! それに、なにクソご主人さまの手を借りてるのよ!!」

厚(表)「ええー!? 別に違反行為じゃねーだろー!? 教わった後は自分であれんじや工夫を入れたし!」

漣(裏)「そういう問題じゃないっての!!」

乱(柊)「あはは……厚(表)に漣ちゃん(裏)ってば( ̄▽ ̄;)」

スタン(ウィオ)「二人も中々ラブラブに見えるんだが?」

厚(表)・漣(裏)「「ラブラブじゃねー(じゃない)!!」」

スタン(ウィオ)「息ぴったりじゃねーか」

漣(裏)「まったくもう! 精々優勝してのんびりしなさいよ!」

厚(表)「わかってるよ! ただし、その時はお前もついてこいよな! オレ達に存分に付き合えよ!」

漣(裏)「は!? は………はっ!???/////」

乱(柊)「おー!? おー! 厚(表)ったらだいた〜ん!」

スタン(ウィオ)「アイツも中々やるじゃんか! こう言うのはなんだけど、本当にクルーズ船旅行に行けるといいな」

評価用紙を渡された後から程なくして、軽い言い合いを始めた厚(表)と漣(裏)。しかし、スタンの言う通り、厚(表)と漣(裏)は言い合っててもどこか恋人のようにも見えるのは気のせいじゃないだろう。更に、厚(表)が無自覚かどうかはともかく、漣(裏)にデートの誘いとも取れるような発言をした! これに漣(裏)は顔を赤くし、天悪と柊さんも大歓喜していた←←← 会場全体からもヒューヒューと歓声が届いたところで、次にりんご(ウィオ)の八百屋の娘としての目利きが存分に活かされたフルーツケーキを作ったりんご(ウィオ)。






アミティ(ウィオ)「りんごーっ! りんごの作ってくれたフルーツケーキ、おいしかったよー!」

りんご(ウィオ)「わっ! 私のケーキはアミティ達が食べてくれたんだ。友人に手作りのお菓子を食べてもらえて、嬉しいやら恥ずかしいやら……」

神通(裏)「照れることないですよー! りんごちゃん(ウィオ)のケーキはお店で出せそうなほどおいしかったです! そこは誇ってください!」

トレイシー(柊)「それに、りんご(ウィオ)のケーキは、まぐろ(ウィオ)と肩を並べられるように頑張って作ったものなんだよね!」

りんご (ウィオ)「ふぇぇっ!??///// いや、確かにそうですけど……!」

アミティ(ウィオ)「そこ!! そこだよ!! りんごも将来、まぐろにご飯を作ってみたいのもあって頑張ったんだよね!! その話、あたしにももっと聞かせて! アレがアレでコレがコレでソレがソレで………キャーーーー!」

りんご(ウィオ)「もう! アミティ、落ち着いてってば!」

神通(裏)「りんごちゃん(ウィオ)、すっかり照れてますね!」

トレイシー(柊)「うん! りんご(ウィオ)もまぐろ(ウィオ)のことが大好きってことだよね!」

今回、まぐろに追いつくためにも自身の実力を自分なりに発揮したりんご(ウィオ)の元に真っ先にアミティ(ウィオ)が駆け寄った。そして、話題もすぐにまぐろ(ウィオ)の話になり、アミティ(ウィオ)はすごく盛り上がっている。それを耳まで赤くなりながらも諌めるりんご(ウィオ)……そんなりんご(ウィオ)の微笑ましい姿を見て、りんご(ウィオ)やまぐろ(ウィオ)にも豪華クルーズ船旅行に行ってほしいなと思った神通(裏)とトレイシーであった。次に、珍しく☆4評価とされてしまったシチューハンバーグを作った燭台切(柊)。





燭台切(柊)「えぇっ!? 俺の料理、みっちゃ……じゃなくて! 貞ちゃんとさくらちゃん(裏)と千花ちゃんが食べてくれたのかい!??」

千花 (ウィオ)「はいっ! もう………すっごくウマウマでしたよー! あのシチューハンバーグなら、うちの生徒会のメンバーみんなも喜んでくれますよ!!」

大神(裏)「うむ! 我も、燭台切さん(柊)の料理を朝日奈(裏)や 富松(表)にも分け与えたいほどでした! 素晴らしいお味でしたよ!」

太鼓鐘(柊)「ひき肉の空気の抜き方だとか、シチューの味わいの工夫とかはあと一歩だったけど、すっげー温かくて美味いシチューハンバーグだったぜ! これ、みんなで書いた評価用紙」

燭台切(柊)「あ、ありがとう! ……あちゃー……あと一歩だったって意見が多いねぇ……でも、こうして意見を出してくれるのも嬉しいな」

大神(裏)「我はこれ程美味いものは早々ないと思いましたよ! ですが、より腕によりをかけた燭台切さん(柊)の料理を食べたいです!」

千花(ウィオ)「私も! あれよりもっとおいしい料理が予想つきませんけど、光忠さん(柊)がもっと上手く作った料理も食べたいです!」

太鼓鐘(柊)「さくらちゃん(裏)も、千花ちゃんもこう言ってるんだから、これからも頑張ってくれよな、みっちゃん。俺も手伝うからさ」

燭台切(柊)「み………貞ちゃんにさくらちゃん(裏)に千花ちゃん! ありがとうね! 俺……じゃなくて僕! これからも伊達者として、派手にいくよ!」

………どこか所々燭台切(柊)の様子がおかしいが……相棒である太鼓鐘(柊)や、大神(裏)と千花に自分の作ったシチューハンバーグを食べてもらっていたと知って驚きながらも喜んでいた。評価用紙を見てみても、自身の課題点に素直に気づけたようだ。大神(裏)と千花の純真な願いと、太鼓鐘(柊)の後押しも受けて、燭台切(柊)もまた料理へのやる気を出していくのであった……最後に、初めはボヤ騒ぎを起こしかけた程の料理下手であったが、本番にて大きく改善できた点心を作ったラグナス(表)。






ラグナス(表)「あっ! あーっ! おれの点心、お小夜(表)とラフィーお姉さんとカイルが食べてくれたんだな! とってもうれしいぞーーー!」

小夜(表)「わっ………あるじさま…………その、ちょっと苦しいです」

ラフィー(柊)「んん………すぴぃ…………点心、とってもおいしかったよ………」

カイル(ウィオ)「あはは💦 小夜(表)から話聞いたけど、最初はボヤ騒ぎ起こしかけたほど、料理できてなかったのに、あんなにおいしい点心を作れるようになるまで努力して、本当にすごかったよ」

ラグナス(表)「ああ! しゃおらんお兄さん(裏)からも教えてもらってるしな! 本番は上手くいって、本当によかった………おれもみんなもケガしなかったし、お小夜(表)たちも喜んでくれてうれしいな」

ラフィー(柊)「…………小夜(表)、伝えてあげて……………」

ラグナス(表)「? 何をだ?」

小夜(表)「はい…………あるじさま、これが評価用紙……その、今回作ってくれた点心、おいしかったから…………今度は、本丸で、あなたの作った中華料理を食べたい」

ラグナス(表)「え! 本丸でも料理していいのか! お小夜(表)が食べたいなら、今度はラーメンとか作れるようにするぞ!」

小夜(表)「…………初めて作る料理は、慣れるまで、無茶しないで……」

カイル(ウィオ)「だね💦 料理に失敗は付き物だろうけど、派手な失敗には気をつけて💦」

ラグナス(表)は、自分の料理を食べた一振りに小夜(表)もいることを知り、感激の余り、小夜(表)とラフィーとカイルに抱きついた。なんとかラグナス(表)を諌めた小夜(表)は、ラフィーの後押しで、ラグナス(表)に素直に評価用紙と共に、自分の伝えたい気持ちを伝えることに成功した。それを受けて、ラグナス(表)も料理に対してのモチベーションが上がり、また未知の領域にある料理に挑戦しようと決めたのだった……また近いうちにボヤ騒ぎ起きないか心配( ̄▽ ̄;)





☆4も平和 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.219 )
日時: 2023/01/30 21:20
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

レッド(ウィオ)「………次に、普通評価とされる☆3評価を貰った挑戦者を発表するわよ。今回は、2人この評価をされてるわ。☆3をもらった挑戦者は………」











カレン(ウィオ)「えっと! 12番さんと20番さんです! 呼ばれた二人は前に出て、+α審査員の人たちから評価用紙をもらってね!」

クリスマスベゴニア(柊)「はわわ! 普通だったのですか〜……! わたくしももっと、練習が必要だったみたいなのです……!」

白澤(表)「あれ? ☆3なんだ。もう少し上かと思ってたのになぁ」

今回の☆3評価者として選ばれたのはこの二人! クリスマスベゴニアはともかく、白澤(表)に関しては普通とは程遠いが……💦 ひとまず見てみよう! まずは花嫁修業の一環でウエディングケーキを作ったクリスマスベゴニアから。





クリスマスベゴニア(柊)「あっ! 亀甲さまっ! 亀甲さま〜〜〜〜! 亀甲さまにも食べていただけたのですね、とても嬉しいのです!」ムギュッ

亀甲(柊)「クリスマスベゴニアさん! あはは。願い通り、クリスマスベゴニアさんの手料理のウエディングケーキ、食べさせてもらったよ! 僕もとっても嬉しいよ」ギュッ

留三郎(表)「あはは……二人ともとても喜んでいるな! 念願が叶って何よりだ」

真宵(ウィオ)「いやぁ、私達お邪魔かもしれんのう」

留三郎(表)「えええ!? いやいや、ワタシ達もクリスマスベゴニアちゃんの料理を食べた+α審査員なんですから! 評価用紙を渡さないと!」

真宵(ウィオ)「といってもお邪魔なのは事実じゃろう。ほれあそこ……」

クリスマスベゴニア(柊)「わたくしの作ったケーキは、☆3である以上はまだまだなのかもしれませんけど……亀甲さまや皆さまにも、こうしてわたくしのケーキで満足していただいて、とても嬉しいのです……! これからも、わたくしは愛されるために腕を上げますので、亀甲さまもずーっとお傍にいてほしいのです〜!」

亀甲(柊)「ふふふ、もちろんだよ! クリスマスベゴニアさんが、本当に僕の花嫁になってくれて、一緒に結婚式ができて、そうして幸せに暮らしていける時も、待ってるからさ」

真宵(ウィオ)「………二人の邪魔はできんじゃろう?」

留三郎(表)「確かに……( ̄▽ ̄;) 亀甲さん(柊)に評価用紙を渡してもらおうか……」

クリスマスベゴニアは、+α審査員にいる亀甲(柊)の姿を見てすぐに彼の元に駆け出し、抱きついてきた。亀甲(柊)も嬉しそうにクリスマスベゴニアを受け止め、抱き寄せる。そうして二人の世界に入り始めたクリスマスベゴニアと亀甲(柊)を見て、自分たちが野暮なことをできないと悟った留三郎(表)と真宵は空気を読み、亀甲(柊)に評価用紙を手渡し、亀甲(柊)越しにクリスマスベゴニアへの評価用紙を与えた。クリスマスベゴニアはその評価を見て、更に顔を赤くしていたのであった……そして、後にケチャップアートで猫好好と猫美美を描いたことで、まるでスプラッターなことになったオムライスを作った白澤(表)。





白澤(表)「おや? 茄子君(表)にルカちゃん、ファイア君が僕のオムライスを食べてくれたんだね〜。今回のオムライス、結構頑張ったんだよ? 特にケチャップアートを」

茄子(表)「うんうん! 白澤さん(表)も初挑戦のケチャップアートだったけど、今回も良かった〜。固定審査員達は焦ってたけど、俺は良いと思ったよ!」

白澤(表)「ふふ、謝謝♪ ……ありゃ、ほんとだ。天悪ちゃんや鬼灯君(裏)達の評価は少し低いや。鬼灯君(裏)達にはまだ僕の芸術は理解するには早かったかなぁ」

ファイア(ウィオ)「まぁ、芸術は理解できる奴がついていってくれるなら、それもいい芸術だと思うぜ!! 俺も先生(表)の芸術はすげぇって感動してるし、今回のケチャップアートもすっげーかわいかったからさ!! もっと先生(表)の芸術が見たいぜ!!」

ルカ(柊)「私も、猫好好ちゃんや猫美美ちゃんたちのことを、もっと知りたいです。よかったらまたこういう機会があれば、また白澤さん(表)の絵を見てみたいわ」

白澤(表)「えっ! いいのかい? 嬉しいな〜! ルカちゃんみたいな綺麗で美人な女の子にも興味を持ってくれるってとっても嬉しいよ♪ 茄子君(表)やファイア君も謝謝♪ また料理対決に挑戦者として呼ばれたら、もっと芸術的な料理を作ろっかな〜♪」

ルカ(柊)「ふふふ、楽しみにしていますね? 白澤さん(表)も腕を上げれば、今度はみんなも喜んでくれると思うわ」

ファイア(ウィオ)「うーん、先生(表)は女好きのようだから口出ししねーけど……ルカみたいな見苦しいのを相手にも口説くんだな? ちょっとそこはわかんねーぜ」

茄子(表)「ファイア……( ̄▽ ̄;) ファイアがB専なのはわかったから、あまり口に出さないであげて( ̄▽ ̄;)」

白澤(表)は少数派である、白澤(表)のケチャップアートも含めて絶賛していた茄子(表)とルカとファイアの激励を受けて、自身の芸術に関しての自信をより持ったようだ……なんで白澤(表)は芸術に関しては反省点を受け入れることをしないんだ………それはともかく、本人たちにとっては、オムライスの味や工夫、ケチャップアートも合わせて絶品料理にできていたため、結束力が高まっていたのであった……やはりファイアの美醜感覚が枷となるが💦






☆3の二人正反対な気が……💦 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.220 )
日時: 2023/01/30 21:23
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

シトロン(表)「次に、☆2評価……ミスや経験不足などで評価がほどほどに下がってしまった人たちの発表をします! この評価で呼ばれても、皆さんどうか気を落とさないでくださいね……! それでは発表します! ☆2に選ばれた方々は………」











シトロン(表)「4番と5番、11番と16番と17番の5名です! 呼ばれた5名は、駆け寄ってきた+α審査員達から評価用紙を受け取ってくださいね!」

フェーリ(ウィオ)「そう………上手く、いかなかったのネ」

比叡(柊)「ひえーーーーっ!?? な、なんで☆2なんですか!? せっかく上手く作れたはずなのに………ま、まさか!? どっかでミスしちゃったーーー!??」

球磨(裏)「クマー………ダメだったみたいクマ………」

茶柱(裏)「きえー……まぁ、この評価が妥当でしょうね……」

イライ(柊)「ああ、やっぱりこの評価かぁ……💦 みなさん、混乱させてしまってすみませんでした……💦」

シトロン(表)から☆2評価者として呼ばれたのはこの5名。5名とも、☆2というあまり喜ばしくない評価だからか、落胆したり、慌てる者が出ているが……みんなして大人しく+α審査員達の元へと向かう。まずはおかずが炭で構成されてしまったのり弁当を作ったフェーリ(ウィオ)から。





フェーリ(ウィオ)「! ……せんぱい(裏)達が、アタシの弁当を食べたのネ……この評価ということは、上手くいかなかったのよネ……」

かおす(ウィオ)「あばば!! フェーリちゃん、落ち込まないでくださ~い! フェーリちゃんがこれからまたお勉強して、上達できればいい話ですから!」

オイゲン(柊)「そうね。今回はおかずが炭まみれだったり、ごはんが固かったりしたけれど、私達の為に頑張って作ってくれて嬉しかったのよ?」

レムレス(裏)「うん……それに、僕のアドバイスを聞いて、お守りを食べ物という形で用意してくれてたでしょ」

フェーリ(ウィオ)「…………だって、アタシの好きなせんぱいのような、美味しい料理を作って、せんぱいに喜んでもらいたいもの………」

レムレス(裏)「君がその夢のために、腕を上達させよう、相手をもてなそうという気持ちを持って料理を作るなら、大丈夫だよ。僕も振り向いてもらいたい後輩がいるからさ………君の事も、応援してあ・げ・る」

かおす(ウィオ)「あばば! わ、私も! フェーリちゃんの恋を、お、応援させていただきたいです!! フェーリちゃんの大好きなせんぱいが、フェーリちゃんの料理を食べて喜んでくれますように……!!」

オイゲン(柊)「私も振り向いてもらいたい好きな人がいるから、親近感湧くわ。この経験を糧に、これからも頑張ってね?」

フェーリ(ウィオ)「せんぱい(裏)達………ふ、フフフフフフフ…………待ってて、せんぱい……アタシ、アナタに振り向いて貰えるような、素敵な後輩になってみせますから………!!」

フェーリ(ウィオ)は☆2評価を受けて落ち込みだすも、かおすとオイゲン、そしてレムレス(裏)の励ましの言葉で改めて自身の愛するレムレス(ウィオ)への愛を再確認する。特にレムレス(裏)に激励されて、またダークなオーラを発するフェーリ(ウィオ)だが、今後もレムレス(ウィオ)に振り向いてもらえるように、自身の料理の腕前も磨くようだ! その様子を見てレムレス(裏)とオイゲンとかおすも安堵したのだった……次に、自身の調節ミスによって、想定と違い辛めのキーマカレー弁当を作ってしまった比叡。





比叡(柊)「ひ、ひえーーーーーーっ!??? 姉様達が私のキーマカレー弁当を試食なされたんですか!?? あああああの、その!! この評価ってことは、どこかミスしちゃったんですよね……すみませんでした!!」

長谷部(表)「お前の作った弁当で、かれぇのすぱいすの調節みすがあったのは確かだな。だが、大きく目立ったみすはそこだけだったぞ」

アルル(ウィオ)「うんうん! 細かいミスもあったけど、比叡のキーマカレー弁当はそこさえ直せればまたみんなでおいしく食べられたんだよねー」

金剛(柊)「比叡ー! 私達の為に、灯のcoachを受けてとっておきのキーマカレー弁当を作ってくれてThanks! 評価を受けて、反省点がわかったここからが正念場デース! Never give upヨ!」

比叡(柊)「姉様、長谷部さん(表)にアルル(ウィオ)……! ありがとうございます……!! さっき霧島が言ってましたけど、私の料理の腕の指南が入るって本当ですか? それなら、喜んで受けます! 姉様や司令達に喜んでもらえる料理を作るために、頑張ります!!」

金剛(柊)「YES!! 私も比叡の料理手伝うからサ、私の事も遠慮なく頼っていいデスヨー! 可愛い妹の為なら、私も一肌ぬぎマース!」

比叡(柊)「ね!! 姉様と共同作業~~~~!?? ひえーーーっ!! 胸の高鳴りが止まらないよーーーーっ!!! ☆2評価なのに、幸せすぎて夢を見てるみたい~……!」

アルル(ウィオ)「あはは……そんなに金剛(柊)のこと大好きなんだ💦 でも安心したよ!」

長谷部(表)「ああ。柊殿の下の俺も安堵していることだろう。俺も勇者としての務めを果たせたようだな」

自身のキーマカレー弁当を食べた+α審査員の一人に愛する姉である金剛(柊)もいる事で興奮するも、焦り出す比叡だが、長谷部(表)とアルル(ウィオ)、そして金剛(柊)のアドバイスを受けて、素直に感謝していた。更に金剛(柊)から比叡の料理の腕の向上を手伝うと言われ、比叡は夢心地になったのだった! この様子を見たアルル(ウィオ)と長谷部(表)も安堵したのであった。次に不安になったことでホットケーキがハチミツ漬けになった球磨(裏)。





一期(表)「球磨ちゃ〜ん(裏)! 今回の料理対決、よく頑張りましたね! 評価は決して高くはありませんが、私達のためにほっとけぇきを作ってくださってありがとうございます!」

球磨(裏)「クマーーーーー…………一期(表)も球磨のホットケーキ食べてたのかクマー……早速なでなでしようとしないでほしいクマ」

榛名(柊)「あはは……一期さん(表)の頭上に、花びらがたくさん舞ってますね💦」

しらせ(ウィオ)「そこまで球磨(裏)のこと気にいってるんだねー(本当に最初の礼儀正しい真面目な態度が見る影もねぇじゃねーか……なでなでは断られてるし……)」

一期 (表)「球磨ちゃん(裏)、今回は大変お疲れ様でした! 可愛くほっとけぇきを作る球磨ちゃん(裏)の姿を見られなかったのは残念ですが……この評価用紙を見て、次に繋げてください!」

球磨(裏)「いや、挑戦者の調理の様子を覗くのはさすがにダメクマ。けれど、球磨のことをしっかり評価してくれてるのは感謝するクマ」

榛名(柊)「球磨さん(裏)、評価用紙にも書いたことですけど……今回は甘さをもっと調節出来ればよかったのと、また機会があれば、貴女のところの提督の方に料理を教わるのも良いと思うんです! 一期さん(表)にこうして期待されているんですし、学んでおいて損は無いと思います!」

しらせ(ウィオ)「うん! しらせも、ハチミツがたっぷりかかってなかったら、おいしいホットケーキだったかなーって思うよ! やる気があるなら、次もおいしいケーキ作ってみてよ!」

一期(表)「応援しています、球磨ちゃん(裏)!」d('∀'*)

球磨(裏)「今回は抽選で選ばれたまでクマ……けど、もしまた選ばれたら……その時はもっと精進するクマ」

早速一期(表)になでなでされようとするのを回避しようとする球磨(裏)。そんな一振りと一人の様子を少し呆れながらも見ている榛名としらせだが、球磨(裏)も一期(表)から評価用紙を貰った時は素直に受け取った。そして榛名やしらせのアドバイスと一期(表)の声援を胸に、少し乗り気じゃないながらも、また静かに燃える球磨(裏)だった。次に、かつての料理対決に恋人と言える風丸(裏)も作ったおにぎりを作ってみたものの、おこげたっぷりな固めごはんとなってしまった茶柱(裏)。





風丸(裏)「茶柱さん(裏)! ☆2評価なのはともかくとして、俺達のためにおにぎりを握ってくれてありがとうございます!! すっごくおいしかったです!!」

茶柱(裏)「きえっ!? か、風丸さん(裏)が本当に食べてくれたんですか!? お、驚いたというか、嬉しいというか………」

花陽(柊)「えへへ、喜んでいいよ! 茶柱さん(裏)の手料理を大好きな人が食べてくれたんだし」

チエル(ウィオ)「チエルもこうして二人のラブラブ具合を見てて、とっても和んでますよ〜! おめでとうございます、転子さん(裏)☆」

茶柱 (裏)「いや、おめでとうございますって何がですか……いえ、この為に頑張ったかいはあったんですけどね。けれど花陽さんはすみませんでした。転子の握ったおにぎり、あんまりおいしくなかったようで……」

花陽(柊)「い! いいよ気にしなくて! ただ花陽の好みじゃなかっただけで、好きな人には喜んでもらえるものだから!」

チエル(ウィオ)「現に一郎太さん(裏)はおにぎり自体の評価はともかくとして、喜んでますからねー!」

茶柱(裏)「きえー………風丸さん(裏)、転子のあまり出来の良くないおにぎり、どうでした?」

風丸(裏)「はい! なんだか俺が前の料理対決で作ったおにぎりと似たような評価がされてて、おそろいだなーって嬉しくなりました!」

茶柱 (裏)「きえー、そこですか………まぁ、そうかもしれないですね。しばらく料理はしませんけど、気が向いたらまた作ってみましょうかね」

風丸(裏)「いいんですか!?? わぁ!!
その時はまた食べさせてくださいね!!」

こちらもすぐさま風丸(裏)に駆け寄られ、風のようなスピードで評価用紙を手渡された茶柱(裏)。残念ながら多くの固定審査員達や花陽とチエルには刺さらなかったおこげの多い茶柱(裏)のおにぎりだが、風丸(裏)はかつて自分の作ったおにぎりと親近感を湧かせているらしい。そんな大喜びしている風丸(裏)の様子を見た茶柱(裏)は、気分が向いたらまた料理を作ってみることを考え始めたのだった。最後に、工夫は良かったものの、調味料がうっかりでシャッフルしてしまう事態を起こしたイライ。





イライ(柊)「ああ! 私の料理を食べてくれたのは、ナワーブさんと初春さん(裏)とおばドルさんだったのかい? そのー……私の調理ミスで、びっくりさせてしまってごめんなさい💦 あと、更にナワーブさんは美味しいものをたくさん食べさせられなくてごめんね……」

ナワーブ(柊)「いや、確かに腹いっぱい食えなかったのは残念だったが、これはまだ仕方ない。工夫は良かったが、お前にとっては初めて手を出す分野だしな」

おばドル(ウィオ)「あのミスは料理としては一大事だったけど、カレンちゃん達はどこも体調は崩さなかったし、かわいいミスだと思うぞ💦」

初春(裏)「わらわも人のことは言えぬかもしれませんから……イライ様も次から改めれば良い事です。この催しはそういった内容でもありますから」

イライ(柊)「あはは、ありがとう……天悪さん達が、アジノモトがしょっぱいと言っていたり、ヨーグルトが味噌汁みたいだと言っていた時は慌てたけど……次からは気をつけるよ」

おばドル(ウィオ)「おう! その意気だぜ! オイラももっと美味しいもの食べたかったからさ! これからは気をつけてくれよ!」

初春(裏)「うむ! 柊様達も、貴様に良くしてくれることでしょう。この体験も胸に学んでくださいまし」

ナワーブ(柊)「だな。まだ大変だとは思うが、料理の勉強も頑張ってくれよ。今度はガッツリ食える肉類が食べたいな」

イライ(柊)「ナワーブさんたら……💦 私には難しいかもしれないけど、頑張ってみるよ!」

イライはまず、調味料のシャッフルのことで素直にナワーブと初春(裏)とおばドルに謝罪するも、イライの今回のミスはまだカキコの料理対決の中ではかわいいものであるため、ナワーブ達も イライの事を許した。……のだが、ナワーブはやはりもっとたくさん食べたかったのが心残りらしい💦 イライはそのナワーブの要望も受けて、改めて評価用紙を手に、自分の料理を食べてくれたナワーブ達にお礼を言うのであった。







☆2も平和な方 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.221 )
日時: 2023/01/30 21:26
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

鬼灯(裏)「最後に、私から、今回の料理対決にて☆1評価と☆0評価を頂いた方々の発表をしますね! ☆1評価の方々は2名、オシオキ評価となってしまう☆0評価の方は1名となっております。特に☆0の方は申し訳ないのですが……では、発表します………」













鬼灯(裏)「☆1評価者は13番と18番の方、そして☆0評価者は8番の方です……今呼ばれた3名の皆さんは、大人しく+α審査員の皆さんから評価用紙を貰ってくださいね……💦」

カンナ(男ウィ)「えぇっ!? 僕の料理が☆1!? そんな、どうして!? 翠星石よりは上手くできてたよね!?」

翠星石(ウィオ)「あー……やっぱそうなりますよね……💦 って! カンナは自分を棚上げすんなですぅ! お前の料理は大方鋼の味だったから☆1になったんですよ!」

カンナ(男ウィ)「えーーーー!?? いや、僕のは翠星石みたく炭にしてないからちゃんと作ったし!!」

翠星石(ウィオ)「翠星石はお前と違ってちゃんと太鼓野郎の教えはきっちり受けてその通りにやったですぅ!!」

桃(裏)「ああほら二人とも! ここでケンカしてないで、+α審査員達から評価用紙を貰おうよ💦 ……そうだよね、ああなっちゃった以上はこうなるよね………天悪達、柊さん達、ウィオさん達に+α審査員の皆さん、本当にごめんなさい〜!」

最後に、鬼灯(裏)から☆1と☆0評価を言い渡された挑戦者はこの3名……カンナと翠星石は、お互いの料理のことでぎゃあぎゃあと言い合いを始めたが、桃(裏)が二人を諌め、落ち込みながら+α審査員の元へ向かい、カンナと翠星石もケンカ後でムスッとしながら自分たちの料理を食べた+α審査員の元へ向かう。まずは鋼の味のステーキを独断で作ったカンナから。





カンナ(男ウィ)「僕のステーキを食べたのって、めでるにモイモイ(裏)に咲希だったの? えー……どうして☆1評価になっちゃったのー……?」

モイモイ(裏)「いや当たり前だよー! 見た目はとってもおいしそうだったのに、中身は鋼を食べてるみたいな味だったんだもん!」

咲希(柊)「カンナくん、一回ほなちゃんの作る茶碗蒸しとかを食べてみよう?💦 そしたら、カンナくんもおいしい料理の味がわかると思うから!」

カンナ(男ウィ)「もう! 鋼の味って、モイモイ(裏)や咲希までそういう事言ってー……」

めでる(ウィオ)「カンナ君! カンナ君の作ってくれた手料理、まずくてクセになってとってもおいしかったよ〜〜〜!!」

カンナ(男ウィ)「うわぁぁぁぁぁっ!???? めでるはどうしたの!? 僕の料理がまずくてクセになる味ってどういうこと!??」

咲希(柊)「ああ、そこが引っかかるんだ……」( ̄▽ ̄;)

めでる(ウィオ)「私、今度は顔面スパーキングでカンナ君の作った手料理を食べてみたい……! またまずくてクセになる料理を作って〜〜〜!」

カンナ(男ウィ)「うわああああ!??? そんな料理作った覚えないんだってばああああ!!!!」(; ・`д・´)

モイモイ(裏)「あー! めでるってばカンナを追いかけ回しててずるーい!!」

咲希(柊)「うーん……めでるちゃんもカンナくんの作る料理を気に入ってるみたいだし、いいかな!」

カンナはどうやら、自分の作る料理が鋼の味であったことに自覚は全然ないようだが……その事をモイモイ(裏)や咲希に注意されたものの、すぐにめでるに追いかけられてしまった!← カンナはたまらず逃げ出すも、しばらくめでると追いかけっこするのは確定だろう……その様子をモイモイ(裏)は羨ましがり、咲希は微笑ましく見ていたのであった。次に炭と化してしまった餅を焼いた翠星石。






翠星石(ウィオ)「はっ!? 灯も翠星石の餅に当たったですか!? あー……翠星石、ちょっとうn」

灯(ウィオ)「翠星石ちゃ〜〜〜ん! 今回の料理対決の挑戦お疲れさまっ! 翠星石ちゃんの作った餅は、防腐して私の部屋で大切に保管してるよ〜〜〜!」むぎゅうっ

翠星石(ウィオ)「ぐええっ!!💦 結局こうなるですか………」

ひびき(表)「灯ってば、色々とアグレッシブなんだよなぁ……」

リシアンサス(柊)「それが灯さんのいい所ですよ! 灯さんが幸せそうでよかったです!」

翠星石(ウィオ)「って! さらっと灯からとんでもない発言を聞きましたよ!? なんで翠星石の失敗作を部屋に飾ってるですか! 恥ずかしすぎるですぅ!!」

灯(ウィオ)「だって翠星石ちゃんの手料理は貴重すぎて、大事に取っておきたくなったんだもん! 今度は私が翠星石ちゃんに料理を教えるから、一緒にお料理しよう❤」

翠星石(ウィオ)「ぐええええわかったですから抱きしめるの一旦やめるですぅぅぅぅ」

ひびき(表)「ああもう灯ったら💦 でも翠星石もよかったじゃんか! 灯が一緒に料理してくれるなんてさ!」

リシアンサス(柊)「お二人ならとっても楽しいお料理の時間を過ごせますね! 本当によかったです!」

翠星石は灯がこちらに駆け寄るのを見た途端、その場を離れようとしたものの、すぐさま灯に抱きしめられた← 更に灯が自分の作った餅を防腐して部屋に飾ってることに驚愕するが、灯の強い押し具合に為す術なし……💦 大人しく翠星石は灯とキッチンに向かうのであった。その様子をひびき(表)とリシアンサスも微笑ましそうに見て、同じくキッチンへと向かう。そして最後に、虹色マグロ丼を作ってしまい、固定審査員達や日向(表)や誠やソレイユの一部記憶を消し飛ばしてしまった桃(裏)。





桃(裏)「ああ! 日向(表)、伊藤、ソレイユさん、ほんっっっとーーーにごめんなさい!!! 私の料理のせいで、医務室送りにしちゃって……!!」

日向(表)「いいよそんなに謝らなくて! おれたちそのことは全然覚えてないのもあって、怒ってないし!」

誠(柊)「俺達の記憶を消し飛ばす料理とか殺意高すぎると思うが、こうして生きてるならまだ大丈夫だからな」

ソレイユ(ウィオ)「うん。そんなに美味しくない料理を作ってしまうのも、あなたの素敵な魅力の一つだからさ。涙を拭いて?」

桃(裏)「うう、ありがとうみんな………私、シャミ子(表)にコーチされてた時は、シャミ子(表)がコーチしてくれて、私と一緒に料理作ってくれるのが嬉しすぎて、上の空状態だった自覚があるからさ……もうちょっとシャミ子(表)の話を聞くべきだったよ……」

誠(柊)「は…………は???????」

ソレイユ(ウィオ)「おお! 桃(裏)はシャミ子(表)と付き合ってるの!? そっかぁ、とても喜ばしいね! 良かったらあたしにシャミ子(表)との思い出の話を詳しく聞かせて!」

桃(裏)「ええっ!? い、伊藤が少し怖い……💦 それとソレイユさん! 別に私とシャミ子(表)は付き合ってませんし、その話なら桃(表)の方がずっとありますから!!」

日向(表)「い! 伊藤もソレイユさんも落ち着いて! それなら、桃さん(裏)はシャミ子さん(表)のコーチに集中しないとダメだったな……次からは気をつけよう! あと、今度は桃さん(裏)が得意な分野のイベントに参加できるといいね!」

誠(柊)「まぁ、うん……また別のイベントで桃(裏)が活躍する時は、俺も応援(意味深)するからな!」

ソレイユ(ウィオ)「よーし誠は後で覚悟してなよ(#^ω^) 桃(裏)の活躍をもっと見たいのは同意だけどね!」

桃(裏)「うん……今度はバトルとか、そういう所で活躍したいな。その時は頑張るからね!」

桃(裏)は開口一番に日向(表)と誠とソレイユに向けて謝罪し、日向(表)達も試食の時の記憶が消し飛んでるのもあり、桃(裏)のことを許した。が、桃(裏)の失敗の原因のひとつにシャミ子(表)がコーチをしてくれたことで浮かれてしまった事があると本人が白状し、誠は思わず絶句し、ソレイユは桃(裏)とシャミ子(表)の仲に食いついたが……💦 日向(表)が宥めて、桃(裏)がまた別のイベントで上手く活躍出来ることを祈った。日向(表)達のその声援を受けて、桃(裏)も心から安堵したのだった……





天悪「というところで! これで全員の個人評価を発表し終えましたね!」

柊「はい! では次にいよいよ、私達固定審査員とで話し合った、これまでの個人評価を集計して出した、『優勝チーム』の発表をします!」

ウィオ「挑戦者の皆さんにはこちらの宣言通り、好きな書物または本が与えられるんですけど、優勝チームはそれに加えて二人分の豪華クルーズ船のチケットを差し上げます!」

観客一同「「「うぉぉーーーーーっ!!!!」」」

これにて個人の結果発表は終わり、最後にいよいよ豪華特典を与えられる優勝チームが発表されることとなる! これに観客達も大いに盛り上がるが、優勝チームはどのチームなのか!?

天悪「それでは発表します! 今回の料理対決、優勝チームは!!」
















小豆(柊)「………ゆうしょうちーむのはっぴょうのまえに。みんな、すこしわたしのはなしをきいてほしい。……こんかい、ひとつだけ『たべていてそのちょうせんしゃがつくったものとはいえない』とかんじたりょうりがあったんだ」

観客一同「「「!???」」」ザワザワ……

桃(裏)「えっ………えっ!? その挑戦者が作ったものとは言えない料理……って、もしかして?」

ディーア(ウィオ)「…………まさか、『替え玉してた奴』がいた……ってことか?」

ラグナス(表)「えぇっ!? そんなやつがいるのか!? ……おれ、そんなことやってないぞ!」

天悪が優勝チームの発表をしようとした……その時だった。小豆が手を挙げて、天悪を制止させ「替え玉をしていたとされる挑戦者の存在」を会場中に伝えた。それにどよめく観客達と挑戦者一同……柊さんとブーディカは強い心当たりがあるのか、小豆に向き合った。

ブーディカ(柊)「うん。小豆が言ってるのって、あの子の料理の事だよね……」

柊「私達も、天悪さん達やウィオさん達とその事を話して考えてきたからな……心は痛むけど……不正に当たることなんだから、該当者に話を聞かないと」

ブーディカや柊さんも覚悟を決めた表情をしたのを見た小豆は、改めてその「該当者の挑戦者」に問いかける。

小豆(柊)「ああ……きみも、なにかじじょうがあって、こんかいのようなことをしたのだろう? それならば、わたしたちにもしょうじきに、どうしてこのような、かえだまのようなことをしたのか、おしえてほしいな……」









小豆(柊)「光忠……きみに、いったいなにがあったんだい?」

燭台切(柊)「…………へっ? ………僕かい?」





柊さんサイドのみっちゃんに何があった!?? 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.222 )
日時: 2023/01/30 21:29
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

小豆が固定審査員達と話し合って、今回の料理対決で替え玉をしたのではと勘づいている相手は、柊さん本丸の伊達者の太刀の刀剣男士、燭台切光忠(柊)であった。小豆の発言を聞いて、その場にいる住民達やゲスト達が、燭台切(柊)の方を見ている。一方の燭台切(柊)は、何故自分が疑われているのかわからないというような表情で、小豆を見ていた。

燭台切(柊)「いやいや………そんな、僕は替え玉なんて、伊達男の名が廃るようなことはしないよ! それに、僕には替え玉をやる動機もないはずだよ? 僕だって、料理でも常に気を配ってて腕を磨いてるつもりだしさ!」

小豆(柊)「ああ……光忠もいつも、りょうりでもあるじやわたしたちをささえてくれているのは、わたしもわかっているさ。……だからこそ、こんかいの光忠がだしてくれた、あのしちゅーはんばーぐのあじが、いつもの光忠のうでとはちがうあじだったのが、きになっていたんだ」

燭台切(柊)「!」

柊「ああ。私の知る光忠なら、あのシチューハンバーグよりは、申し訳ないけどもう少し工夫や味にこだわったものを出せるはずなんだ」

ブーディカ(柊)「あたし達も、+α審査員の太鼓鐘達が、キミに渡した評価用紙に書いた通り、普段のキミとはまた違う味付けや作り方であのシチューハンバーグが作られてるのに気づいてたんだ……それが、キミが替え玉をしてるんじゃないかって感じた、最も大きい要因だよ」

燭台切(柊)も替え玉について認めてないものの、小豆や柊さん、ブーディカは燭台切(柊)の出した料理を食べてわかった感想を改めて燭台切(柊)に述べた。あのシチューハンバーグはまるで、燭台切(柊)が作ったとは思えない味付けや出来栄えだった。それを聞いた燭台切(柊)も、慌てて反論する。

燭台切(柊)「そんなこと言われても……! 僕はちゃんときっちんで料理をしていたよ!? みんなも、それはわかってるし、僕がシチューハンバーグを作る姿を見てたよね!?」

文録(裏)「ええ!? あ、ああ………俺も燭台切(柊)自身が料理を自分で作ってる姿を見てたぜ」

クリスマスベゴニア(柊)「わたくしも……ウエディングケーキを作るのが大変でしたけど、光忠さんもシチューハンバーグを頑張って作ってたのは見てたのです!」

桃(裏)「私も、燭台切さん(柊)が替え玉をしてたとは思えないかな……ちゃんとキッチンにいて自分の手であのシチューハンバーグを作ってたし……」

燭台切(柊)「ほら、桃ちゃん(裏)達も言ってる通り……僕も自分で料理を作ってたんだよ! だから替え玉なんてしてないよ!」

燭台切(柊)の主張通り、燭台切(柊)は自らの手で確かにシチューハンバーグを作っていたと証言する挑戦者達……これなら燭台切(柊)が不正をしていたとは言えないが……

小豆(柊)「そうか………なら、かれにもはなしをきいて、もうすこしくわしくじじょうをしるとしよう」

燭台切(柊)「………え?」









小豆(柊)「太鼓鐘……きみも、光忠のりょうりをしんさした、ぷらすあるふぁしんさいんだよな。光忠のりょうりのことで……なにか、こころあたりはないかな」

柊「小豆達が14番の料理を作った挑戦者が誰か迷ってた時に、真っ先に光忠のだって伝えてくれたのは、太鼓鐘だよな?」

ブーディカ(柊)「柊達でもわからなかった、料理を作った人をいち早く知れたのは、太鼓鐘も何か知ってるからじゃないかな? ……良かったら、光忠の為にも、教えてくれない?」

太鼓鐘(柊)「………それは」

それを受けて、小豆と柊さんとブーディカは、次に燭台切(柊)の料理を試食した+α審査員の一振りである、太鼓鐘(柊)に話を聞き始めた。……燭台切(柊)の主の柊さんや、燭台切(柊)と共に柊本丸のメシウマ担当として活躍している小豆でもわからなかった14番の正体を、例え燭台切(柊)の相棒であろうと、太鼓鐘(柊)がいち早く気づけるのは引っかかる。もしかしたら、太鼓鐘(柊)も何か、燭台切(柊)が替え玉をしたとされる事件の事で、何か知っているんじゃないかとして太鼓鐘(柊)に聞き込みをしようとするが、また燭台切(柊)が慌てて小豆と柊さんとブーディカに声をかける。

燭台切(柊)「ま! ま、待ってよ! 何も "みっちゃん" にまで話聞くことないだろ!?」

カレン(ウィオ)「………えっ? 『みっちゃん』って………燭台切お兄ちゃん(柊)、太鼓鐘お兄ちゃん(柊)のことをそう呼んでたっけ?」

レッド(ウィオ)「………今の発言、どういうことかしら?」

燭台切(柊)「はっ!! いや、それは………」

翠星石(ウィオ)「オラ太鼓野郎! 黙ってないで、さっさと吐くですぅ!」

燭台切(柊)「だーから俺は! 太鼓野郎じゃなくて、『太鼓鐘貞宗』だってば!」

シトロン(表)「…………え? しょ、燭台切さん(柊)? その、今なんと言いましたか?」

鬼灯(裏)「今……太鼓鐘さんの名前で名乗ってませんでしたか……?」

翠星石(ウィオ)「あぁん? 翠星石、別にお前の事を太鼓野郎って呼んでるわけじゃねーですよ? それになんですかぁ? 今の発言は?」

燭台切(柊)「あっ……!! ………いや、その! これは、これはー………!!」

すると、燭台切(柊)は太鼓鐘(柊)のことを「みっちゃん」と呼び、翠星石の煽りから、自らのことを「太鼓鐘貞宗」と名乗り出した……!! この燭台切(柊)の言動に観客達も視線を奪われる中、柊さんが改めて口を開いた。

柊「やっぱり………君は『みっちゃんじゃない』んだな……」

ウィオ「え? 柊さん……私や天悪さん達も話は粗方聞きましたけど……それって、どういうことですか?」

柊「ええ……皆さんも結果発表での光忠の様子を見てましたよね? 時々『太鼓鐘のような言動を取ってた』のを。それは試食の時の太鼓鐘もそうなんです。時々、太鼓鐘は光忠みたいな話し方や一人称になっていて……これって、つまり……」

天悪「みっちゃん(柊)と貞ちゃん(柊)は入れ替わって替え玉やった……ってコト!?」

シトロン(表)「天悪!? ここで喜ぶのはやめましょうか!!」

柊さんと小豆とブーディカが勘づいた真相……それは、「燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)が体を入れ替えて、替え玉を行った」ということであった。シチューハンバーグの味だけでなく、燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)の言動にも違和感を感じていたため、この真相にたどり着いた柊さん達だが……

ウサギゴケ(柊)「そういえば……朝から控え室で過ごしていた時なんだけど、その時から太鼓鐘さんがおかしかったの」

おばドル(ウィオ)「そういやそうだ! 料理対決開始前に話した時と違って、だいぶ落ち着いてたぜ!」

シャミ子(表)「一人称がたまに『僕』になってましたし……まるで別の人と話してるみたいでした!」

カイル(ウィオ)「そういや、僕がアイクのことで暴れてた時、モロに口調から別人だったような……💦」

燭台切(柊)「み………じゃなくて! 貞ちゃんもそんな時があるんじゃないかな!? うん、きっとそうだよ! そうだと……僕は………!」

それを聞いて他の+α審査員達も、太鼓鐘(柊)に関する証言を述べ始める。これに大いに弁解しようとする燭台切(柊)なのだが……燭台切(柊)の内番服の裾を、太鼓鐘(柊)が引っ張った。

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん……もういいよ。もう、いいんだ………これ以上やったことを否定し続けるのも格好悪いし、貞ちゃんに負担をかけ続けてるからね……」

燭台切(柊)「!! ………みっちゃん…………」

紅閻魔(柊)「認めるんでちね……替え玉を」

太鼓鐘(柊)……いや。燭台切(柊)は、自分と太鼓鐘(柊)とで行った替え玉を認めた。そして、太鼓鐘(柊)の体になっている燭台切(柊)は、改めて全体に向けて告げる。

太鼓鐘(柊)「うん……僕は、自分が貞ちゃんと体を交代する形で、貞ちゃんにあのシチューハンバーグを作ってもらう替え玉を行ったことを認めるよ。けれど、初めは故意でやろうと思ったわけじゃないんだ。僕も替え玉をやるつもりは毛頭なかったんだけど、とあるきっかけがあってこうなったんだよ」

柊「!? とあるきっかけって……どういうことなんだ?」

鬼灯(裏)「燭台切さん(柊)、どうか教えていただけませんか?」

太鼓鐘(柊)「うん……あれは、料理対決の開始前の時間帯に、貞ちゃんとこの料理対決の会場の廊下で談笑していた時のことだった……」



━━━━━━━━━━━━━━━

太鼓鐘(柊)「みっちゃん! いよいよ料理対決が始まるんだよな……! 俺、みっちゃんの作る料理を食べるのが楽しみだぜ! みっちゃんの料理はとても美味いもんな!」

燭台切(柊)「あはは。ありがとうね貞ちゃん。僕も緊張してるけど……貞ちゃんもそう言ってくれて嬉しいな。貞ちゃんが上手く僕の料理を食べられるかはわからないけど、楽しみにしてて」

太鼓鐘(柊)「もちろん! 今から待ちきれねえぐらい、とっても楽しみだぜ!」

この時、貞ちゃんと廊下でばったり鉢合わせて、貞ちゃんが僕の緊張をほぐしてくれたんだ。貞ちゃんがこの辺り……挑戦者が出入りする廊下になんで来てるのかは、この時はわからなかったけど……今思うと、貞ちゃんは翠星石ちゃんのこーちを頑張ってくれてたから、先に翠星石ちゃんにえーるやあどばいすをしていたんだろうね……

だけど、それはいきなり起きた。貞ちゃんの一歩踏み出した先の地面から、「かちっ」なんて音が聞こえたんだ。

太鼓鐘(柊)「ん? なんだ今の?」

燭台切(柊)「……!! 危ない!! 貞ちゃん!!」

太鼓鐘(柊)「えっ!? うぉわぁっ!??」

僕はその地面に埋まっていただろう武器の事はよくわからないけど、嫌な予感は感じ取っていた。僕がすぐに貞ちゃんに駆け寄った途端……地面から何かが……何かピンク色の煙みたいなものが吹き出してきたんだ…………



太鼓鐘(柊)「…………けほっ、けほっ…………大丈夫、貞ちゃん…………」

燭台切(柊)「うええ……なんだったんだ今の………はっ! みっちゃん! 大丈夫か!?」

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん、無事かい? 僕は無事だけど…………ん? あ、あれ???」

燭台切(柊)「あれ、こんな所に他本丸の俺がいる………にしては、口調とかがおかしい? ………え? は、あれ???? いや、これって………ま、まさか?」

太鼓鐘(柊)「………もしかしたらこれ、入れ替わってるみたいだね……僕達………」

燭台切(柊)「………えぇっ!? えぇぇ〜〜〜〜〜!????」

煙が晴れてきた頃には………その時にはもう、僕と貞ちゃんの体は入れ替わってしまっていて……貞ちゃんが僕の声で出した大声を聞いて、さくらちゃん(表)が駆けつけてくれたんだけど……

大神(表)「どうされましたか…………燭台切さん(柊)に、太鼓鐘(柊)」

燭台切(柊)「あ! ああ! さ、さくらちゃん(表)! 実はね!? 今さっきさあ………」

太鼓鐘(柊)「………」



太鼓鐘(柊)「それがさあ、さっき俺が変な煙が出た地面を踏んじまって、それを見たみっちゃんが驚いちまったんだよなあ」

燭台切(柊)「!??」

大神(表)「変な煙の出る地面、か………どういうものかは知らぬが、太鼓鐘(柊)も燭台切さん(柊)も大丈夫でしょうか……」

太鼓鐘(柊)「俺は大丈夫なんだけど、みっちゃんはこれから料理をする身だから心配なんだ。さくらちゃん(表)! みっちゃんをきっちんまで送って行ってくれねえかな?」

大神(表)「うむ。心得た。では、燭台切さん(柊)。行きましょうか」

燭台切(柊)「え? いや、みっちゃ………」

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん。これ、僕が今回の料理対決で作るつもりだった、シチューハンバーグのれしぴだから」

燭台切(柊)「ええ!? えっ………えええええ〜〜〜〜〜!!!!」

僕は、さくらちゃん(表)の前で貞ちゃんの演技をして、貞ちゃんに自分のれしぴを手渡した後、さくらちゃん(表)にきっちんまで送られる貞ちゃんを見送っていったんだ……

━━━━━━━━━━━━━━━



太鼓鐘(柊)「ということがあったんだ」

榛名(柊)「そんなことが起きていたんですね……その、廊下の地面に埋まっていたという、謎の地雷型の武器によって、二振りは入れ替わって、咄嗟に替え玉をすることになったと……」

カンナ(男ウィ)「いやごめん、踏むとピンク色の煙が出て、お互いが入れ替わる武器ってなに??? そんな武器前代未聞なんだけど……」

天悪「………待って待ってちょっと待ってよぉ!?? それって………もしかしたら、シトロン(表)の発明品から借りて、私が料理対決開始日の三日前ぐらいに仕掛けたトラップかもしれない……!!」

ウィオ「えぇっ!?? それ、天悪さんが仕掛けたものなんですか!??」

シトロン(表)「あ………あぁーーー!! 僕も思い出しました!! 確か三日前に天悪が『りすくませんぱい(表)や千尋(裏)達がまた奇跡料理を料理対決の会場前で展示したり販売しようとしてるみたいだから、取り締まるために「踏むとランダムでとんでもな効果が出るマシーン」をいくつか貸してほしい』って言ってましたから、僕も3つ貸したんですよ!」

茶柱(裏)「きえー……マシーンの名前まんますぎますし、そんなものを防犯?で貸しちゃうんですか……」

天悪「………シトロン(表)が言っていた通りの理由で、奇跡料理などを売ったり配布しようとする住民達を取り締まるために、そのシトロン(表)から借りた地雷型マシーンを設置したんだけど………それにみっちゃん(柊)や貞ちゃん(柊)がかかっちゃったんだなぁー……! いや今回は本当にすみませんでした!! トラップを仕掛けたのをすっかり忘れてて回収し忘れてしまったから起きたことなんですし……!!」

シトロン(表)「僕も早くにこの事を思い出すべきでした……! 二振りとも、本当にすみませんでした!!」

太鼓鐘(柊)「いやいや、二人も防犯のために設置してたのなら、偉いことだから謝らなくていいんだよ」

燭台切(柊)「そうだぜ! 俺もすぐに気づいて避けれなかったしなぁー」

燭台切(柊)が話した事情を聞いた天悪は……真っ青な顔になり、シトロン(表)と共に燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)に謝罪した。何故なら、そのトラップ……シトロン(表)の作った「踏むとランダムでとんでもな効果が出るマシーン」を奇跡料理の販売・配布防止のために設置したのは天悪だったからだ……! 天悪の設置したトラップを踏んで、今回の替え玉が起きてしまったことを知った天悪とシトロン(表)は後悔するも、燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)は二人を許している。しかし、ここでまた新たな疑問が………

長谷部(表)「いや待て。燭台切(柊)、貴様は今の話で自分と太鼓鐘(柊)が『替え玉をせざるをえなくなった状況になった』と説明したいようだが……お前が太鼓鐘(柊)の真似をして、太鼓鐘(柊)を送り出したから太鼓鐘(柊)も替え玉をせざるをえなくなったのだろう? 貴様もその時大神(表)に事情を説明すれば良かったじゃないか」

しらせ(ウィオ)「あー! それしらせも思ったー。太鼓鐘くん(柊)はすぐに入れ替わりのこと知らせようとしてたのに、なんでそれを遮って替え玉に踏み込んだのー? そうする意味ってあったの?」

燭台切(柊)「あ……! そうだ、俺もみっちゃんからなんで俺に代わりに挑戦者として料理を作らせたのか聞けてねーじゃん! なんでなんだ、みっちゃん?」

太鼓鐘(柊)「それは、ね…………」

長谷部(表)やしらせが疑問に思った通り、燭台切(柊)も太鼓鐘(柊)と同様、大神(表)に事情を話して、すぐに元に戻してもらうことは可能だったはずである。なのに、燭台切(柊)は太鼓鐘(柊)の真似をし、太鼓鐘(柊)に挑戦者として料理を作らせた……聞かれた燭台切(柊)は言葉を詰まらせるが……そこに、亀甲(柊)が声をかけた。




みっちゃん(柊)は何故替え玉をすることにしたのか……? 感想まだ


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