二次創作小説(新・総合)

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ニチジョウクンポケット:天悪サクセス
日時: 2024/06/16 21:01
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: slzqu/cu)

※この小説シリーズは『日常系クロスオーバー小説』をメインとした物語です。というか、前スレ『クロスでカオスな日常ものがたりっ!』のリニューアルバージョンです

※クロスオーバー二次創作なので様々な作品を取り扱います。それ故原作作品のネタバレや、原作に派生した捏造設定も多く含まれる可能性があります

※更に「性格入れ替え」キャラの登場によるキャラ崩壊、純粋に手がけた結果のキャラ崩壊もございます

※主にキャラクターの関係性の捏造も含まれます。苦手な方は本当にご注意ください

※天悪(作者)も出てきます

※設定がガバになる可能性もございます

※更新頻度はかなり不安定です。かなり速かったり遅かったりします

※感想やキャラの貸し出し申請などは小説更新以降はいつでも受け付けますが作者やキャラ、他の作者さんなどの誹謗中傷コメは一切受け付けられません。また、『天悪オリジナルの小説のネタや描写の無断転載を禁止』しております。ご了承ください

これらの注意点がありますのでこの項目の時点で、又は小説を見てどこか引く所があればすぐさまブラウザバックをお願いします…本当に特殊ですので…

【以下、目次】

「(第一話なのに)こんなゆるくて大丈夫か? 」
>>2
「アンケートで唯一票がなかった選択をやるよ(クズ作者)」
>>3
「超次元スゴロク ヴィエルジュ」
※骨眼鏡さんとkonakun.さんとのコラボ回!
>>7-12 >>15-17 >>20 >>24
「第二回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅱ〜 」
※琴葉姫さんとのコラボ回!
>>27-31 >>34-36 >>39-42 >>46-48 >>54-56 >>61-63 >>66-67 >>71-76 >>80-88
「特別責務を受け入れた少年少女の後日譚」
>>91-93
「南国という名の天国に行こう」
>>97-98
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん」
>>101-106
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー」
>>107-111
「自由研究カッコチョウジゲン」
>>114-115 >>120-124
「幼児退行してる文録(裏)とシャミ子(裏)の夢想旅行」
※幼児退行ネタが含まれますので注意!
>>125-126
「天悪サイド昔話&童話パロ:はらはらコース」
>>127-128
「琴葉姫さんの誕生日をカキコでも祝い隊」
>>129
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーすりー」
>>132-136
「大晦日なので天悪サイドでもコピペネタをやる」
>>137
「そういやそろそろバレンタインっすね」
>>142
「弊サイドいち兄(表)は女子力が高いようです」
>>143-144
「桜並木前線〜柊サイドのクロスカプの皆さんと一緒〜 」
※柊さんとのコラボ回!
>>145-146 >>149-153
「第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜」
※柊さんとウィオさんとのコラボ回!
>>154-159 >>166-168 >>171-172 >>175-176 >>179-180 >>183-184 >>187-188 >>191-192 >>198-199 >>202-203 >>206-207 >>213-214 >>217-223
「夏風邪さんの誕生日をカキコで祝い隊」
>>210
「メリーディストピア長編・四月馬鹿編予告」
>>226
「天悪サイド版99人の壁パロ〜忍たま編〜」
>>227-228
「天悪サイド版99人の壁パロ〜文豪とアルケミスト編」
>>229-230
「琴葉姫サイドの文アル太宰治先生の誕生日を祝い隊」
>>234
「そういや今までジュンブラネタやってなかったのでやる」
>>238
「天悪サイド版99人の壁パロ〜琴葉姫サイド編〜」
※琴葉姫さんとのコラボ回!
>>239-241
「コピペネタ第二弾が出た……だと……!?」
>>244-245
「ナナカマドちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>246-248
「天悪サイド版99人の壁パロ〜フラワーナイトガール編〜」
>>249-252
「ツワブキちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>253-255
「またまた!コピペネタss大混戦」
>>259-260
「スイートピーちゃん(裏)のキャラクエ風ss」
>>261-263
「ジュンブラサクランボちゃん(表)のキャラクエ風ss」
>>264-266
「第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜」
>>267-268 >>274-276 >>281-283 >>286-287 >>292-293 >>298-299 >>305-307 >>319-321 >>324-326
「妖怪 つづかな僧(裏) verメリーディストピア」
>>303-304
「メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーふぉー」
※たけジアンさん、琴葉姫さんとのコラボ回!
>>312-318



取り扱い作品:ダンガンロンパシリーズ/忍たま乱太郎/ハイキュー!!/しずくちゃん/ポケットモンスターシリーズ/ぷよぷよシリーズ/おしりたんてい/ダンベル何キロ持てる?/カードキャプターさくら/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/しろくまカフェ/鬼灯の冷徹/イナズマイレブン/まちカドまぞく/pop'n music/東方見文録/刀剣乱舞/艦隊これくしょん-艦これ-/文豪とアルケミスト/妖怪ウォッチシリーズ/フラワーナイトガール(随時増える可能性あり)

※2020年11月26日頃再スタート

Re: 第二回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅱ〜 ( No.63 )
日時: 2021/05/07 22:42
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: tOdZcpTQ)

鬼灯(表)「お邪魔いたします。どうやら夢交界からのゲストの皆さんに、多大な被害が及んだ事はなかったようですね」

豚神(裏)「おはこんにちばんよう!!今日は審査員の一人として!おいしいもの食べに来たよーーーーっ!!」ブンブン

12番のおにぎりを食べたイデアとエレシュキガルを、温かく見送ったのか、台詞からして一応は安堵している様子の有能でドSな鬼神と、元から食べることが大好きな為、テンションが最高潮にまで達し、13番の料理が来る時を待てども待ちきれない様子の超高校級の御曹司を名乗る高校生。彼らも琴葉姫さん達固定審査員の面々に温かく迎え入れられる。

ケロちゃん(表)「おーーー………豚足(裏)のテンションがえらい上がっとるなぁ………やっぱこっちの方が性に合うか〜?」

豚神(裏)「もっちもち!どんなおいしいものが食べられるのかな!?しんベヱ君(表)なんて極上の寿↑司↓を食べられたみたいだし、ボクもキラやば〜!なご飯が食べたいな!!」

サタン(裏)「ははは……💦豚足(裏)が楽しみにしてるならいいんだけど………だからこそ変なものがこんな所で来てほしくないかな」

豚神(裏)「はっ!?なになに!??なんで急に真剣ムードになったのサタンさん(裏)!??刺客!?刺客が来てるの!??」

ケロちゃん(裏)「………たった30秒ほどで既に濃厚なムードが漂っているな」

シロクマ(表)「豚足くん(裏)の得意分野だから、豚足くん(裏)の土壇場になってるね」

鬼灯(表)「豚足さん(裏)、そろそろ席に着いておきましょう。しかし、琴葉姫さんやアーサーさんには申し訳ないですね……うちの作者あほうのせいで、命を賭したような役割を任せることになってしまって」

アーサー(琴葉姫)「いや、お前が謝ることはねぇよ……俺らもおいしいもん食べさせてもらってるし、任された以上はちゃんとやるからな」

琴葉姫「そうそう!それよりさっきイデエレを別の作者さんサイドでも眺められたから、ほんとコラボ承諾してよかった〜❤」

鬼灯(表)「………悪意ある言動を取らない点は、天悪さんよりマシですね」

琴葉姫「鬼灯様もめっちゃ辛辣やん()さすがドSな有能補佐官様……(爆散)」

鬼灯(表)「私はドSではありませんが。琴葉姫さんも天悪レベルに堕ちたいと?」

琴葉姫「アッ()すみません鬼灯様(表)!()」

アーサー(琴葉姫)「ああほら、作者!鬼灯(表)にも茶々入れるのは程々にな……」

茄子(裏)「あのー、鬼灯様(表)達……このままだと料理対決の進行が進まないし、試食に移れないんですけど……」

うるおいちゃん(表)「もう13番の料理持ってきていいのーー!?」

シロクマ(表)「ああ、ごめんごめん。埒が明かなさそうだし、どうか13番の料理を持ってきてほしいな」

鬼灯(表)も豚神(裏)もキャラが濃いからか、談笑に夢中になってしまうが、もちろんそれどころじゃないので、13番の試食に移らせてもらおう。すず(表)の運んできたその料理は卵かけご飯だった。見た目は綺麗な生卵の橙色と黄色の中間色が鮮やかに光を反射し、満遍なくホカホカご飯に生卵が染みていたようだった。

すず(表)「13番の料理は卵かけご飯だぜ!どうやら13番の大好物だそうだ!おいしく食べてやってくれよな!」

ケロちゃん(裏)「卵かけご飯が大好物……?その情報だけで13番が誰なのかわかったが……直球勝負に持ち込んできたか」

サタン(裏)「あの子なら大丈夫だと思うけど味はちゃんとおいしくできてるかな?」

すず(表)の発言で13番の正体が即バレしてきたが、そのお味はどうだ……?

豚神(裏)「んんんんんん!!!!これほいひいいいいいい!!!!ご飯が自然と進むよーーー!」ガツガツガツ

鬼灯(表)「ふむ、本当に見た目通りに生卵を上手く中和させ、全体に染み込ませていましたか。飯の質も下げないよう、満遍なく混ぜるのは難しいものですからね。流石です」

アーサー(琴葉姫)「菊もよく卵かけご飯を作って食べていた記憶があるが……ここまでうまいなんてな!?実態から少しどうかと思ってたが、これならいくらでもいけるぜ!」

琴葉姫「眉毛のスコーンという名のダークマターに比べたら可愛いものだから(震え声)」

アーサー(琴葉姫)「は?????????(威圧)」

豚神(裏)「はーいはいはい!せっかく13番君の卵かけご飯おいしいんだから、せめて喧嘩は食べ終わった後にするよーー!」

琴葉姫さんとアーサーが少しケンカしてたが……💦13番の卵かけご飯は、黄身と白身を上手くご飯とかき混ぜることに成功しており、醤油の味わいも深いながらもかけすぎてもなくあっさりしており、目覚めの朝をエネルギッシュに迎えられるかのようなスッキリした味わいとなっていた!もちろん、審査員全員が感嘆の声を漏らす……!

ケロちゃん(表)「めっっっっっちゃうまいやんけーーーーーー!!!!あいつが卵かけご飯好きなのは知っとるけど、自分の好物をこんなうまく作れるもんなんやなぁ!!」

ケロちゃん(裏)「あいつもバレー馬鹿だが、家族思いで、家事も積極的に手伝う奴だからな。とはいえ私も想像以上の美味に驚いているが……」

シロクマ(表)「うん。これも食べていると元気がでてくる一品だね。自分の好物に挑戦した選択は大正解かな」

うるおいちゃん(表)「あ………あー、違うのよ。シロクマさん(表)」

茄子(裏)「13番は元々、卵かけご飯じゃなくて別の料理を作ってたんだ……」

シロクマ(表)「おや?そうなのかい?じゃあ、その別の料理は?」

ケロちゃん(表)「いったい元の料理?はどこいっとんねん?」

しかし、司会のうるおいちゃん(表)と茄子(裏)曰く、元々は卵かけご飯ではなく、別の料理が用意されていたと言うのだ!その別の料理がどうなってしまったのか気になるため、司会の二人から事情を聞いてみると……

うるおいちゃん(表)「えっとね、13番から謝罪のコメントを頂いているわ!」

茄子(裏)「『本当は別の料理……すき焼きを作っていたんですけど、ちょっと事故があって、すき焼きがなくなっちゃったので、残った卵とご飯を使って卵かけご飯を作りました!!すき焼きを用意できなくてごめんなさい!!』……補足を入れておくと、キッチンから騒音が聞こえてたでしょ?その時別の挑戦者が、また別の挑戦者の転倒に巻き込まれた衝撃で、すき焼きが木っ端微塵になっちゃって……そいつに悪気はなかったし、13番は咄嗟に料理を作り直してたんだよ」

琴葉姫「木っ端微塵!?そんなアクシデントがあったのか!!その事故は誰も悪くないと思うけど……13番は焦っただろうな……」

鬼灯(表)「すき焼きも調理の過程はそう手軽に作れるものではないものです。13番さんのことですから、すき焼きにも真剣に向き合って作ったのでしょうが、悪意がないとはいえそれを一瞬で台無しにされた時のショックは計り知れなかったでしょう」

この卵かけご飯を作った13番は、烏野高校のミドルブロッカーで、小さな巨人を目指す、最強の囮と謳われる雛烏。ケロちゃん(裏)の言う通り、バレーも家族も仲間も大事にする、純粋で面倒見のいい彼は、その向上心の強さから、初めて作るだろうすき焼きに挑戦したのはいいものの、せっかく作ったすき焼きは不慮の事故で木っ端微塵となってしまった。もちろん13番も相当なショックを受けたのだが、不屈の精神を持つ13番は諦めることなく、余った材料で自身の大好物である卵かけご飯を作るに至ったのだ。

アーサー(琴葉姫)「にしたとしても……とんでもないアクシデントの中で慌ててただろうに、ここからうまい卵かけご飯を作れたのは見事としか言えねぇな……」

豚神(裏)「うんうん!13番君はホントすごいよ!咄嗟でもこんなにおいしい料理を作ってくれるなんて!」

サタン(裏)「きっと普段から自分で手作りしたこともあっただろうし、無自覚の内でも卵かけご飯を作る実力がついてたんだろうね……急なアクシデントに見舞われても、材料と実力と判断力が上手く働いたのは、とても幸運なことだね」

鬼灯(表)「13番さんからのコメントと事情を聞いてみると、より13番さんの手際の良さがわかりますね。しかし、評価はその事情と切り離して書きましょう」

そんな壮絶な経緯があり生まれた、13番の大好物の卵かけご飯。13番自身、不安もありながらも大好物の為に真心込めて作り上げたその料理は、初めの通り、審査員達の心をつかむことに成功した!

シロクマ(表)「…………それにしても、気になるね」

サタン(裏)「え?気になるって………13番の事故のこと?」

シロクマ(表)「はい。13番くんのコメントと茄子くん(裏)の情報によると、別の挑戦者が他の人の転倒に巻き込まれた衝撃ですき焼きをダメにしてしまったと言ってましたけど……普通ダメになるなら『ひっくり返した』とか、『こぼした』という言い方が普通なんですよね」




シロクマ(表)「すき焼きを木っ端微塵にしてしまうだなんて……その人はいったいどんな強いパワーを持ってるのかな」






13番の評価:☆☆☆☆☆



琴葉姫の評価:☆☆☆☆☆

TKGは日本の伝統料理!!わかる!!わかるぞその気持ち!!卵かけご飯の模範解答どころか、最高傑作と言えるほど見た目も味も完璧だった!!小さいのに最強の囮だし、コミュ強だし、料理も上手いとなるとステータス高いどころかもはやチートなんじゃねーか!?ここで13番君に惚れ直しそうになったことを掲載していいです?(爆散)


アーサーの評価:☆☆☆☆☆

あのさぁ……()うんまぁ、うちのばかについてはこっちで何とかするからお前は気にしなくていい。それより話聞いたらせっかく作った料理を台無しにされたにも関わらずこのうまい卵かけご飯を作ったっつってたが……はっきり言って常人を超えてると思うぜ……おかげで卵かけご飯の魅力を知れたんだし、お前の努力も報われたしでいい事づくめだから、この経験はしっかり味わっておいた方がいい。後になって大切な知恵にもなるだろうし。だけど、お前ほど美味くなくても、卵かけご飯ならまだ俺にも作れるよな……?


ケロちゃん(表)の評価:☆☆☆☆☆

お前の卵かけご飯への愛は知っとったけど、ワイらの想像を遥かに超えたもん作るやんけーーーーー!!!この卵かけご飯も非の打ち所あらへんわ!!満足したでーーーーー!!まぁ、お前の場合はこの料理は事故が起きたことで、代わりに出したもんやから、内心自信ないんやろうけどな……けどワイらはお前の卵かけご飯をガッツリ食って元気になったわ!せやから安心して結果発表に来てやー!今度お前ん家遊びに行きたいから、何か料理作ってやー!


ケロちゃん(裏)の評価:☆☆☆☆☆

私からもこの卵かけご飯で指摘する箇所は見当たらないと言おう。見た目のツヤ、ご飯のハリと鮮度、生卵の調理、そして醤油の味付けが見事完璧に仕上げられていた。ああダメだ、評価書いてたらおかわり欲しくなってきた。大人も子どもも満足して食べられる味わいになっていることだろう。この卵かけご飯をさくら(裏)にも食べさせてもいいか?さくら(裏)は もう+α審査員として別の料理を審査していたが、終わったあとにこの卵かけご飯も食べてもらいたい。


シロクマ(表)の評価:☆☆☆☆☆

まず評価の前に、災難な目に遭ったね……すき焼きが木っ端微塵になったって聞いたけど、その時怪我はしてないかい?気づかないところで傷がついてたらまずいから、後で改めて医療班のみんなに診てもらうといいよ。今回キミが作った卵かけご飯は、卵かけご飯特有のフワフワで少しねとっとした食感が引き出されてておいしく食べられたし、醤油の味付けも控えめだけど、卵かけご飯の味を豊かにできるよう調節して入れられてるね。見事なものを作ってくれて嬉しいな。キミの語りも理解出来たし、自信を持ってほしいな。


サタン(裏)の評価:☆☆☆☆☆

また身体を温めて元気にしてくれる料理が来てくれて、僕も嬉しいな……気力を高めてくれる料理は、それこそ気持ちが一定以上込められてないと早々作れないと思うんだ。君の場合は不運に見舞われてしまったけれど、それでも僕達の為においしいものを提供する気持ちは忘れないでいてくれたよね?その気持ちはこの卵かけご飯に十分込められていたから、安心してほしいな。アーサーは……うん、アズールにも憐れみの目を向けられるほど更正が難しい腕前なんだから、卵かけご飯も難しいんじゃないかな……


鬼灯(表)の評価:☆☆☆☆☆

貴方の事情は茄子さん(裏)から聞きました。その事を差し抜いて評価するとなると、まず生卵の卵黄や白身が、飯に満遍なく染み込むほど、適切に混ぜられている技量は見事だと思います。次に、恐らく醤油は本来の卵かけご飯に使うものとは異なるはず。だからこそ慎重に入れたのでしょうが、上手く卵かけご飯の旨味を引き出していました。最後に飯の品質を下げることなく、保存も気をつけていたのでしょう。できたてのようなホカホカな状態に仕上げることができていましたね。文句なしの満点としていいでしょう。よく頑張りましたね。偉いですよ


豚神(裏)の評価:☆☆☆☆☆

ヒャッハーーーーー!!!!!僕も1杯どころか10杯でも足りないくらい気に入ったよーーー!さすがバレーと仲間と家族を愛するDKは伊達じゃないね!みんなももぐもぐと美味しそうに食べてたよ!!事故については、そのー、すき焼きも出来れば食べたかったんだけど……卵かけご飯がおいしかったから、そっちのおかわりが今は欲しいかな!料理対決が終わったらまた遊ぼー!メンバーを誘うのは任せて!てか噛ませて!







天悪「本当なら15番までちゃんと書く予定でしたが、気力の問題でいったんここまでになりますって話していいです?」

ケロちゃん(表)「もうちょい頑張ってくれや……」

以下、11〜13番のヒント↓



11番:栄養満点、スタミナをつけるには最適のうな丼&酢の物&プロテイン!これを作った男子はハイスペック筋肉バカのイケメン

12番:自らの部のマネージャーの作っていたおにぎりを参考に作ったお手製おにぎり。こちらは陸上&サッカー馬鹿だが、終わったあとに愛する人におにぎりをプレゼントできるか?

13番:大好物の絶品卵かけご飯を作った最強の囮!ちなみに当人は事件当時ショックを受けていたものの、その直後すき焼きを破壊した挑戦者の心配に入り、お互い心配合戦になったそうです




感想OK(解釈違い等の苦情は………余裕がある時に受け付けます)←ビビり

Re: ニチジョウクンポケット:天悪サクセス ( No.64 )
日時: 2021/05/07 22:58
名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)

こんにちわ!桜木霊歌です!
今回も試食させていただきます!

11番
仁「うむ、中々うまいぞ?かなりいいんじゃないのか?」

12番
小百合「美味しいよ!・・・でも、好きな人に当たらなくて残念だったね・・・」

13番
佐吉「そんな事故があった中でこんなに美味い卵かけご飯を作れたのはすげぇわ」

次回も楽しみに待っています!

Re: 感想返信サクセス ( No.65 )
日時: 2021/05/22 21:50
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

ケロちゃん(裏)「感想返信の時間だ」




>桜木霊歌さん

天悪「今回も試食に来て下さりありがとうございます!毎回感謝しております(´;ω;`)」

11番「仁君、僕の料理をおいしく食べてくれてありがとう!君の場合は岡っ引きの仕事と相まって、しっかり味わってくれたんだと思う。これからもお仕事頑張ってね」

12番「小百合も俺の料理を食べてくれてありがとう!今回は茶柱さん(裏)が食べてないみたいで残念だけど、他の審査員のみんながおいしく食べてくれたなら何よりだ! ………だからまた後で改めておにぎり作りたいかな!」

13番「えええっ!??お、おれの料理、おいしかったですか!? 卵かけご飯はおれも大好きなんです!!事故があったから、急いで作ったけど…… 喜んでもらえたなら、とても嬉しいです!!おれの卵かけご飯、食べてくれてありがとうございます!!」

天悪「次回も楽しみにしていてくださいねっ!」

Re: 第二回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅱ〜 ( No.66 )
日時: 2021/05/22 22:42
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

綱海(表)「よーし!次は俺達の番だな! うおー!うまいもん食うのが楽しみだぜ!」

りんご(裏)「私もいったいどんなものを食べられるのか、楽しみですー!」

料理対決は進み、次に14番の試食に入るのだが、14番の試食担当の+α審査員の波乗りディフェンダーと好奇心旺盛な優等生が会場に入場する。二人は無邪気にはしゃいでいるが……

琴葉姫「二人とも元気でなによりなんだが、この状況下でよく元気でいられるよな()」

アーサー(琴葉姫)「こういうところが二人の取り柄だから() しかし用心するに越したことはないからな……綱海(表)もりんご(裏)も、審査員になるからには、緊急事態起きたらすぐに医療班や戦闘班を呼ぶ心がけを忘れるなよ?」

りんご(裏)「はーい!わかってますよー!」

綱海(表)「そりゃあメシマズ?ってのが来たらそうするけどよー、そんなの海の広さに比べたらちっぽけなものだからよ!命さえありゃなんとかなるだろ!」

アーサー(琴葉姫)「いや命があるからいいで済む問題じゃねぇからな!?」

この海のようにおおらかなに〜にと、好奇心旺盛すぎる奇才のコンビに、固定審査員達が不安になっていくも、だからこそ14番の審査に移らなければならない。アシスタントのシグ(裏)に14番の料理を持ってくるように頼んだが、出てきたものは茶色いういろうだった。

シロクマ(表)「外郎か。そういえば和菓子はこれで初めて出たことになるね」

ケロちゃん(裏)「見た目からして問題点は見られないな」

ケロちゃん(表)「せやな!早速一口食ってみようや〜!」

そのういろうは茶色くつやめくプルプルした見た目をしており、瑞々しくほのかに甘い味わいが期待できることだろう。審査員達は期待を胸にそのういろうを一切れ頂くことになった!


























固定審査員一同「悪 夢 ふ た た び」

綱海(表)「ん?なんだこりゃ、味が全然しねーぞ?」

りんご(裏)「そうですねぇ、全くの無味です!見た目はよくできてるういろうなのに……」

だが、その味は全くの無味であった。これが意味することとなると…… これまで一度(似たような味だけなら二度)こういった味わいの料理を食べた固定審査員達はこの料理の正体を悟り、諦観に入ったが……事情を全く知らないらしい綱海(表)とりんご(裏)は首を傾げる。

うるおいちゃん(表)「えっ?そのういろう、味がしないの?」

りんご(裏)「はい!全く味がしないんです。おかしいですねぇ……」

茄子(裏)「砂糖や餡蜜とか持ってきたけど、どう?味は少しは……」

綱海(表)「いやー……全然だぜ?お前らもちょっと食ってみてくれよ」

シグ(裏)「うん!(ぱくっ)……おかしいなぁ、少しは甘味があってもおかしくないのに……」

サタン(裏)「あぁっ!?条介(表)!?? 何してるの!?食べさせちゃダメだよ!!この料理は………!」

同じくして事情を知らない後半司会のうるおいちゃん(表)と茄子(裏)とアシスタントのシグ(裏)にも確認のためか、綱海(表)が砂糖や餡蜜といったトッピングを加えながらも三人にも提供してみるも、結果は変わらず……しかし、この料理がいったいなんなのか悟っている固定審査員達は非常に焦りだしていた!その予感は的中することとなる……!



シグ(裏)「あ、あれ?急に体が動かしにくく………えーーーっ!??ぼく、ドット絵みたいになってるーーーー!???」←ロンパ風のドット絵化

茄子(裏)「ええええええ!??シグ(裏)!?いったいどうしてこんなことに……って!?俺もなんか変だよおおおおおおおお!???何これえええええええ!?????」←コエカタマリン(縦文字で『茄子(裏)』)化

うるおいちゃん(表)「いやあああああ!???どうなってるのよおおおおおお!???あたし、化粧水に戻ってるぅぅぅぅぅぅ!????」←瓶入りの本物の化粧水化

琴葉姫「うわあああああああああ!????三人とも!?大丈夫かああああああああああ!?????」

なんと、14番のういろうを食べた虫好きのオッドアイ少年はドット絵化、白いしっかり者の小鬼の獄卒はコエカタマリン化、しずくの森のヒロインである化粧水の妖精は本物の化粧水に退化と見た目に劇的な変化が起きてしまったあああああああ!???この様子を見た琴葉姫さんが急いで医療班を呼ぶが、もちろん異変が起きているのは三人だけではなかった!!



アーサー(琴葉姫)「おい!?ちょっと待て、お前も声が変だ………うわ!?俺女になってるじゃねぇかよ!??」

琴葉姫「え!??眉毛まさかのにょたりあ状態!??お前ローザになってんの!?? って私も男になってた件について(??????)」

綱海(表)「おー!俺も女になってんな!このういろうすげーな!」

りんご(裏)「私も男性になってますよ!すっごく楽しいですねー!いいですよこれ!」

ケロちゃん(表)「うわああああ!??なんやこれええええ!???ワイまた人間になっとるやんけ!?」←擬人化(カオスすごろく回参照)

ケロちゃん(裏)「私もだ………だが、当然か全裸の状態になっているんだが?」←ケロちゃん(表)と同じく

シロクマ(表)「ボクも擬人化してるけど、スカーフとエプロンを着けてるからセーフだね」←サラサラした白髪の王子様系イケメンに擬人化

サタン(裏)「ああ………みんな、大変なことに………って、やっぱり僕もこうなるよね………」←人間でいう5歳の姿に幼児化

初めにこのういろうを食べた夢交界の創造主と大英帝国の化身、そして波乗りディフェンダーと好奇心旺盛な奇才は性転換してしまったようで、更にケロちゃんズとシロクマ(表)は(シロクマ(表)の場合はほぼ)全裸で擬人化してしまい、サタン(裏)は人間でいう5歳の体に幼児化し、服はぶかぶかとなりズボンが地に落ちた状態となっていた……!まさかの二度目の奇跡料理に半数が意気消沈としてしまうが……+α審査員の二人はむしろ楽しんでる模様……少しは動揺してくれOTL

ケロちゃん(表)「また奇跡料理かいな!?効果はちゃうけど、なんで二回奇跡起こされなあかんねん!?」

ケロちゃん(裏)「こんなことがあるのか……(呆れ)いったいこの奇跡料理を作った奴は誰なんだ……」

りんご(裏)「うーーーん………もしかして、あの人でしょうか?あの人なら実験した時に偶然にもこの料理を作れるはずですし!………とはいえ、料理対決でやることじゃないんでしょうけどねー」

アーサー(琴葉姫)「となると、あいつで間違いなさそうだな……にしても料理中に実験とかしてんじゃねぇよ!?その時点で何かしら起きるの確定だろ!!」

この奇跡料理を作った14番は、どうやらりんご(裏)にとって別世界の先輩である、化学部所属の謎多き中学生であり、実験を愛している彼は、心配していた通り、料理中に実験をしていたようで、8番にぶつかった故とはいえ、実験薬が爆発し、その結果この奇跡料理が誕生してしまったようだ……

サタン(裏)「って、ちょっと待って?ここで話してる場合じゃないよ!?このままだと……欲望に正直なみんなから………」

琴葉姫「私はともかく擬人化したケロちゃん達やシロクマさん(表)、幼児化したサタンさま(裏)や性転換した綱海に〜に(表)とりんごちゃん(裏)と眉毛はまずいかもしれん()」

シロクマ(表)「ああ、それなら大丈夫だよ。ガイドブックの5番目を読み返してみて」

サタン(裏)「え? それってたしか………」



━━━━━━━━━━━━━━━

・さらに☆2以上や審査員、司会者、アシスタント、医療班なども問題行動が酷く見受けられた際は☆1以下同様にオシオキとする

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シロクマ(表)「ということだから、欲望に負けそうなみんなは、ガイドブックのルール通りの問題行動を取る訳にもいかないから、手出しできないはずだよ」

綱海(表)「おー!だったら俺らはゆっくりしてていいんだな!」

アーサー(琴葉姫)「いやゆっくりできるかぁ!? にしても、このルールに助けられることになるとはな……」

奇跡料理で同人的展開に入ってしまった審査員達(一部全く動揺してない)は欲望に負けた者達に襲われることを危惧するものの、シロクマ(表)が提示した通り、そんなことをしてしまえば自らがお仕置きされるため、手出ししたくてもできない状況下にある事を知り、安堵する審査員達……

シロクマ(表)「うん。だから、今ならこんな事もできるよ」ひょいっ

サタン(裏)「えっ!?シロクマ(表)、いったい何して………わっ!?ま、待って!ただでさえ子どもの姿になった時点で恥ずかしいのに………!/////」

ケロちゃん(表)「………っておい!?お前何しとんねん!?オタク達の欲望を掻き立てる真似すなやーーーー!!!!」

それを利用し、なんと擬人化したシロクマ(表)が幼児化したサタン(裏)を抱き寄せ、頬を軽く擦り寄せたのだ!?これはもちろん、オタク達の本能を呼び覚ましてしまうため、すぐさまシロクマ(表)の行為は止められた(笑)

シロクマ(表)「いたい( ´•௰•`)」←頭にゲンコツされた

ケロちゃん(裏)「まったく………評価を書き終われば、効果は終わるはずだ。全員評価を書き終わったら医務室へ向かうぞ」

シグ(裏)「はーい💧」

うるおいちゃん(表)「まったくもう!せめてあたしにも性転換やら幼児化やらやってよ!この姿じゃあ誰も得しないじゃないのーーー!!」

茄子(裏)「まぁまぁ……同人的展開も本人達的には得しないから………」

一通り騒ぎになってしまったが、ルールにより貞操は守られたため、審査員達は14番に注意を入れながら評価に入ったのだった。






14番の総合評価:0



琴葉姫の評価:0

ごめんな………これは7番君の時と同じような状態だし、あまりキツくは言いたくないけど、やっぱ奇跡料理はダメだって……() 私は主に眉毛にょたりあ化で舞い上がったけど(クズ)効果が今ひとつな人のこと……うるおいちゃん(表)や茄子君(裏)やシグ君(裏)のこと考えよう?いやそれ以前の問題なんだけどね()


アーサーの評価:0

言いたいことは山ほどあるが、まずお前の趣味とはいえ、実験を料理する時にやる時点でおかしいからな?そのせいで爆発したんだし、実験の必要の有無は弁えろ


ケロちゃん(表)の評価:0

7番と似たようなことやってどうすんねーーーん!??(ビシッ)あのルールなかったらワイらガッツリ狙われてたんやぞ!?頼むからせめて薬品の取り扱いは気をつけてやー!


ケロちゃん(裏)の評価:0

見た目に劇的な変化が生じた以外に何も起きてないだけ7番よりはマシだが、やはり味がない上変なことが起きるようなものは生み出さないでほしかったな……


シロクマ(表)の評価:☆

うん、7番もそうだったけど、やっぱり料理の味がしないことが問題だね。せっかく見た目は綺麗にできあがってたんだし……どうやら爆発したとはいえ、実験のたまものみたいだから、安全が保障できるようになれれば、みんなも喜べる料理になるだろうね


サタン(裏)の評価:0

えっと、シロクマ(表)?僕が幼児化したり、大半の審査員が性転換したりしたことを挙げるべきだと思うけどな……今書いた通りの変な効果が出る時点で悪い意味で特出してるよ……あと、お願いだからせめて恥ずかしい思いをするような効果を出さないでほしいな………


綱海(表)の評価:☆

まさか俺が女になる日が来るとは思わなかったぜ!こういう料理もあるなんてな!やっぱ海もそうだが、世界もすっげー広いもんなんだな!良かったらこれに味つけた料理作ってみてくれよ!味があったら☆4はいけるし、俺ならいくらでも付き合うからよ!


りんご(裏)の評価:☆

まさかせんぱいの料理に当たるとは思いませんでした💦 それで男になって、無事に済んだのはいいんですけど、やっぱりこの料理は料理対決で出すものじゃないと思いますよー?普段の時間ならいい刺激になりますから、その時にこれ作ってくださいよー!いい実験になると思いますよ?









琴葉姫「綱海に〜に(表)もりんごちゃん(裏)も14番の奇跡料理に寛容なんだが(?????)」

アーサー(琴葉姫)「あいつらにしかできねぇ芸当だな……いやおおらかすきだしなんか企んでんだけどな………()」








7番に引き続き、琴葉姫さん、大変申し訳ありませんでしたああああああ!!!!!! 感想まだ

Re: 第二回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅱ〜 ( No.67 )
日時: 2021/05/22 22:49
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

サタン(裏)「よかった、今回はちゃんと戻った……💦」

ケロちゃん(裏)「今回は泥酔などはなかったからか、こういったところでも助かった……」

シンデレラ(霊歌)「よかった!すぐに効果が解けて、体調にも異常がないようで……!」

薬研(柊)「7番の時より遥かに軽い処置で済んだな……こっちも助かるぜ」

14番の奇跡料理の効果がなんとか解け、メディカルチェックを受けたところ、副次的効果等も何も無く無事に軽い処置で済んだ審査員達とうるおいちゃん(表)と茄子(裏)にシグ(裏)……

茄子(裏)「皆さん、本当にありがとうございました💦 ああ、トレイの特製いちごタルトがおいしい……」

うるおいちゃん(表)「これもみんなでわけてるけど、柊さんサイドの☆5組のフルーツサンドもおいしいわ!」

司会も審査員も、桜木霊歌さんや柊さんからの差し入れを食べて口直ししていた中で、15番の+α審査員である天空の支配者とかちかち山の兎が会場にやって来た……

アフロディ(表)「邪魔するよ。先程大きな騒ぎが起きていたようだけど……」

芥子(裏)「みなさん、14番さんの料理の時に何か起きたのですか?」

茄子(裏)「あっ!!いや!!芥子ちゃん(裏)、これはその!!…………うぅ〜〜〜〜、15番は頼むから芥子ちゃん(裏)にマトモな料理提供して………(´;ω;`)」

芥子(裏)「茄子さん(裏)?どうして茄子さん(裏)は心配を……?」

ケロちゃん(表)「あーいや!芥子(裏)、今回の料理対決に変なもんも出てきとったんや。せやから二人も気ぃつけよー(ほんまに芥子(裏)のこと好きなんやな……💦)」

天悪サイドでは、(裏)の方の茄子は(裏)の方の芥子に惚れている。そのため、茄子(裏)も芥子(裏)が変な目に遭うことを恐れており、うるおいちゃん(表)もその様子を見て茄子(裏)を支え始めた……

琴葉姫「ここは眺めてたいところなんだが……うん、それどころじゃないよな……() 15番の料理を運んできてもらおうか」

アーサー(琴葉姫)「だな。そろそろ準備が整ったし、15番の料理を頼む!」

すず(表)「おう!今から持ってくるぜー!……おう、この料理、花火がついてるから、火傷には気をつけろよー………」

シロクマ(表)「そっか、花火となると、とてもオシャレな和食か和菓子になるかな……ん???」

すず(表)が運んできたその料理は………大福である。うん、大福なのだが。すず(表)が言ってた通り、花火が花瓶に生けてある状態で添えられていたのに加え、皿は風情ある緑の和風受け皿であるものの、何故か余計に漢字(全てバラバラな意味の系統)が付け加えられており、大福自身にもちょくちょく市松模様や青海波模様と日本の伝統模様がバラバラに描かれていた。更には背景のつもりか、立てられた画用紙の模様は後光の差す日の丸印にカラーリングを間違えた富士山となっている……!こうなるともはや………!




固定審査員一同「「「だ………だせぇーーーーーーーっ!!!!!!!」」」

芥子(裏)「あらら……これは💦」

アフロディ(表)「な………なんなんだこれは!!神である僕に提供された料理がこれか!?このデザインを手がけた15番はいったい誰なんだ………!!」

ここまで要素をてんこ盛りされると、一周回ってダサいとしか思えず、固定審査員達はドン引きし、芥子(裏)は少し困った笑み(兎並感)を浮かべ、アフロディ(表)はあまりの見栄えに激怒してしまう始末……!

シロクマ(表)「えぇ………ビックリしちゃったな………大福は和菓子に間違いないんだけど、こんなにダサく見えちゃうものではなかったはず……」

アーサー(琴葉姫)「いやいや………いくらなんでも、どういうデザインだよこれは………() ここに髭がいなくてよかったな………」

琴葉姫「あー確かにフランシス兄ちゃんにもこの15番の和菓子は擁護できんかったかもしれん()」

サタン(裏)「…………………」

芥子(裏)「……? どうされましたか?サタンさん(裏)。ここで真剣な眼差しでこの大福を見つめて……」

サタン(裏)「いや………」















サタン(裏)「みんな、確かにこの大福はダサいけど、それは置いといて一口食べてみてほしい。すごくおいしいはずだから」

審査員一同(サタン(裏)除く)「「「えっ??」」」

しかし、サタン(裏)はすぐに表情を変え、大福を食べ始めた……他の審査員達も、抵抗がありながらも大福を一口食べてみる………













ケロちゃん(表)「んん!!うまい!! 味はめっっっちゃうまいわ!!餅とあんこがちょうどええ感じに合わさるようになっとって最高や!!」

ケロちゃん(裏)「柄は受け付けられそうにないが、味や食感は素晴らしいな……」

アフロディ(表)「………非があるのは見た目だけだったようだね。しかし料理にも見た目が重要視されることがあるのだから、見た目もしっかり仕上げてくれたらよかったのに………」

その大福は見た目と違い、絶品に仕上がっており、餅とあんこが上手くつつみ包まれており、隠し味なのかムラサキイモの香りもふわりと漂ってきて風情がここで感じられた。

アフロディ(表)「それにしても、サタンさん(裏)はどこでこの大福が美味であることを悟ったのですか?この見た目からは到底この大福の味の真相に辿り着けはしませんが……」

アーサー(琴葉姫)「かける言葉も見つかんねぇぐらいだせぇからな……お前はもしかして、この大福作った奴が誰かわかったのか?」

サタン(裏)「ああ……これを作ったのは、僕の友達なんだ………僕、彼にこの市松模様や青海波模様の描き方を教えたから、きっと………」

ケロちゃん(裏)「もしや………作ったのはあいつか…………あいつもお菓子作りは得意だが、この様子だともしかしたら、相当焦ったのだろうな」

そう、この要素の多すぎる大福を作った15番は天真爛漫な闇の魔導師。好奇心旺盛で器用な彼はお菓子作りが得意な女子力の高い一面がある。しかし、彼はまだ日本文化について知識が浅かった。そのため、今回の料理対決のテーマで混乱を起こしながらも、アクションを起こしたのが、彼の場合は親友であるサタン(裏)に少しだけでも日本文化についての知識を得ることだった。その後は独学で仕上げてきたのだろうが……大福は極上の味わいだったものの、やはり見た目は………

芥子(裏)「う〜〜〜〜〜〜む………味はとってもおいしかったのですが、見た目で大きな減点をくらってしまう一品で〜すねぇ💦 せっかく15番さんが頑張って作ったものなんですけど……」

茄子(裏)「15番も元々異世界出身なんだから、こういう失敗があるのも仕方ないよ。芥子ちゃん(裏)達も正直に評価書いておこう!……15番がまともで本当によかった………」

すず(表)「茄子(裏)ー、本音漏れてんぞー」

うるおいちゃん(表)「茄子君(裏)、芥子ちゃん(裏)のことをとっても心配してたものね……」

15番も本番までに和食を猛勉強して、この大福を作ってみたのだが、やはり美しいとは言えない見た目から大幅な減点をもらいそうだ……!



シロクマ(表)「それにしても、サタンさん(裏)もよく日本の伝統模様を知ってましたね?サタンさん(裏)も15番と同じ世界出身のはずなのに……」

ケロちゃん(表)「そうや!お前もどこで日本文化知ったんや?もしかして、1番からの受け売り情報か?」

サタン(裏)「それもそうだけど、ラグナス(表)も日本文化に詳しいから、スト………ゲホン、そばについてたら自然と………」

琴葉姫「今サタンさま(裏)が恐ろしいことを言おうとしていたのは聞かなかったことにしますね!!!(支離滅裂な思考・発言)」







15番の総合評価:☆☆☆



琴葉姫の評価:☆☆☆

見た目について触れないでおくと、15番君の大福はもちもちふかふかしてておいしかったゾ〜!え?見た目?うん………色んな日本の伝統模様や花火は綺麗だけど………うん、うん!!(語彙力の喪失) 君はきっともっと日本について知りだしたらもっと良くなると思うから、これを機に日本が好きになったら、またリベンジしてみてくれよな〜


アーサーの評価:☆☆☆

お前の作る大福も文句なしにうまかったな。だがやっぱり見た目のセンスの無さが大きな減点要素だ。お前の場合、日本については未知の領域だし、サタン(裏)からもうちょっと教わっとけばまた評価は変わっただろうが、なんでも詰め込んどけばいいって訳じゃないからな?アフロディ(表)が大福の見栄えに関してかなり怒ってたぞ。恐らくアフロディ(表)がお前に美術に関してビシバシしごくだろうから覚悟しとけ。


ケロちゃん(表)の評価:☆☆☆

あ〜〜〜……見た目がアレでも味がよかったら評価良くなるワイでもこれは満点つけられんわ……アーサーが言っとるけど、日本の要素一気に詰め込みすぎて風情が壊されとるからな〜……お前もお前なりに勉強したのはわかるけど、どの国でもその国なりの風情を追求するには徹底した方がええで!その国の風情が好きな奴には喜んでもらえんこともあるからな……


ケロちゃん(裏)の評価:☆☆☆

味は文句なしで、アレンジも上手く引き入れられてる上、食べやすく抹茶と共に飲むとまたいい味わいになる一品だった。見た目に目を瞑ればの話だがな。やはりあのような「わかるもの全部詰め込みました」と言っているかのようなデザインは頂けない。特にアフロディ(表)がその件に関して立腹していたな。アフロディ(表)から話があるようだから、結果発表は一応覚悟しておけ


シロクマ(表)の評価:☆☆☆

大福の味単体なら、お客さんの大多数の味覚に上手く受け入れてもらえるようなまろやかで美味しい味だったと評価できるけど、デザインも込で考えると、お客さんからの注目はごく一部にしか貰えないかな。料理は味が最大のポイントだけど、多くの人に見てもらったり、食事を楽しんでもらうためには、見た目もうまく作れないといけないんだ。キミもその事はわかってると思うけど、学ぶ姿勢があるなら、日本の文化や美術についても勉強が必要だね。


アフロディ(表)の評価:☆☆

僕は今回の貴方の大福のデザインに関しては認めません。サタンさん(裏)が誘ってくれなければ、一口も入れたくないほど出来の悪い見栄えでしたから……貴方が異世界出身で日本に詳しくないとはいえ、ある程度の美醜感覚は持ち合わせているはずです。この見栄えでは誰も貴方の美味しく作った大福を食べてはくれませんよ!この僕が結果発表の後に神として貴方に試練を与えますから、覚悟しておいてください!


芥子(裏)の評価:☆☆☆☆

あなたの作るお菓子も甘くておいしいことは知っていましたが、あなたはまだ日本美術どころか日本の知識に強くなかったようですからね…苦戦するのも無理はありませんよ💦 だからこそサタンさん(裏)に教えてもらったのは偉いです!少しでもその分野に詳しい人から教わってモノにできれば心強いですから!よかったら今度はあなたの得意なお菓子を作ってくださいね?それならきっとアフロディさん(表)も喜んでくれますよ!


サタン(裏)の評価:☆☆☆

あの時、君が僕にいきなり日本の文化の一つについて教えてほしいとお願いしに来たのは、このためだったんだね。 ……こうなるともう少し教えた方がよかったのかもしれないな。そしたらアフロディ(表)が激怒することもなかったかもしれないし……まぁそれは結果論だから置いといて、あとは君の力で精一杯頑張ったんだよね。知らないところも一から……あそこまで模様を再現できるのは素晴らしいことだと思う。大福も甘くてもちもちに仕上がってたんだし、きちんと教えて良かったと思ってるよ。おいしいものを作ってくれてありがとう。























ーーーーーーここはメリーディストピアの街中の道路の上。そこに走るは一台……いや。五台は黒い高級車が連なっていた。その内の一台に、黒いスーツに身を包む女性と、彼女のそばに居る車にだいぶ不釣り合いな顔に隈取りの模様をつけた丸っこい狐が乗っていた。運転手は別にいるが、一人と一匹は会話をしていた……  

狐「くれないさま!もうすぐこの地域で開催されている料理対決という行事のある地点に到着いたします!」

紅「そうですね……目的地到着まであと30分といったところでしょう。 これまで、長い戦いでした」

狐「紅さまも、あのお方の暴挙に苛まれていましたからね……体調に変化はございませんか?」

紅「いえ。ここで怖気付くわけにはいきません。審神者候補の試験もあるのです。今更ここで引き返すわけにはいきませんよ」

そう言って紅という女性は、自らが持参している荷物を見て話す。その携帯袋は、刀が入っていると、わかる者にはわかることだろう。

狐「新たに霊力が発現された審神者候補の方……いったい、どんな方なのでしょう?」

紅「その方には、必ず奴の魔の手が行き届かないようにしなければなりません。こんのすけさん、気を引き締めましょう」

こんのすけ「はいっ!」

…………今の時代とはまた異なる覇気を持つその車は、徐々に料理対決会場へと向かっていく……










一方で、メリーディストピアの海上を往くのは、ピンク髪のツインテールの少女。彼女は自前の艤装を用いて料理対決の会場へ向かっている。その手には大事な書類を持ちながら……

少女「ついにっ!ついに会えるっ!漣と一緒に戦う……ご主人さまにっ!」

その少女、漣は、人類を脅かす深海棲艦から世界を守る"艦娘"である。彼女はとある鎮守府の艦娘として着任することとなり、彼女にもまた新たにこの鎮守府に着任する"提督"が存在する。その提督に使命と役目を教え、鎮守府へと案内するのが彼女の初めの任務である。その任務のため、漣は興奮していた。「自分と共に戦ってくれるご主人さまはどんな人だろう?」「一生懸命戦ったら、世界中の人が喜んでくれるだろうか」そんな思いが彼女を突き動かす。

漣「待ってて!今到着するんだから!」

漣はまた一際スピードを上げると、呆れるほど平和な海上をスイスイと進んで行った……















最後に映った彼らはいったい……?

14番に関しては琴葉姫さんを含め、もしかしたら受け入れられそうにないと感じる方が多いと思われます。その批判を受ける覚悟は現時点でありませんが、もし不愉快な思いや戸惑いを抱かせてしまった場合は、大変申し訳ありませんでした。今後もこのように困惑させてしまうことが度々あるかもしれませんが、それでもこんな私と仲良くして下さると幸いです。以下14番と15番のヒント&注意事項。



14番:奇 跡 料 理 再 び 。 この奇跡ういろうを作ったのはすずらん中学校化学部の彼で、実験失敗の結果生まれた産物だそうだが、見た目が劇的に変化するだけで済みます(え?)

15番:和菓子や日本文化について勉強したのはいいものの、結果は……💦 クソダサ大福を作ったのは天真爛漫な闇の魔導師だが、実力通り味はとてもうまい



[注意]

※14番の料理は味がせず、その上一定時間見た目が変化します(爆弾投下) しかしそれ以上の効果はありませんのでご安心を(!?)







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