二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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日常日和。
日時: 2015/02/13 12:23
名前: 桜 (ID: EmbmWiOV)

最初にタイトルコール!


シェゾ「これは俺達をメインに日常を描いた短編小説だ!」

アルル「ギャグやシリアスも100%あるから注意してね!」

ミニッツ「逃走中で扱ってるジャンルや色々なネタが出てくるから、初めに読む前に確認してね!」

王ドラ「前後編も書きますし、たまに特別編も書きますよ!」

メタナイト「作者のオリキャラも出てくるから、そこはご愛嬌だ」

カービィ「では、よろしくね!」

タグ:クロスオーバー スマブラ ドラえもん ドラえもんズ クレヨンしんちゃん ケロロ軍曹 ぷよぷよ ポップン VOCALOID オリキャラ メタカビ カービィ大好き組 ドラケロ防衛隊 


※短編シリーズ小説を書くことにしました。更新ペースはちょっと早い〜ちょっと遅いです。


「目次」


「短編」
I Ii's hard for me YULI>>1-5
生真面目と不真面目>>9-11
ストライカーと小さな白ウサギ>>12-14
月の巫女の生まれ変わり>>20-23
とあるほんわかと最強スマブラ家族>>39-49
Protect you>>54-59
夏祭りパニック>>109-116
海水浴でドッキドキ!?>>125-132
双子怪盗と病弱な少女の約束>>147-157
花の魔導師>>164-172
ふわふわの子犬達>>185-196
ガンマンレッスン>>205-211
ドラケロ防衛隊の子守歌>>239-244
ヤマビコ十二月革命>>266-270
カービィ入れ替え記>>279-284
魔導師の子孫五人組のクリスマス>>295-300
お正月はお祭り日和みたいな行事らしい>>341-351
バレンタイン狂想曲>>486-492
テト号のドタバタ騒動!>>502-508
花見大パニック!?>>546-550
悶怒〜熊〜>>560-566
呪いのDVDダヨォ>>576-579
Happy Birthday KIRBY!>>600-605
はちゃめちゃアクアランドスター!>>692-701
キミが帰る場所>>747-751
Alisa=Southern Cross>>819-824
ドタバタ箱根旅行!>>832-844
ガラコンの戦慄の楽譜>>857-867
昇る星と満月の物語>>879-884
スキーを奏でるワクワク旅行!>>893-899(最終更新)


「やってきた」
星カビ組の鏡組がやってきた。>>15-17
星カビ組の4人がユーリ城にやってきた。>>29-34
意外なキャラ達がスマブラ屋敷にやってきた。>>219-228
悪魔族の男がランのマンションにやってきた。>>252-256
みさえとひろしの親族がスマブラ屋敷にやってきた。>>708-712


「ドラケロ防衛隊!」
ドラケロ防衛隊!〜家庭の事情と絆〜>>63-70
ドラケロ防衛隊2!〜怪盗カナナvsアリス団〜>>585-591


「ツースト×あいり」
Similar to you>>515-519
I Love you>>530-536
異世界のキャラとツーストのライブヘGO!>>654-661
同じツーストとのバトル!>>682-685


「裸族講座」
桜版裸族による裸族のための講座>>671-676


「前後編」
ピンクの悪魔は×××の子!?>>75-79>>90-98
高飛車な姫とヘンタイな騎士と俳優の王子>>311-314>>321-327
トリデラで大騒ぎ>>445-453>>462-476
Mirror of land>>626-631>>640-648
伊豆旅行デートでドッキドキ!?>>717-723>>735-741


「特別編1」
序章:過去の始まり>>372-373
第一章:出会い>>383-386
第二章:逆襲>>393-399
第三章:恋>>411-413
第四章:両思い>>422-425
終章:そして、「今」となって・・・>>435-436


「特別編2」
序章:傲慢の流星に憑かれたエリート>>756-757
第一章:“侵略”寸前の星>>764-767
第二章:正義の月の秘術の子守歌>>774-778
第三章:月の巫女と魔族の少女>>786-789
第四章:不幸の巫女による喪失>>794-798
終章:現世の月の巫女の想い>>806-809

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ガラコンの戦慄の楽譜 その2 ( No.858 )
日時: 2014/12/24 15:56
名前: 桜 (ID: ms4vV0xW)

イヴに間に合って良かったよ・・・;






王ドラ「ガラコン観覧の前にまずはゼオさんの楽屋と氷海さんの楽屋に行きましょうか。私、この学校にヴァイオリニストとピアニストとオルガニストとソプラノ歌手の四人の友人がいますから」
メタナイト「お前、ダメナイト以上に何者なんだ;」
警備員「あ!あなたは王ドラさんですね。そちらの方々は・・・」
王ドラ「私の友人とこの黄緑色の男の子とうさぎ帽子を被っている女の子が私のよ「させませんよ?」・・・このガラコンに私の友人2人が出場してますが・・・」
警備員「じゃあ、ゼオさんと氷海さんの・・・!分かりました、入って下さい」


警備員はあっさりと23人を通してくれた。数分歩いた後にゼオの楽屋にたどり着く。


ププル「ゼオー。来・・・」






ゼオの姿:着替え中の上半身裸のゼオ(細筋肉質)


ガラコンに来た女子組Σ(°Д°*)
大半の男子組Σ(°Д°;;;)






これを見た瞬間、大半の男子組はドアをバンと閉めた。ジュニアとドラリーニョとタママと風雅とクロスはゼオのかなり細筋肉質な身体に「あれだけたくさん食べたのに太らないってどういうことだろう」と思ったそうだ;23人に気付いたゼオはカーテンの奥の窓から様子を確かめる。


ゼオ「おーい。入らなくていいのか?(恥じらいもなし」
メタナイト&マルク&マホロア&王ドラ&ツースト&烈&ランリ&勇飛&あおい「お前は上半身裸で着替え中のまま、私達(俺達)(ボク達)を楽屋に入らそうとするなああああああああー!!!」
ゼオ「着替えたらいいのか?分かった」
ププル(ゼ、ゼオの裸・・・///////////!)


ゼオが正装に着替え中の中、氷海が先に着替えが終わって、風雅達に会う。


氷海「あら、風雅と鈴花と烈!来てくれたのね。烈達はどうしたの?」
風雅「氷海!烈達はゼオが恥じらいも持たないままだから、怒ったらしくてな・・・;」
氷海「恋人と想い人とその弟の嫉妬は激しいからね;」
鈴花「ゼオ君って、何で恥じらいを持たないんだろ?」
???「おや?そこにいるのは王ドラ君かね?」


すると、ある中年の男が王ドラに声をかけてきた。その男に王ドラは気付く。


王ドラ「あ、草芽さん!」
草芽「やっぱり、王ドラ君か。まさか、ピアノとオルガンが上手なキミがうちのクリスマス公演のガラコンに見に来るなんて・・・おや?王ドラ君、氷海さん、そちらの方々は?」
氷海「私の友人です。」
王ドラ「三宅風雅さんは氷海さんの恋人です。」
氷海「こら///////!」
ドラリーニョ「あ、ぼく、ドラリーニョ!ブラジルのサッカーチームのストライカー何だ!」
タママ「ボクはタママ二等兵!普段はオタマジャクシの姿何ですけどね・・・(今回の人外組は全員擬人化」
ジュニア「ぼくはクッパJr.!今日はお父さんの許可を取って来たんだ!」
ミニッツ「ミニッツ!ミニッツもお兄ちゃんの許可を取って来たの!」
ツースト「俺はツースト。今日はゼオと氷海のフルート演奏を見るためにきたんだ(本当はあいりとのデートなはずなのに・・・OTL」
クロス「私はクロスだ。普段はツーストの意向でリスの姿だが、本来の姿は人間型の式神だ」
ラン「私はランです。クラシックに興味があるから、今日はガラコンを見に来ました!」
カレン「私はカレン。強く美しい花の魔導師よ」
空「天川空でーす!ランと同じく、クラシックに興味があるので来ましたー!」
あいり「私は月島あいりですわ。クラシックが好きなので見に来ましたの」
あおい「僕はその月島あいりの双子の弟の月島あおいです。今日は姉さんに誘われたので来ました」
勇飛「・・・俺は辻宮勇飛。空の幼なじみで恋人だ」
ランリ「俺はランリ。悪魔族の男だ」
カービィ「ボク、カービィ!星の戦士なんだ!」
メタナイト「私の名はメタナイト。カービィの恋人だ」
マルク「本当のこととはいえ、勝手に決めんな(^ω^#)ボクはマルク。道化師で魔法使いなのサ!」
グリル「ボクちんはグリル!マルクちんの幼なじみの魔法使いだよ!」
マホロア「ボクはマホロア。プリティーな魔術師ダヨォ」
ププル「ボクはププル!このガラコンに出るゼオ・ウィグルゥの友人なんだ(本当はゼオと恋人になりたいんだけどね・・・OTL」
烈「俺は焔烈。氷海の友人で幼なじみだ」
風雅「俺は三宅風雅。王ドラの言うとおり、このガラコンに出る清水(きよみずと読みます)氷海の恋人だ」
鈴花「私は菊池鈴花。あなたは世界的に有名なオルガニストでこの観月音楽アカデミーの理事長の堂島草芽さんですね?」
草芽「私のことをご存知でしたか。私はオルガニストでこの観月音楽アカデミーの理事長の堂島草芽と言います。王ドラ君とは彼がうちの学校のオルガンを上手に弾いていたのを見た時からの仲何ですよ。王ドラ君がたまにこの学校に遊びに来ていることもありまして」
タママ「へー・・・(王ドラさんって、何者?」
草芽「今日は私の妻が遊びに来てて、王ドラ君の友人である生徒達がこの学校のガラコンに出場するんですよ。ゼオ君が着替え中の間、会ってみませんか?」
ププル「いいの!?」
ラン「会ってみましょうか。せっかく、歓迎されてますし」
グリル「うん!」


氷海と草芽を含む25人はガラコンの出場者の控え室に行く。すると、その控え室にたどり着き、25人は入る。






観月音楽アカデミー

ガラコンの戦慄の楽譜 その3 ( No.859 )
日時: 2014/12/24 16:00
名前: 桜 (ID: ms4vV0xW)

今回はオリキャラを多く出させました。






草芽「みなさん、王ドラ君と氷海さんとその友人ですよ」
控え室にいた出場者全員「わぁ!」
草芽「ランさんの前にいるあのソプラノ歌手が王ドラ君の友人である麗美(れいみ)初さんです」
ラン「あの有名なソプラノ歌手の・・・!」←初のファン
初「はじめまして、ランちゃん。あなたのことはテレビや王ドラ君の話で知ってるわ。神のような歌声を持つ大人気歌手兼アイドルだとね。歌声では私はあなたに負けてるわ(ランに握手」
ラン「いえ、そんな・・・!(←遠慮がち」
草芽「あのヴァイオリンを弾いている女子生徒が王ドラ君の友人で私の姪である石本詩月(しづき)さんです」
ジュニア「ヴァイオリンの音色が綺麗だなー。身体から優しい薔薇の香りがするし・・・」
詩月「私の薔薇の香りは生まれつき何ですよ。王ドラ君がいてくれて助かりましたね。いい意味で」
タママ「まあ、王ドラさんの交友関係は・・・;」
草芽「そして王ドラ君の友人である天才ピアニストの譜和始(はじめ)君です。歌手達に歌唱指導をしているのはコレペティトゥールで私の妻の堂島歌子さんです」
始「また理事長、紹介の時に歌ちゃん先生をさん付けにしてるよ」
歌子「こら、譜和君、歌子先生と呼びなさい!まったく、草芽さんはいつもその癖何だから」


いくらかの楽器奏者と歌手達は23人の方に集まる。王ドラ以外の全員は困った顔をしていたが、楽しそうに会話をしているのが見えた。すると、ゼオがスーツに着替えを終わって控え室にやってきた。


ゼオ「楽しんでるな」
ププル「ゼオ!着替えが終わったんだね!」
ゼオ「そういえば、この学校に結婚式(ゼオ君は結婚の意味も知りません)にやってくる砂賀堂と三室財閥の話は知ってるか?」
初「ああ、あの有名な本屋店会社の砂賀堂のお嬢様と都内有数の財閥のお坊ちゃまの話ね!実はこのガラコンにはお二人の結婚式の祝いも兼ねていて、今日のガラコンの後は私達生徒と出場者達と来客達と先生達と理事長が出席者になる結婚式を行うのよ!」
詩月「まあ、その結婚式は今日ですけどね」
始「流石にこの話は知ってるでしょ、日本有数の菊池財閥の娘の鈴花さん」
鈴花「あ、バレた?」
草芽「あ、砂賀堂と三室財閥の人達が来ましたよ!」
風雅「えっ?」


すると、砂賀堂の社長である兄とその妹(妹さんが三室のお坊ちゃまと結婚するようです)と三室財閥の社長(ハゲた中年のおっさん)とその息子と副社長とその副社長の秘書が舞台裏である教室にやってきた。その4人が控え室に入る。


健二「はじめまして、観月音楽アカデミーのみなさん。俺は砂賀堂の若社長である砂賀健二です」
三室「私は三室財閥の社長の三室隆介と申します。そして、この2人は今日の結婚式を祝われる砂賀沙里さんと私の息子の和男です」
沙里「はじめまして」
和男「・・・よろしく」
カレン「沙里さんは美人ね(ひそひそ」
空「それに比べて、和男さんは地味顔だね。やっぱり、金目当てだね(ひそひそ」
カレン「そうね」
三室「丸聞こえです(怒」
カレン&空「すみません(棒」
桑原「私は副社長の桑原由紀夫と言います」
岩井「私はその副社長の秘書の岩井益男と言います」
勇飛「副社長とその秘書もも来てるのか」
ランリ「すごい豪華な客だな」
健二「では早速、王ドラ君に頼みたいことがあるんですが・・・」
王ドラ「えっ?」
健二「昨日、これが届いたんです」


王ドラに渡されたのは一通の手紙。その手紙の内容は・・・






「砂賀堂の社長の妹と三室財閥の息子の結婚式を今すぐ中止しろ。さもなければ、明日のクリスマス・イヴに行われるガラコンの会場の観月音楽アカデミーに災いが起こる」






全員「脅迫状!?」
草芽「この学校に・・・災いが起こる!?」
三室「はい。頭がいい王ドラ君なら、この事件の真相を分かるんじゃないかって・・・」
健二「こんなのただの悪戯に決まってますよ!」
王ドラ「・・・大丈夫ですよ」


すると、王ドラは何かを取り出して・・・






王ドラ「この名探偵、タママさんがこの脅迫状事件を解決しますから☆(タママにシャーロック・ホームズセットを着させる」
タママ「え゛!?」






何と、またもや王ドラがタママに推理を推薦。これを聞いた全員は言う。


沙里「それはいいわね!」
マルク「頑張るのサ、名探偵タママ!」
鈴花「頑張ってね!」
タママ「えっ、ちょっと!!?ボクはやらな「親分の言うことをもちろん、聞きますよね?」はい、聞きます(震え声」
ゼオ「・・・?」
タママ「どうしたんですか、ゼオさん」
ゼオ「何か、この脅迫状から香りがするんだが?」
タママ「えっ?」


タママが脅迫状の匂いを嗅いでみると、そこには優しい香りがあった。






タママ(優しい香りがする・・・?この脅迫状にはこんな香りを・・・?)






今回のクリスマス小説にはミステリー要素が入ってます。

ガラコンの戦慄の楽譜 その4 ( No.860 )
日時: 2014/12/24 16:02
名前: 桜 (ID: ms4vV0xW)

そして、ガラコンが始まった!順番が進み、22番の詩月はヴァイオリンを見事で華麗な演奏で弾いていた。詩月の弾くベートーベンのヴァイオリンソナタ第5番の「春」の第一楽章だ。その伴奏を始がしている。


グリル「・・・うわ、綺麗」
ププル「でも、ゼオのフルートの方が綺麗だよ!」
風雅「俺の氷海のフルートもな」
ツースト「自慢か;」
ドラリーニョ「見てよ、砂賀堂と三室財閥の人達も来てるよ」
ジュニア「やっぱり、音楽が好きなんだねー」


客席にいる大半の人達が毎度の演奏にうっとりしている中、タママは何かしら嫌な予感を察していた。


タママ(嫌な予感がしますけど・・・気のせいとは思えないですぅ・・・ん?)


すると、タママはあるものに気付く。それは全体の複数の飾られているライト。その複数のライトがぐらぐらしていた。すると、タママはあることに気付く!


タママ「あれは・・・(まさか・・・!)みなさん、よけて下さい!!」
観客全員「えっ?」


ぐらっ・・・ガシャーンガシャンガシャンガシャーン!!


男性客「おい・・・!?ライトが落ちていくぞ・・・!?」
子供「うわーん!!怖いよ、ママー!!」
母親「しっかり捕まって!!」
鈴花「みなさん、落ち着いて下さい!!」
メタナイト「くそっ、どうにかならんか!!」
王ドラ「みなさん、その場から離れないで下さい!!」
タママ「あっ!」


すると、詩月と始の上のライトがぐらっと落ちてきた!それに気付いたタママは2人の元へ走る!


タママ「シーヅン(タママが呼ぶ詩月のあだ名)!ハッチー(タママが呼ぶ始のあだ名)!!」
詩月&始「えっ!?」






ぐらっ・・・ガシャーン!!






カレン「タママ!!」


駆け付けたガラコンのスタッフ達は一斉に観客全員の無事を確かめる。幸いにも奇跡的に3人は無傷なようだ。


詩月「タママ君、大丈夫ですか!?」
タママ「大丈夫ですぅ。ちょっと擦りむいたですけど・・・」
始「良かったー!」


幸いにも詩月の演奏と始の伴奏の「春」は終わり、観客全員も無事だ。もう少し遅ければ、悲劇の「春」に仕立て上げられたのだろう・・・。すると、タママの杖がピコーンピコーンと鳴った。


タママ「ヒント・・・!?」






・優しい香りはまるで美しい花である
・ライトに何かをしたのは脅迫状を送った犯人ではない






タママ(この2つが・・・?分からないですぅ・・・)


ついに2つのヒントを手に入れたタママだったが、まだ答えは導き出されない・・・。その後の控え室では氷海がホールでの騒ぎを聞いて身体が震えていた。

ガラコンの戦慄の楽譜 その5 ( No.861 )
日時: 2014/12/24 16:08
名前: 桜 (ID: ms4vV0xW)

氷海「もう嫌・・・!私、怖い・・・!」
草芽「大丈夫ですよ、よくあるトラブルですから。ゼオ君と氷海さんと麗美さんの順番は一番最後に回しましたから」


メインの3人の安全を考慮して順番を一番最後に回してもらったが、慣れないトラブルに氷海は怯えていたのだ。タママ達は何とか彼女に励ましの言葉をかけたいが、今の彼女に普通の方法が効果的だとは思えない。すると、ゼオは氷海に言った。


ゼオ「・・・俺、その気持ちが少し分かるよ」
氷海「えっ?」
ゼオ「俺も幼い時の慈善音楽会でフルートを演奏することになった当日に会場でトラブルがあったんだ。俺は珍しく、緊張感と恐怖感に駆られたんだ。・・・でも、フランツ先生は言ってたよ」






フランツ『楽器は不思議だね。心の中の気持ちを指の先から正直に伝えてしまう。もちろん演奏だけでなく、作曲することでも自分の気持ちを表すことはできるんだ。今、ゼオ君自身がここで怯えてしまってはキミのフルートがキミの緊張感と恐怖感を正直に伝えてしまう。だから、ゼオ君・・・キミは思い出しなさい。初めてコンクールに出たときの身体が震えるほどの拍手、歓声、熱狂の嵐を。』






ゼオ「そのおかげで俺はいつも通りにフルートを吹くことができたんだ。もちろん、拍手と歓声と熱狂の嵐だった」
氷海「それで・・・?」
ゼオ「お前がここで怯えたら、お前のフルートが正直にお前の緊張感と恐怖感を伝えてしまうことを言いたかったんだ」
氷海「・・・!」
ゼオ「だから、お互いにいいフルート演奏と・・・初」
初「は、はい!」
ゼオ「初はいいソプラノを出せ。それも美しいソプラノを」
初「はい・・・v」
メタナイト&マルク&マホロア(あ、これはゼオのファンが増えた)
ツースト(この天然誑し;)←あんたもだ


ゼオのおかげで氷海の恐怖感を完全に和らいだ。すると、空が言う。


空「そろそろ、客席に戻ろうか。その場に居座ったら、ゼオ君と氷海と初に悪いし」
ププル「そうだね」


タママ達が出る中、ジュニアはこんなことを考えていた。


ジュニア(やっぱり、ゼオはすごいな。コクッパ七人衆が迷った時にお父さんがコクッパ七人衆に諭してくれた時の微笑みとそっくりだったな・・・ぼくもお父さんみたいなクッパ一族の大魔王になれたら・・・)


ガッ(何者かがジュニアの口を塞ぐ音)


ジュニア「もがっ!!?」
???「頼みがあるの・・・」
ジュニア「!?」


ジュニアはそのまま、何者かに連れてこられた・・・。その異変にランは気付き、後ろに振り向く。


ラン「ジュニア・・・?」


すると、ランのスマホに1通の電話があった。ランは電話をかける。


ラン「はい」
???「クッパの息子であるクッパJr.を誘拐した」
ラン「えっ!?」


ランはその電話も切らないまま、みんなのところに行く。まだ客席も来てないままだ。


ラン「ジュニアが誘拐されたー!!」
全員「えっ!!?」
烈「ジュニアが・・・!?」
タママ「ちょっと、その電話を貸してほしいですぅ!」


タママは耳にスマホをかける。すると、脅迫状の犯人が電話で言う。


???「貴様が名探偵タママか?ならば、観月音楽アカデミーの館内を教え・・・おい!!」
タママ「えっ!?」
ジュニア「みんな!(沙里に抱っこされている」
あいり&あおい「ジュニア!」
ツースト「それに沙里さんまで・・・」


何と、誘拐されたはずのジュニアが沙里に抱えられて戻って来た!鈴花は沙里に聞く。


鈴花「何で沙里さんがここに?」
沙里「誘拐犯から逃げてくジュニア君を見たから、助け出して連れてきたの」
メタナイト「感謝する!」


全員は沙里に感謝する中、タママの杖がピコーンピコーンと鳴った。


タママ「今度は何ですか?」






・小さきクッパを連れ出したのは脅迫状を送った犯人だ






タママ(やっぱり、ジュニアを連れ出したのはか脅迫状を送った犯人ですね。じゃあ、さっきのライト落としは?王ドラさんからもらった「あれ」をこの学校中に付けてやりますか・・・)


タママはこのヒントに少しは答えを導き出そうとする。全員が客席に戻る中、8番の始の演奏はモーツァルトのピアノソナタ第11番の第三楽章(その第三楽章が有名なトルコ行進曲だ)だ。この演奏に観客全員はうっとりする。






ガラコンがどんどん進んでいく・・・

ガラコンの戦慄の楽譜 その6 ( No.862 )
日時: 2014/12/24 16:10
名前: 桜 (ID: ms4vV0xW)

グリル「すごい上手いね・・・!」
カービィ「超絶技巧〜」
ドラリーニョ「?タママ君、どこに行くの?」
タママ「ちょっと調べにですぅ」


タママはゼオと氷海の控え室の西棟の教室に行く。控え室にたどり着いてゼオと氷海はまだ残っており、初は先に行ったようだ。


タママ「ゼオさん、ヒーミ(タママが呼ぶ氷海のあだ名)!」
ゼオ「何だ?」
氷海「私達に何か聞きたいことでもあるの?」
タママ「はい。ーーーーーーーーー」
ゼオ「そうだな・・・ーーーーーーーー」
氷海「ーーーーーーーー。これで私達の答えは以上よ」
タママ「ありがとうございま・・・」


ガンッ(ゼオと氷海を何かで殴る音)


ゼオ&氷海「!!」
タママ「ゼオさん、ヒーミ!?「ガンッ」うっ・・・」






タママが目を覚ました場所は広めのスワンボートの中だった。そのスワンボートにゼオと氷海も乗っている。その場所は観月音楽アカデミー内の湖。そう、3人はこのスワンボートに乗せられて、湖の真ん中あたりにいるのだ。


タママ「ゼオさん、ヒーミ!起きて下さいですぅ!」
ゼオ「・・・?おはよー、タママ・・・」
氷海「おはようじゃないわよ;」
タママ「何とか漕ぐものがあったから、助かったけど、時間が・・・」


すると、タママの杖がピコーンピコーンと鳴った。


タママ「ヒント!?」






・名探偵達を運んだのはライトに何かをした犯人である
・この2つの胸騒ぎは一つは優しく、そしてもう一つは厳しいものである






タママ「やっぱり、ボク達を襲った犯人はライトに何かした犯人・・・!!?」
ゼオ「どうした?」
タママ「そうですか・・・!分かった・・・!」
氷海「えっ?」






「優しい香りはまるで美しい花である」「小さきクッパを連れ出したのは脅迫状を送った犯人だ」「ライトに何かをしたのは脅迫状を送った犯人ではない」「名探偵達を運んだのはライトに何かをした犯人である」「この2つの胸騒ぎは一つは優しく、そしてもう一つは厳しいものである」






タママ(2つの事件・・・!?そしてその一つは脅迫状を送った犯人が知らなかった事件・・・!!)






何と、この一連の事件は2つの事件だった・・・!しかも、その一つは脅迫状を送った犯人が知らなかった事件・・・!氷海は様子がおかしいタママに声をかける。


氷海「どうしたの?」
タママ「いや、何でもないですぅ。戻るですぅ」


3人はスワンボートを漕いでか会場に戻る。一方、ゼオと氷海を待っている初は何かに怯えていた。


初(どうしよう・・・私、歌ちゃん先生の指導のおかげ(実は歌ちゃん先生こと歌子は有名なコレペティトゥールでその指導はいくらかの音楽学校や音大の声楽科の生徒達を声楽コンクールで入賞させるほど)で去年の全国規模の声楽コンクールで1位になったけど、やっぱり緊張する・・・2人も来ないし・・・怖い・・・!助けて、ゼオ君・・・!)


すると・・・


バンッ


ゼオ&氷海「すみません、遅れました!!」
初「ゼオ君!氷海ちゃん・・・!遅れてどうしたの?」
ゼオ「その話は後だ」
氷海「ゼオ、初、しっかりやるわよ」
ゼオ「ああ」
初「うん!」


一方、タママは客席に戻って来た。王ドラはタママに問う。


王ドラ「タママさん、こんな遅くまでどこに行ってたんですか!?」
タママ「ちょっと調べにですぅ。ゼオさんとヒーミと初の番に間に合ったから、いいじゃないですか」
ミニッツ「それもそうだね」


すると、ゼオと氷海と初の番が来た。曲は林光の道だ。


BGM:桜版林光の道


ラン「わ・・・綺麗な歌声」
ププル「あの2人の奏でるフルートも素敵じゃない?」
風雅「確かに良きライバルでパートナーな感じだな」
王ドラ「2トップのフルーティストと全国規模の声楽コンクールの1位の初さんはなかなかのものですね。美しい音楽はいい友情から。」
クロス「王ドラ、名言だ!」


2つの美しいフルートの音色と一つの美しいソプラノ・・・。まさに神に愛された天使達のようだった。そして演奏が終わり、会場は拍手と歓声と熱狂の嵐に包まれた。そしてガラコンが終わり、その後の控え室では・・・






ガラコンは無事に成功


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