二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケモンバトルM・EVO【サン・ムーン編突入!】
- 日時: 2016/12/23 03:17
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: y0p55S3d)
『読者の皆様へ』
どうも、初めましての方は初めまして、タクです。今回のこの小説は、所謂対戦実況小説といったところでしょうか。
現在、他の小説の進みがなかなか良い感じになっているため、この小説の連載を決意しました。
タイトルはM(メガ)・EVO(エヴォ)、その名の通りメガシンカをテーマにした作品になると思います。また、第六世代で追加要素のあったポケモンに視点を当てていきたい所です。
また、今回のサン・ムーン発売に合わせて、第七世代を舞台にした対戦も描いていく予定です。
そして、この小説は種族値、努力値、個体値とった3値やHABCDSVなどの記号や、略称なんかが出てくる、所謂「廃人仕様」となっております。
一応、初心者の方にも配慮したような表現を極力心がけたいですが、あらかじめこういったことを知っている前提で読んでほしいと思います。
また、この作品と舞台は違いますが世界観を共有している、モノクロさん著『BOHパ対戦記録譚』があります。そちらの方も、よろしければご覧下さい。
ちなみに、作者のフレンドコードも載せておきます。XYにおけるフレンドサファリのタイプはノーマルで、ヒメグマ、ドゴーム、ラッキーが出ます。
フレコ:2809−9638−8089
※注意※
・本作品はバトルビデオを元にして作られたノンフィクションと一部フィクションです。
・そして、ストーリー中心です。小説という以上、当然ではありますが。
・ポケモンの擬人化あります。つーか、それらのポケモン中心です。
・分かりづらいかもしれない設定多々。
・選出画面があったり無かったり。
・イラストは後々用意するかもしれませんが、クオリティは期待しない方が良いです。
・メタ発言? んなもん日常茶飯事。
・にわか発言&下手糞プレイ? んなもん日常茶飯事。
・対戦相手の名前は改変して使用します。
・対戦相手への誹謗中傷はおやめください、メガボーマンダのスカイスキン捨て身タックルとシャンデラの眼鏡大文字が襲い掛かります。
・BGM置いてるけど、ポケモンじゃないかもしれない。
また、作者は対戦・交換などは大歓迎です。フレコは自分の雑談スレ『タクのノベルス・ポケモン図書館』に置いています。バトルビデオをこの小説に使わせていただくかもしれません。
以上のことを守ってうちのポケモン達の活躍を生暖かい目で見守ってやってください。
目次
第一部:エリア開放編
プロローグ
>>01
パート1:謎の敵・静炎邸
>>02 >>03 >>04 >>05 >>06 >>07 >>10 >>11
パート2:遮断された箱庭・氷海水域
>>12 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19 >>20
パート3:湖の決闘・中部緑域
>>21 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27 >>28 >>32
パート4:忍の街・群雲街域
>>33 >>34 >>35 >>36 >>37 >>38 >>39 >>40 >>43 >>44 >>45 >>46 >>47
パート5:この風が泣いている・天獄峡域
>>48 >>51 >>52 >>53 >>54 >>55 >>56 >>57 >>58 >>59 >>60 >>61 >>62 >>63
パート6:雷電霹靂・雷電械域
>>75 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80 >>81 >>82 >>83 >>88 >>89 >>90 >>91 >>92
パート7:暴龍警報・頂龍山域
#1:絶望の淵へ
>>103 >>104 >>105 >>106
#2:反撃の狼煙
>>107 >>110 >>111 >>112 >>113 >>114 >>115
#3:龍の守護者
>>116 >>117 >>118 >>119 >>120
#4:最後の守護級
>>121 >>126 >>127 >>129 >>131 >>134 >>135 >>136
パート8:仲間達が待つ場所へ
>>137
第二部:新世代編
パート1:セントラル・フィールドへ
>>138 >>139 >>142 >>143 >>144 >>145 >>146 >>147 >>148 >>149 >>150 >>151 >>152 >>153 >>154
パート2:留学生は突然に……
登場携帯獣紹介
>>70
用語解説
>>71
番外編:始末屋の日常と非日常
パート1:前々前作でラスボス役やっててもキツい奴はキツいので以下略
>>95 >>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101 >>102
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- 本日の後語り4 ( No.47 )
- 日時: 2015/03/02 13:04
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)
どーも、読者の皆さん。本日の後語りは不肖、このあっしがやらせていただくことになりやした、よろしくお願いしやすゼィ。
まず、今回の試合ですが、ありゃ何ですかィ。1ターン目から押しミスとかおっかねーにも程がある試合でしたゼィ。
しかも、ゲンガーと旦那の対面、あの場面で空元気でぶん殴ったのは完全に悪手でさァ。本当なら、あそこで竜の舞積んでりゃ、何の問題なく勝てやしたゼィ、旦那。
とにかく、主のにわかプレイが際立った試合だったって言うことで、読者の皆様は容赦してくだせェ。
さて、まずはフレイのお嬢のスタイルでさァ。
フレイ:シャンデラ♀:控えめ:すり抜け:CS252、残りD
持ち物:命の珠
技:火炎放射、シャドーボール、エナジーボール、身代わり
ほんっとこの人の火力はイカれてると思いやす。火炎放射でガルドのシールドフォルムを確定1発。ただし、命の珠の所持が前提になりやすが。
ガルドも、シャンデラ如きが自分を落とせる訳はねーだろ、と思って突っ張ってきやすが、流石にそれは甘えでさァ。ギルガルド、おめぇとこの人じゃあ火力が違うんだゼィ、火力が。後は、身代わりを搭載しておけば、相手の補助技をスカして無双体制を整えることができますゼィ。そのままこの人で3タテした試合もありやしたから、結構シャンデラはORAS環境じゃマークが薄いと思いやすぜィ。
次は、ボマーの旦那の型ですゼィ。
ボマー:ボーマンダ♂:陽気:威嚇:AS252
持ち物:ボーマンダナイト
技:恩返し、空元気、地震、竜の舞
久々の登場を待ちわびた読者の方も多いと思いやすが、今回は反動を抑えた最速型でさァ。前よりゴリ押しが利かなくなったところはありやすが、反動が無いだけで、十分勝ち筋に成り得る場面は十分にありやしたぜ。それに、作中でも解説されたとおり、オーバーキル気味だった火力がヤバい火力になっただけでさァ。ガブでさえ、こいつの前には恩返し確定2発で屠られちまうらしいですゼィ。
さすがの火力、しかも今までにねェ安定性。さすが、俺が見込んだ男ですゼィ、旦那。
最後はあっしのスタイルでさァ。
ガメリオ:カクレオン♂:意地っ張り:変幻自在:HA252、残りB
持ち物:突撃チョッキ
技:けたぐり、影打ち、不意打ち、岩雪崩
カクレオンの耐久ァ、チョッキを持たせることで確固たるものになりまさァ。どーせ自己再生しか有用な補助技はねーんだ、変幻自在を生かして火力を底上げし、殴るだけで強いってのがあっしの特徴でさァ。
あっしの最大の強みァ、メガリザードンYやサーナイトやサザンドラ、ラティオスなんかのぶん殴ることに重きを置いた特殊アタッカーを確実に処理できることですゼィ。
今上げたこいつらの性格補正あり、かつ特化メインウェポンでもチョッキを持ったあっしを倒すことは不可能。いずれも、2発以上は入れねぇといけねえが、そんな猶予は与えねぇ。いずれも岩雪崩、影打ち、けたぐり、不意打ちの餌食でさァ。
とにかく、有力な特殊アタッカーでも、チョッキを持ったあっしを倒すのは至難の技でさァ。コレを気に、画面の向こうのあんたも変幻自在カクレオンを使ってみたらどうですかィ?
にしても、とっとと素直になっちまえば良いと思うんですがねィ、あのお二方は。見ていてじれったくなるゼィ……いや、何でもありやせん。
さて、今のパーティですが、ゲッコウガ自体はあっしで処理できても、アローがキツすぎまさァ。もっと速い特殊アタッカーを搭載しねェと厳しいですぜ、こっからの戦いは。
んじゃ、また次のパーティで会いましょうぜィ。あばよ。
- パート5:風が泣いている(1) ( No.48 )
- 日時: 2015/03/03 22:45
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)
***
「さて、この谷に来た理由は唯一つ」
ボマーの言っていた話には続きがあったのだ。
---------そーいや、俺らがORASのボックスに移った直後の事だ。あいつからもメガシンカを習得したことを知らせる手紙が届いたんだ。
---------え!? そんなのがあったのなら、何で先に----------
---------『低種族値のテメェ如きがそんなジョークで粋がってんじゃねーよ』って返そうと思ったが、可愛そうだから手紙を捨てることで手を打った。
---------や、マジ最悪だなアンタ。
---------ギャグだよ、ギャグ。別にシリアスなシーンじゃねえから、いーだろ、これくらい。つーのは嘘で、取り合えず返信しておいた。『今どこに居る?』ってな。ちなみに、こないだの大掃除の時に手紙は全部処分した。
---------はいはい、だからその手紙はもう無いって言うんでしょう? で? どこに居るんですか。その人は。
---------それはだな-----------忘れた。
---------冷パン食らわすぞ、バカマンダ。
---------嘘! 嘘! ジョーク! それはだな、さっき俺が言った--------
天獄峡域。
暗雲が立ち込め、雷が鳴り響き、冷たい風が吹きぬけるエリア。
「ボマーさんの言っていた人を探すためです」
「此処になら、居そうだよね」
「飛行タイプにとっては自由の天国であると同時に、試練の地獄ってことだなー」
「ええ。そのため、此処を修行場にしている飛行ポケモンも多いですね」
「ギエエエエエーッ!!」
突如、奇声が聞こえてくる。見れば、野生のムクバードと思われたが---------
【アクアの冷凍パンチ!!】
【ムクバードは倒れた】
瞬殺。
アクアが表情一つ変えず、拳を振り下ろす。そのままムクバードは冷気と共に地面に叩き付けられて消滅。
この間、コンマ3秒。
「と、このように。修行のために野生ポケモンのデータを開放しているらしいので、寝首を掻かれないように、ご注意を」
「アクア……お前、最近どんどん強くなってねーか?」
「気の所為ですよ」
「いや、でもあっくん今のすごかったよ?」
「気の所為ですよ」
***
峡域、岩山山道。ごつごつとしており、足場も悪い上に上り坂のため、かなりの苦難の道となっていた。
「あひぃーっ、あひぃーっ、もう無理だよぉ……」
スタミナの低いチャモが一番ヘバっている。幾ら武闘派と言っても、彼女は長距離の訓練などをしていた訳ではない。
瞬間火力は高いが、体力が少ないので、大抵居座る前に引っ込むか倒される。
「全く情けないですね。我がチームの主砲がその程度ってどういうことですか」
「俺達はHの種族値が高くて助かったな」
「あんたが言うとやらしく聞こえるから、やめてください」
ちなみに、ラグラージはH100、ユレイドルはH86、持久力はアクアが一番高いのだ。ユレイドルはそんなに高くはない。つーか、種族値上だとユレイドルとバシャーモ(H80)はどっこいどっこいなのだ。
「ともかく、コンピューターの場所はー?」
「えーっと、後2つ山越えしたところですね」
「ええええええ!?」
レーダーの反応を追うと、そこに辿り着く。が、山登りの達人でもないと、至難の技だろうか。
しばらく歩き、開けた場所に着いた。2つ目の山に繋がるエリアなのだ。
そして、目の前には、そのための移動手段であるつり橋。それも、手すりなんかありゃしない危険なタイプの奴だ。幅こそ、それなりに広いが足を踏み入れると軋んで揺れる。下を見れば、奈落の底。
「うーむ、これは1日で辿り着けるか、分かりませんね」
「うー、怖いよあっくんー。おんぶー」
「え?」
ぎゅっ、とチャモがアクアに抱きつく。その瞬間、アクアの頬が赤くなったのは言うまでもなく。初めての柔らかい感触に、胸が騒ぐ。
「疲れたからさー、あっくんおんぶしてよー」
「バッ、何するんですかっ! 重いから離れて下さい!」
がっ、理性はアクアの頭脳の中を厳しく巡回している。
自分は断じて、あんな変態(レイド)と同類ではないぞ、と。
何とか彼女を振り払う。
「もー、ケチー」
「ったく、自分の身を案じてください、貴方は」
タダでさえ、そんな露出の多い格好をしてるのだから。
「あはははー、アクア滅茶苦茶嬉しそうじゃねーか」
「うん、後で冷パンなお前」
次の瞬間だった。
轟!! と風が吹く。一瞬、風に身を揺られそうになった3人だったが、すぐに目の前に不自然に渦を巻く風を認めた。
「わわわわわ、怖いよ、揺れるよぉぉぉ!」
「落ち着いてください!」
その中から、人影が現れた。
「ヒトカゲ?」
「ボケんな、変態ユレイドル」
「あっ、見えてきたよ」
風が一瞬で止む。
人影は自分達より年上と思われる少年。ブラウンのコートに身を纏い、軍用ゴーグルで目を覆っている。
「あんた達か」
「---------何者ですか。影の携帯獣---------では無さそうですね」
「しらばっくれるな。それはあんたらの方だろう」
少年の声が少し荒くなる。
「あんた達が現れた辺りから、風が騒がしくなった」
「風が……え?」
ギラリ、とゴーグルの奥の眼光がアクアは自分を貫いた気が……その前に、え? 何言ってんのこの人、みたいな困惑した感情に襲われる。
「立ち去れ。お前たちのせいで----------風が、泣いている」
一瞬、3人組はぽかーん、となった。
あ、この人イタい奴だ。状況は色々違ったりするけど、某男子高校生の日常的なアレを思い浮かべた。
----------あははははははははははは、おもしれーわこの人!! なあ、そうだろアクア。
----------あははははははははははは、やばいです、笑いを抑えるので一苦労。
「さもなくば、俺の風がお前たちを切り刻むぞ」
----------典型的なイタい人来ちゃった? みたいな? もう無理、俺笑いそう。
----------レイドさん、今だけあんたに同感です、今僕も笑いを堪えるので必死……
轟!!
風が吹き抜ける。
遅れて、何かが切れる音がした。もっと遅れて、がらがらと崩れる音がする。
え? と疑問の声を上げた3人組は地面に目を向けた。
つい今まで、自分達が歩いていた場所に切れ目が入っている。
「----------立ち去れ」
----------なあ、アクア。こいつ、イタい奴なんじゃなくって……。
----------そうですね、レイドさん。やばい部類ですね。そんでもって……。
そして、バラバラ、と吊り橋が音を立てて崩れた。身体が、引力に逆らえる訳もなく。
3人組は即座に落下。
勘違いしていた。目の前のあいつは、決してイタい奴ではない。中二病丸出しとか断じてそういう部類ではない。言ったことは全て実行するタイプなのだ。
そして、これは-----------
「きゃああああ!?」
「えええええええ!?」
チャモとレイドの悲鳴が聞こえる中。
アクアの結論は既に出ていた。
イタいのは目の前のあいつではなく。
----------僕らが、物理的にイタい目に遭うパターンじゃないですかぁぁぁぁぁ!?
- Re: ポケモンバトルM・EVO【ポケモン対戦小説】 ( No.49 )
- 日時: 2015/03/02 17:03
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: RHpGihsX)
一文を短くするために、いっそパートごとにコメントしようかと思うも結局まとめた方が楽という結論に至って今まで通りになりそうなモノクロです。
ボマーたちが次に向かったのは群雲街域、もはや街ですか。
まあ、個人的に街中でドンパチやる展開は好きですけどね。今回は街中ではドンパチしていないようですが。
さてさて、ここらでフレイの過去がより明瞭になりましたが……なんと酷い。ムラッ気オニゴーリで絶対零度連打とかいう害悪戦法に加え、メガオニゴーリのフリーズスキン大爆発なんて頭おかしい火力を女の子にぶっ放すとか、そいつは犬畜生以下の鬼畜野郎ですね。首謀者の顔を拝んでみたいものです。
そして、ここで新たな敵……かと思ったらそうではないのですか。ここでカクレオンとはまた……
モノクロの使用するカクレオンとは違い、結構アタッカー気質なんですね。いや一度手合せしたことあるので知っていますけど。
個人的にカクレオンは、耐久型ゲッコウガという感じです。素早さを捨てた代わりに耐久を伸ばしたような感覚で、いつかモノクロが使用していたBSの毒撒菱ゲッコウガとちょっと似ています。
なのでサポーター向きなんじゃないかと自分で使っていて思いますが、まあ、アタッカー気味にするのは如何にもタクさんらしい気もしますか。
しかしあの影はカクレオンだったんですね。少し真面目に地震も捨て身も効かないポケモンを考えてしまいましたが、成程変幻自在ときましたか。
そんでもってカクレオンのガメリオさんを加えていざ守護級討伐、と。
相手は初代統一のようですが、聞くと初代統一ってネタっぽいですけど、普通に強い面子が多いんですよね……リザ、バナ、ゲンガー、ギャラ、カイリューなどなど、いまだ現役で猛威を振るっているポケモンが多数いますからねぇ……
ちなみに最近はなりを潜めていますが、一重力教徒として見ますと、相手の構築は重力催眠ではないと思うんですよね……催眠祟り目も視野には入っていると思うんですが、どちらかと言うと催眠に囚われず状態異常を撒いて、メガゲンガーの祟り目で一掃するタイプかと。なので、バナが眠り粉、リザが鬼火、フーディン、ピカチュウが電磁波で、ゲンガーは毒々持ちと予想します。それらの状態異常を撒いていって、最終的にゲンガーでまとめて薙ぎ払うんじゃないですかね、たぶん。
なおカメックスは知りません。メガ以外のあいつの型は、トリプルでトリル潮吹きか、闇討ちミラコレッカくらいです。
バナはヘドロ耐久や葉緑素アタッカー、リザも襷やはらカムなどは思いつくんですがね……
ちなみに物理受けの鬼火羽休めリザXは、基本的にはアローでやった方がいいです。流し性能はあちらの方が高く、挑発や先制羽休めが使えますからね。サイクル戦主流の現環境ならゴツメアローが方が強いです。
リザXの利点はは四倍弱点がない点と、地震で鬼火が通らない相手も攻められる点ですかね……まあそれだけでメガ枠を取る価値があるかどうかは甚だ疑問ですが、意表は突けるでしょうね。リザはXYの判別でも惑わせて来る奴ですし。
しかし相手のゲンガーの恨みが生々しい……というかXYにこんな奴いた気がします。ゲンガナイトくれる人で、ゴーストが進化できないからどうとか……
でもGTS使って交換するのって面倒なんですよね。たまに邪魔されますし。最近は姉の3DSを借りて一人交換とかしますけど。
さて、相手のゲンガーがまさかの準速だったことに驚きを禁じ得ませんが、ともあれ無事このエリアも解放しましたか。
でも雷採用ということはやはり重力教徒か……いやでも、フーディンだけで重力始動っていうのもなぁ……しかし壁張りができるなら重力も行けるのか……? フーディンはBOHパでも使えるので、BOH重力パの候補に入れときますか(ただし深刻なアタッカー不足)。
ボマーたちは無事一件落着して、アクアたちは例の日常系男子高校生風な少年の厨二攻撃で落下ですか。中二病を甘く見てはいけないということですね。いや、なんか彼はリファ族みたいに普通に風の声とか聞こえてそうな気がしますけど。
なんやかんやでもう半分のエリアを解放してしまいましたが……結局あの影の正体、発生原因はいまだはっきりせず。まあこれは物語の進展を見守るしかないですか。
それじゃあ、今回はこの辺で。ではでは。
- Re: ポケモンバトルM・EVO【ポケモン対戦小説】 ( No.50 )
- 日時: 2015/03/02 20:45
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)
モノクロさん
コメントありがとうございます。今回は日常的なシーンを少し書きたかったんですよね。アクアサイドの方も、近いうちにこういうシーンは書きたいものです。
本当、フレイにこんなことをしたオニゴーリの使い手はとんでもないド畜生です。誰でしょうね、全く。ところで、モノクロさん。貴方のゲームのアイコンがオニゴーリに見えるのですが、気の所為でしょうか。自分の目が悪い所為でしょうか。
さて、カクレオンですが、チョッキを持たせたときのこいつの固さは異常です。そのくせ、不意打ち、岩雪崩、影打ち、けたぐりのそれぞれの技に明確な仮想敵が決まっているので、使いやすいですね。ヌメルゴンみたいな、アタッカーを兼ねた特殊受けと考えると、強い方ではあるかもしれません。
初代統一パは、組み方次第で幾らでもガチパになりやがりますからね。アタッカーにも物理受けにも特殊受けにも困らない訳ですから。
今回は、ゲンガーが最速じゃなかったおかげで、何とか勝てましたが。
しかし、雷搭載していたところを見ると、やはり重力パのようにも見えるんですよね……。某動画でも、重力起点をフーディンでやっていたので。
中二病かと思ったら、マジでヤバい奴だったパターンです。何であれ、今後の展開にご期待ください。
残りのエリアは3つ。それでも、まだまだ物語は始まったばかり。そちらの方の展開も楽しみにしています。それでは、また。
- パート5:この風が泣いている(2) ( No.51 )
- 日時: 2015/03/03 22:14
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)
***
落ちる最中、谷の下を見た。アクアは水タイプの直感で分かった。幸い、深そうな川が流れている。
すぐさま、自分の姿を原型に変換した。
そして、特性:呼び水でドロポンまで飲み物にしてしまうレイドを無視し、水が苦手なチャモの方に手を伸ばす。彼女は既に気を失っているようだった。
しかし、それでも必死に手を伸ばす------------
----------届いた!!
彼女の服を引っ張り、抱き寄せた。
そして、そのまま彼女を上に向けて入水した。
激しい衝撃で頭の中が揺れる。
とにかく、浮くことだけを考える。
そして、何とか水面に浮くことができた。
だが、水に落ちた衝撃は、決して小さくはない。流石のラグラージと言えど、意識が朦朧としてくる。
----------くそっ、もう何も-----------考えられません……
***
----------そこの君!
----------何ですか、僕は今読書中なんです。図書室で大声を----------
----------今度さ、校内のタッグバトル大会があるんだよね! 君、確かラグラージだったよね!
----------で? 僕に参加しろと。貴方と一緒に。
----------ダメかな?
----------残念ですが、目立つのは嫌いなので。ラグラージだからという理由だけで罵詈雑言の雨が降る世の中だ。
----------でもでも、君ラグラージの割には顔が良いって----------
----------それが嫌なんだよ!! 同属からですら、それで忌み嫌われてきたのが分からないんですか!! どいつもこいつも、僕の外見ばかりを見やがって!!
----------あたしだって、女の癖にバトルなんて野蛮だ、とか同属の男の子にそのVを寄越せっていじめられてた頃、あるよ?
----------それがどうしたって------------
----------でも、あたしが戦う資格を持って生まれたことには変わらないんだから。君も、クラス:5Vの優等生君なんでしょ? なのに、バトルを極端に嫌がるからマスターも心配していたよ?
----------貴方に……何が……!
----------他人の嫌事なんて気にしてたらやってられないよっ! あたしがその大会に出ようと思ったのは、皆を見返すためなんだから!
----------酔狂な……これ以上は付き合ってられません。
----------もう。
----------ですが-----------少し、考えておきますよ。
あれが、全部始まりでしたね。
----------決まったの?
----------僕も悔しくない訳じゃあない。仕方がないですが、やってやりますよ。ただし、アタッカーの訓練なんかロクに受けてないので、貴方のサポートに回ることが多くなると思いますが、良いですか。
----------ぜんぜん、おっけーだよ! そーいえば、君。名前は?
----------まだ名乗っていませんでしたね。アクア。ラグラージのアクアです。
----------あたしはチャモ。バシャーモのチャモだよ! よろしくね、あっくん!
----------誰が、そう呼べと。
そして、大会に優勝した僕らはマスターに認められて、レートメンバーに入ることを約束された訳だったか。
思い返せば懐かしい。
----------あっくん、どーしたのー?
----------全く、頭のおかしいのは何処にでも居るもんですね。たった1人でフリーに出ようとしているのがいるそうです。ほら、この新聞。
----------へー。その人って確か、ボマーっていう人じゃなかったっけ?
----------ボマー。聞いたことありますよ。破壊力SSの異名を持つデストロイヤー。しかも脳筋、短気、馬鹿の3拍子を併せ持つとんでもないのじゃないですか。
----------しかも、あたし達の先輩でこのがっこーの在校生だよ?
----------最悪だよ! ナイトメアだよ!
----------何か、訳あってレートパのメンバーが皆居なくなっちゃったから、憂さ晴らしに1人でフリーに行ってるんだって。
----------バカですね。仕方がない。そのバカ面拝みに行ってやりますか。
BOHに出ることになったきっかけでしたね。これが。
----------終わったね。バトル・オブ・ホウエン。
----------皆はそれぞれの場所に戻るんでしょうね。
----------でも、あたし達のコンビは解散しないよね?
----------まあ、多分。
----------何で……そんなに曖昧に返すの?
あれ? こんな会話、ありましたっけ?
----------あっくんは、あたしのことが嫌い?
違う、違うんです。
----------もう、いいよ。あたし達のコンビは、解散だね。
何で、そんな顔をしてそんな事言うんですか。
違う!! 僕は、貴方がいないと------------!!
----------あたしのことを突き放した罰だよ。あっくんは、自分がいないとあたしがドジで何も出来ないのって思ってるんでしょう?
誰が……そんなことを!!
-----------違うよ、あっくん。弱いよ、君は。だって、今だって言いかけたじゃん。あたしがいないと、何もできなくなっちゃったんだよ。あたしがいないと、ダメになっちゃったんだよ。
何を、言っているんだ!
------------貴方は壊れてしまった。
だ、誰だお前は……! 僕か? 僕に似て---------
------------当然だ。僕は貴方なのだから。
違う!! お前は僕なんかじゃない!!
------------いや、違う。貴方は僕なんかじゃない。いつからだ? そんなに強くなったのは。
な、何を言って-----------
------------貴方は他人の影響を受けすぎたんです。優等生キャラを演じて、一生穏便に過ごす-----------それは貴方の生き方だったのではないですか。
違う!! そんなのは、僕の生き方じゃない!!
------------特に。貴方に干渉しだしたのは、このチャモという女だ。
チャモさんは、何も関係ないじゃないですか!!
------------今のを見ても分からないのか。お前には他人と生きるための光なんか、必要ないんだよ、アクア。
分かったぞ……お前はラグラージ族の……!!
------------以前は女に現を抜かすのは、馬鹿のやることだ、と言っていたが、今のお前はどうだ?
チャモさんのことが------------くっ。
------------ダメだね。お前は一生孤独じゃないといけない。それがお前に与えられた罰だ。
何が悪いんだ……!!
------------何?
何が悪いんだ!! 僕だって、ポケモンとして生まれたんだ!! タダの戦闘生命体なんかじゃないんだよ!! だから、何が悪いんだよ!! 仲間を持って、誰かを好きになることの何が悪いんだ!!
------------やっと、理解できたか。
え?
------------お前が今、抱いている感情が何なのか。表の意識で完全に自覚するのは、まだ先になりそうだが-----------
ちょっと待ってください!! 貴方は一体------------
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