ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- I live with ヴぁんぱいあ。【4/19更新】
- 日時: 2021/04/19 22:08
- 名前: はるた (ID: vQ7cfuks)
【お知らせ】
完結に向けて、一度物語の矛盾点等をなくすために書き直すことにしました。
これから読む際は、目次をつくりますので、そこからお願いします。
目次 >>198
※ 全編書き直しなので、すべて初期のものは削除しております。
残ってるのは参照記念と番外編(幕間除く)だけです。作品を読むのであれば目次から飛んでください。
■
初めましてor(知っている人がいましたら)お久しぶりです。
はるたと申します。
五作目は吸血鬼ものです。頑張ります(; ・`д・´)
【参照記念】
参照300記念小説 >>55
参照600記念小説 >>81
参照900記念小説 >>111
参照1200記念小説 >>112
参照1500記念小説 >>121
【お客様】
◇ゴマ猫様
◆ひよこ様
◇雨空様
◆朔良様
◇覇蘢様
◆占部 流句様
◇いろはうた様
◆錦歌赤兎様
◇紗悠様
◆如月 神流様
◇みるく様
◆波璃様
◇星来様
◆蒼様
◇美奈様
◆ゆーき。様
◇戒壇様
◆ことり様
◇顔無し@様
◆村雨様
◇佐渡林檎様
◆Garnet様
【目次】
※調整中
参照19000感謝です。
では、物語の世界へどうぞ。
- Re: I live with ヴぁんぱいあ。 ( No.112 )
- 日時: 2015/03/28 13:30
- 名前: はるた ◆OCYCrZW7pg (ID: MsT83KPf)
*参照1200突破記念
突破してからもう一か月たっているのに、今更参照記念です。
今回は不思議君こと、庵です。
さて、彼をいじることはできるのやら……。
【不思議ちゃんをイジってみた No,04】
ゆたかは真っ暗な一室で息をひそめていた。
ゆたかの座っている前には、ぐっすりと眠っている一人の少年……庵がいた。
彼女は手にマジックを持つなり、口元をにぃっと横に広げる。
「……いつも庵が意地悪するからだよ」
ゆたかはいつもの腹いせに、庵の顔に落書きしようと考えているのだ。
そーっとマジックのキャップを音が鳴らないように外し、ゆっくりと彼のほっぺたに先を近づけた。しかし、先の黒い部分が庵の頬に触れようとした瞬間、ゆたかの手が止まった。
「……なに、やってんの?」
聞こえてきたのは本当に小さな声。ゆたかはビックリして、腰を抜かした。ぎゅっと握られた腕、彼に彼女はゆっくりと自分のもとに引き寄せられた。
「なに、夜這い?」
「……ちがっ、ちがうっ!!」
ゆたかは顔が赤くなりつつ、勢いで否定した。
それでも、否定した後に聞かれる言葉はもちろん「じゃぁ、何?」ということで……。
結局は悪戯しに来た、という羽目になる。
「男の寝ているところに、のそのそやってくるなんて、ゆたかは変わってるね。本当に」
ぎゅっと引き寄せられたゆたかは、体を崩し庵のもとに落ちる。
逃げようとするが、腕をぎゅっと握られていて、どう足掻こうと逃げることはできないようにされていた。
「……一緒に、寝る?」
「…………っ!!」
ぎゅっと抱きしめられるような体制にされて、耳元で庵が呟いた。
彼の心音が間近で聞こえる。彼の吐息が間近で聞こえる。
庵の熱を近くに感じてゆたかはギュッと目を瞑った。
「庵の……」
「……ん?」
ゆたかの震える声が聞こえた。庵は十分に楽しんだので、もう離してあげようと腕を離した瞬間だった。
「馬鹿ぁぁぁぁぁぁあ!!」
そんなゆたかの声が聞こえたと同時に、勢いよく足で腹を蹴り上げられた。衝撃で声が出ないというより、痛さで声が出なかった。
「庵のばか、大っ嫌い!!」
真っ赤に染まった顔で、ゆたかは暴言を吐く。
でも、さすがに言い過ぎたのかと思ったのか、すぐに表情を変えて「今のは、う、嘘だから!」と言い残し部屋を出ていった。
「……あぁ、やっぱ痛い」
お腹をさすりながら、赤くなったゆたかの表情を思い出して庵は笑ったとさ。
おしまい。
***
イジリ度:少なめ(イジっているのかどうやら……)
教訓:悪戯に悪戯で返すと蹴りがやって来ます(庵論)
- Re: I live with ヴぁんぱいあ。 ( No.114 )
- 日時: 2015/04/01 11:02
- 名前: はるた ◆OCYCrZW7pg (ID: OgnYhGeD)
【参照2100突破】
本当は参照2000になった時にお礼をしようと思ったのですが、300ずつが恒例となっているのでまぁいっか、みたいな感じで時間が過ぎ現在に至っております。
本当に感謝です。ありがとうございます。
参照2000越えは書き始めたころでは夢でした。今でもこれは幻ではないのか、と思うくらいです。
読んでくださる皆様に感謝の気持ちを込めて。ありがとうございました。
参照記念は、1500で一回切らせていただきます。1500は、それまでの参照記念企画について語ろう!みたいな企画です、はい。
1800からの企画はそのうち考えます。うん、考えます。
次の本編からは、二章に入ります。やっとプロローグにつながるお話になると思われます……。これからも、本作を宜しくお願いします。
***
現在、昨年執筆していました小説「白い夏とか青春だとか」をリメイクしています。
訳があってロックをしているのですが、解除しましたら感想いただけると嬉しいです。
- Re: I live with ヴぁんぱいあ。 ( No.115 )
- 日時: 2015/03/28 13:06
- 名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: 2IhC5/Vi)
こんにちは、朔良です。
参照突破記念の小説を読ませて頂きました!
恭也君も庵君も格好良すぎますね……!
そして、ゆたかちゃんの天然キラーが炸裂でしたね。思わず笑ってしまうほど男子軍が気の毒に思えました笑
朔良はゆたかちゃんの夜這いも大歓迎でs((殴
庵君に「大っ嫌い」と言ってから嘘だから——と言い直すなんてどんだけ可愛いんだー! と一人悶えてました←
そんな可愛いことされたら、足で蹴られても許せちゃいますね(`´)
次回更新も楽しみに待っています!
頑張って下さい。
- Re: I live with ヴぁんぱいあ。 ( No.116 )
- 日時: 2015/04/01 22:25
- 名前: はるた ◆OCYCrZW7pg (ID: MsT83KPf)
友達に参照が2222になったら、お祝いするべきかなぁと相談したら真顔で「阿呆か、お前は」と言われました。ぞろ目好きなんですもん、仕方がないじゃないですか……。
で、最終的に思ったこと1111の時はどうした、おい!
***
朔良さん
参照記念、はい、天然キラー炸裂でしたね。
メインの話はあるが本編には出てこない恭也と、メインキャラのはずなのにまだ全然登場しない庵。この二人をメインに番外編を書くと、ゆたかがすごく残念な感じになりました。すこし、二人が不憫です……はるたが言うのもアレですが。
夜這い……女の子の夜這いってなんだか可愛……((
コホン、失礼しました。はるた異常な取り乱しを!!
足で蹴られても許せちゃ……だ、ダメですよ!!きちんと怒らないと。といっても、朔良ちゃんの身体に蹴りなんか入れたら、はるたがゆたかに蹴りです、うん。
コメント、ありがとうございました。
- Re: I live with ヴぁんぱいあ。 ( No.117 )
- 日時: 2015/04/02 21:02
- 名前: ゆーき。 (ID: oompVg8u)
初めまして!
突然のコメント失礼します…
題名に吸い寄せられるようにクリックしてから
え、かの有名なはるたさんの作品だっっ!
と、なりました。隠れファンです…
始めから一気読みしてしまいました!
もう切ないやら、可愛いやらで
まだ心臓がバクバクしてます。。
キュンキュンしすぎてもう…(ここで息絶える)
実は私もシリダで吸血鬼系を書いてるんですが…(小声)
はるたさんの作品を読んだらもうあれは
私のトップシークレットとして墓場まで持っていかなくては…
えっと…
神と呼ばせてください!(土下座)
長文失礼しました…
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32